JP2007295907A - コタラヒンブツを含有する健康食品 - Google Patents

コタラヒンブツを含有する健康食品 Download PDF

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Abstract

【課題】 コタラヒンブツに含有される各種の有効成分を効率良く体内に吸収され易くするために、他の植物を併用した健康食品を提供する。
【解決手段】 粉砕したコタラヒンブツおよびゴツコラの粉砕物を熱水で抽出して得られる水溶液または水懸濁液またはそれを乾燥してなる固体組成物を主成分として含有している。
【選択図】なし

Description

本発明は、コタラヒンブツとゴツコラを含有する健康食品に関するものである。
コタラヒンブツ(kothala himubutu.salacia reticulata)は、スリランカ民主社会主義共和国にのみ自生する多年生蔓性木本で、デチンムル科またはニシキギ科に分類されている。この植物の木部を粉砕した粉末やそれを煎じた抽出液が血糖降下に有効であることは現地では古くから知られていたが、その薬効、作用機序について詳細が不明であったため、その使用方法は不明確であった(非特許文献1参照)。
北村博一監修、サラシア研究所編著、「神秘のサラシアダイエット」、史輝出版、1999年
しかし、コタラヒンブツは、サラシノール(Salasinol)やコタラノール(Kotalanol)などの各種の有効成分を含有することが知られてきているが、未だ詳細な研究がなされておらず、特にゴツコラは有効成分が不明であり、一層の研究がなされる必要があり、しかも、コタラヒンブツの服用に際しても、これまでは、熱水抽出によって得た抽出液を飲用しているが、コタラヒンブツ中の有効成分を十分に利用しているとは言えないのが現状であり、しかも抽出液中の有効成分が体内に効率良く吸収できるような状態になされているとは言えないのが現状である。
本発明は、コタラヒンブツに含有される各種の有効成分を効率良く体内に吸収され易くするために、他の植物を併用した健康食品を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するものであって、請求項1記載の発明は、コタラヒンブツおよびゴツコラの粉砕物を熱水で抽出して得られる水溶液または水懸濁液またはそれを乾燥してなる固体組成物を主成分として含有していることを特徴とするコタラヒンブツを含有する健康食品である。
本発明は、コタラヒンブツに含有される各種の有効成分を効率良く体内に吸収され易くするために、ゴツコラを併用した健康食品を提供するものである。本発明によって得られるコタラヒンブツの有効成分は、ゴツコラの併用によって血糖値上昇抑制効果も優れており、健康食品として副作用なく長期間にわたって使用するには好適である。
発明を実施するための最良の形
本発明で使用するコタラヒンブツは、スリランカ民主社会主義共和国の特産のつる性植物であって、その幹、枝、根、葉等を使用する。乾燥状態のものが望ましいが、これに限らない。水分率10%以下に設定することが望ましいが、これに限らない。
本発明に使用するゴツコラは、熱帯の中東や極東、特にインド、パキスタン、スリランカ、インドネシア、マダカスカル、中国、オーストラリア、マレーシア、南アフリカ、ハワイなどで植生している匍匐性の植物であって、ウムベリフェラエ科(Umbelliferae)に属する植物で、細い茎をもち、多年生で、デリケートな匍匐性の植物である。この正式の学術名はハイドロコタイル アジアチカ リン[Hydrocotyle asiatica(Linn.)]であるが、センテラ アジアチカ(Centella Asiatica)と通称されている。本発明では、その根、茎、葉等を使用する。
先ず、前記コタラヒンブツやゴツコラを粉砕するが、この粉砕処理は粉砕機などを使用して5〜500ミクロン程度に粉砕することが望ましいが、これに限らない。粉砕処理によって、表面積が増加するので、後の抽出が容易となる。
次に、前記のコンタラヒムブツやゴツコラの粉砕物を抽出するが、この抽出条件は、抽出媒体には、熱水を採用し、熱水の温度は80℃以上100℃以下の温度範囲内とすることが望ましいが、これに限らない。コタラヒンブツやゴツコラ粉砕物の重量に対して2〜100倍程度の水を使用することが望ましいが、これに限らない。
抽出した後には、抽出液を冷却し、必要に応じて濾過によってごみなどの固形分を除去して本発明の抽出液を得ることができる。
抽出液は、このまま使用するか、濃縮して使用することも可能であり、さらに乾燥して固形状にして使用される。固形状にする際には、賦形剤としての環状オリゴ糖とともに減圧濃縮、噴霧乾燥などによって粉末状となされる。なお、凍結し真空下で氷から昇華することにより水分を除去する凍結乾燥(フリーズドドライ)を採用することも可能である。
賦形剤として使用する環状オリゴ糖としては、デキストリン、サイクロデキストリン、分岐サイクロデキストリンなどが例示され、特にサイクロデキストリンが好適である。環状オリゴ糖は、抽出液を中に包接して抽出液の酸化を防止するとともに、粉末状、顆粒状に賦形することを可能とし、さらに水への溶解度を向上させて速やかな溶解を可能とするものである。
減圧濃縮は、加熱手段と減圧手段を備えたエバポレータなどにて水分を減圧加熱することにより蒸発させて濃縮する方法であって、回転手段を備えたロータリーエバポレータが望ましい。
噴霧乾燥は、スプレードライヤーの熱風の流れの中に噴霧し乾燥する方法であって、短時間に乾燥微粉末を調整することができる。抽出液と環状オリゴ糖は、スプレードライヤー内で噴霧状にスプレーされると、熱風によって速やかに乾燥され、粉末状になって下方に堆積されることとなる。
健康食品に使用する食品としては、パン類、ご飯類、めん類、菓子類、水産加工品、乳製品、飲料、調味料、食品補助品などであって、これらに本発明の抽出液またはその乾燥組成物を添加することによって、本発明の健康食品とすることができる。
実施例1
コタラヒンブツの木部とゴツコラの茎部を乾燥して水分率8%に乾燥し、粉砕機にて粉砕して得られた粉末1kgを熱水100Lに浸し、80℃に加熱し、2時間保持して抽出処理をした。冷却し、濾過によってごみなどの固形分を除去して熱水抽出液を得た。得られた熱水抽出液に同重量のサイクロデキストリンを添加して減圧濃縮し、噴霧乾燥して微粉末状の組成物を得た。
得られた組成物1gを水200ccに溶解した水溶液を作成し、これを糖尿病で高脂血症の50代男性が毎日朝夕ごとに飲用したところ、服用前の空腹時の血糖値が135であったのが、2ケ月の飲用により空腹時の血糖直が115にまで低下した。
実施例2
コタラヒンブツの木部とゴツコラの茎部を乾燥して水分率8%に乾燥し、粉砕機にて粉砕して得られた粉末1kgを熱水100Lに浸し、80℃に加熱し、2時間保持して抽出処理をした。冷却し、濾過によってごみなどの固形分を除去して熱水抽出液を得た。得られた熱水抽出液に同重量のサイクロデキストリンを添加して減圧濃縮し、噴霧乾燥して微粉末状の組成物を得た。
得られた発酵組成物1gを小麦粉200gに混入したパンを作成し、これを糖尿病で高脂血症の60代男性が食したところ、食事前の血糖値が165であったのが、食事後も220程度であって、過度の上昇は見られなかった。また、上記パンを2ケ月間食したところ、空腹時の血糖値が135にまで低下した。
実施例3
コタラヒンブツの木部とゴツコラの茎部を乾燥して水分率8%に乾燥し、粉砕機にて粉砕して得られた粉末1kgを熱水100Lに浸し、80℃に加熱し、2時間保持して抽出処理をした。冷却し、濾過によってごみなどの固形分を除去して熱水抽出液を得た。得られた熱水抽出液に同重量のサイクロデキストリンを添加して減圧濃縮し、噴霧乾燥して微粉末状の組成物を得た。
得られた発酵組成物1gを米200gに混入したご飯を作成し、これを糖尿病で高脂血症の60代男性が食したところ、食事前の血糖値が160であったのが、食事後も210程度であって、過度の上昇は見られなかった。また、上記ご飯を2ケ月間食したところ、空腹時の血糖値が135にまで低下した。

Claims (1)

  1. コタラヒンブツおよびゴツコラの粉砕物を熱水で抽出して得られる水溶液または水懸濁液またはそれを乾燥してなる固体組成物を主成分として含有していることを特徴とするコタラヒンブツを含有する健康食品。
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