JP2007300968A - 着座型運動装置 - Google Patents

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悟 白石
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Abstract

【課題】バランス訓練を効率的にできるようにする。
【解決手段】座部2と、この座部2の下側に設けられ且つ座部2を揺動させる揺動装置3と、座部2と揺動装置3とを支持する支持台4とを有する着座型運動装置1において、座部2と揺動装置3との間には、座部2の前側の高さと、座部2の後側の高さとをそれぞれ独立して調整可能な高さ調整機構20を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、着座型運動装置に関する。
従来、着座型運動装置としては、使用者が座部に座った状態で座部を様々な方向に揺動させて使用者のバランス訓練を行うものが知られている(特許文献1)。
この着座型運動装置は、揺動装置により座部を支持しており、該揺動装置により座部を前後方向に往復移動させるようにしている。加えて、前記揺動装置は、軸心を前後方向へ向けた前後軸を有し、この前後軸を支点としてその上側で、座部を左右方向に揺動自在としている。
特開2001−286578号公報
特許文献1での着座型運動装置では、座部を前後方向又は左右方向に揺動自在することで使用者のバランス訓練をすることができるが、十分な効果が得られない場合があった。
即ち、この着座型運動装置では座部の高さが決まっているので、使用者が背が高い場合、座部の高さが低過ぎて足が床面等についてしまうなどで、バランス訓練が行い難く十分な効果が得られないことがある。
また、使用者が背が低い場合、座部の高すぎることとなり、使用者が座部に着座し難かったり、使用者が座部に着座した状態では不安定になりやすく、これによって、バランス訓練が行い難く十分な効果が得られないことがある。
バランス訓練の効果を上げるためには、揺動装置での揺動の振幅や往復移動速度を大きくすることが考えられるが、このように揺動装置での揺動の振幅や往復移動速度を大きくしたとしても、特定の部位を揺動させることに留まり、他の様々な部位に対して負荷をかけるということができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、効果的なバランス訓練ができるようにした着座型運動装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
すなわち、本発明に係る着座型運動装置は、座部と、この座部の下側に設けられ且つ座部を揺動させる揺動装置と、座部と揺動装置とを支持する支持台とを有する着座型運動装置において、前記座部と揺動装置との間には、座部の前側の高さと、座部の後側の高さとをそれぞれ独立して調整可能な高さ調整機構を有している点にある。
これによれば、高さ調整機構によって、座部の前側の高さと、座部の後側の高さとをそれぞれ独立して調整することができるため、座部の高さを使用者の体型に合わせて変更することができる。これに加え、座部の前側の高さと座部の後側の高さとを異ならせることで座部を傾斜させることが可能となる。傾斜した座部に使用者が跨った場合、使用者は、座部が水平な状態に比べ、当該使用者の姿勢を一定に保つことが難しくなる。着座型運動装置は、使用者がその姿勢を一定に保つことが難しくなる状態で、座部を前後方向又は左右方向に揺動させることから、使用者のバランス訓練をより効果的に行うことができる。
前記高さ調整機構は、座部の前側の高さを調整する第1高さ調整部と、前記座部の後側の高さを調整する第2高さ調整部と備えており、前記第1高さ調整部は、座部の前側の高さを少なくとも1以上変更可能となるように構成され、前記第2高さ調整部は、座部の後側の高さを少なくとも1以上変更可能となるように構成され、第1高さ調整部における各段数の変更量と、第2高さ調整部における各段数の変更量とは同じに設定されていることが好ましい。
これによれば、第1高さ調整部における各段数と、第2高さ調整部における各段数とを同じにすれば、座部の水平状態における当該座部の高さを変更することができる。これに加え、第1高さ調整部における各段数と、第2高さ調整部における各段数とを異なるようにすれば、座部の傾斜状態における当該座部の高さを変更することができる。
前記高さ調整機構は角度変更機能を具備しており、角度変更機能は、第1高さ調整部の高さを変更することで座部の前部の傾斜角度を変更すると共に、第2高さ調整部の高さを変更することで座部の後部の傾斜角度を変更することが好ましい。
これによれば、高さ調整機構に角度変更機能を具備させているため、座部の高さを調整する機構と、座部の角度を変更する機構との両機構を別々に設ける必要がなく、コストを安価にすることができる。
前記第1高さ調整部は、軸心が前後方向に向くように配置され且つ先端側が座部の前側に連結された第1支持棒と、この第1支持棒の基端側が連結され且つ左右方向の回転軸回りに1又は複数段で回動する第1ラチェット体とを備え、前記第2高さ調整部は、軸心が前後方向に向くように配置され且つ先端側が座部の後側に連結された第2支持棒と、この第2支持棒の基端側が連結され且つ左右方向の回転軸回りに1又は複数段で回動する第2ラチェット体とを備えていることが好ましい。
これによれば、第1ラチェット体によって第1支持棒の先端側を有段的に揺動させることができ、この第1支持棒の揺動によって座部の前側の高さを変更することができる。また、第2ラチェット体によって第2支持棒の先端側を有段的に揺動させることができ、この第2支持棒の揺動によって座部の後側の高さを変更することができる。
前記第1ラチェット体は、前記揺動装置の上面側で且つ揺動装置の前側に配置され、前記第2ラチェット体は、前記揺動装置の上面側で且つ揺動装置の後側に配置されていることが好ましい。
これによれば、第1支持棒の長さを短くすることができるので、第1ラチェット体にかかるモーメントが小さくなり、第1ラチェット体によって座部の前側を強固に支持することができる。また、第2支持棒の長さを短くすることができるので、第2ラチェット体にかかるモーメントが小さくなり、第2ラチェット体によって座部の後側を強固に支持することができる。
前記第1高さ調整部は、第1支持棒と座部との間に設けられた第1支持板と、この第1支持板と第1支持棒との間に設けられた摺動部材と、前記第1支持板の上面側に設けられ且つ左右に延びる上軸と、前記第1支持板の下面側に設けられ且つ左右に延びる下軸と、長穴を有し且つ座部の前側に設けられた第1連結体とを備え、前記摺動部材の下端側が前記第1支持棒の先端側に摺動自在に嵌り込み、摺動部材の上端側が前記下軸に回動自在に嵌り込み、前記上軸が第1連結体の長穴に枢支されており、前記第2高さ調整部は、第2支持棒と座部との間に設けられた第2支持板と、この第2支持板と第2支持棒との間に設けられた摺動部材と、前記第2支持板の上面側に設けられ且つ左右に延びる上軸と、前記第2支持板の下面側に設けられ且つ左右に延びる下軸と、長穴を有し且つ座部の後側に設けられた第2連結体とを備え、前記摺動部材の下端側が前記第2支持棒の先端側に摺動自在に嵌り込み、摺動部材の上端側が前記下軸に回動自在に嵌り込み、前記上軸が第2連結体の長穴に枢支されていることが好ましい。
前記座部が高さ変更後に、座部が前後移動するのを規制する規制部材が、揺動装置の上面側と座部との間に設けられていることが好ましい。
これによれば、前記第1支持棒や第2支持棒のように各支持棒の回動による揺動によって座部の高さを変更する構造にあっては、座部の高さを変更する際に座部を多少前後移動させなければならないが、規制部材を設けることによって、高さ変更後の座部をより安定的に支持することが可能となる。
前記規制部材は、座部の左右中央部から下側に突出する突出部材と、この突出部材を左右両側から挟み込んで突出部材の前後の移動を規制するストッパとを備え、このストッパは揺動装置の上面側で前後揺動自在に支持されていことが好ましい。
これによれば、簡単な構成で座部が前後移動するのを規制する規制部材を構成することができる。
前記揺動装置の上面側と座部との間に、座部の前側を下側に付勢する第1付勢部材と、座部の後側を下側に付勢する第2付勢部材とが設けられていることが好ましい。
これによれば、第1ラチェット体又は第2ラチェット体の位置決めを解除して、座部の前側又は後側を最も低い位置にする場合には、座部の前側又は後側を容易に移動させることができる。
本発明に係る着座型運動装置では、効果的なバランス訓練ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1〜11には、本発明の第1実施形態における着座型運動装置が示されている。
図1,2に示すように、この着座型運動装置1は、座部2と、この座部2の下側に設けられ且つ座部2を揺動させる揺動装置3と、座部2と揺動装置3とを支持する支持台4とを有している。
座部2の前側には操作パネル部5が設けられており、使用者Mは座部2上に跨り、操作パネル部5が自分の前に来るように乗馬姿勢で着座する。
以下、図2における左右方向を前後方向とし、図2の上下方向を上下方向とする。図2の紙面貫通方向を左右方向又は幅方向とする。これは、着座型運動装置1に着座した使用者Mから見た前後方向、左右方向、上下方向と一致する。
支持台4は、床面F等に載置するもので、床面F上に配置されるベース6と、このベース6の前側に設けられた前支持脚7と、このベース6の後側に設けられた後支持脚8と、ベース6の上方に設けられたケース体9とを有している。
ベース6の左右両側には前方及び後方へ脚部10が突設され、脚部10の突端部下面に防振部材10aが設けられている。支持台4の前支持脚7には、その後面から左右両側へ向けてステップ11,11が突設されている。ステップ11上に座部2上に着座した使用者Mが足を載置可能となっている。
前支持脚7と後支持脚8との上部にケース体9が設けられている、このケース体9内には、揺動装置3が取り付けられている。揺動装置3は、座部2に対し前後運動・左右運動・上下運動が合成された運動を発生させて、座部2上に座った使用者Mの着座バランスを適度に崩させる動き(バランス運動)を発生させるものである。
図11に示すように、揺動装置3は、ケース体9に取り付けられる板状のベース体80と、このベース体80に設けられた駆動機構13と、この駆動機構13によって駆動される第1運動機構14及び第2運動機構15とを有している。
第1運動機構14は、座部2に対する前後及び上下の動作(前後立体運動)を発生させるものであり、第2運動機構15は、座部2に対する左右及び上下の動作(左右立体運動)を発生させものである。
さらに詳しくは、第1運動機構14は、ケース体9に形成された収納凹部16上に配置されるベース体80上の前後に設けられた前部支持部材81及び後部支持部材82と、これらに支持される前部横軸83及び後部横軸84と、これら横軸83,84に設けられた前部回動部材85及び後部回動部材86と、これら回動部材85,86に嵌り込み且つ箱フレーム87を下方から支持する前部連結部材88、後部連結部材89とを有している。前部支持部材81,81と後部支持部材82,82とは、互いに前後方向に所定間隔をおいて平行状態で保持されている。
前部横軸83には、前部横軸83よりも太い棒材でその断面が円形である前部回動部材85が、前部横軸83の軸方向中央部に偏心した状態で一体に取り付けられている。前部横軸83の一端部は、駆動機構13の減速部92と連結されており、駆動機構13の作動時には前部横軸83が回転するのに伴って前部回動部材85が前部横軸83を中心とした偏心回転をする。
後部横軸84には、後部横軸84よりも太い棒材でその断面が円形である後部回動部材86が、後部横軸84の軸方向中央部に偏心した状態で一体的に取り付けられている。
左右一対の前部連結部材88,88の上端側と左右一対の後部連結部材89,89の上端側は、箱フレーム87に連結されている。
以上述べた構成を有しているため、駆動機構13の作動により、前部横軸83が回転し前部回動部材85が偏心回転を始めると、この前部回動部材85の偏心回転に伴って前部連結部材88も前後・上下運動を始める。後部連結部材89は、箱フレーム87により前部連結部材88に対して一体となっているため、前部連結部材88が前方及び後方へ向け移動するときには、これらに追従するように前後動をする。
これらの動きが箱フレーム87の動きとして取り出され、第1運動機構14による前後立体運動となる。
一方、第2運動機構15は、前部回動部材85に嵌合している前部連結部材88が、左右方向にスライド自在となっていて、加えて、後部回動部材86に嵌合している後部連結部材89が、左右方向にスライド自在となっている構成を有している。
この第2運動機構23は、駆動機構13の出力により回転させられる円筒カム90と、この円筒カム90の外周面に形成されたエンドレスのカム溝(図示せず)に嵌り込む摺動子(図示せず)と、この摺動子に連動して左右方向に往復移動するスライダ91とから構成される出力部により、左右方向に往復運動させられる。この動きが座部2に伝えられ、第2運動機構23による左右立体運動となる。
座部2の前部側上面はやや小高く隆起され、この部分の頂上に操作パネル部5が設けられている。この操作パネル部5には、前後立体運動や左右立体運動を駆動させたり停止させたりするスタートスイッチやストップスイッチ、或いはモード切替スイッチや速度調整スイッチ等のスイッチが設けられている。
座部2とケース体9との間には、揺動装置3を覆うと共に使用者Mが揺動装置3に触れることを防ぐための覆い体16が設けられている。この覆い体16としては、伸縮自在の布などを採用することができる。
図2に示すように、座部2と揺動装置3との間には、座部2の前側(前部)2Fの高さと、座部2の後側(後部)の高さとをそれぞれ独立して調整可能な高さ調整機構20を有している。この高さ調整機構20は、例えば、座部2の前部2Fから床面Fまでの高さ、座部2の後部2Rから床面Fまでの高さを自在に変更するものである。
前記高さ調整機構20は、座部2の前側から床面Fまでの高さを少なくとも1以上変更可能となるように構成された第1高さ調整部21と、座部2の後側から床面Fまでの高さを少なくとも1以上変更可能となるように構成された第2高さ調整部22とを備えている。
具体的には、第1高さ調整部21は、座部2の前部2Fと揺動装置3との間に配置されていて、座部2の前部2Fを上げたり下げたりすることができるものである。第2高さ調整部22は、座部2の後部2Rと揺動装置3との間に配置されていて、座部2の後部2Rを上げたり下げたりすることができるものである。
以下、第1高さ調整部21、第2高さ調整部22について説明する。
図3に示すように、揺動装置3の上面に板状の取付板23が取り付けられていて、この取付板23の前側に第1高さ調整部21が設けられ、取付板23の後側に第2高さ調整部22が設けられている。
第1高さ調整部21は、第1支持棒24と、第1ラチェット体25とを備えている。この第1ラチェット体25には第1支持棒24の基端側が連結されており、第1ラチェット体25の動作により第1支持棒24体の先端部が上下方向に揺動するようになっている。 図5、6に示すように、前記取付板23上には、2つの第1支持棒24,24と2つの第1ラチェット体25,25とが配置されている。この第1ラチェット体25は、揺動装置3の上面側で且つ揺動装置3の前側に配置されている。
詳しくは、取付板23上において、当該取付板23の前側で且つ左右方向一端側に一方の第1支持棒24a及び一方の第1ラチェット体25aとが配置され、当該取付板23の前側で且つ左右方向他端側に他方の第1支持棒24b及び他方の第1ラチェット体25aとが配置されている。
それぞれの第1ラチェット体25の後側は、取付板23上において、その前後中央部で且つ左右中央部側に固定された1つの固定部材32に取り付けられている。
第1支持棒24は、取付板23上において軸心が前後方向に向くように配置され、且つ、先端側が座部2の前側に連結されている。第1ラチェット体25は、左右方向の回転軸回りに1又は複数段で回動するもので、その構造としては従来公知のものが採用可能である。
本実施形態の場合、第1ラチェット体25は、当該第1ラチェット体25に連結された第1支持棒24の先端側を、最も取付板23に近接させた基準位置と、この基準位置から1段だけ上昇させた切換位置とに位置変更できると共に、第1支持棒24の先端側を自由に上下に揺動できるフリー状態にすることができるようになっている。第1ラチェット体25は、略円形の外殻部材27と、取付板23上に配置された回転軸28回りに回転する回転部材29とから備えたものが採用されている。回転部材29に第1支持棒24の基部側が連結されている。
したがって、回転部材29を回転軸28と共に回転させ、各第1ラチェット体25の内部に設けた爪部(図示せず)と回転部材29とを係止することで、回転部材29は段階的(有段的)に、例えば1段に回動するようになっている。
第2高さ調整部22は、第2支持棒30と、第2ラチェット体31とを備えている。この第2ラチェット体31には第2支持棒30の基端側が連結されており、第2ラチェット体31の動作により第2支持棒30の先端部が上下方向に揺動するようになっている。前記取付板23上には、2つの第2支持棒30,30と2つの第2ラチェット体31,31とが配置されている。この第2ラチェット体31は、揺動装置3の上面側で且つ揺動装置3の後側に配置されている。
詳しくは、取付板23上において、当該取付板23の後側で且つ左右方向一端側に、一方の第2支持棒30aと一方の第2ラチェット体31aとが配置され、当該取付板23の後側で且つ左右方向他端側に他方の第2支持棒30bと他方の第2ラチェット体31bとが配置されている。
それぞれの第2ラチェット体31は、取付板23上において、その前後中央部で且つ左右両側に固定された一対の固定部材26に取り付けられ、第1ラチェット体25の間に第2ラチェット体31が配置されたものとなっている。
第2支持棒30は、取付板23上において軸心が前後方向に向くように配置され、且つ、先端側が座部2の後側に連結されている。
第2ラチェット体31は、左右方向の回転軸28回りに1又は複数段で回動するもので、その構造としては第1ラチェット体25と同様に従来公知のものが採用可能である。
本実施形態の場合、第2ラチェット体31は、当該第2ラチェット体31に連結された第2支持棒30の先端側を、最も取付板23に近接させた基準位置と、この基準位置から1段だけ上昇させた切換位置とに位置変更できると共に、第2支持棒30の先端側を自由に上下に揺動できるフリー状態にすることができるようになっている。第2ラチェット体31は、第1ラチェット体25と同様に外殻部材27と、回転部材29とを備えたものが採用されている。回転部材29に第2支持棒30の基部側が連結されている。
したがって、回転部材29を回転軸28と共に回転させ、第2ラチェット体31の内部に設けた爪部(図示せず)と回転部材29とを係止することで、回転部材29は段階的(有段的)に1段に回動するようになっている。
以上、第1高さ調整部21及び第2高さ調整部22によれば、第1高さ調整部21の各段における変更量と、第2高さ調整部22の各段における変更量とは同じに設定されている。即ち、第1ラチェット体25における切換段数と、第2ラチェット体31における切換段数とが同じに設定されおり、第1ラチェット体25での各段数の変更量と、第2ラチェット体31での各段数の変更量とが同じに設定されている。
したがって、第1ラチェット体25における段数と、第2ラチェット体31における段数とを同じにすると、座部2は水平状態になり、第1ラチェット体25における段数と、第2ラチェット体31における段数とを異ならせると、座部2は傾斜状態になる。
以下、第1高さ調整部21、第2高さ調整部22をついて、さらに詳しく説明する。
第1高さ調整部21は、第1支持板35と、この第1支持板35と第1支持棒24との間に設けられた摺動部材36と、座部2の前側に設けられた第1連結体37と、第1支持板35の上側に設けられた上軸38と、第1支持板35の下側に設けられた下軸39とを備えている。
図5に示すように、前記固定部材32の上部に軸心が左右方向に向く回転軸40が配置され、この回転軸40は固定部材32の上部に固定された支持部41に回転自在に支持されている。
第1支持板35は鋼製の板材から構成され、第1支持棒24と座部2との間(取付板23の上方)に設けられている。第1支持板35は取付板23の上方に配置され、この第1支持板35の基端側が回転軸40に連結されている。
第1支持板35の基端側の上面には、軸心が左右方向に向く前記上軸38を回転自在に支持する上支持部42が取り付けられ、第1支持板35の基端側の下面には、軸心が左右方向に向く前記下軸39を回転自在に支持する下支持部43が取り付けられている。
摺動部材36は、第1支持棒24と下軸39とを連結するもので、摺動部材36の下側には前後方向に延びる孔44が形成され、摺動部材36の上側には左右方向に延びる孔45が設けられていて、孔44に第1支持棒24の先端部が挿通され、孔45に下軸39が挿通されている。
したがって、摺動部材36の下端側が第1支持棒24の先端側に摺動自在に嵌り込み、摺動部材36の上端側が下軸39に回動自在に嵌り込んでいて、これにより、第1支持棒24と第1支持板35とが連結されている。
第1連結体37は上軸38と座部2とを連結するもので、座部2の前側で当該座部2の下面に設けられている。第1連結体37には前後に延びる長孔46が設けられている。この長孔46に上軸38が挿通され、この上軸38は長孔46に沿って前後方向に移動することができるようになっている。
したがって、上軸38が長孔46に挿通されることにより、第1支持板35の先端側と座部2の前部とが連結されている。
前記第2高さ調整部22は、第2支持板50と、この第2支持板50と第2支持棒30との間に設けられた摺動部材51と、座部2の後側に設けられた第2連結体52と、第2支持板50の上側に設けられた上軸53と、第1支持板35の下側に設けられた下軸54とを備えている。
一対の固定部材26の間に軸心が左右方向に向く回転軸55が配置され、この回転軸55は各固定部材26の上部に固定された支持部56に回転自在に支持されている。第2支持板50は鋼製の板材から構成され、第2支持棒30と座部2との間(取付板23の上方)に設けられている。第2支持板50は取付板23の上方に配置され、この第2支持板50の基端側が回転軸55に連結されている。
第2支持板50の基端側の上面には、軸心が左右方向に向く前記上軸53を回転自在に支持する上支持部57が取り付けられ、第2支持板50の基端側の下面には、軸心が左右方向に向く前記下軸54を回転自在に支持する下支持部58が取り付けられている。
摺動部材51は、第2支持棒30と下軸54とを連結するもので、摺動部材51の下側には前後方向に延びる孔59が形成され、摺動部材51の上側には左右方向に延びる孔60が設けられていて、孔59に第2支持棒30の先端部が挿通され、孔60に下軸54が挿通されている。
したがって、摺動部材51の下端側が第2支持棒30の先端側に摺動自在に嵌り込み、摺動部材51の上端側が下軸54に回動自在に嵌り込んでいて、これにより、第2支持棒30と第2支持板50とが連結されている。
第2連結体52は上軸53と座部2とを連結するもので、座部2の後側で当該座部2の下面に設けられている。第2連結体52には前後に延びる長孔61が設けられている。この長孔61に上軸53が挿通され、この上軸53は長孔61に沿って前後方向に移動することができるようになっている。
したがって、上軸53が長孔61に挿通されることにより、第2支持板50の先端側と座部2の後部とが連結されている。
以上、第1高さ調整部21によれば、第1支持棒24の先端側が基準位置あるときに、座部2の前側を使用者Mが手で掴んで上方に引き上げれば、第1支持棒24の先端側を切換位置にして座部2の前側の高さを高くすることができる。
第1支持棒24の先端側が切換位置あるときに、座部2の前側を使用者Mが手で掴んで上方に引き上げれば、第1支持棒24の先端側がフリー状態となり、第1支持棒24の先端側を再び基準位置にすることで、座部2の前側の高さを戻すことができる。
第2高さ調整部22によれば、第2支持棒30の先端側が基準位置あるときに、座部2の後側を使用者Mが手で掴んで上方に引き上げれば、第2支持棒30の先端側を切換位置にして座部2の前側の高さを高くすることができる。
第2支持棒30の先端側が切換位置あるときに、座部2の前側を使用者Mが手で掴んで上方に引き上げれば、第2支持棒30の先端側がフリー状態となり、第2支持棒30の先端側を再び基準位置にすることで、座部2の前側の高さを戻すことができる。
詳しくは後述するが、座部2の前側又は後側の高さを変更する際には、座部2は前後方向に移動する。そのため、座部2が前後方向に移動するのを規制する規制部材65が、揺動装置3の上面側と座部2との間に設けられている。
具体的には、この規制部材65は、座部2の前後中央部から下側に突出する突出部材77と、この突出部材77を左右両側から挟み込んで突出部材77の前後の移動を規制するストッパ66とを備え、このストッパ66は揺動装置3の上面側で前後揺動自在に支持されている。
ストッパ66は合成樹脂等で構成されたもので、取付板23の中央部側で当該取付板23の左右両端側に配置されいる。このストッパ66は、上下に延びていて前後方向に間隔をおいて配置された前後一対の起立部67,67と、この起立部67,67の下部を連結する連結部68とを有している。
連結部68には、軸心が前後方向に向くピン69が設けられ、このピン69が取付板23又は揺動装置3に取り付けられており、これにより、ストッパ66は前後に揺動することができるようになっている。
前記突出部材77は、座部2の下側で当該座部2の左右両端部からストッパ66に向けて突出している。この突出部材77の先端側は、前側の起立部67Fと後側の起立部67Rとの間に位置しており、突出部材77と前後の起立部67F,67Rとが接触可能となっている。
したがって、座部2が前後方向に移動した場合、突出部材77の先端部が前後の起立部67F,67Rに接触するので、座部2が前後移動するのを規制することができる。
揺動装置3の上面側と座部2との間に、座部2の前側を下側に付勢する第1付勢部材70と、座部2の後側を下側に付勢する第2付勢部材71とが設けられている。
具体的には、取付板23と第1支持板35との間に第1付勢部材70が設けられ、取付板23と第2支持板50との間に第2付勢部材71が設けられている。
取付板23の前側で左右方向両端部に、ばね等により構成された第1付勢部材70が配置され、第1付勢部材70の下端が取付板23に連結され、第1付勢部材70の上端が第1支持板35に連結されている。
取付板23の後側で左右方向両端部に、ばね等により構成された第2付勢部材71が配置され、第2付勢部材71の下端が取付板23に連結され、第2付勢部材71の上端が第2支持板50に連結されている。
したがって、第1付勢部材70の付勢力によって第1支持板35、即ち、第1支持板35と連結している座部2の前側が下側に付勢され、第2付勢部材71の付勢力によって第2支持板50、即ち、第2支持板50と連結している座部2の後側が下側に付勢されている。
次に、着座型運動装置1の作動態様について説明する。
図8(a)に示すように、第1ラチェット体25及び第2ラチェット体31の段数を最下段(0段)にしている状態(第1支持棒24の先端側を基準位置にしている状態)では、座部2の前側及び座部2の後側は最も低い位置にあり、座部2の前側と座部2の後側とは同じ高さであって座部2の傾斜角度は略零となる水平状態である(以降、座部2の前側と座部2の後側とは同じ高さであって座部2の傾斜角度が略零となる状態のことをフラット状態ということがある)。
図8(b)に示すように、フラット状態から使用者Mが座部2の前側を掴んで上方に引き上げると、第1高さ調整部21の摺動部材36が第1支持棒24に沿って前方に移動しつつ、第1支持棒24の先端側が1段上昇した切換位置になる。第1支持棒24の先端側が切換位置になったとき、第1ラチェット体25の段数が最下段(0段)から最上段(1段)に切り替わり、座部2の前側の高さが、最下段の高さH1から最上段の高さH2へと変わって高くなる。
言い換えれば、座部2の前側の高さが座部2の後側の高さよりも高くなり座部2の傾斜角度は正の角度(+α)となる。なお、以下の説明で、座部2の前側の高さが座部2の後側の高さよりも高くなり座部2の後側から見て、座部2の前側が上の位置にある状態を前上がり状態ということがある。
上述したように、フラット状態から前上がり状態になるときの態様をさらに詳しく説明すると、回転軸28を中心とする第1支持棒24の揺動によって座部2の前側の高さが変化するようになっているため、フラット状態から前上がり状態になるときは、座部2は少し後方へ移動しながら当該座部2の前側が上方へ上がる。
また、フラット状態から前上がり状態になるときは、座部2の後方への移動に伴って第2高さ調整部22の連結部材52が後側へ移動すると共に、座部2の後方への移動に応じてストッパ66が揺動し、突出部材77は上方に移動する。第2高さ調整部22の連結部材52が後側へ移動することに伴って、当該連結部材52の長孔61内を第2高さ調整部22の上軸53が移動することとなる。
前上がり状態となった後は、ストッパ66によって突出部材77の移動が規制されているため、第1支持棒24や第2支持棒30を揺動させなければ、座部2は前後移動しないようになっている。
図8(c)に示すように、前上がり状態から使用者Mが座部2の後側を掴んで上方に引き上げると、第2高さ調整部22の摺動部材51が第2支持棒30に沿って後方に移動しつつ、第2支持棒30の先端側が1段上昇した切換位置になる。
第2支持棒30の先端側が切換位置になったとき、第2ラチェット体31の段数が最下段(0段)から最上段(1段)に切り替わり、座部2の後側の高さが、最下段の高さH1から最上段の高さH2へと変わって高くなる。
上述したように、前上がり状態からフラット状態になるときの態様をさらに詳しく説明すると、回転軸28を中心とする第2支持棒30の揺動によって座部2の後側の高さが変化するようになっているため、前上がり状態からフラット状態になるときは、座部2は少し前方へ移動しながら当該座部2の後側が上方へ上がる。
また、前上がり状態からフラット状態になるときは、座部2の前方への移動に伴って第1高さ調整部21の連結部材47が前側へ移動すると共に、座部2の前方への移動に応じてストッパ66が揺動し、突出部材77は上方に移動する。第1高さ調整部21の連結部材47が後側へ移動することに伴って、当該連結部材47の長孔46内を第1高さ調整部21の上軸53が移動することとなる。
フラット状態になった後は、ストッパ66によって突出部材77の移動が規制されているため、第1支持棒24や第2支持棒30を揺動させなければ、座部2は前後移動しないようになっている。
このように、座部2の前側の高さや座部2の後側の高さを最上段の高さH2に変更した状態から座部2の前側又は座部2の後側のどちらか一方を、使用者Mが掴んで上方に引き上げることで、座部2の高さを変更することができる。
座部2の前側の高さを最上段にしたフラット状態から使用者Mが座部2の前側を掴んで上方に引き上げると、第1支持棒24の先端部がフリー状態となって回転部材29と爪部との係止が解除される。このように、最上段で回転部材29と爪部との係止を解除すると、第1支持棒24の先端部を基準位置にすることができる。このとき、第1支持棒24は、補助部材98に当たって停止する。
したがって、座部2の前側の高さを最上段にしたフラット状態から使用者Mが座部2の前側を掴んで上方に引き上げると、座部2の前側の高さが座部2の後側の高さよりも低くすることができる。
一方で、座部2の前側の高さを最上段にしたフラット状態から使用者Mが座部2の後側を掴んで上方に引き上げると、第2支持棒30の先端部がフリー状態となって回転部材29と爪部との係止が解除される。このように、最上段で回転部材29と爪部との係止を解除すると、第2支持棒30の先端部を基準位置にすることができる。このとき、第2支持棒30は、補助部材98に当たって停止する。
したがって、座部2の後側の高さを最上段にしたフラット状態から使用者Mが座部2の後側を掴んで上方に引き上げると、座部2の後側の高さが座部2の前側の高さよりも低くすることができる。
また、図9(a)、(b)に示すように、座部2の高さを最も低くしたフラット状態から座部2の後側を掴んで引き上げた場合は、第1高さ調整部21の摺動部材36が第2支持棒30に沿って前方に移動しつつ、第2支持棒30の先端側が切換位置となる。これにより、第2ラチェット体31の段数が最下段(0段)から最上段(1段)に切り替わり、第2支持棒30が最上段の位置で停止し、座部2の後側の高さは、最下段の高さH1から最上段の高さH2へと変わって高くなる。
言い換えれば、座部2の後側の高さが座部2の前側の高さよりも高くなり座部2の傾斜角度は正の角度(−α)となる。なお、以下の説明で、座部2の後側の高さが座部2の前側の高さよりも高くなり座部2の後側から見て、座部2の後側が上の位置にある状態を後上がり状態ということがある。
フラット状態から後上がり状態になるときは、座部2は少し前方へ移動しながら当該座部2の後側が上方へ上がるため、座部2の前方への移動に伴って第1高さ調整部21の連結部材52が前側へ移動すると共に、座部2の前方への移動に応じてストッパ66が揺動し、突出部材77は上方に移動する。第1高さ調整部21の連結部材52が前側へ移動することに伴って、当該連結部材52の長孔内を第1高さ調整部21の上軸53が移動することとなる。
後上がり状態となった後は、ストッパ66によって突出部材77の移動が規制されているため、第1支持棒24や第2支持棒30を揺動させなければ、座部2は前後移動しないようになっている。
図9(c)に示すように、後上がり状態から使用者Mが座部2の前側を掴んで上方に引き上げると、第1支持棒24の先端側が切換位置となり、最下段の高さH1から最上段の高さH2へと変わって高くなり、フラット状態となる。
以上、着座型運動装置1によれば、高さ調整機構20によって、座部2の前側の高さや座部2の後側の高さを変更することができ、座部2の高さを使用者Mの体格に合わせることができる。
また、座部2の前側の高さと、座部2の後側の高さとを独立して変更することができるため、座部2の前側又は後側の高さを独立して変更することによって、座部2を前上がり状態(後下がり状態)としたり、座部2を後上がり状態(前下がり状態)とすることができる。
即ち、高さ調整機構20は角度変更機能を具備しており、角度変更機能は、第1高さ調整部21の高さを変更することで座部2の前側の傾斜角度を変更すると共に、第2高さ調整部22の高さを変更することで座部2の後側の傾斜角度を変更するものである。
図10(a)に示すように、高さ調整機構20によって、座部2の高さを変更することで座部2を後上がり状態とし、この状態で使用者Mが着座型運動装置1を使用した際は、座席2が水平に設置されている場合に比べて使用者が座席2に座った状態を維持するのが容易ではないためによりバランス感覚が要求され、かつ適度な運動を比較的短時間で行うことができる。また、使用者の脚部の筋肉を鍛えることができ、シェイプアップの効果も期待できる。
図10(b)に示されるように、高さ調整機構20によって、座部2の高さを変更することで座部2を前上がり状態とし、この状態で使用者Mが着座型運動装置1を使用した際は、座席2が水平に設置されている場合に比べて座席2に座った状態を維持するのが容易ではないためにバランス感覚が一層要求され、かつ適度な運動を比較的短時間で行うことができる。また、使用者のヒップを引き締める効果も期待できる。
[第2実施形態]
図12には、本発明の第2実施形態における着座型運動装置1が示されている。この着座型運動装置1は支持板が設けられていないもので、第1高さ調整部21の摺動部材36及び連結部材37によって第1支持棒24と座部2の前側とが連結され、第2高さ調整部の摺動部材36及び連結部材37によって第2支持棒30と座部2の後側とが連結されている。なお、第1の実施形態と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
詳しくは、第1高さ調整部21は、第1支持棒24に摺動自在な摺動部材36と、摺動部材36の上側に設けられた軸93と、長孔46を有し且つ座部2の前側に設けられた第1連結体37とを備えている。摺動部材36に設けられた軸93は、その軸93心が左右方向に向けられていて第1連結体37の長孔46に枢支されている。
また、第2高さ調整部22は、第2支持棒30に摺動自在な摺動部材36と、摺動部材36の上側に設けられた軸93と、長孔61を有し且つ座部2の後側に設けられた第2連結体52とを備えている。摺動部材36に設けられた軸93は、その軸93心が左右方向に向けられていて第2連結体52の長孔61に枢支されている。なお、座部2の前側と取付板23との間に第1付勢部材70が設けられ、座部2の後側と取付板23と第2支持板50との間に第2付勢部材71が設けられている。
本発明の着座型運動装置は上記の実施形態に限定されない。上記の実施形態では、第1ラチェット体25及び第2ラチェット体31は、左右方向の回転軸回りに1段で回動するものであったが、第1ラチェット体25及び第2ラチェット体31はこれに限らず、複数段(例えば、2段、3段)回動するものであってもよい。
第1の実施形態における着座型運動装置の外観を示す斜視図である。 着座型運動装置の断面側面図である。 図2の拡大図である。 第1支持板と第2支持板との関係を示す断面側面図である。 着座型運動装置の概略平面図である。 着座型運動装置の内部を前側から見た斜視図である。 着座型運動装置の内部を後側から見た斜視図である。 座部の高さを変更する態様を示す第1図である。 座部の高さを変更する態様を示す第2図である。 着座型運動装置の使用状態を示す図である。 揺動装置の斜視図である。 第2の実施形態における着座型運動装置の断面側面図である。
符号の説明
1 着座型運動装置
2 座部
3 揺動装置
4 支持台
20 高さ調整機構
21 第1高さ調整部
22 第2高さ調整部
23 取付板
24 第1支持棒
25 第1ラチェット体
30 第2支持棒
31 第2ラチェット体
35 第1支持板
36 摺動部材
37 第1連結体
38 上軸
39 下軸
46 長孔
50 第2支持体
51 摺動部材
52 第2連結体
53 上軸
54 下軸
61 長孔
65 規制部材
70 第1付勢部材
71 第2付勢部材

Claims (9)

  1. 座部と、この座部の下側に設けられ且つ座部を揺動させる揺動装置と、座部と揺動装置とを支持する支持台とを有する着座型運動装置において、
    前記座部と揺動装置との間には、座部の前側の高さと、座部の後側の高さとをそれぞれ独立して調整可能な高さ調整機構を有していることを特徴とする着座型運動装置。
  2. 前記高さ調整機構は、座部の前側の高さを調整する第1高さ調整部と、前記座部の後側の高さを調整する第2高さ調整部と備えており、
    前記第1高さ調整部は、座部の前側の高さを少なくとも1以上変更可能となるように構成され、前記第2高さ調整部は、座部の後側の高さを少なくとも1以上変更可能となるように構成され、第1高さ調整部における各段数の変更量と、第2高さ調整部における各段数の変更量とは同じに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の着座型運動装置。
  3. 前記高さ調整機構は角度変更機能を具備しており、角度変更機能は、第1高さ調整部の高さを変更することで座部の前部の傾斜角度を変更すると共に、第2高さ調整部の高さを変更することで座部の後部の傾斜角度を変更するものであることを特徴とする特徴とする請求項2に記載の着座型運動装置。
  4. 前記第1高さ調整部は、軸心が前後方向に向くように配置され且つ先端側が座部の前側に連結された第1支持棒と、この第1支持棒の基端側が連結され且つ左右方向の回転軸回りに1又は複数段で回動する第1ラチェット体とを備え、
    前記第2高さ調整部は、軸心が前後方向に向くように配置され且つ先端側が座部の後側に連結された第2支持棒と、この第2支持棒の基端側が連結され且つ左右方向の回転軸回りに1又は複数段で回動する第2ラチェット体とを備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の着座型運動装置。
  5. 前記第1ラチェット体は、前記揺動装置の上面側で且つ揺動装置の前側に配置され、前記第2ラチェット体は、前記揺動装置の上面側で且つ揺動装置の後側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の着座型運動装置。
  6. 前記第1高さ調整部は、第1支持棒と座部との間に設けられた第1支持板と、この第1支持板と第1支持棒との間に設けられた摺動部材と、前記第1支持板の上面側に設けられ且つ左右に延びる上軸と、前記第1支持板の下面側に設けられ且つ左右に延びる下軸と、長穴を有し且つ座部の前側に設けられた第1連結体とを備え、前記摺動部材の下端側が前記第1支持棒の先端側に摺動自在に嵌り込み、摺動部材の上端側が前記下軸に回動自在に嵌り込み、前記上軸が第1連結体の長穴に枢支されており、
    前記第2高さ調整部は、第2支持棒と座部との間に設けられた第2支持板と、この第2支持板と第2支持棒との間に設けられた摺動部材と、前記第2支持板の上面側に設けられ且つ左右に延びる上軸と、前記第2支持板の下面側に設けられ且つ左右に延びる下軸と、長穴を有し且つ座部の後側に設けられた第2連結体とを備え、前記摺動部材の下端側が前記第2支持棒の先端側に摺動自在に嵌り込み、摺動部材の上端側が前記下軸に回動自在に嵌り込み、前記上軸が第2連結体の長穴に枢支されていることを特徴とする請求項5に記載の着座型運動装置。
  7. 前記座部が高さ変更後に、座部が前後移動するのを規制する規制部材が、揺動装置の上面側と座部との間に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の着座型運動装置。
  8. 前記規制部材は、座部の左右中央部から下側に突出する突出部材と、この突出部材を左右両側から挟み込んで突出部材の前後の移動を規制するストッパとを備え、このストッパは揺動装置の上面側で前後揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項7に記載の着座型運動装置。
  9. 前記揺動装置の上面側と座部との間に、座部の前側を下側に付勢する第1付勢部材と、座部の後側を下側に付勢する第2付勢部材とが設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の着座型運動装置。
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