JP2007304567A - 画像形成装置及び中間転写部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】像担持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写部材を介して被転写体に転写する画像形成装置及びそれに用いられる中間転写部材において、中間転写部材の表面が複数の切込部により分割されていることにより、凹凸用紙に対しても良好な転写を行うことができる。
【選択図】図3
Description
中間転写ベルト6として図3のような、弾性層50のヤング率が3MPaであるクロロプレンからなる0.55mm厚の弾性ベルトであり、弾性層50の表面に3μmのフッ素系コート層(表面層52)が形成された2層構造のものを用いた。また、中間転写ベルト6の表面から70μmの深さ(切込深さd)まで200μm角(切込ピッチL)の格子状(角柱)の切込部54を形成した(切込ピッチLに対する切込深さdの比、d/L=0.35)。切込部54はフォトエッチング法により形成したプレス金型を中間転写ベルト6表面に熱プレスして転写形成した。なお、弾性層50のヤング率は引張試験装置(東洋精機製ストログラフVE5D)を用いて常温(22℃、55%RH)の条件で測定した。また、中間転写ベルト6の切込深さd、切込ピッチLは実態顕微鏡装置(ニコン製MM−60型)を用いて表面と断面から測定した。
○:濃度・均一性良好
△:均一性不良や混色がみられる
×:濃度・均一性悪
一次転写工程において、中間転写ベルト6を感光体ドラム2を包み込む方向と逆の曲率を持たせて構成した以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
二次転写工程において、バックアップロール17直上に二次転写ロール8を配置して構成した以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
クリーニング工程において、第2のクリーニングバックアップロール20が無い部分でクリーニングブラシ25によるクリーニングを行うように構成した以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6表面の切込部54の切込ピッチLを400μmとした(d/L=0.175)以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6表面の切込部54の切込深さdを100μmとした(d/L=0.5)以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6表面の切込部54の切込深さdを10μmとした(d/L=0.05)以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6表面の切込部54の切込深さdを250μmとした(d/L=1.25)以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6表面の切込部54の切込深さdを5μmとした(d/L=0.025)以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6の表面に切込部54を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして画像形成試験を行い、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
中間転写ベルト6として図7のような、弾性層50のヤング率が3MPaであるクロロプレンからなる0.55mm厚の弾性ベルトであり、弾性層50の表面に厚さ5μmのウレタン系コート層(被覆層62)が被覆層として形成された2層構造のものを用いた。弾性層50の表面から70μmの深さ(切込深さd)まで200μm角(切込ピッチL)の格子状(角柱)の切込部54を形成した(切込ピッチLに対する切込深さdの比、d/L=0.35)。切込部54はフォトエッチング法により形成したプレス金型を弾性層50表面に熱プレスして転写形成した。その後、弾性層50表面にウレタン系樹脂を主成分とする被覆層用組成物をスプレー塗布し、60℃で10分乾燥、170℃で20分焼成して、被覆層62を厚さ5μmで連続層として形成した。
○:クリーニング不良の発生無し
×:クリーニング不良の発生あり
<画像汚れ>
○:プリント画像に汚れの発生無し
×:プリント画像に汚れの発生あり
Claims (18)
- トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の表面に静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写部材に一次転写する一次転写手段と、前記中間転写部材に転写されたトナー画像を被転写体に二次転写する二次転写手段と、を備え、
前記中間転写部材の表面が、複数の切込部により分割されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の切込部は、その切込ピッチが200μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記複数の切込部は、その切込深さが10〜100μmの範囲であることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記切込ピッチに対する前記切込深さの比(「深さ/ピッチ」の値)が0.25〜1.0の範囲であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写部材が中間転写ベルトであり、前記像担持体の表面に沿って接触するよう配置されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記二次転写手段が転写ロールを有し、前記中間転写ベルトが前記転写ロールの表面に沿って接触するよう配置されることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写ベルトの表面をクリーニングするクリーニング手段を備え、前記クリーニング手段は、クリーニング部材と前記クリーニング部材に対向する対向部材とを有し、前記中間転写ベルトが前記対向部材の表面に接触するよう配置されることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング部材がクリーニングブラシであることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写ベルトの前記対向部材の表面における曲率が、前記転写ロールの表面における曲率よりも大きいことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写部材の表面を被覆する被覆層を有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記被覆層の厚みが2μm〜15μmの範囲であることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング部材がクリーニングブレードであり、
前記中間転写部材の表面を被覆する被覆層を有することを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。 - 像担持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写部材を介して被転写体に転写する画像形成装置に用いられ、表面が複数の切込部により分割されていることを特徴とする中間転写部材。
- 前記複数の切込部は、その切込ピッチが200μm以下であることを特徴とする、請求項13に記載の中間転写部材。
- 前記複数の切込部は、その切込深さが10〜100μmの範囲であることを特徴とする、請求項13または14に記載の中間転写部材。
- 前記切込ピッチに対する前記切込深さの比(「深さ/ピッチ」の値)が0.25〜1.0の範囲であることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか1項に記載の中間転写部材。
- 前記中間転写部材の表面を被覆する被覆層を有することを特徴とする、請求項13〜16のいずれか1項に記載の中間転写部材。
- 前記被覆層の厚みが2μm〜15μmの範囲であることを特徴とする、請求項17に記載の中間転写部材。
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