JP2007298083A - 変速機制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常リセット時に適切な制御動作を行うことにより、安全性を高めた変速機制御装置を得る。
【解決手段】運転者からの変速指令に応じたクラッチ操作および変速動作を、マイクロプロセッサの演算処理に基づき変速機に接続されたアクチュエータを駆動させることによって行う変速機制御装置において、マイクロプロセッサは、マイクロプロセッサの起動時に、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定する起動要因判定手段S2と、起動要因判定手段S2の判定結果に基づいて、マイクロプロセッサの次の制御動作を決定する動作決定手段S3〜S11とを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両(自動2輪車など)のエンジンに接続された変速機を制御する変速機制御装置に関し、特に、運転者からの指令によりクラッチ操作および変速操作を自動的に行う機能を備えた変速機制御装置の新規な改良に関するものである。
従来から、手動式変速機をマイクロプロセッサに基づくアクチュエータ駆動により動作させる自動変速機構(AMT:AutomatedMechanicalTransmission)は、4輪車においては既に実用化されており、また自動2輪車においても、2輪車として好ましい自動変速機構の制御方法が提案されている。
従来の変速機制御装置は、マイクロプロセッサが組み込まれた装置として、運転者の手元に設置されたスイッチを運転者が操作することによって生成される変速指令を制御装置が認識して変速動作を行うもの、あらかじめプログラミングされた変速パターンに基づいて制御装置が自動的に変速動作を行うもの、または、これら両方の制御動作を運転者が選択可能に構成したものなどが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の自動2輪車用の変速制御装置は、運転者にイージードライブを提供することができる。
しかしながら、2輪車においては、変速制御装置が誤動作した場合、つまり、誤った変速制御、誤ったクラッチON動作、または誤ったクラッチOFF動作などが発生した場合に、車両挙動により姿勢が乱れて事故につながり易いので、高度な安全性が求められている。
特開2002−067741号公報
従来の変速機制御装置では、マイクロプロセッサの演算結果に基づいて、変速機に接続されたアクチュエータを駆動制御しているので、マイクロプロセッサに異常なリセットが発生した場合などに通常どおりの制御(たとえば、起動時に1回のみ行う故障判定制御など)を行うと、事故に直結する可能性があるという課題があった。
また、マイクロプロセッサのリセット復帰直後にリセット前の制御状態に戻ることができない場合にも、運転者の意図どおりに変速装置が動作できないので、事故につながる可能性があるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、起動要因判定手段により異常リセットの発生を判定し、動作決定手段により異常リセット時の制御動作を決定して、異常リセット時に適切な制御動作を行うことにより、安全性を高めた変速機制御装置を得ることを目的とする。
この発明による変速機制御装置は、マイクロプロセッサを備え、車両のエンジンに接続された変速機を制御する変速機制御装置であって、運転者からの変速指令に応じたクラッチ操作および変速動作を、マイクロプロセッサの演算処理に基づき変速機に接続されたアクチュエータを駆動させることによって行う変速機制御装置において、マイクロプロセッサは、マイクロプロセッサの起動時に、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定する起動要因判定手段と、起動要因判定手段の判定結果に基づいて、マイクロプロセッサの次の制御動作を決定する動作決定手段とを含むものである。
この発明によれば、異常なリセットの発生時に適切な制御動作を行うことにより、安全性を高めることができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る変速機制御装置を示すブロック図である。
図1において、変速機制御装置は、内部の電源回路1と、電源回路1からの電源Vcc(=5[V])が供給されるマイクロプロセッサ2と、マイクロプロセッサ2により制御されるモータ駆動用のHブリッジ回路9、11と、マイクロプロセッサ2と協働するEEPROM15とを備えている。
電源回路1は、バッテリ13からメインスイッチ14を介して電源供給を受けており、マイクロプロセッサ2から出力されるウォッチドッグ信号W/Dを受けて、ウォッチドッグ信号W/Dの反転停止時には、マイクロプロセッサ2にリセット信号RSTを出力し、マイクロプロセッサ2を初期化する。
また、電源回路1は、内部回路電源の低下時においても、マイクロプロセッサ2にリセット信号RSTを出力し、マイクロプロセッサ2を初期化する。
Hブリッジ回路9は、クラッチ駆動用のクラッチアクチュエータ(図示せず)内のクラッチモータ10を駆動し、Hブリッジ回路11は、変速機駆動用のシフトアクチュエータ(図示せず)内のシフトモータ12を駆動する。
マイクロプロセッサ2には、シフトアップスイッチ3、シフトダウンスイッチ4、エンジン回転センサ5、車速センサ6、クラッチ位置センサ7およびシフト位置センサ8が接続されている。
シフトアップスイッチ3およびシフトダウンスイッチ4は、運転者が手元で操作できるように配置されており、運転者が各スイッチ3、4をON(押圧)操作したときに接地される。
各スイッチ3、4の操作信号は、マイクロプロセッサ2に入力されており、マイクロプロセッサ2は、各スイッチ3、4のいずれかが十分長い時間にわたって閉じた(ON操作された)場合に、運転者からの変速指令を認識するようになっている。
また、マイクロプロセッサ2は、変速指令を認識した場合には、各種センサからの情報(図示しないギア位置センサから得られるギア位置情報、エンジン回転センサ5から得られるエンジン回転速度Ne、車速センサ6から得られる車速Vsなど)に基づいて、変速制御の実行が可能であるか否かを判定し、変速制御が実行可能であると判定された場合には、各Hブリッジ回路9、11にPWM信号を出力して、クラッチモータ10およびシフトモータ12を駆動する。
Hブリッジ回路9、11は、それぞれ4個のスイッチング素子(図示せず)からなる周知のモータ駆動回路であり、マイクロプロセッサ2からの制御信号により任意の2個のスイッチング素子が導通状態となって、クラッチモータ10およびシフトモータ12に通電を行うようになっている。
マイクロプロセッサ2は、たとえば、車両の走行中にシフトアップスイッチ3がON操作されて(閉じて)、シフトアップ指令を認識した場合には、まず、クラッチモータ10がクラッチ遮断方向に回転するように通電を行うとともに、シフトモータ12がシフトシャフトをシフトアップ側に回転させるように通電を行う。
続いて、マイクロプロセッサ2は、ギア位置センサ(図示せず)の出力に基づき、目標ギアに入れ替わったことを判定した後、クラッチモータ10がクラッチ接続方向に回転するように通電を行うとともに、シフトモータ12がシフトシャフトを中立点に回転させるように通電を行う。
クラッチモータ10の回転出力は、減速ギア(図示せず)により減速されて、クラッチアクチュエータに伝達される。
減速後のクラッチアクチュエータの出力軸には、クラッチ位置センサ7が取り付けられており、クラッチ位置センサ7の出力信号CLTはマイクロプロセッサ2に入力される。
マイクロプロセッサ2は、クラッチ位置センサ7から得られる実クラッチ位置および回転速度RCと、マイクロプロセッサ2内で演算される目標クラッチ位置とに基づいて、Hブリッジ回路9に対するPWMデューティおよびクラッチモータ10の通電方向を演算する。
同様に、シフトモータ12の回転出力は、減速ギア(図示せず)により減速されてシフトアクチュエータに伝達される。
減速後のシフトアクチュエータの出力軸には、シフト位置センサ8が取り付けられており、シフト位置センサ8の出力信号SFTは、マイクロプロセッサ2に入力される。
マイクロプロセッサ2は、シフト位置センサ8から得られる実シフト位置および回転速度RSと、マイクロプロセッサ2内で演算される目標シフト位置とに基づいて、Hブリッジ回路11に対するPWMデューティおよびシフトモータ12の通電方向を演算する。
また、マイクロプロセッサ2は、発進クラッチ操作も制御しており、図示しないアクセル位置センサおよびスロットル位置センサからの検出情報と、エンジン回転速度センサ5および車速センサ6からの検出情報(エンジン回転速度Neおよび車両Vs)とに基づいて、運転者の発進意思を判定し、判定結果に基づいてクラッチを徐々に切断側から接続側へ移動させて、発進制御を行う。
また、マイクロプロセッサ2を含む制御装置の起動時においては、クラッチおよびシフトの動作チェックとして、クラッチの接続側から切断側への動作、または切断側から接続側への動作、および、ギアが入れ替わらない程度のシフトの角度動作を行い、クラッチアクチュエータおよびシフトアクチュエータが正しく動作していることを確認する。
また、マイクロプロセッサ2は、マイクロプロセッサ2の電源遮断終了時にEEPROM15に正常終了したことを表すデータを書き込む記録手段を含み、EEPROM15は、故障情報などを記録するようになっている。
たとえば、マイクロプロセッサ2内の記録手段は、通常のキーOFFによる制御装置のシャットダウン時において、EEPROM15内の正常終了を示す番地のビットを「1」にセットするものとする。
上記機能を実現するために、マイクロプロセッサ2は、マイクロプロセッサ2の起動時に、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定する起動要因判定手段と、起動要因判定手段の判定結果に基づいて、マイクロプロセッサ2の次の制御動作を決定する動作決定手段とを含む。
具体的には、マイクロプロセッサ2は、マイクロプロセッサ2の電源遮断終了時にEEPROM15に正常終了したことを表すデータを書き込む記録手段を含み、起動要因判定手段は、EEPROM15に正常終了したことを表すデータが書き込まれているか否かにより、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定する。
また、後述するように、マイクロプロセッサ2は、起動要因判定手段により今回の起動が通常の電源投入によるものであると判定された場合のみに通常の起動時制御を行い、今回の起動が異常リセットによるものであると判定された場合には、通常の起動時制御を実行せずに、変速機のギア位置、エンジン回転速度Ne、車速Vs、車両のクラッチの位置およびクラッチの入出力回転速度差ΔRCの少なくとも1つに基づいて、マイクロプロセッサ2の実行すべき制御動作を決定する。
また、マイクロプロセッサ2は、変速機のギア位置がニュートラルである場合には、車両が停車状態であると見なして以降の制御動作を行い、変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつ車速Vsが所定車速Vs1未満である場合には、車両が停車状態であると見なして以降の制御動作を行う。
また、マイクロプロセッサ2は、変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつエンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1以上であって、かつ車速Vsが所定車速Vs1以上であって、かつクラッチの入出力回転速度差ΔRCが所定値RCdif以上である場合には、車両が発進状態であると見なして以降の制御動作を行う。
さらに、マイクロプロセッサ2は、変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつエンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1以上であって、かつ車速Vsが所定車速Vs1以上であって、かつクラッチの入出力回転速度差ΔRCが所定値RCdif未満である場合には、車両が走行状態であると見なして以降の制御動作を行う。
次に、図2のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1による起動時の動作について説明する。
図2において、まず、マイクロプロセッサ2は、EEPROM15からデータを読出し(ステップS1)、EEPROM15内の正常終了データのビットがセットされているか否かにより、正常終了を示すデータが有るか否かを判定する(ステップS2)。
なお、正常終了データは、通常のキーOFFによる制御装置のシャットダウン時に、EEPROM15内の該当ビットをセットすることにより格納されるものとする。したがって、異常リセットが発生した場合には、正常終了データの該当ビットはセットされていない状態となる。
ステップS2において、正常終了データのビットがセットされており、正常終了データが有る(すなわち、YES)と判定されれば、起動時の異常判定処理(クラッチおよびシフトの動作チェック)を実行するとともに、正常終了データのビットをクリアしてEEPROM15に書込み、正常終了データを消去して(ステップS3)、図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS2において、正常終了データのビットがセットされておらず正常終了データがない(すなわち、NO)と判定されれば、異常リセットが発生した状態なので、起動時の動作チェック(ステップS3)を実行せずに、続いて異常リセット前の制御状態を確認するために、ギア位置がニュートラルであるか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、ギア位置がニュートラルである(すなわち、YES)と判定されれば、現在の車両の動作状態は停車状態であると見なして以降の制御動作を行い(ステップS5)、図2の処理ルーチンを終了する。
このとき、ギア位置は、通常、A/D変換器(図示せず)を介した入力情報、またはスイッチ入力状態なので、数制御周期のソフトフィルタを設けたとしても、20msec程度の時間があれば、通常制御に復帰することができる。
一方、ステップS4において、現在のギア位置がニュートラルでない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS5に移行せずに、続いて、エンジン回転速度Neおよび車速Vsの情報取得処理が完了しているか否かを判定する(ステップS6)。
なお、エンジン回転速度Neおよび車速Vsは、たとえば各センサ5、6からの入力パルス信号の周期から演算されるが、最初の数周期分の計測が完了した時点で、エンジン回転速度Neおよび車速Vsをそれぞれ算出し、初回情報の取込みが完了したものとする。
したがって、エンジン回転速度Neが低回転の場合ほど、情報取込み完了までの時間がかかり、通常制御への移行が遅れるが、低エンジン回転および低車速の場合には、あまり支障はない。一方、エンジンが高回転の場合には、即座に通常制御へ移行させないと支障が生じるので、エンジン回転速度Neおよび車速Vsの情報取込みを早期に完了する。
また、エンジン停止、車両停車の場合には、周期計測タイマのオーバーフロー発生時点で取込み完了とする。
ステップS6において、エンジン回転速度Neおよび車速Vsの取得処理が完了していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS6に戻り、同様の判定処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS6において、エンジン回転速度Neおよび車速Vsの取得処理が完了した(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、エンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1未満であるか否か、または、車速Vsが所定値Vs1未満であるか否かを判定する(ステップS7)。
なお、ステップS7の判定処理を実行する目的は、車両が停車状態であるか否かを判定することにあるので、たとえば、所定値Vs1は「2km/h」程度の値に設定することが好ましい。
ステップS7において、Ne<Ne1、または、Vs<Vs1(すなわち、YES)と判定されれば、現在の動作状態は停車状態であると見なして以降の制御動作を行い(ステップS8)、図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS7において、Ne≧Ne1、かつ、Vs≧Vs1(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS8に移行せずに、続いて、クラッチの入出力回転速度差ΔRCが所定値RCdif以上か否かを判定する(ステップS9)。
ステップS9において、ΔRC≧RCdif(すなわち、YES)と判定されれば、現在の車両の動作状態は発進状態であると見なして以降の制御動作を行い(ステップS10)、図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS9において、ΔRC<RCdif(すなわち、NO)と判定されれば、現在の車両の動作状態は走行状態であると見なして以降の制御動作を行い(ステップS11)、図2の処理ルーチンを終了する。
なお、クラッチの入力側回転速度RCiは、エンジンからクラッチまでの間に存在するギア比Gecをエンジン回転速度Neに乗算することによって求められる。
また、クラッチの出力側回転速度RCoは、車速センサ6の取り付け部からクラッチまでの間に存在するギア比の逆数1/Gscを、車速センサ6の取り付け部の回転速度に乗算することによって求められる。
以上のように、通常の起動時には起動時の動作チェック(ステップS3)を行い、異常リセット時には、起動時の動作チェック(ステップS3)を実行せずに、異常リセット前の動作状態を判定し(ステップS4、S7、S9)、その動作状態に戻す操作(ステップS5、S8、S10、S11)を実行する。
すなわち、この発明の実施の形態1によれば、運転者の変速指令に基づくクラッチ操作および変速動作を、マイクロプロセッサ2の演算処理に基づきアクチュエータを駆動させることによって行う変速機制御装置において、マイクロプロセッサ2の起動時に今回の起動が通常の電源投入によるものであるか、異常なリセットによるものであるかを判定する起動要因判定手段(ステップS2)と、起動要因判定手段の判定結果に基づいて次の動作を決定する動作決定手段(ステップS3〜S11)とを備えている。
これにより、マイクロプロセッサ2内の起動要因判定手段で異常リセットの発生を判定し、マイクロプロセッサ2内の動作決定手段で異常リセット時の制御動作を決定することができるので、異常リセット時に適切な制御動作を行うことにより、安全性を高めることができる。
また、マイクロプロセッサ2は、マイクロプロセッサ2(制御装置)の電源遮断による終了時に、EEPROM15に正常終了したことを表すデータを書き込む記録手段を有しており、マイクロプロセッサ2内の起動要因判定手段(ステップS2)は、EEPROM15に正常終了したことを表すデータが書き込まれているか否かにより、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定するので、確実に異常リセットの発生を判定することができる。
また、起動要因判定手段(ステップS2)において、今回の起動が通常の電源投入によるものであると判定された場合のみに、通常の起動時制御(ステップS3)を行うようにしたので、異常リセットでないときのみに起動時の動作チェック(ステップS3)を行うことができ、安全性を高めることができる。
また、起動要因判定手段(ステップS2)において、今回の起動が異常リセットによるものであると判定された場合には、通常の起動時制御(ステップS3)を実行せずに、変速機のギア位置、エンジン回転速度Ne、車速Vs、クラッチ位置の少なくとも1つに基づいて実行すべき制御動作を決定する(ステップS4〜S11)ので、起動時の動作チェック(ステップS3)を実行しないこと、ならびに、ギア位置、エンジン回転速度Ne、車速Vsまたはクラッチ位置の情報に基づいて異常リセット前の制御状態を推定し、推定した制御状態での動作を行うことにより、制御の空白期間を最短化して安全性を高めることができる。
また、変速機のギア位置がニュートラルである場合には、停車状態であると見なして以降の制御動作を行う(ステップS5)ので、ギア位置がニュートラルである場合に、入力処理に時間のかかる車速Vs、エンジン回転速度Neなどの条件によらずに、即座に停車状態であると見なして制御を再開することができ、制御再開までの時間を短縮することができる。
また、変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつ車速Vsが所定車速Vs1未満(または、エンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1未満)である場合には、停車状態であると見なして以降の制御動作を行う(ステップS8)ので、ギアイン状態である場合に、車速Vsの情報取込みに時間がかかるものの、車速Vsの確認後に制御再開とすることにより安全性を高めることができる。
また、変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつエンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1以上で、かつ車速Vsが所定車速Vs1以上で、かつクラッチの入出力回転速度差ΔRCが所定値RCdif以上である場合には、発進状態であると見なして以降の制御動作を行う(ステップS10)ので、エンジン回転速度Neおよび車速Vsの情報取込みに時間がかかるものの、エンジン回転速度Ne、車速Vs、クラッチの入出力回転速度差ΔRCの確認後に制御再開することにより、安全性を高めることができる。
また、変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつエンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1以上で、かつ車速Vsが所定車速Vs1以上で、かつクラッチの入出力回転速度差ΔRCが所定値RCdif未満である場合には、走行状態であると見なして以降の制御動作を行う(ステップS11)ので、エンジン回転速度Neおよび車速Vsの情報取込みに時間がかかるものの、エンジン回転速度Ne、車速Vs、クラッチの入出力回転速度差ΔRCの確認後に制御再開することにより、安全性を高めることができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1)では、起動要因判定手段の関連手段として、マイクロプロセッサ2と協働するEEPROM15を用いたが、図3に示すように、マイクロプロセッサ2と協働する電源遮断時間測定回路16を用いてもよい。
以下、図3〜図5を参照しながら、この発明の実施の形態2について説明する。
図3はこの発明の実施の形態2に係る変速機制御装置を示すブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
図3において、マイクロプロセッサ2Aには、前述のEEPROM15に代えて、電源遮断時間測定回路16が接続されている。
電源遮断時間測定回路16は、マイクロプロセッサ2Aと協働して、マイクロプロセッサ2Aの電源遮断時間を測定する。
この場合、マイクロプロセッサ2A内の起動要因判定手段は、電源遮断時間に基づいて、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定するようになっている。
図4は電源遮断時間測定回路16の一例を示す回路図である。
図4において、電源遮断時間測定回路16は、トランジスタTRと、コンデンサCおよび抵抗Rからなる時定数回路とを備えており、トランジスタTRおよび時定数回路は、回路電源Vccとグランドとの間に直列に挿入されている。
トランジスタTRのベース端子は、マイクロプロセッサ2Aの出力ポートPOに接続されている。
また、時定数回路の一端は、マイクロプロセッサ2AのA/D入力ポートADに接続されている。
マイクロプロセッサ2Aは、起動直後においては、出力ポートPOの電位を「H」レベルにしてトランジスタTRをOFFさせることにより、時定数回路内のコンデンサCの放電状態を維持したうえで、A/D入力ポートADの電圧VAD(時定数回路内のコンデンサCの端子電圧)を測定する。
そして、電圧VADの測定後に、マイクロプロセッサ2Aは、出力ポートPOの電位を「L」レベルにしてトランジスタTRをONさせることにより、時定数回路内のコンデンサCを充電状態にする。
ここで、マイクロプロセッサ2Aの起動後(コンデンサCの充電状態)に異常リセットが発生した場合には、出力ポートPOがハイインピーダンス出力となって、トランジスタTRがOFFされるので、時定数回路(コンデンサCおよび抵抗R)の放電により、A/D入力ポートADの電圧VADは低下する。
しかし、この場合、異常リセットから復帰するまでの時間は短時間なので、この復帰時間よりもコンデンサCおよび抵抗Rの時定数が十分大きければ、異常リセットから復帰直後に測定されるA/D入力ポートADの電圧VADは、回路電源Vccの電圧(=5[V])に近い値となる。
一方、運転者が一旦キーOFFしてから再度キーONした場合(つまり、コンデンサCの放電状態から通常起動した場合)には、キーOFF/ONする時間は比較的長く、最短でキーOFF/ONする時間間隔よりもコンデンサCおよび抵抗Rの時定数が十分小さければ、通常起動時に測定されるA/D入力ポートADの電圧VADは、0[V]に近い値となる。
つまり、起動時に測定されるA/D入力ポートADの電圧VAD(コンデンサCの端子電圧)は、電源遮断時間(コンデンサCの放電時間)に対応しており、コンデンサCおよび抵抗Rの時定数を上記2つの条件を満たすように最適に設定すれば、A/D入力ポートADの電圧VADの測定結果によって、通常の起動と異常リセットとを区別可能なことが分かる。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態2による起動時の処理動作について説明する。
図5において、ステップS4〜S11は前述(図2参照)と同様の処理であり、ステップS21〜S23のみが前述と異なる。
まず、起動直後において、マイクロプロセッサ2Aは、前述のように、出力ポートPOの電圧を「H」レベルにしてトランジスタTRをOFFさせ、コンデンサCの放電状態を維持してA/D入力ポートADの電圧VADを測定する(ステップS21)。
続いて、電圧VADの測定結果を判定基準値(=2.5[V])と比較し、VAD<2.5[V](正常起動)であるか否かを判定する(ステップS22)。
すなわち、電源遮断時間(=コンデンサCの放電時間)が十分に長いか否かにより、今回の起動が正常起動なのか、異常リセットによる起動なのかを判定する。
ステップS22において、VAD<2.5[V](すなわち、YES)と判定されれば、電源遮断時間が十分長いので通常起動と見なして、起動時の動作チェックとして異常判定を行う(ステップS23)。
一方、ステップS22において、VAD≧2.5[V](すなわち、NO)と判定されれば、電源遮断時間が短いので異常リセットによる起動と見なして、前述と同様に、異常リセット前の動作状態の判定処理および異常リセット前の制御復帰処理(ステップS4〜S11)を実行する。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、マイクロプロセッサ2A(制御装置)の電源遮断時間を測定する遮断時間測定回路16を設けたので、マイクロプロセッサ2A内の起動要因判定手段は、電源遮断時間に基づいて、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか、異常なリセットによるものであるかを判定することができる。
また、EEPROM15(図1参照)を使用しない制御装置において、遮断時間測定回路16を簡単な電子回路(図4参照)で構成することができるので、安価な構成で異常リセットを判定することができる。
なお、図4に電源遮断時間測定回路16の具体的な構成例を示したが、これに限定されるものではなく、他の回路構成で実現してもよい。
この発明の実施の形態1に係る変速機制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による起動時の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る変速機制御装置を示すブロック図である。 図3内の電源遮断時間測定回路の構成例を示す回路図である。 この発明の実施の形態2による起動時の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電源回路、2、2A マイクロプロセッサ、5 回転センサ、6 車速センサ、7 クラッチ位置センサ、8 シフト位置センサ、9、11 Hブリッジ回路、10 クラッチモータ、12 シフトモータ、13 バッテリ、15 EEPROM、16 電源遮断時間測定回路、Ne エンジン回転速度、Ne1 所定回転速度、Vs 車速、Vs1 所定車速、ΔRC クラッチの入出力回転速度差、RCdif 所定値、S2、S22 起動要因判定手段、S3〜S11、S23 動作決定手段。

Claims (9)

  1. マイクロプロセッサを備え、車両のエンジンに接続された変速機を制御する変速機制御装置であって、
    運転者からの変速指令に応じたクラッチ操作および変速動作を、前記マイクロプロセッサの演算処理に基づき前記変速機に接続されたアクチュエータを駆動させることによって行う変速機制御装置において、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記マイクロプロセッサの起動時に、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定する起動要因判定手段と、
    前記起動要因判定手段の判定結果に基づいて、前記マイクロプロセッサの次の制御動作を決定する動作決定手段と
    を含むことを特徴とする変速機制御装置。
  2. 前記マイクロプロセッサと協働するEEPROMを備え、
    前記マイクロプロセッサは、前記マイクロプロセッサの電源遮断終了時に前記EEPROMに正常終了したことを表すデータを書き込む記録手段を含み、
    前記起動要因判定手段は、前記EEPROMに正常終了したことを表すデータが書き込まれているか否かにより、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の変速機制御装置。
  3. 前記マイクロプロセッサと協働して、前記マイクロプロセッサの電源遮断時間を測定する遮断時間測定手段を備え、
    前記起動要因判定手段は、前記電源遮断時間に基づいて、今回の起動が通常の電源投入によるものであるか異常なリセットによるものであるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の変速機制御装置。
  4. 前記マイクロプロセッサは、前記起動要因判定手段により今回の起動が通常の電源投入によるものであると判定された場合のみに、通常の起動時制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の変速機制御装置。
  5. 前記マイクロプロセッサは、前記起動要因判定手段により今回の起動が異常なリセットによるものであると判定された場合には、通常の起動時制御を実行せずに、前記変速機のギア位置、前記エンジンの回転速度、前記車両の車速、前記車両のクラッチの位置および前記クラッチの入出力回転速度差の少なくとも1つに基づいて、前記マイクロプロセッサの実行すべき制御動作を決定することを特徴とする請求項1に記載の変速機制御装置。
  6. 前記マイクロプロセッサは、前記変速機のギア位置がニュートラルである場合には、前記車両が停車状態であると見なして以降の制御動作を行うことを特徴とする請求項5に記載の変速機制御装置。
  7. 前記マイクロプロセッサは、前記変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつ前記車速が所定車速未満である場合には、前記車両が停車状態であると見なして以降の制御動作を行うことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の変速機制御装置。
  8. 前記マイクロプロセッサは、前記変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつ前記エンジンの回転速度が所定回転速度以上であって、かつ前記車速が所定車速以上であって、かつ前記クラッチの入出力回転速度差が所定値以上である場合には、前記車両が発進状態であると見なして以降の制御動作を行うことを特徴とする請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載の変速機制御装置。
  9. 前記マイクロプロセッサは、前記変速機のギア位置がニュートラルでなく、かつ前記エンジンの回転速度が所定回転速度以上であって、かつ前記車速が所定車速以上であって、かつ前記クラッチの入出力回転速度差が所定値未満である場合には、前記車両が走行状態であると見なして以降の制御動作を行うことを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれか1項に記載の変速機制御装置。
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