JP4942702B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、側板に鎖錠装置を簡単に取り付けることができ、しかも側板から鎖錠装置が飛び出すことを防止してフラットな面とすることができる電気機器収納用箱に関するものである。
従来から、配電盤や分電盤や制御盤等の電気機器収納用箱として、特許文献1に示されるように、複数本の梁を直方体形状に組み立てたフレーム体に対し、天板、底板、扉、背面板、側板を取り付けて箱状としたものが知られている。また、扉の開閉に加え、更に側板も着脱自在な構造として、配線修理やメンテナンス作業等をし易いようにしたものも提案されている。但しこの場合は、前記側板には安全性確保やイタズラ防止等を図る目的から鎖錠装置を取り付ける必要があった。
しかしながら、従来の側板への鎖錠装置の取り付けは、側板に孔加工を行い、この孔に外から鎖錠装置を嵌合したうえ内側からナット等の締結具により固定するものであり、鎖錠装置のフランジ部や鍵穴面等が側板から外側に飛び出した状態となっていた。この結果、収納用箱を横並びに連結して配置する場合、前記フランジ部等の飛び出し部分が邪魔になるという問題が生じていた。
一方、このようなフランジ部等の飛び出しを避けるように、特許文献2に示されるように、側板にエンボス加工(凹み加工)を施すことも可能である。ところが、側板の厚みが十分にない場合は割れを生じるという問題点や、エンボス加工後の穿孔作業で精度を出すのが難しいという問題点や加工に長時間かかるという問題点があった。
更には、いずれの従来方法においても、鎖錠装置を取り付けるには側板の内側と外側の両方に手を回す必要があり、収納用箱の大きさによっては一人では届かないため、内側と外側に2人の作業員が必要となり、作業性に劣るという問題点や、生産コストが高くなるという問題点もあった。
特開2000−332445号公報 特開2005−163872号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、作業性に優れていて鎖錠装置を側板に一人で簡単、かつ正確に取り付けることができ、また側板から鎖錠装置が飛び出すことを防止して収納用箱を連結配置した場合にも余分な隙間を発生させることがない電気機器収納用箱を提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明の電気機器収納用箱は、フレーム体に対し側板を着脱自在に取り付けてなる電気機器収納用箱であって、前記側板に鍵挿入用の孔部を形成するとともに、この孔部と対向した側板裏面にはU字状の切欠部が形成されたホルダー部材を取り付け、この切欠部に鍵穴面が前記孔部に臨むように鎖錠装置を装着したことを特徴とするものである。
また、前記ホルダー部材を、側板の上下あるいは左右方向の両端に至る帯状の板体からなるものとすることが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。
更に、鎖錠装置と側板との隙間にスペーサを介在させることや、鎖錠装置をその頭部が孔部と面一になるようにナットを介在させてホルダー部材に取り付けることが好ましく、それぞれ請求項3、および請求項4に係る発明とする。
請求項1に係る発明は、フレーム体に取り付けた側板に鍵挿入用の孔部を形成するとともに、この孔部と対向した側板裏面にはU字状の切欠部が形成されたホルダー部材を取り付け、この切欠部に鍵穴面が前記孔部に臨むように鎖錠装置を装着した構造であるので、鎖錠装置の取り付け作業を全て裏面側から簡単かつ正確に行うことができ、また大きなサイズの側板であっても一人で行えるため、優れた作業性を発揮できることとなる。更には、側板から鎖錠装置が飛び出すことも確実に防止できる。
また、請求項2に係る発明では、ホルダー部材を、側板の上下あるいは左右方向の両端に至る帯状の板体からなるものとしたので、側板の補強部材としての機能も併せて発揮することとなり、また既に補強部材が取り付けられている場合には、これをホルダー部材として利用することもできる。
また、請求項3に係る発明では、鎖錠装置と側板との隙間にスペーサを介在させたものとしたので、鎖錠装置の取付作業性が向上し、隙間が埋められて安全性が向上するとともに、外観品質も向上することとなる。また、請求項4に係る発明では、鎖錠装置をその頭部が孔部と面一になるようにナットを介在させてホルダー部材に取り付けたものとしたので、同様に、隙間が埋められて安全性が向上し、外観品質も向上することとなる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明に係る電気機器収納用箱の一例を示す全体斜視図、図2は、図1の要部を示す斜視図である。図において、1は複数本の梁1a、1a、・・・を直方体形状に組み立てたフレーム体であり、このフレーム体1に対し、天板2a、底板2b、扉2c、背面板2d、および図3に示すような、側板3、3が取り付けられて箱状の電気機器収納用箱とされている。また、この側板3は、配線修理やメンテナンス作業等を容易に行えるようにフレーム体1に対し脱自在に取り付けられている。
なお、図において、3aはフレーム体1と係止するための爪片、3bはラッチ錠等からなるフレーム体1との係止部である。
図4は、本発明の要部を示す分解斜視図であり、これに示されるように、前記側板3には鍵挿入用の孔部4が形成されているとともに、この孔部4と対向した側板裏面にはU字状の切欠部5aが形成されたホルダー部材5が取り付けられている。更に、この切欠部5aには、鍵穴面が前記孔部4に臨むように鎖錠装置11が装着されている。
なお、鎖錠装置11としては、先端部の係止用舌片12を回動自在としたシリンダー錠を使用しているが、これに限定されるものでないことは勿論である。
また、図示のものにおいては、前記ホルダー部材5は、側板3の上下の両端に至る断面コ字状の帯状板体からなるものであり、側板3の補強部材としての機能も併せて有するものとなっている。
このホルダー部材5としては、この他に、側板3の左右方向の両端に至るものとしたり、断面コ字状でなく断面L字状ものとしたり、あるいは長さ数センチメートルの板片からなるものとする等、使用条件等に対応させて任意の形状に設計することが可能である。また、U字状の切欠部5aも上下方向に設けるだけでなく、左右方向に設けることもでき、要は鎖錠装置11が側板表面に飛び出さないように裏面側において、しっかりと保持できる構造であればよい。
また、鎖錠装置11と側板3との間には隙間が生じるため、この隙間にスペーサ13を介在させておくことが好ましい。これにより、鎖錠装置11の取付作業性が向上するとともに、隙間が塞がった状態となり安全上も好ましく、また見た目にも良くなって外観品質が向上する。
なお鎖錠装置11を、その頭部が孔部4と面一になるように1個、あるいは2個以上のナットやワッシャー等(図示せず)を介在させてホルダー部材5に取り付けることや、その他、鎖錠装置11と側板3との間に隙間が生じないように、鎖錠装置自体の外形状に改良を加えることも可能である。
このように構成されたものでは、作業者が側板3の裏面に取り付けられたホルダー部材5のU字状の切欠部5aに鎖錠装置11を装着すれば、前記切欠部5aが側板3に形成されている鍵挿入用の孔部4に対応するように位置調整して形成されているため、鎖錠装置11の鍵穴面は前記孔部4に臨むよう自動的にセットされることとなる。従って、位置合わせのための手間がなくなり、しかも、大きな側板であっても一人の作業者だけで内側から全て作業することができるので、従来技術に比べて組立作業性を大幅に向上させることができることとなる。
更に、得られた側板3は、別に準備してある天板2a、底板2b、扉2c、背面板2dとともに、係止部3bによりフレーム体1に取り付けて電気機器収納用箱が完成する。
本発明の電気機器収納用箱では、側板3が着脱自在な構造となっており、配線修理やメンテナンス作業等が容易に行えるよう構成されているが、通常は、この側板3は鎖錠装置11をロックした状態となっていて安全性確保やイタズラ防止等が図られている。
鎖錠装置11のロックした状態を図2および図6に示す。外部より鎖錠装置11の鍵穴面を操作して、先端部の係止用舌片12を回動させ、この係止用舌片12をフレーム体1の梁1aに係止した状態とすることで確実に施錠した状態とし、一方、前記係止状態を解除することで簡単に開錠した状態とすることができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明は側板に鍵挿入用の孔部を形成するとともに、この孔部と対向した側板裏面にはU字状の切欠部が形成されたホルダー部材を取り付け、この切欠部に鍵穴面が前記孔部に臨むように鎖錠装置を装着したものとしたので、作業性に優れていて鎖錠装置を側板に一人で簡単、かつ正確に取り付けることができ、また収納用箱を連結配置した場合にも隙間を発生させることがなくスッキリと並べることができるという利点を有する。
本発明の実施の形態を示す斜視図である。 図1の要部を示す斜視図である。 側板を示す斜視図である。 本発明の要部を示す分解斜視図である。 図4の組立状態を示す解斜視図である。 組立状態の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 フレーム体
2a 天板
2b 底板
2c 扉
2d 背面板
3 側板
3a 爪片
3b 係止部
4 孔部
5 ホルダー部材
5a 切欠部
11 鎖錠装置
12 係止用舌片
13 スペーサ

Claims (4)

  1. フレーム体に対し側板を着脱自在に取り付けてなる電気機器収納用箱であって、前記側板に鍵挿入用の孔部を形成するとともに、この孔部と対向した側板裏面にはU字状の切欠部が形成されたホルダー部材を取り付け、この切欠部に鍵穴面が前記孔部に臨むように鎖錠装置を装着したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. ホルダー部材を、側板の上下あるいは左右方向の両端に至る帯状の板体からなるものとした請求項1に記載の電気機器収納用箱。
  3. 鎖錠装置と側板との隙間にスペーサを介在させた請求項1に記載の電気機器収納用箱。
  4. 鎖錠装置を、その頭部が孔部と面一になるようにナットを介在させてホルダー部材に取り付けた請求項1に記載の電気機器収納用箱。
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