JP2007294499A - 半導体装置 - Google Patents

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義久 松原
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    • H01L21/76816Aspects relating to the layout of the pattern or to the size of vias or trenches

Abstract

【課題】従来技術においては、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィ工程において、データ率の大きい領域が露光量の変動を発生させ、それによりプロセスウインドーが狭くなるという問題があった。
【解決手段】半導体装置1は、基板の基板面内の第1の方向(図中左右方向)に延在する配線103a(第1の配線)と、配線103aに沿って延在し、平面視で配線103aと離間している配線103b(第2の配線)と、上記基板の基板面内の方向のうち上記第1の方向に垂直な方向である第2の方向(図中上下方向)に延在し、配線103aと配線103bとを電気的に接続するスリットビア106(スリット状のビアプラグ)と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関する。
一般的な半導体装置のプロセス評価用テストパターンについて述べる。図8に一般的なプロセス評価用テストチップレイアウト全体図を示す。テストチップサイズの横幅d1、縦幅d2の最大値は、リソグラフィ装置のフィールドサイズで定義されていることが一般的である。評価パターンは、サブチップ803と呼ばれる評価ブロックの集合体で構成されている。このサブチップ803のサイズは、テストブロック内部では、一律となっている。理由は、測定用プログラムにおいて、測定針の配置および移動量を一定にすることにより、プログラムの共有や測定針の共用ができるからである。
続いて、図9を参照しつつ、配線系プロセス評価用のパターンの概要を説明する。配線系プロセス評価用のパターンには、ビアチェーン、エレクトロマイグレーション(EM:Electro Migration)評価パターン、リーク測定パターン等が搭載されている。ビアチェーンにおいては、評価する配線の長さやビア個数に応じてパターン規模が変化することが一般的である。このパターン規模を変化させることにより、欠陥密度を評価することもできる。このようなプロセス評価に必要な評価ブロックをTEG領域901と呼び、電気測定用針が接触させる電極を電極パッド902と呼び、これらのTEG領域901と電極パッド902とをつなぐ配線を引出し配線903と呼ぶ。
図10にTEG領域と電極パッドとの接続領域の拡大図を示す。同図は、ビアチェーンパターンTEG領域1001と、同領域1001を電極パッドに電気的に接続する引出し配線1002とを含む平面図である。ビアチェーンパターンTEG領域1001に接続されている引出し配線1002の一部は、同領域1001中の配線よりも広い配線幅で形成されている。
ビアチェーンパターンTEG領域1001においては、M1配線1003とM2配線1004とが交互に配置され、これらの配線がビア1005によって互いに接続されている。ここで、M1配線1003およびM2配線1004の配線幅d3は、共に70nmであり、当該半導体装置における最小配線幅に等しい。
図10においては、折返しM1配線1006が設けられている。ここで、繰り返しデータの最小配線ピッチを1辺の長さとする正方形状の4つのグリッドからなる領域1008の面積である最小規格化面積(140nm×140nm)に対して、折り返し領域は75%の配線データ率を有している。この折り返し領域は、上記4つのグリッドのうち3つのグリッドにデータを有しているからである。
続いて、一般的な多層配線を形成するプロセスについて2層配線を例にとって形成プロセスを説明する。図11〜図14は、同プロセスを示す断面図である。これらの図は、図10中の破線L1に沿った断面を示している。まず、CVD法等により、基板1101上にシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜1102を形成する(図11(a))。基板1101にはトランジスタ等の素子(図示せず)が形成されている。次に、層間絶縁膜1102上にレジスト1103を形成し、そのレジスト1103をフォトリソグラフィ法によりパターニングする。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜1102に転写することにより、所望の位置に配線用溝1104を形成する(図11(b))。その後、残ったレジスト1103を除去する(図11(c))。
次に、層間絶縁膜1102上にレジスト1201を形成し、そのレジスト1201をフォトリソグラフィ法によりパターニングする(図12(a))。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜1102に転写することにより、所望の位置に配線用溝1202を形成する。その後、残ったレジスト1201を除去する(図12(b))。続いて、層間絶縁膜1102の全面に、Cu膜またはAl膜等の導体膜1203を成膜する(図12(c))。その後、CMPにより、層間絶縁膜1102が露出するまで導体膜1203を研磨する。この結果、層間絶縁膜1102の所望の位置に、ダマシン構造の配線1204が形成される(図12(d))。
次に、配線1204が形成された層間絶縁膜1102上に、SiC膜等からなる拡散防止膜1301を形成した後、その上にシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜1302を形成する(図13(a))。続いて、層間絶縁膜1302上にレジスト1303を形成し、そのレジスト1303をフォトリソグラフィ法によりパターニングする(図13(b))。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜1302に転写することにより、所望の位置に配線用溝1304を形成する。その後、残ったレジスト1303を除去する。続いて、層間絶縁膜1302の全面に、Cu膜またはAl膜等の導体膜1305を成膜する(図13(c))。その後、CMPにより、層間絶縁膜1302が露出するまで導体膜1305を研磨する。この結果、層間絶縁膜1302の所望の位置に、ビア1306が形成される(図13(d))。
次に、ビア1306が形成された層間絶縁膜1302上に、SiC膜等からなる拡散防止膜1401を形成した後、その上にシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜1402を形成する(図14(a))。続いて、層間絶縁膜1402上にレジストを形成し、そのレジストをフォトリソグラフィ法によりパターニングする。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜1402に転写することにより、所望の位置に配線用溝1403を形成する。その後、残ったレジストを除去する(図14(b))。続いて、層間絶縁膜1402の全面に、Cu膜またはAl膜等の導体膜を成膜する。その後、CMPにより、層間絶縁膜1402が露出するまで導体膜を研磨する。この結果、層間絶縁膜1402の所望の位置に、ダマシン構造の配線1404が形成される(図14(c))。
ある孤立したブロックから電気的に密集した電気的なブロックへの接続配線の構造は、プロセス評価用のTEGの引出し配線に限らず、製品においても類似した構造が使われる。したがって、かかる製品の従来例について述べる。
図15は、一般的なロジック製品の概要を示す平面図である。この図を参照しつつ、一般的なCPUロジック回路における従来の形態について述べる。この製品は、I/Oブロック1501、RAMブロック1502、ロジックブロック1503およびPLLブロック1504という4つのマクロ機能を有している。
I/Oブロック1501は、1μm以上の配線幅の配線のみで構成されるエリアである。このエリアにおいては、基本的に、細い配線のニーズはない。また、このエリアは大電流許容量制限を決めるエリアであり、配線幅とビアの最大値はこのエリアで決まる。I/Oブロックの回路ブロック間を接続する配線は、パッド電極につながる配線(入力配線)および内部回路につながる配線(出力配線)の2つの配線で構成されている。
RAMブロック1502は、一般的に1メガバイト程度のメモリを実装している。このエリアの配線は、スピードよりも微細化が優先されている。そのため、このエリアは、細い配線のニーズが最も高いエリアである。このエリアにおいては、広い配線は比較的少なく、メモリセルサイズの単位で周期的に電源とGND配線とが配置されている。
ロジックブロック1503は、ドライブ能力が要求されるセルであり、電源配線が強化されているブロックである。このエリアの構成は、基本的に、ゲートアレイのスタンダードセルの構成に近い。配線の構成はRAMと類似しているものの、RAMよりは電源配線が強化されているのが一般的である。PLLとは異なり、マクロ回路同士の接続は、複数存在しているのが一般的である。
PLLブロック1504においては、電源、GNDおよび容量素子の安定動作が優先されるため、配線密度は緩いものの、配線幅はI/O領域に次いで広いことが一般的である。PLLは、外部発信機からの信号入力を増幅(例えば4倍または5倍に増幅)して、各マクロにクロックツリーを構成している。このクロック入力部分およびクロック出力部分がマクロ回路からの引出し配線となっている。PLLには、基本的に2つの入出力配線しか存在しない。
図16を参照しつつ、この一般的な配線配置構造における2つのロジック部マクロ回路のブロック接続構造を説明する。同図において、第1ロジック領域1601および第2ロジック領域1602の2つのマクロ回路の間の領域が領域1603である。マクロ内部には、電源メッシュ1604とGNDメッシュ1605とが配置されている。マクロ内の電源メッシュ1604とGNDメッシュ1605との間には、回路構成因子となる結線および信号配線1606が配置されている。さらに、これらのマクロ同士をつなぐ信号配線が引き出されている。この信号配線の接続領域が領域1607である。マクロ同士は、同一配線層で接続されることもあれば、別々の配線層で接続されることもある。
さらに、マクロの拡大図が図17である。同図は、ロジック部1701およびマクロ連結領域1702を示している。配線1703の一部は、マクロ連結領域1702内において、マクロ内部の配線よりも広い配線幅を有している。配線1703は、マクロ内部では、ビア1707を介して、M2配線1708に接続されている。電源配線1704とGND配線1705とは、交互に配置されている。信号配線1706は、電源配線1704とGND配線1705との間に配置されるのが一般的である。また、信号配線1706は、X方向(図中左右方向)およびY方向(図中上下方向)の双方に平行に配置されることが一般的である。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、特許文献1が挙げられる。
特開2004−228111号公報
しかしながら、従来技術においては、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィ工程において、データ率の大きい領域が露光量の変動を発生させ、それによりプロセスウインドーが狭くなるという問題があった。プロセスウインドーが狭くなると、例えば、マクロ接続端部が切れて、ショートが起こることがある。
リソグラフィにおける最適露光量は、データ率の増加に伴い減少する。これは、フレア現象、すなわちレンズ光の乱反射によってパターン像にボケが生じるという現象に起因するものである。この現象の特徴は、データ率に依存してパターン形状が変化することである。したがって、この現象を抑制するには、使用する配線データ率の幅に制限を設ける必要がある。
本発明による半導体装置は、基板上に設けられた配線層を有する半導体装置であって、上記配線層内に設けられ、上記基板の基板面内の第1の方向に延在する第1の配線と、上記配線層内に設けられ、上記第1の配線に沿って延在し、平面視で上記第1の配線と離間している第2の配線と、上記配線層内に設けられ、上記基板の基板面内の方向のうち上記第1の方向に垂直な方向である第2の方向に延在し、上記第1の配線と上記第2の配線とを電気的に接続するスリット状のビアプラグと、を備えることを特徴とする。
この半導体装置においては、第1の配線と第2の配線との間の電気的接続を、それらの延在方向に垂直な方向に延びるスリット状のビアプラグにより行っている。これにより、配線の折り返し領域で発生する配線データ率を小さく抑えることができる。
本発明によれば、配線の折り返し領域で発生する配線データ率を小さく抑えることが可能な半導体装置が実現される。
以下、図面を参照しつつ、本発明による半導体装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による半導体装置の一実施形態を示す平面図である。半導体装置1は、基板の基板面内の第1の方向(図中左右方向)に延在する配線103a(第1の配線)と、配線103aに沿って延在し、平面視で配線103aと離間している配線103b(第2の配線)と、上記基板の基板面内の方向のうち上記第1の方向に垂直な方向である第2の方向(図中上下方向)に延在し、配線103aと配線103bとを電気的に接続するスリットビア106(スリット状のビアプラグ)と、を備えている。配線103a、配線103bおよびスリットビア106は、基板上に設けられた配線層内に形成されている。上記第2の方向は、例えば、半導体装置1の電源メッシュまたはGNDメッシュの延在方向に垂直な方向である。なお、同図において、基板および配線層は図示されていない。また、基板は、半導体基板であってもよいし、半導体基板以外の基板であってもよい。
配線103aおよび配線103bは、共にM1配線103の一部である。したがって、これらの配線103aおよび配線103bは、配線層内の同一の層に設けられている。また、配線103aおよび配線103bの配線幅d4は、半導体装置1における最小配線幅(例えば70nm)である。この最小配線幅は、0.1μm以下であることが好ましい。M1配線103には、ビア105を介してM2配線104が接続されている。本実施形態においてはM2配線104の配線幅も、上記最小配線幅に等しい。
半導体装置1には、ビアチェーン評価用のTEG領域101と、TEG領域101を電極パッドに電気的に接続する引出し配線102とが設けられている。TEG領域101においては、M1配線103とM2配線104とが交互に配置され、これらの配線がビア105によって互いに接続されている。孤立配線部の配線幅d5は、例えば0.3μmである。マクロ領域に相当するTEG領域101における最小ピッチは、例えば140nmである。配線の折り返し領域に設けられたスリットビア106の幅および長さは、例えば、それぞれ70nmおよび210nmである。スリットビア106の長さ方向(延在方向)は、上述のとおり、M1配線103およびM2配線104の長さ方向に垂直な方向に設定されている。これにより、データ密度の低減を図っている。
スリットビア106と最近接のビア105との間の間隔d6は、140nm以上であることが好ましい。そうすることにより、ビア層におけるスリットビア106のパターニングとビア105のパターニングとを容易に両立させることができる。
X方向(図中の左右方向)のデータ層は、M1層に割り当てられている。一方、X方向に直行するY方向(図中の上下方向)のデータ層は、ビア層に割り当てられている。配線データには、使用頻度の高い方向が存在する。このようなデータ層の基本的な分離により、データ密度の低減が達成される。その結果、繰り返しデータの最小配線ピッチを1辺の長さとする正方形状の4つのグリッドからなる領域110の面積である最小規格化面積(上記最小配線ピッチが70nmの場合であれば、140nm×140nm)に対して、折り返し領域は50%の配線データ率を有している。したがって、図10で説明した従来技術(配線データ率は75%)に対して、配線データ率が低減されている。
このように、配線103aと配線103bとの間の電気的接続を、それらの延在方向に垂直な方向に延びるスリットビア106によって行うことにより、配線の折り返し領域で発生する配線データ率を小さく抑えることができる。さらに、かかる手法は、配線データを配線方向で分割することから、個々の配線データ率の算出をせずに効率的にデータ分割できるというメリットを有する。
図7は、本発明の効果を確認した実験結果を示すグラフである。グラフ中の印M1〜M4は従来技術に係るデータを示し、印M5、M6は本実施形態に係るデータを示している。従来技術についての印M1、M2、M3およびM4は、最小配線幅がそれぞれ0.2μm、0.16μm、0.1μmおよび0.1μmである場合に相当する。これらのうち印M1、M2およびM3が接続良品に相当し、印M4が接続不良品に相当する。また、本実施形態についての印M5およびM6は、共に最小配線幅が0.1μmの場合に相当する。これらのうち印M5が接続良品に相当し、印M6が接続不良品に相当する。
このグラフからわかるように、本実施形態においては、配線の折り返し領域におけるデータ率を低減できるため、配線太り問題が解消され、それにより、従来技術で発生していた問題、すなわちデータ率が高いことに起因したフレアによる不良発生の問題が抑制されている。
図2〜図5を参照しつつ、半導体装置1の製造方法の一例を説明する。これらの図は、図1中の破線L2に沿った断面を示している。まず、CVD法等により、シリコン基板201上にシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜202を形成する(図2(a))。次に、層間絶縁膜202上にレジスト203を形成し、そのレジスト203をフォトリソグラフィ法によりパターニングする。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜202に転写することにより、所望の位置に配線用溝204を形成する(図2(b))。その後、残ったレジスト203を除去する(図2(c))。
次に、層間絶縁膜202上にレジスト301を形成し、そのレジスト301をフォトリソグラフィ法によりパターニングする(図3(a))。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜202に転写することにより、所望の位置に配線用溝302を形成する。その後、残ったレジスト301を除去する(図3(b))。続いて、層間絶縁膜202の全面に、Cu膜またはAl膜等の導体膜303を成膜する(図3(c))。その後、CMPにより、層間絶縁膜202が露出するまで導体膜303を研磨する。この結果、層間絶縁膜202の所望の位置に、ダマシン構造の配線304が形成される(図3(d))。
次に、配線304が形成された層間絶縁膜202上に、SiC膜等からなる拡散防止膜401を形成した後、その上にシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜402を形成する(図4(a))。続いて、層間絶縁膜402上にレジスト403を形成し、そのレジスト403をフォトリソグラフィ法によりパターニングする(図4(b))。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜402に転写することにより、所望の位置に配線用溝404を形成する。その後、残ったレジスト403を除去する。続いて、層間絶縁膜402の全面に、Cu膜またはAl膜等の導体膜405を成膜する(図4(c))。その後、CMPにより、層間絶縁膜402が露出するまで導体膜405を研磨する。この結果、層間絶縁膜402の所望の位置に、ビア406が形成される(図4(d))。
次に、ビア406が形成された層間絶縁膜402上に、SiC膜等からなる拡散防止膜501を形成した後、その上にシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜502を形成する(図5(a))。続いて、層間絶縁膜502上にレジストを形成し、そのレジストをフォトリソグラフィ法によりパターニングする。さらに、ドライエッチング技術によりレジストパターンを層間絶縁膜502に転写することにより、所望の位置に配線用溝503を形成する。その後、残ったレジストを除去する(図5(b))。続いて、層間絶縁膜502の全面に、Cu膜またはAl膜等の導体膜を成膜する。その後、CMPにより、層間絶縁膜502が露出するまで導体膜を研磨する。この結果、層間絶縁膜502の所望の位置に、ダマシン構造の配線504が形成される(図5(c))。
本発明は、例えば、図15に示したような一般的なロジック回路に適用することができる。ここでは、図6を参照しつつ、2つのロジック部マクロ回路のブロック接続構造を説明する。同図は、ロジック部601およびマクロ連結領域602を示している。配線603の一部は、マクロ連結領域602内において、マクロ内部の配線よりも広い配線幅を有している。配線603は、マクロ内部では、ビア607を介して、M2配線608に接続されている。電源配線604とGND配線605とは、交互に配置されている。信号配線606は、電源配線604とGND配線605との間に配置されるのが一般的である。また、Y方向の信号配線は、ビア607で形成されている。
以上説明したように、本発明は、プロセス評価用TEGに限らず、一般的なロジック製品にも適用することができる。
本発明による半導体装置の一実施形態を示す平面図である。 (a)〜(c)は、図1の半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 (a)〜(d)は、図1の半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 (a)〜(d)は、図1の半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 (a)〜(c)は、図1の半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 本発明を一般的なロジック回路に適用した場合の例を説明するための平面図である。 本発明の効果を確認した実験結果を示すグラフであり、縦軸は50k個の直列ビアチェーンの不良発生頻度を表し、横軸はビア端部からの追加された配線データの長さ(Extension長さ)を表す。 一般的なプロセス評価用テストチップのレイアウトを示す平面図である。 配線系プロセス評価用のパターンの概要を説明するための平面図である。 TEG領域と電極パッドとの接続領域を示す平面図である。 (a)〜(c)は、一般的な2層配線を形成するためのプロセスを説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、一般的な2層配線を形成するためのプロセスを説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、一般的な2層配線を形成するためのプロセスを説明するための断面図である。 (a)〜(c)は、一般的な2層配線を形成するためのプロセスを説明するための断面図である。 一般的なロジック製品の概要を示す平面図である。 一般的な配線配置構造における2つのロジック部マクロ回路のブロック接続構造を説明するための平面図である。 ロジック部およびマクロ連結領域を示す平面図である。
符号の説明
1 半導体装置
101 ビアチェーン評価用のTEG領域
102 引出し配線
103a 第1の配線
103b 第2の配線
103 M1配線
104 M2配線
105 ビア
106 スリットビア
201 シリコン基板
202 層間絶縁膜
203 レジスト
204 配線用溝
301 レジスト
302 配線用溝
303 導体膜
304 配線
401 拡散防止膜
402 層間絶縁膜
403 レジスト
404 配線用溝
405 導体膜
406 ビア
501 拡散防止膜
502 層間絶縁膜
503 配線用溝
504 配線
601 ロジック部
602 マクロ連結領域
603 配線
604 電源配線
605 GND配線
606 信号配線
607 ビア
608 M2配線
d1 テストチップサイズの横幅
d2 テストチップサイズの縦幅
803 サブチップサイズ
901 TEG領域
902 電極パッド
903 引出し配線
1001 TEG領域
1002 引き出し配線
1003 M1配線
1004 M2配線
1005 ビア
1006 折り返しM1配線
1008 最小配線ピッチを1辺の長さとする4つのグリッド領域
1101 シリコン基板
1102 層間絶縁膜
1103 レジスト
1104 配線用溝
1201 レジスト
1202 配線用溝
1203 導体膜
1204 配線
1301 拡散防止膜
1302 層間絶縁膜
1303 レジスト
1304 ビア穴
1305 導体膜
1306 ビア
1401 拡散防止膜
1402 層間絶縁膜
1403 配線用溝
1404 配線
1501 I/O部
1502 メモリ領域
1503 ロジック部
1504 PLL
1601 第1ロジック部
1602 第2ロジック部
1603 マクロ間領域
1604 電源メッシュ
1605 GNDメッシュ
1606 信号配線
1607 信号配線接続領域
1701 ロジック部
1702 マクロ連結領域
1703 配線
1704 電源配線
1705 GND配線
1706 信号配線
1707 ビア
1708 M2配線

Claims (5)

  1. 基板上に設けられた配線層を有する半導体装置であって、
    前記配線層内に設けられ、前記基板の基板面内の第1の方向に延在する第1の配線と、
    前記配線層内に設けられ、前記第1の配線に沿って延在し、平面視で前記第1の配線と離間している第2の配線と、
    前記配線層内に設けられ、前記基板の基板面内の方向のうち前記第1の方向に垂直な方向である第2の方向に延在し、前記第1の配線と前記第2の配線とを電気的に接続するスリット状のビアプラグと、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1および第2の配線は、前記配線層内の同一の層に設けられている半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記第1および第2の配線の配線幅は、当該半導体装置における最小配線幅である半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記最小配線幅は、0.1μm以下である半導体装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の半導体装置において、
    前記第2の方向は、当該半導体装置の電源メッシュまたはGNDメッシュの延在方向に垂直な方向である半導体装置。
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