JP2007292842A - 光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型な構成で、光学機能面の中心位置精度を簡便かつ適切に測定することができ、光学機能面の中心位置精度の測定結果にしたがって金型を補正することによって光学性能に優れた光学素子を製造できる光学素子を提供すること。
【解決手段】第1の端面15の同心円上の少なくとも2箇所の位置であって、1組の位置が、第1の端面15の同一平面上に投影されたサイドゲート内成形部位17の投影面における幅方向の中心を通りフランジ部14の外周面14aの法線方向に延びる仮想直線を挟んで互いに対向する位置関係を有するような少なくとも2箇所の位置に、フランジ部14の中心と第1の光学機能面3の中心とのずれを測定するためのマーク19、20、21が形成されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学素子に係り、特に、光学機能面の中心位置精度を測定するのに好適な光学素子に関する。
従来から、携帯型のコンピュータ、テレビ電話、携帯電話およびデジタルカメラ等に搭載されるCCD、CMOS等の撮像素子を利用したカメラに用いられるレンズや、光ピックアップ装置に用いられるレンズ等の光学素子は、低コスト化等の観点から、金型を用いた樹脂材料の射出成形によって製造することが多かった。
この種の光学素子では、製造された光学素子の光学機能面(例えば、レンズ面)の中心位置の精度(以下、中心位置精度と称する)が良好であるか否かを測定し、中心位置精度に問題があれば、それに応じて金型を補正するようになっていた。
図11は、このような光学素子の一例を示したものであり、この光学素子1は、平面円形状の第1レンズ面3と、これに対向する平面円形状の第2レンズ面5とが形成された光学機能部2を有している。
光学機能部2の外側には、筒状のフランジ部6が、樹脂材料の射出成形によって光学機能部2と一体的に形成されている。
フランジ部6の外周面には、この外周面の一部を切り欠いた平面直線状の切り欠き面7が形成されており、この切り欠き面7には、金型におけるサイドゲート内で成形された部位(以下、サイドゲート内成形部位8と称する)が、第1レンズ面3の半径方向における外方に突出するように形成されている。
そして、このような光学素子1に対して、第1レンズ面3の中心位置精度の測定を行うには、まず、顕微鏡等によって構成された測定器に、光学素子1を、その第1レンズ面3側の面が被測定面となるようにセットする。
そして、測定器にセットされた光学素子1について、図12に示すように、切り欠き面7に接する仮想直線Lを求め、次いで、図13に示すように、仮想直線Lに沿った方向をX軸方向と設定する。
次いで、図14に示すように、光学素子1におけるフランジ部6の中心(以下、外形中心Sと称する)を計算する。この外形中心Sは、測定器によってフランジ部6の外周端上の複数の点を検出(エッジ検出)し、検出された各点を用いた最小二乗法によって求める。
次いで、図15に示すように、X軸方向に直交するY軸方向を設定するとともに、図12において算出した外形中心Sを、X軸およびY軸を座標軸としたXY座標の原点(0,0)とする。
次いで、図16に示すように、第1レンズ面3の中心Sを計算する。この第1レンズ面3の中心Sは、測定器によって第1レンズ面3の外周端上の複数の点を検出(エッジ検出)し、検出された各点を用いた最小二乗法によって求める。
また、このとき、図16に示すように、第1レンズ面3の中心SのXY座標(X,Y)を計算する。
次いで、図17に示すように、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれ(座標上のずれ)を、ベクトル量として計算する。
このようにして、第1レンズ面3の中心位置精度の測定結果として、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれを示すベクトル量(すなわち、ずれ量9)が算出される。
そして、図17において算出されたずれ量9を解消するために、金型における第1レンズ3を成形するためのレンズ駒の位置を補正するようになっていた。
また、従来から、光学素子1においては、第2レンズ面5の中心位置精度を測定することも行われていた。
この第2レンズ面5の中心位置精度の測定を行うには、まず、測定器に、光学素子1を、その第2レンズ面5側の面が被測定面となるようにセットする。すなわち、図12の状態から裏返した状態として、光学素子1を測定器にセットする。
次いで、測定器にセットされた光学素子1に対して図12〜図17と同様の処理を行う。すなわち、切り欠き面7に接する直線の方向をX軸方向、これに直交する方向をY軸方向と設定した上で、外形中心SをXY座標の原点(0,0)と定め、この原点からの第2レンズ面5の中心の座標のずれを計算する。
このようにして、第2レンズ面5の中心位置精度の測定結果として、外形中心Sと第2レンズ面5の中心とのずれ量(ベクトル量)が算出される。
さらに、従来から、光学素子1においては、第1レンズ面3および第2レンズ面5の双方の中心位置精度の測定として、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心とのずれ量(ベクトル量)を計算することも行われていた。
この第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心とのずれ量は、前述した外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれ量9と、外形中心Sと第2レンズ面5の中心とのずれ量とを算出した上で、両者の差分を計算することによって算出することができる。
このように、従来から、光学素子1のレンズ面3、5の中心位置精度を測定し、測定結果に応じて金型を補正することによって、レンズ面3、5の中心位置精度が改善された光学性能に優れた光学素子1の製造が図られていた。
特開2004−191493号公報
ところで、近年、前述したカメラや光ピックアップ装置等の光学機器の小型軽量化を反映して、このような光学機器に搭載される光学素子についても、より小型で軽量であることが要求されるようになった。
このような要求を満足するためには、図18に示すように、光学素子1のフランジ部11の幅寸法(半径方向の寸法)を小さく形成することが必要となった。
しかしながら、このように、フランジ部11の幅寸法を小さく形成した場合には、前述したX軸方向を設定するための切り欠き面7をフランジ部11に形成することができず、この結果、レンズ面3、5の中心位置精度を簡便かつ適切に測定することができないといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、小型な構成でありながら、光学機能面の中心位置精度を簡便かつ適切に測定することができ、ひいては、光学機能面の中心位置精度の測定結果にしたがって金型を補正することによって光学性能に優れた光学素子を製造することができる光学素子を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明の請求項1に係る光学素子の特徴は、第1の光学機能面およびこれに対向する第2の光学機能面を有する光学機能部と、この光学機能部の外側に形成され、前記第1の光学機能面を囲む第1の端面を有するフランジ部と、このフランジ部の外周面に形成され、前記フランジ部の外周面の周方向に所定の幅を有するサイドゲート内成形部位とを備えた光学素子であって、前記第1の端面における同心円上の少なくとも2箇所の位置であって、そのうちの少なくとも1組の位置が、前記第1の端面の同一平面上に投影された前記サイドゲート内成形部位の投影面における幅方向の中心を通り前記フランジ部の外周面の法線方向に延びる仮想直線を挟んで互いに対向する位置関係を有するような少なくとも2箇所の位置に、前記フランジ部の中心と前記第1の光学機能面の中心とのずれを測定するためのマークが形成されている点にある。
そして、この請求項1に係る発明によれば、サイドゲート方式の金型によって成形された本発明の光学素子に対して、第1の端面に形成されたマークを用いることによって、フランジ部の中心である外形中心と第1の光学機能面の中心とのずれの測定を行うことが可能となる。
また、請求項2に係る光学素子の特徴は、第1の光学機能面およびこれに対向する第2の光学機能面を有する光学機能部と、この光学機能部の外側に形成され、前記第1の光学機能面を囲む第1の端面を有するフランジ部と、前記第1の端面に形成され、前記フランジ部の外周面の周方向に所定の幅を有するピンゲート内成形部位とを備えた光学素子であって、前記第1の端面における同心円上の少なくとも2箇所の位置であって、そのうちの少なくとも1組の位置が、前記ピンゲート内成形部位の幅方向の中心を通り前記フランジ部の外周面の法線方向に延びる仮想直線を挟んで互いに対向する位置関係を有するような少なくとも2箇所の位置に、前記フランジ部の中心と前記第1の光学機能面の中心とのずれを測定するためのマークが形成されている点にある。
そして、この請求項2に係る発明によれば、ピンゲート方式の金型によって成形された本発明の光学素子に対して、第1の端面に形成されたマークを用いることによって、外形中心と第1の光学機能面の中心とのずれの測定を行うことが可能となる。
さらに、請求項3に係る光学素子の特徴は、請求項1または2において、前記フランジ部が、前記第1の端面に対向する位置に、前記第2の光学機能面を囲む第2の端面を有し、前記第2の端面が、この第2の端面側から前記マークを確認可能とされた平坦面に形成され、前記第2の端面側から前記マークを確認することによって、前記フランジ部の中心と前記第2の光学機能面の中心とのずれを測定することが可能とされている点にある。
そして、この請求項3に係る発明によれば、さらに、第2の端面側からマークを確認することによって、本発明の光学素子に対して、外形中心と第2の光学機能面の中心とのずれの測定を行うことも可能となる。
さらにまた、請求項4に係る光学素子の特徴は、請求項3において、前記マークを用いることによって、前記第1の光学機能面の中心と前記第2の光学機能面の中心とのずれを測定可能とされている点にある。
そして、この請求項4に係る発明によれば、さらに、マークを用いることによって、本発明の光学素子に対して、第1の光学機能面の中心と第2の光学機能面の中心とのずれの測定を行うことも可能となり、かつ、同一の基準(マーク)を用いて測定することができるため、測定精度を向上させることが可能となる。
また、請求項5に係る光学素子の特徴は、請求項4において、前記マークが、前記第1の端面における同心円上の3箇所の位置に、周方向に等間隔を設けて形成されている点にある。
そして、この請求項5に係る発明によれば、周方向に等間隔を設けて形成された3つのマークによって、第1の光学機能面の中心と第2の光学機能面の中心とのずれの測定を行うために基準とする座標の原点を即時に決定することが可能となり、かつ、同一の基準を用いて測定することができるため、測定精度を向上させることが可能となる。
請求項1に係る光学素子によれば、サイドゲート方式の金型によって成形された本発明の光学素子に対して、第1の端面に形成されたマークを用いることによって、フランジ部の中心である外形中心と第1の光学機能面の中心とのずれの測定を行うことができる結果、小型な構成でありながら、光学機能面の中心位置精度を簡便かつ適切に測定することができ、ひいては、光学機能面の中心位置精度の測定結果にしたがって金型を補正することによって光学性能に優れた光学素子を製造することができる光学素子を実現することができる。
また、請求項2に係る光学素子によれば、ピンゲート方式の金型によって成形された本発明の光学素子に対して、第1の端面に形成されたマークを用いることによって、外形中心と第1の光学機能面の中心とのずれの測定を行うことができる結果、小型な構成でありながら、光学機能面の中心位置精度を簡便かつ適切に測定することができ、ひいては、光学機能面の中心位置精度の測定結果にしたがって金型を補正することによって光学性能に優れた光学素子を製造することができる光学素子を実現することができる。
さらに、請求項3に係る光学素子によれば、さらに、第2の端面側からマークを確認することによって、本発明の光学素子に対して、外形中心と第2の光学機能面の中心とのずれの測定を行うこともできる結果、請求項1または2に係る光学素子の効果に加えて、さらに、簡易な構成によって、光学機能面の中心位置精度をさらに詳しく測定することができる光学素子を実現することができる。
さらにまた、請求項4に係る光学素子によれば、マークを用いることによって、本発明の光学素子に対して、第1の光学機能面の中心と第2の光学機能面の中心とのずれの測定を精度良く行うこともできる結果、請求項3に係る光学素子の効果に加えて、さらに、簡易な構成によって、光学機能面の中心位置精度をより詳しく測定することができる光学素子を実現することができる。
また、請求項5に係る光学素子によれば、周方向に等間隔を設けて形成された3つのマークによって、第1の光学機能面の中心と第2の光学機能面の中心とのずれの測定を行うために基準とする座標の原点が決定されるため、光学素子の外形形状及び真円度に影響を受けない高精度な測定が可能となる結果、請求項4に係る光学素子の効果に加えて、さらに、光学機能面の中心位置精度をさらに簡便かつ適切に測定することができる光学素子を実現することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る光学素子の第1実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
なお、従来と基本的構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図1は、本実施形態における光学素子12の平面図を、図2は、図1のA−A断面図を示したものである。
本実施形態における光学素子12は、サイドゲート方式の金型を用いた樹脂材料の射出成形によって一体的に形成されている。
本実施形態における光学素子12は、光学機能部2を有しており、この光学機能部2の厚み方向(図2における横方向)における一方の面には、第1の光学機能面としての第1レンズ面3が形成されている。
また、光学機能部2の厚み方向における他方の面には、第2の光学機能面としての第2レンズ面5が形成されている。
光学機能部2に対して第1レンズ面3および第2レンズ面5の半径方向の外側位置には、円筒状のフランジ部14が、光学機能部2と一体的に形成されている。
フランジ部14には、第1レンズ面3を囲む第1の端面としての円環状の第1端面15と、第2レンズ面5を囲む第2の端面としての円環状の第2端面16とが形成されている。
フランジ部14の外周面14aには、金型のサイドゲート内において成形された部位(以下、サイドゲート内成形部位17と称する)が、フランジ部14の外周面14aの法線方向における外方に突出するように形成されている。
また、サイドゲート内成形部位17は、フランジ部14の外周面14aの周方向に所定の幅を有しているとともに、光学機能部2の厚み方向に所定の厚みを有している。
そして、本実施形態において、第1端面15における同心円上の3箇所の位置には、フランジ部14の中心である外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれを測定するための第1マーク19、第2マーク20および第3マーク21の3つのマーク19、20、21がそれぞれ形成されている。なお、便宜上、図1および図2には、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとが一致した第1レンズ面3の理想的な中心位置精度の状態が示されている。
第1〜第3マーク19、20、21は、いずれも、平面円形状に形成されているとともに、第1端面15からフランジ部14の厚み方向における内側に向かって凹入形成されている。なお、第1〜第3マーク19、20、21は、平面円形状以外の平面形状を有するものであってもよく、また、第1端面15からフランジ部14の厚み方向における外側に向かって突出形成されたものであってもよい。
また、第1マーク19および第2マーク20は、第1端面15の同一平面上に投影されたサイドゲート内成形部位17の投影面における幅方向(換言すれば、フランジ部14の外周面14aの周方向)の中心を通り、かつ、フランジ部14の外周面14aの法線方向に延びる仮想直線L’を挟んで互いに対向する位置関係を有している。
したがって、第1マーク19と第2マーク20とを通る仮想直線L”(図3参照)は、前述した仮想直線L’と直交することになる。
さらに、本実施形態において、第1〜第3マーク19、20、21は、第1端面15の周方向に等間隔(120°)に形成されている。
さらにまた、本実施形態において、第2端面16は、第1端面15に厚み方向において対向する位置に形成されているとともに、第2端面16側から第1〜第3マーク19、20、21を確認(視認)可能とされた平坦面に形成されている。
これにより、第1〜第3マーク19、20、21は、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ、および、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれの測定にも用いることができるようになっている。なお、便宜上、図1および図2には、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとが一致した第2レンズ面5の理想的な中心位置精度の状態ならびに第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとが一致した両レンズ面3、5同士の理想的な中心位置精度の状態が示されている。
これらの第1〜第3マーク19、20、21は、より具体的には、次のように用いられる。
すなわち、光学素子12に対して、第1レンズ面3の中心位置精度の測定として、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれの計算を行うには、まず、測定器に、光学素子12を、その第1レンズ面3側の面が被測定面となるようにセットする。そして、図3に示すように、第1マーク19と第2マーク20とを通る仮想直線L”を設定する。
次いで、図4に示すように、仮想直線L”の方向をX軸方向と設定する。
次いで、図5に示すように、光学素子1の外形中心Sを計算する。この外形中心Sは、フランジ部14の外周端上の複数の点を測定器によって検出(エッジ検出)し、検出された各点を用いた最小二乗法によって求める。
次いで、図6に示すように、X軸方向に直交するY軸方向を設定するとともに、図5において算出した外形中心Sを、X軸およびY軸を座標軸としたXY座標の原点(0,0)とする。なお、外形中心Sは、Y軸方向の設定後に計算するようにしてもよい。
次いで、図7に示すように、第1レンズ面3の中心Sを計算する。この第1レンズ面3の中心Sは、第1レンズ面3の外周端上の複数の点を測定器によって検出(エッジ検出)し、検出された各点を用いた最小二乗法によって求める。
また、このとき、図7に示すように、第1レンズ面3の中心SのXY座標(X,Y)を計算する。
次いで、図8に示すように、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとの座標のずれを、ベクトル量として計算する。
このようにして、第1レンズ面3の中心位置精度の測定結果として、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれをベクトル量として表したずれ量23が算出される。
そして、図8において算出されたずれ量23に基づいて、このずれ量23を解消するための金型の補正を行うことができる。
次に、光学素子12に対して、第2レンズ面5の中心位置精度の測定として、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれの計算を行うには、図示はしないが、測定器に、光学素子12を、その第2レンズ面5側の面が被測定面となるようにセットする。すなわち、光学素子12を図3の状態とは裏返した状態として測定器にセットする。
そして、第2端面16を透過して確認される第1〜第3マーク19、20、21を用いることによって、光学素子12に対して図3〜図8と同様の処理を行う。
すなわち、第2端面16を透過して確認される第1マーク19と第2マーク20とを通る仮想直線L”を設定し、この仮想直線L”の方向をX軸方向、これに直交する方向をY軸方向と設定した上で、外形中心SをXY座標の原点(0,0)と定め、この原点からの第2レンズ面5の中心Sの座標(X,Y)のずれをベクトル量として計算する。なお、第2レンズ面5の中心Sは、第1レンズ面3の中心Sと同様に、第2レンズ面5の外周端上の複数の点を検出(エッジ検出)し、検出された各点を用いた最小二乗法によって求めることができる。
このようにして、第2レンズ面5の中心位置精度の測定結果として、外形中心Sと第2レンズ面5の中心とのずれ量が求まる。
次に、光学素子12に対して、第1レンズ面3および第2レンズ面5の双方の中心位置精度の測定として、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれを測定する場合には、前述した外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれ量と、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量との差分(ベクトル量)を計算する。
ところで、このように、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれ量と、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量との差分を計算することによって第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれを測定する場合には、外形中心SがXY座標の原点となるため、外形中心Sを求めることが必要となる。
ここで、外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれ量を計算する際に使用する外形中心Sと、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量を計算する際に使用する外形中心Sとは、光学素子12の真円度の影響等により、互いに一致しないことがある。
そこで、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれのみを測定する場合には、以下に示すように、外形中心Sの代りに、周方向に等間隔に形成された3つのマーク19、20、21の重心を原点として用いることができる。
すなわち、測定器に、光学素子12を、その第1レンズ面3側の面が被測定面となるようにセットした上で、第1マーク19と第2マーク20とを通る仮想直線L”の方向をX軸方向、これに直交する方向をY軸方向としたXY座標を設定するとともに、3つのマーク19、20、21の重心を計算し、算出された3つのマーク19、20、21の重心を、XY座標の原点とする。
そして、3つのマーク19、20、21の重心からの第1レンズ面3の中心Sのずれ量を計算し、計算結果を保持する。なお、このときの第1レンズ面3の中心Sは、前述したエッジ検出および最小二乗法を用いることによって計算することができる。
次いで、光学素子12を、その第2レンズ面5側の面が被測定面となるように測定器にセットした上で、第1マーク19と第2マーク20とを通る仮想直線L”の方向をX軸方向、これに直交する方向をY軸方向としたXY座標を設定するとともに、3つのマーク19、20、21の重心を計算し、算出された3つのマーク19、20、21の重心を、XY座標の原点とする。
そして、3つのマーク19、20、21の重心からの第2レンズ面5の中心Sのずれ量を計算する。なお、このときの第2レンズ面5の中心Sも、第1レンズ面3の中心Sと同様に、エッジ検出および最小二乗法を用いることによって計算する。
そして、このようにして求められた3つのマーク19、20、21の重心からの第1レンズ面3の中心Sのずれ量と、3つのマーク19、20、21の重心からの第2レンズ面5の中心Sのずれ量との差分(ベクトル量)を計算する。
これにより、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量が算出される。
ここで、3つのマーク19、20、21の重心は、各マーク19、20、21の座標を用いて即時に求めることができるので、外形中心S を計算する場合のように、複雑な計算(最小二乗法等)は必要としない。また、同一の基準(マーク19,20,21の重心)を用いることができるので、光学素子12(フランジ部14)の外形形状及び真円度に影響を受けない高精度な測定が可能となる。
したがって、この重心を原点として用いるようにすれば、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量を迅速かつ高精度に求めることができる。
このように、本実施形態によれば、フランジ部14の幅寸法(半径方向の寸法)が小さく、フランジ部14に従来のような切り欠き面7を形成することができない場合であっても、第1〜第3マーク19、20、21を用いることによって、レンズ面3、5の中心位置精度を簡便かつ高精度(適切)に測定することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る光学素子の第2実施形態について、図9および図10を参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図9は、本実施形態における光学素子25の平面図を、図10は、図9のB−B断面図を示したものである。
本実施形態における光学素子25は、ピンゲート方式の金型を用いた樹脂材料の射出成形によって一体的に形成されている。
本実施形態における光学素子25は、光学機能部2を有しており、この光学機能部2の厚み方向(図9における紙面垂直方向)における一方の面には、第1レンズ面3が、他方の面には、第2レンズ面5が、それぞれ形成されている。
光学機能部2に対して第1レンズ面3および第2レンズ面5の半径方向の外側位置には、円筒状のフランジ部26が、光学機能部2と一体的に形成されている。
フランジ部26には、第1レンズ面3を囲む円環状の第1端面27と、第2レンズ面5を囲む円環状の第2端面28とが、それぞれ形成されている。
フランジ部26の第1端面27には、金型のピンゲート内において成形された部位(以下、ピンゲート内成形部位30と称する)が形成されている。
また、ピンゲート内成形部位30は、フランジ部26の外周面26aの周方向に所定の幅を有している。
そして、本実施形態において、第1端面27における同心円上の3箇所の位置には、第1マーク31、第2マーク32および第3マーク33の3つのマーク31、32、33がそれぞれ形成されている。
第1〜第3マーク31、32、33は、いずれも、平面円形状に形成されているとともに、第1端面27からフランジ部26の厚み方向における内側に向かって凹入形成されている。なお、第1実施形態と同様に、第1〜第3マーク31、32、33は、平面円形状以外の平面形状を有するものであってもよく、また、第1端面27からフランジ部26の厚み方向における外側に向かって突出形成されたものであってもよい。
また、第1マーク31および第2マーク32は、ピンゲート内成形部位30の幅方向の中心を通り、かつ、フランジ部26の外周面26aの法線方向に延びる仮想直線L’を挟んで互いに対向する位置関係を有している。
さらに、本実施形態において、第1〜第3マーク31、32、33は、第1端面27の周方向に等間隔(120°)に形成されている。
なお、第3マーク33は、第1端面27におけるピンゲート内成形部位30に対して周方向に180°の間隔を隔てた位置に形成されている。
さらにまた、本実施形態において、第2端面28は、第1端面27に厚み方向において対向する位置に形成されているとともに、第2端面28側から第1〜第3マーク31、32、33を確認可能とされた平坦面に形成されている。
このように形成された第1〜第3マーク31、32、33は、第1実施形態と同様に、第1マーク31と第2マーク32とを通る仮想直線L”の設定、この仮想直線L”に沿ったX軸方向の設定、X軸方向に直交するY軸方向の設定、外形中心Sの算出、第1レンズ面3の中心Sの算出および外形中心Sと第1レンズ面3の中心Sとのずれ量の算出を順次行うことによって、第1レンズ面3の中心位置精度の測定に用いることができる。
また、第1〜第3マーク31、32、33は、第1実施形態と同様に、光学素子25を裏返しにして第2端面28側から各マーク31、32、33を確認して、第1マーク31と第2マーク32とを通る仮想直線L”に沿ったX軸方向を有するXY座標を設定することによって、外形中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量の算出および第1レンズ面の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量の算出に用いることができる。
したがって、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、フランジ部26の幅寸法が小さく、フランジ部26に従来のような切り欠き面7を形成することができない場合であっても、第1〜第3マーク31、32、33を用いることによって、レンズ面3、5の中心位置精度を簡便かつ高精度(適切)に測定することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、マークの数は、前述したように3つに限る必要はなく、必要に応じて、第1端面15、27の同心円上における仮想直線L’を挟んで互いに対向する2箇所の位置のみにマークを形成してもよく、または、第1端面15、27の同心円上における5箇所以上の位置にマークを形成してもよい。マークを5箇所以上の位置に形成する場合には、そのうちの少なくとも1組(2つ)の位置が、仮想直線L’を挟んで互いに対向する位置関係を有するようにする。
さらに、前述した実施形態においては、マークを第1端面15、27のみに形成しているが、これに限る必要はなく、第1端面15、27と第2端面16、28との双方にマークを形成するようにしてもよい。なお、第1端面15、27と第2端面16、28との双方にマークを形成する場合には、第1レンズ面3の中心Sと第2レンズ面5の中心Sとのずれ量を測定するための共通のXY座標を設定する観点から、双方の端面に形成されるマークが、厚み方向において互いに対向することが望ましい。
また、光学機能面としては、格子面等のレンズ面以外の光学機能面を用いてもよいことは勿論である。
本発明に係る光学素子の実施形態を示す平面図 図1のA−A断面図 本発明に係る光学素子の実施形態において、第1レンズ面の中心位置精度の測定工程における仮想直線L”の設定状態を示す説明図 本発明に係る光学素子の実施形態において、第1レンズ面の中心位置精度の測定工程におけるX軸方向の設定状態を示す説明図 本発明に係る光学素子の実施形態において、第1レンズ面の中心位置精度の測定工程における外形中心Sの算出状態を示す説明図 本発明に係る光学素子の実施形態において、Y軸方向の設定状態および原点(0,0)の設定状態を示す説明図 本発明に係る光学素子の実施形態において、第1レンズ面の中心SおよびそのXY座標(X,Y)の算出状態を示す説明図 外形中心Sと第1レンズ面の中心Sとのずれ量の算出状態を示す説明図 本発明に係る光学素子の実施形態を示す平面図 図9のB−B断面図 従来から採用されていた光学素子の一例を示す平面図 従来の光学素子についての第1レンズ面の中心位置精度の測定工程における仮想直線Lの設定状態を示す説明図 従来の光学素子についての第1レンズ面の中心位置精度の測定工程におけるX軸方向の設定状態を示す説明図 従来の光学素子についての第1レンズ面の中心位置精度の測定工程における外形中心Sの算出状態を示す説明図 従来の光学素子についての第1レンズ面の中心位置精度の測定工程におけるY軸方向の設定状態および原点(0,0)の設定状態を示す説明図 従来の光学素子についての第1レンズ面の中心位置精度の測定工程における第1レンズ面3の中心SおよびそのXY座標(X,Y)の算出状態を示す説明図 従来の光学素子についての第1レンズ面の中心位置精度の測定工程における外形中心Sと第1レンズ面の中心Sとのずれ量の算出状態を示す説明図 従来の光学素子の問題点を指摘する説明図
符号の説明
2 光学機能部
3 第1レンズ面
5 第2レンズ面
12 光学素子
14 フランジ部
15 第1端面
16 第2端面
17 サイドゲート内成形部位
19 第1マーク
20 第2マーク
21 第3マーク
23 ずれ量

Claims (5)

  1. 第1の光学機能面およびこれに対向する第2の光学機能面を有する光学機能部と、
    この光学機能部の外側に形成され、前記第1の光学機能面を囲む第1の端面を有するフランジ部と、
    このフランジ部の外周面に形成され、前記フランジ部の外周面の周方向に所定の幅を有するサイドゲート内成形部位と
    を備えた光学素子であって、
    前記第1の端面における同心円上の少なくとも2箇所の位置であって、そのうちの少なくとも1組の位置が、前記第1の端面の同一平面上に投影された前記サイドゲート内成形部位の投影面における幅方向の中心を通り前記フランジ部の外周面の法線方向に延びる仮想直線を挟んで互いに対向する位置関係を有するような少なくとも2箇所の位置に、
    前記フランジ部の中心と前記第1の光学機能面の中心とのずれを測定するためのマークが形成されていること
    を特徴とする光学素子。
  2. 第1の光学機能面およびこれに対向する第2の光学機能面を有する光学機能部と、
    この光学機能部の外側に形成され、前記第1の光学機能面を囲む第1の端面を有するフランジ部と、
    前記第1の端面に形成され、前記フランジ部の外周面の周方向に所定の幅を有するピンゲート内成形部位と
    を備えた光学素子であって、
    前記第1の端面における同心円上の少なくとも2箇所の位置であって、そのうちの少なくとも1組の位置が、前記ピンゲート内成形部位の幅方向の中心を通り前記フランジ部の外周面の法線方向に延びる仮想直線を挟んで互いに対向する位置関係を有するような少なくとも2箇所の位置に、
    前記フランジ部の中心と前記第1の光学機能面の中心とのずれを測定するためのマークが形成されていること
    を特徴とする光学素子。
  3. 前記フランジ部が、前記第1の端面に対向する位置に、前記第2の光学機能面を囲む第2の端面を有し、
    前記第2の端面が、この第2の端面側から前記マークを確認可能とされた平坦面に形成され、
    前記第2の端面側から前記マークを確認することによって、前記フランジ部の中心と前記第2の光学機能面の中心とのずれを測定することが可能とされていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の光学素子。
  4. 前記マークを用いることによって、前記第1の光学機能面の中心と前記第2の光学機能面の中心とのずれを測定可能とされていること
    を特徴とする請求項3に記載の光学素子。
  5. 前記マークが、前記第1の端面における同心円上の3箇所の位置に、周方向に等間隔を設けて形成されていること
    を特徴とする請求項4に記載の光学素子。
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