JP5605254B2 - モータ制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係るシフトバイワイヤ装置1を示すブロック図である。シフトバイワイヤ装置(以下、SBW装置という)1は、車両に搭載されている。SBW装置1は、車両の動力源2と、伝達機構3と、制御装置11とを備える。動力源2は、内燃機関と電動機との両方を含む。この車両は、内燃機関と電動機との両方、またはいずれか一方の動力によって走行することができるいわゆるハイブリッド車両である。伝達機構3は、動力源2が供給する動力を車両の駆動輪に伝達する。伝達機構3は、その動力伝達状態を複数の状態に切り替え可能である。例えば、伝達機構3は、車両用の自動変速装置によって提供される。伝達機構3が提供する動力伝達状態は、シフト位置、シフトレンジ、変速位置などとも呼ばれる。伝達機構3が提供する動力伝達状態には、第1位置としての非パーキング位置と、第2位置としてのパーキング位置とを含むことができる。非パーキング位置は、この明細書、および図面において、非Pと表記される。非パーキング位置では、伝達機構3は動力を伝達し、動力源2による車両の移動を許容する。パーキング位置は、この明細書、および図面において、Pと表記される。パーキング位置では、伝達機構3は動力の伝達を遮断し、駆動輪を拘束して車両の移動を禁止する。伝達機構3は、動力の伝達状態を上記のように切換えるためのマニュアルレバー3aを有する。マニュアルレバー3aは、少なくともP位置と非P位置との2位置の間で移動可能である。マニュアルレバー3aは、制御装置11が提供するモータ制御装置における制御対象物である。伝達機構3は、マニュアルレバー3aの作動可能範囲の両端に、マニュアルレバー3aの移動を機械的に拘束する壁3b、3cを有している。壁3b、3cは、マニュアルレバー3aを駆動するための減速機構に設けることができる。マニュアルレバー3aの作動可能範囲の中央からP位置を越えてさらにマニュアルレバー3aを移動させた位置にP壁3bが設けられている。マニュアルレバー3aの作動可能範囲の中央から非P位置を越えてさらにマニュアルレバー3aを移動させた位置に非P壁3cが設けられている。
図9は、本発明を適用した第2実施形態に係るSBW装置1を示すブロック図である。先行する実施形態では、エンコーダ13と入力回路26とに常時電源VOSを供給することにより、エンコーダ13の信号変化を再起動信号として利用した。言い換えると、監視対象であるエンコーダ13の信号そのものを、再起動信号として利用することにより、エンコーダ13の信号を常時監視した。これに代えて、この実施形態では、所定の時間間隔でエンコーダ13の信号を監視する間欠的な起動装置を採用する。この実施形態では、ハイブリッドECU15が備えるタイマ215aを利用することにより、マイコン21がスリープ状態にある期間中に、マイコン21を所定の時間間隔で間欠的に再起動する。タイマ215aとしては、ハイブリッドECU15が備える種々のタイマを利用することができる。例えば、動力源2として搭載された内燃機関の停止時間を計測し、一定時間毎に信号を出力するソークタイマを利用することができる。タイマ215aは、車両が駐車されている期間中も、所定の時間間隔毎にマイコン21を再起動し、エンコーダ13の信号を監視させる。この実施形態では、タイマ215aは、間欠的に+B電源をハイブリッドECU15からレンジECU14に供給することにより、マイコン21を間欠的に再起動させる。この構成では、マイコン21は、マイコン21がスリープ状態にある期間中に、所定の時間間隔で間欠的にマイコン21をスリープ状態から再起動する再起動手段21bを備える。この再起動手段21bは、タイマ215aに応答してマイコン21を再起動する。
図12は、本発明を適用した第3実施形態に係るSBW装置1の電源回路を示す回路図である。先行する実施形態では、ハイブリッドECU15に設けたタイマ215aによりマイコン21を間欠的に再起動した。これに代えて、マイコン21内に設けた内部タイマ321cによってマイコン21を再起動してエンコーダ13の信号を監視してもよい。この構成によると、先行する実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
図13は、本発明を適用した第4実施形態のSBW装置1の作動を示すフローチャートである。上記実施形態では、タイマ215aまたはタイマ321cによってマイコン21を間欠的に再起動した。これに代えて、バッテリ18の充電量が十分にあるときにだけタイマ215aまたはタイマ321cによる間欠的な再起動を実行してもよい。言い換えると、バッテリ18の充電量が少ないときに、タイマ215aまたはタイマ321cによる間欠的な再起動を禁止する。この実施形態では、ステップ151の前に、ステップ451が加えられている。ステップ451では、バッテリ18の電圧VBが、所定の閾値Vth未満か否かを判定する。VB<Vthの場合、ステップ151−160を実行することなく処理を終了する。ステップ451は、バッテリ18の電圧VBが所定の閾値Vth未満のとき、再起動手段21bによるマイコン21の再起動を禁止する禁止手段を提供する。これにより、バッテリ18の充電量が不足しているときには補正処理150のための電力消費を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
2 動力源
3 伝達機構
11 制御装置
12 モータ
13 エンコーダ
14 レンジ切換用の電子制御装置(レンジECU)
15 ハイブリッド車両用の電子制御装置(ハイブリッドECU)
16 車載ネットワーク
17 ボディ機器用の電子制御装置(ボディECU)
Claims (8)
- 制御対象物を少なくとも2位置の間で移動させるモータ(12)と、
前記モータの所定の回転角度ごとに信号を出力するエンコーダ(13)と、
前記エンコーダから出力される信号に基づいて前記モータを制御するマイクロコンピュータ(21)とを備え、
前記マイクロコンピュータは、
前記エンコーダの信号を計数し、前記モータの回転位置を示すカウント値(N)を算出する計数手段(21a)と、
前記マイクロコンピュータがスリープ状態にある期間中における前記エンコーダの信号を検出する検出手段(26、140、151−155、158)と、
前記検出手段によって検出された信号の変化が示す回転方向に対応して前記カウント値を補正する補正手段(159、160)と、
前記カウント値と励磁相との対応関係を再設定する初期化処理を実行する初期化処理手段とを備え、
前記検出手段は、
検出された信号に基づいて、前記カウント値の補正が可能か不可能かを判定し、前記カウント値の補正が可能と判定されるとき前記補正手段による前記カウント値の補正を選択し、前記カウント値の補正が不可能と判定されるとき前記初期化処理手段による前記初期化処理を選択する選択手段を備えることを特徴とするモータ制御装置。 - 前記エンコーダは、所定の回転角度ごとにレベルが反転するA相信号と、前記A相信号から位相がずれており、かつ所定の回転角度ごとにレベルが反転するB相信号とを出力するインクリメンタル型のエンコーダであり、
前記検出手段は、
前記マイクロコンピュータがスリープ状態に移行するときに前記A相信号のレベルと前記B相信号のレベルとを記憶する記憶手段(140、22)と、
前記記憶手段に記憶された前記A相信号のレベルおよび前記B相信号のレベルと、前記マイクロコンピュータが前記スリープ状態から再起動された後における前記A相信号のレベルおよび前記B相信号のレベルとに基づいて、前記マイクロコンピュータがスリープ状態にある期間中における、前記A相信号のレベルだけの反転、または前記B相信号のレベルだけの反転を判定する反転検出手段(154)と、
前記反転検出手段により検出されたレベルの反転が、前記モータの正回転に相当するか逆回転に相当するかを判定する回転方向検出手段(158)とを備え、
前記補正手段は、
前記正回転が判定されるとき、前記カウント値を前記モータの正回転に相当する方向へ補正する第1補正手段(159)と、
前記逆回転が判定されるとき、前記カウント値を前記モータの逆回転に相当する方向へ補正する第2補正手段(160)とを備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記マイクロコンピュータは、前記マイクロコンピュータがスリープ状態にある期間中における、前記A相信号のレベルの反転、または前記B相信号のレベルの反転に応答して、前記マイクロコンピュータを前記スリープ状態から再起動する再起動手段(21b)を備えることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
- 前記エンコーダ、および前記エンコーダの信号を前記マイクロコンピュータに入力する入力回路(26)の電源を、バッテリから常時供給する電源回路(27、BATT、VOS)を備えることを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
- 前記マイクロコンピュータは、前記マイクロコンピュータがスリープ状態にある期間中に、所定の時間間隔で間欠的に前記マイクロコンピュータを前記スリープ状態から再起動する再起動手段(21b、215a、321c)を備えることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
- 前記エンコーダ、および前記エンコーダの信号を前記マイクロコンピュータに入力する入力回路(26)の電源を、前記マイクロコンピュータが起動されている期間中に供給する電源回路(27、+B、VOM)を備えることを特徴とする請求項5に記載のモータ制御装置。
- 前記再起動手段は、所定の時間間隔で間欠的に前記マイクロコンピュータを前記スリープ状態から再起動するタイマ(215a、321c)を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のモータ制御装置。
- さらに、バッテリの電圧が所定の閾値未満のとき、前記再起動手段による前記マイクロコンピュータの再起動を禁止する禁止手段(451)を備えることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれかに記載のモータ制御装置。
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