JP2007285651A - 燃焼機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内等に設置されて給気フィルタを備える燃焼機器に関し、給気方向に選択性を付与し、かつ、給気フィルタの清掃や交換等のメンテナンスを容易化することにある。
【解決手段】燃料を燃焼させる燃焼部(燃焼室20)と、この燃焼部に空気を供給する給気ファン(22)と、燃焼部及び給気ファンを収容したケーシング部(4)とを備える燃焼機器(給湯装置2)に関し、ケーシング部に給気ファンに通じる給気口部(34)を形成し、この給気口部に給気フィルタ(42)を支持するフィルタ支持部(係止孔44〜50)を形成し、このフィルタ支持部に支持されている給気フィルタを覆う給気カバー(6)に空気取入れ口(8)を備え、この空気取入れ口によって給気口部の給気方向を規制する構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ガス等の燃料を燃焼させる燃焼機器に関し、屋内設置型の瞬間湯沸器や給湯装置等の燃焼機器であって、屋内から給気しかつ燃焼ガスをダクトにより屋外に排出させる燃焼機器に関する。
燃料ガス等の燃料を用いる燃焼機器として例えば、業務用の屋内設置型の給湯装置では屋内から給気をするため、近傍に各種の調理機器が設置されている場合には、その調理機器から排出される油分を含む蒸気が取り込まれる。この給気に混入した油分をフィルタによって除去する場合、フィルタの目詰まりが燃焼に必要な給気に影響を与える。
そこで、このような給湯装置の給気に関し、特許文献1では、給湯装置の給気口を前面側の高所に設けるとともに、給気フィルタを設置し、ゴミ、埃、油分が機器内に入らないようにしている。特許文献2では、油脂とごみを別のフィルタで構成し、給気フィルタの目詰まりを抑制することが開示されている。また、特許文献3では、フィルタに付着する油分の堆積をセンサによって監視し、センサの検出によりフィルタの掃除を促す報知装置を備えるものが開示されている。
特開平08−178431号公報 特開平11−108459号公報 特開平10−259912号公報
屋内設置型の給湯装置では給気に対し、隣接する調理機器からの油分の侵入を排除するには、給気フィルタの設置は不可欠であるし、その洗浄等のメンテナンスが必要である。特許文献1のように、高所に給気フィルタを設置することはその取扱いや清掃作業の負担が大きくなる。特許文献2のように、給気フィルタの着脱に手間を要する構造は実用的ではない。また、特許文献3のように、目詰まりを検出すれば、清掃タイミングを図ることができるものの、清掃作業そのものを軽減することにはならない。
そこで、本発明の目的は、屋内等に設置されて給気フィルタを備える燃焼機器に関し、給気方向に選択性を付与し、かつ、給気フィルタの清掃や交換等のメンテナンスを容易化することにある。
また、本発明の他の目的は、給気方向に選択性を付与し、油分を含んだ蒸気等の混入を回避可能にすることにある。
本発明は、上記目的を達成するため、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部に空気を供給する給気ファンと、前記燃焼部及び前記給気ファンを収容したケーシング部とを備える燃焼機器に関し、前記ケーシング部に前記給気ファンに通じる給気口部を形成し、この給気口部に給気フィルタを支持するフィルタ支持部を形成し、このフィルタ支持部に支持されている給気フィルタを覆う給気カバーに空気取入れ口を備え、この空気取入れ口によって給気口部の給気方向を規制する構成としたものである。
上記目的を達成するため、本発明は、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部に空気を供給する給気ファンと、前記燃焼部及び前記給気ファンを収容したケーシング部とを備える燃焼機器であって、前記ケーシング部に形成されて前記給気ファンに通じる給気口部と、前記給気口部に設置される給気フィルタを支持するフィルタ支持部と、前記フィルタ支持部に支持されている前記給気フィルタを覆うとともに空気取入れ口を備え、前記給気口部に対する給気方向を変更可能な給気カバーとを備える構成である。
斯かる構成とすれば、給気フィルタを覆う給気カバーの空気取入れ口によって給気方向を変更できるので、油分を含む蒸気等の流入を回避して給気を行え、給気フィルタの交換や清掃等のメンテナンスを給気カバー側で行え、給気フィルタの使用時間を長くできるとともに、そのメンテナンスが容易になる。
上記目的を達成するためには、上記燃焼機器において、好ましくは、前記給気カバーは、前記ケーシング部に対する取付け向きにより、前記空気取入れ口の方向が変更可能である構成としてもよく、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記燃焼機器において、好ましくは、前記給気カバーは、前記給気フィルタの着脱が可能な開口部を有するとともに、この開口部を蓋部を以て開閉可能である構成としてもよく、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記燃焼機器において、好ましくは、前記給気カバーと前記ケーシング部との当接部間にシール材を備えて気密性を維持させた構成としてもよく、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記燃焼機器において、好ましくは、前記燃焼部で発生させた燃焼排気の顕熱を熱交換する第1の熱交換器と、前記燃焼排気の潜熱を熱交換する第2の熱交換器とを備える構成としてもよく、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記燃焼機器において、好ましくは、前記第2の熱交換器の熱交換により生じたドレンを中和する中和器を備える構成としてもよく、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 給気の方向を変更して調理機器から油分の吸込みを抑制できる。
(2) 給気カバーを外すことなく、給気フィルタの着脱が行え、給気フィルタの交換や掃除が容易になる。
(3) 給気フィルタに残留する油脂をフィルタ支持部や給気カバーで受け止めることができ、油脂の機器内への流入や機器下への落下を軽減できる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は屋内設置型給湯装置を示す斜視図、図2はケーシング部内の概要を示す断面図である。
この給湯装置2は燃焼機器の一例であって、図1に示すように、ケーシング部4の前面部には給気カバー6が取り付けられ、この給気カバー6の空気取入れ口8から空気7がケーシング部4内に取り込まれ、ケーシング部4内で生じた燃焼排気9が排気筒10から排出される。この場合、空気7はケーシング部4に向かって左からケーシング部4内に取り込まれている。排気筒10には排気トップ部12が取り付けられ、ケーシング部4の前面部には燃焼の開始や停止等の操作をする操作部14が取り付けられている。ケーシング部4は、ケーシング部本体16とその前面を覆う前面カバー18とを備えて密閉空間を構成している。図1において、Wは給水、HWは給湯、Gは燃料ガスを示している。
ケーシング部4には図2に示すように、燃焼室20、給気ファン22、1次熱交換器24、2次熱交換器26、中和器28等が設置されている。燃焼室20は燃焼部を構成し、その内部には燃料を燃焼させるバーナ30を備えている。
給気ファン22の背面部にはファンモータ32が取り付けられ、ケーシング部4の前面カバー18には、給気ファン22に対応する給気口部34が形成されているとともに、給気カバー6が着脱可能に取り付けられている。
そこで、この給湯装置2では、ファンモータ32を駆動させて給気ファン22を回転させると、給気カバー6側からの空気7が燃焼室20に導かれる。バーナ30はこの空気7により燃料を燃焼させ、燃焼排気9が第1の熱交換器である1次熱交換器24、第2の熱交換器である2次熱交換器26を通過し、排気筒10に流れる。1次熱交換器24は燃焼排気9の顕熱を吸収し、2次熱交換器26は燃料排気9の潜熱を吸収し、給水Wを加熱する。2次熱交換器26で発生したドレン33は、ドレンパイプ36を通して中和器28に導かれ、中和される。
次に、給気前面部について、図3を参照して説明する。図3は給気前面部を示す分解斜視図である。図3において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
ケーシング部4の前面カバー18には図3に示すように、給気口部34が形成され、この場合、給気口部34は長円形のスリット状の複数の給気口38で構成されている。この給気口部34を挟む両側部にはフィルタ支持部として給気フィルタ42を係止して支持するための長方形状の複数の係止孔44、46、48、50が形成されている。
給気口部34の前面側には給気カバー6が設置される。この給気カバー6は例えば、偏平状の角筒体であって、前面カバー18の横幅に対応する下底部と前記横幅より短い上底部とを持つ台形状の上壁部52と、同形状の下壁部54と、これら上壁部52及び下壁部54から対向側に折り込まれて前面カバー18に当接される当接部56、58と、上壁部52及び下壁部54の上底部間に設けられて給気口部34及び給気フィルタ42を覆う前面板60と、この前面板60、上壁部52及び下壁部54の側部を塞ぐとともに上壁部52及び下壁部54を超えてケーシング部4の側部に延長させた側壁部62と、前面板60、上壁部52及び下壁部54の側部に開口させた長方形状の傾斜面を成す空気取入れ口8とを備えている。側壁部62には固定ねじ64を貫通させる透孔66が形成され、側壁部62に対向する固定部68、70が当接部56、58の端部に形成され、各固定部68、70にも固定ねじ64を貫通させる透孔66が形成されている。空気取入れ口8は給気カバー6の一つの側面部のみに形成され、給気方向を規制している。ケーシング部4の前面カバー18の側面部には固定ねじ64を固定するためのねじ孔72が形成されている。また、当接部56、58には前面カバー18との気密性を保持するため、シール部材としてパッキン74が取り付けられている。
また、給気カバー6の前面板60には、給気口部34を覆う給気フィルタ42を通過させることが可能な形状ないし面積を持つ長方形状の開口部76が形成されているとともに、この開口部76を塞ぐ蓋板78を固定するための一対のねじ孔80が形成されている。
給気カバー6の開口部76を塞ぐ蓋板78は、給気カバー6のねじ孔80に対応する一対の固定ねじ82を貫通させて取り付けられるとともに、開口部76に挿入する支持部84を屈曲して形成されている。蓋板78の内面縁部には、給気カバー6とを密着させて気密性を保持するため、パッキン86が取り付けられている。
給気フィルタ42は、図4に示すように、給気口部34を包囲する開口面積を持つ長方形状のフレーム部88を備えるとともに、このフレーム部88の長辺部間を橋絡する支柱部90、92、94を備え、支柱部92には前方に弓なりに突出する把手部96が形成されている。フレーム部88には、前面カバー18の給気口部34の周囲部に密着させるための平坦状の当接面97が形成されている。図4において、Aはその正面図、Bはその平面図、Cはその側面図である。そして、フレーム部88には油脂分等の夾雑物を給気から分離するためのフィルタ部材98が支柱部90、92、94で支持されて取り付けられている。フレーム部88の背面部には、前面カバー18の係止孔44〜50に対応する鉤止部100、102、104、106が突設され、前面カバー18に給気フィルタ42が着脱可能に取り付けられる。フレーム部88の前面に刻設された矢印108は操作方向を示している。
そこで、給気カバー6の蓋板78の開閉は、図5に示すように、開口部76に蓋板78の支持部84を挿入し、開口部76の下縁に支持部84を係合させて支点とし、矢印Nで示す方向に蓋板78を回動させることができる。また、矢印Mで示す方向に着脱させることができる。固定ねじ82を給気カバー6側のねじ孔80にねじ込むことにより、給気カバー6に蓋板78を固定できるとともに、固定ねじ82を給気カバー6側から外すことにより、蓋板78を給気カバー6から離脱させることができる。蓋板78を外した開口部76を通じて給気フィルタ42の着脱が可能である。
次に、給気背面部について、図6を参照して説明する。図6は給気背面部を示す分解斜視図である。図6において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
ケーシング部4の前面カバー18の背面部には、給気口部34を包囲して給気背面カバー110が設置されている。この給気背面カバー110は、給気口部34を覆う長方形状の背面板112に底板114及び側板116、118を備えている。この給気背面カバー110を固定するため、前面カバー18の背面部には、給気口部34を跨がって固定脚部120、122、124が固定され、これら固定脚部120、122、124に給気背面カバー110がねじ126によって固定されている。即ち、前面カバー18の背面部には、給気背面カバー110によって空間部128が形成されるとともに、図2に示すように上部側に開口部130の方向に給気を導く、給気ガイドを構成している。
次に、給湯装置2について、図7を参照して説明する。図7は給湯装置2の内部構成を示す図である。図7において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
この給湯装置2は、上水Wを加熱して給湯するガス湯沸器等の熱源機である。1次熱交換器24は、燃焼室20にあるバーナ30のガス燃焼によって得られた燃焼排気9の主として顕熱により熱交換を行い、2次熱交換器26は、燃焼排気9から主として潜熱により熱交換を行う。2次熱交換器26には、1次熱交換器24の熱交換後の低温の燃焼排気9が供給される。
給水口134から給水された上水Wは、給水路を構成する水管136を通って2次熱交換器26において熱交換を行った後、1次熱交換器24において熱交換を行って給湯口138から給湯される。給水路であるとともに給湯路を構成する水管136上には、入水温センサ140、出湯温センサ142、混合温センサ144、水量センサ146、給湯弁148、水制御弁150が設けられるとともに、1次熱交換器24に跨ってバイパス管路152が設けられ、そのバイパス管路152にはバイパス水制御弁154が設けられている。
入水温センサ140は、給水口134から給水された上水Wの温度を検出するセンサであり、出湯温センサ142は1次熱交換器24で熱交換を行った後の水温を検出するセンサであり、また、混合温センサ144は給湯口138から給湯される直前の水温を検出するセンサである。水量センサ146は、水管136を流れる上水Wの流量を電気的に検出し、検出流量を電気信号で出力する。バイパス管路152は、湯の設定温度に対する応答性を高めるために形成され、バイパス水制御弁154によってバイパス流量を制御する。
2次熱交換器26の熱交換で生じたドレン33はドレン受け158で受け、このドレン受け158のドレン33を給湯装置2外に排水する排水路160が設けられ、この排水路160上にはドレン33を中和するための中和器28が設けられている。中和器28には、中和剤162が装填されているとともに、未中和のドレン33の流出を防止する仕切り壁164が設置されている。
給湯装置2の熱源である燃焼部として燃焼室20には、燃料を燃焼させるバーナ30が設置され、このバーナ30にはガス供給管166を通して燃料ガスGが供給される。ガス供給管166には燃料元弁168、燃料比例弁170及び燃料量切替弁172、174が設けられ、燃料ガスGの切替え及び調整が行われる。また、燃料ガスGに点火するための点火プラグ176、イグナイタ178、火炎を検出するフレームロッド180が設けられている。燃焼室20の底部には、バーナ30に燃焼に必要な空気を供給する給気ファン22が設けられている。この給気を得て燃料ガスGの燃焼により、燃焼排気9が得られる。この燃焼排気9は1次熱交換器24及び2次熱交換器26に導かれるとともに、熱交換後の燃焼排気9は排気筒10側に導かれる。
燃焼室20の壁面には、排気あふれの検出手段として例えば、COセンサ182が設けられており、燃焼排気9の給湯装置2の内部やダクト通路から厨房等の室内への逆流等を検出し、電気信号で取り出す。
次に、この給湯装置2の動作を説明する。
給湯装置2を設置するための屋内には例えば、図8に示すように、外気に開放されたダクト配管等で形成された共通のダクト通路184が設置され、ダクト通路184には燃焼排気9を吸い込むフード186が設置されている。このフード186の下側には調理機器188が設置され、この調理機器188から生じる燃焼排気190や蒸気192はダクト通路184を通じて外気に排出させる。そして、フード186の排気空間194には、調理機器188に隣接して給湯装置2が設置され、給湯装置2の排気トップ部12は排気空間194内に設置され、その燃焼排気9がダクト通路184を通じて外気に開放される。
この場合、給湯装置2には、調理機器188の左側に設置されており、調理機器188側の蒸気192に含まれる油脂分が給湯装置2に影響を与えるおそれがある。そこで、給湯装置2には空気取入れ口8を調理機器188に対して反対側の向きに設定すれば、空気7を調理機器188と離間した位置から取り込むことができる。このような設定は、給湯装置2の前面カバー18に対して給気カバー6の取付け方向を変更するのみでよい。給気カバー6の取り付ける向きによって空気取入れ口8の位置を変更でき、容易に給気方向を設定し、又は選択することができる。
調理機器188の右側に給湯装置2を設置する場合には、図9に示すように、給気カバー6の空気取入れ口8の向きを調理機器188と反対側に設定すればよく、取り込まれる空気7に蒸気192等の混入を防止することができる。
また、給気カバー6の設置により、給気フィルタ42が機械的に防護され、塵埃や油脂による汚れを防止することができ、フィルタ機能の低下を防止できる。
そして、給気口部34に設置された給気フィルタ42の交換や清掃は図5及び図10に示すように、給気カバー6から蓋板78を外し、開口部76から給気フィルタ42を上下方向に操作して外し、開口部76から着脱させることにより行えばよく、極めて簡単に行うことができる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態について、図11及び図12を参照して説明する。図11は給気カバーを示す斜視図、図12はその取付け状態を示す図である。図11及び図12において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態に係る給気カバー6は、偏平状の角筒体であって、前面カバー18の横幅に対応する長方形状の上壁部152及び下壁部154と、これら上壁部152及び下壁部154から対向側に折り込まれて前面カバー18に当接される当接部156、158と、上壁部152及び下壁部154の前縁間に設けられて給気口部34及び給気フィルタ42を覆う前面板160と、この前面板160、上壁部152及び下壁部154の側部を塞ぐとともに上壁部152及び下壁部154を超えてケーシング部4の側部に延長させた側壁部162、163と、上壁部152に開口させた長方形状の空気取入れ口8とを備えている。側壁部162、163には固定ねじ64(図3)を貫通させる透孔166が形成されている。各当接部156、158には、前面カバー18との気密性を保持するため、パッキン174が取り付けられている。
また、前面板160には開口部176が形成され、この開口部176は、図3及び図5に示すように、蓋板78が開閉可能に取り付けられる。
このような給気カバー6によれば、図12のAに示すように、空気取入れ口8を上側にして前面カバー18に取り付ければ、給湯装置2に対して上方から空気7を取り込むことができ、また、図12のBに示すように、空気取入れ口8を下側にして前面カバー18に取り付ければ、給湯装置2に対して下方から空気7を取り込むことができる。給気カバー6の取り付ける向きによって空気取入れ口8の位置を変更でき、給気方向を選択することができる。
また、給気カバー6の設置により、給気フィルタ42が同様に機械的に防護され、塵埃や油脂による汚れを防止することができ、フィルタ機能の低下を防止できる。
〔第3の実施の形態〕
本発明の第3の実施の形態について、図13を参照して説明する。図13は給気カバーを示す斜視図である。図13において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
給気カバー6には、図13に示すように、ケーシング部4の前面から側面側に回り込むL字形の給気筒部180を取り付け又は給気カバー6と一体に形成し、給気筒部180の空気取入れ口8をケーシング部4の側面部に設置してもよい。斯かる構成とすれば、給湯装置2の背面側から空気7を取り込むことができ、給気フィルタ42の防護とともに、塵埃や油脂分のない給気を行うことができる。
以上の通り、本発明の最も好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
本発明は、屋内設置型の給湯装置に関し、給気の方向を変更して調理機器から油分の吸込みを抑制でき、給気カバーを外すことなく、給気フィルタの着脱が行え、給気フィルタの交換や掃除が容易になり、しかも、給気フィルタに残留する油脂をフィルタ支持部や給気カバーで受け止めることができ、油脂の機器内への流入や機器下への落下を軽減でき、有用である。
第1の実施の形態に係る屋内設置型給湯装置を示す斜視図である。 ケーシング部内の概要を示す断面図である。 給気前面部を示す分解斜視図である。 給気フィルタの一例を示す図であり、Aはその正面図、Bはその平面図、Cはその側面図である。 給気カバーの蓋板の開閉を示す図である。 給気背面部を示す分解斜視図である。 給湯装置の内部構成例を示す図である。 給湯装置の設置例を示す図である。 給湯装置の設置例を示す図である。 給気フィルタの着脱操作を示す図である。 第2の実施の形態に係る給気カバーを示す図である。 給気カバーの取付例を示す図である。 第3の実施の形態に係る給気カバーを示す図である。
符号の説明
2 給湯装置
4 ケーシング部
6 給気カバー
8 空気取入れ口
20 燃焼室
22 給気ファン
24 1次熱交換器
26 2次熱交換器
28 中和器
34 給気口部
42 給気フィルタ
44、46、48、50 係止孔
76 開口部
78 蓋板
74 パッキン

Claims (6)

  1. 燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部に空気を供給する給気ファンと、前記燃焼部及び前記給気ファンを収容したケーシング部とを備える燃焼機器であって、
    前記ケーシング部に形成されて前記給気ファンに通じる給気口部と、
    前記給気口部に設置される給気フィルタを支持するフィルタ支持部と、
    前記フィルタ支持部に支持されている前記給気フィルタを覆うとともに空気取入れ口を備え、前記給気口部に対する給気方向を変更可能な給気カバーと、
    を備えることを特徴とする燃焼機器。
  2. 請求項1記載の燃焼機器において、
    前記給気カバーは、前記ケーシング部に対する取付け向きにより、前記空気取入れ口の方向が変更可能であることを特徴とする燃焼機器。
  3. 請求項1記載の燃焼機器において、
    前記給気カバーは、前記給気フィルタの着脱が可能な開口部を有するとともに、この開口部を蓋部を以て開閉可能であることを特徴とする燃焼機器。
  4. 請求項1記載の燃焼機器において、
    前記給気カバーと前記ケーシング部との当接部間にシール材を備えて気密性を維持させたことを特徴とする燃焼機器。
  5. 請求項1記載の燃焼機器において、
    前記燃焼部で発生させた燃焼排気の顕熱を熱交換する第1の熱交換器と、
    前記燃焼排気の潜熱を熱交換する第2の熱交換器と、
    を備えたことを特徴とする燃焼機器。
  6. 請求項5記載の燃焼機器において、
    前記第2の熱交換器の熱交換により生じたドレンを中和する中和器を備えたことを特徴とする燃焼機器。
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