JPH1069172A - 微細コンプライアンス向上のための区画された表面被覆 - Google Patents

微細コンプライアンス向上のための区画された表面被覆

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JPH1069172A
JPH1069172A JP9161781A JP16178197A JPH1069172A JP H1069172 A JPH1069172 A JP H1069172A JP 9161781 A JP9161781 A JP 9161781A JP 16178197 A JP16178197 A JP 16178197A JP H1069172 A JPH1069172 A JP H1069172A
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Thomas N Tombs
トーマス・エヌ・トゥームズ
Donald S Rimai
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David J Quesnel
デヴィッド・ジェイ・ケスネル
William B Vreeland
ウィリアム・ビー・ヴリーランド
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    • G03G15/162Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support details of the the intermediate support, e.g. chemical composition
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像欠陥が最も少ない状態で、また最も高い
転写効率で、トナー画像を、第一の画像部材から中間転
写部材へ、そしてレシーバシートへ電子的に転写するた
めの方法および装置を提供する。 【解決手段】 小さな粒子のトナー画像の、光導電体の
ような第一の画像部材(21)上での形成と;中間転写
部材(42)への電子的な転写と;その後のレシーバシ
ーへの電子的な転写。中間転写部材(42)は、基板
と、コンプライアンスを持つブランケット(19)と、
小さな個々のセグメント(81)に区画された、薄くて
硬い上層被覆(80)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、中間転写
部材を使用する電子的に形成されたトナー画像の転写に
関し、特にトナー粒子の転写を向上するために、区画さ
れた表面を持つ中間転写部材を使用する微小な粒子トナ
ーによる多色トナー画像の形成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レシーバシートの取扱いが簡単になるこ
と、単一のパスが多重化できること、光導電体の摩耗が
少ないこと、また多色カラー画像を形成するためにいく
つかの画像を重ねることができること等の多くの理由
が、電子写真に中間転写部材を使用するメリットであ
る。通常、トナー画像は電子写真技術により光導電体の
上に形成され、その後でローラまたはウェブのような中
間転写部材に転写される。例えば、負に帯電したトナー
画像は、電気的にアースされたバッキング電極を持つ光
導電体から、正の方向に大きくバイアスが掛けられてい
る中間ウェブまたはローラに転写される。その後、トナ
ー画像は第二の電界の作用で、中間部材からレシーバシ
ートへ転写される。上記第二の電界は、中間部材に電圧
を掛けなくても、正の電圧方向に大きくバイアスが掛け
られているレシーバシートの背後に、ローラを置くこと
により作り出すことができる。
【0003】中間部材は、多色画像の形成に使用するの
が最も望ましい。中間転写部材を使用する場合には、多
色画像を形成するために、異なる色の二つ、三つ、四つ
またはそれ以上の別々の画像を、ずれを生じないで中間
転写部材に転写することができる。その後、多色画像
は、一回のプロセスでレシーバシートに転写することが
できる。このシステムは、従来の多色画像の形成方法、
すなわち、レシーバシートをローラの周囲に固定し、直
接カラー画像を転写する目的で光導電体と接触させるた
めに、反復して回転させる方法と比較すると多くの利点
を持つ。最も重要な利点は、レシーバシートそれ自身を
ローラに取り付けなくてもよいという点である。ローラ
にレシーバシートを取り付けるプロセスが、各色の画像
をレシーバシートに個々に転写するために起こる画像の
ずれ、および装置が複雑になる原因であった。光導電体
が摩耗および切断を起こさないこと、またレシーバシー
トの通路が、直線状にまた簡単になるという他の利点も
同様に重要である。
【0004】電子写真カラー印刷の場合には、解像度が
高いことが望ましい。解像度を向上するためには、粒子
の細かいトナーが必要である。粒子の直径が20ミクロ
ン以下のトナー、特に10ミクロン以下のトナーを使用
すると、高度の装置を使用した場合、カラー画像形成の
際の解像度が実質的に改善される。都合の悪いことに、
従来の目の粗いトナーと比較すると、粒子の細かいトナ
ーを転写するのは困難である。このことが、中間転写部
材を使用して一回で転写を行う場合に問題になる。
【0005】容積加重平均直径が12ミクロン以下であ
るトナーを転写する場合、また両方の転写の際に静電気
を使用する場合に、転写による多数の欠陥が生じる。例
えば、「中抜けの文字」と呼ばれる周知の欠陥は、例え
ば、英数字のような高い濃度の領域の中央部で転写が十
分に行われない場合に起こる。他の欠陥「ハロー」は、
トナーが画像の濃い部分に隣接する部分に転写しなかっ
た場合に起こる。これらの問題は、単に転写フィールド
を増大しただけでは解決することはできない。何故な
ら、この方法は電気的な絶縁破壊により制限を受けるか
らである。
【0006】もう一つの問題というのは、通常のレシー
バシートは、その表面が波打っていて、その起伏は、図
1に示すように、小さなトナー粒子の直径より大きいこ
とである。濃度の低い領域においては、いくつかの粒子
12は、レシーバシート14の起伏の一番高い部分13
に隣接していて、一方、他の粒子は、谷の部分15に隣
接している。表面力が平衡しているか、ほぼ平衡してい
る時には、その後で表面が分離される場合、表面上で粒
子が転写される位置は、加えられた静電転写力により決
まる。表面力が平衡しているので、レシーバシートの起
伏の山の部分付近の粒子は、両方の表面に接触し、レシ
ーバシートに転写される。レシーバシートの起伏の谷の
部分は、レシーバシートには触れず転写しない。何故な
ら、表面力が平衡していないからである。この場合、小
さな粒子に加わる電子力は、電界の破壊による制限があ
るので、画像が形成される表面に粒子を保持している表
面力に打ち勝つことができるほどに、大きくすることは
できない。1975年ニューヨークのフォーカル・プレ
ス社発行のシャファート著の「電子写真」の514−5
18ページ参照。
【0007】トナー粒子のサイズが種々の大きさを持っ
ているために、転写が不完全になる場合もある。図2に
示すように、トナーの粒子のサイズが大きくなれば大き
くなるほど、両方の転写面にますますよく接触するよう
になり、一方、その近くのもっと小さな粒子17は両方
の転写面に接触しなくなる。それ故、より大きいサイズ
の粒子が優先的に転写される。(説明を簡単にするため
に、図2の両方の転写面は平滑になっている。)サイズ
の大きな粒子の塊が、サイズの小さな粒子の塊に隣接し
ている場合にも、同じような問題が起こる。これらの影
響により、レシーバシートの表面がザラザラしている場
合に起こる上記問題はさらに厄介なものになる。両方の
影響により、特にトナーの濃度が低い部分で転写効率が
低下し、画像の粒子が荒れる。
【0008】リマイおよびチャウドリィは、トナーとレ
シーバシートとの間の空気ギャップをなくすことによ
り、表面力が少なくとも部分的に平衡し、それにより細
かいトナー粒子を使用して形成した画像を、高い効率で
転写できることを証明した。リマイおよびチャウドリィ
の米国特許第4,737,433号参照。また、N.
S.ゴールのフォーカル・プレス(NY)出版のデサワ
ーおよびクラーク著の「ゼログラフィと関連プロセス」
の393ページと、(1975年)出版のP.R.スペ
ンサー著のポリマー化学技術9Bの763−827ペー
ジ参照。
【0009】簡単なコンプライアンスを持つ中間転写部
材を使用すれば、コンプライアンスを持たない中間転写
部材を使用した場合より、転写効率は改善される。何故
なら、簡単なコンプライアンスの中間転写部材は、レシ
ーバシートの起伏の頻繁でない変動、および粒子汚染に
よるピークに追随できるからである。
【0010】リマイ他の米国特許第5,084,735
号およびザレツスキーの米国特許第5,187,526
号に、トナー転写効率低下問題を解決するための一つ試
みが開示されている。上記の米国特許は、下層より高い
ヤング係数を持つ薄い上層被覆で被覆されたコンプライ
アンスを持つ中間ブランケットと一緒に、中間転写部材
を使用する方法を開示している。上記ブランケットはコ
ンプライアンスを与え、一方、上層被覆は接合を制御す
る。転写点での圧力下で、コンプライアンスを持つブラ
ンケットは、表面力と平衡している比較的粗いレシーバ
シートのプロファイルに適合し、薄くて固い上層被覆は
トナーの分離特性を改善する。上層被覆を必要とする理
由は、もし上層被覆を使用しないと、コンプライアンス
を持つブランケットがあまりに高い「粘着力」を持ち、
トナーが通常紙であるレシーバシートに転写できなくな
り、粒子がコンプライアンスを持つブランケットの柔ら
かい材質内に埋没し、表面の保持力が増大するからであ
る。この粘着力は、レシーバシートに粒子を引きつける
表面力とは平衡しない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、画像欠陥が最も少ない状態で、また最も高い転写効
率で、トナー画像を、第一の画像部材から中間転写部材
へ、そしてレシーバシートへ電子的に転写するための方
法および装置を提供することである。
【0012】上記および他の目的は、静電画像が第一の
画像部材上に最初形成されるレシーバシート上にトナー
画像を形成することによって達成される。上記静電画像
は、トナー画像を形成するために乾いたトナーにより色
合いがつけられトナー画像は、第一の画像部材からのト
ナー粒子を転写する電界の作用により、第一の画像部材
から、中間転写部材に転写される。その後、トナー画像
は、中間転写部材からのトナー粒子を転写する電界の作
用により、中間転写部材からレシーバシートに転写され
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板と;コン
プライアンスを持つ弾性体の比較的厚いブランケット
と;セグメントに区画された、固く薄い表面上層被覆と
からなる中間転写部材を特徴とする。好適な実施形態の
場合には、上記セグメントは、固い上層被覆を、個々の
小さなセグメントに分割することにより形成される。上
記セグメントは分割後も、コンプライアンスを持つブラ
ンケットに接着された状態に維持される。本発明の明ら
かな特徴は、区画された上層被覆が中間転写部材の微細
コンプライアンスを向上させることである。すなわち、
この新しい構造体は、レシーバシートの頻繁な起伏によ
り完全に適合する。コンプライアンスが向上すると、転
写効率および画像品質が改善する。さらに、区画された
上層被覆は、コンプライアンスを持つベルトにも支障な
く使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図3は、本発明を使用する装置2
0である。例えば、第一の画像部材21である光導電ウ
ェブは、ローラの27、28および29の周囲を通って
いる。電子写真技術では周知の一連のステーションを通
して、第一の画像部材21を移動するために、上記ロー
ラの中の一つを駆動することができる。静電潜像を形成
するために、第一の画像部材21は、帯電ステーション
33で均一に帯電され、例えば、LEDプリントヘッド
またはレーザ電子露出ステーションにより、画像毎に露
出ステーション34に露出される。上記潜像は、使用し
たステーション内のトナーの色に対応するトナー画像を
形成するために、トナー・ステーション35、36、3
7および38の一つにより色合いがつけられる。
【0015】トナー画像は、ローラ28で形成されてい
る転写ステーションで、第一の画像部材21から、例え
ば、中間転写ローラ42のような中間転写部材に転写さ
れる。第一の画像部材21は、清掃ステーション49に
おいて清掃され、トナー・ステーション35、36、3
7および38を使用して、異なる色の別のトナー画像を
形成するために再度使用される。一つまたはそれ以上の
追加の画像が、転写ローラ42の表面上に多色トナー画
像を形成するために、ローラ42に転写された第一の画
像とずれないように転写される。
【0016】上記多色画像は、転写ステーション51
で、供給源50から、中間転写ローラ42と一緒に転写
できる位置に供給される。レシーバシートは、移送機構
52により、転写ステーション51から溶融装置53に
移送され、そこで従来の手段によりトナー画像が定着さ
れる。その後、レシーバシートは溶融装置53から出力
トレー54に送られる。
【0017】トナー画像は、ローラ42のコアと第一の
画像部材21の一部を形成している導電電極との間に掛
けられた電界に応じて、第一の画像部材21から中間転
写ローラ42に転写される。多色トナー画像は、バッキ
ング・ローラ56と転写ローラ42との間に発生する電
界に従って、転写ステーション51において、レシーバ
シートに転写される。それ故、転写ローラ42は、両方
の電界の発生を助ける。当業者にとっては周知のよう
に、或程度の導電性を与えるための適当な量の静電気防
止剤を含むポリウレタン・ローラを、上記両方の電界を
発生するために使用することができる。通常、第一の画
像部材21内に埋設されている電極は、静電像およびト
ナー画像を形成する際に、他のステーションと協力でき
るようにアースされている。トナーが正に帯電している
場合には、通常−200から−150ボルトである、中
間転写ローラ42への電気的バイアスにより、中間転写
ドラム42へトナー画像が実質的に転写される。転写ス
テーション51において、トナー画像をレシーバシート
に転写するには、正に帯電したトナーを再びレシーバシ
ートに転写するために、約−3000ボルトのバイアス
がバッキング・ローラ56に掛けられる。二つの転写位
置間で、ドラム42のバイアスを変化するための方法は
当業者にとっては周知であり、ローラ56のバイアスを
そんなに高くする必要はない。
【0018】図4に、転写中間部材の好適な実施形態の
部分断面図を示す。図中、転写ローラ42は、ポリウレ
タンのような弾性材料からなるコンプライアンスを持つ
ブランケット19を含む。コンプライアンスを持つブラ
ンケット19の厚さは0.1ミリ以上であればよいが、
好適には2−20ミリであることが好ましい。ドラム6
0により支持されているコンプライアンスを持つブラン
ケット19は、アルミニウムのような固い材質で作られ
る。
【0019】上記コンプライアンスを持つブランケット
19は、静電トナー転写の場合に遭遇する起伏に適合す
ることができるだけの十分な柔軟性を持つものでなけれ
ばならない。このような柔軟性は、0.5MPa(メガ
パスカル)から10MPaまでの間のヤング係数を持つ
弾性材料を使用して得ることができる。好適には、コン
プライアンスを持つブランケットのヤング係数は、1.
0−5MPaであることが好ましい。
【0020】中間転写部材のコンプライアンスを持つブ
ランケットは、通常絶縁体ではないので、転写を行うた
めに電界を掛けることができる。弾性ブランケットの最
適な比抵抗は、中間転写部材の厚さ、プロセスの速度、
および転写システムの幾何学的形状により影響を受け
る。弾性材の比電気抵抗は、約106オーム・センチか
ら1012オーム・センチの間でなければならず、好適に
は約108から約1010オーム・センチであることが好
ましい。コンプライアンスを持つブランケットの適当な
材質の例としては、ポリウレタン、シリコン・ゴムおよ
びシリコン・フォーム等があるが、それに限定されな
い。
【0021】固い、区画された上層被覆80は、コンプ
ライアンスを持つブランケット19の頂面上に形成され
る。上層被覆を通して延びる、制御した方法で区画した
固く、薄い上層被覆を設けることにより、上層被覆の解
放特性に悪影響を与えずに、中間転写部材のコンプライ
アンスを増大させることができる。セグメント81は、
図5に示すように、周囲のセクションから拘束は受ける
が、それでも自由に動くことができる。このように自由
に動くことができるので、上層被覆が連続している中間
転写部材と比較すると、この中間転写部材の微細コンプ
ライアンスは向上する。
【0022】区画された上層被覆は、種々の多くの方法
で中間転写部材上に形成することができるが、どのよう
な方法で形成しても、微細コンプライアンスを向上させ
る。上層被覆を区画するための方法の例としては、レー
ザまたは他の照射による化学的なエッチング;ビード・
ブラスティング、凹みをつけた表面を横切ってのローリ
ングのような機械的手段による被制御方法による層のク
ラッキング、またはベルトの場合には、テンションを掛
けた状態で、直径の小さなローラ上をベルトを単に走ら
せるという方法、または上層被覆が熱可塑性である場合
には、適当な溶媒を選択するなどの方法がある。上記最
後から二番目の方法によるクラッキングを行うために
は、ローラの直径に対する、コンプライアンスを持つブ
ランケットと上層被覆の厚さの比率は、0.1より大き
くなければならないし、好適には0.2より大きいこと
が好ましい。テンションは重要ではない。
【0023】上層被覆のセグメント81の形は、重要で
はなく、図6および図7に示すように、例えば、正方
形、六角形、また長方形のような一定の形のものでもよ
いし、図9に示すように、一定の形を持たないものでも
よい。図8に示すような、長く、薄いセグメントでもか
まわない。形がどのようなものであっても、各セグメン
トの最も長い部分の長さは1.0ミリ以下であることが
好ましい。非常に 高品質の画像を形成するには、セグ
メントのサイズはもっと小さい方が好ましい。この場
合、任意のセグメントの最大の大きさを0.3ミリ以下
にした場合には、その結果できる最終画像の区画は人間
の目では見ることができない。
【0024】各区画部分の上層被覆の厚さは、0.1−
20ミクロンでなければならないし、好適には1−10
ミクロンであることが好ましい。上層被覆に適した材質
は数多くあり、その例としては、ポリウレタンおよびダ
イヤモンド状炭素があるが、これに限定されない。区画
された上層被覆のヤング係数は、その下にあるブランケ
ットのヤング係数より有意に大きいものでなければなら
ないが、好適には80MPa以上であることが好まし
い。上層被覆が非常に薄い場合には、区画された上層被
覆の比抵抗は重要ではない。しかし、上記比抵抗は10
7−1013オーム・センチの範囲内にあることが好まし
い。
【0025】上層被覆は、剥がれないように、しっかり
とコンプライアンスを持つブランケットに接着しなけれ
ばならない。好適な方法としては、各層のポリマーの鎖
が相互に絡み合うように、コンプライアンスを持つブラ
ンケット上に、いくつかの層のポリマーの上層被覆剤を
塗布する方法がある。コンプライアンスを持つブランケ
ット上に上層被覆を行うために、ゾル−ゲル技術を使用
することができる。ゾル−ゲルとは、塗布した時にはゼ
ラチン状で、硬化した場合には固体になる材質のことで
ある。別の方法としては、化学的接着、接着補助剤また
は接着剤のような他の方法を使用することができる。
【0026】上記のようなコンプライアンスを持つブラ
ンケットと、上層被覆からなる多層構造は、ドラムまた
はウェブのような支持層上に塗布しなければならない。
静電転写手段を使用する場合には、供給された電圧が色
合いをつけた画像の転写に影響を与えることができるよ
うに、上層支持層は十分導電性を持つものでなければな
らない。他の実施形態の場合には、図10に示すよう
に、導電層82は支持層とコンプライアンスを持つブラ
ンケットとの間に絶縁された状態になっていなければな
らない。その後、転写バイアスが導電層に掛けられる。
【0027】本明細書に開示した中間転写部材構造は、
ローラまたはウェブ・ベルトとして使用するのに適して
いる。中間転写部材がウェブの形をしている場合には、
不規則な通路を横切るように作ることができる。ウェブ
として使用する場合、中間転写部材は、上記の特性を持
つコンプライアンスを持つブランケット19および上層
被覆80、任意の導電層82および裏打ち部材84から
なる。しかし、図10に示すように、コンプライアンス
を持つブランケット19に隣接して裏打ち部材84を内
蔵することが好ましい。
【0028】裏打ち部材84は、1GPa(ギガパスカ
ル)以上のヤング係数を持つ柔軟な材質からなり、弾性
ブランケット19を支持する働きをする。導電層82を
使用しない場合には、中間転写部材に電気的にバイアス
が掛けられるように、十分な導電性を持ったものでなけ
ればならない。この実施形態の場合には、転写ニップ内
に電気的にバイアスを掛けた導電性バックアップ・ロー
ラを内蔵させるというような技術を使用して、転写バイ
アスを掛けることができる。適当な裏打ち部材として
は、ウェブの通路にあるすべてのローラおよび隅の周囲
に密着するように、十分に薄くすることができる、ニッ
ケルおよびステンレス鋼等がある。別の方法としては、
適当なヤング係数および柔軟性を持つポリマーまたは他
の材質も使用することができる。裏打ち部材に使用した
材質が絶縁体である場合には、その材質のコンプライア
ンスを持つブランケットに接触する面上に、蒸着ニッケ
ルのような導電層を被覆しなければならない。しかし、
米国特許第5,212,032号;第5,156,91
5号;第5,217,838号および第5,250,3
57号に開示されている、電荷移送材料でドーピングさ
れた、十分に高いヤング係数を持つポリマー材のような
半導体支持体を使用するのが好ましい。このような材質
を使用することによって、ウェブに供給された電圧を空
間的に変化させることができる。
【0029】上記中間転写部材構造を使用すれば、画像
の欠陥に関する問題は起こらない。上層被覆を区画する
ことによって、中間転写部材がローラ上を移動すると
き、その外表面を延ばすことができる。何故なら、上層
被覆は本質的に個々に自由に動くことができる別々のセ
グメントからなっているからである。
【0030】<実施例1>光導電素子、ローラおよびバ
ックアップ・ローラを含む、本発明による中間転写シス
テムを製造した。光導電素子は、コダック2100複写
器で使用されているような有機光導電体であった。
【0031】上記中間転写部材は、アルミニウム・コア
上に設けられたコンプライアンスを持つブランケット
と、区画された上層被覆からなる。コンプライアンスを
持つブランケットは厚さ5.1ミリで、比抵抗を109
オーム・センチにするために、静電防止剤でドーピング
されたポリウレタンを含んでいた。コンプライアンスを
持つブランケットのヤング係数は、2MPaであった。
上層被覆は、スタール・フィニッシュ社がパーミュタン
(登録商標)という商品名で販売されているウレタン樹
脂であった。上層被覆の厚さは12ミクロンで、ヤング
係数は320MPaであり、比抵抗は1012オーム・セ
ンチであった。中間転写部材の直径は146ミリであっ
た。
【0032】中間転写部材は下記方法で製造した。TU
−400は、ニューヨーク州オレアン所在のコナップ社
が市販している二分離成分ポリウレタン・システムであ
る。TU−400の二成分の中の一方のA部は、ポリイ
ソシアネート樹脂であり、TU−400の他方の成分B
部は、主として鎖延長剤および触媒からなる硬化剤であ
る。1モルのヨウ化ナトリウムおよび3部のジエチレン
グリコールの複合体を含む静電防止剤を調製した。7.
876グラムの静電防止剤を含む容量3リットルのガラ
スのケトルに、1041.240グラムのTU−400
のB部を加えた。得られた混合物を室温で3分間攪拌し
た。その後で1601.18グラムのTU−400のA
部をケトルに加え、5分間窒素ガス中で混合した。減圧
(0.1mmHg)の下で中の窒素ガスを除去し、混合
物を中央部にローラ・コアを備えた準備した型に注入し
た。ポリウレタンを16時間80℃で硬化させた。18
時間後、型からローラを取り出し、破砕して直径14.
6センチにした。その後、ローラを、パーミュタンU6
729の厚さ12ミクロン層で、上から被覆した。
【0033】硬い、直径の小さなローラを高圧下で上層
被覆上を移動させて、図11の写真に示す上層被覆上の
不規則な形のセグメントを形成した。その結果、上層被
覆上にできたセグメントの大きさは、約0.1−0.5
ミリであった。中間転写部材からレシーバシートに転写
するために、レシーバシートを、中間転写部材とバッキ
ング・ローラにより形成されたニップを通した。バッキ
ング・ローラは、比抵抗を2x109オーム・センチに
するために静電防止剤でドーピングされた、ポリウレタ
ン層で被覆された鋼鉄のコアからなる。バッキング・ロ
ーラ上のポリウレタン層の厚さは、5.1ミリで、ヤン
グ係数は40MPaであった。バッキング・ローラの直
径は37ミリであった。
【0034】マーキング・トナーは、(シリカ安定化)
制限コアレッセンス・プロセスにより製造された容積加
重直径3.5ミクロンのドライ・トナーを含んでいた。
バインダは、ハーキュリーズ三洋社が市販している、ス
チレン・ブチルアクリレート共重合体(80/20)で
ある、ピッコトナー(登録商標)1221であった。こ
の顔料は、トナーの12.5重量%の架橋アルミニウム
・フタロシアニンであった。電荷剤は、トナーの0.4
重量%のテトラデシルペリジニウム・テトラフェニルボ
レートであった。トナーの電荷対質量比は62マイクロ
・クーロン/グラムであり、現像液のトナー濃度は現像
液の6重量%であった。トナーの表面に付着するマーキ
ング・トナーは、トナー粒子の重量に対して0.5重量
%を占める転写補助添加剤と呼ばれる、直径0.1ミク
ロンのシリカ粒子であった。上記粒子はデグサ社が市販
していて、その商品名はT604であった。転写補助添
加剤の粒子を、付着または浸透または付着/浸透した転
写補助添加剤が、トナー粒子上に均等に分布するよう
に、乾燥状態でホバート・ミキサによりトナー粒子と混
合した。キャリヤは、ランタンでドーピングされた、
(ペンオルト社の)キナール301Fという商品名のフ
ッ化ポリビニリデンと、米国特許第4,764,445
号の開示に従って作ったポリメチルメタアクリレートの
1:1の混合物で被覆した硬いフェライト・コアであっ
た。
【0035】光導電体上にトナーを塗布する方法は、イ
ーストマン・コダック社がすでに市販している、コダッ
ク・カラーエッジ複写機で使用した方法と同じであっ
た。
【0036】マーキング・トナーを、画像濃度の範囲を
含むトナー・スケールまたはパッチを作るために、光導
電体の一つのフレーム上で現像した。その後、中間転写
部材のコアに700ボルトの電圧を掛けることにより、
マーキング・トナー・フレームを中間転写部材に転写し
た。その後、上記パッチを、中間転写部材とバックアッ
プ・ローラとの間に2300ボルトの電位差を掛けるこ
とによって、中間転写部材とバッキング・ローラとによ
って形成されている転写ニップ内で、チャンピオン社製
のクロム・コート(登録商標)という商品名の粘土で被
覆した紙に転写した。
【0037】上層被覆は、印刷工程中欠陥も起こさず、
画像の品質も劣化しなかったし、転写効率も優れている
ことが証明された。
【0038】<実施例2>異なる中間転写部材と、異な
るマーキング・トナーを使用した以外は、実施例2の場
合も実施例1と同じプロセスと同じパラメータを使用し
た。中間転写部材は、コンプライアンスを持つブランケ
ットと、上層被覆からなるローラであった。コンプライ
アンスを持つブランケットは、比抵抗が4x108オー
ム・センチ、厚さが5.1ミリ、ヤング係数が3.8M
Paである、静電防止剤でドーピングしたポリウレタン
製であった。上層被覆は、ICI(インペリアル・ケミ
カル・インダストリアル PLC)が市販しているパー
ミュタン(登録商標)の12ミリの厚さの層であった。
【0039】中間転写部材は下記の方法で調製した。L
42はユニロイヤル社が市販しているポリイソシアネー
ト樹脂である。EC−300は、エチル社が市販してい
るアミン鎖延長剤である。1モルの塩化鉄と3モルのジ
エチレングリコールからなる静電防止剤複合体を、0.
437グラムのテトラエチレングリコールを含む容積3
リットルのガラスのビーカーに入れ、得られた混合物を
5分間攪拌した。その後、846.76グラムのL42
樹脂を加え、得られた混合物を2分間攪拌した。その
後、9.53グラムのEC−300を加え、得られた混
合物を5分間攪拌し、その後減圧下(0.10mmH
G)で空気を抜き取った。一種のポリウレタンである、
得られた混合物を中央部にローラ・コアを備えた準備し
た型に注入し、18時間80℃で硬化させた。ローラを
型から取り出し、直径14.6センチの大きさに破砕し
た。その後、ローラをパーミュタン U6729の12
ミクロンの厚さの層で被覆した。
【0040】図12に示す区画上層被覆を実施例1のよ
うに形成した。ブランケットの硬度がさらに高いので、
セグメントのサイズはさらに小さくなり、長さ0.3ミ
リ、幅0.1ミリであった。区画した上層被覆は、最終
印刷工程中も欠陥も起こさず、転写効率も優れているこ
とが証明された。シリカ転写補助添加剤を使用しなかっ
た点を除けば、マーキング・トナーは実施例1のものと
同じものであった。転写補助添加剤に適した材質として
は、二酸化チタンおよびマグネタイトがある。転写補助
添加剤粒子の許容できる直径の範囲は、0.3−0.2
ミクロンである。
【0041】本発明を、主として好適な実施形態を参照
しながら説明してきたが、添付の特許請求の範囲に記載
するように、本発明の精神および範囲内において、種々
の変更および修正を行うことができることを理解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レシーバシート表面上に起伏を持つ、従来技
術による中間転写部材およびレシーバシートの断面図で
ある。
【図2】 種々のサイズのトナー粒子を有する、従来技
術による中間転写部材およびレシーバシートの断面図で
ある。
【図3】 本発明を使用するカラー・プリンタの略側面
図である。
【図4】 本発明による中間転写ローラまたはドラムの
部分断面図である。
【図5】 本発明の他の実施形態のウェブの形をした中
間転写部材の部分断面図である。
【図6】 本発明の中間転写部材上の区画した上層被覆
の一例の平面図である。
【図7】 本発明の中間転写部材上の区画した上層被覆
の他の例の平面図である。
【図8】 本発明の中間転写部材上の区画した上層被覆
の他の例の平面図である。
【図9】 本発明の中間転写部材上の区画した上層被覆
の他の例の平面図である。
【図10】 本発明の中間転写部材の断面図である。
【図11】 実施例1で用いた本発明の中間転写ローラ
表面の写真である。
【図12】 実施例2で用いた本発明の中間転写ローラ
表面の写真である。
【符号の説明】
12.トナー粒子 13.ピーク 14.レシーバシート 15.谷の部分 16.大きな粒子 17.小さな粒子 18.上層被覆 19.コンプライアンスを持つブランケット 20.装置 21.第一の画像部材または光導電ウェブ 27.ローラ 28.ローラ 29.ローラ 33.帯電ステーション 34.露出ステーション 35.トナー・ステーション 36.トナー・ステーション 38.トナー・ステーション 42.転写ローラ・ドラム 49.清掃ステーション 50.供給源 51.転写ステーション 52.移送機構 53.溶融装置 54.出力トレー 56.バッキング・ローラ 60.支持体 80.区画上層被覆 81.セグメント 82.導電層 84.バッキング部材
フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド・ジェイ・ケスネル アメリカ合衆国・ニューヨーク・14534− 1023・ピッツフォード・ワイドウォーター ズ・レーン・27 (72)発明者 ウィリアム・ビー・ヴリーランド アメリカ合衆国・ニューヨーク・14580・ ウェブスター・ディッキンソン・ロード・ 201

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を第一の画像部材上で形成し、 乾燥トナーを上記静電画像に塗布することによってトナ
    ー画像を形成するために、トナー粒子を含む上記乾燥ト
    ナーで上記潜像を色合いづけし、 中間転写部材が、セグメントに区画された硬質材料の上
    層被覆及びコンプライアンスを持つブランケットを具備
    する場合に、トナー画像を第一の画像部材から上記中間
    転写部材へ転写させる電界の作用により、上記トナー画
    像を上記第一の画像部材から中間転写部材へ転写し、 トナー粒子を、上記中間転写部材からレシーバシートへ
    転写させる電界の下で、上記トナー画像を、上記中間転
    写部材から上記レシーバシートに転写することからなる
    レシーバシート上にトナー画像を形成する方法。
  2. 【請求項2】 トナー画像を電子写真装置の第一の画像
    部材からレシーバシートに転写するための中間転写部材
    であって、 基板と、 上記基板の表面に設けられた、コンプライアンスを持つ
    ブランケットと、 上記コンプライアンスを持つブランケットに接着され、
    小さなセグメントに区画された上層被覆とを具備する中
    間転写部材。
JP9161781A 1996-05-16 1997-05-15 微細コンプライアンス向上のための区画された表面被覆 Pending JPH1069172A (ja)

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