JP5561084B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、誤嵌合防止機能を備えたコネクタに関するものである。
従来より、雌雄のコネクタが誤ったペア同士で嵌合されることがないよう、コネクタに誤嵌合防止のための構造を設定したものがある。その一例として、下記特許文献1を挙げることができる。
ここには次のような構造が開示されている。すなわち、互いに嵌合されるコネクタの一方側に複数のキー溝が幅方向に並列して設けられ、また他方の側にも同一形状のものが同数個、それぞれ対応位置に設け、それぞれに誤嵌合防止キーを着脱自在に取り付けるようにし、誤嵌合防止キーの取り付け位置を種々変更することによって、誤嵌合防止のための識別パターンを多種類設定できるようにした構造である。
特開2006−302545号公報
しかし、上記のものは誤嵌合防止キーの取り付け位置を選択する形式であるため、取付け用のキー溝を複数個所設定しなければならない。このため、コネクタに複数のキー溝を配列するための領域を確保しなければならず、その分、コネクタが大型化してしまうことが懸念された。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は誤嵌合防止のための構造に起因してコネクタが大型化してしまうことを回避することにある。
<請求項1の発明>
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、筒状のフード部を有し相手コネクタハウジングを嵌合可能なコネクタハウジングと、フード部内に組み付けられる誤嵌合防止用の識別部材とを備えたコネクタであって、コネクタハウジングには識別部材を組み付けるための装着部が形成される一方、識別部材には相手コネクタハウジングが正規のものである場合には、両コネクタハウジングの嵌合を許容するが、非正規のものである場合には干渉して両コネクタハウジングの嵌合を不能とする識別部を有しており、かつ装着部は、識別部材を複数の異なる組付け姿勢でもって組付け可能に形成されているとともに、識別部は識別部材の各組付け姿勢毎にフード部内の位置が異なるようにしてあり、装着部は、フード部の一壁面に貫通する差し込み孔を有して識別部材を両コネクタハウジングが嵌合する方向と略直交する方向から差し込み可能となっており、かつ識別部材は差し込み孔へ差し込まれた状態で端部が差し込み孔の孔縁に係止することで嵌合方向への位置決めがなされるようにしてあるとともに、識別部材とフード部の対向壁面との間には、識別手段が差し込み方向と反対方向へ抜け出ないよう係止するロック手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
<請求項2の発明>
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、コネクタハウジングには装着部が複数個所に設けられてそれぞれに識別部材が組付けられるようになっているとともに、各識別部材は同一形状に形成されているところに特徴を有する。
<請求項3の発明>
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、識別部材は板状に形成され、かつフード部内において対向する両壁面に沿って一対が配置され、識別部材の板面によって相手コネクタハウジングに対する嵌合空間の一部が構成されるところに特徴を有する。
<請求項4の発明>
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、識別部材は、装着部に対し表裏反転させた組付け姿勢および取り付け方向を正逆させたいずれの組付け姿勢においても、装着部への組み付けが可能となっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、複数種の外形形状をもった嵌合相手に対し、それぞれに対応した識別パターンをコネクタハウジングに設定する場合には、識別部材の組付け姿勢を選択して装着部への装着作業を行う。その場合において、いずれの識別パターンを設定するにしても、識別部材を装着するための装着部の場所は共通であるため、識別パターン毎に複数の装着部を設定していた従来のものに比較して、コネクタハウジングの大型化を回避することができる。
また、識別部材はフード部の差し込み孔へ差し込まれると、識別部材の一部が差し込み孔の孔縁に引っ掛かって両コネクタハウジングの嵌合方向への位置決めがなされ、同時に、ロック手段によって抜け止めがなされる。このように、識別手段は差し込み孔への差込みによって直ちに固定がなされるため、識別手段の取り付け作業性に優れる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、識別部材が単一種であるため、部品種の削減により管理および製造コストの面から有利である。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、一対の識別部材をコネクタハウジングの対向壁面に沿って配置するようにしたため、両識別部材によってコネクタハウジングの補強を図ることができる。また、両識別部材の板面は嵌合空間を構成するようにしたから、識別部材は相手コネクタハウジングの嵌合案内の機能を果たすこともできる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、識別部材を表裏反転させたり、組付け方向を正逆させても装着部への装着が可能であるため、識別部の配置パターンの選択の幅を拡げることができる。
コネクタハウジングの正面図 同じく平面図 図1のIII-III線断面図 識別部材の右側面図 同じく左側面図 識別部材の装着作業状況を示す正面図 第1の識別パターンを示す正面図 図7のVIII-VIII線断面図 図7のIX-IX線断面図 第2の識別パターンを示す正面図 第3の識別パターンを示す正面図 第4の識別パターンを示す正面図 第5の識別パターンを示す正面図 第6の識別パターンを示す正面図 第7の識別パターンを示す正面図 第8の識別パターンを示す正面図 第9の識別パターンを示す正面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
図面において、1は雄コネクタのコネクタハウジングであり、合成樹脂材にて一体に形成されている。コネクタハウジング1は前方へ開口する角筒状のフード部2を有している。フード部2の奥壁には端子金具3を装着するための端子挿通孔17が複数箇所に貫通し、それぞれに端子金具3が圧入されている。本実施形態では、各端子金具3はフード部2内において上下二段で幅方向に7本が並列するように配置がなされている。
フード部2の上部で幅方向の中央部には膨出部4が形成されている。膨出部4は所定幅をもって上方へ膨出しほぼ全長に亘って形成されている。この膨出部4には、フード部2内に相手コネクタが嵌合する際に、相手コネクタのハウジングに設けられたロックアーム(いずれも図示しない)を収容する。膨出部4の天井面で幅方向の中央部には奥行き方向に沿って突片5が下向きに突出して形成されている。また、膨出部4の上面であって前端寄りの位置には一対のロック孔6が幅方向に並列して開口している。このロック孔6は図示しない相手コネクタが正規に嵌合したときに、相手コネクタに設けられたロックアームを係止させて両コネクタを嵌合状態にロックする。
フード部2の上面において膨出部4の両側は一段下がって段差面7が形成されている。両段差面7には後述する識別部材8を装着するための差し込み孔9が設けられている。両差し込み孔9は両コネクタの嵌合方向に沿った縦長のスリット形状をなしてフード部2内へ貫通している。一方、フード部2内の底面であって、両差し込み孔9に対応した部位には差し込み孔9の形成範囲に対応した長さ範囲に亘って位置決め溝10が凹み形成されている。すなわち、位置決め溝10は図3に示すように、フード部2の開口縁に前壁(前止まり壁2A)を残しつつフード部2の奥壁に至るまでの長さ範囲に亘って形成される。この位置決め溝10と差し込み孔9との間で区画される空間(識別部材8の差し込み空間)が装着部Sとなる。
したがって、装着部Sはフード部2における幅方向両端部に一対が配置されるところとなり、それぞれには識別部材8を抜け止めするためのロック突起11が設けられている(図2参照)。すなわち、ロック突起11はフード部2内の幅方向両側壁において前後で対をなして設けられている。これらは差し込み孔9の近くの高さ位置に設けられ、装着部S内に突出するようにして設けられている。各ロック突起11の上面には内方へ下り勾配をなすテーパ面11Aが形成され、下面は水平面となって係止面11Bが形成されている。
識別部材8は、上記コネクタハウジング1に対して左右一対組み付けられる。両識別部材8は左右で共通構造のものが用いられ、つまり共に同一形状に形成された単一種が使用されている。識別部材8は合成樹脂材によって平板状でかつ横長長方形状に形成されている。識別部材8は差し込み孔9に対して僅かなクリアランスをもって差し込み可能な長さと厚みを有している。また、識別部材8は位置決め溝10の底面から段差面7のほぼ表面に至るまでの高さ寸法とほぼ等しい高さ寸法をもって形成されている。
かくして、識別部材8は上下あるいは表裏を反転させたいずれの組付け姿勢であっても装着部Sへ装着可能であり、そのときには識別部材8の板面がフード部2内の幅方向両側壁に沿って当接するようになっているとともに、この当接する面と反対側の面は相手コネクタに対する嵌合空間Kの一部を構成する。また、識別部材8がいずれの組付け姿勢で組み付けられても、その際の上縁部及び下縁部がそれぞれ差し込み孔9あるいは位置決め溝10内に引っ掛かり状態で嵌り込むため、識別部材8全体を前後方向(嵌合方向に沿う方向)及び左右方向(幅方向)へ位置決めした状態で保持することができる。
識別部材8の一方の板面(図4に示される第1面14)の各コーナ寄りの計4箇所にはロック溝12が凹み形成されている。これらは前後(図4では左右)に配置されたもの同士が、前記した前後一対のロック突起11と対応するようにしてある。以下、説明の便宜のため、図4に示す上側に位置するロック溝12同士を第1ペアP1と呼び、下側に位置するロック溝12同士を第2ペアP2と呼ぶ。各ロック溝12は、いずれも一端側が第1面14の両短辺側へ開口するようにして形成されている。第1面における各ロック溝12は点対称の位置に配されていて、第1面14をフード部2内の幅方向両壁面に対向させつつ装着部Sへ装着させる際には、識別部材8の組付け姿勢を上下反転させたいずれの姿勢であっても、各ロック突起11を対応するロック溝12と係止させて識別部材8を抜け止めすることができる。
識別部材8の他方の板面(図5に示される第2面15)には、識別溝16(識別部)と二箇所に配されたロック溝12とが設けられている。識別溝16は、第1面14における第1ペアP1と表裏で対応する高さ位置に配され第2面15の全幅に亘って凹み形成されている。識別溝16は全長さ範囲に亘って板面方向に開放した断面略方形状に形成されるとともに、その両端は第2面15の両短辺においてそれぞれ開放して形成されている。この識別溝16は、嵌合相手となる相手コネクタのハウジングに識別リブ(図示しない)との嵌め合いが許容されるか否かによって、コネクタ同士の嵌合が正規であるか否かを検知する役割を果たす。
一方、第2面15における両ロック溝12は、第1面14におけるロック溝12のうち第2ペアP2と表裏で対応する位置に配されている。以下、第2面15における両ロック溝12の対を第3ペアP3と呼ぶ。かくして、識別部材8は第1乃至第3ペアP1〜P3のいずれをロック突起対11,11と係止させるかによって、各装着部Sにつき3種類ずつ組付け姿勢を選択することができる。また、
本実施形態では装着部Sはコネクタハウジング1の左右二箇所に設けられるため、各箇所での組付け姿勢の組合せまで考慮すると、識別溝16の位置の組合せパターンは計9パターン(図7、図10乃至図17に示される識別パターン)が得られることになる。
まず、第1のパターンを設定する場合について説明する(図6、7参照)。図6に示すように、図示左側に配される識別部材8の組付け姿勢として、第1面14側をフード部2の内面側へ向け、かつ識別溝16が上位側となるような姿勢を選択し、そのまま差し込み孔9へと差し込む。これにより、図示左側の識別部材8の下端部は位置決め溝10内に嵌り込み、上端部は差し込み孔9内へとそれぞれ引っ掛かり状態で嵌り込むため、識別部材8は前後・左右の各方向への位置決めがなされる。同時に、ロック溝12の第1ペアP1がロック突起11にそれぞれ係止するため、識別部材8は上方への抜けが規制された状態で組み付けられる。
一方、図6において右側に配される識別部材8の組付け姿勢として、第1面14側をフード部2の内面側へ向けつつ識別溝16が下位側となるような姿勢を選択し、そのまま差し込み孔9へ差し込んでやれば、ロック溝12の第2ペアP2がロック突起11に係止して抜け止めがなされるとともに図示左側の識別部材8と同様な状態で位置決めがなされる。
かくして、雄コネクタハウジング1において、識別溝16を対角位置に配した第1の識別パターンが設定される(図7参照)。
図10には第2の識別パターンが示されている。この識別パターンは、第1の識別パターンにおける両識別部材8の組付け姿勢をそれぞれ上下反転させたものであり、両識別溝16を第1の識別パターンとは異なる対角位置に位置させたものである。
図11に示された第3の識別パターンにおいては、両識別部材8における識別溝16を上位側において左右で対向させたパターンである。そして、この識別パターンは、両識別部材8を、共に第1面14側をフード部2の内壁面と対向させかつ識別溝16が上位側となる姿勢で差し込み孔9へ差し込むことによって設定される。
図12に示された第4の識別パターンは、両識別部材8における識別溝16を下位側において左右で対向させたパターンである。この識別パターンは、第3の識別パターンとは組付け姿勢を上下反転させて差し込み孔9へ差し込むことによって設定される。
図13は第5の識別パターンを示している。この識別パターンにおいては、両識別部材8は第2面15側がフード部2の内壁面に対向するようにしかつ識別溝16が下位側に位置するような組付け姿勢で差し込み孔9へ差し込まれる。このときには、両識別部材8はロック溝12の第3ペアP3がロック突起11に係止することで、それぞれの抜け止めがなされる。
ところで、第1から第4までの識別パターンでは、両識別溝16が共にフード部2の内側空間(嵌合空間K)へ開放するものであった。したがって、相手コネクタの外面にはこれらの識別溝16に対応した高さ位置に相互に嵌合し合うような識別用のリブが突出して形成されることになるが、第5の識別パターンのみは両識別溝16が形成されない側の第1面14を嵌合空間Kへ向けているから、相手コネクタは識別用のリブを持たないものとなる。
図14は第6の識別パターンを示している。この識別パターンでは、第5の識別パターンから図示左側の識別部材8に対し識別溝16の高さ位置はそのままにして内外面を反転させたものである。つまり、図示左側の識別部材8の組付け姿勢として、第1面14側がフード部2の内壁面に対向するようにしたものである。
図15に示された第7の識別パターンは、上記した第6の識別パターンから図示左側に位置する識別部材8の識別溝16の位置を上位側へと変更したものである。
図16は第8の識別パターンを示している。この識別パターンでは、図13に示す第5の識別パターンから図示右側の識別部材8に対し識別溝16の高さ位置をそのままにして内外面を反転させたものである。つまり、図示右側の識別部材8の組付け姿勢として、第1面14日側がフード部2の内壁面に対向するようにしたものである。
図17に示された第9の識別パターンは、上記した第8の識別パターンから図示右側に位置する識別部材8の識別溝16の位置を上位側へと変更したものである。
以上のように構成された本実施形態の効果は次のようである。
本実施形態では、装着部Sに対する両識別部材8の組付け姿勢を左右で種々組合せることによって、計9つの識別パターンを設定することができる。すなわち、いずれの識別パターンにおいても装着部S自体は共用され、従来のように識別部材8の組付け位置を識別パターン毎に種々変更する形式でないため、装着部Sの必要面積が小さくてすむことから、コネクタの大型化を回避することができる。
また、本実施形態における両識別部材8は同一構造であるため、部品種を減らすことでコネクタ全体の製造コストを削減することができる。このことは部品管理の点からも有利である。さらに、両識別部材8は板材にて形成され、その板面は相手コネクタに対する嵌合空間Kの一部(側壁面)を構成するため、識別部材8が相手コネクタに対する嵌合ガイドの役割をも果たすことができる。加えて、識別部材8はフード部2内の両側面に沿って対向するため、フード部2の補強効果も得られる。
さらにまた、識別部材8は差し込み孔9を通して差し込む作業を行うだけで、左右方向及び前後方向への位置決めがなされるとともに、識別パターンに対応して第1乃至第3ペアP1〜P3のロック溝12のいずれかがロック突起11に係止して抜け止めがなされるため、組付け作業性にも優れる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、フード部2に対し識別部材8を左右一対に配置したが、片側のみに配置してもよい。
(2)上記実施形態では、識別部の一例として識別部材8の表面から凹む形態の識別溝16を示したが、逆に突出する形態であるリブ形状のものを識別部としても良い。
)上記実施形態では、識別溝16を第2面15側のみに形成したが、第1面14側おいても適当高さ位置に形成するようにしてもよく、そのようにすればさらに多くの識別パターンを設定することができる。
1…コネクタハウジング
2…フード部
8…識別部材
9…差し込み孔
10…位置決め溝(装着部)
11…ロック突起
12…ロック溝
16…識別溝
S…装着部
K…嵌合空間

Claims (4)

  1. 筒状のフード部を有し相手コネクタハウジングを嵌合可能なコネクタハウジングと、
    前記フード部内に組み付けられる誤嵌合防止用の識別部材とを備えたコネクタであって、
    前記コネクタハウジングには前記識別部材を組み付けるための装着部が形成される一方、前記識別部材には前記相手コネクタハウジングが正規のものである場合には、前記両コネクタハウジングの嵌合を許容するが、非正規のものである場合には干渉して両コネクタハウジングの嵌合を不能とする識別部を有しており、
    かつ前記装着部は、前記識別部材を複数の異なる組付け姿勢でもって組付け可能に形成されているとともに、前記識別部は前記識別部材の各組付け姿勢毎にフード部内の位置が異なるようにしてあり、
    前記装着部は、前記フード部の一壁面に貫通する差し込み孔を有して前記識別部材を前記両コネクタハウジングが嵌合する方向と略直交する方向から差し込み可能となっており、かつ識別部材は差し込み孔へ差し込まれた状態で端部が前記差し込み孔の孔縁に係止することで前記嵌合方向への位置決めがなされるようにしてあるとともに、前記識別部材と前記フード部の対向壁面との間には、前記識別手段が差し込み方向と反対方向へ抜け出ないよう係止するロック手段が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングには装着部が複数個所に設けられてそれぞれに前記識別部材が組付けられるようになっているとともに、各識別部材は同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記識別部材は板状に形成され、かつ前記フード部内において対向する両壁面に沿って一対が配置され、前記識別部材の板面によって前記相手コネクタハウジングに対する嵌合空間の一部が構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
  4. 識別部材は、前記装着部に対し表裏反転させた組付け姿勢および取り付け方向を正逆させたいずれの組付け姿勢においても、前記装着部への組み付けが可能となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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