JP2007286577A - ズームレンズシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラあるいはカメラ機能付きの携帯電話などの情報端末に適したズームレンズシステムを提供する。
【解決手段】物体側から順に、負−正−正の3群構成のズームレンズシステム11を提供する。第1のレンズ群G1は、負のガラス製のレンズL11と、負のプラスチック製のレンズL12と、正のプラスチック製のレンズL13とにより構成され、第2のレンズ群G2は、正のガラス製のレンズL21および負のガラス製のレンズL22からなる接合レンズCLと、プラスチック製のレンズL23とにより構成され、第3のレンズ群G3は、正のプラスチック製のレンズL31により構成される。第2のレンズ群の合成焦点距離f2と、レンズの焦点距離Lf23とが以下の条件を満たす。
0<|f2/Lf23|<0.3
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラ、およびデジタルカメラ機能を備えた携帯電話などの情報端末に搭載するのに適したズームレンズシステムに関するものである。
レンズにより結像した画像をCCDおよびCMOSなどの撮像デバイスによりデジタルデータとして取得するデジタルカメラが知られている。また、そのようなデジタルカメラを内蔵した携帯電話などの情報端末が知られている。
特開2002−72091号公報 特開2002−72093号公報 米国特許6,308,011号公報
コンパクトなデジタルカメラ用および携帯型の情報端末用のズームレンズとして、軽量でコンパクトなズームレンズシステムが要望されている。軽量化するための1つの方法は、レンズをプラスチック化することである。
特許文献1には、物体側から負−正−正または負−正−負の3群構成で、全体が8枚または9枚のレンズにより構成され、プラスチックレンズを最大限利用した例として、各群の各1枚の計3枚のレンズをプラスチックレンズにしたズームレンズが開示されている。
特許文献2には、物体側から負−正−正または負−正−負の3群構成で、全体が8枚または9枚のレンズにより構成され、プラスチックレンズを最大限利用した例として、1群の2枚、2群および3群は各1枚の計4枚のレンズをプラスチックレンズにしたズームレンズが開示されている。
ズームレンズシステムをさらに軽量化し、コンパクトにするためには、プラスチックレンズの比率を増やし、レンズシステムを構成するレンズ枚数をさらに低減することが望ましい。しかしながら、プラスチックレンズは熱膨張係数の温度依存性が大きいために、様々な条件で使用されるデジタルカメラあるいは情報端末用としては、大きなパワーをプラスチックレンズに負担させることが難しい。上記の例でも、プラスチックレンズの比率は半分以下である。
また、表面の強度もガラスレンズに比べると低いので、これらの用途では、最も物体側で外界に露出するレンズはプラスチック化することが難しい。したがって、プラスチックレンズの使用率を向上することは難しい。
また、コンパクトで軽量なズームレンズシステムを実現するためには、変倍に際してレンズ群を移動するための駆動機構をコンパクトにすることも重要である。特許文献2は、特許文献1に対してプラスチックレンズの比率を増やしている。しかしながら、変倍に対して3群の全てを移動することを前提として設計されており、駆動機構が複雑になるため、携帯型の装置に適しているとは言い難い。
特許文献3には、物体側から負−正−正の3群構成で、全体が7枚または8枚のレンズにより構成されたズームレンズが開示されている。第2レンズユニットの案としては、物体側より、(a1)正レンズ1枚、(a2)1枚の正レンズおよび1枚の負レンズ、(a3)1枚の正レンズ、1枚の負レンズおよび1枚の正レンズ、(a4)1枚の正レンズ、1枚の正レンズ、1枚の負レンズ、1枚の正レンズの4つの案が開示されている。また、第2レンズユニットには、基本的にプラスチックレンズは採用されていない。案(a4)においては、第2レンズユニットのサイズを縮小するために非球面を採用することが望ましいことが記載されている。案(a3)が最も好ましいとされており、第2レンズユニットして、物体側より、凸レンズ、凹レンズ、凸レンズの組合せからなる、いわゆる「トリプレット」と称される構成が好ましいことが開示されている。
本発明の一態様は、物体側から順に、負の屈折力を備えた第1のレンズ群と、正の屈折力を備えた第2のレンズ群と、正の屈折力を備えた第3のレンズ群とを有し、第1のレンズ群および第2のレンズ群が移動することにより変倍可能なズームレンズシステムであって、それぞれのレンズ群は以下のように構成されているものである。第1のレンズ群は、最も物体側に配置された負のガラス製のレンズを含めて2枚または3枚の構成である。第2のレンズ群は、物体側から順に、正のガラス製のレンズおよび負のガラス製のレンズからなる接合レンズと、両面が非球面で、物体側に凸のプラスチック製のメニスカスレンズとにより構成されている。第3のレンズ群は、正のプラスチック製の1枚のレンズにより構成されている。また、第2のレンズ群の合成焦点距離f2と、第2のレンズ群のプラスチック製のメニスカスレンズの焦点距離Lf23とが以下の条件を満たす。
0<|f2/Lf23|<0.3 ・・・(1)
このズームレンズシステムは、全体が6枚または7枚のレンズにより構成され、第1のレンズ群の最も物体側の負のレンズと、第2のレンズ群の接合レンズ(バルサム)を構成する正および負のレンズとを除いた、残り3枚または4枚のレンズをプラスチックレンズにより構成できる。
(1)式の条件は、第2のレンズ群に含まれるプラスチックレンズのパワーの比率を小さくすることにより、温度による性能の変動を小さく抑えるためのものである。したがって、第2のレンズ群のプラスチック製のメニスカスレンズは、パワーのほとんどない、または、パワーの小さな負のプラスチックレンズまたは正のプラスチックレンズである。プラスチックレンズとして、両面が非球面のメニスカスレンズを採用することにより、光線が集中するために全体の口径が小さくなる第2のレンズ群において、レンズ径を大きくしないで収差補正に効果的な非球面の面積を大きくすることを可能としている。
この(1)式の条件は、接合レンズとパワーの弱いレンズとの組合せからなる、全体が正のパワーの第2のレンズ群において、接合レンズのパワーを大きくすることを意味する。従来、接合レンズはパワーが弱まる傾向にあり、主点間隔を短くする点では不利になるため物体側に先行した配置は採用されない。これに対し、このズームレンズシステムにおいては、接合レンズを物体側に先行した配置を採用することにより、第1のレンズ群と第2のレンズ群との主点間隔を近づけ、コンパクトな構成で3倍という大きな変倍率を確保できるようにしている。さらに、第2のレンズ群の接合レンズの像側に配置されたプラスチックレンズを物体側、すなわち、接合レンズ側に凸のメニスカスレンズとすることにより、第2のレンズ群の主点を接合レンズ側に近づけるようにしている。
第2のレンズ群のプラスチック製のメニスカスレンズの一形態は、中心の屈折力が正、周辺の屈折力が負のレンズである。プラスチック製レンズの全体としてのパワーは上げずに、中心軸光に対しては、全体が正の第2のレンズ群のパワーに寄与できる。第2のレンズ群のプラスチック製のメニスカスレンズの他の形態は、全体の屈折力が負のレンズであり、第1のレンズ群と第2のレンズ群との主点間隔を近づけるのに寄与する。
第1のレンズ群の一形態は、2枚のガラスレンズにより構成されるものであり、このズームレンズシステムを全体が6枚のレンズにより構成できる。第1のレンズ群の他の形態は、3枚のレンズにより構成されるものであり、物体側から順に、負のガラス製のレンズと、負のプラスチック製のレンズと、正のプラスチック製のレンズとを含む。このケースでは、ズームレンズシステムが7枚のレンズにより構成され、最も物体側の負のレンズと、接合レンズ(バルサム)を構成する2枚のレンズとを除いた、残り4枚のレンズをプラスチックレンズにより構成できる。このズームレンズシステムは、システムを構成する総枚数が7枚と少なく、プラスチックレンズの比率が半数を超えており、さらに、変倍する際に第3群を固定している。したがって、このズームレンズシステムは、総枚数が少なくコンパクトであり、プラスチックレンズの比率が高いために軽量であり、さらに、変倍する際に第3のレンズ群を動かさなくて良いので駆動機構も含めてコンパクトで軽量に纏めることができるズームレンズシステムとなっている。また、プラスチックレンズの比率が高く、駆動機構も簡易になるので、製造コストも低くできる。
第1のレンズ群が、物体側から順に、負のガラス製のレンズと、負のプラスチック製のレンズと、正のプラスチック製のレンズとにより構成されている形態では、第1のレンズ群の負のプラスチック製のレンズの焦点距離Lf12と、第1のレンズ群の正のプラスチック製のレンズの焦点距離Lf13とが以下の条件を満たすことが望ましい。
1.0<|Lf12/Lf13|<2.0 ・・・(2)
(2)式の条件は、第1のレンズ群に含まれる正のプラスチックレンズの焦点距離と、負のプラスチックレンズとの焦点距離との差(パワー差)を小さくすることにより温度変化によるレンズ性能、特にバックフォーカスの変動を小さくするものである。
第1のレンズ群に含まれる正のプラスチックレンズと負のプラスチックレンズとの焦点距離の差はさらに以下の(2´)式の条件を満足することが好ましい。
1.0<|Lf12/Lf13|<1.5 ・・・(2´)
第2のレンズ群において接合レンズを構成する正のガラスレンズの屈折率Ln21は以下の(3)式の条件を満たすことが好ましい。
Ln21>1.68 ・・・(3)
第2のレンズ群において接合レンズを構成する正のレンズの屈折率Ln21は以下の(3´)式の条件を満たすことがさらに好ましい。
Ln21>1.70 ・・・(3´)
(1)式の条件を満たすためには、第2のレンズ群のうち、接合レンズを構成する正のレンズのパワーを大きくする必要がある。しかしながら、曲率を大きくすると収差が発生し易く、パワーの弱いプラスチックレンズでは収差を補正することが難しくなる。そこで、接合レンズを構成する正のレンズの屈折率を高くし、対となる負のレンズと同程度または負のレンズより若干大きな屈折力とすることにより、曲率をそれほど大きくせずにパワーを確保することが好ましい。
ズームレンズシステムでは、一般に負のパワーの大きなレンズ群の移動に伴う焦点距離の変化を使用するので、ペッツベル(Petzval)和を小さくするためなどの目的で正負レンズの組合せからなる接合レンズ(バルサム)では、屈折率の小さな正レンズと、屈折率の大きな負レンズとの組合せが選択される。例えば、屈折率が1.70未満の正レンズと、屈折率が1.70以上の負レンズとの組合せが選択される。これに対し、本発明のズームレンズシステムにおいては、条件(3)を満たすように、接合レンズを構成する正レンズの屈折率を大きくすることにより、レンズとしてのトータルの性能を向上できるようにしている。
このように、本発明のズームレンズシステムは、軽量、コンパクトで低コストでありながら、高い変倍率と、良好な結像性能を備えている。したがって、デジタルカメラなどの、ズームレンズシステムおよびそのズームレンズシステムの像面側に配置された撮像デバイスとを有するカメラに適しており、また、カメラ機能と、撮像デバイスからの映像を表示可能な表示デバイスとを有する情報端末に適している。したがって、これらのカメラおよび、携帯電話などの情報端末も本発明に含まれる。
図1に、カメラ機能を有する情報端末の概略構成を示している。この情報端末1は、具体的には、カメラ機能付きの携帯電話あるいはカメラ機能付きのPDAである。情報端末1は、デジタルカメラ機能10を備えており、このデジタルカメラ機能10は、ズームレンズシステム11と、このズームレンズシステム11の結像位置に配置された撮像デバイス12と、ズームレンズシステム11のレンズ群を移動することにより変倍するレンズ駆動機構13とを備えている。情報端末1は、さらに、表示デバイス2と、データの入出力デバイス3と、CPUなどの機能を含めた制御ユニット5と、RAMディスクあるいはハードディスクなどのメモリデバイス6と、無線により公衆電話網あるいはコンピュータネットワークに接続するための通信ユニット7とを備えている。撮像デバイス12は、例えば、CCDあるいはCMOSセンサーであり、ズームレンズシステム11により撮像デバイス12の受光面に形成された像をデジタルデータに変換し、表示デバイス2に表示したり、メモリデバイス6に記憶したり、通信ユニット7を介して他の情報端末に発信したりすることができる。
図2に、ズームレンズシステム11の第1の実施形態の構成を抜き出して示している。図2(a)は、物体を拡大して結像する状態である広角端における各レンズの配置を示し、図2(b)は、標準状態である望遠端における各レンズの配置を示している。このズームレンズシステム11は、結像側11bに撮像デバイス12が配置され、それとは反対の物体側11aが情報端末1から外界に向けて配置される。ズームレンズシステム11は、物体側11aから順番に3つのレンズ群G1〜G3にグループ化された7枚のレンズL11〜L13、L21〜L23およびL31により構成されている。これら3つのレンズ群G1〜G3は、物体側11aから順番に、負−正−正の屈折力を備えており、全体としてレトロフォーカス型で、撮像デバイス12が設置される結像側11bがテレセントリックあるいはそれに近い状態となり、撮像デバイス12に鮮明な像を生成できる構成となっている。
物体側11aの第1のレンズ群G1は、全体が負の屈折力を備えたレンズ群であり、物体側11aから順に、物体側に凸の負のメニスカスレンズL11と、同じく物体側11aに凸の負のメニスカスレンズL12と、物体側11aに凸の正のメニスカスレンズL13により構成されている。これらのレンズL11、L12およびL13のうち、最も物体側のレンズL11のみがガラス製のレンズであり、他のレンズL12およびL13はプラスチック製のレンズである。さらに、プラスチックレンズL12の両面S3およびS4は非球面である。
第2のレンズ群G2は、全体が正の屈折力を備えたレンズ群であり、物体側11aから、両凸の正レンズL21および両凹の負レンズL22からなる接合レンズ(バルサム)CLと、物体側11aに凸のパワーの小さなメニスカスレンズL23により構成されている。これらのレンズL21、L22およびL23のうち、レンズL21およびL22はガラス製であり、レンズL23はプラスチックレンズである。プラスチックレンズL23の両面S11およびS12は非球面であり、中心(近軸)は正の屈折力、周辺は負の屈折力を備えている。プラスチックレンズL23はほとんどパワーのないレンズであるが、物体側11aに凸のメニスカスレンズとすることにより、レンズL23に搭載可能な非球面の面積を広げることが可能となり、レンズL23による収差補正能力を向上できる。また、レンズL23のパワーが小さいといっても第2のレンズ群G2の主点位置に影響を与えるので、物体側11aに凸のメニスカスレンズとすることにより、第2のレンズ群G2の主点位置を接合レンズCLに近づけるようにしている。
第3のレンズ群G3は、正の屈折力を備えたレンズ群であり、この例では両凸のプラスチック製のレンズL31の一枚構成である。さらに、2枚のプラスチック製の光学フィルタOF1およびOF2を挟んで撮像デバイス12が配置されている。また、第2のレンズ群G2の物体側に絞りSが配置されている。
図2(a)および(b)に示すように、広角端から望遠端に変倍するときに、ズームレンズシステム11の第3のレンズ群G3は固定され、第1のレンズ群G1および第2のレンズ群G2が相互に近接するように動く。したがって、第1のレンズ群G1および第2のレンズ群G2のみがレンズ駆動機構13により駆動される。
図3に、レンズデータを示している。レンズデータは、rが物体側から順番に並んだ各レンズの曲率半径(mm)を示し、dは物体側から順番に並んだ各レンズ面の間の距離(mm)を示し、ndは物体側から順番に並んだ各レンズの屈折率(d線)を示し、νdは物体側から順番に並んだ各レンズのアッベ数(d線)を示す。また、Flatは平面を示している。以下の実施形態においても同様である。
変倍に際し、絞りSは第2のレンズ群G2と共に移動するので、第1のレンズ群G1と絞りSとの間の距離d6と、第2のレンズ群G2と第3のレンズ群G3との間の距離d12が変動する。
プラスチック製のレンズL12およびレンズL23の両面S3、S4、S11およびS12は非球面であり、その非球面係数は以下の通りである。
面S3
K= 0.0000
A=−8.05342×10−4、 B=−4.24516×10−5
C= 2.57389×10−5、 D=−1.25434×10−6
ただし、非球面は、Xを光軸方向の座標、Yを光軸と垂直方向の座標、光の進行方向を正とし、上記の係数K、A、B、C、Dを用いて次式で表される。以下においても同様である。
X=Y2/R/[1+{1−(1+K)Y2/R21/2
+AY4+BY6+CY8+DY10
面S4
K= 0.0000
A=−3.74884×10−3、 B=−3.03512×10−4
C= 5.23283×10−5、 D=−4.63596×10−6
面S11
K= 0.0000
A=−1.78870×10−2、 B=−6.91924×10−3
C=−2.06784×10−3、 D= 1.97069×10−4
面S12
K= 0.0000
A=−1.47223×10−3、 B=−6.77590×10−3
C=−2.56132×10−3、 D= 8.59489×10−4
また、ズームレンズシステム11の変倍時における諸数値は以下の通りである。なお、距離および長さはmm単位であり、以下の実施例においても同様である。
広角端 中間 望遠端
システムの合成焦点距離f 3.0 5.20 9.00
FNo 2.80 3.56 4.89
d6 9.7892 4.0653 0.7626
d12 2.6511 4.8590 8.6777
レンズL12の焦点距離Lf12:−12.74
レンズL13の焦点距離Lf13: 11.38
レンズL23の焦点距離Lf23: 31.65
第2のレンズ群G2の合成焦点距離f2: 6.38
バックフォーカス長: 0.5
条件(1)(|f2/Lf23|): 0.20
条件(2)(|Lf12/Lf13|): 1.12
したがって、本例のズームレンズシステム11は、条件(1)および(2)を満たし、さらに、条件(2´)を満たす。また、第2のレンズ群の接合レンズを構成する負のレンズL21の屈折率Ln21は、レンズデータに示すように1.74320である。したがって、このレンズシステム11は、条件(3)、さらには、条件(3´)も満たすものである。また、ズームレンズシステム11は、全体が7枚構成とコンパクトである。さらに、それら7枚の内、最も物体側のレンズL11と、接合レンズCLを構成するレンズL21およびL22を除いた、残り4枚はプラスチックレンズであり、プラスチックレンズの占める割合が半分を越える構成となっている。また、変倍率(ズーム比)は3倍と大きく、倍率色収差も含めて諸収差が良好に補正されており、鮮明な画像を撮像デバイス12に形成することができる。
図4に、本実施形態のズームレンズシステム11の広角端における球面収差、非点収差および歪曲収差を示している。図5に、本実施形態のズームレンズシステム11の望遠端における球面収差、非点収差および歪曲収差を示している。球面収差は、656nm(破線)、587nm(実線)および486nm(一点鎖線)の各波長における値を示している。また、非点収差においては、タンジェンシャル光線(T)およびサジタル光線(S)の収差をそれぞれ示している。以下に示す収差図においても同様である。このように、本例のズームレンズシステム11は、7枚構成であり、さらに半数を超える4枚のプラスチックレンズを採用しながら、従来の3群、8枚あるいは9枚構成のズームレンズよりも優れた収差補正能力を備えており、鮮明な像を撮影することができる。
この実施形態のズームレンズシステム11は、全体が7枚のレンズにより構成され、半数を超えるレンズがプラスチックレンズで構成されているので、コンパクト化および軽量化が容易で、携帯電話などの情報端末に組み込まれるカメラ機能に適したものである。さらに、変倍する際に第3のレンズ群G3を固定しているので、レンズ駆動機構13も簡易になり、この点でもコンパクトおよび軽量になり、製造コストを低くできる。
さらに、(1)式および(2)式の条件を満たすことにより、多数のプラスチックレンズを採用したことに起因するレンズ性能の温度依存性を抑制することができる。また、本例のレンズシステム11は、(2´)式の条件を満たしており、レンズシステムの光学性能の温度依存性を抑制する点で、さらに好ましい。このため、ズームレンズシステム11を備えたカメラ機能10により、様々な条件で使用される情報端末において鮮明な画像を安定して得ることが可能となる。
なお、本例のズームレンズシステム11においては、第2のレンズ群G2は、パワーの弱く、近軸が正のプラスチック製のメニスカスレンズL23を採用している。これに対し、プラスチック製のメニスカスレンズL23として、パワーの弱い全体が負のプラスチック製のレンズを採用することも可能である。第2のレンズ群G2の屈折力は全体として正であり、レンズL23の近軸光に対するパワーが正であることは、第2のレンズ群G2のパワーを確保するための設計には有利である。一方、レンズL23のパワーを(1)式の範囲に抑え、レンズL23の全体のパワーを負にすることは、レンズシステム11をコンパクトにする点では有利である。
レンズL23のパワーを抑える代わりに、接合レンズCLを構成する正レンズL21のパワーを上げて、第2のレンズ群G2としての正のパワーを確保することができる。さらに、正レンズL21のパワーを上げることによる性能劣化を防止するために、(3)式の条件を満足する高屈折率の正レンズL21を採用している。また、本例の正レンズL21は、さらに(3´)式の条件を満足する高屈折率のレンズを採用している。また、パワーの大きな接合レンズCLを採用するので、第2のレンズ群G2を接合レンズCLが物体側に先行した配置とし、第1のレンズ群G1との主点間隔を近づけて、全体がコンパクトなレンズシステムでありながら3倍という高変倍率が得られるようにしている。
図6に、ズームレンズシステム11の第2の実施形態の構成を抜き出して示している。図6(a)は、物体を拡大して結像する状態である広角端における各レンズの配置を示し、図6(b)は、標準状態である望遠端における各レンズの配置を示している。本例のズームレンズシステム11は、物体側11aから順番に負−正−正のパワーの3つのレンズ群G1〜G3にグループ化された6枚のレンズL11、L12、L21〜L23およびL31により構成されている。また、第1のレンズ群G1が2枚構成である点を除くと、基本的な構成は、上記の第1の実施形態のズームレンズシステムと共通する。
図7に、本例のズームレンズシステム11の各レンズのデータを示している。本例の第1のレンズ群G1は、物体側11aから順に、物体側に凸の負のメニスカスレンズL11と、物体側11aに凸の正のメニスカスレンズL12により構成されている。これらのレンズL11およびL12は、いずれも屈折率が1.8以上の高屈のガラス製のレンズである。さらに、ガラス製のレンズL11の結像側11bの面S2を非球面にしている。高屈のガラス製のレンズと非球面とを採用することにより、2枚レンズという簡単な構成に第1のレンズ群G1としてパワーと、収差補正性能とを得ている。
第2のレンズ群G2の結像側11bに配置された、物体側に凸のパワーの小さなメニスカスレンズL23は、両面S9およびS10が非球面であり、中心(近軸)も含めて負の屈折力を備えている。変倍に際し、第1のレンズ群G1と絞りSとの間の距離d4と、第2のレンズ群G2と第3のレンズ群G3との間の距離d10が変動する。
レンズL11の結像側の面S2、およびレンズL23の両面S9およびS10は非球面であり、その非球面係数は以下の通りである。
面S2
K= 0.0000
A=−4.7771×10−3、 B=−7.0508×10−4
C= 9.3428×10−5、 D=−3.1082×10−5
面S9
K= 0.0000
A=−2.1238×10−2、 B= 6.5386×10−4
C=−1.0980×10−2、 D= 2.8978×10−3
面S10
K= 0.0000
A= 2.0678×10−3、 B= 2.4712×10−3
C=−1.2299×10−2、 D= 4.1469×10−3
また、ズームレンズシステム11の変倍時における諸数値は以下の通りである。
広角端 中間 望遠端
システムの合成焦点距離f 3.0 5.20 9.00
FNo 2.74 3.54 4.95
d4 6.9915 2.8658 0.4837
d10 2.3387 4.5560 8.3965
レンズL23の焦点距離Lf23: −232.99
第2のレンズ群G2の合成焦点距離f2: 5.44
バックフォーカス長: 0.75
条件(1)(|f2/Lf23|): 0.02
本例のズームレンズシステム11は、メニスカスレンズL23は、パワーの非常に弱い、全体が負のメニスカスレンズであり、条件(1)を満たす。さらに、第2のレンズ群の接合レンズを構成する正のレンズL21の屈折率Ln21は、レンズデータに示すように1.80420である。したがって、このレンズシステム11は、条件(3)および条件(3´)も満たす。
図8に、本実施形態のズームレンズシステム11の広角端における球面収差、非点収差および歪曲収差を示している。図9に、本実施形態のズームレンズシステム11の望遠端における球面収差、非点収差および歪曲収差を示している。このズームレンズシステム11は、全体が6枚構成とさらにコンパクトである。また、変倍率は3倍と高く、図8および図9に示すように、倍率色収差も含めて諸収差が良好に補正されており、鮮明な画像を撮像デバイス12に形成することができる。
図10に、ズームレンズシステム11の第3の実施形態の構成を抜き出して示している。図10(a)は、物体を拡大して結像する状態である広角端における各レンズの配置を示し、図10(b)は、標準状態である望遠端における各レンズの配置を示している。本例のズームレンズシステム11は、物体側11aから順番に負−正−正のパワーの3つのレンズ群G1〜G3にグループ化された7枚のレンズL11〜L13、L21〜L23およびL31により構成され、基本的な構成は、上記の第1の実施形態のズームレンズシステムと共通する。
図11に、本例のズームレンズシステム11の各レンズのデータを示している。本例の第2のレンズ群G2の結像側11bに配置された、物体側に凸のパワーの小さなメニスカスレンズL23は、両面S11およびS12が非球面であり、中心(近軸)も含めて負の屈折力を備えている。変倍に際し、第1のレンズ群G1と絞りSとの間の距離d6と、第2のレンズ群G2と第3のレンズ群G3との間の距離d12が変動する。
レンズL12の両面S3およびS4と、レンズL23の両面S11およびS12は非球面であり、その非球面係数は以下の通りである。
面S3
K= 0.0000
A=−1.4394×10−3、 B= 1.1938×10−3
C=−1.7814×10−4、 D= 1.3376×10−5
面S4
K=−6.3451
A= 1.8865×10−3、 B= 6.9078×10−4
C=−1.5892×10−4、 D= 8.4375×10−6
面S11
K= 0.0000
A=−1.4896×10−2、 B=−3.2366×10−3
C=−4.6592×10−3、 D= 1.0812×10−3
面S12
K= 0.0000
A= 3.1036×10−3、 B=−2.6580×10−3
C=−6.0433×10−3、 D= 1.9388×10−3
また、ズームレンズシステム11の変倍時における諸数値は以下の通りである。
広角端 中間 望遠端
システムの合成焦点距離f 3.0 5.20 9.00
FNo 2.84 3.61 4.95
d6 8.1915 3.1396 0.2229
d12 2.6586 4.7710 8.4304
レンズL12の焦点距離Lf12: −17.38
レンズL13の焦点距離Lf13: 9.66
レンズL23の焦点距離Lf23: −67.04
第2のレンズ群G2の合成焦点距離f2: 5.87
バックフォーカス長: 0.75
条件(1)(|f2/Lf23|): 0.09
条件(2)(|Lf12/Lf13|): 1.80
したがって、本例のズームレンズシステム11は、条件(1)および(2)を満たす。この実施形態のレンズシステム11においても、レンズL23は、全体が負の非常にパワーの弱いメニスカスレンズである。このように、上記の第2の実施形態および第3の実施形態のレンズシステムは、以下の条件(1´)を満たし、第2のレンズ群G2にパワーの非常に弱い負のメニスカスレンズを採用することにより良好に収差を補正できている。
0<|f2/Lf23| <0.1 ・・・(1´)
本例のズームレンズシステム11は、全体が7枚構成とコンパクトであり、それら7枚の内、最も物体側のレンズL11と、接合レンズCLを構成するレンズL21およびL22を除いた、残り4枚はプラスチックレンズであり、プラスチックレンズの占める割合が半分を越える構成である。第2のレンズ群の接合レンズを構成する負のレンズL21の屈折率Ln21は、レンズデータに示すように1.69680であり、条件(3)を満たす。このため、全体がコンパクトなレンズシステムであると共に、3倍という高変倍率を得ることができる。
図12に、本実施形態のズームレンズシステム11の広角端における球面収差、非点収差および歪曲収差を示している。図13に、本実施形態のズームレンズシステム11の望遠端における球面収差、非点収差および歪曲収差を示している。また、変倍率は3倍と大きく、倍率色収差も含めて諸収差が良好に補正されており、鮮明な画像を撮像デバイス12に形成することができる。
なお、上記に示した例では、カメラ機能10が搭載された情報端末1を例に説明しているが、カメラ機能を独立に提供するデジタルカメラ、ウェブカメラなどに本発明のズームレンズシステムを採用することは可能であり、コンパクトでズーム比の大きなカメラを提供することができる。
ズームレンズシステムを含むカメラ機能を搭載した情報端末の一例を示す図である。 第1の実施形態のズームレンズシステムのレンズ構成を示す図であり、広角端(a)および望遠端(b)の各状態におけるレンズの配置を示す図である。 図2に示すズームレンズシステムの各レンズのデータを示す図である。 図2に示すズームレンズシステムの縦収差図であり、広角端における収差を示す図である。 図2に示すズームレンズシステムの縦収差図であり、望遠端における収差を示す図である。 第2の実施形態のズームレンズシステムのレンズ構成を示す図であり、広角端(a)および望遠端(b)の各状態におけるレンズの配置を示す図である。 図6に示すズームレンズシステムの各レンズのデータを示す図である。 図6に示すズームレンズシステムの縦収差図であり、広角端における収差を示す図である。 図6に示すズームレンズシステムの縦収差図であり、望遠端における収差を示す図である。 第3の実施形態のズームレンズシステムのレンズ構成を示す図であり、広角端(a)および望遠端(b)の各状態におけるレンズの配置を示す図である。 図10に示すズームレンズシステムの各レンズのデータを示す図である。 図10に示すズームレンズシステムの縦収差図であり、広角端における収差を示す図である。 図10に示すズームレンズシステムの縦収差図であり、望遠端における収差を示す図である。
符号の説明
1 情報端末
10 カメラ機能
11 ズームレンズシステム
12 撮像デバイス

Claims (7)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を備えた第1のレンズ群と、正の屈折力を備えた第2のレンズ群と、正の屈折力を備えた第3のレンズ群とを有し、前記第1のレンズ群および前記第2のレンズ群が移動することにより変倍可能なズームレンズシステムであって、
    前記第1のレンズ群は、最も物体側に配置された負のガラス製のレンズを含めて2枚または3枚の構成であり、
    前記第2のレンズ群は、物体側から順に、正のガラス製のレンズおよび負のガラス製のレンズからなる接合レンズと、両面が非球面で、物体側に凸のプラスチック製のメニスカスレンズとにより構成され、
    前記第3のレンズ群は、正のプラスチック製の1枚のレンズにより構成されており、
    前記第2のレンズ群の合成焦点距離f2と、前記第2のレンズ群の前記プラスチック製のメニスカスレンズの焦点距離Lf23とが以下の条件を満たす、ズームレンズシステム。
    0<|f2/Lf23|<0.3
  2. 請求項1において、前記第1のレンズ群は、物体側から順に、前記負のガラス製のレンズと、負のプラスチック製のレンズと、正のプラスチック製のレンズとにより構成され、前記第1のレンズ群の前記負のプラスチック製のレンズの焦点距離Lf12と、前記第1のレンズ群の前記正のプラスチック製のレンズの焦点距離Lf13とが以下の条件を満たす、ズームレンズシステム。
    1.0<|Lf12/Lf13|<2.0
  3. 請求項1において、前記第2のレンズ群の前記正のガラス製のレンズの屈折率Ln21が以下の条件を満たす、ズームレンズシステム。
    Ln21>1.68
  4. 請求項1において、前記第2のレンズ群の前記プラスチック製のメニスカスレンズは、中心の屈折力が正、周辺の屈折力が負のレンズである、ズームレンズシステム。
  5. 請求項1において、前記第2のレンズ群の前記プラスチック製のメニスカスレンズは、全体の屈折力が負のレンズである、ズームレンズシステム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のズームレンズシステムと、そのズームレンズシステムの像面側に配置された撮像デバイスとを有するカメラ。
  7. 請求項6に記載のカメラと、
    前記撮像デバイスからの映像を表示可能な表示デバイスとを有する情報端末。
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