JP2006098201A - 測定治具及び測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汎用の非接触3次元計測器により金型の基準面と自由曲面との相対位置を計測する。
【解決手段】 治具6は、自由曲面を有している金型であって2つの側面を基準面とする当該金型の当該基準面に各々接する計測基準面7と、当該自由曲面と当該基準面とがなす設計角度で計測基準面7に交差する平面であるZ基準面8と、を具備している。当該金型をこの治具6に嵌め込んだ状態で、Z基準面8に対する平面計測の結果に基づいて基準平面を定義し、計測基準面7とZ基準面とが交差してなす直線9に対する直線計測の結果に基づいて当該基準平面上にXY座標系を定義し、当該XY座標系における座標原点を測定原点としたときの当該自由曲面に対する自由曲面計測の結果に対してフィッティングを施し、当該フィッティングの結果として得られた値から当該相対位置の測定結果を得る。
【選択図】 図2A

Description

本発明は、偏芯の測定技術に関し、特に、成形法による光学素子の製造に使用される金型等の被測定物における自由曲面の面内偏芯の測定技術に関する。
近年生産される光学素子などの超精密部品は、更なる高精度な光学上の偏芯精度が要求されており、光学素子を成形法により製造する場合には、金型の転写面である自由曲面に対して高い偏芯精度が求められる。
高精度な形状の加工面を得る技術として、例えば特許文献1には、(1)演算手段が工具軌跡を算出し、(2)数値制御手段が加工を実行し、(3)形状検出手段が被加工物の一部または全域をサンプリング測定し、(4)演算手段が(3)の測定結果に基づいて形状誤差量を算出し、(5)判断手段が、(4)にて算出された形状誤差量が目標値以下であるか否かを判断し、(6)目標値以上であると判断した場合には、演算手段が(3)の形状測定結果に基づいて工具軌跡の原点、工具半径の寸法誤差を修正する、という3次元自由曲面の加工方法が開示されている。この技術においては、工具軌跡の原点の誤差量が偏芯量となる。
また、例えば特許文献2には、(1)治具本体上に基準とするための3つの球体を配置し、(2)計測金型を当てつける底面及び側面を基準として、3つの球体の中心位置を3次元測定機により計測し、(3)自由曲面用測定機により、3つの球体を測定し、この計測結果を基準として自由曲面を計測し、(4)上記(2)と(3)とでの計測結果により、金型の基準面と自由曲面との位置を算出する、という技術が開示されている。
特開平7−136903号公報 特開2001−255138号公報
上掲した特許文献1に開示されている技術では、加工機上で被加工物の計測を行うため、計測中には加工が行えず、生産上効率が悪くなる。また、最終評価を加工機で行うということは加工と計測とが同一スケールで行うことであるため、品質保証上問題となる。
また、上掲した特許文献2に開示されている技術では、治具の金型取り付け面と3つの球体の中心とを3次元測定機で計測すると共に、3つの球体と自由曲面との位置関係を自由曲面計測器で計測し、双方の計測結果より金型基準面と自由曲面との相対位置を算出するため、相異なる2つのスケール系で評価することとなり、誤差が累積される可能性がある。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、汎用の非接触3次元計測器により金型の基準面と自由曲面との相対位置を計測することを可能とすることである。
本発明の態様のひとつである測定治具は、自由曲面を有している金型であって2つの側面を基準面とする当該金型の当該基準面に各々接する計測基準面と、当該自由曲面と当該基準面とがなす設計角度で当該計測基準面に交差する平面であるZ基準面と、を具備し、当該Z基準面を計測基準平面とすることを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
なお、上述した本発明に係る測定治具において、上述のZ基準面に、計測基準とする穴を設けるようにしてもよい。
また、前述した本発明に係る測定治具において、前述のZ基準面に平行な底面を有するようにしてもよい。
また、本発明の別の態様のひとつである測定方法は、前述した本発明に係る測定治具を用いて行う前記金型の基準面と当該金型の自由曲面との相対位置の測定方法であって、当該Z基準面に対する平面計測の結果に基づいて基準平面を定義し、当該計測基準面と当該Z基準面とが交差してなす直線に対する直線計測の結果に基づいて当該基準平面上にXY座標系を定義し、当該XY座標系における座標原点を測定原点としたときの当該自由曲面に対する自由曲面計測の結果に対してフィッティングを施し、当該フィッティングの結果として得られた値から当該相対位置の測定結果を得ることを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
また、本発明の更なる別の態様のひとつである測定方法は、前述した本発明に係る測定治具を用いて行う前記金型の基準面と当該金型の自由曲面との相対位置の測定方法であって、当該Z基準面に対する平面計測の結果に基づいて基準平面を定義し、当該計測基準面と当該Z基準面とが交差してなす直線に対する直線計測の結果に基づいて当該基準平面上に第一の基準軸を定義し、当該基準平面上における当該穴の位置の計測の結果に基づいて当該基準平面上に第二の基準軸を定義し、当該第一及び当該第二の基準軸によって定義される座標系における座標原点を測定原点としたときの当該自由曲面に対する自由曲面計測の結果に対してフィッティングを施し、当該フィッティングの結果として得られた値から当該相対位置の測定結果を得ることを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
本発明は、以上のような構造を有することにより、加工機上で計測することなく、また、特殊な計測装置を使用することなく、汎用の非接触3次元計測器により金型の基準面と自由曲面との相対位置を計測することが可能となるので、高精度に自由曲面の面内偏芯量を計測することができるようになるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず図1A、図1B、及び図1Cの説明を行う。
図1Aは面内偏芯の測定対象である自由曲面金型1(以下、単に「金型1」と称することとする)を示しており、同図における符号2は金型1の側面のうちの2つである基準面を示している。
図1Bは、図1Aに示したXY座標軸におけるY軸方向に金型1を見た図であり、図1Cは、図1Aに示したXY座標軸におけるX軸方向に金型1を見た図である。図1B及び図1Cにおいて、符号3は金型1の自由曲面を示している。図1Bに示されているように、金型1の自由曲面3は、X軸に対し(すなわち基準面2に対し)符号4として示す図面角度αで傾いている。また、図1Cに示されているように、自由曲面3はY軸に対し(すなわち基準面2に対し)符号5として示す図面角度βで傾いている。
次に図2A、図2B、及び図2Cの説明を行う。
図2Aは、本発明を実施する面内偏芯計測治具6を示している。同図において、符号7は計測基準面を示しており、符号8はZ基準面を示している。また、符号9は計測基準面7とZ基準面8との交差直線である。
図2Bは、図2Aに示したXY座標軸におけるY軸方向に面内偏芯計測治具6を見た図であり、図2Cは、図2Aに示したXY座標軸におけるX軸方向に面内偏芯計測治具6を見た図である。図2Bに示されているように、Z基準面8は、金型1と同様に、X軸に対して符号4として示す図面角度αで傾斜させている。また、図2Cに示されているように、Z基準面8は、Y軸に対して符号5として示す図面角度βで傾斜させて計測基準面7と交差している。この2つの計測基準面7と金型1の2つの基準面2とが接するようにして、金型1を面内偏芯計測治具6に嵌め込むことができる。
なお、面内偏芯計測治具6は、固定ボルト穴10に挿入される固定ボルト11により金型1の基準面2と計測基準面7とを接触させた状態で金型1に固定することができる。
次に図3A、図3B、及び図3Cの説明を行う。
図3Aは自由曲面金型1が設置される設置台12を示しており、図3Bは、図3Aに示したXY座標軸におけるY軸方向に設置台12を見た図、そして図3Cは、図3Aに示したXY座標軸におけるX軸方向に設置台12を見た図である。設置台12も、面内偏芯計測治具6と同様に、X軸方向に符号4として示す図面角度αで傾斜させ、Y軸方向に符号5として図面角度βで傾斜させている。
次に図4の説明を行う。同図は、金型1を設置台12に組み付けた様子を示している。
まず、金型1に面内偏芯計測治具6を嵌め込んで自由曲面金型基準面2と計測基準面7とを接触させた状態で国定ボルト11を締め付けて面内偏芯計測治具6を金型1に固定する。そして、面内偏芯計測時具6が取り付けられている金型1を、図4に示すように、自由曲面金型基準面2が接するように設置台12に設置する。
次に、図4のように設置台12に組み付けられた金型1の面内偏芯を計測する手順について、図5及び図6を参照しながら説明する。
まず、金型1が組み付けられている図4の設置台12を非接触3次元計測器に設置する。そして、面内偏芯計測治具6のZ基準面8に対し平面計測を行う。平面計測とは平面上の任意点のZ値を計測することであり、図5に2つの矢印13で示すように、Z基準面8上の任意点のZ値を計測する。
次に、この平面計測13の計測結果に対して基準面の定義を行うことによって定義基準平面を作成する。基準面の定義とは、平面計測13を行った全点に対し、Z位置の誤差が最小となる平面を定義し、この平面を定義基準平面とすることである。自由曲面の偏芯計測のイメージを示す図6において、符号15として示されている平面が定義基準平面である。
次に、面内偏芯計測治具6の2つの交差直線9を各々直線計測して基準軸の定義を行うことによって定義基準平面15上に定義基準軸を作成する。直線計測とは、計測直線(ここでは交差直線9)に対して垂直にセンサを移動させ、センサの焦点が合わなくなる位置、つまり直線上のエッジ位置を複数点計測し、各点の位置誤差が最小となる直線を算出することである。図6において、符号16として示されている2つの軸が定義基準軸(定義X軸及び定義Y軸)である。
なお、ここで、2つの定義基準軸(定義X軸及び定義Y軸)16の交点を定義原点17とし、XY座標系を定義する。
次に、定義原点17を測定原点として、自由曲面金型1の自由曲面3に対し、自由曲面計測を行う。自由曲面計測とは、自由曲面3上の複数の任意点を計測して定義原点17に対するZ値を計測することであり、図5における符号14がこの自由曲面計測を示している。この自由曲面計測の結果として得られた値が、自由曲面計測点18として図6にプロットされている。
次に、この自由曲面計測点18に対してフィッティングを施す。フィッティングとは、自由曲面3の形状定義関数の値に対し、計測結果との誤差が最小になるようなX、Y、Z軸方向移動量とX、Y、Z軸回りの回転量とを得ることである。このフィッティングにより得られた位置が、図6に符号19として示す自由曲面光学基準点となる。
このようにして得られた自由曲面光学基準点19のX軸位置及びY軸位置が、自由曲面金型1における基準面2からの位置となり、自由曲面金型1の面内偏芯量が得られる。
以上のように、本実施例によれば、本発明を実施する面内偏芯計測治具6を使用することにより、汎用の非接触式3次元計測器のみでの計測により、自由曲面金型1の面内偏芯量を計測することができる。
図7A及び図7Bを参照しながら実施例2を説明する。
図7Aに示す面内偏芯計測治具6−2は、Z基準面8上に基準穴20が1箇所設けられている点のみにおいて、図2Aに示した面内偏芯計測治具6と異なっている。
本発明を実施するこの面内偏芯計測治具6−2を用いて自由曲面金型1の面内偏芯を計測する手順について説明する。
まず、実施例1と同様、図4に示したように、面内偏芯計測治具6−2を嵌め込んだ自由曲面金型1を設置台12に組み付けて非接触3次元計測器に設置する。そして、面内偏芯計測治具6−2のZ基準面8に対し平面計測13を行い、この計測結果に対して基準面の定義を行うことによって定義基準平面15を作成する。
次に、面内偏芯計測治具6−2の有する2つの交差直線8のうちX軸方向に延びているものを直線計測して基準軸の定義を行い、定義基準平面15上に定義基準軸(定義X軸)を作成する。実施例2における自由曲面の偏芯計測のイメージを示す図7Bにおいて符号16として示されている2つの直線のうち、同図に示されているXY座標軸におけるX軸と平行な直線が定義X軸である。
次に、Z基準面8上の基準穴20を円計測する。円計測とは、円(ここでは基準穴20)の外周から円中心方向にセンサを移動させ、センサの焦点が合わなくなる位置、つまり円のエッジ位置を複数点計測し、各エッジ計測点より当該円の中心点の定義基準平面15上における座標を算出することである。
次に、この円計測によって位置が得られた基準穴20の中心点から定義X軸へ垂線を下し、この垂線を基準軸として定義して定義基準軸(定義Y軸)を定義基準平面15上に作成する。図7Bにおいて符号16として示されている2つの直線のうち、同図に示されているXY座標軸におけるY軸と平行な直線が定義Y軸である。
なお、ここで、2つの定義基準軸(定義X軸及び定義Y軸)16の交点を定義原点17とし、XY座標系(Z値がゼロの座標系)を定義する。
次に、面内偏芯計測治具6−2の有する2つの交差直線8のうちY軸方向に延びているものを直線計測する。
次に、定義原点17を測定原点として、自由曲面金型1の自由曲面3に対し、自由曲面計測を行い、計測の結果として自由曲面計測点を得る。
次に、この自由曲面計測点18に対してフィッティングを施す。このフィッティングにより得られた位置が、図7Bに符号19として示す自由曲面光学基準点となる。
このようにして得られた自由曲面光学基準点19のY軸位置が自由曲面金型1における基準面2からのY方向位置21Yとなり、X軸位置とY軸方向交差直線9のX軸位置との差が、自由曲面金型1における基準面2からのX軸位置21Xとなる。
以上のように、本実施例によれば、本発明を実施する面内偏芯計測治具6−2を使用することにより、汎用の非接触式3次元計測器のみでの計測により、自由曲面金型1の面内偏芯量を計測することができる上に、基準面2の直角度を同時に計測することができる。
図8A及び図8Bを参照しながら実施例3を説明する。
図8Aに示す面内偏芯計測治具6−3が図2Aに示した面内偏芯計測治具6と異なる点は、自由曲面金型1が嵌め込まれている面内偏芯計測治具6−3をX軸方向に見た図である図8Bを参照するとよく分かるように、自由曲面金型1のZ軸方向長さをl、面内偏芯計測治具6−3のZ軸方向長さをLとしたとき、l<Lが成立する形状に面内偏芯計測治具6−3が形成されている点、及び、面内偏芯計測治具6−3のZ基準面8と面内偏芯計測治具6−3の底面22とが平行な面として形成されている点である。
本発明を実施するこの面内偏芯計測治具6−3を用いて自由曲面金型1の面内偏芯を計測する場合には、設置台12が不要であり、自由曲面金型1を嵌め込んで固定した状態の面内偏芯計測治具6−3を非接触3次元計測器に設置すれば実施例1と同様の手順で計測を行うことができる。
つまり、本実施例によれば、本発明を実施する面内偏芯計測治具6−3を使用することにより、汎用の非接触式3次元計測器のみでの計測により、設置台12を使用することなく、自由曲面金型1の面内偏芯量を計測することができる。
その他、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
自由曲面金型の該略図である。 図1Aの自由曲面金型をY軸方向に見た図である。 図1Aの自由曲面金型をX軸方向に見た図である。 実施例1に係る面内偏芯計測治具を示す図である。 図2Aの面内偏芯計測治具をY軸方向に見た図である。 図2Aの面内偏芯計測治具をX軸方向に見た図である。 自由曲面金型の設置台を示す図である。 図3Aの設置台をY軸方向に見た図である。 図3Aの設置台をX軸方向に見た図である。 自由曲面金型を設置台に組み付けた様子を示す図である。 自由曲面の面内偏芯の計測の手順を説明する図である。 自由曲面の偏芯計測のイメージを示す図である。 実施例2に係る面内偏芯計測治具を示す図である。 実施例2に係る自由曲面の偏芯計測のイメージを示す図である。 実施例3に係る面内偏芯計測治具を示す図である。 自由曲面金型が嵌め込まれている図8Aの面内偏芯計測治具をX軸方向に見た図である。
符号の説明
1 自由曲面金型
2 自由曲面金型基準面
3 自由曲面
4 X軸に対する自由曲面の傾斜角度
5 Y軸に対する自由曲面の傾斜角度
6、6−2、6−3 面内偏芯計測治具
7 計測基準面
8 Z基準面
9 交差直線
10 固定ボルト穴
11 固定ボルト
12 設置台
13 平面計測
14 自由曲面計測
15 定義基準平面
16 定義基準軸
17 定義原点
18 自由曲面計測点
19 自由曲面光学基準点
20 基準穴
21X 自由曲面金型基準面からのX方向位置
21Y 自由曲面金型基準面からのY方向位置
22 底面

Claims (5)

  1. 自由曲面を有している金型であって2つの側面を基準面とする当該金型の当該基準面に各々接する計測基準面と、
    前記自由曲面と前記基準面とがなす設計角度で前記計測基準面に交差する平面であるZ基準面と、
    を具備し、前記Z基準面を計測基準平面とすることを特徴とする測定治具。
  2. 前記Z基準面に、計測基準とする穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載の測定治具。
  3. 前記Z基準面に平行な底面を有することを特徴とする請求項1に記載の測定治具。
  4. 請求項1又は3に記載の測定治具を用いて行う前記金型の基準面と当該金型の自由曲面との相対位置の測定方法であって、
    前記Z基準面に対する平面計測の結果に基づいて基準平面を定義し、
    前記計測基準面と前記Z基準面とが交差してなす直線に対する直線計測の結果に基づいて前記基準平面上にXY座標系を定義し、
    前記XY座標系における座標原点を測定原点としたときの前記自由曲面に対する自由曲面計測の結果に対してフィッティングを施し、
    前記フィッティングの結果として得られた値から前記相対位置の測定結果を得る、
    ことを特徴とする測定方法。
  5. 請求項2に記載の測定治具を用いて行う前記金型の基準面と当該金型の自由曲面との相対位置の測定方法であって、
    前記Z基準面に対する平面計測の結果に基づいて基準平面を定義し、
    前記計測基準面と前記Z基準面とが交差してなす直線に対する直線計測の結果に基づいて前記基準平面上に第一の基準軸を定義し、
    前記基準平面上における前記穴の位置の計測の結果に基づいて当該基準平面上に第二の基準軸を定義し、
    前記第一及び第二の基準軸によって定義される座標系における座標原点を測定原点としたときの前記自由曲面に対する自由曲面計測の結果に対してフィッティングを施し、
    前記フィッティングの結果として得られた値から前記相対位置の測定結果を得る、
    ことを特徴とする測定方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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