JP2010068458A - 番組録画装置、番組録画プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

番組録画装置、番組録画プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約する作業を簡素化する。
【解決手段】番組録画装置10は、BD15を指定して、録画予約情報Aを設定する第1録画予約情報設定部1と、自身に装填されたBD15を判別する記録媒体判別部2と、記録媒体判別部2が判別したBD15に記録された録画予約情報BをBD15から読み取り、録画予約情報Bを記録した他の番組録画装置の存在を認識すると共に、第1録画予約情報設定部1から読み出した録画予約情報Aに、録画予約情報Bを合成し、その合成された情報を録画予約情報Cとして設定する第3録画予約情報設定部3と、録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方を読み出して、BD15に書き込む録画予約情報書込部4と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の番組録画装置間で連動して番組録画予約が可能な番組記録装置、番組録画プログラム、及び該番組録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
地上波放送や衛星放送などのテレビジョン放送の普及に伴い、テレビジョン放送の放送番組を記録し再生するための番組録画装置が広く普及している。
従来の番組録画装置は、映像信号および音声信号をテープ媒体などに記録するものが大半であり、また放送局から放送等により送信される番組を録画する場合、使用者が録画しようとする番組に応じて、自らその録画設定(例えば、チャンネル、録画時間、標準モード/3倍モード等)を行っていた。
しかしながら、近年のデジタル信号処理技術の発達により、ハードディスクや光ディスクなどの記録媒体(記録メディア)に放送番組をディジタル信号として記録する番組記録装置も登場している。また、一般に番組録画装置は、タイマー装置などを内蔵しており、あらかじめ日時を指定することで自動的に番組を録画する録画予約機能を備えている。
ここで、上記のタイマー装置では、従来、所望の放送番組が放送される日時をユーザ自らがタイマー装置などに設定する必要があった。こうしたユーザの負担を軽減するための方法として、例えば、インターネットなどを通じて提供される放送番組表データ(電子番組ガイド:Electronic Program Guide)をユーザが選択することにより、番組記録装置が対応する日時データを自動的に取り込み、当該日時データを録画日時として自動的に設定する方法などが知られている。また、録画日時を自動的に設定する方法の応用として、番組記録装置がユーザの視聴する番組の傾向を予測する予測手段を備えることで、ユーザの視聴する放送番組の傾向に応じて自動的に録画予約設定を実行する方法などが提案されている。
ここで、特許文献1では、記録媒体に設けられた管理領域に記録の予約情報、つまり録画予約情報を記録したり、あるいは予め記録しておくことにより、番組録画装置が、その起動に際して、自動的に予約記録を得られるような記録媒体を提供している。これにより、記録媒体に記録された録画予約情報の記録、変更、再生が番組記録装置から操作でき、番組録画装置への番組予約操作がユーザにとってより簡単に行えるようになっている。
特開平11−213627号公報(平成11年8月6日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の記録媒体、及び番組録画装置では、以下のような問題がある。つまり、例えば、ユーザが、複数の番組録画装置を用いて連続ドラマ等のシリーズ番組を同一の記録媒体に録画予約したい場合がある。このような場合に、特許文献1に記載の記録媒体、及び番組録画装置では、複数の番組録画装置において、予約情報を共有し合う方法を何ら提示していない。従って、各番組録画装置への番組録画予約の設定が各々行われた場合に、互いの最新予約情報を共有することができず、ユーザは、各々の番組録画装置に対して、他方の録画予約情報を手動で入力し直す必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約する作業を簡素化することにある。
本発明に係る番組録画装置は、上記課題を解決するために、番組を記録媒体に録画する番組録画装置であって、特定の記録媒体を指定して、番組を録画予約するための情報である第1録画予約情報を設定する第1録画予約情報設定手段と、自身に装填された上記特定の記録媒体を判別する記録媒体判別手段と、上記記録媒体判別手段が判別した上記特定の記録媒体に記録され、番組を録画予約するための情報である第2録画予約情報を上記特定の記録媒体から読み取り、その第2録画予約情報を記録した他の番組録画装置の存在を認識すると共に、上記第1録画予約情報設定手段から読み出した上記第1録画予約情報に、上記第2録画予約情報を合成し、その合成された情報を第3録画予約情報として設定する第3録画予約情報設定手段と、上記第1録画予約情報および上記第3録画予約情報の少なくとも一方を読み出して、上記特定の記録媒体に書き込む番組予約情報書込手段と、を備えることを特徴としている。
ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、連続ドラマ等の特定の番組を同一の記録媒体(特定の記録媒体)に録画予約しておきたい場合がある。そのような場合に、上記番組録画装置では、上記特定の記録媒体を指定して、第1録画予約情報設定手段が第1番組録画予約情報を設定することができ、しかも、番組予約情報書込手段によってその第1番組録画予約情報は上記特定の記録媒体に書き込まれる。
あるいは、上記特定の記録媒体には、他の番組録画装置が設定した第2番組録画予約情報であって、上記番組録画装置と、時には同一の録画予約情報が設定され、時には異なる録画予約情報が設定されている。そのような場合、特定の記録媒体であることが記録媒体判別手段によって判別されると、上記特定の記録媒体に記録された他の番組録画装置が設定した第2番組録画予約情報と上記第1番組録画予約情報とから合成された第3番組録画予約情報が設定され、番組予約情報書込手段がその第3番組録画予約情報を上記特定の記録媒体に書き込む。つまり、上記番組録画装置と上記他の番組録画装置とで設定された各々の録画予約情報が合成されて、その時点で各番組録画装置で設定されている最新の録画予約情報が上記特定の記録媒体上に記録される。
このようにして、特定の記録媒体には第1番組録画予約情報および上記第3録画予約情報の少なくとも一方が書き込まれる。そして、その特定の記録媒体を、上記番組録画装置と同様の構成を備える他の番組録画装置に装填すれば、上記番組録画装置で設定された第1番組録画予約情報が、上記他の番組録画装置にも容易に設定され、その結果、ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約する作業を簡素化することができる。
さらに、第3録画予約情報設定手段は、第2録画予約情報から上記他の番組録画装置の存在を認識することが可能である。従って、後述するように、録画予約時間が重複する番組が2以上存在する場合には、自身で録画するか、あるいは上記他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させることができる。その結果、鑑賞したい番組を可能な限り録画することができ、ユーザに対して優れた録画環境を提供することができ、ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約することを容易に、より効率的に行うことができるという効果も得られる。
本発明に係る番組録画装置では、上記番組予約情報書込手段は、上記特定の記録媒体が装填された時に、上記第1録画予約情報を上記特定の記録媒体に書き込むことが好ましい。
上記構成を備えることにより、番組録画装置への装填と同時に、番組録画装置に設定された最新の録画予約情報である第1録画予約情報が特定の記録媒体に書き込まれる。従って、他の番組録画装置は、上記特定の記録媒体を介して第1録画予約情報を取得でき、ユーザは、上記他の番組録画装置に対して第1録画予約情報を設定し直す必要がない。つまり、ユーザは、特定の記録媒体を介して、上記番組録画装置で設定された第1番組録画予約情報を上記他の番組録画装置に容易に設定することができる。また、上記他の番組録画装置での再設定が不要なため、誤操作、あるいは設定し忘れ等による録画失敗を確実に回避することができる。
本発明に係る番組録画装置では、上記番組予約情報書込手段は、上記特定の記録媒体が装填された状態において、上記第3録画予約情報設定手段が上記第3録画予約情報を設定した時に、上記第3録画予約情報を上記特定の記録媒体に書き込むことが好ましい。
上記構成を備えることにより、上記第3録画予約情報設定手段が上記第3録画予約情報を設定した時に、上記番組録画装置と上記他の番組録画装置とで設定された2つの録画予約情報を合成した第3番組録画予約情報が上記特定の記録媒体に書き込まれる。従って、他の番組録画装置は、上記特定の記録媒体を介して第3録画予約情報を取得でき、ユーザは、上記他の番組録画装置に対して第1録画予約情報を設定し直す必要がない。つまり、ユーザは、特定の記録媒体を介して、上記番組録画装置で設定された第3番組録画予約情報を上記他の番組録画装置に容易に設定することができる。また、上記他の番組録画装置での再設定が不要なため、誤操作、あるいは設定し忘れ等による録画失敗を確実に回避することができる。
本発明に係る番組録画装置では、上記特定の記録媒体が装填されていない場合に、その旨を、自身が接続されたテレビ画面への表示、自身が有するディスプレイへの表示、あるいは音声によりユーザに対して警告する第1警告手段を有することが好ましい。
上記番組録画装置は、第1番組録画予約情報および第3番組録画予約情報の少なくとも一方を有している時に、上記特定の記録媒体を装填するよう、ユーザに対して警告することができる。これにより、ユーザは、上記特定の記録媒体を上記番組録画装置に装填して、上記特定の記録媒体への番組録画を確実に行うことができる。
本発明に係る番組録画装置では、録画予約時間が重複する2以上の番組が上記第3録画予約情報に含まれるか否かを判定する録画時間重複判定手段を備えることが好ましい。
第1番組録画予約情報は上記番組録画装置で設定され、第2番組録画予約情報は上記他の番組録画装置で設定されるため、録画予約時間の重複する2以上の番組が上記第3録画予約情報に含まれる可能性がある。この点、上記番組録画装置は録画時間重複判定手段を備えるため、録画予約重複時間の重複の有無を判定することができる。
本発明に係る番組録画装置では、上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、該当する番組のうち少なくとも1つを録画する記録手段を備えることが好ましい。
上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、該当する番組のうち少なくとも1つを録画する記録手段があれば、一旦その記録手段に番組を録画しておくことができる。そして、上記番組録画装置が使用されていない時に、記録手段に記録された番組を上記特定の記録媒体に転送すればよい。このように、記録手段を備えることにより柔軟に録画先を調整することができ、しかもユーザは、最終的に特定の番組を上記特定の記録媒体に録画することができる。
本発明に係る番組録画装置では、上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、その旨を、自身が接続されたテレビ画面への表示、自身が有するディスプレイへの表示、あるいは音声によりユーザに対して警告する第2警告手段を有することが好ましい。
上記構成を備えることにより、ユーザは、録画予約時間が重複する番組が2以上存在することを認識することができ、それにより録画予約時間が重複する番組を設定変更し、または設定を削除することが可能となる。その結果、複数の番組録画装置を用いた番組録画環境において、より適切に、より効率よく、鑑賞したい番組を録画することができる。
本発明に係る番組録画装置では、上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、自身で録画するか、あるいは上記他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させる録画装置選択手段を備えることが好ましい。
録画予約時間が重複する番組が2以上存在する場合に、番組録画装置1台では全て録画できない場合が考えられる。そのような場合に、上記番組録画装置は、第3録画予約情報設定手段によって他の番組録画装置の存在を認識しているため、上記他の番組録画装置で番組録画する選択肢があることをユーザに判断させることができる。そこで、録画予約時間が重複する番組が2以上存在する場合には、自身で録画するか、あるいは上記他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させることで、鑑賞したい番組を可能な限り録画することができ、より優れた録画環境をユーザに提供することができる。その結果、ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約することを容易に、より効率的に行うことができる。
なお、上記番組録画装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記番組録画装置をコンピュータにて実現させる番組録画プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る番組録画装置は、以上のように、特定の記録媒体を指定して、番組を録画予約するための情報である第1録画予約情報を設定する第1録画予約情報設定手段と、自身に装填された上記特定の記録媒体を判別する記録媒体判別手段と、他の番組録画装置の存在を認識すると共に、第1録画予約情報と第2録画予約情報とから第3番組録画予約情報を合成して設定する第3録画予約情報設定手段と、上記第1録画予約情報および上記第3録画予約情報の少なくとも一方を読み出して、上記特定の記録媒体に書き込む番組予約情報書込手段と、を備える構成である。
従って、本発明に係る番組録画装置は、特定の記録媒体を介して、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約する作業を簡素化することができるという効果を奏する。
以下、本実施の形態に係る番組録画装置について、図1〜図6を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る番組録画装置10の概略図である。
番組録画装置10は、ハードディスクや光ディスク(DVD、BD)などの記録媒体に放送番組をディジタル信号として記録すると共に、記録媒体から録画予約情報の入出力が可能な番組録画装置であり、第1録画予約情報設定部(第1録画予約情報設定手段)1と、記録媒体判別部(記録媒体判別手段)2と、第3録画予約情報設定部(第3録画予約情報設定手段)3と、録画予約情報書込部(番組予約情報書込手段)4と、を備える。
第1録画予約情報設定部1は、特定のBD(特定の記録媒体)15を指定して、番組を録画予約するための情報である録画予約情報A(第1録画予約情報)を設定する。ここで、特定の記録媒体とは、例えば複数の番組録画装置を用いて連続ドラマ等のシリーズ番組を同一の記録媒体に録画予約する場合に使用する、当該記録媒体をいう。
録画予約情報の設定は、ユーザが、テレビ等のディスプレイに表示される番組録画予約設定画面を見ながら、装置からのガイダンスに従って、録画したい番組の予約設定(EPG、使用者入力等)を行えばできる。例えば、毎週放送されるあるドラマの録画予約を行う場合、毎週録画するかどうかを選択することによって、ドラマ1クール分の録画予約を行うことなどの設定が可能である。その際に、番組を録画するディスク(BD15)を指定する。具体的には、後述する図2の「録画先ディスク」の欄に記載されるように、録画するディスクを指定して録画先が管理される。
記録媒体判別部2は、番組録画予約時に指定された特定の記録媒体であるBD15を判別する。なお、判別されたBD15には、後述するように、録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方が書き込まれる。
第3録画予約情報設定部3は、第1録画予約情報設定部1で設定した録画予約情報AとBD15に記録された、番組を録画予約するための情報である録画予約情報B(第2録画予約情報)とを合成して、新たな録画予約情報C(第3録画予約情報)を設定する。ここで、合成とは、録画予約情報Aと録画予約情報Bとを単純に足し合わせてもよいし、あるいは、録画予約情報Aと録画予約情報Bとの間で重複する録画予約情報がある場合に、重複する一方の録画予約情報を削除したうえで、録画予約情報Cを設定してもよい。なお、重複部分を削除する設定の方が、録画予約情報の全体的な情報量を少なくでき、従って、録画予約情報を記憶するメモリの容量を有効に使用できるといったメリットがある。
録画予約情報書込部4は、録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方を読み出して、それらをBD15に書き込む。書き込むタイミングは、BD15が番組録画装置10に装填された時に、録画予約情報AをBD15に書き込でもよいし、あるいは、BD15が装填された状態において、第3録画予約情報設定部3が録画予約情報Cを設定した時に、録画予約情報CをBD15に書き込んでもよい。また、その両方のタイミングで、BD15に録画予約情報A及びCを書き込んでもよい。
さらに、番組録画装置10は、第1警告部(第1警告手段)5、録画時間重複判定部(録画時間重複判定手段)6、第2警告部(第2警告手段)7、録画装置選択部(録画装置選択手段)8、記録部(記録手段)9とを備える。
第1警告部5は、特定の記録媒体が番組録画装置10に装填されていない場合に、その旨を表示装置11に表示して警告する。なお、表示装置11は、番組録画装置10が接続されたテレビの画面、あるいは番組録画装置10が有する図示しないディスプレイ、番組録画装置のリモコンに設けられたディスプレイ、携帯電話の画面、メール(携帯、PC)であってもよい。あるいは、第1警告部5は、音声によって警告を発する構成であってもよい。
録画時間重複判定部6は、録画予約情報Cに録画予約時間が重複する2以上の番組が含まれるか否かを判定する。
第2警告部7は、録画時間重複判定部6が、録画予約情報Cにおいて録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、その旨を表示装置11に表示して警告する。なお、警告は音声によるものであってもよい。
録画装置選択部8は、録画時間重複判定部6が、録画予約情報Cにおいて録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、番組録画装置10で当該番組を録画するか、あるいは他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させる。選択は、表示装置11に選択画面を表示して、ユーザに選択させる構成でよい。
記録部9は、録画時間重複判定部6が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、該当する番組のうち少なくとも1つを録画するときに使用されるものであり、番組録画装置10に内蔵されていても、外付けされていてもよい。また、録画予約情報A、B、及びCは、第1録画予約情報設定部1、第3録画予約情報設定部3に記録されても、あるいは記録部9に記録されてもよい。
次に、録画予約情報について図2を参照して説明する。図2は、録画予約情報の一例を示す図であり、特定の記録媒体を指定して、録画したい番組の予約情報である録画予約情報が設定されている。
図2に示すように、録画予約情報は、タイトル、録画日時、チャンネル、録画モード、及び録画先ディスクで表される。例えば、タイトル「番組1」では、録画日時「2008/3/1 21:00〜22:00」、チャンネル「8ch」、録画モード「LP」、録画先ディスク「ディスクa」となっている。これらの項目情報が、各タイトルごとに指定されている。なお、図2に示す録画予約情報は一例であって、他の情報を含むことも勿論可能である。例えば、録画予約情報として、予約情報作成年月日・時刻、録画曜日繰り返しパターン、情報の有効期間、録画済または未録画を示す情報、といった情報を含むこともできる。
次に、録画予約の一連の流れを図3により説明する。図3は、録画予約の一連の流れを説明するフローである。
最初に、番組録画装置10にBD15を装填すると、録画予約情報Bが番組録画装置10に読み込まれる(S1)。なお、図示はしていないが、すでにこの段階で記録媒体判別部2が、BD15が特定の記録媒体であることを判別済みであるものとする。
次に、第1録画予約情報設定部1がすでに録画予約情報Aを設定している場合(S2)、録画予約情報書込部4によって録画予約情報AがBD15に書き込まれる(S3)。
続いて、第3録画予約情報設定部3が、第1録画予約情報設定部1で設定した録画予約情報AとBD15に記録された録画予約情報Bとを合成して、新たな録画予約情報Cを設定する(S4)。なお、S3において、すでに録画予約情報AがBD15に書き込まれているが、このS3のステップを省略することも可能である。
その後、録画予約情報書込部4は、録画予約情報CをBD15に書き込み(S5)、最後はユーザによってBD15が番組録画装置10から排出される(S6)。
なお、S2において、第1録画予約情報設定部1が録画予約情報Aを設定していない場合はNoに進む。そして、BD15が番組録画装置10に装填されている状態において、第1録画予約情報設定部1が録画予約情報Aを設定したとする(S7)。この場合は、第3録画予約情報設定部3が、録画予約情報AとBD15に記録された録画予約情報Bとを合成して、新たな録画予約情報Cを設定する(S4)。その後の流れは上述したとおりであり、詳細説明は省略する。
このように、S1〜S7のステップを経て、録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方がBD15に書き込まれる。この流れを、より具体的に図4を参照して説明する。図4は、特定の記録媒体を介した、番組録画装置P・Qの録画予約情報の更新方法を示す図である。
まず、複数の番組録画装置として装置P・Qを使用し、録画先ディスクとしてディスクaを使用する場合を例に考える。
図4(a)は、ディスクaが番組録画予約に関する情報を何も保持していない初期状態を示す。一方、装置Pには、録画予約情報Aとして番組1〜5(ドラマ1クール分とし、数字が小さいほど早く放送される)が、いずれも「未録画」として設定されている。なお、この段階で、装置Qは、番組録画予約に関する情報を何も保持していないものとする。
図4(b)は、装置Pにディスクaが装填された状態を示す。このとき、装置Pの録画予約情報Aがディスクaに読み込まれるため、ディスクaにも録画予約情報Aが記録される。従って、装置Pとディスクaの双方に録画予約情報Aが記憶されている。なお、装置Pにディスクaを装填してから、録画予約情報Aを設定して、同様の状態に保持することもできる。
装置Pは、ディスクaに関する予約情報を管理しているため、ディスクaを装填していない状態において、図示しない第1警告部によってディスクaの装填を促す警告が出される。しかしながら、番組1の放送開始までにディスクaが装置Pに装填された場合、上記警告は解除される。なお、番組1の放送開始までに再びディスクaが装置Pから取り出された場合は、再び警告が出される。
図4(c)は、装置Pにおいて、ディスクaに番組1が録画された状態を示す。この状態において、ディスクaの録画予約情報のうち、番組1の「未録画」が「録画済」へ変更され、装置Pの録画予約情報のうち、番組1の「未録画」が「録画済」へ変更される。つまり、ディスクaに番組1が録画されたことを示す情報が、ディスクaと装置Pにそれぞれ記録される。
図4(d)は、装置Qにディスクaを装填し、ディスクaが保持する録画予約情報が装置Qに読み込まれた状態を示す。このように、ディスクaを装置Qに装填するだけで、ディスクaに記録された録画予約情報が装置Qに読み込まれるため、装置Qへの録画予約の設定が簡単に行われる。ここで、装置Pは、ディスクaに関する予約情報を管理しているため、図示しない第1警告部によってディスクaの装填を促す警告が出される。
図5(e)は、装置Qにおいて、ディスクaに番組2が録画された状態を示す。この状態において、ディスクaの録画予約情報のうち、番組2の「未録画」が「録画済」へ変更され、装置Qの録画予約情報のうち、番組2の「未録画」が「録画済」へ変更される。つまり、ディスクaに番組2が録画されたことを示す情報が、ディスクaと装置Qにそれぞれ記録される。
この状態では、装置Pは番組2に対するディスクaの装填警告を解除できていない。しかしながら、番組2が終了した段階で、録画すべき番組2の放送自体終了しているため、ディスクaの装填を促す警告は解除される。警告としては、例えば、「番組2が録画できていない可能性があります」という警告を定期的に出してもよい。なお、この段階では、ディスクaは装置Qに装填されているため、装置Pには、次に録画すべき番組3を録画するためのディスクaの装填を促す警告を出すことが可能となる。
図5(f)は、装置Pでディスクaに番組3が録画された状態を示す。なお、番組3を録画するためにディスクaが装置Pに装填された時点で、ディスクaには番組2が録画されているため、装置Pにて番組2について録画済に更新する。なお、「番組2が録画できていない可能性があります」という警告を定期的に出している場合は、その警告を解除することができる。さらに、ディスクaと装置Pにて番組3が録画されたことが分かるように、ディスクaと装置Pの録画予約情報が更新される。
なお、番組3の放送開始前の段階では、ディスクaは装置Pに装填されているため、装置Qには、次に録画すべき番組3を録画するためのディスクaの装填を促す警告を出すことが可能となる。番組3が終了した段階で、録画すべき番組3の放送自体終了しているため、ディスクaの装填を促す警告は解除される。警告としては、例えば、「番組3が録画できていない可能性があります」という警告を定期的に出してもよい。なお、この段階では、ディスクaは装置Pに装填されているため、装置Qには、次に録画すべき番組4を録画するためのディスクaの装填を促す警告を出すことが可能となる。
図5(g)は、装置P・Qどちらにも番組4を録画するためのディスクaを装填しなかったことにより、番組4が録画されなかった状態を示す。このとき、装置P・Q、及びディスクaは、何れも番組4の録画状態は「未録画」となる。なお、番組4が終了した時点で、録画すべき番組4の放送自体終了しているため、番組4に対するディスクaの装填警告を解除してもよい。または、「番組4が録画できていない可能性があります」という警告を定期的に出してもよい。さらに、この段階では、ディスクaは装置P、及び装置Qに装填されていないため、装置P・Qに、次に録画すべき番組5を録画するためのディスクaの装填を促す警告を出すことが可能となる。
なお、装填警告の解除例として、番組4の放送が終了後、ディスクaに対する装填を促す警告を出さないように、装置P・Qが警告を解除してもよい。あるいは、番組4の放送が終了していない時点(番組4の放送開始前、または番組4の放送中)でも、ユーザの指示によって、装填警告を解除する設定も可能である。
図5(h)は、装置Pでディスクaに番組5が録画された状態を示す。この状態において、ディスクaの録画予約情報のうち、番組5の「未録画」が「録画済」へ変更され、装置Pの録画予約情報のうち、番組5の「未録画」が「録画済」へ変更される。つまり、ディスクaに番組5が録画されたことを示す情報が、ディスクaと装置Pにそれぞれ記録される。
なお、装置Qにおいて、番組5が終了した段階で録画すべき番組5の放送自体終了しているため、ディスクaの装填を促す警告は解除される。警告としては、例えば、「番組5が録画できていない可能性があります」という警告を定期的に出してもよい。
ここで、警告を任意に消去したい場合、既に終了した番組等に対する警告が各装置より出ている時に、ユーザによって手動で警告を解除する、またはディスクaを対象の装置に装填して、警告を解除することになる。
ここまでの処理によって、ディスクaに番組1〜5を録画するための予約情報が記録されており、装置P・Qにも同様の予約情報が記憶されている。上述したように、ユーザの選択によりディスクaを他の装置に装填することで、ディスクaに記録されている録画予約情報を他の装置に読み込ませることができ、ユーザがあらためて録画予約を行う手間が省かれる。また、装置側でもディスクaに記録されている録画予約情報を読み込むことで、ディスクaが装置に装填されていない場合、ディスクaの装填期限を装置から使用者に警告するような構成にすることも可能である。
次に、図6を参照して、複数番組の時間帯(それぞれ異なるディスクで録画予定)が重複している場合に発せられる警告について説明する。図6は、複数番組の時間帯(それぞれ異なるディスクで録画予定)が重複している場合のタイムテーブルを示す図である。
図6に示すように、ディスクaには、番組101、開始時刻t1’、終了時刻t2’という録画予約情報が設定されている。一方、ディスクbには、番組102、開始時刻t3’、終了時刻t4’という録画予約情報が設定されている。つまり、時刻t3’から時刻t2’の間で録画時間が重複している。
このように、ディスクa・bの録画予約情報が装置P・Qに設定され、しかも、番組の録画時間が重複している状況において、ディスクbが装置Pに装填されたとする。このとき、装置Pは、ディスクbに対して、ディスクbが有する録画予約情報に基づいて番組の録画をすることができるが、ディスクaが有する録画予約情報に基づいて番組録画をすることはできない。そこで、装置Pは、テレビ等の表示ディスプレイにおいて、ディスクaが有する録画予約情報に基づいた番組録画を装置Qで行うようユーザに注意を促すことができる。つまり、番組101と番組102との録画時間帯が重複しているため、装置Pでは全て録画することができず、「ディスクaを装置Qへ装填して番組102を録画してください」といった警告を出すように設定しうる。
次に、上述した番組の録画予約によって得られる効果を説明する。
本実施の形態に係る番組録画装置10は、特定の記録媒体であるBD15を指定して録画予約情報Aを設定する第1録画予約情報設定部1と、自身に装填されたBD15を判別する記録媒体判別部2と、記録媒体判別部2が判別したBD15に記録された録画予約情報BをBD15から読み取り、録画予約情報Bを記録した他の番組録画装置の存在を認識すると共に、第1録画予約情報設定部1から読み出した録画予約情報Aに、録画予約情報Bを合成し、その合成された情報を録画予約情報Cとして設定する第3録画予約情報設定部3と、録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方を読み出して、BD15に書き込む録画予約情報書込部4と、を備える構成である。
ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、連続ドラマ等の特定の番組を同一の記録媒体(BD15)に録画予約しておきたい場合がある。そのような場合に、番組録画装置10では、BD15を指定して、第1録画予約情報設定部1が録画予約情報Aを設定することができ、しかも、録画予約情報書込部4によってその録画予約情報AはBD15に書き込まれる。
あるいは、BD15には、他の番組録画装置が設定した録画予約情報Bであって、上記番組録画装置と、時には同一の番組録画予約情報が設定され、時には異なる番組録画予約情報が設定されている。そのような場合、BD15であることが記録媒体判別部2によって判別されると、BD15に記録された他の番組録画装置が設定した録画予約情報Bと上記録画予約情報Aとから合成された録画予約情報Cが設定され、録画予約情報書込部4がその録画予約情報CをBD15に書き込む。つまり、番組録画装置10と上記他の番組録画装置とで設定された各々の番組録画予約情報が合成されて、その時点で各番組録画装置で設定されている最新の番組録画予約情報がBD15上に記録される。
このようにして、特定の記録媒体には録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方が書き込まれる。そして、その特定の記録媒体を、その記録媒体に記録された録画予約情報を読み込むことが可能な構成を備えた他の番組録画装置に装填すれば、番組録画装置10で設定された録画予約情報Aが、上記他の番組録画装置にも容易に設定され、その結果、ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約する作業を簡素化することができる。
さらに、複数の番組録画装置10を使用して、各々で設定した録画予約情報をBD15を介して転送しあうことが可能である。この場合も、ユーザは、複数の番組録画装置10を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約する作業を簡素化することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、録画予約情報書込部4は、BD15が装填された時に、録画予約情報AをBD15に書き込む。
従って、番組録画装置10への装填と同時に、番組録画装置10に設定された最新の番組録画予約情報である録画予約情報AがBD15に書き込まれる。従って、他の番組録画装置は、BD15を介して録画予約情報Aを取得でき、ユーザは、他の番組録画装置に対して録画予約情報Aを設定し直す必要がない。つまり、ユーザは、BD15を介して、番組録画装置10で設定された録画予約情報Aを他の番組録画装置に容易に設定することができる。また、他の番組録画装置での再設定が不要なため、誤操作、あるいは設定し忘れ等による録画失敗を確実に回避することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、録画予約情報書込部4は、BD15が装填された状態において、第3録画予約情報設定部3が録画予約情報Cを設定した時に、録画予約情報CをBD15に書き込む。
これにより、第3録画予約情報設定部3が録画予約情報Cを設定した時に、番組録画装置10と他の番組録画装置とで設定された2つの番組録画予約情報を合成した第3番組録画予約情報がBD15に書き込まれる。従って、他の番組録画装置は、BD15を介して録画予約情報Cを取得でき、ユーザは、他の番組録画装置に対して録画予約情報Aを設定し直す必要がない。つまり、ユーザは、BD15を介して、番組録画装置10で設定された第3番組録画予約情報を他の番組録画装置に容易に設定することができる。また、他の番組録画装置での再設定が不要なため、誤操作、あるいは設定し忘れ等による録画失敗を確実に回避することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、BD15が装填されていない場合に、その旨を、自身が接続されたテレビ画面への表示、自身が有するディスプレイへの表示、あるいは音声によりユーザに対して警告する第1警告部5を有する。
番組録画装置10は、録画予約情報Aおよび録画予約情報Cの少なくとも一方を有している時に、BD15を装填するよう、ユーザに対して警告することができる。これにより、ユーザは、BD15を番組録画装置10に装填して、BD15への番組録画を確実に行うことができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、録画予約時間が重複する2以上の番組が録画予約情報Cに含まれるか否かを判定する録画時間重複判定部6を備える。
録画予約情報Aは番組録画装置10で設定され、第2番組録画予約情報は他の番組録画装置で設定されるため、録画予約時間の重複する2以上の番組が録画予約情報Cに含まれる可能性がある。この点、番組録画装置10は録画時間重複判定部6を備えるため、録画予約重複時間の重複の有無を判定することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、録画時間重複判定部6が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、該当する番組のうち少なくとも1つを録画する記録部9を備える。
そして、録画時間重複判定部6が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、該当する番組のうち少なくとも1つを録画する記録部9があれば、一旦その記録部9に番組を録画しておくことができる。そして、番組録画装置10が使用されていない時に、記録部9に記録された番組をBD15に転送すればよい。このように、記録部9を備えることにより柔軟に録画先を調節することができ、しかもユーザは、最終的に特定の番組をBD15に録画することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、録画時間重複判定部6が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、その旨を、自身が接続されたテレビ画面への表示、自身が有するディスプレイへの表示、あるいは音声によりユーザに対して警告する第2警告部7を有する。
これにより、ユーザは、録画予約時間が重複する番組が2以上存在することを認識することができ、それにより録画予約時間が重複する番組を設定変更し、または設定を削除することが可能となる。その結果、複数の番組録画装置を用いた番組録画環境において、より適切に、より効率よく、鑑賞したい番組を録画することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10では、録画時間重複判定部6が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、自身で録画するか、あるいは他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させる録画装置選択部8を備える。
録画予約時間が重複する番組が2以上存在する場合に、番組録画装置1台では全て録画できない場合が考えられる。そのような場合に、番組録画装置10は、第3録画予約情報設定部3によって他の番組録画装置の存在を認識しているため、他の番組録画装置で番組録画する選択肢があることをユーザに判断させることができる。そこで、録画予約時間が重複する番組が2以上存在する場合には、自身で録画するか、あるいは他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させることで、鑑賞したい番組を可能な限り録画することができ、より優れた録画環境をユーザに提供することができる。その結果、ユーザは、複数の番組録画装置を用いて、特定の番組を同一の記録媒体に録画予約することを容易に、より効率的に行うことができる。
このように、番組録画装置10が、他の番組録画装置が存在することを認識していることにより、自身の代わりに、番組録画する装置として他の番組録画装置を指定することができる。
なお、上記実施形態の番組録画装置の各部や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの入力手段、ディスプレイなどの出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の番組録画装置の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本発明は、複数の番組録画装置間で連動して番組録画予約が可能な番組記録装置、番組録画プログラム、及び該番組録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に適用することができる。
本実施の形態に係る番組録画装置10の概略図である。 番組録画予約情報の一例を示す図である。 録画予約の一連の流れを説明するフローである。 記録媒体を介した、番組録画装置間の番組録画予約情報の更新方法を示す図であり、(a)は、ディスクaが番組録画予約に関する情報を何も保持していない初期状態を示し、(b)は、装置Pにディスクaが装填された状態を示し、(c)は、装置Pにおいて、ディスクaに番組1が録画された状態を示し、(d)は、装置Qにディスクaを装填し、ディスクaが保持する番組録画予約情報が装置Qに読み込まれた状態を示す図である。 記録媒体を介した、番組録画装置間の番組録画予約情報の更新方法を示す図であり、(e)は、装置Qにおいて、ディスクaに番組2が録画された状態を示し、(f)は、装置Pでディスクaに番組3が録画された状態を示し、(g)は、装置P・Qどちらにも番組4を録画するためのディスクaを装填しなかったことにより、番組4が録画されなかった状態を示し、(h)は、装置Pでディスクaに番組5が録画された状態を示す図である。 複数番組の時間帯(それぞれ異なるディスクで録画予定)が重複している場合のタイムテーブルを示す図である。
符号の説明
1 第1録画予約情報設定部(第1録画予約情報設定手段)
2 記録媒体判別部(記録媒体判別手段)
3 第3録画予約情報設定部(第3録画予約情報設定手段)
4 録画予約情報書込部(番組予約情報書込手段)
5 第1警告部(第1警告手段)
6 録画時間重複判定部(録画時間重複判定手段)
7 第2警告部(第2警告手段)
8 録画装置選択部(録画装置選択手段)
9 記録部(記録手段)
10 番組録画装置
11 表示装置
15 BD(特定の記録媒体)
録画予約情報A(第1録画予約情報)
録画予約情報B(第2録画予約情報)
録画予約情報C(第3録画予約情報)

Claims (10)

  1. 番組を記録媒体に録画する番組録画装置であって、
    特定の記録媒体を指定して、番組を録画予約するための情報である第1録画予約情報を設定する第1録画予約情報設定手段と、
    自身に装填された上記特定の記録媒体を判別する記録媒体判別手段と、
    上記記録媒体判別手段が判別した上記特定の記録媒体に記録され、番組を録画予約するための情報である第2録画予約情報を上記特定の記録媒体から読み取り、その第2録画予約情報を記録した他の番組録画装置の存在を認識すると共に、上記第1録画予約情報設定手段から読み出した上記第1録画予約情報に、上記第2録画予約情報を合成し、その合成された情報を第3録画予約情報として設定する第3録画予約情報設定手段と、
    上記第1録画予約情報および上記第3録画予約情報の少なくとも一方を読み出して、上記特定の記録媒体に書き込む番組予約情報書込手段と、を備えることを特徴とする番組録画装置。
  2. 上記番組予約情報書込手段は、上記特定の記録媒体が装填された時に、上記第1録画予約情報を上記特定の記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の番組録画装置。
  3. 上記番組予約情報書込手段は、上記特定の記録媒体が装填された状態において、上記第3録画予約情報設定手段が上記第3録画予約情報を設定した時に、上記第3録画予約情報を上記特定の記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1または2に記載の番組録画装置。
  4. 上記特定の記録媒体が装填されていない場合に、その旨を、自身が接続されたテレビ画面への表示、自身が有するディスプレイへの表示、あるいは音声によりユーザに対して警告する第1警告手段を有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の番組録画装置。
  5. 録画予約時間が重複する2以上の番組が上記第3録画予約情報に含まれるか否かを判定する録画時間重複判定手段を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の番組録画装置。
  6. 上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、該当する番組のうち少なくとも1つを録画する記録手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の番組録画装置。
  7. 上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、その旨を、自身が接続されたテレビ画面への表示、自身が有するディスプレイへの表示、あるいは音声によりユーザに対して警告する第2警告手段を有することを特徴とする請求項5または6に記載の番組録画装置。
  8. 上記録画時間重複判定手段が、録画予約時間が重複する番組が2以上存在すると判断した場合に、自身で録画するか、あるいは上記他の番組録画装置で録画するかをユーザに選択させる録画装置選択手段を備えることを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の番組録画装置。
  9. 特定の記録媒体を指定して、番組を録画予約するための情報である第1録画予約情報を設定する第1録画予約情報設定処理と、
    自身に装填された上記特定の記録媒体を判別する記録媒体判別処理と、
    上記記録媒体判別手段が判別した上記特定の記録媒体に記録され、番組を録画予約するための情報である第2録画予約情報を上記特定の記録媒体から読み取り、その第2録画予約情報を記録した他の番組録画装置の存在を認識すると共に、上記第1録画予約情報設定手段から読み出した上記第1録画予約情報に、上記第2録画予約情報を合成し、その合成された情報を第3録画予約情報として設定する第3録画予約情報設定処理と、
    上記第1録画予約情報および上記第3録画予約情報の少なくとも一方を読み出して、上記特定の記録媒体に書き込む予約情報書込処理と、をコンピュータに実行させるための番組録画プログラム。
  10. 請求項9に記載の番組録画プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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