JP5561084B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、筒状のフード部を有し相手コネクタハウジングを嵌合可能なコネクタハウジングと、フード部内に組み付けられる誤嵌合防止用の識別部材とを備えたコネクタであって、コネクタハウジングには識別部材を組み付けるための装着部が形成される一方、識別部材には相手コネクタハウジングが正規のものである場合には、両コネクタハウジングの嵌合を許容するが、非正規のものである場合には干渉して両コネクタハウジングの嵌合を不能とする識別部を有しており、かつ装着部は、識別部材を複数の異なる組付け姿勢でもって組付け可能に形成されているとともに、識別部は識別部材の各組付け姿勢毎にフード部内の位置が異なるようにしてあり、装着部は、フード部の一壁面に貫通する差し込み孔を有して識別部材を両コネクタハウジングが嵌合する方向と略直交する方向から差し込み可能となっており、かつ識別部材は差し込み孔へ差し込まれた状態で端部が差し込み孔の孔縁に係止することで嵌合方向への位置決めがなされるようにしてあるとともに、識別部材とフード部の対向壁面との間には、識別手段が差し込み方向と反対方向へ抜け出ないよう係止するロック手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、コネクタハウジングには装着部が複数個所に設けられてそれぞれに識別部材が組付けられるようになっているとともに、各識別部材は同一形状に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、識別部材は板状に形成され、かつフード部内において対向する両壁面に沿って一対が配置され、識別部材の板面によって相手コネクタハウジングに対する嵌合空間の一部が構成されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、識別部材は、装着部に対し表裏反転させた組付け姿勢および取り付け方向を正逆させたいずれの組付け姿勢においても、装着部への組み付けが可能となっているところに特徴を有する。
請求項1の発明によれば、複数種の外形形状をもった嵌合相手に対し、それぞれに対応した識別パターンをコネクタハウジングに設定する場合には、識別部材の組付け姿勢を選択して装着部への装着作業を行う。その場合において、いずれの識別パターンを設定するにしても、識別部材を装着するための装着部の場所は共通であるため、識別パターン毎に複数の装着部を設定していた従来のものに比較して、コネクタハウジングの大型化を回避することができる。
また、識別部材はフード部の差し込み孔へ差し込まれると、識別部材の一部が差し込み孔の孔縁に引っ掛かって両コネクタハウジングの嵌合方向への位置決めがなされ、同時に、ロック手段によって抜け止めがなされる。このように、識別手段は差し込み孔への差込みによって直ちに固定がなされるため、識別手段の取り付け作業性に優れる。
請求項2の発明によれば、識別部材が単一種であるため、部品種の削減により管理および製造コストの面から有利である。
請求項3の発明によれば、一対の識別部材をコネクタハウジングの対向壁面に沿って配置するようにしたため、両識別部材によってコネクタハウジングの補強を図ることができる。また、両識別部材の板面は嵌合空間を構成するようにしたから、識別部材は相手コネクタハウジングの嵌合案内の機能を果たすこともできる。
請求項4の発明によれば、識別部材を表裏反転させたり、組付け方向を正逆させても装着部への装着が可能であるため、識別部の配置パターンの選択の幅を拡げることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では装着部Sはコネクタハウジング1の左右二箇所に設けられるため、各箇所での組付け姿勢の組合せまで考慮すると、識別溝16の位置の組合せパターンは計9パターン(図7、図10乃至図17に示される識別パターン)が得られることになる。
かくして、雄コネクタハウジング1において、識別溝16を対角位置に配した第1の識別パターンが設定される(図7参照)。
本実施形態では、装着部Sに対する両識別部材8の組付け姿勢を左右で種々組合せることによって、計9つの識別パターンを設定することができる。すなわち、いずれの識別パターンにおいても装着部S自体は共用され、従来のように識別部材8の組付け位置を識別パターン毎に種々変更する形式でないため、装着部Sの必要面積が小さくてすむことから、コネクタの大型化を回避することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、フード部2に対し識別部材8を左右一対に配置したが、片側のみに配置してもよい。
(2)上記実施形態では、識別部の一例として識別部材8の表面から凹む形態の識別溝16を示したが、逆に突出する形態であるリブ形状のものを識別部としても良い。
2…フード部
8…識別部材
9…差し込み孔
10…位置決め溝(装着部)
11…ロック突起
12…ロック溝
16…識別溝
S…装着部
K…嵌合空間
Claims (4)
- 筒状のフード部を有し相手コネクタハウジングを嵌合可能なコネクタハウジングと、
前記フード部内に組み付けられる誤嵌合防止用の識別部材とを備えたコネクタであって、
前記コネクタハウジングには前記識別部材を組み付けるための装着部が形成される一方、前記識別部材には前記相手コネクタハウジングが正規のものである場合には、前記両コネクタハウジングの嵌合を許容するが、非正規のものである場合には干渉して両コネクタハウジングの嵌合を不能とする識別部を有しており、
かつ前記装着部は、前記識別部材を複数の異なる組付け姿勢でもって組付け可能に形成されているとともに、前記識別部は前記識別部材の各組付け姿勢毎にフード部内の位置が異なるようにしてあり、
前記装着部は、前記フード部の一壁面に貫通する差し込み孔を有して前記識別部材を前記両コネクタハウジングが嵌合する方向と略直交する方向から差し込み可能となっており、かつ識別部材は差し込み孔へ差し込まれた状態で端部が前記差し込み孔の孔縁に係止することで前記嵌合方向への位置決めがなされるようにしてあるとともに、前記識別部材と前記フード部の対向壁面との間には、前記識別手段が差し込み方向と反対方向へ抜け出ないよう係止するロック手段が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記コネクタハウジングには装着部が複数個所に設けられてそれぞれに前記識別部材が組付けられるようになっているとともに、各識別部材は同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記識別部材は板状に形成され、かつ前記フード部内において対向する両壁面に沿って一対が配置され、前記識別部材の板面によって前記相手コネクタハウジングに対する嵌合空間の一部が構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
- 識別部材は、前記装着部に対し表裏反転させた組付け姿勢および取り付け方向を正逆させたいずれの組付け姿勢においても、前記装着部への組み付けが可能となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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