JP2005185034A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続箱本体の開口部にカバーの覆い部を長いスライド量で確実に閉止させる。
【解決手段】接続箱本体3に開口部2を設け、開口部をスライド式に塞ぐ覆い部6をカバー7に設け、接続箱本体の内側に中間カバー5を装着し、中間カバーに対向してカバーを接続箱本体に装着し、覆い部を中間カバーと接続箱本体とに案内させて開口部を塞ぐ電気接続箱1を採用する。開口部2の周囲で中間カバー5と接続箱本体3とに覆い部に対するガイド部13,35を設けた。両ガイド部13,35を覆い部6のスライド方向に連続させた。ガイド部13に隣接して中間カバー4に対するスライド係合用のガイド部58を接続箱本体3に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒューズ等を装着する接続箱本体の開口部をカバーの覆い壁でスライド式に閉止する構造の電気接続箱に関するものである。
図5は従来の電気接続箱の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この電気接続箱81は、小電流用のヒューズ82や大電流用のヒュージブルリンク等を装着する合成樹脂製のメインカバー83と、メインカバー83の下側に装着される合成樹脂製のロアカバー84と、メインカバー83の上側に装着される合成樹脂製のアッパカバー(図示せず)とを備えるものである。
メインカバー83は上部にヒューズ装着部85やヒュージブルリンク装着部86を有し、メインカバー83の下部開口からヒューズ82やヒュージブルリンクに対する接続用の端子付きの電線87や導電金属製の板状のバスバー(図示せず)が装着される。
メインカバー83の前側の壁部88には長手方向ほぼ中央において縦長の開口部89が設けられ、例えばメインカバー83内のバスバーの孔部にボルトとナットで締め付け接続する電源側の端子付きの電線(図示せず)が開口部89内に装着される。各電線87はワイヤハーネスとしてロアカバー84の側部開口90から外部に導出されて、図示しない車両側の電装品や補機等に接続される。
ロアカバー84の側壁91には、開口部89に対する閉止用の覆い壁(覆い部)92が上向きに突出して一体に設けられている。覆い壁92はメインカバー83の開口部両側のガイド突部(ガイド部)93の内側にスライド案内されて開口部89を封止する。
特開2001−156469号公報(図1,図5)
しかしながら、上記従来の電気接続箱81にあっては、メインカバー(接続箱本体)82のガイド部93が短い場合に、ガイド部93の樹脂成型性は良好であるが、覆い部92に対する案内性が悪くなったり、覆い部92のガタ付きを生じたり、ガイド部93の上下に隙間を生じ、その隙間からメインカバー82内に水滴や塵が入りやすくなるといった懸念があった。それを防ぐためにガイド部93を長く形成する場合には、例えばガイド部93の欠肉等を生じやすくなる等、樹脂成型性が悪くなり、また、樹脂成型金型も大型化・高コスト化するという問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、接続箱本体の開口部を覆うカバーの覆い部に対するスライド方向の長いガイド部を簡単に且つ確実に且つ低コストで形成することができる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電気接続箱は、接続箱本体に開口部が設けられ、該開口部をスライド式に塞ぐ覆い部がカバーに設けられ、該接続箱本体の内側に中間カバーが装着され、該中間カバーに対向して該カバーが該接続箱本体に装着され、該覆い部が該中間カバーと該接続箱本体とに案内されて該開口部を塞ぐことを特徴とする。
上記構成により、接続箱本体内に収容された中間カバーが覆い部に対するガイド部の役割を果たし、カバーを接続箱本体に組み付けるに従って、覆い部が先ず中間カバーに沿ってスライド案内され、次いで中間カバーと接続箱本体との両方に沿ってスライド案内される。このように、中間カバーにもガイド部の役割を持たせることで、接続箱本体のガイド部が短くて済み、ガイド部の樹脂成形性が向上する。
請求項2に係る電気接続箱は、請求項1記載の電気接続箱において、前記開口部の周囲において前記中間カバーと前記接続箱本体とに前記覆い部に対するガイド部がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
上記構成により、カバーを接続箱本体に組み付けるに従って、覆い部が中間カバーのガイド部と接続箱本体のガイド部とに沿って位置決めされつつスムーズにスライド案内される。覆い部が開口部を閉止した後は両ガイド部によって覆い部のガタ付きが防止される。
請求項3に係る電気接続箱は、請求項2記載の電気接続箱において、前記中間カバーのガイド部と前記接続箱本体のガイド部とが前記覆い部のスライド方向に連続したことを特徴とする。
上記構成により、中間カバーのガイド部と接続箱本体のガイド部とが直線的に連続して位置し、覆い部が中間カバーのガイド部から直に接続箱本体のガイド部に移行する。これにより、両ガイド部間における覆い部の引っ掛かりやガタ付き等が防止され、覆い部のスライド係合性及びスライド離脱性が向上する。
請求項4に係る電気接続箱は、請求項1〜3の何れか1項に記載の電気接続箱において、前記覆い部が板状に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、板状の覆い部の幅方向両側にガイド部が配置され、板状の覆い部がガイド部に沿ってスムーズにスライド係合及び離脱される。覆い部が板状であるから、広い開口部に対応可能である。
請求項5に係る電気接続箱は、請求項1〜4の何れか1項に記載の電気接続箱において、前記ガイド部に隣接して前記中間カバーに対するスライド係合用のガイド部が前記接続箱本体に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、中間カバーがスライド係合用のガイド部に沿って接続箱本体内にスムーズにスライド案内される。これにより、接続箱本体への中間カバーの組付性が向上する。スライド係合用のガイド部の一部を前記覆い部に対するガイド部として流用することも可能で、それにより、構造が簡素化・低コスト化される。
請求項6に係る電気接続箱は、請求項1〜5の何れか1項に記載の電気接続箱において、前記開口部を通じて前記接続箱本体内の接続体に被接続体が電気的に接続されることを特徴とする。
上記構成により、例えば接続体としてバスバー、被接続体として後付けヒューズを用い、バスバーに後付けヒューズを装着する際に、カバーを接続箱本体から離脱させて開口部から覆い部を外し、開口部を通じて内側のバスバーに後付けヒューズを接続する。
請求項7に係る電気接続箱は、請求項6記載の電気接続箱において、前記中間カバーが前記接続体を支持し、且つ前記カバーとの間で該接続体を他の回路に接続させることを特徴とする。
上記構成により、例えば接続体としてバスバー、他の回路としてワイヤハーネスを用い、例えば中間カバーのコネクタハウジングにバスバーの端子部を収容してコネクタを構成させ、コネクタにワイヤハーネスのコネクタを嵌合接続させる。
請求項1記載の発明によれば、覆い部に対するガイド部の役割を中間カバーにも持たせたことで、接続箱本体のガイド部が短くて済み、ガイド部の樹脂成形性が向上して、電気接続箱の生産性が高まると共に、ガイド部を形成する成形金型が小型化・低コスト化される。
請求項2記載の発明によれば、開口部の周囲において覆い部が中間カバーのガイド部と接続箱本体のガイド部とに沿って位置決めされつつスムーズにスライド案内されるから、覆い部の閉止性及び開扉性が向上すると共に、接続箱本体へのカバーの組付性が向上し、さらにガタ付きが防止されて、異音や摩耗や隙間の発生(内部への雨水や塵等の侵入)が確実に防止される。
請求項3記載の発明によれば、覆い部が中間カバーのガイド部から直接に接続箱本体のガイド部に摺接するから、覆い部のスライド係合性が高まり、接続箱本体へのカバーの組付作業性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、板状の覆い部をガイド部に沿ってスムーズにスライドさせることができ、板状の覆い部で広い開口部を覆って、接続箱本体内を外部から保護し、且つ広い開口部を通じて接続等の作業を容易に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、中間カバーをスライド係合用のガイド部に沿って接続箱本体内にスムーズに係合させることができ、接続箱本体への中間カバーの組付性が向上する。スライド係合用のガイド部の一部を前記覆い部に対するガイド部として流用すれば、中間カバーの構造が簡素化・低コスト化される。
請求項6記載の発明によれば、開口部を開けて例えば接続箱本体内の接続体であるバスバーに被接続体である後付けヒューズを作業性良く容易に接続させることができる。
請求項7記載の発明によれば、例えば中間カバーのコネクタハウジングに接続体であるバスバーの端子部を収容してコネクタを構成させ、コネクタに他の回路としてのワイヤハーネスのコネクタを嵌合接続させることで、単に接続体を覆う中間カバー以上の役割を発揮させることができ、その中間カバーに覆う部に対するガイド作用を付与したことで、全体構造が簡素化・低コスト化される。
図1は本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示すものである。
この電気接続箱1は、正面側に開口部2を有する合成樹脂製のメインカバー(接続箱本体)3と、メインカバー3内に下方から装着されるバスバー組立体(接続体)4と、バスバー組立体4の下方からメインカバー3内に装着される合成樹脂製の中間カバー(コネクタブロック)5と、中間カバー5の下方からメインカバー3に装着され、メインカバー3の開口部2に対する板状の覆い壁(覆い部)を有する合成樹脂製のロアカバー(カバー)7と、メインカバー3の上側に装着される合成樹脂製のアッパカバー(図示せず)とを備えるものである。
メインカバー3は上部前側に複数のヒュージブルリンク装着部8とヒューズ装着部9とをそれぞれ並列に有すると共に、両側内部にリレー装着部10、右端内側にコネクタハウジング11をそれぞれ有し、前側の壁部12の長手方向中央に比較的幅広の矩形状の開口部2を有している。
図2に示す如く、開口部2の内側周縁には下半部側を除いてロアカバー7(図1)の覆い壁6に対するガイド部13が設けられている(ガイド部については後述する)。
図1で開口部2の内側にはナット14を装着する垂直なガイド壁15が設けられており、メインカバー3の下部開口からガイド壁15に沿ってバスバー組立体4が装着され、開口部2内にバスバー組立体4の中央の可溶部(ヒューズ部)16が位置し、可溶部16が過電流で溶断した際に、開口部2から後付けヒューズ(被接続体)17をバスバー組立体4に装着可能となっている。
バスバー組立体4は前側の電源供給バスバー18と後側の絶縁配列バスバー19を絶縁樹脂部20のボス部21を介して対向して一体に固定したものである。板状の電源供給バスバー4の中央の切欠部22内に可溶部16が一体に形成されている。絶縁配列バスバー19は複数本の帯状のバスバー本体とそれを覆う絶縁樹脂部20とで構成されている。
各バスバー18,19の右半側には、ヒュージブルリンク装着部8内に挿入されるタブ端子23、左半側には、ヒューズ装着部9に挿入される挟持端子24がそれぞれ対向して設けられ、前側のバスバー4の右端には、コネクタハウジング11内に挿入される幅広のタブ端子25が設けられている。コネクタハウジング11とタブ端子25でコネクタが構成される。例えばコネクタ(符号11で代用)又はバスバーの18の中央の孔部72(図4)に電源線(図示せず)が接続される。絶縁配列バスバー19は下向きの各種タブ端子26〜28を複数並列に有している。
中間カバー(コネクタブロック)5は水平な基壁29に複数のコネクタハウジング30〜32を下向きに一体に設けたものであり、各コネクタハウジング30〜32の基壁には、後側のバスバー19の下向きの各タブ端子26〜28に対する挿入孔33が設けられ、各コネクタハウジング30〜32と各タブ端子26〜28とで各コネクタが構成される。各コネクタにはワイヤハーネス(図示しない他の回路)のコネクタが嵌合接続され、ワイヤハーネスはロアカバー7の後壁側の導出口34から外部に導出される。前側のバスバー4の下端は中間カバー5の基壁29で当接支持される。
中間カバー5の基壁29の前端には、ロアカバー7の覆い壁6に対する左右一対のガイド部35が設けられ、ガイド部35はメインカバー3の開口部2の下半部内側に位置し、メインカバー3側のガイド部13(図2)と一体化して長形のガイド部を構成する(ガイド部については後述する)。
ロアカバー7は長方形の底壁36と、その周りに立設された周壁(前後左右の壁部)37と、前側の壁部38から上向きに同一平面で突出された垂直な板状の覆い壁6とを備えている。周壁37の外面にはメインカバー3の下端外側の係止部(枠部39内の係止突起)に対する係合部(突起に対する凹部40を有する突出片)が上向きに突設されている。
覆い壁6は矩形平板状に形成され、外面側の周縁に沿ってリブ41が周設され、リブ41と覆い壁6の周端との間に、メインカバー3の開口部2の内縁に対する幅狭の摺接部42が構成され、リブ41は開口部2の周端に対する位置決め部として作用する。リブ41はロアカバー7の周壁37の上縁に沿って延長され、この周縁のリブ43はメインカバー3の下端に対するストッパとして作用する。
図3はメインカバー3を示す下方視平面図であり、メインカバー3の前後方向中央に垂直な隔壁44が設けられ、隔壁44の前側にバスバー収容空間45が形成され、隔壁44の左右両側で短い隔壁46が直交して前壁に続き、左側の短い隔壁46にはバスバー挿入スリット47が設けられ、各隔壁44,46とカバー前壁12との間に中間カバー5(図1)に対する収容空間48が形成されている。隔壁44の後側の空間49にはリレー50(図1)がホルダ51と共に収容される。
中間カバー5は収容空間48の下部にほぼ隙間なく嵌合し、係止突起52(図4)と係合凹部53(図3)といった係止手段でメインカバー3の内側下部に係止される。バスバー組立体4(図1)は収容空間45内で中間カバー5の上側に位置する。中間カバー5はバスバー組立体4をメインカバー3内でガタ付きなく支持すると共に、バスバー収容空間45を下側から閉止する。収容空間45の上側にはヒュージブルリンク装着部8やヒューズ装着部9やコネクタハウジング11が位置する。
収容空間48の前後方向中央にはバスバー組立体4(図1)に対するガイド壁15がメインカバー3の上壁から垂下形成され、ガイド壁15は前後の両バスバー18,19間の中央の空間(隙間)54(図4)内に挿入される。
図2,図3の如く、メインカバー3の前壁12の開口部2には、前壁12とほぼ同一平面で続く周縁部55と、周縁部55の後方で対向して前壁12の内面12aから断面略L字状に突出形成されたガイド突条13とが設けられ、周縁部55とガイド突条13との間にガイド溝56が構成されている。ガイド突条13はメインカバー3の前壁12の内面12aに直交して垂直に延びる直線的なリブ状の支持部13a(図2)と、支持部13aと直交して内面12aと平行に(対向して)位置する案内部13bとで構成されている。周縁部55とガイド突条13とで覆い壁6(図1)に対するガイド部が構成される。
前側の周縁部55は図1の如く前壁12の下端まで延長され、下端側でテーパ状に切欠されて覆い壁6に対する入口の傾斜ガイド57(図2)を構成している。後側のガイド突条13は開口部2の高さ方向中間部から上側に、すなわち下半部を除く上半部に形成され、下半部には空間が構成されているのみである。この下半部の高さは中間カバー5(図4)のガイド部35の長さに等しい。メインカバー3のガイド部13は中間カバーのガイド部35よりも少し長く形成されている。
図2,図3で、メインカバー3の各ガイド突条13の外側において前壁12の内面12aに中間カバー案内用の断面略T字状の垂直方向のガイドレール(ガイド部)58が突出して設けられている。
ガイドレール58は前壁内面12aに直交する垂直なリブ状の支持部58aと、支持部58aに直交して内面12aと平行に(対向して)位置する垂直な帯板状の案内部58bとで構成され、内側のガイド突条13から僅かな水平距離をおいて且つガイド突条13よりも下側に長く延長され、案内部58bはガイド突条13の案内部13bとほぼ同一面ないし若干メインカバー内側寄りに位置している。ガイドレール58は覆い壁6(図1)ではなく中間カバー5をメインカバー3内に案内するためのものである。メインカバー3の隔壁44(図3)の内面にも同形状のガイドレールが設けられている。
図4に中間カバー(コネクタブロック)5とバスバー組立体4を示す如く、中間カバー5の水平な基壁29の前端に上下のリブ60が垂直に突出形成されて、基壁29の前端面(前壁)61が上下方向に幅広に構成され、前壁61と一体に、メインカバー3のガイドレール58(図2,図3)に対する左右一対のスライド係合部62が垂直に突出形成されている。
スライド係合部62は左右一対の対向する突条63と、各突条63に直交する各側壁64と、両側壁64を連結する後壁65とで略凹字状に形成され、一対の突条63の間に幅狭のスリット部66が構成され、一対の突条63と側壁64と後壁65とで囲まれた内側の矩形状の溝(空間)67にガイドレール58(図2,図3)の案内部58bがスライド係合し、スリット部66内にガイドレール58の支持部58aが係合する。ガイドレール58の長さは少なくともスライド係合部62の長さと同じ又はそれ以上であればよい。
中間カバー5の後壁にも同形状のスライド係合部68が一つ設けられており、計三つのスライド係合部62,68で中間カバー5がメインカバー3内に安定してスムーズにスライド係合される。
前壁61側の各スライド係合部62の内方の側壁64に直交して垂直方向のガイド壁部69が突出形成され、ガイド壁部69の下半部は中間カバー5の前壁61に同一平面で続いている。
中間カバー5をメインカバー3内に装着する際に、スライド係合部62がガイドレール58(図2,図3)にスライド係合し、ガイド壁部69がメインカバー3のガイド突条13の案内部13bの下側で案内部13bと同一平面に位置し、スライド係合部62の内方の側壁64の外面がメインカバー3のガイド突条13の支持部13aの下側で支持部13aと同一平面に位置し、中間カバー5のガイド壁部69はメインカバー3の開口2の周縁部55と対向し、周縁部55との間にガイド溝を構成する(図4の符号69の部分にガイド溝が構成される)。中間カバー5のガイド壁部69と、ガイド壁部69と同一面で続く前壁61と、これらに直交する側壁64とで覆い壁6(図1)に対するガイド部35が構成される。
メインカバー3のガイド部13がロアカバー7の覆い壁6の上半部をスライド係合(案内)させ、中間カバー5のガイド部35が覆い壁6の下半部をスライド係合(案内)させる。このようにガイド部13,35を上下で二分割とし、上下のガイド部13,35を互いに高さ方向に接合させることで、長いガイド部が確実に構成され、ガイド部13,35、特にメインカバー側のガイド部13の樹脂成型が容易に且つ正確に行われ、樹脂成型金型も小型化・低コスト化される。
図4でバスバー組立体4の各バスバー18,19の下端は中間カバー5の上面に当接支持され、後側のバスバー19の下向きの各端子26〜28が中間カバー5の各コネクタハウジング30〜32内に挿入されて各コネクタを構成する。各バスバー18,19の上向きの端子23〜25はメインカバー3(図1)のコネクタハウジング11やヒュージブルリンク装着部8やヒューズ装着部9内に挿入され、各バスバー18,19の上端がメインカバー3の上壁内面に当接する。タブ端子23にはヒュージブルリンク70(図1)が接続され、挟持端子24にはヒューズ71(図1)が接続される。
中間カバー5の各コネクタは下向きに構成され、中間カバー5の下方から図示しないワイヤハーネスのコネクタが中間カバー5の各コネクタに接続され、ワイヤハーネスはロアカバー7内に収容されつつ導出口34(図1)から外部に導出されて図示しない車両の電装品や補機等に接続される。
前側のバスバー18に過電流が通電された際に可溶部16が溶断して回路が遮断されるが、バスバー組立体4や中間カバー5はそのままメインカバー3内に残して、ロアカバー7のみをメインカバー3から外して、後付けヒューズ17をバスバー18の中央の孔部72(図4)にボルト73(図1)とナット14で締付接続する。その後、ロアカバー7を再装着して覆い壁6で開口部2を覆って内部のバスバー18,19や後付けヒューズ17等を外部の雨水や塵等から保護する。
なお、上記実施形態においては、メインカバー3の開口部2を通じてバスバー18への後付けヒューズ17の接続を行わせたが、従来例にも示した如く、開口部2は後付けヒューズ17に限らず、例えばバスバーに電源供給用の端子付き電線(図示せず)をボルトとナットでねじ締め接続させる場合や、それ以外にバスバーに他の部品を接続させる場合等においても適用可能なものである。
また、上記実施形態においては、ロアカバー7に覆い壁6を設けたが、例えば図1の電気接続箱1を反転して使用する場合等において、アッパカバーに覆い壁6を設けることも可能である。また、上記実施形態におけるメインカバー3のガイド部13や中間カバー5のガイド部35の形状や、中間カバーの5スライド係合部62やメインカバー3のガイドレール58の形状等は適宜変更可能である。
本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す分解斜視図である。 電気接続箱のメインカバーの内面側を示す要部斜視図である。 メインカバーを示す下方視平面図である。 メインカバー内に装着されるバスバー組立体と中間カバーを示す分解斜視図である。 従来の電気接続箱の一実施形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 開口部
3 メインカバー(接続箱本体)
4 バスバー組立体(接続体)
5 中間カバー(コネクタブロック)
6 覆い壁(覆い部)
7 ロアカバー(カバー)
13,35 ガイド部
17 後付けヒューズ(被接続体)
58 ガイドレール(ガイド部)

Claims (7)

  1. 接続箱本体に開口部が設けられ、該開口部をスライド式に塞ぐ覆い部がカバーに設けられ、該接続箱本体の内側に中間カバーが装着され、該中間カバーに対向して該カバーが該接続箱本体に装着され、該覆い部が該中間カバーと該接続箱本体とに案内されて該開口部を塞ぐことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記開口部の周囲において前記中間カバーと前記接続箱本体とに前記覆い部に対するガイド部がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 前記中間カバーのガイド部と前記接続箱本体のガイド部とが前記覆い部のスライド方向に連続したことを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
  4. 前記覆い部が板状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気接続箱。
  5. 前記ガイド部に隣接して前記中間カバーに対するスライド係合用のガイド部が前記接続箱本体に設けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電気接続箱。
  6. 前記開口部を通じて前記接続箱本体内の接続体に被接続体が電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電気接続箱。
  7. 前記中間カバーが前記接続体を支持し、且つ前記カバーとの間で該接続体を他の回路に接続させることを特徴とする請求項6記載の電気接続箱。
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