JP2007288897A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠状部材に対してコネクタハウジングが不正な姿勢で組み付けられるのを回避する。
【解決手段】上部ハウジング26(コネクタハウジング)が枠状部材21に対して正しい姿勢で組み付けられたときには、全てのロック手段42において弾性ロック片32とロック部41bが係止するロック状態となるが、上部ハウジング26が斜めに組み付けられた場合には、いずれかのロック手段42において弾性ロック片32とロック部41bが係止しないアンロック状態となるので、上部ハウジング26が正しい姿勢で組み付けられているか否かは、全てのロック手段42がロック状態となっているか否かに基づいて知ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気接続箱に関するものである。
自動車に搭載される電気接続箱として、回路構成体をケースに収容した構造のものがある。回路構成体は、回路基板と、回路基板の裏面に沿って配索されて端部に端子部が形成されたバスバーと、回路基板の表面側に実装されるリレー等のスイッチング部材とを備えて構成されている。ケースは、回路基板に対しその周縁に沿うように配置されて固定される略方形の枠状部材と、枠状部材に対し回路基板を表面側から覆うように組み付けられるカバーと、回路基板の裏面に固着されて枠状部材の裏面側の開口を塞ぐ金属製の放熱板と、枠状部材に対しその一辺に沿うように取り付けられるとともに、枠状部材の一辺に沿って並列配置された複数の端子金具を収容するコネクタハウジングとを備えて構成される。
尚、電気接続箱としては、特許文献1に開示されているもの等がある。
特開2003−164039公報
コネクタハウジングを枠状部材の一辺に沿うように組み付けると、コネクタハウジング内に複数の端子金具が並列状態で収容されるが、このときに、コネクタハウジングが枠状部材の一辺に対して斜めになっていると、コネクタハウジング内における端子金具の位置が均一にならず、コネクタハウジングにに相手側コネクタを嵌合したときに相手側端子とコネクタハウジング内の端子金具との嵌合状態が不正になることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、枠状部材に対してコネクタハウジングが不正な姿勢で組み付けられるのを回避することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ケース内に回路構成体を収容したものであって、前記ケースが、前記回路構成体に対しその周縁に沿うように組み付けられる枠状部材と、前記枠状部材に対しその一辺に沿って組み付けられるコネクタハウジングとを備えており、前記回路構成体が、前記枠状部材の一辺に沿って並列配置される複数の端子金具を備えており、前記コネクタハウジングが前記枠状部材の一辺に組み付けられた状態では、前記コネクタハウジング内に前記複数の端子金具が並列して収容され、前記枠状部材と前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの組付け過程で弾性撓みする弾性ロック片と、弾性復帰した前記弾性ロック片との係止により前記コネクタハウジングの前記枠状部材からの離脱を規制するロック部とを備えたロック手段が設けられているものにおいて、前記ロック手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記枠状部材には、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に間隔が狭まる一対のテーパ状のガイド面からなるガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられ、前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に幅狭となるテーパ状の被ガイド部からなる被ガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記枠状部材には、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に幅広となるテーパ状のガイド部からなるガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられ、前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に間隔が拡がる一対のテーパ状の被ガイド面からなる被ガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記弾性ロック片が、前記一対のガイド面を構成する保護部の間に配置され、前記被ガイド部が、前記弾性ロック片と前記一対のガイド面との間の空間に嵌合可能な二股状をなしているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記弾性ロック片が、前記一対の被ガイド面を構成する保護部の間に配置され、前記ガイド部が、前記弾性ロック片と前記一対の被ガイド面との間の空間に嵌合可能な二股状をなしているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5に記載のものにおいて、前記弾性ロック片は、片持ち状に延出する形態とされているとともに、その側縁部に沿って設けた一対の保護部の間に配置されており、前記弾性ロック片の基端部と前記保護部とが補強部によって連なっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
コネクタハウジングが枠状部材に対して正しい姿勢で組み付けられたときには、全てのロック手段において弾性ロック片とロック部が係止するロック状態となるが、コネクタハウジングが斜めに組み付けられた場合には、いずれかのロック手段において弾性ロック片とロック部が係止しないアンロック状態となるので、コネクタハウジングが正しい姿勢で組み付けられているか否かは、全てのロック手段がロック状態となっているか否かに基づいて知ることができる。尚、ロック手段は、組付けの過程で弾性撓みする弾性ロック片を有しているので、ロック手段がロック状態になったか否かは、弾性ロック片が弾性復帰したときにロック部との係止動作に起因する音が発生するか否かによって判断することができる。
<請求項2の発明>
ガイド面と被ガイド部との嵌合により、コネクタハウジングは正規の組付け状態に案内される。また、ガイド手段と被ガイド手段は、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられているので、コネクタハウジングの傾きを確実に防止できる。さらに、ガイド手段と被ガイド手段はテーパ状をなしているので、組付け初期の位置合わせが容易である。
<請求項3の発明>
ガイド部と被ガイド面との嵌合により、コネクタハウジングは正規の組付け状態に案内される。また、ガイド手段と被ガイド手段は、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられているので、コネクタハウジングの傾きを確実に防止できる。さらに、ガイド手段と被ガイド手段はテーパ状をなしているので、組付け初期の位置合わせが容易である。
<請求項4の発明>
弾性ロック片は、保護部で挟まれることにより、異物の干渉などから保護される。また、被ガイド部は、弾性ロック片と保護部との間の空間を利用して嵌合されるようになっているので、被ガイド部を嵌合させる専用の空間を設けるものに比べると、構造の簡素化を図ることができる。
<請求項5の発明>
弾性ロック片は、保護部で挟まれることにより、異物の干渉などから保護される。また、ガイド部は、弾性ロック片と保護部との間の空間を利用して嵌合されるようになっているので、ガイド部を嵌合させる専用の空間を設けるものに比べると、構造の簡素化を図ることができる。
<請求項6の発明>
弾性ロック片は、保護部で挟まれることにより、異物の干渉などから保護される。また、弾性ロック片の基端部と保護部とが補強部によって連なっているので、弾性ロック片の強度が向上する。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態の電気接続箱は、自動車に搭載され、バッテリ(図示せず)とランプ、オーディオ等の電装品(図示せず)との間に介設され、バッテリから供給される電力を各電装品に分配・供給するとともに、これら電力供給の切り替え等の制御を行うものである。
電気接続箱は、回路構成体10と、回路構成体10を収容するケース20とを備えて構成される。
回路構成体10は、略方形の平板状をなす回路基板11と、回路基板11の裏面(図2及び図3における右面)に沿って配索した複数のバスバー12と、回路基板11の表面側に実装されるリレーなどのスイッチング部材13と、後述するヒューズブロック25に取り付けられる複数の端子金具14とを備えて構成されている。
ケース20は、略方形の枠状部材21と、枠状部材21に対しその表面側の開口を塞ぐように組み付けられる合成樹脂製のカバー22と、枠状部材21に対しその裏面側の開口を塞ぐように組み付けられる金属製の放熱板23とから構成される。
枠状部材21は、回路基板11の周縁に沿って回路構成体10を全周に亘って連続して包囲するように配される略方形枠状をなす合成樹脂製のフレーム24と、フレーム24に対しその上側縁部及び左右両側縁に沿うように組み付けられる門型をなす合成樹脂製のヒューズブロック25と、ヒューズブロック25に組み付けられる合成樹脂製の上部ハウジング26(本発明の構成要件であるコネクタハウジング)と、フレーム24の下縁部に組み付けられる合成樹脂製の下部ハウジング27とを備えて構成される。
ヒューズブロック25のうちフレーム24の上縁部に沿って組み付けられる本体部28(本発明の構成要件である枠状部材21の一辺)には、その上面に開口するヒューズ収容部29が形成されている。ヒューズ収容部29には、上方からヒューズ(図示せず)が取り付けられるようになっている。また、上記した複数のバスバー12の上端部には、夫々、フレーム24の上縁部に対応する細長いタブ状をなす端子部12aが形成され、この複数の端子部12aの上端部がヒューズ収容部29内に左右方向に並列して収容されている。
また、本体部28には、ヒューズ収容部29よりも正面側に位置し、本体部28の正面側へは部分的に開放され且つ下面側へはほぼ全面的に開放された形態の嵌合空間30が形成され、この嵌合空間30内には、下方から上部ハウジング26の略上半分領域(壁状嵌合部38)が嵌合されるようになっている。
さらに、本体部28には、嵌合空間30の正面側への開口部の上縁から下方へ片持ち状に延出する形態の板状をなす保護部31と同じく板状をなす弾性ロック片32とが形成されている。保護部31は、左右方向(枠状部材21の上縁部の長さ方向)に間隔を空けて3つ設けられ、弾性ロック片32は、3つの保護部31の間に位置するように一対設けられている。3つの保護部31と2つの弾性ロック片32は面一状をなし、弾性ロック片32の基端部(上端部)とそれに隣接する保護部31の上端部は、嵌合空間30の正面側への開口部の上縁から下方へ片持ち状に延出する板状の補強部33によって連なっている。この補強部33は、保護部31及び弾性ロック片32に対して面一状に連続している。
弾性ロック片32の左右両側縁部は、本体部28(枠状部材21の一辺)の長さ方向に対して直角をなし、弾性ロック片32の背面(嵌合空間30に臨む面)における下端部(延出端)には、ロック突起32aが形成されている。また、弾性ロック片32の下端縁は、保護部31の下端縁よりも少し上方に位置する。つまり、弾性ロック片32は保護部31の下端よりも上方へ退避するように位置している。
保護部31における弾性ロック片32の側縁部と対向する面(縁部)はガイド面34(本発明の構成要件であるガイド手段)となっている。ガイド面34は、1つの弾性ロック片32を挟むように位置するものが対をなしており、一対のガイド面34は、ヒューズブロック25(枠状部材21)に対する上部ハウジング26の組付け方向(上方向)に向かって次第に間隔が狭まるようなテーパ状をなしている。つまり、弾性ロック片32の側縁部とガイド面34とは平行ではない。
また、3つの保護部31のうち左右両側に位置する2つの保護部31の幅寸法(左右方向の寸法)は、枠状部材21に対する上部ハウジング26の組付け方向に向かって次第に大きくなっている。つまり、左右両側に位置する2つの保護部31の外側面(弾性ロック片32と対向しない側面)は、夫々の保護部31の内側面(弾性ロック片32と対向するガイド面34)とは逆向きのテーパ状をなす一対のテーパ面35となっている。
ヒューズブロック25の本体部28には、軸線を前後方向に向けるとともに、前端を嵌合空間30の内面に開口させた形態のビス孔36が、左右一対形成されている。一対のビス孔36は、嵌合空間30の左右両端部に配置され、正面から視ると、一対のビス孔36の間に3つの保護部31と2つの弾性ロック片32が配置されている。
ヒューズブロック25には、複数の端子金具14が取り付けられている。端子金具14は、細長い金属材を段差状の曲げ加工したものであり、上向きの略上半分領域が上部接続部14aとされ、下向きの略下半分領域が下部接続部14bとされ、この上下両接続部14a,14bが前後方向(水平方向)の連結部14cを介して連なっている。上部接続部14aは、ヒューズ収容部29内においてバスバー12の端子部12aに対してその前方(表面側)に且つ平行に配置されている。下部接続部14bは、本体部28の下面における嵌合空間30よりも後方(裏面側)の位置から下方へ(枠状部材21に対する上部ハウジング26の組付け方向と平行に)突出されている。かかる端子金具14は、上部接続部14aをヒューズ収容部29の係止部29aに係止させることによってヒューズブロック25に固定されている。固定された複数の端子金具14の下部接続部14bは、本体部28(枠状部材21の一辺)の長さ方向に沿って並列して配置されている。
上部ハウジング26は、全体として左右方向に細長いブロック状をなし、下方へ開口されるとともに内部空間が左右に仕切られた筒状嵌合部37と、筒状嵌合部37の上面から上方へ立ち上がる壁状嵌合部38とから構成される。壁状嵌合部38の左右両端部には、前後方向に貫通する一対の貫通孔39が形成されている。また、壁状嵌合部38には、その正面側を切欠した形態の合計5つの切欠部40A,40Bが形成されている。5つの切欠部40A,40Bは、枠状部材21(ヒューズブロック25)の3つの保護部31と2つの弾性ロック片32と対応した配置となっており、壁状嵌合部38の正面側と上面側とに開放された形態となっている。
5つの切欠部40A,40Bのうち保護部31と対応する3つの大切欠部40Aの間に挟まれた2つの部分は、夫々、被ガイド部41(本発明の構成要件である被ガイド手段)となっている。各被ガイド部41は、夫々、弾性ロック片32と対応する小切欠部40Bを左右一対のリブ41aで挟んだ形態の二股状をなす。各被ガイド部41の左右両外側面は、枠状部材21のガイド面34と平行なテーパ状をなしている。つまり、被ガイド部41の幅寸法は、枠状部材21に対する上部ハウジング26の組付け方向に向かって次第に幅狭となっている。
また、被ガイド部41内に配置されている小切欠部40B内には、正面側に向かって突出するロック部41bが形成されている。このロック部41bは弾性ロック片32とともにロック手段42を構成する。尚、小切欠部40Bの左右両内側面の間隔は、弾性ロック片32の幅寸法よりも僅かに大きい一定の寸法とされている。また、3つの大切欠部40Aのうち左右両側に位置する2つの大切欠部40Aの被ガイド部41と対向する内側面は、ヒューズブロック25の保護部31のテーパ面35と平行なテーパ面43となっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上部ハウジング26をヒューズブロック25の本体部28(枠状部材21の一辺)に組み付ける際には、予め、ヒューズブロック25に対して複数の端子金具14を取り付けておく。この状態から、上部ハウジング26を下方から本体部28に接近させて壁状嵌合部38を嵌合空間30内に嵌入させるとともに、端子金具14の下部接続部14bを筒状嵌合部37内に進入させるようにすると、弾性ロック片32の下端部が小切欠部40B内に進入するより前に、被ガイド部41の上端部が一対のガイド面34の間に進入する。このとき、被ガイド部41の上端の幅寸法は、一対のガイド面34の下端の間隔寸法に比べて十分小さいので、被ガイド部41を比較的容易に進入させることができる。また、各被ガイド部41の左右両リブ41aは、夫々、弾性ロック片32とガイド面34との間の空間に進入し、この一対のリブ41aが弾性ロック片32を左右から挟むように位置する。被ガイド部41が一対のガイド面34の間に進入すると、上部ハウジング26は、ヒューズブロック25に対して左右方向への大きな相対移動を阻止され、概ね位置決めされた状態となる。
この状態から上部ハウジング26の組付けを進めると、被ガイド部41が組付け方向に対して斜めをなす一対のガイド面34で案内されることにより、上部ハウジング26が本体部28に対し左右方向において次第に位置決めされていく。また、位置決めは、左右両端の保護部31のテーパ面35と左右両端の大切欠部40Aのテーパ面43との嵌合によっても行われる。さらに、組付けの過程では、弾性ロック片32のロック突起32aがロック部41bに干渉することにより、弾性ロック片32が正面側へ弾性撓みする。
そして、上部ハウジング26が本体部28に対して正規の組付位置に達すると、ロック部41bがロック突起32aを通過して弾性ロック片32が弾性復帰し、ロック突起32aがロック部41bに対して下から係止する。このロック突起32aとロック部41bの係止作用により、上部ハウジング26が本体部28に対して下方への離脱を規制された状態にロックされる。このとき、弾性ロック片32は左右に離間するように一対配置されているので、上部ハウジング26が本体部28に対して斜めになることはない。また、弾性ロック片32の側縁とリブ41aの側面との間には、ガイド面34の下端の開口幅と被ガイド部41の上端部の幅との間の寸法差に対応する隙間が空いている。つまり、弾性ロック片32の幅寸法は小切欠部40Bの幅寸法よりも小さい寸法となっている。
さて、上記のように上部ハウジング26が正規位置まで組み付けられると、上部ハウジング26の筒状嵌合部37内には、複数の端子金具14の下部接続部14bが並列して収容される。また、上部ハウジング26の貫通孔39が本体部28のビス孔36と同軸状に整合するので、この後は、貫通孔39に差し込んだビス45をビス孔36にねじ込んで締め付ければ、上部ハウジング26がヒューズブロック25に対して移動不能に固着される。
上述のように本実施形態では、上部ハウジング26が枠状部材21に対して正しい姿勢で組み付けられたときには、左右2つのロック手段42の双方において弾性ロック片32とロック部41bが係止するロック状態となるが、上部ハウジング26が本体部28に対して斜めに組み付けられた場合には、一方のロック手段42において弾性ロック片32とロック部41bが係止しないアンロック状態となる。したがって、上部ハウジング26が正しい姿勢で組み付けられているか否かは、2つのロック手段42の両方がロック状態となっているか否かに基づいて知ることができる。尚、ロック手段42は、組付けの過程で弾性撓みする弾性ロック片32を有しているので、ロック手段42がロック状態になったか否かは、弾性ロック片32が弾性復帰したときにロック部41bとの係止動作に起因する音が発生するか否かによって判断することができる。
また、枠状部材21には、上部ハウジング26の組付け方向先方(上方)に向かって次第に間隔が狭まる一対のテーパ状のガイド面34からなるガイド手段が、枠状部材21の一辺の長さ方向(左右方向)に間隔を空けて複数設けられ、上部ハウジング26には、上部ハウジング26の組付け方向先方に向かって次第に幅狭となるテーパ状の被ガイド部41からなる被ガイド手段が、枠状部材21の一辺の長さ方向に間隔を空けて2つ設けられているので、上部ハウジング26の傾きを確実に防止できる。さらに、ガイド手段(ガイド面34)と被ガイド手段(被ガイド部41)はテーパ状をなしているので、組付け初期の位置合わせが容易である。
また、弾性ロック片32は、一対のガイド面34を構成する左右2つの保護部31の間で挟まれるように配置されているので、異物の干渉などから保護される。
また、被ガイド部41が、弾性ロック片32と一対のガイド面34との間に形成されている2つの空間に嵌合可能な二股状をなしている。つまり、被ガイド部41は弾性ロック片32と保護部31との間の空間を利用して嵌合されるので、被ガイド部を嵌合させる専用の空間を設けるものに比べると、構造の簡素化が実現されている。
また、弾性ロック片32の基端部と保護部31とが補強部33によって連なっているので、弾性ロック片32の強度が高められている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図8を参照して説明する。
本実施形態2は、ガイド手段と被ガイド手段の形成母体を上記実施形態1とは逆にしたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上部ハウジング26の正面には、左右方向に間隔を空けた3つの保護部50と、3つの保護部50の間に位置する一対の弾性ロック片51が設けられている。弾性ロック片51の左右両側縁部は、上部ハウジング26の長さ方向に対して直角をなし、弾性ロック片51の背面における上端部(延出端)には、実施形態1と同様のロック突起(図8には示さず)が形成されている。また、弾性ロック片51の上端縁は、保護部50の上端縁よりも少し下方に位置している。つまり、弾性ロック片51は保護部50の上端よりも下方へ退避するように位置している。
保護部50における弾性ロック片51の側縁部と対向する面(縁部)は被ガイド面52(本発明の構成要件である被ガイド手段)となっている。被ガイド面52は、1つの弾性ロック片51を挟むように位置するものが対をなしており、一対の被ガイド面52は、ヒューズブロック25(枠状部材21)に対する上部ハウジング26の組付け方向(上方向)に向かって次第に間隔が広がるようなテーパ状をなしている。つまり、弾性ロック片51の側縁部と被ガイド面52とは平行ではない。
ヒューズブロック25の本体部28には、その正面側を切欠した形態の合計5つの切欠部53A,53Bが形成されている。5つの切欠部53A,53Bは、上部ハウジング26の3つの保護部50と2つの弾性ロック片51と対応した配置となっている。5つの切欠部53A,53Bのうち保護部50と対応する3つの大切欠部53Aの間に挟まれた2つの部分は、夫々、ガイド部54(本発明の構成要件であるガイド手段)となっている。各ガイド部54は、夫々、弾性ロック片51と対応する小切欠部53Bを左右一対のリブ54aで挟んだ形態の二股状をなす。被ガイド部54の左右両外側面は、上部ハウジング26の被ガイド面52と平行なテーパ状をなしている。つまり、ガイド部54の幅寸法は、枠状部材21に対する上部ハウジング26の組付け方向に向かって次第に幅広となっている。
また、ガイド部54内に配置されている小切欠部53B内には、正面側に向かって突出するロック部54bが形成されている。このロック部54bは弾性ロック片51とともにロック手段55を構成する。尚、小切欠部53Bの左右両内側面の間隔は、弾性ロック片51の幅寸法よりも僅かに大きい一定の寸法とされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上部ハウジング26をヒューズブロック25の本体部28(枠状部材21の一辺)に組み付ける過程では、弾性ロック片51の上端部が小切欠部53B内に進入するより前に、ガイド部54の下端部が一対の被ガイド面52の間に進入する。このとき、ガイド部54の下端の幅寸法は、一対の被ガイド面52の上端の間隔寸法に比べて十分小さいので、ガイド部54を比較的容易に進入させることができる。また、被ガイド部54の左右両リブ54aは、夫々、弾性ロック片51と被ガイド面52との間の空間に進入し、この一対のリブ54aが弾性ロック片51を左右から挟むように位置する。ガイド部54が一対の被ガイド面52の間に進入すると、上部ハウジング26は、ヒューズブロック25に対して左右方向への大きな相対移動を阻止され、概ね位置決めされた状態となる。
この状態から上部ハウジング26の組付けを進めると、一対の被ガイド面34が組付け方向に対して斜めをなすガイド部54で案内されることにより、上部ハウジング26が本体部28に対し左右方向において次第に位置決めされていく。さらに、組付けの過程では、弾性ロック片51のロック突起がロック部54bに干渉することにより、弾性ロック片51が正面側へ弾性撓みする。
そして、上部ハウジング26が本体部28に対して正規の組付位置に達すると、ロック部54bがロック突起を通過して弾性ロック片51が弾性復帰し、ロック突起がロック部54bに対して上から係止する。このロック突起とロック部54bの係止作用により、上部ハウジング26が本体部28に対して下方への離脱を規制された状態にロックされる。このとき、弾性ロック片51は左右に離間するように一対配置されているので、上部ハウジング26が本体部28に対して斜めになることはない。また、弾性ロック片51の側縁とリブ54aの側面との間には、被ガイド面52の上端の開口幅とガイド部54の下端部の幅との間の寸法差に対応する隙間が空いている。つまり、弾性ロック片51の幅寸法は小切欠部53Bの幅寸法よりも小さい寸法となっている。
上述のように本実施形態では、上部ハウジング26が枠状部材21に対して正しい姿勢で組み付けられたときには、左右2つのロック手段55の双方において弾性ロック片51とロック部54bが係止するロック状態となるが、上部ハウジング26が本体部28に対して斜めに組み付けられた場合には、一方のロック手段55において弾性ロック片51とロック部54bが係止しないアンロック状態となる。したがって、上部ハウジング26が正しい姿勢で組み付けられているか否かは、2つのロック手段55の両方がロック状態となっているか否かに基づいて知ることができる。尚、ロック手段55は、組付けの過程で弾性撓みする弾性ロック片51を有しているので、ロック手段55がロック状態になったか否かは、弾性ロック片51が弾性復帰したときにロック部54bとの係止動作に起因する音が発生するか否かによって判断することができる。
また、上部ハウジング26には、上部ハウジング26の組付け方向先方(上方)に向かって次第に間隔が広がる一対のテーパ状の被ガイド面52からなるガイド手段が、枠状部材21の一辺の長さ方向(左右方向)に間隔を空けて複数設けられ、枠状部材21には、上部ハウジング26の組付け方向先方に向かって次第に幅広となるテーパ状のガイド部54からなる被ガイド手段が、枠状部材21の一辺の長さ方向に間隔を空けて2つ設けられているので、上部ハウジング26の傾きを確実に防止できる。さらに、ガイド手段(ガイド部54)と被ガイド手段(被ガイド面52)はテーパ状をなしているので、組付け初期の位置合わせが容易である。
また、弾性ロック片51は、一対の被ガイド面52を構成する左右2つの保護部50の間で挟まれるように配置されているので、異物の干渉などから保護される。
また、ガイド部54が、弾性ロック片51と一対の被ガイド面52との間に形成されている2つの空間に嵌合可能な二股状をなしている。つまり、ガイド部54は弾性ロック片51と保護部50との間の空間を利用して嵌合されるので、被ガイド部を嵌合させる専用の空間を設けるものに比べると、構造の簡素化が実現されている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では1つのコネクタハウジングに対して2つのロック手段を設けたが、1つのコネクタハウジングに対して3つ以上のロック手段を設けてもよい。
(2)上記実施形態ではコネクタハウジングの組み付け対象をヒューズブロックとしたが、コネクタハウジングをフレームに組み付けてもよい。
(3)上記実施形態では弾性ロック片を枠状部材のみに形成するとともにロック部をコネクタハウジングのみに形成したが、弾性ロック片をコネクタハウジングのみに形成するとともにロック部を枠状部材のみに形成してもよく、あるいは枠状部材に弾性ロック片とロック部の両方を形成するとともに、コネクタハウジングにも弾性ロック片とロック部の両方を形成してもよい。
(4)上記実施形態ではガイド手段と被ガイド手段が弾性ロック片を挟むように配置されているが、ガイド手段と被ガイド手段は、弾性ロック片を挟まないような配置としてもよい。
(5)上記実施形態では保護部に一対のガイド面が形成され、一対のガイド面の間に弾性ロック片を配置したが、弾性ロック片は一対の被ガイド面の間に配置されていてもよい。
実施形態1の正面図 断面図 断面図 ヒューズブロックと上部ハウジングと端子金具の分解状態をあらわす斜視図 ヒューズブロックの正面図 上部ハウジングの正面図 上部ハウジングの断面図 実施形態2のヒューズブロックと上部ハウジングの正面図
符号の説明
10…回路構成体
14…端子金具
20…ケース
21…枠状部材
26…上部ハウジング(コネクタハウジング)
28…ヒューズブロックの本体部(枠状部材の一辺)
31…保護部
32…弾性ロック片
33…補強部
34…ガイド面(ガイド手段)
41…被ガイド部(被ガイド手段)
41b…ロック部
42…ロック手段

Claims (6)

  1. ケース内に回路構成体を収容したものであって、
    前記ケースが、前記回路構成体に対しその周縁に沿うように組み付けられる枠状部材と、前記枠状部材に対しその一辺に沿って組み付けられるコネクタハウジングとを備えており、
    前記回路構成体が、前記枠状部材の一辺に沿って並列配置される複数の端子金具を備えており、
    前記コネクタハウジングが前記枠状部材の一辺に組み付けられた状態では、前記コネクタハウジング内に前記複数の端子金具が並列して収容され、
    前記枠状部材と前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの組付け過程で弾性撓みする弾性ロック片と、弾性復帰した前記弾性ロック片との係止により前記コネクタハウジングの前記枠状部材からの離脱を規制するロック部とを備えたロック手段が設けられているものにおいて、
    前記ロック手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記枠状部材には、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に間隔が狭まる一対のテーパ状のガイド面からなるガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられ、
    前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に幅狭となるテーパ状の被ガイド部からなる被ガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 前記枠状部材には、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に幅広となるテーパ状のガイド部からなるガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられ、
    前記コネクタハウジングには、前記コネクタハウジングの組付け方向先方に向かって次第に間隔が拡がる一対のテーパ状の被ガイド面からなる被ガイド手段が、前記枠状部材の一辺の長さ方向に間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  4. 前記弾性ロック片が、前記一対のガイド面を構成する保護部の間に配置され、
    前記被ガイド部が、前記弾性ロック片と前記一対のガイド面との間の空間に嵌合可能な二股状をなしていることを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
  5. 前記弾性ロック片が、前記一対の被ガイド面を構成する保護部の間に配置され、
    前記ガイド部が、前記弾性ロック片と前記一対の被ガイド面との間の空間に嵌合可能な二股状をなしていることを特徴とする請求項3記載の電気接続箱。
  6. 前記弾性ロック片は、片持ち状に延出する形態とされているとともに、その側縁部に沿って設けた一対の保護部の間に配置されており、
    前記弾性ロック片の基端部と前記保護部とが補強部によって連なっていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電気接続箱。
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