JP2007298718A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ枠が移動する際の傾きを確実に防止する。
【解決手段】レンズ(群)51を取り付けたレンズ枠52をこのレンズ(群)51の光軸に対して光軸Kに対して平行に設けた第1,第2のガイドシャフト13,14に沿って光軸方向に移動する際に、ラック歯55c1を形成したラック部材55をレンズ枠52に光軸Kと直交する方向に揺動可能に軸支し、且つ、光軸Kに対して平行に設けられてラック歯55c1にリード角を持って噛合するリードスクリュー62を回転自在に設けて、ラック歯55c1をバネ部材54によりリードスクリュー62側に押圧したレンズ駆動装置50’において、リードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’の方向が第1,第2のガイドシャフト13,14間を結ぶ面内で交差するようにラック歯55c1を形成したことを特徴とするレンズ駆動装置50’を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラなどのレンズ鏡筒内に設けられ、レンズ(群)を取り付けたレンズ枠を光軸に対して平行に設けた第1,第2のガイドシャフトに沿って光軸方向に移動するように構成したレンズ駆動装置に関するものである。
一般的に、携帯可能なビデオカメラなどでは、被写体を撮影するためのレンズ鏡筒を備えており、このレンズ鏡筒内に各種の光学部品が収納されている。
図6は一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒部を説明するために摸式的に示した構成図である。
図6に示した如く、一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒部10では、外観を形成するレンズ鏡筒11が内部に下記する複数の光学部材を収納するために少なくとも2つ以上に分割されているものであるが、ここでは概念的に説明するためにレンズ鏡筒11を分割せずに図示している。
上記したレンズ鏡筒11内には、前方側から後方側に向かって、被写体Hを撮影する前玉レンズ(群)12と、前玉レンズ(群)12により撮影した被写体像を変倍(ズーミング)するための変倍レンズ(群)21を変倍レンズ枠22に取り付けて、この変倍レンズ枠22を光軸Kに対して平行に設けた第1,第2のガイドシャフト13,14に沿って光軸方向に移動する変倍レンズ駆動部20と、被写体像の光量を調整するためのアイリス31を開閉するアイリス駆動部30と、固定マスターレンズ(群)40と、固定マスターレンズ(群)40と協働して被写体像のピントを調整するためのフォーカスレンズ(群)51をフォーカスレンズ枠52に取り付けて、このフォーカスレンズ枠52を上記した第1,第2のガイドシャフト13,14に沿って光軸方向に移動するフォーカスレンズ駆動部50と、被写体像の高域成分による偽似信号を防ぐための光学ローパスフィルタ70と、光学ローパスフィルタ70とラバー71を介して取り付けられて、被写体像を光電変換する撮像素子72とが順に設けられており、撮像素子72を固定する撮像素子用ホルダ73でレンズ鏡筒11の後方側を閉蓋している。
この際、第1,第2のガイドシャフト13,14の各端部は、レンズ鏡筒11内の前後に固定されている。
そして、前玉レンズ(群)12,変倍レンズ(群)21,固定マスターレンズ(群)4
0,フォーカスレンズ(群)51により撮影した被写体像をCCDなどの撮像素子72に
結像させて、撮像素子72で被写体像を光電変換する際に、各レンズ(群)12,21,
40,51は単レンズを用いたり、又は、複数枚のレンズよるレンズ群を用いている。
ここで、上記した一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒部10において、変倍レンズ(群)21と一体に変倍レンズ枠22を光軸方向に移動させる変倍レンズ駆動部20と、フォーカスレンズ(群)51と一体にフォーカスレンズ枠52を光軸方向に移動させるフォーカスレンズ駆動部50は、略同じ構造を採用しているので、以下の説明ではレンズ(群)を取り付けたレンズ枠を光軸方向に移動するレンズ駆動装置の一例としてフォーカスレンズ駆動部50を例に挙げて図7〜図9を用いて具体的に説明する。
図7は一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けられたレンズ駆動装置の一例としてフォーカスレンズ駆動部を一部分解して示した一部分解斜視図、
図8(a),(b)は一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けられたレンズ駆動装置の一例としてフォーカスレンズ駆動部を示した正面図,B方向矢視図、
図9は一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けられたフォーカスレンズ駆動部を駆動させた状態を示した断面図であり、(a)はリードスクリュー正転時を示し、(b)はリードスクリュー逆転時を示した図である。
図7及び図8(a),(b)に示した如く、一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒11(図6)内に設けられたフォーカスレンズ駆動部50では、フォーカスレンズ(群)51を取り付けたフォーカスレンズ枠52が第1,第2のガイドシャフト13,14に沿って光軸方向に移動自在になっている。
上記したフォーカスレンズ枠52は、黒色樹脂材を用いて成形加工により一体的に形成されており、フォーカスレンズ(群)51を取り付けるレンズ取り付け部52aの外周部位から第1,第2アーム部52b,52cが光軸Kを挟んで左右に分かれて延出されている。
この際、フォーカスレンズ枠52の第1アーム部52bは、光軸方向に所定の長さを有して内部に第1のガイドシャフト13を挿通するための第1の孔(以下、丸孔と記す)52b1が貫通して光軸方向に沿って形成されており、丸孔52b1の直径φDは第1のガイドシャフト13の直径φdよりも僅かに大径に形成されているために丸孔52b1と第1のガイドシャフト13との間には微小な隙間S1が生じており、この微小な隙間S1は例えば丸孔52b1の下側に生じている。
一方、フォーカスレンズ枠52の第2アーム部52cは、第1アーム部52bよりも短尺で内部に第2のガイドシャフト14を挿通するための第2の孔(以下、矩形孔と記す)52c1が貫通して形成されており、矩形孔52c1のサイズは第2のガイドシャフト14の直径φdよりも僅かに大きなサイズに形成されているために矩形孔52c1と第2のガイドシャフト14との間には微小な隙間S2が生じており、この微小な隙間S2は例えば矩形孔52c1の上側に生じている。尚、上記した矩形孔52c1に代えて図示しないU字孔でも良い。
また、フォーカスレンズ枠52の重心位置よりも上方で第1アーム部52bの上部には、一対のラック部材支持片52d,52eが光軸方向に対して直交し且つ光軸方向に間隔を離して上方に向かって突出形成されており、これら一対のラック部材支持片52d,52eに一対の丸孔52d1,{52e1…図8(b)のみ図示}が貫通して形成されている。
また、フォーカスレンズ枠52の一対のラック部材支持片52d,52e間には、ラック部材53が揺動可能に軸着されており、ラック部材53の前後に光軸方向に沿って形成した一対の軸部53a,{53b…図8(b)のみ図示}をフォーカスレンズ枠52の一対のラック部材支持片52d,52eに形成した一対の丸孔52d1,{52e1…図8(b)のみ図示}に軸支することで、ラック部材53が光軸方向と直交する方向に揺動可能になっている。
また、ラック部材53の上方部位には、ラック片53cとリードスクリュー対向片53dとが断面を略U字状に二股に分かれて上方に向かって略垂直に形成されており、ラック片53cの内側に沿ってラック歯53c1が後述するリードスクリュー62のリード角に合わせたリード角を持って形成されている。
また、フォーカスモータ組立体60がフォーカスレンズ枠52の重心位置よりも上方に配置されてレンズ鏡筒11(図6)に取り付けられており、このフォーカスモータ組立体60はフォーカス用モータ61の軸に取り付けたリードスクリュー62をモータ取り付けブラケット63に光軸方向に沿って回転自在に軸支し、且つ、このリードスクリュー62をラック部材53のラック片53cとリードスクリュー対向片53dとの間に挿入し、更に、ラック部材53のラック片53cをネジリバネ(バネ部材)54の付勢力でリードスクリュー62側に押圧することで、ラック片53cの内側に形成したラック歯53c1にリードスクリュー62を噛合させている。
ここで、ラック部材53のラック歯53c1にリードスクリュー62を噛合させた際に、リードスクリュー62とラック部材53のリードスクリュー対向片53dとの間に僅かな隙間S3{図8(a)のみ図示}が生じている。
そして、フォーカス用モータ61の軸に取り付けたリードスクリュー62を正転又は逆転させると、リードスクリュー62に噛合したラック歯53c1と一体なラック部材53を支持したフォーカスレンズ枠52が第1,第2のガイドシャフト13,14に案内されながら光軸方向の前方又は後方に向かって往復動自在になる。
この際、フォーカスレンズ枠52が第1,第2のガイドシャフト13,14に沿ってスムーズに摺動するために、前述したように、フォーカスレンズ枠52の第1アーム部52bに形成した丸孔52b1と第1のガイドシャフト13との間に微小な隙間S1を持たせ、且つ、フォーカスレンズ枠52の第2アーム部52cに形成した矩形孔52c1と第2のガイドシャフト14との間に微小な隙間S2を持たせているものの、リードスクリュー62の製作時の寸法誤差でリードスクリュー62に偏心や反りが有ると、リードスクリュー62が偏心しながら回転する。
そして、リードスクリュー62が偏心しながら回転すると揺れが生じ、この揺れはラック部材53を介してフォーカスレンズ枠52に伝わることになるが、フォーカスレンズ枠52に形成した丸孔52b1及び矩形孔52c1と第1,第2のガイドシャフト13,14との間に微小な隙間S1及び微小な隙間S2が有るため、何らかの対策を講じないと、フォーカスレンズ枠52が揺動して、フォーカスレンズ(群)51によって形成される像の画揺れが生じる。
そこで、このフォーカスレンズ駆動部50では、ラック部材53のラック片53cに形成したラック歯53c1をネジリバネ54の付勢力によってリードスクリュー62側に押圧することで発生する後述のリードスクリュー62によるラック歯53c1への反力F(図5)を利用してフォーカスレンズ枠52にモーメントを与え、これによってフォーカスレンズ枠52の揺れを抑えるようにしている。
しかしながら、フォーカス用モータ61の軸に取り付けたリードスクリュー62を正転又は逆転させた際、ラック部材53のラック片53cに形成したラック歯53c1とリードスクリュー62は共にリード角を有しているために、リードスクリュー正転時に図9(a)に矢印で示す方向の力+fが生じ、一方、リードスクリュー逆転時に図9(b)に矢印で示す方向の力−fが生じ、その上下方向の分力がフォーカスレンズ枠52を上下方向に動かそうとするため、フォーカスレンズ枠52が例えば第1のガイドシャフト13の軸方向に対して時計回り又は反時計回りに傾いてしまう。
特に、最近のオートフォーカス技術では、短時間にフォーカスレンズ(群)51を小振幅で往復動させてオートフォーカス情報を得ようとする動作(ウォブリング動作と呼ばれる)が頻繁に行われるようになってきているが、リードスクリュー62の正・逆回転により生じる力により、連続した画飛びが生じてしまう。
尚、このような問題は、フォーカスレンズ駆動部50に限るものではなく、これと略同様な構造を採用した変倍レンズ駆動部20(図6)においても、変倍レンズ(群)21を取り付けた変倍レンズ枠22の移動方向が反転すれば揺れが生じ、ウォブリング動作とは違って連続した揺れは生じないが、画飛びが生じる。
一方、光学素子を取り付けた移動枠の嵌合部に多少の嵌合ガタがあっても、移動枠を像揺れなくスムーズに光軸方向に移動させる光学装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−174992号公報 図10は従来の光学装置を示した正面図、図11は従来の光学装置において、送りネジとラック歯の噛み合い部を拡大して示した図である。
図10及び図11に示した従来の光学装置100は、上記した特許文献1(特開平6−174992号公報)に開示されているものであり、ここでは特許文献1を参照して簡略に説明する。
図10に示した従来の光学装置100において、光学素子101を取り付けた移動枠102は、光学素子101の光軸Kに対して平行に設けられた第1,第2のガイドシャフト103,104に沿って光軸方向に移動可能になっている。
また、移動枠102には、ラック部材105が第1のガイドシャフト103よりも下方部位で光軸Kに対して直交する方向に揺動可能になっている。
上記したラック部材105の先端は、ラック片105aとラック付勢片105bとに二股状に分かれており、ラック片105aの内側に沿ってラック歯105a1が形成されている。
そして、モータ106の軸に取り付けた送りネジ107がラック部材105のラック片105aとラック付勢片105bとの間に挿入されて、ネジリバネ108の付勢力でラック付勢片105bを送りネジ107側に押圧することで、送りネジ107がラック片105aとラック付勢片105bとの間に挟持されながらラック歯105a1に噛合している。
この際、図11はラック部材105のラック片105aに形成したラック歯105a1と送りネジ107との噛み合い部の拡大図であるが、ラック歯105a1を送りネジ107に噛み合わせる際に、ラック付勢片105bの当接面105b1をラック105a1の歯面に対し平行から多少ずらしてラック歯105a1に対してα°傾けることで、移動枠102に109の矢印方向の分力を発生させている。
そして、送りネジ107の反りや偏心によるブレ量を補正する際に、ラック部材105の揺動動作による移動枠102とラック部材105との間の揺動力(摩擦力)に対し、移動枠102の自重による落ち着き力と前記分力との和が、前記揺動力より大きい状態に設定することにより、嵌合部のガタが多少あっても、移動枠102はガタつくことなく光軸方向の移動が可能となる旨が開示されている。
ところで、上記した従来の光学装置100では、ラック部材105のラック部材105のラック片105aとラック付勢片105bとの間で送りネジ107を挟持する際に、ラック付勢片105bの当接面105b1をラック105a1の歯面に対し平行から多少ずらしてラック歯105a1に対してα°傾ける必要があるために、ラック付勢片105bの傾き精度が悪いと送りネジ107に過負荷が加わるために、移動枠102をスムーズに光軸方向に移動できないという問題が新たに発生してしまう。
更に、従来の光学装置100によれば、移動枠102に109の矢印方向の分力を発生させることで、移動枠102のガタつきを抑えているものの、送りネジ107を正転又は逆転させた際に、ラック部材105のラック片105aに形成したラック歯105a1と送りネジ107とのリード角により発生する移動枠102の傾きに対して何等の考慮も図られていない。
そこで、レンズ(群)を取り付けたレンズ枠を、このレンズ(群)の光軸に対して平行に設けた第1,第2のガイドシャフトに沿って光軸方向に移動させるにあたって、レンズ枠が移動する際の傾きを確実に防止できるレンズ駆動装置が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、レンズ(群)を取り付けたレンズ枠と、
前記レンズ(群)の光軸に対して平行に設けられ、且つ、前記レンズ枠に前記光軸を挟んで形成した第1,第2の孔に微小な隙間を有して嵌合されて該レンズ枠を光軸方向に移動自在に案内する第1,第2のガイドシャフトと、
前記第1のガイドシャフトを嵌合した前記第1の孔の近傍に前記光軸と直交する方向に揺動可能に軸支され、且つ、ラック歯を形成したラック部材と、
前記光軸に対して平行に設けられて前記ラック歯にリード角を持って噛合され、モータの駆動力で正転又は逆転して前記レンズ枠を光軸方向に往復動させるリードスクリューと、
前記ラック歯を前記リードスクリュー側に押圧するバネ部材と、を備えたレンズ駆動装置において、
前記リードスクリューによる前記ラック歯への反力の方向が前記第1,第2のガイドシャフト間を結ぶ面内で交差するように前記ラック歯を形成したことを特徴とするレンズ駆動装置である。
また、請求項2記載の発明は、前記第1のガイドシャフト上で前記レンズ(群)を取り付けた前記レンズ枠の重心位置に近い前記第1の孔への接点を支点とした時に、前記リードスクリューによる前記ラック歯への反力の重力方向の分力により前記レンズ枠に加わるモーメントが、前記リードスクリューの前記リード角から受ける反力によるモーメントと、前記レンズ(群)を取り付けた前記レンズ枠の重力によるモーメントとの和より常に大きくなるように設定したことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置である。
請求項1記載のレンズ駆動装置によると、レンズ(群)を取り付けたレンズ枠をこのレンズ(群)の光軸に対して平行に設けた第1,第2のガイドシャフトに沿って光軸方向に移動する際に、ラック歯を形成したラック部材をレンズ枠に光軸と直交する方向に揺動可能に軸支し、且つ、光軸に対して平行に設けられてラック歯にリード角を持って噛合するリードスクリューを回転自在に設けて、ラック歯をバネ部材によりリードスクリュー側に押圧したレンズ駆動装置において、リードスクリューによるラック歯への反力の方向が第1,第2のガイドシャフト間を結ぶ面内で交差するようにラック歯を形成したので、このリードスクリューによるラック歯への反力によりレンズ枠を第1,第2のガイドシャフトに対して重力方向に押し付けるモーメンが作用するために、レンズ枠の光軸回りの回転を抑えることができる。
また、請求項2記載のレンズ駆動装置によると、第1のガイドシャフト上でレンズ(群)を取り付けたレンズ枠の重心位置に近い第1の孔への接点を支点とした時に、リードスクリューによるラック歯への反力の重力方向の分力によりレンズ枠に加わるモーメントが、リードスクリューのリード角から受ける反力によるモーメントと、レンズ(群)を取り付けたレンズ枠の重力によるモーメントとの和より常に大きくなるように設定したので、リードスクリューの正転又は反転時にリード角から受ける反力によりレンズ枠が第1のガイドシャフトから浮き上がって支点まわりに傾くことがないために、画揺れや画飛びが生じることがない。
以下に本発明に係るレンズ駆動装置の一実施例について図1〜図5を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る実施例のレンズ駆動装置を示した斜視図、
図2は本発明に係る実施例のレンズ駆動装置において、フォーカスモータ組立体のフォーカス用モータ及びモータ取り付けブラケットを取り除いて示した斜視図、
図3(a),(b)は本発明に係る実施例のレンズ駆動装置を示した正面図,側面図、
図4は本発明の実施例のレンズ駆動装置において、ラック歯に噛合したリードスクリューからの反力を説明するための斜視図、
図5は本発明の実施例に対する比較例として一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けたフォーカスレンズ駆動部において、ラック歯に噛合したリードスクリューからの反力を説明するための斜視図である。
本発明に係る実施例のレンズ駆動装置は、ビデオカメラなどのレンズ鏡筒内に設けられ、レンズ(群)を取り付けたレンズ枠を光軸方向に移動するように構成したものであり、且つ、先に図6を用いて説明した一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒部10に適用可能に構成されている。
上記した本発明に係る実施例のレンズ駆動装置は、先に図6を用いて説明した変倍レンズ駆動部20又はフォーカスレンズ駆動部50に置換して取り付けることが可能であり、この実施例ではレンズ駆動装置の一例としてフォーカスレンズ駆動部を例に挙げて以下説明する。
尚、図1及び図2に示した実施例のレンズ駆動装置50’は、先に図6を用いて説明したフォーカスレンズ駆動部50の構成に対して一部を除いて同様の構成であり、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の符号を付し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明し、異なる構成部材となるラック部材に新たな符号を付して説明する。
図1及び図2に示した如く、実施例のレンズ駆動装置の一例となるフォーカスレンズ駆動部50’では、フォーカスレンズ(群)51をフォーカスレンズ枠52のレンズ取り付け部52aに取り付け、且つ、フォーカスレンズ枠52にフォーカスレンズ(群)51の光軸Kを挟んで形成した第1,第2の孔52c1,52d1に光軸Kに対して平行に設けた第1,第2のガイドシャフト13,14を僅かな隙間S1,S2を有して嵌合させることで、フォーカスレンズ枠52が第1,第2のガイドシャフト13,14に沿って光軸方向に移動可能になっている。
具体的に説明すると、フォーカスレンズ枠52のレンズ取り付け部52aの外周部位から第1,第2アーム部52b,52cが光軸Kを挟んで左右に分かれて延出されており、この際、フォーカスレンズ枠52の第1アーム部52bは、光軸方向に所定の長さを有して内部に第1のガイドシャフト13を挿通するための第1の孔(以下、丸孔と記す)52b1が貫通して光軸方向に沿って形成され、且つ、フォーカスレンズ枠52の第2アーム部52cは、第1アーム部52bよりも短尺で内部に第2のガイドシャフト14を挿通するための第2の孔(以下、矩形孔と記す)52c1が貫通して形成されている。尚、上記した矩形孔52c1に代えて図示しないU字孔でも良い。
この際、フォーカスレンズ(群)51と一体にフォーカスレンズ枠52を第1,第2のガイドシャフト13,14に沿って光軸方向にスムーズに摺動するために、図6で前述したと同様に、フォーカスレンズ枠52の第1アーム部52bに形成した丸孔52b1と第1のガイドシャフト13との間に微小な隙間S1を持たせ、且つ、フォーカスレンズ枠52の第2アーム部52cに形成した矩形孔52c1と第2のガイドシャフト14との間にも微小な隙間S2を持たせている。
また、フォーカスレンズ枠52の重心位置よりも上方で第1アーム部52bの上部には、一対のラック部材支持片52d,52eが光軸方向に対して直交し且つ光軸方向に間隔を離して上方に向かって突出形成されており、これら一対のラック部材支持片52d,52eに一対の丸孔52d1,(52e1…図示せず)が貫通して形成されている。
また、フォーカスレンズ枠52の一対のラック部材支持片52d,52e間には、先に図6を用いて説明したラック部材53に対して形状が一部僅かに異なるラック部材55が揺動可能に軸着されている。
上記したラック部材55は、一対の軸部55a,(55b…図示せず)が光軸方向に沿って前後に形成されており、これら一対の軸部55a,(55b)をフォーカスレンズ枠52の一対のラック部材支持片52d,52eに形成した一対の丸孔52d1,(52e1)に軸支することで、ラック部材55が光軸方向と直交する方向に揺動可能になっている。
また、ラック部材55の上方部位には、図2に示したようにラック片55cとリードスクリュー対向片55dとが断面を略U字状に二股に分かれて上方に向かって形成され、且つ、ラック片55cの内側に沿ってラック歯55c1が後述するリードスクリュー62のリード角に合わせたリード角を持って形成されている。
この際、図3(a)に示したように、ラック部材55のラック片55c及びこのラック片55cの内側に沿って形成したラック歯55c1は、重力方向(垂直方向)に対して傾いて形成されており、具体的にはラック歯55c1の背面側が第1,第2のガイドシャフト13,14の各中心を結んだ線上の略中間点に向かう方向に傾いて形成されている。
これを言い換えると、リードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’の方向が第1,第2のガイドシャフト13,14間を結ぶ面内で交差するようにラック歯55c1を形成しており、この実施例ではリードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’の方向が第1,第2のガイドシャフト13,14の各中心を結んだ線上の略中間点に向かっている。
図1に戻り、フォーカスモータ組立体60がフォーカスレンズ枠52の重心位置よりも上方に配置されてレンズ鏡筒11(図6)に取り付けられており、このフォーカスモータ組立体60はフォーカス用モータ61の軸に取り付けたリードスクリュー62をモータ取り付けブラケット63に光軸方向に沿って回転自在に軸支し、且つ、このリードスクリュー62をラック部材55のラック片55cとリードスクリュー対向片55dとの間に挿入し、更に、ラック部材55のラック片55cをネジリバネ(バネ部材)54の付勢力でリードスクリュー62側に押圧することで、ラック片55cの内側に形成したラック歯55c1にリードスクリュー62を噛合させている。
また、この実施例でも、ラック部材55のラック歯55c1にリードスクリュー62を噛合させた際に、リードスクリュー62とラック部材55のリードスクリュー対向片55dとの間に僅かな隙間S3(図2のみ図示)が生じている。
ここで、フォーカス用モータ61の軸に取り付けたリードスクリュー62を正転又は逆転させてラック部材55を介してフォーカスレンズ枠52を光軸方向に往復動させる場合に、前述したように、ラック部材55のラック片55c及びこのラック片55cの内側に沿って形成したラック歯55c1が、第1,第2のガイドシャフト13,14の各中心を結んだ線上の略中間点に向かう方向に傾いて形成され、且つ、ラック歯55c1がネジリバネ54の付勢力によってリードスクリュー62側に押圧されているので、図3(a),(b)及び図4に示したように、リードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’は第1,第2のガイドシャフト13,14の各中心を結んだ線上の略中間点に向かう方向を向いている。このリードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’によりフォーカスレンズ枠52は第1,第2のガイドシャフト13,14に対して重力に逆らわない方向に付勢されるので、フォーカスレンズ枠52の光軸回りの回転を抑えることができる。
これにより、フォーカスレンズ枠52を第1,第2のガイドシャフト13,14に安定な姿勢で沿わせることができるために、ネジリバネ54の付勢力を小さく設定でき、これに伴ってリードスクリュー62に係る負荷トルクを小さくでき、フォーカス用モータ61の消費電力を小さくすることができる。
更に、図3(b)において、第1のガイドシャフト13上でフォーカスレンズ(群)51を取り付けたフォーカスレンズ枠52の重心位置に近い丸孔52b1(図1,図2)への接点を支点Sとした時に、リードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’の重力方向の分力F’gによりフォーカスレンズ枠52に加わるモーメントが、リードスクリュー正転時にリードスクリュー62のリード角から受ける反力+fによるモーメントと、フォーカスレンズ(群)51を取り付けたフォーカスレンズ枠52の重力Gによるモーメントとの和より常に大きくなるように設定している。この際、各モーメンは上記した各力と、支点Sから各力までの各腕長さとをかけをあせて計算すれば良いものである。
この結果、リードスクリュー62のリード角から受ける反力+fによりフォーカスレンズ枠52が第1のガイドシャフト13から浮き上がって支点Sまわりに傾くことがないために、画揺れや画飛びが生じることがない。
一方、リードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’の重力方向の分力F’gによるモーメントは、リードスクリュー逆転時にリードスクリュー62のリード角から受ける反力−fによるモーメントと同じ方向であるので、リードスクリュー62のリード角から受ける反力−fによりフォーカスレンズ枠52が第1のガイドシャフト13から浮き上がることはなく、当然支点Sまわりに傾くことがないために、画揺れや画飛びが生じることがない。
従って、実施例のフォーカスレンズ駆動部50’によれば、フォーカスレンズ枠52を短時間に小振幅で往復動させるウォブリング動作を行っても、画揺れや画飛びが生じることがない。
一方、上記した実施例の比較例として、先に図7及び図8(a),(b)を用いて説明した一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒11(図6)内に設けたフォーカスレンズ駆動部50について説明すると、このフォーカスレンズ駆動部50では前述したようにラック部材53のラック片53cが略垂直に形成されて、このラック片53cの内側に沿って形成したラック歯53c1がネジリバネ54の付勢力によってリードスクリュー62側に押圧されているので、図5に示したように、リードスクリュー62によるラック歯53c1への反力Fは第1,第2のガイドシャフト13,14に対して略平行な方向を向くために、リードスクリュー62の正転又は反転時にリード角から受ける反力+f又は−fによるモーメントを抑制することができない。
即ち、この比較例の場合には、リードスクリュー62によるラック歯53c1への反力Fが第1,第2のガイドシャフト13,14に対して略平行な方向を向いているので、フォーカスレンズ枠52は第1,第2のガイドシャフト13,14に対して常に下方向に押さえ付けることができず、図8(a)に示したように第1のガイドシャフト13がフォーカスレンズ枠52の丸孔52b1の上部に当接しても第2のガイドシャフト14がフォーカスレンズ枠52の矩形52c1の下部に当接するように光軸回りに回転してしまうので、フォーカスレンズ枠52に加わる重力に逆らうことなる。
従って、実施例の比較例となるフォーカスレンズ駆動部50では、フォーカスレンズ枠52を短時間に小振幅で往復動させるウォブリング動作を行った場合、画揺れや画飛びを生じてしまう。
上記から、比較例ではフォーカスレンズ枠52が光軸方向に移動する他に光軸回りに回転するので2自由度系になってしまっているが、この実施例ではリードスクリュー62によるラック歯55c1への反力F’をうまく利用することにより、フォーカスレンズ枠52に対して光軸回りの回転方向の自由度をなくしてフォーカスレンズ枠52を光軸方向にのみ移動可能となるように1自由度を持って設計をすることができるので、フォーカスレンズ51と一体にフォーカスレンズ枠52を傾くことなくスムーズに光軸方向に移動できる。
尚、この実施例では、フォーカスモータ組立体60をフォーカスレンズ枠52の重心位置よりも上方に設けた例を説明したが、これに限ることなく、フォーカスモータ組立体60をフォーカスレンズ枠52の重心位置よりも下方に設けても良く、この場合においても図示を省略するものの、リードスクリューによるラック歯への反力の方向が第1,第2のガイドシャフト間を結ぶ面内で交差するようにラック歯を形成すれば良いものである。
本発明に係る実施例のレンズ駆動装置を示した斜視図である。 本発明に係る実施例のレンズ駆動装置において、フォーカスモータ組立体のフォーカス用モータ及びモータ取り付けブラケットを取り除いて示した斜視図である。 (a),(b)は本発明に係る実施例のレンズ駆動装置を示した正面図,側面図である。 本発明の実施例のレンズ駆動装置において、ラック歯に噛合したリードスクリューからの反力を説明するための斜視図である。 本発明の実施例に対する比較例として一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けたフォーカスレンズ駆動部において、ラック歯に噛合したリードスクリューからの反力を説明するための斜視図である。 一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒部を説明するために摸式的に示した構成図である。 一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けられたレンズ駆動装置の一例としてフォーカスレンズ駆動部を一部分解して示した一部分解斜視図である。 (a),(b)は一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けられたレンズ駆動装置の一例としてフォーカスレンズ駆動部を示した正面図,B方向矢視図である。 一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒内に設けられたフォーカスレンズ駆動部を駆動させた状態を示した断面図であり、(a)はリードスクリュー正転時を示し、(b)はリードスクリュー逆転時を示した図である。 従来の光学装置を示した正面図である。 従来の光学装置において、送りネジとラック歯の噛み合い部を拡大して示した図である。
符号の説明
10…一般的なビデオカメラのレンズ鏡筒部、
11…レンズ鏡筒、12…前玉レンズ(群)、
13,14…第1,第2のガイドシャフト、
20…変倍レンズ駆動部、
21…変倍レンズ(群)、22…変倍レンズ枠、
30…アイリス駆動部、31…アイリス、
40…固定マスターレンズ(群)、
50,50’…レンズ駆動装置(フォーカスレンズ駆動部)、
51…フォーカスレンズ(群)、
52…フォーカスレンズ枠、52a…レンズ取り付け部、
52b…第1アーム部、52b1…第1の孔(丸孔)、
52c…第2アーム部、52c1…第2の孔(矩形孔)、
52d,52e…一対ラック部材支持片、52d1,52e1…一対の丸孔、
54…バネ部材(ネジリバネ)、
55…ラック部材、55a,55b…一対の軸部、
55c…ラック片、55c1…ラック歯、55d…リードスクリュー対向片、
60…フォーカスモータ組立体、
61…フォーカス用モータ、62…リードスクリュー、
63…モータ取り付けブラケット、
70…光学ローパスフィルタ、71…ラバー、
72…撮像素子、73…撮像素子用ホルダ、
F,F’…リードスクリューによるラック歯への反力、
F’g…リードスクリューによるラック歯への反力の重力方向の分力、
+f,−f…リードスクリューのリード角から受ける反力、
G…レンズ(群)を取り付けたレンズ枠の重力、
K…光軸。

Claims (2)

  1. レンズ(群)を取り付けたレンズ枠と、
    前記レンズ(群)の光軸に対して平行に設けられ、且つ、前記レンズ枠に前記光軸を挟んで形成した第1,第2の孔に微小な隙間を有して嵌合されて該レンズ枠を光軸方向に移動自在に案内する第1,第2のガイドシャフトと、
    前記第1のガイドシャフトを嵌合した前記第1の孔の近傍に前記光軸と直交する方向に揺動可能に軸支され、且つ、ラック歯を形成したラック部材と、
    前記光軸に対して平行に設けられて前記ラック歯にリード角を持って噛合され、モータの駆動力で正転又は逆転して前記レンズ枠を光軸方向に往復動させるリードスクリューと、
    前記ラック歯を前記リードスクリュー側に押圧するバネ部材と、を備えたレンズ駆動装置において、
    前記リードスクリューによる前記ラック歯への反力の方向が前記第1,第2のガイドシャフト間を結ぶ面内で交差するように前記ラック歯を形成したことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記第1のガイドシャフト上で前記レンズ(群)を取り付けた前記レンズ枠の重心位置に近い前記第1の孔への接点を支点とした時に、前記リードスクリューによる前記ラック歯への反力の重力方向の分力により前記レンズ枠に加わるモーメントが、前記リードスクリューの前記リード角から受ける反力によるモーメントと、前記レンズ(群)を取り付けた前記レンズ枠の重力によるモーメントとの和より常に大きくなるように設定したことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。

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