JP2006336940A - 脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機 - Google Patents

脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006336940A
JP2006336940A JP2005161912A JP2005161912A JP2006336940A JP 2006336940 A JP2006336940 A JP 2006336940A JP 2005161912 A JP2005161912 A JP 2005161912A JP 2005161912 A JP2005161912 A JP 2005161912A JP 2006336940 A JP2006336940 A JP 2006336940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
combustion
deodorization
catalyst
deodorizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005161912A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Nihata
康 二畠
Jun Saito
潤 斎藤
Keisuke Yoshikawa
啓介 吉川
Shinichiro Yano
紳一郎 矢野
Hiromichi Morikita
浩通 森北
Hidetoshi Aragai
秀利 新飼
Katsuyuki Inoue
勝之 井上
Kazumitsu Momoi
一光 桃井
Masatoshi Iwagaya
昌敏 岩ヶ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN GAS ASS
SHIZUOKA GAS CO Ltd
Saibu Gas Co Ltd
Panasonic Electric Works Co Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Japan Gas Association
Original Assignee
JAPAN GAS ASS
SHIZUOKA GAS CO Ltd
Saibu Gas Co Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Japan Gas Association
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN GAS ASS, SHIZUOKA GAS CO Ltd, Saibu Gas Co Ltd, Keiyo Gas Co Ltd, Japan Gas Association, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical JAPAN GAS ASS
Priority to JP2005161912A priority Critical patent/JP2006336940A/ja
Publication of JP2006336940A publication Critical patent/JP2006336940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構成で臭気を効果的に脱臭できる。ガスバーナ、触媒脱臭部、あるは熱交換部等の各部のメンテナンス、交換等を容易に行うことができる。
【解決手段】 ガスバーナ1を内装した燃焼脱臭用ボックス2にガスバーナ1の燃焼に当たって燃焼用二次空気として燃焼脱臭用ボックス2内に臭気を含んだ空気を供給するための供給口3と、ガスバーナ1の燃焼排気を排気するための排気口4とを設ける。上記燃焼脱臭用ボックス2とは別体の内部に触媒脱臭部5を有する触媒脱臭用ボックス6に入口7と出口8とを設ける。燃焼脱臭用ボックス2に触媒脱臭用ボックス6を着脱自在に連結して燃焼脱臭用ボックス2の排気口4と触媒脱臭用ボックス6の入口7とを連通させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃焼脱臭、触媒脱臭の両脱臭機能を備えた脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機に関するものである。
従来から臭気発生源から発生する臭気を脱臭する脱臭装置が知られている。例えば、生ゴミ処理機に生ゴミ処理機から発生する臭気を脱臭する脱臭装置が特許文献1により知られている。
特許文献1に示された従来例にあっては、生ゴミ処理機における分解槽の下方位置に内部の燃焼室内にガスバーナを内装した燃焼装置を配置し、該燃焼装置の燃焼室内に分解槽に空気を供給する吸気ダクトを通し、燃焼装置のガスバーナの燃焼により加熱した吸気ダクト内の空気を分解槽に供給し、分解槽で発生した臭気を含む空気を燃焼室内に流し、該臭気を含む空気を燃焼脱臭して外部に排出するようにしているが、この従来例のようにガスバーナによって臭気を含む空気を燃焼脱臭しただけでは、臭気の脱臭が十分であるとは言えない。また、上記特許文献1には燃焼室内に空気を流通させる耐火部材に開孔部を設け、この開孔部に白金線を施した白金触媒部材を設け、ガスバーナにより白金触媒部材を直接赤熱させて、この白金触媒部材の開孔部に臭気を含む排気を通過させて触媒脱臭することも記載してあるが、この例の場合はガスバーナは白金線を加熱するための加熱手段として利用されるものであり、触媒脱臭のみで臭気の脱臭を行っているにすぎず、この場合も臭気の脱臭が十分であるとは言えない。
また、多数の開孔部を設けた白金触媒部材の開孔部に臭気を含む排気を通過させる場合、一部の開孔部にのみ排気の通過が集中し、多数の開孔部を均等に排気が通過しない場合が多く、効果的な触媒脱臭ができないという問題がある。
しかも、触媒脱臭を行うものにおいては、白金触媒部材の目詰まり等の掃除を行うメンテナンスを行う必要があるが、ガスバーナを内装した燃焼装置の燃焼室内に白金触媒部材を内装した上記従来例においては、白金触媒部材を取り外して掃除するのがきわめて面倒である。また、生ゴミ処理機の悪臭ガス成分に曝されるガスバーナはバーナ部、イグナイタが腐蝕し易いので、メンテナンスや交換等が必要であるが、これらのガスバーナのメンテナンスや交換の時期は上記白金触媒部材の掃除の時期とことなっているため、ガスバーナのメンテナンスや交換に当たって、同一燃焼室内に配設される白金触媒部材が邪魔になってメンテナンスや交換作業がし難いという問題がある。
また、上記のようにガスバーナのメンテナンスや交換が必要であるが、燃焼装置内にガスバーナを内装した上記従来例において、特にガスバーナの交換をする場合には燃焼装置全体を交換する必要がある。
また、上記従来例にあっては、燃焼室からの高温の排気は直接外部に排出しており、燃焼室から排出した高温の排気を有効利用してガスバーナの火力を低減させるような工夫がなされておらず、エネルギーロスが大きいという問題があり、更に、燃焼室から排出した温度の高い排気が直接外部に排出されるため生ゴミ処理機を設置する場所の周囲の環境に悪影響を与えるという問題がある。
更に、燃焼室内面は断熱構造とする必要があるが、上記従来例においては燃焼室内面を効果的に断熱構造とすることについては記載してない。
特開平11−277040号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で臭気を効果的に脱臭でき、また、ガスバーナ、触媒脱臭部、あるは熱交換部等の各部のメンテナンス、交換等を容易に行うことができる脱臭装置及び及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る脱臭装置は、ガスバーナ1を内装した燃焼脱臭用ボックス2にガスバーナ1の燃焼に当たって燃焼用二次空気として燃焼脱臭用ボックス2内に臭気を含んだ空気を供給するための供給口3と、ガスバーナ1の燃焼排気を排気するための排気口4とを設け、上記燃焼脱臭用ボックス2とは別体の内部に触媒脱臭部5を有する触媒脱臭用ボックス6に入口7と出口8とを設け、燃焼脱臭用ボックス2に触媒脱臭用ボックス6を着脱自在に連結して燃焼脱臭用ボックス2の排気口4と触媒脱臭用ボックス6の入口7とを連通させて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、燃焼脱臭用ボックス2内で臭気を含んだ空気を燃焼用の二次空気としてガスバーナ1を燃焼することで、臭気が燃焼脱臭され、このようにガスバーナ1の燃焼で燃焼脱臭した後に、高温の排気を触媒脱臭用ボックス6内に流して触媒脱臭用ボックス6内に内装した触媒脱臭部5の触媒を加熱し、加熱された触媒により排気中の臭気を触媒脱臭できる。つまり、ガスバーナ1による燃焼脱臭と、触媒脱臭部5による触媒脱臭との2段階による脱臭をそれぞれ別々のボックス内で効果的に行ことができるものであり、しかも、2段階で脱臭を行うので脱臭が確実に行える。また、ガスバーナ1による燃焼脱臭を行った直後の高温の排気を触媒脱臭用ボックス6内に流すことで、触媒の加熱も行うことができ熱エネルギー効率が良い。また、脱臭手段が異なるガスバーナ1を内装した燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭部5を内装した触媒脱臭用ボックス6とが別体で着脱自在に連結してあるので、触媒脱臭部5やガスバーナ1の各部のメンテナンスや交換に当たっては、燃焼脱臭用ボックス2と触媒脱臭用ボックス6を分離して行うことができ、各部のメンテナンスや交換が容易にできるものである。
また、熱交換用ボックス9に、一端部が高温排気の流入口10となり且つ他端が流出口11となった排気流路12と、一端部が臭気を含んだ空気が吸入される吸入口13となり且つ他端が臭気空気の排出口14となった吸気流路15とを備え、上記排気流路12と吸気流路15とで排気流路12内を流れる高温排気と吸気流路15内を流れる臭気を含んだ空気とを熱交換する熱交換部16を構成し、上記熱交換用ボックス9を燃焼脱臭用ボックス2及び触媒脱臭用ボックス6に着脱自在に連結して熱交換用ボックス9の排出口14と燃焼脱臭用ボックス2の供給口3とを連通させると共に熱交換用ボックス9の流入口10と触媒脱臭用ボックス6の出口8とを連通させることが好ましい。
このような構成とすることで、燃焼脱臭用ボックス2内における燃焼脱臭による高温の排気を触媒脱臭用ボックス6に通すことで高温の排気を利用して触媒脱臭部5の触媒を効果的に加熱し、更に、触媒脱臭用ボックス6を排出された高温の排気を熱交換用ボックス9の排気流路12に流すことで、熱交換用ボックス9内において排気流路12を流れる高温の排気の熱で吸気流路15内の臭気を含んだ空気を加熱し、この排気熱を利用して加熱された臭気を含んだ空気を燃焼脱臭用ボックス2内にガスバーナ1の燃焼用二次空気として供給するので、ガスバーナ1の火力を低減して燃焼脱臭効率を上げることができる。
また、熱交換用ボックス9の排気流路12に触媒脱臭用ボックス6から流出した高温排気の流れを邪魔する邪魔板17を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、排気流路12を流れる高温の排気による加熱時間が長くなり、熱交換効率を向上できる。
また、少なくとも触媒脱臭部5の上流側に整流板18を配設することが好ましい。
このような構成とすることで、燃焼脱臭後の高温の排気を整流板18で整流して触媒脱臭部5の各部に均等に流すことができて、効率的に触媒脱臭ができる。また、燃焼脱臭用ボックス2の側面に触媒脱臭用ボックス6を設けて脱臭装置25としての上下方向の長さを短くしようとする場合、燃焼脱臭用ボックス2内を上昇した燃焼脱臭された排気が横方向に向きを変えて触媒脱臭用ボックス6内に流入する場合、触媒脱臭用ボックス6内の片側に排気の流れが片寄ってしまうが、整流板18で整流することで触媒脱臭部5の各部に均等に流すことができ、これにより燃焼脱臭用ボックス2の側面に触媒脱臭用ボックス6を設けた場合でも脱臭効率が低下しないようにできる。
また、燃焼脱臭用ボックス2に対してガスバーナ1を着脱自在に内装することが好ましい。
このような構成とすることで、ガスバーナ1のメンテナンス、交換に当たっては、燃焼脱臭用ボックス2からガスバーナ1を取り外すことで簡単にガスバーナ1のメンテナンス、交換が容易にできる。
また、ガスバーナ1がバーナ部19とイグナイタ20とで構成され、バーナ部19に燃焼脱臭用ボックス2の側壁21に着脱自在に取付けるための取付け板22を設け、該取付け板22にイグナイタ20を着脱自在に保持することが好ましい。
このような構成とすることで、ガスバーナ1の一構成部材であるイグナイタ20をバーナ部19から取り外して容易にメンテナンス、交換ができる。
また、燃焼脱臭用ボックス2に燃焼脱臭用ボックス2内のガスバーナ1の燃焼状態を視認できる確認窓23を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、確認窓23から燃焼脱臭用ボックス2内におけるガスバーナ1の燃焼状態を容易に確認し、最適の燃焼状態にすることができる。
また、燃焼脱臭用ボックス2の内面に耐熱性を有する複数の断熱材24を配設すると共に、複数の断熱材24の端部同士を凹凸嵌合により組合せて燃焼脱臭用ボックス2の内面を覆うことが好ましい。
このような構成とすることで、燃焼脱臭用ボックス2の内面を耐熱性を有する断熱材24で覆ってガスバーナ1の燃焼による高温の燃焼熱により外部に悪影響を与えないようにできるのはもちろん、複数の断熱材24の端部同士の合わせ部分が単なる突き合わせでなく凹凸嵌合となっているので、断熱材24の端部同士が重複した状態となって、簡単な構成で断熱材24の端部同士の合わせ部分における断熱性の低下を防止できる。
また、上記の構成の脱臭装置25を生ゴミ処理機26に備えることが好ましい。
このような構成とすることで、生ゴミ処理機26で発生した臭気を、燃焼脱臭用ボックス2内におけるガスバーナによる燃焼脱臭と、触媒脱臭用ボックス6内を通過することによる触媒脱臭という異なる脱臭手段による2段階の脱臭で効果的に脱臭でき、また、生ゴミ処理機26に脱臭装置25を付設することで構造が複雑になるにもかかわらず、触媒脱臭部5やガスバーナ1の各部のメンテナンスや交換に当たって、燃焼脱臭用ボックス2と触媒脱臭用ボックス6を分離して行うことができ、各部のメンテナンスや交換が容易にできるものである。
本発明は、燃焼脱臭用ボックス内におけるガスバーナによる燃焼脱臭と、燃焼脱臭の後に触媒脱臭用ボックス内における触媒脱臭との異なる脱臭手段による2段階の脱臭により効果的に臭気の脱臭ができ、触媒脱臭部やガスバーナの各部のメンテナンスや交換に当たって、燃焼脱臭用ボックスと触媒脱臭用ボックスを分離して行うことができ、各部のメンテナンスや交換が容易にできる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は本発明の脱臭装置25の一実施形態が示してある。本発明の脱臭装置25は少なくとも別体のボックス形状をした燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭用ボックス6とを着脱自在に連結組合せて構成してある。
燃焼脱臭用ボックス2は内部がガスバーナ1を内装した燃焼脱臭室27となっており、この燃焼脱臭用ボックス2には燃焼脱臭室27内に臭気を含んだ空気をガスバーナ1の燃焼用二次空気として供給するための供給口3と、燃焼脱臭室27内におけるガスバーナ1の燃焼排気を排出するための排気口4とを設けてある。添付図面に示す実施形態では燃焼脱臭用ボックス2の下面開口が臭気を含む空気の吸気口3となっており、また、燃焼脱臭用ボックス2の側壁21上部に側方に開口する排気口4が設けてある。
ガスバーナ1はバーナ部19とイグナイタ20とで構成してある。バーナ部19にはガス管28が接続してあり、更に、バーナ部19の端部には図1、図8に示すようにガス管接続部43と1次空気供給部29とが設けてある。ガス管28には比例制御弁63、安全遮断弁30、圧力センサ31が設けてある。
イグナイタ20は制御部32からの信号により点火動作を行うようになっている。図中70は点火トランスである。
また、燃焼脱臭用ボックス2内には熱電対33、温度ヒューズ34が設けてあり、熱電対33で検知した温度情報、温度ヒューズ34の情報がそれぞれ制御部32に入力され、これらの情報に基づいて比例制御弁63、安全遮断弁30を制御してバーナ部19による安定した燃焼を行い、且つ、所定温度以上に異常昇温した場合にガスを遮断して安全を確保できるようになっている。
燃焼脱臭用ボックス2には内部の燃焼脱臭室27におけるガスバーナ1の燃焼状態を視認することができるように確認窓23が設けてあり、確認窓23から燃焼脱臭用ボックス2内におけるガスバーナ1の燃焼状態を容易に確認し、最適の燃焼状態にすることができるようになっている。
触媒脱臭用ボックス6は上記燃焼脱臭用ボックス2とは別体のボックスであって、この触媒脱臭用ボックス6は触媒脱臭部5を内装した触媒脱臭室35となっており、触媒脱臭用ボックス6には触媒脱臭室35の上流側に開口する入口7と下流側に開口する出口8とが設けてある。上記触媒脱臭室35に内装する触媒脱臭部5は、セラミックなどの耐火部材に多数の開孔部を設けると共に開孔部に白金のような触媒を施して構成してある。
上記の構成の燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭用ボックス6とは別々のボックスであり、本発明においては、この別々のボックスよりなる燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭用ボックス6とを着脱自在に連結して燃焼脱臭用ボックス2の排気口4と触媒脱臭用ボックス6の入口7とを連通させることで脱臭装置25を構成するものである。
燃焼脱臭用ボックス2と触媒脱臭用ボックス6とを着脱自在に連結するには、例えば、触媒脱臭用ボックス6の入口7を形成した側面の周囲にフランジ6aを設け、このフランジ6aを燃焼脱臭用ボックス2の側壁21上部の排気口4の周囲に当接した状態でねじ具によりフランジ6aを側壁21に着脱自在に取付けるものである。
上記図1に示す脱臭装置25は、ガス管28からバーナ部19の混合管部に供給されるガスと1次空気供給部29から混合管部に供給される1次空気を混合管部で混合し該1次空気が混合されたガスをバーナ部19から噴出すると共にイグナイタ20により点火して燃焼させるのであるが、この場合、燃焼脱臭用ボックス2に設けた供給口3から臭気を含んだ空気が燃焼脱臭用ボックス2内の燃焼脱臭室27内に燃焼用の2次空気として供給される。したがって、燃焼用の2次空気として供給される空気に含まれる臭気は燃焼されて脱臭する。この場合の臭気の燃焼脱臭は600℃〜1000℃の程度で高温で臭気が燃焼されて脱臭されることになる。
上記のように燃焼脱臭用ボックス6内の燃焼脱臭室27でガスバーナ1による燃焼で燃焼脱臭された後、高温の燃焼排気は燃焼脱臭用ボックス2の排気口4から触媒脱臭用ボックス6の入口7を経て触媒脱臭用ボックス6内の触媒脱臭室35内に流入し、触媒脱臭室35内に内装した触媒脱臭部5の触媒を加熱しながら触媒脱臭部5を通過する。燃焼脱臭用ボックス2で燃焼脱臭された高温の排気には燃焼脱臭で十分に脱臭されなかった臭気が含まれているが、触媒脱臭部5を通過する際、加熱された触媒(例えば白金触媒の場合300℃〜350℃に加熱され)により触媒脱臭が行われ、触媒脱臭が行われた排気は出口8から排出される。
このように、本発明においては、ガスバーナ1を内装した燃焼脱臭用ボックス6で燃焼脱臭を行い、次に、触媒脱臭部5を内装した触媒脱臭用ボックス6で触媒脱臭を行うので、燃焼脱臭、触媒脱臭という2段階の異なる脱臭をそれぞれ別々のボックス内で行うこととなり、別々の脱臭手段による脱臭がそれぞれ効果的に行えることになる。しかも、2つの異なる脱臭手段により2段階で脱臭できるので、燃焼脱臭のみや触媒脱臭のみでは十分に脱臭しきれなかった臭気を確実に脱臭できる。
ところで、触媒脱臭部5は開孔が目詰まりしやすいので、時々触媒脱臭部5を掃除して目詰まりを解消する等のメンテナンスを行ったり、あるいは触媒脱臭部5の交換を行ったりする必要があり、また、ガスバーナ1は臭気に含まれる有害物質により腐蝕し易いのでガスバーナのメンテナンスや交換が必要となるが、触媒脱臭部5のメンテナンスや交換の時期と、ガスバーナ1のメンテナンスや交換の時期とは異なっており、したがって、触媒脱臭部5やガスバーナ1等の各部のメンテナンスや交換に当たっては、燃焼脱臭用ボックス2と触媒脱臭用ボックス6を分離して行うことができるようになっており、これにより各部のメンテナンスや交換が容易に行えることになる。
また、燃焼脱臭用ボックス2と触媒脱臭用ボックス6を着脱自在に連結してあるので、両ボックスを分離することで、燃焼脱臭用ボックス2のみを用いて燃焼脱臭を行ったり、あるいは、触媒脱臭用ボックス6のみを用いて触媒脱臭のみを行ったりするというような使い分けも可能となる。
図2、図3、図4には本発明の他の実施形態が示してある。本実施形態においては、脱臭装置25を、別体のボックス形状をした燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭用ボックス6と、熱交換用ボックス9とを着脱自在に連結組合せて構成してある。
燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭用ボックス6の基本的構成は前述の実施形態と同様であるので重複する構成についての説明は省略する。また、燃焼脱臭用ボックス2と触媒脱臭用ボックス6とは前述のように着脱自在に連結して燃焼脱臭用ボックス2の排気口4と触媒脱臭用ボックス6の入口7とが連通させてある。
熱交換用ボックス9は一端部が高温排気の流入口10となり且つ他端が流出口11となった排気流路12と、一端部が臭気を含んだ空気が吸入される吸入口13となり且つ他端が臭気空気の排出口14となった吸気流路15とを備え、上記排気流路12と吸気流路15とで排気流路12内を流れる高温排気と吸気流路15内を流れる臭気を含んだ空気とを熱交換する熱交換部16を構成してある。この熱交換用ボックス9内に形成される排気流路12と吸気流路15からなる熱交換部16はシェル&チューブ型の熱交換機である。図2にはその具体例が示してあり、熱交換用ボックス9内の下部を仕切り板36により仕切って熱交換用ボックス9内を前室37と熱交換室38とに仕切ってある。前室37には吸入口13が開口してある。熱交換室38には複数のチューブ39が熱交換室38を横切るように内装してあり、この複数のチューブ39の一端部は仕切り板36に固着されるともに一端部の開口が前室37に開口しており、また、複数のチューブ39の他端部は熱交換用ボックス9の上面部に固着されると共に上面部に開口していて該上面部の開口が排出口14となっている。また、熱交換用ボックス9には熱交換室38に開口する流入口10と、流出口11とが形成してある。そして、上記流入口10、熱交換室38、流出口11により排気流路12が構成され、また、吸入口13、前室37、複数のチューブ39、排出口14により吸気流路15が構成してある。
上記の熱交換用ボックス9は燃焼脱臭用ボックス2に着脱自在に連結して熱交換用ボックス9の排出口14と燃焼脱臭用ボックス2の供給口3とを連通させ、更に、熱交換用ボックス9は触媒脱臭用ボックス6と着脱自在に連結して熱交換用ボックス9の流入口10と触媒脱臭用ボックス6の出口8とを連通させてある。
熱交換用ボックス9と燃焼脱臭用ボックス2とを着脱自在に連結するには、例えば、熱交換用ボックス9の排出口14を設けた上面部の周囲にフランジ9aを設け、燃焼脱臭用ボックス2の吸気口3を設けた下面の周囲にフランジ2aを設け、両フランジ9a、2a同士を当接してねじ具により着脱自在に取付ける。
また、図2、図3に示す実施形態ではフレキシブル管よりなる連結管40を介して熱交換用ボックス9と触媒脱臭用ボックス6とが着脱自在に連結してある。つまり、連結管40の一端部を熱交換用ボックス9の出口8に着脱自在に連結すると共に連結管40の他端部を熱交換用ボックス9の流入口10に着脱自在に連結してある。
上記のように、別体のボックス形状をした燃焼脱臭用ボックス2と、触媒脱臭用ボックス6と、熱交換用ボックス9とを着脱自在に連結組合せて構成した本実施形態の脱臭装置25は、ガス管28からバーナ部19の混合管部に供給されるガスと1次空気供給部29から混合管部に供給される1次空気を混合管部で混合し該1次空気が混合されたガスをバーナ部19から噴出すると共にイグナイタ20により点火して燃焼させるのであるが、この場合、熱交換用ボックス9の吸気流路15を経て燃焼脱臭用ボックス2の供給口3から臭気を含んだ空気が燃焼脱臭用ボックス2内の燃焼脱臭室27内に燃焼用の2次空気として供給される。したがって、燃焼用の2次空気として供給される空気に含まれる臭気は燃焼されて脱臭する。この場合の臭気の燃焼脱臭は600℃〜1000℃程度の高温で燃焼されて脱臭されることになる。
上記のように燃焼脱臭用ボックス6内の燃焼脱臭室27でガスバーナ1による燃焼で燃焼脱臭された後、高温の燃焼排気は燃焼脱臭用ボックス2の排気口4から触媒脱臭用ボックス6の入口7を経て触媒脱臭用ボックス6内の触媒脱臭室35内に流入し、触媒脱臭室35内に内装した触媒脱臭部5の触媒を加熱しながら触媒脱臭部5を通過する。燃焼脱臭用ボックス2で燃焼脱臭された高温の排気には燃焼脱臭で十分に脱臭されなかった臭気が含まれているが、触媒脱臭部5を通過する際、加熱された触媒(例えば白金触媒の場合300℃〜350℃に加熱され)により触媒脱臭が行われ、触媒脱臭が行われた高温の排気は出口8から排出される。
出口8から排出される高温の排気は連結管40を介して熱交換用ボックス9の排気流路12に流れる。熱交換用ボックス9内において排気流路12と吸気流路15とはシェル&チューブ型の熱交換部16を構成しているので、排気流路12を流れる高温の排気と吸気流路15を流れる臭気を含んだ空気とが熱交換し、排気流路12を流れる高温の排気の温度が低下すると共に吸気流路15を流れる臭気を含んだ空気が加熱される。このようにして加熱された臭気を含んだ空気が燃焼脱臭用ボックス6内にガスバーナ1の燃焼用の2次空気として供給されるため、ガスバーナ1によりガスを燃焼させて臭気を燃焼脱臭するに当たって、ガスバーナの火力を低減して燃焼脱臭効率を上げることができることになる。しかも、燃焼脱臭、触媒脱臭された直後の高温の排気は熱交換用ボックス9内における熱交換により温度が低くなって流出口11から排出されることになり、高温の排気を直接外部に排出する場合に比べて、周囲の環境に悪影響を与えない。
ここで、図5に示す実施形態のように、熱交換用ボックス9の排気流路12に触媒脱臭用ボックス6から流出した高温排気の流れを邪魔する邪魔板17を設けると、燃焼脱臭、触媒脱臭された直後の高温の排気による加熱時間が長くなって、更に熱交換効率を上げることができる。
上記、図2乃至図4、図5の各実施形態においても、触媒脱臭部5、ガスバーナ1、あるいは熱交換部16等の各部のメンテナンスや交換に当たっては、燃焼脱臭用ボックス2、触媒脱臭用ボックス6、熱交換用ボックス9を適宜分離して行うことができるようになっており、これにより各部のメンテナンスや交換が容易に行えることになる。
ところで、ガスバーナ1を燃焼脱臭用ボックス2に対して着脱自在に内装するようにするといっそうガスバーナ1のメンテナンス、交換等が容易に行える。図6にはその一例が示してある。ガスバーナ1に取付け板22を設け、燃焼脱臭用ボックス2の側壁21に設けた挿入用開口(図示せず)からガスバーナ1を挿入し、取付け板22を側壁21の挿入用開口の周囲の部位に当接してねじ具により着脱自在に取付ける。これによりねじ具を外すことでガスバーナ1を燃焼脱臭用ボックス2から簡単に取り外してメンテナンス、交換等が容易に行える。
ガスバーナ1はバーナ部19とイグナイタ20とで構成してあるが、バーナ部19に上記のようにして燃焼脱臭用ボックス2の側壁21に着脱自在に取付けるための取付け板22を設けると共に取付け板22に挿入孔41を設け、イグナイタ20に保持板42を設け、挿入孔41にイグナイタ20を挿入した状態で保持板42を取付け板22にねじ具で着脱自在に取付けてある。これにより図7(a)のようにバーナ部19に対してイグナイタ20を取付けた状態で、バーナ部19、イグナイタ20を燃焼脱臭用ボックス2の側壁21に設けた挿入用開口から挿入して取付け板22を側壁21に取付けることができるだけでなく、図7(b)のようにバーナ部19を側壁21に取付けたままの状態で取付け板22から保持板42を外すことでイグナイタ20のみを取り外してメンテナンス、交換等が容易に行える。
なお、バーナ部19の端部に設けた1次空気供給部29は1次空気の供給量が調整自在となっており、図8の実施形態においては、バーナ部19の端部のガス管接続部43の周囲に1次空気入口を設けると共に、ガス管接続部43に通気用開口44を有する複数枚の円板45を回動自在に取付け、該複数枚の円板45は重ねられて外側の円板45とガス管接続部43との間に介在したコイルスプリング46によりバーナ部19の後端筒部64に重複状態で弾接させられており、円板45を回動することで、複数の円板45の通気用開口44同士の連通面積を調整して1次空気の供給量を調整できるようになっている。
燃焼脱臭用ボックス2に触媒脱臭用ボックス6を連結して燃焼脱臭後の排気を触媒脱臭用ボックス6の入口7から流入させて触媒脱臭部5により触媒脱臭するに当たり、図9に示すように触媒脱臭部5の上流側又は上流側と下流側に整流板18を配設し、燃焼脱臭後の高温の排気を整流板18で整流して触媒脱臭部5の各部に均等に流し、触媒脱臭を効率的に行うようにする。
特に、燃焼脱臭用ボックス2の側面に触媒脱臭用ボックス6を設けて脱臭装置としての上下方向の長さを短くしようとする場合、燃焼脱臭用ボックス2内を上昇した燃焼脱臭された排気が横方向に向きを変えて触媒脱臭用ボックス6内に流入することで排気の流れが触媒脱臭用ボックス6内の片側に片寄ってしまって触媒脱臭部5の全面を排気が均等に流れず、触媒脱臭効率が悪くなるが、上記のように、整流板18で整流することで触媒脱臭部5の各部に均等に流すことができて脱臭効率が低下しないようにできる。
また、図2乃至図4や図5に示す実施形態のように触媒脱臭部5における流れ方向から向きを変えて出口8から排出されるような場合も触媒脱臭用ボックス6の下流側において片寄って流れ触媒脱臭部5の全面を排気が均等に流れなくなるが、触媒脱臭部5より下流側に整流板18を配置して整流することで、触媒脱臭部5の各部に均等に流すことができて脱臭効率が低下しないようにできる。
上記したいずれの実施形態においても燃焼脱臭用ボックス2内においてガスバーナ1の燃焼により600℃〜1000℃の程度の高温で臭気を燃焼脱臭するのであるが、このガスバーナ1の燃焼による高温の燃焼熱が外部に悪影響を与えないようにする必要がある。このため、燃焼脱臭用ボックス2の内面を珪酸カルシューム板のような耐熱性を有する断熱材24で覆ってある。燃焼脱臭用ボックス2の内面を耐熱性を有する断熱材24で覆って断熱するに当たっては、燃焼脱臭用ボックス2の内面の各面(つまり前後左右の4側壁21の内面及び上面部の内面)に沿ってそれぞれ断熱材24を配設するのであるが、この場合、複数の断熱材24の端部同士が凹凸嵌合するように組合せるものである。例えば、図10の実施形態では、前後の側壁21の内面に沿って配設する前後の断熱材24a、24bの内面外周の右端下部を除いて段状の凹部47を形成し、更に、左右の断熱材24c、24dの内面の上端部に段状の凹部48を形成し、左右の断熱材24c、24dの前後両端部をそれぞれ前後の断熱材24a、24bの左右両端部の段状の凹部47に嵌合し、更に、前後左右の断熱材24a、24b、24c、24dを組み合わせることで形成される筒状部分の上端開口の四角環状に連続する段状の凹部47、48に上の断熱材24eの下面に形成した凸部49を嵌合するように組合せるものである。このように複数の断熱材24の端部同士を凹凸嵌合により組合せて燃焼脱臭用ボックス2の内面を覆うことで、断熱材24の端部同士が重複した状態となって、簡単な構成で断熱材24の端部同士の合わせ部分における断熱性の低下を防止できることになる。
上記した各実施形態の脱臭装置25により種々の悪臭発生源から発生する臭気の脱臭を行うことができるのであるが、図11乃至図13には上記脱臭装置25を生ゴミ処理機26に付設して生ゴミ処理機26から発生する臭気を脱臭する例が示してある。
生ゴミ処理機26には生ゴミ処理槽50が設けてあり、生ゴミ処理槽50内には生ゴミ処理材が充填してあり、この生ゴミ処理槽50内に生ゴミを投入し、生ゴミ処理槽50内に回転自在に設けた攪拌手段51をモータ52で回転することで、生ゴミ処理材と生ゴミとを攪拌混合し、生ゴミ処理材と生ゴミとの混合物に空気を供給し、生ゴミ処理材に生息する微生物の働きで生ゴミを発酵分解することで生ゴミを処理するようになっている。
生ゴミ処理槽50には上端に外気を供給するための外気入口53が設けてあり、また、生ゴミ処理槽50内の臭気を含んだ空気を排気するための排気出口54が設けてあり、この排気出口54から排気経路55を介して外部に排気されるようになっている。
外気入口53の上流側にはガスエンジン等の熱源65により加熱された温水のような熱媒を流す熱交換器56が設けてあって、外気を熱交換器56で加温して外気入口53から温風を生ゴミ処理槽50内に供給するようになっている。
排気経路55には上流側から下流側にかけて順に生ゴミ処理槽50に開口した排気出口54、フィルタ57、熱交換用第1流路58、脱臭装置25、生ゴミ処理槽50の外面部を覆うジャケット59、熱交換用第2流路60、ファン66、外部への排気部62が設けてあり、上記熱交換用第1流路58と熱交換用第2流路60とで熱交換部61が構成してある。
しかして、ファン66を運転すると、外気入口53から温風が生ゴミ処理槽50内に流入し、生ゴミ処理槽50内の生ゴミ処理材に生息している微生物に酸素が供給され、微生物により生ゴミを発酵分解する。生ゴミ処理槽50内で発生した臭気を含んだ空気は排気出口54から排出されるのであるが、まず、フィルタ57で生ゴミ処理材等が除塵された後、熱交換用第1流路60を経て脱臭装置25に流入し、前述のようにして脱臭装置25により燃焼脱臭、触媒脱臭という2段階の脱臭を行うと共に脱臭装置25の燃焼脱臭の際に高温で加熱された排気を前述のようにして熱交換部16で熱交換して排熱の回収をし、その後、排気がジャケット59に流れてジャケット59を流れる高温の排気により生ゴミ処理槽50を加温して排熱の回収を行い、排気がジャケット59から熱交換用第2流路60を流れ、この熱交換用第2流路60と上記熱交換用第1流路58との間で熱交換して熱交換用第1流路58を流れる臭気を含んだ空気を加温して排熱の回収を行い、熱交換用第2流路60を通過した排気がファン66を経て排気部62から外部に排出される。
このように、本実施形態においては、燃焼脱臭、触媒脱臭という2段階の脱臭で生ゴミ処理槽50で発生した臭気を効果的に脱臭でき、しかも、燃焼脱臭の際の高温の排気熱を触媒脱臭部5における触媒の加熱用の熱として利用し、更に、脱臭装置25に設けた熱交換部16で排熱の回収をし、更に、ジャケット59部分で排熱の回収をし、更に、熱交換用第2流路60と上記熱交換用第1流路58との間で熱交換して排熱の回収をするので、燃焼脱臭の際に生じる高温の排熱の回収を多段階でおこなって、生ゴミ処理槽50の加温による生ゴミ処理効率の向上と、燃焼脱臭する際のガスバーナ1の火力の低減効果とが図れ、更に、外部には多段階にわたる熱交換で排熱が回収されて低温となった脱臭済みの排気が排出されるので、生ゴミ処理機26を設置した箇所の周囲の環境が排気で悪化することがない。
本発明の脱臭装置の一実施形態の概略構成図である。 同上の他の実施形態の概略構成図である。 同上の斜視図である。 同上の分解斜視図である。 同上の更に他の実施形態の概略構成図である。 同上の燃焼脱臭用ボックスにガスバーナを着脱自在に取付け例を示す斜視図である。 (a)は同上のイグナイタをバーナ部に取付けた状態でバーナ部を燃焼脱臭用ボックスに着脱自在に取付けた状態の斜視図であり、(b)はバーナ部を燃焼脱臭用ボックスに取付けた状態のままイグナイタのみを取り外した状態の斜視図である。 同上のガスバーナの1次空気供給部の斜視図である。 同上の触媒脱臭用ボックスを示す斜視図である。 (a)は同上の燃焼脱臭用ボックスの内面に配設する断熱材の組合せを示す一部分解斜視図であり、(b)は更に分解した斜視図である。 同上の脱臭装置を付設した生ゴミ処理機の前方側からみた一部省略斜視図である。 同上の脱臭装置を付設した生ゴミ処理機の背方側からみた一部省略斜視図である。 同上の脱臭装置を付設した生ゴミ処理機の概略構成図である。
符号の説明
1 ガスバーナ
2 燃焼脱臭用ボックス
3 供給口
4 排気口
5 触媒脱臭部
6 触媒脱臭用ボックス
7 入口
8 出口
9 熱交換用ボックス
10 流入口
11 流出口
12 排気流路
13 吸入口
14 排出口
15 吸気流路
16 熱交換部
17 邪魔板
18 整流板
19 バーナ部
20 イグナイタ
21 側壁
22 取付け板
23 確認窓
24 断熱材
25 脱臭装置
26 生ゴミ処理機

Claims (9)

  1. ガスバーナを内装した燃焼脱臭用ボックスにガスバーナの燃焼に当たって燃焼用二次空気として燃焼脱臭用ボックス内に臭気を含んだ空気を供給するための供給口と、ガスバーナの燃焼排気を排気するための排気口とを設け、上記燃焼脱臭用ボックスとは別体の内部に触媒脱臭部を有する触媒脱臭用ボックスに入口と出口とを設け、燃焼脱臭用ボックスに触媒脱臭用ボックスを着脱自在に連結して燃焼脱臭用ボックスの排気口と触媒脱臭用ボックスの入口とを連通させて成ることを特徴とする脱臭装置。
  2. 熱交換用ボックスに、一端部が高温排気の流入口となり且つ他端が流出口となった排気流路と、一端部が臭気を含んだ空気が吸入される吸入口となり且つ他端が臭気空気の排出口となった吸気流路とを備え、上記排気流路と吸気流路とで排気流路内を流れる高温排気と吸気流路内を流れる臭気を含んだ空気とを熱交換する熱交換部を構成し、上記熱交換用ボックスを燃焼脱臭用ボックス及び触媒脱臭用ボックスに着脱自在に連結して熱交換用ボックスの排出口と燃焼脱臭用ボックスの供給口とを連通させると共に熱交換用ボックスの流入口と触媒脱臭用ボックスの出口とを連通させて成ることを特徴とする請求項1記載の脱臭装置。
  3. 熱交換用ボックスの排気流路に触媒脱臭用ボックスから流出した高温排気の流れを邪魔する邪魔板を設けて成ることを特徴とする請求項2記載の脱臭装置。
  4. 少なくとも触媒脱臭部の上流側に整流板を配設して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の脱臭装置。
  5. 燃焼脱臭用ボックスに対してガスバーナを着脱自在に内装して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の脱臭装置。
  6. ガスバーナがバーナ部とイグナイタとで構成され、バーナ部に燃焼脱臭用ボックスの側壁に着脱自在に取付けるための取付け板を設け、該取付け板にイグナイタを着脱自在に保持して成ることを特徴とする請求項5記載の脱臭装置。
  7. 燃焼脱臭用ボックスに燃焼脱臭用ボックス内のガスバーナの燃焼状態を視認できる確認窓を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の脱臭装置。
  8. 燃焼脱臭用ボックスの内面に耐熱性を有する複数の断熱材を配設すると共に、複数の断熱材の端部同士を凹凸嵌合により組合せて燃焼脱臭用ボックスの内面を覆って成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の脱臭装置。
  9. 上記請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の脱臭装置を備えた生ゴミ処理機。
JP2005161912A 2005-06-01 2005-06-01 脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機 Pending JP2006336940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005161912A JP2006336940A (ja) 2005-06-01 2005-06-01 脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005161912A JP2006336940A (ja) 2005-06-01 2005-06-01 脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006336940A true JP2006336940A (ja) 2006-12-14

Family

ID=37557645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005161912A Pending JP2006336940A (ja) 2005-06-01 2005-06-01 脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006336940A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194276A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Hanshin Doryoku Kikai Kk 被処理物の分解処理装置
CN106925111A (zh) * 2017-04-13 2017-07-07 湖南普泰尔环境股份有限公司 一种负压除臭系统
CN113082953A (zh) * 2021-04-21 2021-07-09 江苏协佳环保科技有限公司 一种应用于污水处理的高能离子除臭装置
CN114768468A (zh) * 2022-04-29 2022-07-22 广州科威环保工程有限公司 一种具有除臭功能的废气处理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194276A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Hanshin Doryoku Kikai Kk 被処理物の分解処理装置
CN106925111A (zh) * 2017-04-13 2017-07-07 湖南普泰尔环境股份有限公司 一种负压除臭系统
CN113082953A (zh) * 2021-04-21 2021-07-09 江苏协佳环保科技有限公司 一种应用于污水处理的高能离子除臭装置
CN114768468A (zh) * 2022-04-29 2022-07-22 广州科威环保工程有限公司 一种具有除臭功能的废气处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006336940A (ja) 脱臭装置及び脱臭装置を備えた生ゴミ処理機
KR102215896B1 (ko) 탈취장치
JPH0618018A (ja) 廃棄物処理装置
JP2008100142A (ja) 生ごみ処理機
CN220038753U (zh) 燃气热水器
JPH024106A (ja) 脱臭焼却炉
KR100515114B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 탈취장치
JPH08132007A (ja) 生ごみ処理方法
JPH06184351A (ja) 廃プラスチック処理方法及び装置
KR101251555B1 (ko) 음식물쓰레기 소멸 장치 및 방법
KR100734135B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 탈취장치
JP2000329409A (ja) オゾン発生装置搭載暖房機
JP3678712B2 (ja) 生ごみ処理システム
JP3629024B2 (ja) 生ごみ処理機
JPH0539912A (ja) 脱臭装置
KR19990040048U (ko) 악취제거장치
JP3113584U (ja) 外熱機関用燃焼加熱室
KR20220021112A (ko) 유기성 폐기물 탈취장치
KR100542022B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 탈취장치
JP4593988B2 (ja) 生ごみ処理機
JP2006289204A (ja) 有機性廃棄物処理装置
KR20120070382A (ko) 온수 및 온풍 보일러
JP2003001217A (ja) 飲食物ごみ乾燥装置
KR20090095839A (ko) 음식물 처리기의 필터유니트
JP2000220889A (ja) 温水ボイラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108