JP2007305334A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】停止時における水の凍結を防ぐとともに、無駄なエネルギーの消費を抑えて効率を向上させた燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システムの運転停止時において、燃料電池の温度Tを第1の基準温度Tと比較する。温度Tが第1の基準温度T以下である場合には、燃料電池の放熱速度vを取得する。放熱速度vが所定値x以上である場合には、燃料電池を発電させる保温運転実行手段を作動させる。放熱速度vが所定値xより小さい場合には、燃料電池を外部から加熱する加熱手段を作動させる。保温運転実行手段の作動中に、反応ガスの流路における圧損が所定値y以上となったときには、燃料電池の出力を大きくすることが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、より詳しくは、複数の凍結防止手段を有する燃料電池システムに関する。
燃料電池は、アノードとカソードが、電解質膜を挟んでそれぞれ配置された構造を有している。そして、アノードに水素が接触し、カソードに酸素が接触することによって、両電極間で電気化学反応が起こり起電力を生じる。
一般に、燃料電池は、起電力を生じる際に水を生成する。また、燃料電池システムでは、上記の電気化学反応を円滑に進めるために、電解質膜を加湿することが行われる。
このように、燃料電池システム内には水分が存在しているが、外気温が低温である場合に燃料電池の発電を停止させると、この水が凍結することによって、燃料電池に供給するガスの流路が閉塞されてしまうという問題があった。
水の凍結によってガスの流路が塞がれると、燃料電池システムを起動した際に、燃料電池に必要量の反応ガスを供給することが困難となり、所望の発電量を得るのに十分な電気化学反応を起こすことができなくなる。このため、負荷が上げられなくなって、起動に時間を要したり、また、反応ガスの供給量が少なくなりすぎた場合には、発電そのものができなくなったりしてしまう。さらに、燃料電池は、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane−Electrode Assembly)を備えた複数のセルを有するが、水の凍結によって、この膜―電極アッセンブリが損傷を受けるおそれもある。
こうした問題に対して、燃料電池システムの停止時に内部の温度が低下したときには、保温運転を行うことによって水が凍結するのを防ぐようにした燃料電池システムが提案されている(特許文献1参照)。また、この燃料電池システムでは、燃料電池の内部の温度を検出する温度検出部が異常であると判断されるときには、警告を発することにより、誤った温度判断に基づいて保温運転が開始されてしまうのを防いでいる。
特開2004−342430号公報 特開2004−39527号公報 特開2005−108832号公報 特開2004−165138号公報 特開2004−241303号公報
特許文献1に記載の燃料電池システムでは、まず、燃料電池スタック内の温度が基準温度以下であるか否かが判断される。そして、基準温度以下である場合には、燃料電池スタック内が十分に昇温するまで保温運転が行われる。この場合、凍結防止手段は保温運転のみであり、燃料電池スタック内の温度が基準温度以下であれば、一律に保温運転が行われることになる。それ故、この燃料電池システムでは、保温の際に無駄なエネルギーを消費する場合があり、燃料電池システムの効率を低下させるおそれがあった。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、停止時における水の凍結を防ぐとともに、従来より無駄なエネルギーの消費を抑えて効率を向上させた燃料電池システムを提供することにある。
本発明の他の目的および利点は以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明は、反応ガスを供給されて起電力を生じる燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池システムの運転停止時であって、前記燃料電池の内部で水の凍結が予測または検出される場合に、前記燃料電池の放熱速度を検出する放熱速度検出手段と、
前記放熱速度の値に応じて作動する複数の凍結防止手段とを有することを特徴とするものである。
本発明の燃料電池システムにおいて、前記複数の凍結防止手段は、前記放熱速度が所定値以上である場合に作動して前記燃料電池を発電させる保温運転実行手段と、
前記放熱速度が前記所定値より小さい場合に作動して前記燃料電池を外部から加熱する加熱手段とすることができる。
また、燃料電池システムは、前記燃料電池での発電によって発生した熱を除去する冷却媒体が流通する流路を有することができる。この場合、前記加熱手段は、前記冷却媒体を加熱する手段とすることができる。
また、前記加熱手段は、ヒータおよび蓄熱装置の少なくとも一方とすることができる。
さらに、前記保温運転実行手段の作動中において、前記反応ガスの流路で水の凍結が予測または検出される場合には、前記燃料電池の出力を大きくすることが好ましい。この場合、前記反応ガスの流路における圧損に基づいて、該流路での水の凍結を検出することができる。
本発明の燃料電池システムによれば、放熱速度の値に応じて作動する複数の凍結防止手段を有するので、停止時における水の凍結を防ぐとともに、従来より無駄なエネルギーの消費を抑えて効率を向上させた燃料電池システムとすることができる。
燃料電池の放熱速度は、外気温などによって変化する。すなわち、外気温と燃料電池との温度差が大きい場合には放熱速度は速くなるが、温度差が小さい場合には放熱速度は遅くなるので、温度は低下し難くなる。したがって、無駄なエネルギーの消費を抑えて、燃料電池システムの効率を向上させるには、放熱速度の違いによって水の凍結防止手段を変えることが好ましい。
そこで、本実施の形態における燃料電池システムは、燃料電池の内部で水の凍結が予測または検出される場合に、放熱速度の値に応じて異なる凍結防止手段を作動させることを特徴とする。具体的には、放熱速度が所定値x以上である場合には、燃料電池を発電させる保温運転実行手段が作動し、放熱速度が所定値xより小さい場合には、燃料電池を外部から加熱する加熱手段が作動する。
図1は、本実施の形態における燃料電池システムの構成図の一例である。図において、矢印はガスの流れる方向を示している。尚、この燃料電池システムは、車載用を想定しているが、据え置き型などの種々の用途に適用することも可能である。
本実施の形態では、カソードガスとして空気を、アノードガスとして水素をそれぞれ用いる。但し、必ずしもこれらに限られるものではない。
図1において、燃料電池システム1は、反応ガスである水素と酸素を供給されて起電力を生じる燃料電池2と、燃料電池2に空気を供給する空気供給系3と、燃料電池2に水素を供給する水素供給系4と、燃料電池2から排出されたアノードオフガスを再び燃料電池2に供給する水素循環系5と、燃料電池2で発生した熱を除去する冷却水循環系24と、保温運転実行手段および加熱手段の作動を制御する制御部23とを備える。
燃料電池2は、複数のセルが積層された燃料電池スタック(図示せず)を有する。ここで、セルは、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane−Electrode Assembly)とセパレータとが積層されてなる。膜−電極アッセンブリは、イオン交換樹脂からなる電解質膜と、この電解質膜の一方の面に設けられた触媒層からなるアノードと、電解質膜の他方の面に設けられた触媒層からなるカソードとからなる。そして、膜−電極アッセンブリのアノード側およびカソード側のそれぞれに、拡散層を介してセパレータが設けられる。アノード側のセパレータには、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス流路が形成されており、カソード側のセパレータには、酸化ガスを供給する酸化ガス流路が形成されている。
空気供給系3は、燃料電池2のカソードに空気を供給するコンプレッサ6と、燃料電池2から排出されたカソードオフガスに含まれる水分を回収して、燃料電池2に供給する空気を加湿する加湿器8とを有する。燃料電池2と加湿器8を接続する流路には、空気調圧弁7が設けられている。
水素供給系4は、燃料電池2のアノード(図示せず)に供給する水素が貯蔵された水素タンク9を有する。燃料電池2と水素タンク9を接続する流路には、水素調圧弁10が設けられている。
水素循環系5は、燃料電池2から排出されたアノードオフガス中の水を分離する気液分離器11と、気液分離器11から排出されたアノードオフガスを循環して燃料電池2に供給する循環ポンプ12とを有する。
循環ポンプ12から排出されたアノードオフガスは、逆止弁13を通って、水素タンク9から排出された水素と合流した後に、再び燃料電池2に供給される。このようにすることによって、アノードオフガス中に含まれる残留水素を有効に活用することができる。一方、定期的に排出バルブ14を開いて、アノードオフガスを排出すれば、カソード側からアノードオフガス中に流入する不純物を除去することができる。
冷却水循環系24は、燃料電池2に冷却水を送る冷却水ポンプ15と、冷却水の熱を外部へ放出するラジエータ16と、冷却水を加熱するヒータ17および蓄熱装置18とを有する。本実施の形態においては、冷却水の配管を多重構造とすることが好ましい。より詳しくは、空気などのガスの流路が、冷却水の流路を取り巻くようにして設けられた構造とすることが好ましい。これにより、冷却水の流路に対する断熱効果を高めることができるので、燃料電池システム1の温度が低下した場合であっても、冷却水が凍結するのを防ぐことができる。また、後述する加熱手段による水の凍結防止を効果的に行えるようにもなる。
本実施の形態においては、ヒータ17および蓄熱装置18のいずれか一方のみが設けられていてもよい。また、ラジエータ16以外の他の熱交換器を用いてもよい。さらに、燃料電池2での発電によって発生した熱を除去できるものであれば、冷却水以外の他の冷却媒体を流通させてもよい。他の冷却媒体としては、例えば、不凍液であるLLC(ロングライフクーラント)などを挙げることができる。この場合、LLCとしては、例えば、エチレングリコールと水との混合液を用いることができる。
図2は、図1の燃料電池システム1の動作を表すフローチャートである。図2では、まず、燃料電池2の発電が停止される(ステップS100)。具体的には、図1の酸素供給系3、水素供給系4および水素循環系5の作動を停止させることによって、燃料電池2の発電が停止される。
次に、燃料電池システム1内に残存する水をパージする(ステップS101)。例えば、加湿器8を経由しないバイパス路(図示せず)から空気を導入することによって、カソード側の水を排出させることができる。一方、アノード側については、循環ポンプ12を一定時間作動させた後に停止し、次いで、気液分離器11の排水バルブ(図示せず)を開くことによって水を排出させることができる。
次に、燃料電池システム1が保温運転を行うのに必要な燃料が車両に搭載されているか否かを判定する(ステップS102)。十分な燃料が搭載されていない場合には、警告ランプ(図示せず)を点灯させて運転者に知らせる(ステップS103)。
燃料が十分である場合には、燃料電池2の温度Tを取得する(ステップS104)。具体的には、燃料電池2に、温度センサ22を設けることによって温度Tを測定することができる。また、外気温を測定し、この値から温度Tを予測するようにしてもよい。この場合、外気温は、気象データを受信することによって取得することもできる。
次に、制御部23において、取得した温度Tが第1の基準温度T以下であるか否かを判定する(ステップS105)。ここで、第1の基準温度Tは、水が凍結する温度またはそのおそれがある温度に対応する。例えば、第1の基準温度Tを氷点とした場合において、温度Tが第1の基準温度T以下である場合には、燃料電池2の内部で水の凍結が起きていると判断できる。また、第1の基準温度Tを氷点より高い温度とした場合において、温度Tが第1の基準温度T以下である場合には、燃料電池2の内部で水の凍結が起こることを予測できる。
本実施の形態においては、第1の基準温度Tを氷点より高い温度(例えば、2℃)に設定する。そして、ステップS105において、温度Tが第1の基準温度T以下でない場合には、水が凍結するおそれはないと判断してステップS104に戻る。次いで、ステップS105において、温度Tが第1の基準温度T以下であるか否かを判定する動作を繰り返す。
一方、ステップS105で、温度Tが第1の基準温度T以下である場合には、燃料電池2の内部で水の凍結が起こることを予測して、制御部23における放熱速度検出手段で、燃料電池2の放熱速度vを取得する(ステップS106)。放熱速度vは、燃料電池2の温度と外気温との差が大きいほど速くなる。
本実施の形態は、放熱速度vの値に応じて、複数の異なる凍結防止手段を作動させることを特徴としている。ここで、本実施の形態における凍結防止手段は、放熱速度vが所定値x以上である場合に作動して燃料電池2を発電させる保温運転実行手段と、放熱速度vが所定値xより小さい場合に作動して冷却水を加熱する加熱手段である。但し、加熱手段は、燃料電池2を外部から加熱する手段であればよく、冷却水を加熱する手段に限られるものではない。
次いで、制御部23において、ステップS106で取得した放熱速度vが、所定値xより大きいか否かを判定する(ステップS107)。
放熱速度vが所定値xより小さい場合には、温度低下の度合いが小さいと判断して、加熱手段を作動させる。すなわち、燃料電池2での発電による暖機は行わずに、補機としてのヒータ17および蓄熱装置18を用いて冷却水を加熱する(ステップS108)。具体的には、ラジエータ16に向かう流路に接続する三方弁19の口を閉じて、ラジエータ16を作動させない状態で冷却水ポンプ15を動かす。そして、冷却水を介して、ヒータ17および蓄熱装置18と燃料電池2との間で熱交換を行う。
ヒータ17および蓄熱装置18のいずれか一方のみが設けられている場合には、それを用いて冷却水を加熱する。本実施の形態においては、両者を併用するのが最も好ましく、ヒータ17のみを用いるのが次に好ましい。尚、ステップS108では、燃料電池2による発電を行わないので、補機の作動は、燃料電池システム1に備えられた2次電池(図示せず)によって行う。
一方、放熱速度vが所定値x以上である場合には、温度低下の度合いが大きいと判断して、制御部23により保温運転実行手段を作動させる(ステップS109)。具体的には、酸素供給系3、水素供給系4および水素循環系5を作動させて、燃料電池2で発電が行われるようにする。また、冷却水ポンプ15を駆動して、冷却水を循環させる。但し、この運転は、燃料電池システム1内における温度の低下を抑制するためのものであるから、ステップS108と同様に、ラジエータ16は作動させないようにする。
上述したように、ステップ109における燃料電池2の運転は、燃料電池システム1内における温度低下を防ぐためのものであるから、その発電量は、通常運転時に比較して低いレベルに保たれる。但し、酸素供給系2、水素供給系3、水素循環系4および冷却水ポンプ15を作動させるのに必要な発電量であることに加えて、燃料電池システム1内での温度低下を防ぐことのできる発熱量に見合った値となるように調整する。
具体的には、燃料電池2の熱容量、燃料電池2の温度Tおよび外気温から、所定時間tにおける放熱量を算出する。ここで、放熱量は、燃料電池2の温度と外気温との差が大きいほど大きくなる。得られた放熱量と、外気の温度変化とを考慮して、燃料電池システム1の温度低下を抑制するに足る熱量を求める。次いで、この熱量を供給可能な発電量となるように、酸素供給系2および水素供給系3を調整して、燃料電池2に必要な量の酸素および水素を供給する。
ステップ109において、適当な発電量となる条件で燃料電池2を運転すると、燃料電池2の内部で発生した熱により、燃料電池2の温度低下は抑制されて、温度は上昇するようになる。また、燃料電池2からは、高温のアノードオフガスやカソードオフガスが排出されるので、これらのガスが通過する配管の温度低下も抑制されて、温度が上昇するようになる。
一方、燃料電池2を起動させると、発電に伴って水が生成する。このとき、配管が十分に昇温していないと、生成した水が配管内で凍結を起こすおそれがある。凍結によって配管が閉塞されてしまうと、水素と酸素の反応が阻害されて、燃料電池の出力電圧が低下してしまう。
そこで、本実施の形態においては、反応ガスの流路における圧損に基づいて、この流路での水の凍結を検出する。具体的には、制御部23において、配管の圧損を取得する(ステップS110)。図1の例では、加湿器8の上流側と下流側にそれぞれ圧力センサ20,21を設け、これらの差圧からカソードオフガスの流路における圧損を求めている。尚、圧損の取得は、反応ガスの流路であればよく、図1の例に限られるものではない。
次に、制御部23において、得られた圧損が所定値y以上であるか否かを判定する(ステップS111)。所定値yは、配管内での水の凍結を間接的に検出できる値に設定する。そして、取得した圧損が所定値y以上である場合には、配管内で水が凍結していると判断して、燃料電池2の出力を上昇させる(ステップS112)。これにより、燃料電池2から排出されるガスの温度が上昇するので、配管内で凍結した水を融かすことができる。
一方、ステップS110で得られた圧損が所定値yより小さい場合には、燃料電池2の温度Tを取得する(ステップS113)。また、ステップS108で加熱手段を作動させている場合にも、所定時間経過後にステップS113に進み、燃料電池2の温度Tを取得する。
次いで、制御部23において、取得した温度Tが第2の基準温度T以上であるか否かを判定する(ステップS114)。ここで、第2の基準温度Tは、燃料電池2の温度が十分に昇温したことを示す基準となる温度である。
温度Tが第2の基準温度T以上である場合には、加熱手段または保温運転実行手段を停止する(ステップS115)。その後は、燃料電池2が本格的に起動されるまで、ステップS102〜ステップS115を繰り返す。
一方、温度Tが第2の基準温度Tより低い場合には、ステップS106に戻った後、加熱手段または保温運転実行手段を作動させる。
図3は、本実施の形態において、燃料電池2の温度の経時変化を示した一例である。この図に示すように、外気温が氷点下である場合に、燃料電池2の運転(通常運転)を停止すると、燃料電池2の温度Tは急激に低下する。そこで、第1の基準温度Tを氷点より高い温度に設定し、温度Tが第1の基準温度T以下となった場合に、本発明による凍結防止手段を作動させると、燃料電池2の温度低下を抑制することができる。この場合、放熱速度が所定値xより小さい場合には加熱手段を作動させ、放熱速度が所定値x以上である場合には保温運転実行手段を作動させる。このようにすることによって、無駄なエネルギーの消費を抑えながら、燃料電池2の内部で水の凍結が起こるのを防ぐことができるようになる。そして、燃料電池2の温度Tが第2の基準温度T以上となった後は、これらの凍結防止手段を一旦停止する。その後は、外気温が氷点を越えるまで、加熱手段または保温運転実行手段を作動させるようにすればよい。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、燃料電池の温度Tを取得し、この値を第1の基準温度Tと比較することによって、燃料電池の内部で水の凍結が起こるか否かを予測した。そして、凍結が予測される場合には、放熱速度vに応じて、異なる凍結防止手段が作動するようにした。しかし、本発明においては、燃料電池の内部で水の凍結が検出された場合に、凍結防止手段が作動するようにしてもよい。例えば、第1の基準温度Tを氷点とし、燃料電池の温度Tが氷点下であるか否かを判定する。温度Tが氷点下であれば、燃料電池の内部における水の凍結が間接的に検出されるので、放熱速度vに応じて、保温運転実行手段または加熱手段が作動するようにする。このようにしても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、冷却媒体を加熱する手段を加熱手段として用いた。しかし、加熱手段は燃料電池を外部から加熱する手段であればよく、上記例に限られるものではない。例えば、冷却媒体を介して燃料電池を間接的に加熱するのではなく、ヒータまたは蓄熱装置によって、燃料電池を直接的に加熱してもよい。
さらに、上記実施の形態では、燃料電池の発電に伴って生成した水の配管内での凍結の有無を、配管の圧損に基づいて検出した。しかし、本発明はこれに限られるものではない。例えば、配管に温度センサを設け、得られた温度データに基づいて、水の凍結を検出または予測するようにしてもよい。
具体的には、得られた温度T′を第3の基準温度Tと比較する。ここで、第3の基準温度Tは、水が凍結する温度またはそのおそれがある温度に対応する。例えば、第3の基準温度Tを氷点とした場合において、温度T′が第3の基準温度T以下である場合には、燃料電池の内部で水の凍結が起きていることを間接的に検出できる。したがって、燃料電池の出力を上昇させることにより、燃料電池から排出されるガスの温度を上昇させて、配管内で凍結した水を融かすことができる。一方、第3の基準温度Tを氷点より高い温度とした場合において、温度T′が第3の基準温度T以下である場合には、燃料電池の内部で水の凍結が起こることを予測できる。そして、この場合にも、燃料電池の出力を上昇させることにより、配管内で水が凍結するのを防ぐことができる。
本実施の形態における燃料電池システムの構成図である。 図1の燃料電池システムの動作を表すフローチャートである。 本実施の形態における燃料電池の温度の経時変化を示した一例である。
符号の説明
1 燃料電池システム
2 燃料電池
3 空気供給系
4 水素供給系
5 水素循環系
6 コンプレッサ
7 空気調圧弁
8 加湿器
9 水素タンク
10 水素調圧弁
11 気液分離器
12 循環ポンプ
13 逆止弁
14 排出バルブ
15 冷却水ポンプ
16 ラジエータ
17 ヒータ
18 蓄熱装置
19 三方弁
20,21 圧力センサ
22 温度センサ
23 制御部
24 冷却水循環系

Claims (6)

  1. 反応ガスを供給されて起電力を生じる燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池システムの運転停止時であって、前記燃料電池の内部で水の凍結が予測または検出される場合に、前記燃料電池の放熱速度を検出する放熱速度検出手段と、
    前記放熱速度の値に応じて作動する複数の凍結防止手段とを有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記複数の凍結防止手段は、前記放熱速度が所定値以上である場合に作動して前記燃料電池を発電させる保温運転実行手段と、
    前記放熱速度が前記所定値より小さい場合に作動して前記燃料電池を外部から加熱する加熱手段とであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池での発電によって発生した熱を除去する冷却媒体が流通する流路を有し、
    前記加熱手段は、前記冷却媒体を加熱する手段であることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記加熱手段は、ヒータおよび蓄熱装置の少なくとも一方であることを特徴とする請求項2または3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記保温運転実行手段の作動中において、前記反応ガスの流路で水の凍結が予測または検出される場合には、前記燃料電池の出力を大きくすることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記反応ガスの流路における圧損に基づいて、該流路での水の凍結を検出することを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システム。
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