JP2007281543A - 録画装置 - Google Patents

Abstract

【課題】
重複した録画予約の放送番組を複数の録画装置を用いて録画することができる録画装置および録画予約方法を提供する。
【解決手段】
設定された放送番組の録画予約のうち、他の録画予約と録画日時が重複した録画予約が設定されているか否かを判別する重複判別部と、他の録画予約と録画日時が重複していると判別された放送番組を録画する録画装置を複数の他の録画装置の中から選定する選定部と、選定された他の録画装置に重複判別部により他の録画予約と録画日時が重複していると判別された放送番組を録画させる制御をする録画制御部とを備える。
【選択図】 図１

Description

本発明は、放送番組の録画予約をし当該放送番組を記録媒体に録画する録画装置に関する。

特許文献１には、既に録画予約されている放送番組と新たに録画予約した放送番組の録画日時が重複している場合、録画予約情報を表示し、録画予約日時が重複した放送番組の録画開始時間及び録画終了時間を修正したり、録画予約日時が重複した放送番組のどちらか一方の録画予約を取り消す電子機器が開示されている。

また、特許文献２には、設定された録画予約データを他の録画装置に転送する録画予約システムが開示されている。特許文献２に開示された録画予約システムは、既に録画予約されている放送番組と新たに録画予約した放送番組の録画日時が重複している場合、新たに設定された録画予約の録画予約データを他の録画機器へ転送する。転送された録画予約データを受信した他の録画装置は、当該録画予約データに基づいた録画予約を新たに設定する。

特開平９−１８０２９２号公報 特開平１０−４０６０２号公報

特許文献１に開示された電子機器では、録画予約日時が重複した場合、録画予約した一方の放送番組を放送開始から放送終了まで録画することができない場合がある。例えば、録画予約日時が重複しないように、一方の放送番組の録画開始時間及び録画終了時間を修正すると、録画予約した（コマーシャル等を除いた）放送番組の本編の冒頭部分または末尾部分を録画できない場合がある。また、録画予約日時が重複した一方の放送番組についての録画予約を取り消すと、録画予約が取り消された放送番組は録画されない。

また、特許文献２に開示された録画予約システムにおいては、このシステムに既に設定された録画予約により、新たに録画予約を設定することができない場合がある。図５は、従来の録画予約システムに設定された録画予約を説明する図である。図５に示す録画予約１および録画予約２は、従来の録画予約システムを構成する録画機器Ａに既に設定された録画予約である。また、図５に示す録画予約３は、従来の録画予約システムを構成する録画機器Ｂに既に設定された録画予約である。ここで、録画予約１、録画予約２および録画予約３は、同日に設定されている。

図５に示すように、同日に３つの録画予約が設定されている場合、録画開始時間が２０時、録画終了時間が２２時の新たな録画予約４を入力しても、この録画予約４を設定することができない。録画予約４は、２０時から２１時の間において録画予約３と録画時間が重複し、２１時から２２時の間において録画予約２と録画時間が重複している。このため、従来の録画予約システムを構成する録画機器Ａおよび録画機器Ｂでは、録画予約４を設定することができない。

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、録画予約日時が重複した放送番組を複数の録画装置を用いて録画することができる録画装置を提供することを目的とする。

上記の課題を解決するために、本願の請求項１記載の発明は、ネットワークに接続可能な録画装置において、放送番組の録画予約を設定する設定部と、前記設定部により録画予約が設定された放送番組を受信する受信部と、前記受信部が受信した放送番組を記録媒体に記録する記録部と、前記設定部により設定された第１の録画予約と録画日時が重複した第２の録画予約が既に設定されているか否かを判別する重複判別部と、前記重複判別部により判別された第１の録画予約の放送番組を録画する録画装置を前記ネットワークに接続された他の録画装置の中から選定する選定部と、前記選定部により選定された他の録画装置に第１の録画予約の放送番組を録画させる制御をする録画制御部とを備えることを特徴とする。

また、本願の請求項２記載の発明は、請求項１に記載の録画装置において、前記ネットワークに接続された他の録画装置に設定されている録画予約情報を取得する取得部を備え、前記選定部は、前記取得部により取得された録画予約情報に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の他の録画装置において録画予約が設定されてない時間帯に前記重複判別部により判別された第１の録画予約の放送番組を複数の時間帯に分割し、分割した時間帯において当該放送番組を録画する他の録画装置を選定することを特徴とする。

また、本願の請求項３記載の発明は、請求項２に記載の録画装置において、前記選定部により選定された他の録画装置から録画された放送番組を前記ネットワークを介して転送させ、転送された放送番組を時系列順に前記記録部に記録することを特徴とする。

本発明によれば、録画予約日時が重複した放送番組を複数の録画装置を用いて録画することができる録画装置を提供することができる。

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１は、本発明の一実施例である録画装置の構成を示すブロック図である。図１において、１は受信部、２は映像信号処理部、３はオーディオ信号処理部、４はＭＰＥＧ（Moving Picture Experts Group）エンコード部、５は記録部、６はＭＰＥＧデコード部、７は映像信号処理部、８はオーディオ信号処理部、９は設定部、１０は記憶部、１１は制御部、１２は重複判別部、１３は取得部、１４は選定部、１５は録画制御部、１６はネットワークインターフェース（ネットワークＩ／Ｆ）部を示す。本実施例の録画装置は、イーサネット（登録商標）や無線ＬＡＮ等のネットワークに接続することができ、このネットワークに接続された録画装置間でデータの送受信をする。

図１に示す受信部１は、選局された放送番組のＲＦ（Radio Frequency）信号を受信する。受信部１は、ＲＦ信号を復調して得られた映像信号を映像信号処理部２へ出力する。また、受信部１は、ＲＦ信号を復調して得られたオーディオ信号をオーディオ信号処理部３へ出力する。映像信号処理部２は、入力された映像信号をデジタル信号に変換し、ＮＴＳＣ（National Television Standards Committee）方式のデジタル映像信号を生成する。映像信号処理部２は、生成したデジタル映像信号をＭＰＥＧエンコード部４へ出力する。

オーディオ信号処理部３は、入力されたオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換し、ＭＰＥＧエンコード部４へ出力する。ＭＰＥＧエンコード部４は、入力されたデジタル映像信号及びデジタルオーディオ信号にＭＰＥＧ方式の圧縮アルゴリズムによる圧縮処理を施す。

記録部５は、ハードディスク等の記録媒体を備え、ＭＰＥＧエンコード部４により圧縮されたデジタル映像信号及びデジタルオーディオ信号を記録媒体に記録する。また、記録部５は、制御部１１の制御により記録媒体に記録されたデジタル映像信号及びデジタルオーディオ信号を読み出し、ＭＰＥＧデコード部６へ出力する。

ＭＰＥＧデコード部６は、記録部５から入力されたデジタル映像信号及びデジタルオーディオ信号にＭＰＥＧ方式の伸長アルゴリズムによる伸長処理を施す。伸長処理されたデジタル映像信号は、映像信号処理７へ出力され、伸長処理されたデジタルオーディオ信号は、オーディオ信号処理部８へ出力される。

映像信号処理部７は、デジタル映像信号をアナログ信号に変換し、エンファシス等の処理をする。オーディオ信号処理部８はデジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換し増幅等の処理をする。アナログ信号に変換された映像信号及びオーディオ信号は、出力端子に接続された図示しないモニター及びスピーカから出力される。

設定部９は、録画する放送番組の放送日、放送時間帯、チャンネル数などの録画予約情報の入力を使用者から受け付け録画予約を設定するために用いられる。設定部９は、録画予約情報を入力する入力ボタンを備えると共に本実施例の録画装置を操作する操作ボタンを備える。記憶部１０は、例えばＲＡＭ（Random Access Memory）から成り、設定部９により設定された録画予約情報を記憶する。

制御部１１は、本実施例の録画装置を統括的に制御する。また、制御部１１は、重複判別部１２、取得部１３、選定部１４および録画制御部１５を備える。重複判別部１２は、記憶部１０に記憶された録画予約情報の中に、設定部９によって新たに設定された録画予約（以下、第１の録画予約という）と録画日が同じであり、かつ、録画時間の一部または全部が重複した録画予約（以下、第２の録画予約という）があるか否かを判別する。

取得部１３は、ネットワークに接続された他の録画装置から、他の録画装置に設定されている録画予約情報（上述した録画予約情報と同様の情報）を取得する。取得された録画予約情報は、録画装置毎に記憶部１０の予め定められた記憶領域に記憶される。選定部１４は、取得部１３により他の録画装置から取得された録画予約情報に基づいて、重複判別部１２により録画日時が重複した録画予約が記憶部１０に記憶されていると判別された第１の録画予約の放送番組を録画することができる録画装置をネットワークに接続された複数の他の録画装置の中から選定する。

録画制御部１５は、重複判別部１２により録画日時が重複していると判別された第１の録画予約の放送番組を選定部１４により選定された他の録画装置に録画させる制御をする。ネットワークＩ／Ｆ部１６は、本実施例の録画装置をネットワークに接続するインターフェースである。

次に、本実施例の録画装置である録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃが同一のネットワークに接続された実施形態について説明する。図２は、本実施例の録画装置Ａにおける録画予約の処理動作を説明するフローチャートである。

本実施例の録画装置Ａに備えられた設定部９により新たな録画予約情報が入力され、第１の録画予約が設定されると（ステップＳ１）、重複判別部１２は、記憶部１０に記憶された録画予約情報の中に、ステップＳ１において設定された第１の録画予約と録画日が同じであり、かつ、録画時間の一部または全部が重複する第２の録画予約があるか否かを判別する。録画日時が重複する第２の録画予約が記憶部１０に記憶された録画予約情報の中にない場合（ステップＳ２でＮｏ）、制御部１１は、ステップＳ１で録画装置Ａの設定部９により設定された第１の録画予約を受け付け、第１の録画予約の録画予約情報を記憶部１０に記憶する制御をし（ステップＳ３）、録画予約の処理動作を終了する。

録画日時が重複する第２の録画予約が記憶部１０に記憶された録画予約情報の中にある場合（ステップＳ２でＹｅｓ）、取得部１３は、ネットワークに接続された録画装置Ｂおよび録画装置Ｃに対して、録画予約情報の問い合わせをし（ステップＳ４）、各録画装置から録画予約情報を取得する（ステップＳ５）。録画装置Ｂおよび録画装置Ｃは、録画装置Ａから録画予約情報の問い合わせがあると、各々の録画装置に備える記憶部に記憶された録画予約情報をネットワークを介して録画装置Ａへ送信する。録画装置Ａは、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃから取得した録画予約情報を録画装置毎に記憶部１０の予め定められた記憶領域に記憶する。

選定部１４は、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃから取得部１３が取得した録画予約情報に基づいて、ネットワークに接続された録画装置Ｂおよび録画装置Ｃの中から、ステップＳ１で設定された第１の録画予約の放送番組を録画する録画装置を選定する（ステップＳ６）。ステップＳ１で設定された第１の録画予約の放送番組を録画する１台の録画装置を選定できた場合（ステップＳ６でＹｅｓ）、録画制御部１５は、ステップＳ１で設定した第１の録画予約の録画予約情報を選定した録画装置に転送し、当該選定された録画装置において当該録画予約を設定させる制御をし(ステップＳ８)、録画予約の処理動作を終了する。ここで、選定部１４は、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃの両方の録画装置がステップＳ１で設定された第１の録画予約の放送番組を録画することができる場合、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃのいずれか一方の録画装置を選定する。

一方、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃに既に設定されている録画予約により、ステップＳ１で設定された第１の録画予約の放送番組を録画する１台の録画装置として録画装置Ｂおよび録画装置Ｃのいずれをも選定できない場合（ステップＳ６でＮｏ）、選定部１４は、ステップＳ７の処理をする。ステップＳ６において録画装置Ｂおよび録画装置Ｃのいずれをも選定できない場合、選定部１４は、取得部１３により取得された録画予約情報に基づいて、ステップＳ１で設定された第１の録画予約の放送番組の録画時間を分割して、分割した録画時間帯の放送番組を録画することができる時間帯が録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃの中にあるか判断する（ステップＳ７）。

ステップＳ７において、選定部１４は、録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃに録画予約がない時間帯を用いて、ステップＳ１で設定された第１の録画予約の放送番組を分割して録画できるように、この録画予約された放送番組の時間帯を分割する。そして、分割した録画時間帯毎に、放送番組を録画することができる録画装置を録画装置Ａ、録画装置Ｂ、録画装置Ｃの中から選定する。

録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃに既に設定されている録画予約により、ステップＳ１で第１の録画予約が設定された放送番組を分割しても、録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃによって録画できないと判断した場合（ステップＳ７でＮｏ）、制御部１１は、図示しない表示部等にステップ１で設定した第１の録画予約を受け付けることができないことを示す表示をさせる制御をし（ステップＳ９）、録画予約の処理動作を終了する。

一方、放送番組を分割して録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃによって録画できないと判断した場合（ステップＳ７でＹｅｓ）、録画制御部１５は、分割した録画時間帯の放送番組を録画するための録画予約情報を選定された録画装置に転送し、当該選定された録画装置において録画予約を設定させる制御をし(ステップＳ８)、録画予約の処理動作を終了する。

次に、上述した図２に示すフローチャートにおいて、選定部１４がステップＳ１で設定した第１の録画予約の放送番組を分割して複数の録画装置において録画する実施例について説明する。

図３は、図２に示すステップＳ１おいて設定された第１の録画予約の録画日と同じ日に、録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃに設定されている録画予約を示す図である。図３に示す録画予約Ａ２は、ステップＳ１において設定された第１の録画予約の録画日と同じ日に、録画機器Ａに設定されている第２の録画予約を示す。録画予約Ｂは、ステップＳ１において設定された第１の録画予約の録画日と同じ日に、録画機器Ｂに設定されている録画予約を示す。同様に、録画予約Ｃは、ステップＳ１において設定された第１の録画予約の録画日と同じ日に、録画機器Ｃに設定された録画予約を示す。なお、録画予約Ｂおよび録画予約Ｃは、録画装置Ａの取得部１３により録画装置Ｂおよび録画装置Ｃから取得された録画予約情報であり、録画装置Ａの記憶部１０に記憶される。

録画装置Ａにおいて、ステップＳ１で設定された第１の録画予約である録画予約Ａ１の録画開始時間が２０時、録画終了時間が２１時である場合、重複判別部１２は、録画装置Ａに既に設定されている録画予約Ａ２と新たに設定された録画予約Ａ１の録画時間が重複することを判別する。そして、ステップＳ６において選定部１４は、取得部１３により録画装置Ｂおよび録画装置Ｃから取得した録画予約情報に基づいて、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃの中から録画予約Ａ１の放送番組を録画することができる録画装置があるか判別する。

図３に示すように、録画予約Ａ１は、録画装置Ｃに既に設定されている録画予約Ｃと録画時間が重複する。しかしながら、録画装置Ｂは、録画予約Ａ１の録画時間帯に録画予約が設定されてないため、録画予約Ａ１の放送番組を録画することができる。したがって、選定部１４は、録画装置Ｂを選定する。選定部１４が録画装置Ｂを選定すると、録画制御部１５は、録画予約Ａ１の録画予約情報を選定した録画装置Ｂに転送し、録画装置Ｂにおいて録画予約Ａ１を設定させる制御をする。

また、他の実施例として、録画装置Ａにおいて、ステップＳ１で設定された第１の録画予約Ａ３の録画開始時間が２１時、録画終了時間が２３時である場合について説明する。録画装置Ａの重複判別部１２は、既に設定されている録画予約Ａ２と新たに設定された録画予約Ａ３の録画時間が重複することを判別する。ステップＳ６において選定部１４は、取得部１３により録画装置Ｂおよび録画装置Ｃから取得された録画予約情報に基づいて、録画装置Ｂまたは録画装置Ｃが録画予約Ａ３の放送番組を録画することができるか判断する。録画予約Ａ３は録画予約Ｂおよび録画予約Ｃと録画時間が重複するので、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃは、録画予約Ａ３の放送番組を録画することができない。

このため、ステップＳ７において選定部１４は、録画装置Ａ、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃに録画予約がされてない各時間帯に、録画予約Ａ３の放送番組を分割して録画できるように、録画予約Ａ３の録画時間を分割する。録画装置Ａにおいて、録画予約Ａ３の録画時間帯に録画予約がされてない時間帯は、２１時３０分から２３時である。録画装置Ｂでは２１時から２２時であり、録画装置Ｃでは２２時から２３時である。

選定部１４は、録画予約Ａ３の録画時間を２１時から２１時３０分までの時間帯と、２１時３０分から２３時までの時間帯に分割し、分割した２１時から２１時３０分までの録画予約Ａ３の放送番組を録画する録画装置として録画装置Ｂを選定する。そして、分割した２１時３０分から２３時までの録画予約Ａ３の放送番組を録画する録画装置として録画装置Ａを選定する。

他の選定方法として、選定部１４は、録画予約Ａ３の録画時間を２１時から２２時までの時間帯と、２２時から２３時までの時間帯に分割する。そして、選定部１４は、分割した２１時から２２時までの録画予約Ａ３の放送番組を録画する録画装置として録画装置Ｂを選定し、分割した２２時から２３時までの録画予約Ａ３の放送番組を録画する録画装置として録画装置Ｃを選定することもできる。選定部１４が複数の録画装置を選定すると、録画制御部１５は、録画予約Ａ３の録画時間を分割した録画時間帯ごとの放送番組を録画するための録画予約情報を選定された録画装置に転送し、録画予約を設定させる制御をする。

このようにして、録画装置Ｂにおいて録画された録画予約Ａ３の２１時から２２時までの時間帯の放送番組と、録画装置Ｃにおいて録画された録画予約Ａ３の２２時から２３時までの時間帯の放送番組は、録画終了後に録画予約Ａ３が設定されている録画装置Ａへネットワークを介して転送される。これは、ユーザが録画装置Ａから録画予約Ａ３の放送番組を再生するときに、録画装置Ｂまたは録画装置Ｃがネットワークに接続されてない場合や主電源がオフの状態である場合などにより、録画装置Ｂにより録画された録画予約Ａ３の放送番組または録画装置Ｃにより録画された録画予約Ａ３の放送番組を転送できない虞があるためである。このため、録画装置Ａは、録画予約Ａ３の放送番組の録画終了後から当該放送番組の再生指示があるまでの間に、録画装置Ｂ及び録画装置Ｃから録画予約Ａ３の放送番組を転送させる。

図４は、録画装置Ａにおいて転送された放送番組を記録部５に記録する動作を説明する図である。録画装置Ａは、録画装置Ｂおよび録画装置Ｃから転送された放送番組の録画情報（録画時間帯などの情報）に基づいて、転送された放送番組を時系列順に記録部５に記録し、分割された当該録画予約の放送番組を１つの放送番組とする。したがって、ユーザに敏活して録画されたものと認識させることなく、分割されずに録画された放送番組と同様に、録画予約された放送番組の録画時間を分割し複数の録画装置により録画した放送番組の再生をスムーズに行なうことができる。

また、録画予約Ａ３を設定する場合、録画装置Ｂには２０時から２１時３０分の時間帯に録画予約が設定されてないので、選定部１４は、録画装置Ａに設定されている録画予約Ａ２の放送番組を録画装置Ｂで録画するように変更し、録画予約Ａ３の放送番組を録画装置Ａで録画するように録画装置を選定することもできる。このように、既に設定されている録画予約された放送番組を他の録画装置で録画するように変更することにより、録画する放送番組を分割して録画する必要がなく、録画日時が重複した録画予約の放送番組を録画することができる。

上述したように、本実施例の録画装置は、新たに設定された録画予約が既に設定されている録画予約と録画日時が重複する場合でも、ネットワークに接続されている他の録画装置を用いて、重複した録画予約の放送番組を録画することができる。

本実施例の録画装置の構成を示すブロック図。 本実施例の録画装置における録画予約の処理動作を説明するフローチャート。 録画装置Ａ、ＢおよびＣに設定されている録画予約の状況を示す図。 録画装置Ａにおいて転送された放送番組を記録する動作を説明する図。 従来の録画予約システムに設定された録画予約を説明する図。

符号の説明

１…受信部、２…映像信号処理部、３…オーディオ信号処理部、４…ＭＰＥＧエンコード部、５…記録部、６…ＭＰＥＧデコード部、７…映像信号処理部、８…オーディオ信号処理部、９…設定部、１０…記憶部、１１…制御部、１２…重複判別部、１３…取得部、１４…選定部、１５…録画制御部、１６…ネットワークＩ／Ｆ部

Claims (3)

1. ネットワークに接続可能な録画装置において、
   放送番組の録画予約を設定する設定部と、
   前記設定部により録画予約が設定された放送番組を受信する受信部と、
   前記受信部が受信した放送番組を記録媒体に記録する記録部と、
   前記設定部により設定された第１の録画予約と録画日時が重複した第２の録画予約が既に設定されているか否かを判別する重複判別部と、
   前記重複判別部により判別された第１の録画予約の放送番組を録画する録画装置を前記ネットワークに接続された他の録画装置の中から選定する選定部と、
   前記選定部により選定された他の録画装置に第１の録画予約の放送番組を録画させる制御をする録画制御部とを備えることを特徴とする録画装置。
2. 請求項１に記載の録画装置において、
   前記ネットワークに接続された他の録画装置に設定されている録画予約情報を取得する取得部を備え、
   前記選定部は、前記取得部により取得された録画予約情報に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の他の録画装置において録画予約が設定されてない時間帯に前記重複判別部により判別された第１の録画予約の放送番組を複数の時間帯に分割し、分割した時間帯において当該放送番組を録画する他の録画装置を選定することを特徴とする録画装置。
3. 請求項２に記載の録画装置において、
   前記選定部により選定された他の録画装置から録画された放送番組を前記ネットワークを介して転送させ、転送された放送番組を時系列順に前記記録部に記録することを特徴とする録画装置。

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