JP2007282343A - ボディ管の補修工法 - Google Patents

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Mitsuru Kusano
満 草野
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Abstract

【課題】さや管または幹線ケーブルの良好な収容状態と水密性を保ちながら、ボディ管の損傷箇所を簡単に補修することができるボディ管の補修工法を提供する。
【解決手段】損傷箇所を含むボディ管1の一部分を切り離し、該切り離し部分と同一長さで且つ連結状態でボディ管1と同一の径を有する一対の半割管を切り離し部分に装着する。切り離し部分よりも長尺で且つ前記ボディ管1の外径よりも大きな内径を有するとともに、軸線方向に切断部を備えた被覆管9で一対の半割管を覆う。被覆管9の両端部近傍に番線11,11を巻回し、該被覆管9を締め付ける。被覆管9の切断部と両端部とに接合剤12を塗布する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ボディ管の補修工法に関し、詳しくは、複数のさや管または幹線ケーブルを内部に収容した電線共同溝管路システム等に用いられるボディ管の補修工法に関する。
近年、道路の景観を高め、円滑な道路交通を確保するために、電線や通信線などのさや管または幹線ケーブルを樹脂製のボディ管内に収容して地中に埋設する電線共同溝管路システムが整備されている。また、ボディ管が衝撃や圧縮等によって破損した場合の補修法として、破損したボディ管の一部分を切り離し、該切り離し部分に接合剤を塗布した継手を接着させ、内面に接合剤を塗布した被覆部材を前記継手に被せ、該被覆部材を番線等で固定した後、継ぎ目を接合剤で目張りするようにしたもの(例えば、特許文献1参照。)や、前記切り離し部分に、シール部材と端部加熱ヒータ手段とを備えた半割継手を組み付け、端部加熱ヒータ手段に通電することによって、半割継手を前記ボディ管に融着させるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特公昭52−25569号公報 特開2002−39491号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、接合剤がボディ管の内面にはみ出すことがあり、この接合剤によってさや管または幹線ケーブルがボディ管の内周面に接着されたり、水密性が損なわれる虞があり、さらに、管内に電線を収容した状態では、短管は使えなかった。また、特許文献2のものでは、端部加熱ヒータ手段を備えた半割継手を使用することから、コストが嵩んでいた。
そこで本発明は、さや管または幹線ケーブルの良好な収容状態と水密性を保ちながら、ボディ管の損傷箇所を簡単に補修することができるボディ管の補修工法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、ボディ管の損傷箇所を補修するボディ管の補修工法において、前記損傷箇所を含むボディ管の一部分を切り離し、該切り離し部分と同一長さで且つ連結状態で前記ボディ管と同一の径を有する一対の半割管を前記切り離し部分に装着し、該切り離し部分よりも長尺で且つ前記ボディ管の外径よりも大きな内径を有するとともに、軸線方向に切断部を備えた被覆管で前記一対の半割管を覆い、前記被覆管に締結部材を巻回して前記被覆管を締め付け、該被覆管の切断部と両端部とに接合剤を塗布することを特徴としている。
本発明は、上述のように構成することにより、ボディ管の損傷部分を切り離し、さや管または幹線ケーブルをボディ管の内部に収容した状態で、半割管をボディ管の切り離し部分に簡単に装着できるとともに、ボディ管の内周面に接合剤がはみ出すことがない。また、補修部分が二重構造となることから、水密性が向上し、圧縮強度や耐衝撃性も向上させることができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は周面の一部を損傷したボディ管の斜視図、図2はボディ管の一部分を切り離した状態の斜視図、図3は半割管を装着する工程を示す説明図、図4は被覆管を装着する状態を示す斜視図、図5はボディ管の損傷箇所に半割管と被覆管とを装着した状態の斜視図、図6は被覆管を締結部材で巻回した状態を示す斜視図、図7は被覆管の切断部と両端部とに接合剤を塗布した状態を示す斜視図である。
電線共同溝管路システムに用いられるボディ管1は、強度や耐震性に優れた塩ビ管で形成され、内部には、複数の電線や通信線などの幹線ケーブル2が、さや管3にそれぞれ挿通された状態で収容されている。
このようなボディ管1が衝撃や圧縮等によって破損し、補修する際には、まず図1及び図2に示されるように、ボディ管1の破損箇所4を含めた部分を、ボディ管1の軸線と直交方向の切断部6,6と、軸線方向の切断部7,7によって周方向に複数に切って、破損箇所4を含めた一部分5aとその他の部分5bとをボディ管1から取り外す。
次に、この切り離し部分と同一長さで且つ連結状態でボディ管1と同一の径を有する一対の半割管8,8を作成する。さらに、半割管8の2倍程度の長さを備え、ボディ管1の外径に対応した内径を有し、柔軟性及び弾性のある薄肉の塩ビ管で被覆管9を構成し、被覆管9の軸線方向に切断部10を形成する。
図3に示されるように、ボディ管1の切り離し部分の下方に一方の半割管8を嵌め込むとともに、切り離し部分の上方から他方の半割管8を嵌め込み、両半割管8,8の開口端面を付き合わせる。図4及び図5に示されるように、被覆管9を切断部6から外周方向に開き、半割管8,8の外周面に被せ、前記半割管8,8の付き合わせ部分と異なる位置で切断部10を付き合わせてボディ管1に被覆管9を装着する。次いで、図6に示されるように、被覆管9の両端部近傍に、締結部材となる番線11,11を巻回して被覆管9を締め付ける。最後に、図7に示されるように、被覆管9の切断部6と両端部とに接合剤12を塗布して、被覆管9をボディ管1に接合する。
このように、ボディ管1の補修に半割管8,8を用いることから、幹線ケーブル2を挿通したさや管3を内部に収容した状態でボディ管1を補修することができる。また、半割管8,8の突き合わせ部分から接合剤12が内周側にはみ出すことがなく、幹線ケーブル2を収容したさや管3が半割管8,8の内周面に接着される虞がない。さらに、補修した部分が二重管となることから、水密性が向上し、圧縮強度や耐衝撃性も向上させることができる。
なお、被覆管を締め付ける締結部材は、上述の形態例のように番線に限らず、SUSバンドや結束バンドを適用することもできる。また、被覆管はボディ管よりも大径のものでもよく、薄肉であることから、切断部をラップさせて半割管の外周面に被せ、締結部材で締め付けた後に接合剤を塗布してもよい。さらに、半割管は半円でなくても、開口端面を付き合わせて連結した時に、ボディ管と同一の径を有するものであれば良い。
本発明の一形態例を示す周面の一部を損傷したボディ管の斜視図である。 同じく損傷したでボディ管の一部分を切り離した状態の斜視図である。 同じく半割管を装着する工程を示す説明図である。 同じく被覆管を装着する状態を示す斜視図である。 同じくボディ管の損傷箇所に半割管と被覆管とを装着した状態の斜視図である。 同じく被覆管を締結部材で巻回した状態を示す斜視図である。 同じく被覆管の切断部と両端部とに接合剤を塗布した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…ボディ管、2…幹線ケーブル、3…さや管、4…破損箇所、5…一部分、6,7,10…切断部、8…半割管、9…被覆管、11…番線、12…接合剤

Claims (1)

  1. ボディ管の損傷箇所を補修するボディ管の補修工法において、前記損傷箇所を含むボディ管の一部分を切り離し、該切り離し部分と同一長さで且つ連結状態で前記ボディ管と同一の径を有する一対の半割管を前記切り離し部分に装着し、該切り離し部分よりも長尺で且つ前記ボディ管の外径よりも大きな内径を有するとともに、軸線方向に切断部を備えた被覆管で前記一対の半割管を覆い、前記被覆管に締結部材を巻回して前記被覆管を締め付け、該被覆管の切断部と両端部とに接合剤を塗布することを特徴とするボディ管の補修工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014212640A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 株式会社栗本鐵工所 保護管補修方法、保護管補修用型枠、及び補修管

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