JP4577432B2 - 記録再生装置 - Google Patents
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さらに、特許文献2記載の発明においても、ユーザが録画予約した番組が偶発的に不定期な編成パターンを有する連続番組であっても録画することは可能であるが、編成パターンの不定期性を認識できないため、ユーザにその連続番組の編成パターンが不定期であることを報知することが出来ず、その連続番組の次回放送予定日時等を予め表示する手段もないので、その連続番組が全て録画されるまで、ユーザは他の番組の録画予約を行う上で所定の制限を受けるおそれがある。
放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録し、記録されたデジタル放送データを再生する記録再生装置において、
テレビジョン放送信号に重畳された複数の番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、編成パターンが不定期に設定された番組情報を検索する番組情報検索手段と、
前記番組情報検索手段により検索された番組情報を記憶部に記憶する番組情報記憶手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、前記記憶部に記憶された番組識別情報と放送予定日時のみ異なる番組情報を検索する異日時放送検索手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と対応付けて、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時を前記記憶部に記憶する更新記憶手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と、当該番組情報と対応付けられ、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時とを、所定の表示手段に一覧表示させるリスト表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
前記記憶部に記憶された番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
前記テレビジョン放送信号から、前記記憶部により記憶された番組情報と同じ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、所定の複数回のダビングが可能な保護方式のデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、を備え、
前記リスト表示制御手段は、さらに、
前記記憶部により記憶された番組情報に、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報を対応付けて、一覧表示させることを特徴とする。
放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録し、記録されたデジタル放送データを再生する記録再生装置において、
テレビジョン放送信号に重畳された複数の番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、編成パターンが不定期に設定された番組情報を検索する番組情報検索手段と、
前記番組情報検索手段により検索された番組情報を記憶部に記憶する番組情報記憶手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、前記記憶部に記憶された番組識別情報と放送予定日時のみ異なる番組情報を検索する異日時放送検索手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と対応付けて、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時を前記記憶部に記憶する更新記憶手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と、当該番組情報に対応付けられ、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時とを、所定の表示手段に一覧表示させるリスト表示制御手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
前記テレビジョン放送信号から、前記記憶部により記憶された番組情報と同じ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、所定の複数回のダビングが可能な保護方式のデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、を備え、
前記リスト表示制御手段は、さらに、
前記番組情報記憶手段により記憶された番組情報に、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報を対応付けて、一覧表示させることを特徴とする。
したがって、編成パターンが不定期な番組の番組情報を事前に取得し、ユーザに、その番組の番組名及び放送予定日時だけでなく、次回放送予定日時もあわせて表示する記録再生装置であると言える。
また、チューナ部3は、受信したデジタル放送データを所定の中間周波数を有するIF(中間周波:Intermediate Frequency)信号に変換して分離部4に出力する。
また、チューナ部3は、特定のネットワークよりデジタル放送データを受信する際に、選択されているネットワークの名称に関する所定の信号をCPU142に出力する。
具体的には、PSIは、例えば、PMT(Program Map Table)、PAT(Program Association Table)、NIT(Network Information Table)、CAT(Conditional Access Table)等のテーブルから構成されており、このPMT内に著作権保護方式(例えば、ダビング10方式、コピーワンス方式、コピーネバー方式、コピーフリー方式)を識別する記述子が記載されている。
また、SIは、SDT(Service Description Table)、EIT(Event Information Table)、BAT(Bouquet Association Table)、TDT(Time Date Table)等の各種テーブル等が含まれている。
この同期信号に基づいて、ディスクドライブ8又はDVDドライブ18におけるデジタル放送データの記録、再生等が行われる際の同期がとられることとなる。
ビデオエンコーダは、デジタル放送データを構成する映像データをMPEG(Motion Picture Expert Group)方式に従って圧縮し、オーディオエンコーダは、デジタル放送データを構成する音声データをMPEGオーディオ方式に従って圧縮する。
そして、このエンコーダ6において生成されたデジタル放送データは、データプロセッサ7を介してディスクドライブ8又はDVDドライブ18に出力されることになる。
具体的には、例えば、ユーザによるリモコン部2の操作によりディスクドライブ8又はDVDドライブ18に対する記録の指示がなされた場合には、エンコーダ6から入力されたデジタル放送データをディスクドライブ8又はDVDドライブ18に出力する。
また、ディスクドライブ8は、記録したそれぞれのデジタル放送データについて履歴情報(例えば、記録日時、視聴の有無、コピー処理(ダビング)された回数等の情報)を記憶している。
ビデオデコーダは、映像データをMPEG方式に従って復元し、オーディオデコーダは、音声データをMPEGオーディオ方式に従って復元する。
このデコーダ10において生成されたデジタル放送データは、再生処理においては出力インターフェース部11に出力されることとなる。
この出力インターフェースにおいて生成されたデジタル放送データに基づく情報である映像や音声は、HDDレコーダ1に接続されたテレビジョン受像機200の表示画面200aやスピーカ(図示省略)にそれぞれ出力されることとなる。
なお、出力インターフェース部11は、テレビジョン受像機200とともにHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠した端子を備えるインターフェースとして、映像データ及び音声データを同一のHDMIケーブルにより出力するものであっても良い。
つまり、各表示画面とその表示画面における各ボタン/キーの機能を対応付けたボタン/キー機能テーブル(図示省略)がROM144に記憶されており、CPU142は、リモコン信号受光部13を介してリモコン部2からの入力操作信号を入力すると、表示画面200aに表示されている画面と、ユーザにより入力操作されたボタン/キーの種類に対応した入力操作処理を実行するように制御されている。この表示画面200aに表示されている画面に応じたボタン/キーの機能は、各画面のボタン/キー機能説明部500a〜510aにてユーザに報知される。
また、記憶部143は、例えば、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)等の、記憶内容を更新可能で、かつ、電源を遮断しても記憶内容を保持できる不揮発メモリを備えている。
そして、この記憶部143は、後述の番組情報記憶プログラム144bの実行により作成される不定期テーブル146と、確認チャンネルテーブル作成プログラム144oの実行により作成される確認チャンネルテーブル147と、を備えている。
つまり、CPU142は、番組情報検索プログラム144aを実行することにより、後述の確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nの実行によって、ユーザに選択された放送局(放送チャンネル)から送信される複数の番組情報の中から、「編成パターン」が「不定期」と記載された番組情報のみを検索する。
つまり、CPU142は、番組情報記憶プログラム144bを実行することにより、番組情報検索プログラム144aにより検索された不定期番組の番組情報と、その番組情報を備えるデジタル放送データを送信するネットワークのネットワーク名と、を対応付けた不定期テーブル146を、記憶部143に記憶する。
ここで、上記ネットワーク名は、番組情報検索プログラム144aにより不定期番組の番組情報が検索される度に、チューナ部3より出力される所定の信号を受信して取得することが出来る。
また、不定期テーブル146は、図2に示すようなデータ項目から構成され、初期状態では各データ項目は空欄になっており、上記番組情報記憶プログラム144bの実行により抽出部5を介して抽出される、各不定期番組の番組情報の「放送チャンネル」「放送局名」、「番組名」、「タイトル」、「放送予定日時」、「終了時期」、とともに、チューナ部3で特定される「ネットワーク名」が記述される。
なお、「予約状況」は、不定期番組一覧画面500にて、ユーザにより所定の不定期番組が選択され、リモコン部2を介して録画予約操作がなされ、CPU142がその入力操作信号を受信すると、「予約済」と記載され、「保護方式(確認)」、「保護方式(方式名)」は、後述の判断プログラム144dの実行により、「次回放送予定日時」は、更新記憶プログラム144wの実行により記述される。
つまり、CPU142が異日時放送検索プログラム144uを実行すると、不定期テーブル146に記憶された不定期番組の番組情報である「放送チャンネル」「放送局名」、「番組名」、「放送予定日時」、「終了時期」の中で、「放送予定日時」以外が一致する番組情報を、番組情報検索プログラム144aの実行により抽出部5を介して抽出された複数の番組情報から検索する異日時放送検索手段として機能する。
つまり、上記抽出部5を介して一度に抽出された複数の番組情報の中から、「放送予定日時」以外が一致する番組情報を検索することにより、次回放送予定の不定期番組の番組情報を取得する可能性を高めることが可能となる。
つまり、CPU142が新旧放送予定日時比較プログラム144vを実行することにより、番組情報記憶プログラム144bの実行により不定期テーブル146に記憶された不定期番組の番組情報と「放送予定日時」以外が一致する番組情報が検索された場合に、その検索された番組情報の「放送予定日時」と、不定期テーブル146に記憶された番組情報の「放送予定日時」との二つの放送予定日時の新旧を比較することが出来る。
つまり、CPU142が更新記憶プログラム144wを実行することにより、新旧放送予定日時比較プログラム144vにより比較された二つの放送予定日時のうち、旧い放送予定日時を不定期テーブル146に記憶された不定期番組の番組情報の「放送予定日時」として、新しい放送予定日時を不定期テーブル146に記憶された不定期番組の番組情報の「次回放送予定日時」として、不定期テーブル146を更新記憶する更新記憶手段である。
なお、不定期テーブル146のデータ項目として、「放送予定日時」及び「次回放送予定日時」の2回分の不定期番組の放送予定日時を記載する項目が設けられているが、2回分以上の放送予定日時を記載する項目(例えば、「放送予定日時」、「次回放送予定日時」、「次々回放送予定日時」の3回分の放送予定日時)を設け、異日時放送検索プログラム144uと、新旧放送予定日時比較プログラム144vと、更新記憶プログラム144wの実行により、複数回先の放送予定日時まで不定期テーブル146に更新記憶し、リスト表示制御プログラム144iの実行により表示できるものであっても良い。
つまり、CPU142は、受信プログラム144cを実行することにより、番組情報記憶プログラム144bの実行により記憶された不定期番組の番組情報の「ネットワーク名」「放送チャンネル」に一致するようにネットワーク及びチャンネルを、チューナ部3を介して選択/選局させ、当該デジタル放送データの放送終了までデジタル放送データを受信する受信手段として機能する。
つまり、CPU142は、判断プログラム144dを実行することにより、受信プログラム144cによって受信されたデジタル放送データのPMT(PSI)を抽出部5により抽出し、その抽出したPMT内の著作権保護方式を識別する記述子より何れの著作権保護方式が用いられているかを判断する判断手段である。また、受信される一のデジタル放送データには、シーン毎あるいは時間帯毎に異なる著作権保護方式が設定されている可能性があるため、CPU142が、判断プログラム144dを実行すると、受信プログラム144cによりデジタル放送データが所定時間受信される度に、著作権保護方式の判断を行う。
そして、上記著作権保護方式の判断にあっては、その時点までに判断されている著作権保護方式と、新たに判断された著作権保護方式の、それぞれの著作権保護方式ついて定められたコピー処理の実行可能な最大値(例えば、ダビング10方式ならば9回等)を対比し、両者のうち、上記最大値がより小さい方(即ち、ユーザにとってよりダビングの条件が厳しい方)を、当該デジタル放送データの著作権保護方式として逐次更新していく。
そのため、記憶部143の不定期テーブル146の「保護方式(方式名)」には、判断プログラム144dの実行により、「保護方式(確認)」の欄に「済」と記載されるとともに、最終的に更新された著作権保護方式が記載される。
なお、CPU142は、判断プログラム144dを実行することにより、保護方式情報としての「保護方式(方式名)」を生成して不定期テーブル146に記憶する生成手段としても機能する。
つまり、CPU142は、リスト表示制御プログラム144iを実行することにより、不定期番組テーブル146を用いて、例えば、図3に示すように、不定期番組一覧画面500(一例として、ネットワークはBSとし、以降の画面でも同様とする)として、テレビ受像機200の表示画面200aにリスト表示する。そして、ボタン/キー機能説明部500aに表示されるように、リモコン部2の所定の操作に応じて、CPU142がリスト表示制御プログラム144iを実行し、ネットワークごとの表示切換えが可能になっている。
この不定期番組一覧画面500に表示される、各リスト(各不定期番組)の項目「CH No」、「予約状況」、「番組名」、「保護方式(確認)」、「保護方式(方式名)」、「終了時期」、「放送予定日」、「次回放送予定日」は、不定期番組テーブル146の中で、「ネットワーク名」がBSである不定期番組の、それぞれ「放送チャンネル」、「予約状況」、「番組名」、「保護方式(確認)」、「保護方式(方式名)」、「終了時期」、「放送予定日時」の日付、「次回放送予定日時」の日付、に記載されたものが表示されている。
つまり、CPU142は、テレビ受像機200の表示画面200aに不定期番組一覧画面500が表示された状態で、ボタン/キー機能説明部500aに表示されるように、ユーザがリモコン部2の「黄ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、放送中リスト表示制御プログラム144jを実行し、例えば、図4の放送中不定期番組一覧画面501に示すように、不定期番組一覧画面500の各不定期番組の「終了時期」に「終了」と記載された不定期番組を省いて、リストの再描画を実行する。
そのため、リスト数が膨大となり表示が煩雑化し、ユーザが現在も放送されている不定期番組に関する情報だけを知りたい場合等に有効な表示限定手段といえる。
つまり、CPU142は、テレビ受像機200の表示画面200aに上記何れかの画面が表示された状態で、ボタン/キー機能説明部500a、501aに表示されるように、ユーザがリモコン部2の「青ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、例えば、図5のチャンネル一覧画面505に示すように、ROM144に格納された放送チャンネル一覧データをリストとして表示することが出来る。
そして、チャンネル一覧画面505が表示された状態で、ユーザが所定の放送チャンネルを選択して、リモコン部2の「決定ボタン」を押下することにより、図6の不定期番組確認チャンネル選択画面506が表示され、その選択した放送チャンネルを不定期番組が存在するか否かを確認する放送チャンネル(不定期番組確認チャンネル)として選択することが可能となり、前述の番組情報検索プログラム144aによって不定期番組の番組情報が検索される放送チャンネルとなる。
さらに、図6の不定期番組確認チャンネル選択画面506において、ユーザが所定の放送チャンネルを不定期番組確認チャンネルとして選択した場合、図7の保護方式確認チャンネル選択画面507が表示され、リモコン部2の「決定ボタン」を押下することにより、その選択した放送チャンネル(保護方式確認チャンネル)で放送される不定期番組について、著作権保護方式を確認することが可能になる。
つまり、CPU142は、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mを実行し、テレビ受像機200の表示画面200aに、図6の不定期番組確認チャンネル選択画面506が表示された状態で、ユーザがリモコン部2の「赤ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、例えば、図8の有料チャンネル一覧画面508に示すように、ROM144に格納された放送チャンネル一覧データに基づいて、有料チャンネルのみをリストとして表示することが出来る。
そして、この有料チャンネル一覧画面508が表示された状態で、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mが実行された場合と同様に、図9に示す不定期番組確認チャンネル選択画面509が表示されると、不定期番組が存在するか否かの確認を行う放送チャンネルの選択が可能となり、図10に示す保護方式確認チャンネル選択画面510が表示されると、図9にて選択した放送チャンネルで放送される不定期番組について著作権保護方式を確認するか否かの選択をすることが出来る。
したがって、不定期番組の存在する可能性の高い有料チャンネルのみを対象としたチャンネル一覧が表示され、上記選択を行うことが出来るので、更なるユーザビリティ向上を図ることが出来る。
つまり、CPU142が確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m及び/又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nを実行し、所定の放送チャンネルを不定期番組確認チャンネル及び/又は保護方式確認チャンネルとして選択した情報を、確認チャンネルテーブル作成プログラム144oを実行することにより、図11に示すような確認チャンネルテーブル147として、記憶部143に記憶することが出来る。
ここで、確認チャンネルテーブル147は、図11に示すように、「ネットワーク名」、「放送チャンネル」、「不定期番組確認チャンネル」、「次回更新日」、「保護方式確認チャンネル」のデータ項目から構成される。
まず、「ネットワーク名」及び「放送チャンネル」は、ROM144に格納された放送チャンネル一覧データに基づいて記述される。
次いで、「不定期番組確認チャンネル」、「保護方式確認チャンネル」は、CPU142の確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m及び/又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nの実行により、「放送チャンネル」が不定期番組確認チャンネル及び/又は保護方式確認チャンネルとして選択された場合に「対象」と記述される。
次いで、「次回更新日」は、不定期番組確認チャンネルが「対象」と記述された放送チャンネルについて、CPU142が不定期番組情報検索プログラム144aを実行した日付(即ち、その放送チャンネルについて定められた番組情報の発信日)に、番組情報が更新されるまでの所定期間(通常、8日間程度)を足した日付が記載される。
つまり、CPU142が、特定プログラム144pを実行することにより、チューナ部3より、現在選択されているネットワーク及び選局されている放送チャンネルに関する所定の出力信号を受信することにより、現在ユーザの選択しているネットワークと、選局している放送チャンネルを特定する特定手段として機能している。
つまり、CPU142が、時刻判断プログラム144qを実行することにより、不定期テーブル146に記憶された所定の不定期番組の番組情報の「放送予定日時」を抽出し、計時部16により計時される現在時刻が、その放送予定日時より所定時間(例えば、10分等)前にあるか否かを判断する時刻判断手段として機能している。
つまり、CPU142が、一致判断プログラム144rを実行することにより、ユーザが現在選択しているネットワークのネットワーク名、かつ、選局(視聴)している放送チャンネルが、不定期テーブル146に記憶された所定の不定期番組の番組情報の「ネットワーク名」及び「放送チャンネル」と、が一致するか否かを判断する一致判断手段として機能している。
そして、CPU142が一致していると判断した場合は、受信プログラム144cにより、その不定期番組の番組情報を備えるデジタル放送データが受信され、一致していないと判断した場合は、メッセージ表示プログラム144s(又は決定プログラム144t)を実行する。
つまり、CPU142が、一致判断プログラム144rにより一致していないと判断した場合、メッセージ表示プログラム144sを実行すると、図12に示すメッセージ表示画面のように、著作権保護方式を確認するために、ユーザに、所定の不定期番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促すメッセージを、所定時間テレビ受像機200の表示画面200aに表示する表示手段として機能している。そして、所定時間内に、ユーザにより所定の不定期番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局がなされると、CPU142が受信プログラム144cを実行し、その不定期番組のデジタル放送データを受信する。
なお、メッセージ表示プログラム144sは、後述の決定プログラム144tの実行により、図13の第2メッセージ表示画面又は図14の第3メッセージ表示画面を表示させるものであってもよい。
すなわち、CPU142が決定プログラム144tを実行すると、メッセージ表示プログラム144sを実行し、図13の第2メッセージ表示画面又は図14の第3メッセージ表示画面に示すようなメッセージを表示するととともに、著作権保護方式を確認するために、ユーザにリモコン部2の操作を介して、所定の不定期番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させることができる。
そして、CPU142は決定プログラム144tの実行により、ユーザによって、所定の不定期番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うと決定された場合、チューナ部3を介して上記ネットワーク及び放送チャンネルへの切換えを行うため、受信プログラム144cにより、その不定期番組のデジタル放送データを受信することが可能となる。
具体的には、DVDは、DVD−R(DVD−Recordable)等の追記型ディスクや、DVD−RW(DVD−ReWritable)、DVD−RAM(DVD−Random Access Memory)等の書き換え可能なディスクである。
このDVDドライブ18では、記録処理及びコピー処理において、光ピックアップにより、DVDの反射層にレーザ光を照射し、反射光による加熱により記録層の結晶構造を変化させてピットを形成することにより、DVDに対するデータの書き込みを行う。つまり、DVDドライブ18は、チューナ部3等を介して受信したデジタル放送データや、ディスクドライブ8に記録されたデジタル放送データをDVDに書き込み、記録する。
また、DVDドライブ18では、再生処理及びコピー処理において、光ピックアップによりDVDの反射層にレーザ光を照射し、光電変換及び電流電圧変換によって反射光に応じた電圧信号を生成することにより、DVDに記録されたデジタル放送データの読み出しを行う。
次に、当該HDDレコーダ1における、不定期番組確認チャンネル及び保護方式確認チャンネル設定処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。
一方で、チャンネル一覧画面505が表示された状態にて、ユーザによってリモコン部2の「赤ボタン」が押下されていない場合(ステップS2;No)、図16のA1に移行する。
一方で、ユーザがリモコン部2の「戻る」ボタンを押下して有料チャンネル一覧画面508を終了させ(ステップS12;Yes)、チャンネル一覧画面505に戻る場合、CPU142は、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mを実行し、ステップS2に戻る(ステップS13;No)。
さらに、A2において、ユーザがリモコン部2の「メニュー」ボタンの押下等により、有料チャンネル一覧画面508及びチャンネル一覧画面505の両方を終了させる場合、CPU142が確認チャンネルテーブル作成プログラム144oを実行し、確認チャンネルテーブル147の記載を、チャンネル一覧画面505又は有料チャンネル一覧画面508に表示される、不定期番組確認チャンネル及び保護方式確認チャンネルの設定情報に基づいて更新する(ステップS14)。
以上により、HDDレコーダ1において、不定期番組が存在するか否かの確認をするチャンネルの設定、及び著作権保護方式の確認を行うチャンネルの設定がなされる。
次に、当該HDDレコーダ1における、不定期番組の番組情報の検索更新処理について、図17のフローチャートを参照して説明する。
一方で、不定期番組の番組情報が検索出来なかった場合(ステップS105;No)、ステップS110に移行する。
一方で、ステップS107において放送予定日時のみが異なる番組情報が検索されなかった場合(ステップS108;No)、ステップS110に移行する。
したがって、上記処理により不定期テーブル146の更新がなされるため、CPU142が、リスト表示制御プログラム144iを実行した場合に、不定期番組一覧画面500に最新の不定期番組のリストを表示することが出来る。
次に、当該HDDレコーダ1における、不定期番組の著作権保護方式確認処理について、図18のフローチャートを参照して説明する。
そして、HDDレコーダ1がスタンバイ状態にある場合(ステップS503;Yes)、B1に移行する。
B1においては、図19に示されるように、ステップS502にて判断された所定の不定期番組の著作権保護方式の確認処理がなされる。
つまり、ステップS601において、CPU142が受信プログラム144cを実行することにより、ステップS502にて判断された所定の不定期番組(デジタル放送データ)の受信を開始する(ステップS601)。
そして、CPU142が判断プログラム144dを実行することにより、ステップS601により所定の不定期番組が受信されると、著作権保護方式の判断がなされる(ステップS602)。
そして、CPU142は上記所定の不定期番組の受信が終了したか否かの判断を行い(ステップS603)、終了していない場合(ステップS603;No)は、ステップS602以降の処理を繰り返し実行する。
一方で、CPU142が受信を終了したと判断する(ステップS603;Yes)と、不定期テーブル146の「保護方式(方式名)」及び「保護方式(確認)」の欄が更新される(ステップS604)。
B2においては、図20に示されるように、ステップS502において判断された所定の不定期番組の放送チャンネルとは異なるチャンネルをユーザが選局している場合に、ユーザに不定期番組の放送チャンネルに選局するように促す処理を行う。
つまり、CPU142が、メッセージ表示プログラム144sを実行し、図20に示されるように、テレビ受像機200の表示画面200aに、著作権保護方式を確認するために、所定の不定期番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促すメッセージを表示する(ステップS701a)。
そして、CPU142は、リモコン部2からの入力操作信号により、ユーザによって所定時間内に不定期番組の放送されるネットワーク及びチャンネルに切換えられたか否かが判断され(ステップS702a)、所定時間内に切換えられた場合(ステップS702a;Yes)はB1に移行し、所定時間内に切換えられない場合(ステップS702a;No)はB2を終了する。
つまり、CPU142が、決定プログラム144tを実行すると、メッセージ表示プログラム144sの実行により図13又は図14に示されるように、テレビ受像機200の表示画面200aに、著作権保護方式を確認するために、所定の不定期番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定するメッセージを表示する(ステップS701b)。
そして、CPU142は、不定期番組の放送される放送チャンネルへの切換えがユーザによって選択された場合(ステップS702b;Yes)、B1に移行し、B1終了後に切換える前の放送チャンネルに戻し(ステップS703b)、B2を終了する。
一方で、CPU142は、所定時間内に不定期番組の放送される放送チャンネルへの切換えがユーザによって選択されなかった場合(ステップS702b;No)、B2を終了する。
3 チューナ部
5 抽出部(抽出手段)
8 ディスクドライブ
10 デコーダ
11 出力インターフェース部
14 制御部
142 CPU(受信手段、判断手段、番組情報検索手段、番組情報記憶手段、異日時放送検索手段、更新記憶手段、リスト表示制御手段)
143 記憶部
144 ROM(保護方式情報記憶手段)
144a 番組情報検索プログラム(番組情報検索手段)
144b 番組情報記憶プログラム(番組情報記憶手段)
144c 受信プログラム(受信手段)
144d 判断プログラム(判断手段、生成手段)
144i リスト表示制御プログラム(リスト表示制御手段)
144u 異日時放送検索プログラム(異日時放送検索手段)
144w 更新記憶プログラム(更新記憶手段)
146 不定期番組テーブル
200 テレビジョン受像機(表示手段)
500 不定期番組一覧画面
Claims (3)
- 放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録し、記録されたデジタル放送データを再生する記録再生装置において、
テレビジョン放送信号に重畳された複数の番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、編成パターンが不定期に設定された番組情報を検索する番組情報検索手段と、
前記番組情報検索手段により検索された番組情報を記憶部に記憶する番組情報記憶手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、前記記憶部に記憶された番組識別情報と放送予定日時のみ異なる番組情報を検索する異日時放送検索手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と対応付けて、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時を前記記憶部に記憶する更新記憶手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と、当該番組情報と対応付けられ、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時とを、所定の表示手段に一覧表示させるリスト表示制御手段と、
を備えることを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1記載の記録再生装置において、
前記記憶部に記憶された番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
前記テレビジョン放送信号から、前記記憶部により記憶された番組情報と同じ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、所定の複数回のダビングが可能な保護方式のデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、を備え、
前記リスト表示制御手段は、さらに、
前記記憶部により記憶された番組情報に、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報を対応付けて、一覧表示させることを特徴とする記録再生装置。 - 放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録し、記録されたデジタル放送データを再生する記録再生装置において、
テレビジョン放送信号に重畳された複数の番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、編成パターンが不定期に設定された番組情報を検索する番組情報検索手段と、
前記番組情報検索手段により検索された番組情報を記憶部に記憶する番組情報記憶手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の番組情報から、前記記憶部に記憶された番組識別情報と放送予定日時のみ異なる番組情報を検索する異日時放送検索手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と対応付けて、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時を前記記憶部に記憶する更新記憶手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報と、当該番組情報に対応付けられ、前記異日時放送検索手段により検索された放送予定日時とを、所定の表示手段に一覧表示させるリスト表示制御手段と、
前記記憶部に記憶された番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
前記テレビジョン放送信号から、前記記憶部により記憶された番組情報と同じ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、所定の複数回のダビングが可能な保護方式のデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、を備え、
前記リスト表示制御手段は、さらに、
前記記憶部に記憶された番組情報に、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報を対応付けて、一覧表示させることを特徴とする記録再生装置。
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