JP2007284906A - 生コンクリート給送用パイプを備えたコンクリートポンプ車 - Google Patents

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Abstract

【課題】防湿基礎のような広くかつ水平状に広がっている防湿基礎のような施工現場に生コンクリートを効率良く打設することのできる生コンクリートポンプ車を提供すること。
【解決手段】生コンクリート供給源からの生コンクリートを打設場所に送り出すための生コンクリートポンプ車100であって、伸縮自在なスライドブーム20と、このスライドブーム20の取付基部21と最先端部分22とにそれぞれ支持された生コンクリート給送用パイプ10とを備えたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、生コンクリートポンプ(以下、生コンポンプと略称することもある)によって汲み上げられた生コンクリートを給送するためのパイプを備えたコンクリートポンプ車(以下、生コンポンプ車と略称することもある)に関するものである。
生コンポンプ車は、これに備えられている生コンポンプ及びパイプによって、生コンクリート(以下、生コンという)を施工箇所に給送するものであるが、特許文献1や特許文献2にその種々な形態のものが見られる。
特開2000−282687号公報、要約、代表図 特開2001−355338号公報、要約、代表図
特許文献1に記載されている「ブーム付コンクリートポンプ車の運転制御装置」は、「ブームの固有振動数とコンクリートピストンの切り換えタイミングが合うことによる共振の発生を抑える」ことを目的としてなされたもので、図14に示すように、「コンクリートポンプ車のブーム5の先端部に、振動検出器35を設置する。振動検出器35の検出信号が一定値以上になると、コンクリートポンプ3に備えた吸入吐出弁とコンクリートピストンの前進後退の切り換えタイミングとを途中で変えるように制御器36から指令を出すようにする。ブーム5の固有振動数とコンクリートピストンの切り換えタイミングをずらすことにより共振を打ち消す」ようにするものである。
そして、この特許文献1中には、従来技術の説明として、次のことが記載されている。すなわち、コンクリートポンプ車のうち、たとえば、高層建築物の建造に伴う高所でのコンクリート打設作業等において広く利用されているブーム付コンクリートポンプ車は、上記図14に一例を示す如く、車体のデッキ1上に、ホッパ2と該ホッパ2内にあるコンクリートを吸入して吐出するように作動するコンクリートポンプ3を搭載し、且つ旋回テーブル4を旋回自在に載置して、該旋回テーブル4上に、たとえば、4段連結構造とした多段式のブーム5を起伏可能に装備させ、更に、上記コンクリートポンプ3によってホッパ2内から吸入して吐出されたコンクリートを輸送するためのコンクリート配管6を、コンクリートポンプ3からデッキ1に沿わせた後、上記各段のブーム5に沿わせて支持させ、該コンクリート配管6の先端に接続した可撓性を有するホース7を、最上段のブーム5の先端に取り付けた円弧状のホースガイド8にガイドさせて垂下させ、更に、該ホース7に先端ホース9を接続し、該先端ホース9の先端吐出口を直接、あるいは、延長ホースを介し打設個所に臨ませて打設を行わせるようにしてある。
この特許文献1の生コンポンプ車は、あくまでも、「高層建築物の建造に伴う高所でのコンクリート打設作業」を行うためのもので、高所への生コンの給送を目的としたものである。
一方、特許文献2には、「コンクリートポンプ車におけるブーム装置は、コンクリートポンプ車本体の仕様を変更することなく経済的にブーム機構の起立展開高さを高くすることを課題とする」「コンクリートポンプ車におけるブーム装置」が示されており、この「ブーム装置」は、図15に示すような構成を有している。
しかしながら、この特許文献2の「ブーム装置」も、上記特許文献1の生コンポンプ車と同様に、あくまでも高所への生コンの給送を目的としたものであって、剛性を高くした「折畳式のブーム」を採用しているものである。「折畳式のブーム」では、枢着されている部分以外は可撓性がなく棒状のままであるから、非常に自由度が低く、上述したような高所への生コンの給送は得意とするところであるが、地表面に近いが広い面積を要する所謂「防湿基礎」(ベタ基礎とも言われる)をコンクリート打設によって形成する場合には不向きであると考えられる。
ところで、一般的な家屋を建設する場合、広い面積の「防湿基礎」をコンクリート打設によって形成することがあるが、この防湿基礎が住宅が入り込んだ場所に形成する場合、生コンクリートを大量に運び入れなければならない。このようなときに、上記した特許文献1の「生コンポンプ車」や特許文献2の「ブーム装置」を利用すれば効率的なコンクリート打設が行えそうであるが、「防湿基礎」は地表面近くで水平面を形成するものであるから、高所への生コンクリート給送を目的とした特許文献1の「生コンポンプ車」や特許文献2の「ブーム装置」では非常に困難である。
何故なら、特許文献1の「生コンポンプ車」や特許文献2の「ブーム装置」では、その設置位置での吐出口の水平移動が、各生コン給送パイプが硬質なもので形成されていること、「ブーム」自体が折畳式であることから吐出口を作業員の背の高さ位置に常に配置することができないこと、そして上述したように、折畳式のブームでは枢着されている部分以外は可撓性がなく棒状のままであるから非常に自由度が低いこと、等の理由によって防湿基礎全面にわたって行えないからである。
すなわち、従来の生コンポンプ車は、その吐出口を3次元的に移動させるには適しているが、防湿基礎のような2次元的で広範囲な部分の全面に対して、生コンを吐出しながら移動させるには不向きであったのである。
そこで、本発明者等は、広くかつ水平状に広がっている防湿基礎のような施工現場に、生コンクリートを効率良く打設するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、防湿基礎のような広くかつ水平状に広がっている防湿基礎のような施工現場に生コンクリートを効率良く打設することのできる生コンクリートポンプ車を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「生コンクリート供給源からの生コンクリートを打設場所に送り出すための生コンクリートポンプ車100であって、
伸縮自在なスライドブーム20と、このスライドブーム20の取付基部21と最先端部分22とにそれぞれ支持された生コンクリート給送用パイプ10とを備えたことを特徴とする生コンクリートポンプ車100」
である。
すなわち、この請求項1の生コンクリートポンプ車100では、まず、そのスライドブーム20が伸縮自在なものであることが重要である。スライドブーム20が伸縮自在なものであれば、その先端部分22を水平方向に移動させながらこれを伸縮させることによって、先端部分22の水平平面内全てでの移動が自由になるからである。
換言すれば、この請求項1の生コンクリートポンプ車100において採用したスライドブーム20は、例えば図14や図15に示したような「折畳式ブーム」ではなく、例えば所謂クレーン車において採用されている「箱形ブーム」を代表とする伸縮自在な構成を有するものであって、生コンの打設を行わないときは、図5の(イ)及び(ロ)、図6に示すように、納めた「釣り竿」のように短縮あるいは収縮されるが、打設時には、図7の(イ)及び(ロ)、図8に示すように、展開あるいは伸張されるものである。
一方、生コンクリート給送用パイプ10は、上述したスライドブーム20の伸縮に応じて変形するものであればどのようなタイプのものでもよく、単純に「ゴムホース」のような可撓性を有するもの、あるいは後述する最良形態で例示するような複数のパイプ材を組み合わせたものであってもよい。ただし、そのような生コンクリート給送用パイプ10は、その元と先端部がスライドブーム20の取付基部21及び先端部分22に接続されていなければならない。何故なら、この生コンクリート給送用パイプ10は、スライドブーム20の伸縮に応じて伸縮あるいは変形しなければならないからである。
以上のような構成を有する請求項1の生コンクリートポンプ車100は、スライドブーム20を伸ばせば、図7、図8、及び図11に示すように、生コンクリート給送用パイプ10自体もこのスライドブーム20の伸張に応じて延びていくことになり、逆にスライドブーム20を最小に縮めれば、図1、図5、図6、図12、あるいは図13に示すような状態に小さくなり、当該生コンクリートポンプ車100に搭載されるのである。
そこで、スライドブーム20を、例えば図1に示したような水平状態にしておき、生コンクリート給送用パイプ10の吐出パイプ14が湿潤基礎を形成すべき土間から所定高さ(通常は作業者の腰辺り)になるようにしておいて、当該生コンクリートポンプ車100が搭載しているコンクリートポンプ30によって生コンクリートを生コンクリート給送用パイプ10内に送り込む。なお、このコンクリートポンプ30には、当該生コンクリートポンプ車100の後部に搭載したバケット31から生コンクリートが順次供給される。
そこで、作業者は、生コンクリート給送用パイプ10の吐出パイプ14を動かせば、当該生コンクリートポンプ車100が止めてある場所を中心にした帯状円弧範囲の生コンクリートの打設が行える。次に、この円弧の半径を変えるべくスライドブーム20を少し伸ばして、同様な作業を行い、同様にして次々にスライドブーム20の長さを変化させていくのである。こうすることによって、言わば地表面という水平面に対する生コンクリートの打設が簡単に完了することになる。
従って、この請求項1に係る生コンクリートポンプ車100は、防湿基礎のような広くかつ水平状に広がっている防湿基礎のような施工現場に生コンクリートを効率良く打設することができるものとなっているのである。
以上の課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の生コンクリートポンプ車100について、
「生コンクリート給送用パイプ10を、生コンクリート供給源に接続される接続パイプ13と、この接続パイプ13に接続されて、接続側の軸心回りに対して回動可能とした複数の中間パイプ11と、最終段階の中間パイプ11に接続された吐出パイプ14とにより構成したこと」
である。
すなわち、この請求項2の生コンクリートポンプ車100では、その生コンクリート給送用パイプ10を、図1〜図8に示すように、生コンクリート供給源に接続される接続パイプ13と、この接続パイプ13に接続されて、接続側の軸心回りに対して回動可能とした複数の中間パイプ11と、最終段階の中間パイプ11に接続された吐出パイプ14とにより構成するようにしたものである。
生コンクリート給送用パイプ10が、中間パイプ11と、接続パイプ13と、吐出パイプ14とにより構成するとともに、それぞれが接続部分の軸心回りに対して回動可能としたことによって、各部材が硬質なものであっても、図1〜図3、図12、及び図13に示すような巻回状態は勿論、図4〜図8及び図11に示すような展開状態にも自由に変形することになる。つまり、スライドブーム20の伸縮に応じて自由に延び縮みするものとなるのである。しかも、この生コンクリート給送用パイプ10は、各部材を硬質のもので形成することができ、耐久性にも優れたものとなっているのである。
そして、この請求項2の生コンクリートポンプ車100における生コンクリート給送用パイプ10は、図3、図12、及び図13に示すような縮み状態になるから当該生コンクリートポンプ車100のスライドブーム20への搭載が簡単になるだけでなく、生コンクリートの打設域に応じた変形も自由になって、防湿基礎の形成が無理なく行えるものとなっているだけでなく、当該生コンクリート給送用パイプ10自体の製造も非常に容易になっているのである。
従って、この請求項2の生コンクリートポンプ車100は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、その生コンクリート給送用パイプ10が耐久性及び作業性にも優れたものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項2に記載の生コンクリートポンプ車100について、
「中間パイプ11を、直線パイプ11aとエルボパイプ11bとにより構成したこと」
である。
すなわち、この請求項3の生コンクリートポンプ車100では、その生コンクリート給送用パイプ10を構成している中間パイプ11を、図3〜図8に示すように、直線パイプ11aとエルボパイプ11bとにより構成したものである。
このように、中間パイプ11を構成すれば、例えば図3に示した状態から図4に示した状態にまで自由に変形させることができ、当該生コンクリートポンプ車100への搭載は勿論、生コンクリートの打設作業を行うための、図4に示すような展開をも自由かつ簡単に行うことができるのである。
従って、この請求項3の生コンクリートポンプ車100は、上記請求項2のそれと同様な機能を発揮する他、その生コンクリート給送用パイプ10の自由度及び可撓性が十分となって、結果的に当該生コンクリートポンプ車100は作業性に優れたものとなっているのである。
さらに、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の生コンクリートポンプ車100について、
「生コンクリート給送用パイプ10を、スライドブーム20に対して巻回するように配置したこと」
である。
すなわち、この請求項4の生コンクリートポンプ車100では、その生コンクリート給送用パイプ10を、図1、図2、及び図5〜図8に示すように、スライドブーム20の回りに巻き付けるようにしたものである。
生コンクリート給送用パイプ10をスライドブーム20の回りに巻き付ければ、当該生コンクリート給送用パイプ10の生コンクリートポンプ車100における保管場所を簡単に確保できるだけでなく、スライドブーム20の伸縮に応じた当該生コンクリート給送用パイプ10の伸縮も何らの障害なく行えるのであり、当該生コンクリートポンプ車100の移動時において、生コンクリート給送用パイプ10の保護をスライドブーム20によって行うことができるものとなっているのである。
従って、この請求項4の生コンクリートポンプ車100は、上記請求項1〜請求項3のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、生コンクリート給送用パイプ10自体の伸縮や保護が確実に行えるものとなっているのである。
そして、上記課題を解決するために、請求項5に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の生コンクリートポンプ車100について、
「生コンクリート給送用パイプ10を、スライドブーム20に対して移動自在に吊下するように配置したこと」
である。
すなわち、この請求項5の生コンクリートポンプ車100では、図12に示すように、生コンクリート給送用パイプ10をスライドブーム20に対して移動自在に吊下するように配置したものである。この場合、接続パイプ13はスライドブーム20の取付基部21に、また吐出パイプ14側はスライドブーム20の先端部分22に連結されているからスライドブーム20から離れることはないが、その他の部分は自重によって離れてしまうが、接続パイプ13及び吐出パイプ14以外の中間部分については、次のようにすると良い。
当該生コンクリート給送用パイプ10の接続パイプ13及び吐出パイプ14以外の部分については、図12に例示するように、まずスライドブーム20上の長さ方向に対して移動自在な移動可能支承台16を設けておき、この移動可能支承台16に掛けた吊下条15によって生コンクリート給送用パイプ10の中間部分を支えればよいのである。これにより、生コンクリート給送用パイプ10の中間部分はスライドブーム20に対して吊下されることになり、しかも各移動可能支承台16によってスライドブーム20に対して移動自在となって、スライドブーム20の伸縮に応じた生コンクリート給送用パイプ10の伸縮が可能となる。
勿論、この生コンクリート給送用パイプ10は、スライドブーム20に吊下されることになるから、スライドブーム20の上方を自由空間とすることができ、スライドブーム20を上方に向けて伸縮させたときに当該生コンクリート給送用パイプ10が何かに衝突して破損するようなことを防止することができるのである。
従って、この請求項5に係る生コンクリートポンプ車100は、上記請求項1〜請求項3のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、生コンクリート給送用パイプ10の保護やスライドブーム20上の空間の有効利用が確実に行えるものとなっているのである。
そして、上記課題を解決するために、請求項6に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の生コンクリートポンプ車100について、
「生コンクリート給送用パイプ10を、スライドブーム20上に対して移動自在に載置するようにしたこと」
である。
すなわち、この請求項6の生コンクリートポンプ車100では、図13に示すように、生コンクリート給送用パイプ10をスライドブーム20上に配置したものである。この場合、当該生コンクリート給送用パイプ10は、スライドブーム20上に位置しているから、スライドブーム20の伸縮に応じて、この生コンクリート給送用パイプ10もスライドブーム20上を伸縮することになる。なお、この生コンクリート給送用パイプ10の接続パイプ13及び吐出パイプ14はスライドブーム20から離れることはないが、その他の部分は作業中の振動によってスライドブーム20から離れてしまう可能性があるが、この接続パイプ13及び吐出パイプ14以外の中間部分については、次のようにすると良い。
当該生コンクリート給送用パイプ10の接続パイプ13及び吐出パイプ14以外の部分については、図13に例示するように、まずスライドブーム20上の長さ方向に対して移動自在な移動可能支承台16を設けておき、この移動可能支承台16上に生コンクリート給送用パイプ10の中間部分を支えてやればよいのである。これにより、生コンクリート給送用パイプ10の中間部分はスライドブーム20に対して支持されることになり、しかも各移動可能支承台16によってスライドブーム20に対して移動自在となって、スライドブーム20の伸縮に応じた生コンクリート給送用パイプ10の伸縮が可能となる。
勿論、この生コンクリート給送用パイプ10は、スライドブーム20上に配置されることになるから、スライドブーム20の下方を自由空間とすることができ、スライドブーム20の横方向移の際に、この生コンクリート給送用パイプ10が生コンクリートポンプ車100上のコンクリートポンプ30等に接触して破損するようなことが防止されるのである。
従って、この請求項6に係る生コンクリートポンプ車100は、上記請求項1〜請求項3のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、生コンクリート給送用パイプ10の保護やスライドブーム20下の空間の有効利用が確実に行えるものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、請求項7に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の生コンクリートポンプ車100について、
「生コンクリート給送用パイプ10を可撓性パイプによって構成するとともに、これを収納部40内に巻回して収納し、スライドブーム20の伸縮に応じて引き出せるようにしたこと」
である。
すなわち、この請求項7の生コンクリートポンプ車100では、図9に示すように、生コンクリート給送用パイプ10を可撓性パイプによって構成するとともに、これを収納部40内に巻回して収納し、スライドブーム20の伸縮に応じて引き出せるようにしたものであり、スライドブーム20の伸縮に応じた生コンクリート給送用パイプ10の動きをより一層滑らかになるようにしたものである。勿論、この場合の収納部40は、当該生コンクリートポンプ車100上であればどこでもよいものであるが、当該生コンクリートポンプ車100の他の搭載機器の邪魔にならない場所であればよい。
従って、この請求項7の生コンクリートポンプ車100では、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、スライドブーム20の伸縮に生コンクリート給送用パイプ10の伸縮を確実に合わせることができ、生コンクリート打設の作業性をより効果的にすることができるものとなっている。
さらに、上記課題を解決するために、請求項8に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の生コンクリートポンプ車100について、
「生コンクリート給送用パイプ10を、多段で引き出し式にしたこと」
である。
すなわち、この請求項8の生コンクリートポンプ車100では、生コンクリート給送用パイプ10を、例えば図5〜図8に示したスライドブーム20と同じように、丁度「釣り竿」のように多段で引き出し式にしたものであり、図10に示すように、その伸縮をより自在に行えるようにしたものである。この場合、接続パイプ13から吐出パイプ14に向けて順に太くなるようにすれば、生コンクリートの流れをよくすることができるだけでなく、縮めるときの生コンクリート詰まりを防止することができる。
特に、この請求項8における生コンクリート給送用パイプ10は、直線状のものとして形成することができ、しかもその伸縮を、直線状のスライドブーム20の伸縮に完全に一致させて行えるのであり、伸縮作業時に他に接触する等の障害は全く生じないものとなっている。
従って、この請求項8の生コンクリートポンプ車100は、上記請求項1〜請求項7のそれと同様な機能を発揮する他、生コンクリート給送用パイプ10の収納を生コンクリート詰まりを発生させないで行え、かつスライドブーム20の伸縮に完全に一致させることができ、しかもスライドブーム20に沿った状態で伸縮が行える。
すなわち、本発明においては、
「生コンクリート供給源からの生コンクリートを打設場所に送り出すための生コンクリートポンプ車100であって、
伸縮自在なスライドブーム20と、このスライドブーム20の取付基部21と最先端部分22とにそれぞれ支持された生コンクリート給送用パイプ10とを備えたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、防湿基礎のような広くかつ水平状に広がっている防湿基礎のような施工現場に生コンクリートを効率良く打設することのできる生コンクリートポンプ車100を提供することができるのである。
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した最良の形態である生コンクリートポンプ車100について説明すると、図1及び図2には、主として請求項1に係る生コンクリートポンプ車100の側面図が示してある。
この生コンクリートポンプ車100は、伸縮可能なスライドブーム20を搭載しているものであり、そのスライドブーム20には生コンクリート給送用パイプ10の接続パイプ13が接続してある。また、この生コンクリートポンプ車100の後方にはコンクリートポンプ30が搭載されており、このコンクリートポンプ30には生コンクリートポンプ車100の後端側に搭載したバケット31から生コンクリートが供給できるようにしてある。そして、生コンクリート給送用パイプ10の接続パイプ13は、スライドブーム20の取付基部21に接続してあり、この取付基部21にはコンクリートポンプ30から生コンクリートが送り込まれるようになっている。
生コンクリート給送用パイプ10は、可撓性パイプによって構成するとともに、これを生コンクリートポンプ車100の所定箇所に形成した収納部40内に巻回して収納できるように構成してもよいが、図3及び図4に示したように構成してもよい。
図3及び図4に示した生コンクリート給送用パイプ10は、生コンクリート供給源、つまりコンクリートポンプ30側に繋がっているスライドブーム20の取付基部21に接続される接続パイプ13と、この接続パイプ13に接続されて、接続側の軸心回りに対して回動可能とした複数の中間パイプ11と、最終段階の中間パイプ11に接続された吐出パイプ14とにより構成したものである。そして、これらの中間パイプ11、接続パイプ13及び吐出パイプ14は、軟質な材料によって形成してもよいが、硬質なものによって形成してもよいものである。
各中間パイプ11、接続パイプ13及び吐出パイプ14を硬質なものによって形成した場合には、これらの他のものとの接続部分においては、接続側の軸心回りに対して回動可能としておく必要がある。何故なら、スライドブーム20の伸縮に応じて当該生コンクリート給送用パイプ10が広がったり縮まったりしなければならない場合があるから、その変化に応じることができるようにしなければならないからである。
本最良形態に係る生コンクリート給送用パイプ10では、図3及び図4に示したように、中間パイプ11を、直線パイプ11aとエルボパイプ11bとにより構成してある。このようにすれば、特に図2及び図3の(イ)に示したように、長い当該生コンクリート給送用パイプ10を巻回することができることになる。
図5及び図6には、生コンクリート給送用パイプ10の別の実施例が示してあるが、この生コンクリート給送用パイプ10では、図5の(ハ)に示したように、2つの円が左右に並ぶ程度の大きさにしたものであり、そのエルボパイプ11bを円の1/4程度の大きさ及び長さにしたものである。
図7及び図8には、生コンクリート給送用パイプ10のさらに別の実施例が示してあるが、この生コンクリート給送用パイプ10では、図7の(ハ)に示したように、比較的縦長になるようにしたものであり、そのエルボパイプ11bをも縦長にしたものである。このようにした場合には、スライドブーム20の収納空間が大きく取れる。
いずれにしても、この生コンクリート給送用パイプ10は、上述した条件を満たせば種々な態様のものとして形成できるものであり、生コンクリートポンプ車100の形態に応じた変形例が種々可能となるものである。
勿論、この生コンクリート給送用パイプ10においては、各エルボパイプ11bの間を第2中間パイプ12によって接続するようにしてもよい。この第2中間パイプ12の存在があれば、巻回時の中心空間を大きくすることができるから、スライドブーム20の伸縮空間を大きくすることができて、スライドブーム20の構成の自由化を果たすことができる。
この生コンクリート給送用パイプ10は、図1及び図9に示したように、スライドブーム20に巻回することは勿論、図12に示したように、移動可能支承台16や吊下条15を利用してスライドブーム20に吊下したり、スライドブーム20上に載置したりして実施してもよいものである。
移動可能支承台16としては種々なものが考えられるが、例えばスライドブーム20の最外面に案内レールを固定しておき、この案内レール上を転動するローラを備えたものとするとよい。勿論、スライドブーム20が伸張したときのことを考慮して、中程のスライドブームの上面についても案内レールを設けておくとよい。一方、吊下条15については、上述した移動可能支承台16上に掛けられるものであればよく、あるいは移動可能支承台16なしでもスライドブーム20上を移動できるようなものであってもよい。
さらに、生コンクリート給送用パイプ10としては、図10に示すように、丁度「釣り竿」のように多段で引き出し式にするとよく、その場合には当該生コンクリート給送用パイプ10の伸縮をより自在に行える。この場合、接続パイプ13から吐出パイプ14に向けて順に太くなるようにすれば、生コンクリートの流れをよくすることができるだけでなく、縮めるときの生コンクリート詰まりを防止することができる。
このようにした生コンクリート給送用パイプ10は、直線状のものとして形成することができ、しかもその伸縮を、直線状のスライドブーム20の伸縮に完全に一致させて行えるのであり、伸縮作業時に他に接触する等の障害は全く生じないことになる。
また、この生コンクリートポンプ車100については、これを可撓性パイプによって構成するとともに、図10に示したように、これを収納部40内に巻回して収納し、スライドブーム20の伸縮に応じて引き出せるようにして実施してもよいものである。特に、この場合、収納部40をスライドブーム20に吊下するようにしておけば、スライドブーム20の回動が収納部40によって阻害されることはない。
すなわち
この図10に示した生コンクリートポンプ車100では、生コンクリート給送用パイプ10を収納部40内に巻回して収納したから、この生コンクリート給送用パイプ10をスライドブーム20の伸縮に応じて引き出せるのであり、スライドブーム20の伸縮に応じた生コンクリート給送用パイプ10の動きがより一層滑らかになる。勿論、この場合の収納部40は、スライドブーム20に吊下する他、当該生コンクリートポンプ車100上であればどこに配置してもよいものであり、当該生コンクリートポンプ車100の他の搭載機器の邪魔にならない場所であればよい。
そして、スライドブーム20は、伸縮自在なものであるが、このスライドブーム20が伸縮自在なものであれば、その先端部分22を水平方向に移動させながらこれを伸縮させることによって、先端部分22の水平平面内全てでの移動が自由になる。特に、このスライドブーム20は、図5〜図8に示したように、取付基部21から先端部分22に至るまでの間に、中間部分23を多段階的に形成すれば、図7、図8及び図11に示すような十分な長さの伸張が行えることになる。
換言すれば、このスライドブーム20は、例えば図14や図15に示したような「折畳式ブーム」ではなく、例えば所謂クレーン車において採用されている「箱形ブーム」を代表とする伸縮自在な構成を有するものである。
本発明の第1実施例に係る生コンクリートポンプ車の側面図である。 同背面図である。 図1において採用している生コンクリート給送用パイプを示すもので、(イ)は背面図、(ロ)は側面図である。 図3に示した生コンクリート給送用パイプを縮めたときの斜視図である。 生コンクリート給送用パイプの他の例を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は側面図、(ハ)は背面図である。 図5に示した生コンクリート給送用パイプの斜視図である。 生コンクリート給送用パイプのさらに他の例を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は側面図、(ハ)は背面図である。 図7に示した生コンクリート給送用パイプの斜視図である。 本発明の第2実施例に係る生コンクリートポンプ車の側面図である。 釣り竿タイプの多段式にした生コンクリート給送用パイプを示す断面図である。 同生コンクリート給送用パイプを展開したときの生コンクリートポンプ車の平面図である。 本発明の第3実施例に係る生コンクリートポンプ車の背面図である。 本発明の第4実施例に係る生コンクリートポンプ車の背面図である。 従来の技術を示す側面図である。 他の従来の技術を示す側面図である。
符号の説明
100 生コンクリートポンプ車
10 生コンクリート給送用パイプ
11 中間パイプ
11a 直線パイプ
11b エルボパイプ
12 第2中間パイプ
13 接続パイプ
14 吐出パイプ
15 吊下条
16 移動可能支承台
20 スライドブーム
21 取付基部
22 先端部分
23 中間部分
30 コンクリートポンプ
31 バケット
40 収納部

Claims (9)

  1. 生コンクリートを打設場所に送り出すための生コンクリートポンプ車であって、
    伸縮自在なスライドブームと、このスライドブームの取付基部と先端部分とにそれぞれ支持された生コンクリート給送用パイプとを備えたことを特徴とする生コンクリートポンプ車。
  2. 前記生コンクリート給送用パイプを、生コンクリート供給源に接続される接続パイプと、この接続パイプに接続されて、接続側の軸心回りに対して回動可能とした複数の中間パイプと、最終段階の前記中間パイプに接続された吐出パイプとにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の生コンクリートポンプ車。
  3. 前記中間パイプを、直線パイプとエルボパイプとにより構成したことを特徴とする請求項2に記載の生コンクリートポンプ車。
  4. 前記生コンクリート給送用パイプを、前記スライドブームに対して巻回するように配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンクリートポンプ車。
  5. 前記生コンクリート給送用パイプを、前記スライドブームに対して移動自在に吊下するように配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンクリートポンプ車。
  6. 前記生コンクリート給送用パイプを、前記スライドブーム上に対して移動自在に載置するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンクリートポンプ車。
  7. 前記生コンクリート給送用パイプを可撓性パイプによって構成するとともに、これを収納部内に巻回して収納し、前記スライドブームの伸縮に応じて引き出せるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートポンプ車。
  8. 前記生コンクリート給送用パイプを、多段で引き出し式にしたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のコンクリートポンプ車。
  9. 前記生コンクリート給送用パイプを、基端より先端の内径が大となるよう構成したことを特徴とする請求項8に記載のコンクリートポンプ車。
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