JP5360581B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に搭載される電気接続箱に係り、接続端子が取り付けられる取付ボルトを備えた電気接続箱に関するものである。
従来から、自動車の電装系にはバスバー,コネクタ,ヒューズ等の配線部材が適宜に組み込まれた電気接続箱が採用されており、バッテリーやランプ,モータ等の各種電気機器間での電力や信号の分岐および中継を行っている。
ところで、自動車のバッテリー等からの給電線は外径が大きく剛性も高いことから、それら給電線の先端に設けられた接続端子が装着される電気接続箱においては、接続端子の締め付けに大きな締結力を要する。そこで、電気接続箱に取付ボルトを固設して、この取付ボルトに対して端子を締め付けるようになっている。例えば、特開2000−23331号公報(特許文献1)に開示の如く、電気接続箱のロアカバーに取付ボルトを突設すると共に、電気接続箱本体に収容された電源回路を構成するバスバーにボルト挿通穴を形成する一方、ロアカバーと電気接続箱本体を組み付けることにより、取付ボルトをバスバーに形成されたボルト挿通穴に挿通し、さらに接続端子を取付ボルトに外挿装着してバスバーに重ね合わせてナットにより締結する構成が提案されている。
ところが、このような従来構造の電気接続箱に対して、バッテリーとオルタネータ等、複数の給電線の接続端子が取り付けられる場合には、複数の取付ボルトをロアカバーに突設すると共に、バスバーの端子部に設けられた複数のボルト挿通穴を、それぞれ、複数の取付ボルトに同時に位置合わせして、複数の取付ボルトを各ボルト挿通穴に挿通させる必要があった。従って、ボルト挿通穴の位置合わせの作業が非常に困難で作業性が悪いという問題があった。しかも、電気接続箱本体とロアカバーとのロック部等の嵌合も、取付ボルトとボルト挿通穴の位置合わせと同時に位置合わせして組み付ける必要があり、目視にて複数箇所の位置決めを一時に確認する困難な作業を伴うために作業効率が悪く電気接続箱の組み付けに時間を要していた。
特開2000−23331号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、複数の取付ボルトが突設されたロアカバーに対して、複数のボルト挿通穴が形成されたバスバーを備えた電気接続箱本体を容易に位置合わせして速やかに組み付けることが出来る、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
本発明の第一の態様は、取付ボルトが突設されたロアカバーに対してバスバーが内蔵された電気接続箱本体が組み付けられている電気接続箱において、前記ロアカバーに前記取付ボルトが複数本設けられて、前記ロアカバーへの前記電気接続箱本体の組み付け方向に突出されていると共に、前記バスバーにおいてボルト挿通穴の形成された複数の端子部が外部に露呈されている一方、前記電気接続箱本体と前記ロアカバーの間において、前記複数の取付ボルトの近傍に位置してそれらの組み付け方向に延びる係合案内手段が設けられており、前記複数の取付ボルトが前記複数の端子部の各前記ボルト挿通穴に挿通されるのに先立って、前記係合案内手段の係合により前記複数の取付ボルトが各前記ボルト挿通穴に対して位置決めされるようになっていると共に、前記複数の取付ボルトが前記複数の端子部の各前記ボルト挿通穴に挿通されて前記ロアカバーに対して前記電気接続箱本体が正規位置に組み付けられることで、前記係合案内手段によりそれらロアカバーと電気接続箱本体が抜出不能に係止固定されるようになっており、且つ、前記ロアカバーと前記電気接続箱本体が何れも直方形の箱体とされており、前記ロアカバーの一方の長辺部側で長辺の長さ方向に並んで前記複数の取付ボルトが設けられていると共に、前記電気接続箱本体の一方の長辺部側における前記複数の取付ボルトと各対応する位置に前記複数の端子部が設けられている一方、前記ロアカバーの前記一方の長辺部及び前記電気接続箱本体の前記一方の長辺部における互いに対応する位置には、前記複数の取付ボルトの間及び前記複数の端子部の間において、前記ロアカバーへの前記電気接続箱本体の組み付け方向で互いに嵌まり合って案内する前記係合案内手段が設けられていることを、特徴とする。
第一の態様によれば、電気接続箱本体とロアカバーの間でそれらの組付方向に延びる係合案内手段が複数の取付ボルトの近傍に設けられており、この係合案内手段が係合することによって、複数の取付ボルトが複数の端子部の各ボルト挿通穴に対して位置決めされるようになっている。従って、作業者は、単に係合案内手段の係合を確認するのみで、複数の取付ボルトとボルト挿通穴の位置合わせを確認する必要がない。これにより、複数の取付ボルトの位置決めが、簡単な作業で一度に完了して、作業効率の飛躍的な向上が図られる。
また、従来から採用されていたロアカバーと電気接続箱本体とを正規位置に相互に係止固定するロック機構を利用して係合案内手段を構成したことにも大きな特徴がある。これにより、特別な部材の追加や構造・形状の大幅な設計変更や複雑化を伴うことなく、取付ボルトをボルト挿通穴に導き入れる係合案内手段を効率的に形成して実現することが出来る。また、複数の取付ボルトの近傍に係合案内手段(ロック機構)を設けたことで端子締結時の応力緩和が図られる。
従って、作業者は、嵌め合わせ作業の確認が容易な位置に設けられた係合案内手段を利用して、取付ボルトとボルト挿通穴の位置合わせを意識せずに、電気接続箱本体とロアカバーの嵌合を実行することが出来る。
また、の態様によれば、並設されて隣り合う取付ボルトの間に係合案内手段が設けられていることにより、係合案内手段による嵌合の確認と取付ボルトとボルト挿通穴の位置合わせの精度が向上する。また、係合案内手段とボルト位置を適当に設定することにより、それら両者を同時に目視可能として、更なる作業性の向上を図ることも可能である。
本発明の第の態様は、前記第の態様に記載のものにおいて、前記ロアカバーにおける前記一方の長辺部において前記複数の取付ボルトから外れた位置と、前記電気接続箱本体における前記一方の長辺部において前記複数のボルト挿通穴から外れた位置との、互いに対応する部分に前記係合案内手段が更に設けられているようにしたものである。
の態様によれば、複数の取付ボルトと端子部が締結される長辺部において、係合案内手段が追加して設けられているので、更なる位置決め安定性や締結力に対する剛性が確保される。
本発明の第の態様は、前記第又は第の態様に記載のものにおいて、前記ロアカバーと前記電気接続箱本体において、前記複数の取付ボルトと前記複数の端子部が設けられた長辺部と反対側の長辺部において、前記係合案内手段が更に設けられているようにしたものである。
の態様によれば、複数の取付ボルトと端子部が締結される長辺部とは反対側の長辺部において更に別の係合案内手段が設けられているので、更なる位置決め安定性やボルト締結時の電気接続箱全体の剛性や安定性が図られ得る。
本発明では、係合案内手段の係合を確認すれば、複数の取付ボルトと複数の端子部における各ボルト挿通穴の位置合わせを確認する必要がなくなる。これにより、複数の取付ボルトが突設されたロアカバーに対して、複数のボルト挿通穴が形成されているバスバーを備えた電気接続箱本体を容易に位置合わせして速やかに組み付けることが出来る。
本発明の一実施形態としての電気接続箱であって、アッパーカバーが取り外された状態の電気接続箱を示す平面図。 図1に示した電気接続箱を構成するロアカバーの平面図。 図1に示した電気接続箱を構成する電気接続箱本体の平面図。 図3に示した電気接続箱本体の正面図。 係合突起が係合溝に入り込み始めた状態の縦断面図であって、図2におけるV−V方向の縦断面図。 係合突起が係合溝に入り込み始めた状態の内側面図。 係合ロック部同士の係合状態を示す横断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1には、本発明の一実施形態としての電気接続箱10が示されている。電気接続箱10は、ロアカバー12に対して電気接続箱本体14が収容されて組み付けられると共に、ロアカバー12の上側開口が図示しないアッパーカバーで覆蓋された構造とされている。なお、図1では、ロアカバー12の開口を覆蓋するアッパーカバーが取り外された状態の電気接続箱10の平面図が示されている。
より詳細には、ロアカバー12は、図2に示されているように、全体として、上方に開口する直方形の箱体形状を呈している。ロアカバー12の底壁16には、厚さ方向に貫通するワイヤハーネスの取出孔18が設けられている。この取出孔18は、ロアカバー12の周壁20がその開口側端部から取出孔18にまで亘って切り欠かれることで形成された挿入窓22を介して外部に開口している。そして、ヒンジ部24を介して開閉可能に取り付けられたヒンジ蓋部26で覆蓋可能とされている。
また、周壁20には、一方の長辺部30a(図1中下側)の外周面側において、三つの取付ボルト34a,34b,34cが設けられている。これら三つの取付ボルト34a,34b,34cは、一方の長辺部30aの長さ方向中間部分に形成された段差部32よりも長さ方向一端側(図2の右側)において、一方の長辺部30aの長さ方向に並んで装着されている。また、これら三つの取付ボルト34a,34b,34cは、それぞれ、ロアカバー12の開口方向へ突出している。
また、周壁20の内周面側には、三つの係合ロック部36a,36b,36cが設けられている。これら係合ロック部36a,36b,36cは、それぞれ、略T字断面形状で周壁20の高さ方向に延びており、基部38から幅方向外方へ突出する係合突起40を備えている。
また、基部38には、周壁20の高さ方向に延びる係合凹所42が形成されている。この係合凹所42は、基部38の一端部分(周壁20の高さ方向の上端部分)に開口している。
このような係合ロック部36a,36b,36cは、周壁20の内周面で周方向に相互に離隔位置して設けられている。即ち、係合ロック部36aは、一方の長辺部30aの長さ方向で、取付ボルト34と取付ボルト34の間に位置するように設けられている。係合ロック部36bは、一方の長辺部30aに形成された段差部32よりも長さ方向他端側に設けられている。即ち、一方の長辺部30aにおいて、取付ボルト34a〜cから外れた位置に設けられている。係合ロック部36cは、他方の長辺部30bにおいて、係合ロック部36aと同じ長さ方向位置に設けられている。即ち、取付ボルト34a〜cが設けられた一方の長辺部30aと対向する他方の長辺部30bにおいて、係合ロック部36aと対応する位置に設けられている。
一方、電気接続箱本体14は、図3及び図4にも示されているように、図示しないヒューズが装着されるヒューズ装着部44を備えており、全体として矩形ブロック形状を呈している。電気接続箱本体14には、ヒューズと接続された内部回路を構成するバスバー46が装着されている。
バスバー46には、導電プレートが接続されており、この導電プレートが適当に屈曲されることにより、電気接続箱本体14への装着状態で電気接続箱本体14の外側へ突出して外部に露呈される端子部48a,48bが形成されている。これら端子部48a,48bは、電気接続箱本体14の一方の長辺部50aに形成された段差部52よりも長さ方向一端側(図3の右側)に位置している。端子部48aには、二つのボルト挿通穴54a,54bが形成されており、端子部48bには、一つのボルト挿通穴54cが形成されている。これら三つのボルト挿通穴54a,54b,54cは、三つの取付ボルト34a,34b,34cと対応する位置に形成されている。
電気接続箱本体14には、三つの係合ロック部56a,56b,56cが設けられている。係合ロック部56a,56b,56cは、全体として矩形ブロック形状を呈しており、その幅方向中央部分において、電気接続箱本体14の高さ方向の全長に亘って延びて電気接続箱本体14の外周面に開口する切欠凹部58が形成されている。また、係合ロック部56a,56b,56cにおいて、切欠凹部58の電気接続箱本体14の高さ方向における上側部分には、電気接続箱本体14の高さ方向で上側に向かって延び出す板状弾性係止片60が設けられている。なお、板状弾性係止片60の背後には、板状弾性係止片60の弾性変形を許容する凹部62が設けられている。
また、係合ロック部56a,56b,56cには、切欠凹部58の両側壁を構成する部分において、係合溝64が形成されている。これらの係合溝64は、切欠凹部58内に開口するだけでなく、電気接続箱本体14の下側にも開口している。
このような係合ロック部56a,56b,56cは、電気接続箱本体14の外周面で周方向に相互に離隔位置して設けられている。係合ロック部56aは、一方の長辺部50aの長さ方向で、二つの端子部48a,48bの間に位置するように、且つ、ロアカバー12の係合ロック部36aと対応する位置に設けられている。係合ロック部56bは、一方の長辺部50aにおいて、段差部52よりも長さ方向他端側であって、且つ、ロアカバー12の係合ロック部36bと対応する位置に設けられている。係合ロック部56cは、電気接続箱本体14の他方の長辺部50bにおいて、係合ロック部56aと同じ長さ方向位置であって、且つ、ロアカバー12の係合ロック部36cと対応する位置に設けられている。
また、電気接続箱本体14の外周面には、ロアカバー12の挿入窓22と対応する位置において、外方へ突出する蓋壁部66が一体的に設けられている。蓋壁部66は、略一定の矩形断面形状で電気接続箱本体14の高さ方向の全長に亘ってストレートに延びるように形成されており、全体として矩形平板形状を呈している。
蓋壁部66の幅方向両側の端縁部には、それぞれ、嵌合溝68が形成されている。嵌合溝68は、蓋壁部66の幅方向端面に開口して略一定の矩形断面で蓋壁部66の延出方向(電気接続箱本体14の高さ方向)の全長に亘ってストレートに延びている。
上述の如きロアカバー12と電気接続箱本体14は、以下のようにして、組み付けられる。先ず、ロアカバー12の開口部の上方に電気接続箱本体14を位置させた後、電気接続箱本体14をロアカバー12へ接近させる。
図5及び図6に示されているように、ロアカバー12の係合ロック部36a,36b,36cに設けられた係合突起40と電気接続箱本体14の係合ロック部56a,56,56cに設けられた係合溝64の嵌合は、三つの取付ボルト34a,34b,34cの各ボルト挿通穴54a,54b,54cへの挿通に先立って行われる。即ち、電気接続箱本体14側の係合ロック部56a〜cとロアカバー12側の係合ロック部36a〜cの間の隙間:Aが0となる際に、端子部48a,bと取付ボルト34a〜cの間に隙間:Bが生じている。この状態で、各係合突起40と係合溝64の案内作用により、三つの取付ボルト34a,34b,34cは、各ボルト挿通穴54a,54b,54cの上方であって、且つ、各ボルト挿通穴54a,54b,54cと同一中心軸線上に位置しており、各ボルト挿通穴54a,54b,54cに対して位置決めされている。なお、各係合ロック部36a,36b,36cに設けられた係合突起40が係合ロック部56a,56b,56cに設けられた係合溝64に入り込むのは、略同時とされている。
係合突起40が係合溝64に嵌り込んで係合溝64内を移動すると、板状弾性係止片60に形成されている係止突起70が係合凹所42の側壁によって形成された係止壁72に接触して、板状弾性係止片60が弾性変形する。そして、係止突起70が係止壁72を乗り越えると、図7に示されているように、係止突起70が係合凹所42内に位置する。これにより、係止突起70が係止壁72に対して、周壁20の下側から係合する。その結果、ロアカバー12と電気接続箱本体14が抜出不能に係止固定される。即ち、ロアカバー12に設けられた係合ロック部36a,36b,36cと電気接続箱本体14に設けられた係合ロック部56a,56b,56cによって、係合案内手段が構成されている。
ロアカバー12と電気接続箱本体14が抜出不能に係止固定された状態では、三つの取付ボルト34a,34b,34cは、各ボルト挿通穴54a,54b,54cに挿通されており、電気接続箱本体14がロアカバー12に対して正規位置に組み付けられている。
また、上述の如く電気接続箱本体14をロアカバー12に対して組み付ける際、蓋壁部66が、挿入窓22に対して、ロアカバー12の開口側端部から入り込む。この状態で、挿入窓22の幅方向両側の端縁部は、蓋壁部66に設けられた嵌合溝68に嵌り込んでいる。その結果、挿入窓22の開口側部分が蓋壁部66で覆蓋される。また、挿入窓22の取出孔18側部分は、ヒンジ蓋部26を閉じることで覆蓋される。
その後、図示しないアッパーカバーでロアカバー12の開口を覆蓋する。これにより、電気接続箱10が形成される。
上述の如き電気接続箱10においては、ロアカバー12の係合ロック部36a,36b,36cに設けられた係合突起40が電気接続箱本体14の係合ロック部56a,56b,56cに設けられた係合溝64に入り込む際に、三つの取付ボルト34a,34b,34cを各ボルト挿通穴54a,54b,54cに位置決めすることが出来る。その結果、作業者は、三つの取付ボルト34a,34b,34cの各ボルト挿通穴54a,54b,54cに対する位置決めを、係合突起40及び係合溝64を嵌合させるという作業のみで一度に完了させることが可能となる。従って、ロアカバー12に対する電気接続箱本体14の組付作業の効率を飛躍的に向上させることが出来る。
係合ロック部36aが三つの取付ボルト34a,34b,34cの近傍に位置している。これにより、係合突起40と係合溝64の嵌合状態の確認及び取付ボルト34a,34b,34cとボルト挿通穴54a,54b,54cの位置合わせの精度を向上させることが出来る。また、取付ボルト34a,34b,34cに外部端子を外挿装着した状態で取付ボルト34a,34b,34cに螺合されるナットを締結する際の締結力に対する剛性も確保することが可能となる。
係止突起70と係止壁72による係合作用が、ロアカバー12と電気接続箱本体14の間において、3箇所で発揮されるようになっている。これにより、三つの取付ボルト34a,34b,34cの各ボルト挿通穴54a,54b,54cに対する位置決めを一層安定させることが出来る。
特に本実施形態では、電気接続箱本体14側の係合ロック部56a〜cの係合溝64とロアカバー12側の係合ロック部36a〜cの係合突起40を利用して、係合案内手段における案内作用が発揮されると共に、電気接続箱本体14側の係合ロック部56a〜cの係止突起70とロアカバー12側の係合ロック部36a〜cの係止壁72を利用して、係合案内手段における係止固定作用が発揮される。それ故、取付ボルト34a〜cが設けられた一方の長辺部30aにおいて、取付ボルト34bと取付ボルト34cの間及び取付ボルト34a〜cから外れた位置に係合ロック部36bと係合ロック部56bを設けることで、ナット締結時に大きな力が及ぼされる一方の長辺部30aの強化が図られていると共に、取付ボルト34a〜cとボルト挿通穴54a〜cの位置決め安定性の向上が効率的に図られている。また、取付ボルト34a〜cが設けられた一方の長辺部30aと対向する他方の長辺部30bにおいて、係合ロック部36cと対応する位置に係合ロック部56cが設けられている。これにより、ナット締結に対する電気接続箱10全体の剛性強化が図られると共に、取付ボルト34a〜cとボルト挿通穴54a〜cの更なる位置決め安定性が図られ得る。
また、係合ロック部36a,36b,36cにおいて、係合突起40が基部38の幅方向両側に突出しており、両方の係合突起40が係合ロック部56a,56b,56cに設けられた係合溝64に嵌り込んでいるので、ナット締結時の反力を吸収し易くなっている。その結果、電気接続箱10の耐久性が確保されている。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、取付ボルトは二つであっても良いし、四つ以上であっても良い。
10:電気接続箱,12:ロアカバー,14:電気接続箱本体,30a:一方の長辺部,30b:他方の長辺部,34a:取付ボルト,34b:取付ボルト,34c:取付ボルト,36a:係合ロック部(係合案内手段),36b:係合ロック部(係合案内手段),36c:係合ロック部(係合案内手段),46:バスバー,48a:端子部,48b:端子部,50a:一方の長辺部,50b:他方の長辺部,54a:ボルト挿通穴,54b:ボルト挿通穴,54c:ボルト挿通穴,56a:係合ロック部(係合案内手段),56b:係合ロック部(係合案内手段),56c:係合ロック部(係合案内手段)

Claims (3)

  1. 取付ボルトが突設されたロアカバーに対してバスバーが内蔵された電気接続箱本体が組み付けられている電気接続箱において、
    前記ロアカバーに前記取付ボルトが複数本設けられて、前記ロアカバーへの前記電気接続箱本体の組み付け方向に突出されていると共に、前記バスバーにおいてボルト挿通穴の形成された複数の端子部が外部に露呈されている一方、前記電気接続箱本体と前記ロアカバーの間において、前記複数の取付ボルトの近傍に位置してそれらの組み付け方向に延びる係合案内手段が設けられており、前記複数の取付ボルトが前記複数の端子部の各前記ボルト挿通穴に挿通されるのに先立って、前記係合案内手段の係合により前記複数の取付ボルトが各前記ボルト挿通穴に対して位置決めされるようになっていると共に、前記複数の取付ボルトが前記複数の端子部の各前記ボルト挿通穴に挿通されて前記ロアカバーに対して前記電気接続箱本体が正規位置に組み付けられることで、前記係合案内手段によりそれらロアカバーと電気接続箱本体が抜出不能に係止固定されるようになっており、且つ、
    前記ロアカバーと前記電気接続箱本体が何れも直方形の箱体とされており、前記ロアカバーの一方の長辺部側で長辺の長さ方向に並んで前記複数の取付ボルトが設けられていると共に、前記電気接続箱本体の一方の長辺部側における前記複数の取付ボルトと各対応する位置に前記複数の端子部が設けられている一方、前記ロアカバーの前記一方の長辺部及び前記電気接続箱本体の前記一方の長辺部における互いに対応する位置には、前記複数の取付ボルトの間及び前記複数の端子部の間において、前記ロアカバーへの前記電気接続箱本体の組み付け方向で互いに嵌まり合って案内する前記係合案内手段が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記ロアカバーにおける前記一方の長辺部において前記複数の取付ボルトから外れた位置と、前記電気接続箱本体における前記一方の長辺部において前記複数のボルト挿通穴から外れた位置との、互いに対応する部分に前記係合案内手段が更に設けられている請求項に記載の電気接続箱。
  3. 前記ロアカバーと前記電気接続箱本体において、前記複数の取付ボルトと前記複数の端子部が設けられた長辺部と反対側の長辺部において、前記係合案内手段が更に設けられている請求項又はに記載の電気接続箱。
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