しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示されている装置においては、保存期間を超過した録画データを削除することはできるが、録画データの管理、例えば保存期間の変更やデータ保護(=削除の対象外とする指定)等を、ユーザが容易かつ直感的に行うことが出来ないという問題があった。また、録画データの削除日時の確認を行う場合、ユーザは手動で削除日時一覧画面を表示させて確認する必要があった。このため、削除日時が迫っている録画データの存在に気づかず、視聴するのを忘れたまま録画データが削除されてしまう可能性があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、録画データの削除機能を備えているとともに、削除予定の録画データの管理を容易に行うことができ、かつ削除日時が近づいている録画データを確実にユーザに通知することができる利便性の高い記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のハードディスク搭載DVDレコーダは、前記ハードディスクに録画データの記録が行われた際に、記録が完了した日時から所定時間後の日時を前記録画データの削除日時と決定し、決定した前記削除日時と前記録画データとを関連付ける削除日時決定手段と、前記削除日時決定手段により決定された一または複数の削除日時を記録した削除日時リストを作成し、前記削除日時リストを前記ハードディスクに記録する削除日時リスト作成手段と、前記削除日時リストに記録されている削除日時の到来を検知することにより、前記削除日時に関連付けられている録画データを前記ハードディスクから削除する削除手段と、前記ハードディスクより読み出した前記削除日時リストを、画像情報に変換して外部モニターに出力する削除日時リスト出力手段と、前記削除日時リストに対する編集指示を受け付け、受け付けた前記編集指示に基づいて前記削除日時リストに記録されている削除日時の変更、或いは削除を行う削除日時リスト編集手段と、前記削除日時決定手段が削除日時を決定する際に用いる前記所定時間の長さを変更する指示を受け付け、受け付けた前記指示に基づいて前記削除日時リストに記録されている削除日時の変更を行う保存期間変更手段と、前記削除日時決定手段により決定された削除日時を含む削除日時データを、前記削除日時に関連付けられている録画データに付加する削除日時データ付加手段とを備えており、前記削除日時リスト出力手段が、前記ハードディスク搭載DVDレコーダの起動を検知した際に、前記削除日時リストの出力を行い、前記削除日時リスト出力手段が、前記削除日時リストに記録されている削除日時から所定時間前の日時の到来を検知することにより、前記削除日時リストの出力を行い、前記削除日時リスト作成手段が、前記削除日時データを参照して前記削除日時リストの作成を行い、前記削除日時リスト編集手段、及び前記保存期間変更手段が前記削除日時リストに記録されている削除日時の変更を行った際に、変更が行われた前記削除日時に関連付けられている録画データに付加されている削除日時データに含まれる削除日時の変更を行い、前記削除日時決定手段が録画データの削除日時の決定を行う際に、前記録画データを構成する動画或いは音声に付加されている属性情報を参照し、前記属性情報にあらかじめ関連付けられた保存期間に基づいて、前記録画データの削除日時を決定することを特徴としている。
これによると、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダは、テレビ放送等で配信されている番組(=動画及び/若しくは音声)を録画してハードディスクに記録(=録画)する。記録装置が録画処理を行った際に、録画が完了した日時から所定時間後(例えば3日後)を算出し、算出した日時を録画データの削除日時として決定する。決定された削除日時は、ハードディスクに記録されている削除日時リストに登録される。削除日時リストに登録されている削除日時が到来すると、削除日時に対応する録画データがハードディスクより削除される。また、電源の起動が行われた際に、ハードディスクに記録されている削除日時リストを画像情報に変換し、画像信号として外部のモニターに出力する。また、削除日時リストに登録されている個々の削除日時のうち、いずれかの削除日時から所定時間だけ早い時刻(例えば削除実施五分前)となった際に、削除日時リストを画像情報に変換し、画像信号として外部のモニターに出力する。これにより、削除日時が近づくたびに、モニターに削除日時リストが表示されることとなる。また、削除日時リストがモニターに表示されている状態において、削除日時リストの編集指示をユーザから受け付ける。このためユーザは、削除日時リストに対する編集操作を行うことが可能であり、録画時に決定された録画データの削除日時を録画後に自由に変更することが可能である。また、削除日時リストがモニターに表示されている状態において、録画データの保存期間の変更指示をユーザから受け付ける。このためユーザは、あらかじめ定められた録画データの保存期間を録画後に変更することが可能である。また、保存期間を変更した場合、変更内容に応じて削除日時リストの削除日時も変更される。例えばジャンルがスポーツである番組の保存期間を二日増加させた場合、削除日時リストに含まれる録画データのうち、ジャンルがスポーツである録画データの削除日時が全て二日延長される。また、録画データの削除日時が決定された際に、削除日時を示す削除日時データが録画データに付加される。付加された削除日時データは、録画データと共にハードディスクに記録される。このため、各機能部は削除日時データを参照することにより、各録画データの削除日時を取得することが可能である。また、ユーザが削除日時編集操作、或いは保存期間変更操作を行うことにより削除日時リストに含まれる削除日時の変更が行われた際に、変更された削除日時に関連づけられた録画データに付加されている削除日時データも、ユーザからの指示に従い同様に変更される。また、録画データの保存期間を決定する際に、録画対象の動画や音声に付随するジャンル情報(例えばスポーツ、ニュース等)に応じて、録画データの保存期間および削除日時を個別に決定する。付随するジャンル情報は、例えばEPG(Electronic Program Guide−電子番組情報)に含まれるEPGデータ等を用いて取得する。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、動画及び/若しくは音声を録画データとして記録する記録手段と、前記記録手段に記録されている情報であって前記録画データを除く情報を表示装置に出力する情報出力手段とを備えた記録装置であって、前記記録手段により録画データの記録が行われた際に、記録が完了した日時から所定時間後の日時を前記録画データの削除日時と決定し、決定した前記削除日時と前記録画データとを関連付ける削除日時決定手段と、前記削除日時決定手段により決定された一または複数の削除日時を記録した削除日時リストを作成し、前記削除日時リストを前記記録手段に記録する削除日時リスト作成手段と、前記削除日時リストに記録されている削除日時の到来を検知することにより、前記削除日時に関連付けられている録画データを前記記録手段から削除する削除手段と、前記記録手段より読み出した前記削除日時リストを、前記情報出力手段を用いて出力する削除日時リスト出力手段とを備えており、前記削除日時リスト出力手段が、前記記録装置の起動を検知した際に、前記削除日時リストの出力を行うことを特徴としている。
これによると、本発明の記録装置は、テレビ放送等で配信されている番組(=動画及び/若しくは音声)を録画してハードディスク等の記録媒体(=記録手段)に記録する。また、記録媒体に記録されている情報のうち、録画データを除く各種情報(例えば録画予約情報、録画データ管理情報等)を、画像信号に変換して外部装置(例えばモニター等)に出力する情報出力手段を備えている。記録装置が録画処理を行った際に、録画が完了した日時から所定時間後(例えば3日後)の日時を算出し、算出した日時を録画データの削除日時として決定する。決定された削除日時は、記録媒体に記録されている削除日時リストに登録される。削除日時リストに登録されている削除日時が到来すると、削除日時に対応する録画データが記録媒体より削除される。また、電源の起動が行われた際に、記録媒体に記録されている削除日時リストが情報出力手段により外部装置に出力される。これにより、記録装置が起動するたびに、モニター等の表示装置に削除日時リストが表示されることとなる。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、前記削除日時リスト出力手段が、前記削除日時リストに記録されている削除日時から所定時間前の日時の到来を検知することにより、前記削除日時リストの出力を行うことを特徴としている。
これによると、削除日時リストに登録されている個々の削除日時のうち、いずれかの削除日時から所定時間だけ早い時刻(例えば削除実施五分前等)となった際に、削除日時リストが外部装置に出力される。これにより、削除日時が近づくたびに、モニター等の表示装置に削除日時リストが表示されることとなる。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、前記削除日時リストに対する編集指示を受け付け、受け付けた前記編集指示に基づいて前記削除日時リストに記録されている削除日時の変更、或いは削除を行う削除日時リスト編集手段を備えたことを特徴としている。
これによると、削除日時リストがモニター等に表示されている状態において、削除日時リストの編集指示をユーザから受け付ける。このためユーザは、削除日時リストに対する編集操作を行うことが可能であり、録画時に決定された録画データの削除日時を録画後に自由に変更することが可能である。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、前記削除日時決定手段が削除日時を決定する際に用いる前記所定時間の長さを変更する指示を受け付け、受け付けた前記指示に基づいて前記削除日時リストに記録されている削除日時の変更を行う保存期間変更手段を備えたことを特徴としている。
これによると、削除日時リストがモニター等に表示されている状態において、録画データの保存期間の変更指示をユーザから受け付ける。このためユーザは、あらかじめ定められた録画データの保存期間を録画後に変更することが可能である。また、保存期間を変更した場合、変更内容に応じて削除日時リストの削除日時も変更される。例えばジャンルがスポーツである番組の保存期間を二日増加させた場合、削除日時リストに含まれる録画データのうち、ジャンルがスポーツである録画データの削除日時が全て二日延長される。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、前記削除日時決定手段により決定された削除日時を含む削除日時データを、前記削除日時に関連付けられている録画データに付加する削除日時データ付加手段を備え、前記削除日時リスト作成手段が、前記削除日時データを参照して前記削除日時リストの作成を行うことを特徴としている。
これによると、録画データの削除日時が決定された際に、削除日時を示す削除日時データが録画データに付加される。付加された削除日時データは、録画データと共にハードディスク等の記録媒体に記録される。このため、各機能部は削除日時データを参照することにより、各録画データの削除日時を取得することが可能である。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、前記削除日時リスト編集手段、及び前記保存期間変更手段が前記削除日時リストに記録されている削除日時の変更を行った際に、変更が行われた前記削除日時に関連付けられている録画データに付加されている削除日時データに含まれる削除日時の変更を行うことを特徴としている。
これによると、ユーザが削除日時編集操作、或いは保存期間変更操作を行うことにより削除日時リストに含まれる削除日時の変更が行われた際に、変更された削除日時に関連づけられた録画データに付加されている削除日時データも、ユーザからの指示に従い削除日時リストの内容と同様に変更される。
また、上記目的を達成するために本発明の記録装置は、前記削除日時決定手段が録画データの削除日時の決定を行う際に、前記録画データを構成する動画或いは音声に付加されている属性情報を参照し、前記属性情報にあらかじめ関連付けられた保存期間に基づいて、前記録画データの削除日時を決定することを特徴としている。
これによると、録画データの保存期間を決定する際に、録画対象の動画或いは音声に付随するジャンル情報(例えばスポーツ、ニュース等)に応じて、録画データの保存期間および削除日時を個別に決定する。付随するジャンル情報は、例えばEPGに含まれるEPGデータ等を用いて取得する。
本発明によれば、削除日時リストに登録されている削除日時が到来した際に、削除日時に関連づけられた録画データが削除される。つまり、録画してから所定期間を過ぎた録画データはユーザからの削除指示がなくとも削除される。このためユーザは、録画データの録画日時を逐一確認して古い録画データを手動で削除する必要がない。また、録画データが大量に存在する場合等において、録画データの整理を効率的に行うことができるため、ユーザにとっての利便性が向上する。また、削除日時リストは記録装置の電源起動時にモニター等に表示されるため、ユーザは削除日時が近い録画データを容易かつ確実に確認することができる。このためユーザが、削除日時が近づいているのに気づかず、誤って録画データが削除されてしまうのを防止することができる。
また本発明によれば、削除日時に録画データの削除が行なわれる直前に、削除日時リストがモニター等に表示される。このためユーザは、削除日時が直前に迫っている録画データを容易かつ確実に確認することができる。このためユーザが、削除日時が近づいているのに気づかず、誤って録画データが削除されてしまうのを防止することができる。
また本発明によれば、削除日時リストが表示された際に、ユーザは削除日時リストに対する編集指示を行うことが可能である。このため、録画時に決定された録画データの削除日時を、いつでも自由に変更することができる。例えば、必ず視聴を行いたい録画データの削除日時を延長する、或いは削除対象から除外することができる。このため、より柔軟な削除処理を記録装置に対して指示することができる。
また本発明によれば、削除日時リストが表示された際に、ユーザはあらかじめ定められた録画データの保存期間を自由に変更することができる。また、保存期間を変更した場合、変更内容に応じて削除日時リストの削除日時も変更される。このためユーザは、削除日時リストに含まれる削除日時を個別に編集することなく、一括して削除日時の変更を行うことができるため、作業量の削減を図ることができる。
また本発明によれば、録画データの削除日時が決定された際に、削除日時を示す削除日時データが録画データに付加される。このため、削除日時を管理する管理テーブルが不要である。また、付加された削除日時データは各機能部から参照可能であるため、各種処理(例えば削除日時リスト作成処理)に利用することができる。
また本発明によれば、削除日時リストに含まれる削除日時の変更が行われた際に、変更された削除日時に関連づけられた録画データに付加されている削除日時データも併せて変更される。このため、削除日時リストの内容と削除日時データとの内容に不整合が生じることがなく、処理異常が発生する危険を防止することができる。
また本発明によれば、録画データのジャンル情報(例えばスポーツ番組等)に応じて、録画データの保存期間および削除日時が決定される。このためユーザは、できるだけ長期に保存しておきたいジャンル、或いはあまり視聴することがないので短期間のみ保存しておきたいジャンル等、好みのジャンルに応じて保存期間の設定を行うことができる。このため、ハードディスク等の記録媒体をより有効に活用することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.内部構成について〉
図2は、本発明の一実施形態に係るハードディスク搭載DVDレコーダ1(=記録装置)を示す構成図である。ハードディスク搭載DVDレコーダ1は、少なくとも、制御部11、メモリ12、ハードディスク13、データ入力部14、エンコーダ部15、データ出力部16、光ディスクドライブ17、操作ボタン群18、及びフロントパネル19を含むように構成されている。
制御部11は、ハードディスク搭載DVDレコーダ1の各部材の駆動を制御することにより画像情報処理、例えばコンテンツの録画或いは再生等を統括制御するためのものであり、例えば複数のマイクロプロセッサから構成されている。また制御部11は、各装置(例えばハードディスク13等)の制御やデータの計算、加工処理等を行なう中枢部分となっている。なお、制御部11が備える各機能部(削除日時決定部11a〜保存期間変更部11g)の詳細については後述する。
メモリ12は、ハードディスク搭載DVDレコーダ1が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ12は、例えば制御部11によって各種情報処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
ハードディスク13(=記録手段)は、ハードディスク搭載DVDレコーダ1が保持する録画データ、或いは後述する削除日時リスト等を記録するための磁気記録媒体である。なお、ハードディスク13は、複数の領域(=パーティション)に分割されており、記録するデータの種別に応じて領域別に記録することがより望ましい。ハードディスク13は少なくとも、録画データ記録領域13a、及び削除日時リスト記録領域13bを含むように構成されている。なお、各記録領域の詳細については後述する。
データ入力部14は、例えばデジタルチューナー等の外部装置からデジタルデータを入力するための入力インターフェースである。また、例えばアナログデータを入力する場合は、A/Dコンバータ(Analog Digital Converter)を用いてアナログの動画データ及び音声データをデジタルデータに変換して入力することが可能である。
エンコーダ部15は、動画データをMPEG2等の動画圧縮方式により圧縮を行ったり、音声データをDolby AC−3やLPCM等の音声圧縮方式により圧縮を行ったりする。なお、圧縮を行うデータとしては、例えばデータ入力部14より入力された動画データ及び音声データ等が対象となる。なお、入力された動画データが既になんからの圧縮方式で圧縮されている場合は、エンコードを行わないようにすることも可能である。
データ出力部16(=情報出力手段)は、モニター等の外部表示装置に対して、ハードディスク搭載DVDレコーダ1が保持する各種情報、例えば録画予約情報や録画データ管理情報等を画像信号に変換して出力するための出力インターフェースである。データ出力部16は、例えばOSD(on-screen display)生成部(不図示)等の画像信号生成部を備えている。OSD生成部は、ハードディスク搭載DVDレコーダ1が出力すべき情報をユーザが視認できる画像情報に変換し、変換した画像情報を外部モニター等に表示するための画像信号を生成する。
光ディスクドライブ17は、CDメディア、或いはDVDメディア等の光ディスクに対して光学的に各種データの書き込みを行うための光学装置である。なお、光ディスクには複数の規格が存在するため、光ディスクドライブ17の規格に応じた光ディスクを使用しなければ、各種処理(録画等)を行うことができない。
操作ボタン群18は、ユーザが番組の録画及び録画予約等の各種指示をハードディスク搭載DVDレコーダ1に対して行なうための入力インターフェースである。操作ボタン群18により出力された指示は、制御部11により受け付けられる。指示を受け付けた制御部11は、指示の内容に基づいて各種処理を行う。フロントパネル19は、ハードディスク搭載DVDレコーダ1の各種情報をユーザに対して表示する。
〈2.機能部の構成について〉
ここで、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1が備える削除日時リスト表示機能を構成する各機能部の関係を、図1の機能ブロック図を用いながら説明する。
図1に示すように本発明の削除日時リスト表示機能は少なくとも、制御部11が備える削除日時決定部11a(=削除日時決定手段)、削除日時リスト作成部11b(=削除日時リスト作成手段)、削除部11c(=削除手段)、削除日時リスト出力部11d(=削除日時リスト出力手段)、削除日時データ付加部11e(=削除日時データ付加手段)、削除日時リスト編集部11f(=削除日時リスト編集手段)、及び保存期間変更部11g(=保存期間変更手段)と、ハードディスク13が備える録画データ記録領域13a、及び削除日時リスト記録領域13bと、データ出力部16とにより構成される。
削除日時決定部11aは、制御部11が録画処理を行った際に、作成された録画データの削除日時を決定する。削除日時の決定は、制御部11が録画処理を行った録画日時に所定の保存期間(例えば10日等)を加算することにより行われる。或いは、録画する番組に付加されている属性情報、例えばEPGに含まれるEPGデータをもとに、保存期間を決定する方法であってもよい。例えばEPGデータより、録画番組のジャンルがスポーツ番組であると判定された場合に保存期間を3日、ドラマ番組であると判定された場合に保存期間を7日とする等、番組のジャンルによって保存期間を決定する方法であってもよい。
削除日時リスト作成部11bは、削除日時決定部11aが決定した各録画データの削除日時の一覧である削除日時リストを作成する。作成された削除日時リストは、削除日時リスト記録領域13bに記録される。削除日時リストの作成は、後述する削除日時データ付加部11cにより録画データに付加された削除日時データを参照して行われる。削除日時リスト作成部11bによる削除日時リストの作成および更新は、あらかじめ定められた所定の日時に定期的に行われる。ただし、録画処理の実行時や、録画データの削除時等に行われる形態であってもよい。
削除部11cは、あらかじめ定められた所定の日時(例えば午前0時)において、所定の周期(例えば24時間周期)で削除日時を超過している録画データを削除する。削除日時を超過している録画データが存在するかどうかの判定は、削除日時リスト記録領域13aに記録されている削除日時リストと、計時部(不図示)より得られた現在の日時を比較することにより行なわれる。
削除日時リスト出力部11dは、ハードディスク搭載DVDレコーダ1の電源が起動された際に、削除日時リスト記録領域13aに記録されている削除日時リストを、データ出力部16を用いて表示装置等に出力する。なお、削除日時リスト出力部11dが削除日時リストを出力するタイミングは、電源起動時に限定されるものではない。例えば、削除部11cが削除処理を行う時刻から所定時間前の時刻(例えば削除5分前等)において、出力処理を行う形態であってもよい。
削除日時データ付加部11eは、削除日時決定部11aにより決定された録画データ毎の削除日時をもとに、削除日時データを作成して各録画データに付加する。削除日時データとは、それが付加される録画データの削除日時を示すデータである。付加された削除日時データは録画データと共に録画データ記録領域13bに記録される。削除日時データは、削除日時リスト11bが削除日時リストを作成する際に参照される。なお、削除部11cにより録画データが削除される場合、その録画データに付随する削除日時データも併せて削除される。
削除日時リスト編集部11fは、削除日時リスト記録領域13bに記録されている削除日時リストの内容変更指示をユーザから受け付け、受け付けた指示に基づいて削除日時リストの編集を行う。変更を受け付ける内容としては、例えば録画データの削除日時の変更や、特定の録画データを削除対象から除外する(つまり手動で削除しない限り削除されない録画データに指定する)等があげられる。なお、削除日時リスト編集部11fは削除日時リストの変更を行う際に、変更対象となった録画データに付加されている削除日時データに対しても、削除日時の内容変更を行う。
保存期間変更部11gは、録画時に削除日時決定部11aが削除日時を決定する際に用いられる保存期間の変更指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて削除日時リストの更新を行う。変更を受け付ける内容としては、例えば全てのデータに対して保存期間を所定日数(例えば3日)延長する変更や、或いは特定のジャンル(例えばスポーツ番組)の録画データの保存期間を所定日数延長する変更等があげられる。なお、保存期間変更部11gは削除日時リストの変更を行う際に、変更対象となった録画データに付加されている削除日時データに対しても、削除日時の内容変更処理を行う。
録画データ記録領域13aは、データ入力部14より入力された、或いは光ディスクドライブ17により光ディスク(不図示)から読み出された、動画データ及び音声データを記録するため領域である。また、削除日時データ付加部11eにより録画データにより作成された削除日時データも、この領域に記録される。
削除日時リスト記録領域13bは、削除日時リスト作成部11bにより作成された削除日時リストを記録するための領域である。記録されている削除日時リストは、削除日時リスト出力部11dが所定の日時に削除日時リストを出力する際に用いられる。
〈3.削除日時リスト表示画面について〉
ここで、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1が備える削除日時リスト出力部11dが、データ出力部16を用いて出力する削除日時リスト表示画面について、図6〜図8の画面図を用いながら説明する。なお、削除日時リスト出力部11dは、データ出力部16が備えるOSD機能部(不図示)等を用いて表示画面の生成を行う。
図6〜図8は、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1の削除日時リスト表示画面の一例である。図6〜図8に示されているように、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1の削除日時リスト表示画面は、少なくともリスト表示部51、コマンド表示部52、カーソル53a、及びカーソル53bを含むように構成されている。
リスト表示部51は、録画データ記録領域13aに記録されている録画データのタイトル、削除日時、および残り日数を一覧表示する表示部である。図6に示す例では、残り日数を並べ替えのキーとして、残り日数の少ない録画データから順に表示している。なお、図6の例では削除日時と残り日数との両方を表示しているが、どちらか片方のみの表示を行う形態であってもよい。
コマンド表示部52は、削除日時リスト表示画面において削除日時編集部11fが受け付ける各種命令(=コマンド)を一覧表示する表示部である。図6に示す例では、「削除日時変更」、「保存期間変更」、「ダビング実施」、「終了」の四つのコマンドが選択できるようになっている。ユーザは操作ボタン群18を用いてカーソル53aを操作することにより、これらのコマンド群の中から実行したいコマンドを削除日時編集部11fに指定する。ここで「削除日時変更」が指定された場合の処理を、図7の画面図を用いて説明する。
図7(a)は、図6において「削除日時変更」が指定された場合の画面図である。図7(a)のコマンド表示部52においては、選択中である「削除日時変更」が強調表示されると共に、リスト表示部51にカーソル53bが表示される。ユーザは操作ボタン群18を用いてカーソル53bを操作することにより、削除日時を変更する録画データを指定する。図7(a)の例では、カーソル53bにより「1.プロ野球中継」が指定されている。ここでは、「1.プロ野球中継」の削除日時が「2007/8/29 0:00」から「2007/8/31 0:00」に変更された例を用いて説明する。
図7(b)は、削除日時編集部11fが上記の変更を削除日時リストに対して行った後の画面図である。削除予定日時が変更された図7(a)の「1.プロ野球中継」が、図7(b)では「2.プロ野球中継」として、削除日時リストの上から2番目に表示されている。これは、「プロ野球中継」の削除予定日が変更されることにより、「スポーツニュース」と削除順序が入れ替わった為である。なおこの際、図7(a)および図7(b)には表示されないが、削除日時編集部11fは録画データ「プロ野球中継」に付加されている削除日時データの内容を、「2007/8/29 0:00」から「2007/8/31 0:00」に変更する。
次に、図6において「ダビング実施」が指定された場合の処理を、図8の画面図を用いて説明する。図8(a)のコマンド表示部52においては、選択中である「ダビング実施」が強調表示されると共に、リスト表示部51にカーソル53bが表示される。ユーザは操作ボタン群18を用いてカーソル53bを操作することにより、ダビングを行う録画データを指定する。図8(a)の例では、「3.月曜ドラマ劇場」がダビング対象として指定されている。
指定されたダビング処理の完了後、「3.月曜ドラマ劇場」は録画データ記録領域13aより削除される。これに伴い、「3.月曜ドラマ劇場」は削除日時リストより削除されると共に、リスト表示部51にも表示されなくなる。この削除後の画面を表した画面図が図8(b)である。「3.月曜ドラマ劇場」に変わって、「3.クイズ番組」が三番目に削除される予定の録画データとして表示されている。
〈4−1.削除日時の決定処理について〉
ここで、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1における録画データの削除日時決定処理を、図1及び図2のブロック図と、図3のフロー図を用いながら説明する。
図3は、本発明の削除日時決定処理の処理フローを示したフローチャートである。図3に示すように本処理は、制御部11が録画開始命令を検知することにより開始される。なお、ここでいう録画開始命令とは、ユーザが手動で行う録画処理、予約録画機能を用いた録画処理、あるいは自動録画機能による自動録画処理等、いかなる種類の録画処理の開始命令であっても構わない。
録画開始命令を検知した制御部11は、ステップS110において、データ入力部14より入力された動画情報や音声情報(例えばテレビ番組等)を、録画データとして録画データ記憶領域13aに記録する。録画処理は、ユーザからの録画停止指示、あるいは予約録画における録画終了時刻の到来等を検知するまで継続される。
録画処理を完了した制御部11は、ステップS120において、録画対象となっている動画情報や音声情報のジャンル情報を取得する。ジャンル情報は、例えばテレビ番組の放送電波に含まれて配信されるEPGに含まれる番組情報(=EPGデータ)等から取得される。具体的には、EPGデータに含まれる「スポーツ」、「ニュース」といった番組のカテゴリを示す情報がジャンル情報として取得される。
制御部11は、ステップS130において、取得したジャンル情報が、削除処理の対象ジャンルであるかどうかの判定を行う。なお、削除処理の対象ジャンルは、あらかじめユーザがハードディスク搭載DVDレコーダ1に対して指定しておくことが可能である。制御部11により、取得されたジャンル情報が対象ジャンルと異なると判定された場合には削除日時の決定処理を行わないため、本処理を終了する。
逆に、制御部11により、取得されたジャンル情報が対象ジャンルと一致すると判定された場合、削除日時決定部11aは、ステップS140において、ジャンル情報に関連付けられた保存期間に基づいて録画データの削除日時を決定する。例えば取得したジャンル情報が「スポーツ」であり、「スポーツ」に関連付けられた保存期間が3日間である場合、録画が完了した日時から3日後が削除日時として決定される。決定した削除日時は、削除日時データ付加部11eに通知される。なおこの際、削除日時リスト作成部11bに対して、決定した削除日時の通知を行ってもよい。
削除日時決定部11aより削除日時の通知を受けた削除日時データ付加部11eは、ステップS150において、通知された削除日時をもとに削除日時データを作成する。そしてステップS160において、録画データ記録領域13aに記録されている該当録画データ(=ステップS110の録画処理により作成された録画データ)に対し削除日時データを付加し、本処理を終了する。
〈4−2.削除日時リストの作成/更新処理について〉
ここで、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1における録画データの削除日時リスト作成/更新処理を、図1及び図2のブロック図と、図4のフロー図を用いながら説明する。
図4は、本発明の削除日時リスト作成/更新処理の処理フローを示したフローチャートである。図4に示すように本処理は、制御部11があらかじめ定められた削除日時リストの更新時刻(例えば毎日午前0時)の到来を検知した際に開始される。なお、削除日時リスト記録領域13bに削除日時リストが存在しない場合は、削除日時リストが新規作成されることとなる。
更新時刻が到来したことを検知した制御部11は、ステップS210において、録画データ記憶領域11aの全録画データに対して、付加されている削除日時データの読み出しを行う。そしてステップS220において、読み出した各削除日時データの中から、削除日時が現在の日時から所定の期間内(例えば7日以内)である削除日時データを抽出するとともに、抽出した削除日時データが一以上存在するかどうかの判定を行う。
抽出した削除日時データが一以上存在する場合、削除日時リスト作成部11bは、ステップS230において、削除日時データに含まれる削除日時情報を削除日時リストに登録する。逆に抽出した削除日時データが存在しない場合、ステップS230は実行せず、次のステップS240に移行する。
次に制御部11は、ステップS240において、削除日時リストと現在の日時とを比較することにより、削除日時を既に超過している録画データが存在するかどうかの判定を行う。存在しないと判定された場合は、本処理を終了する。逆に存在すると判定された場合、削除部11cはステップS250において、削除日時を超過している録画データを録画データ記憶領域11aより削除する。
次に削除部11cは、ステップS260において、削除した録画データに関連する情報を削除日時リストより削除し、本処理を終了する。具体的には、削除した録画データのタイトル、削除予定日時、残り日数等の情報が、削除日時リストより削除される。
〈4−3.削除日時リストの表示処理について〉
ここで、本発明のハードディスク搭載DVDレコーダ1における録画データの削除日時リスト表示処理を、図1及び図2のブロック図と、図5のフロー図を用いながら説明する。
図5は、本発明の削除日時リスト表示処理の処理フローを示したフローチャートである。図5に示すように本処理は、制御部11がハードディスク搭載DVDレコーダ1の電源(不図示)の起動を検知することにより開始される。なお、本処理が開始されるトリガーは必ずしも電源の起動に限定されるものではなく、例えば削除日時リストに含まれる削除日時から所定時間前の時刻(削除処理の五分前等)や、或いはユーザから所定の命令(削除日時リスト表示命令等)を受け付けた際に、本処理を開始する形態であってもよい。
電源起動を検知した削除日時リスト出力部11dは、ステップS310において、削除日時リスト記録領域13bに記録されている削除日時リストを読み出す。そして読み出した削除日時リストを、データ出力部16を用いて外部表示装置(例えばモニター等)に画像信号として出力する。これにより外部或表示装置には、図6に示すような削除日時リスト表示画面が表示されることとなる。なお、削除日時リストの表示は、フロントパネル19を用いて行う形態であってもよい。
次に制御部11は、ステップS320において、外部からの指示を待ち受ける状態に移行する。外部からの指示とは、例えば削除日時リスト表示画面を見たユーザが、削除日時リスト表示画面における各種操作(例えば削除日変更操作等)を行った際に発行される指示である。ユーザは操作ボタン群18等を操作することにより、ハードディスク搭載DVDレコーダ1に対する各種指示を入力することが可能である。なお、待ち受け状態に移行してから所定時間を経過しても指示を受け付けなかった場合、待ち受け状態を解除して本処理を終了することが望ましい。
次に制御部11は、ステップS330において、待ち受け状態に移行してから所定時間内に削除日時リストの編集指示、或いは保存期間変の更指示等を受け付けたかどうかの判定を行う。指示を受け付けた場合、削除日時リスト編集部11f、或いは保存期間変更部11gは、ステップS340において、受け付けた指示に基づいて削除日時リストの内容変更を行う。なお、削除日時リストに加えられた変更は、録画データに付加されている削除日時データにも同様に反映される。
例えば個別の録画データの削除日時の変更指示を受け付けた場合、削除日時リスト編集部11fが、削除日時リストに含まれる該当録画データの削除日時の変更を行う(図7を参照)。また例えば、特定ジャンルの録画データの保存期間の変更指示を受け付けた場合、保存期間変更部11gが、削除日時リストに含まれる該当ジャンルの録画データの削除日時を変更する。例えばスポーツ番組の保存期間を3日増やすよう変更指示を受けた場合、スポーツ番組に該当する全録画データの削除日時が3日延長される。
ステップS330において編集指示を受け付けなかった場合、ステップS340の処理は行わず、次のステップS350に移行する。
制御部11は、ステップS350において、待ち受け状態に移行してから所定時間内に録画データのダビング指示を受け付けたかどうかの判定を行う。ダビング指示を受け付けたと判定された場合、次のステップS360に移行する。逆に受け付けなかったと判定された場合、本処理を終了する。
制御部11は、ステップS360において、光ディスクドライブ17に記録可能な光ディスクが挿入されているかどうかの判定を行う。挿入されていないと判定された場合、制御部11はステップS365において、光ディスクの挿入を要求するメッセージを、データ出力部16を用いて出力する。出力されたメッセージは、外部のモニター等に表示される。メッセージの出力後、制御部11は再びステップS360に移行し、光ディスクの検知を行う。光ディスクの挿入が検知された場合、次のS370に移行する。
制御部11は、ステップS370において、ステップS350で受け付けたダビング指示に基づき、指定された録画データを光ディスクへダビングする。ダビング処理が完了すると、削除部11cは、ダビングを行った録画データを録画データ記憶領域13aより削除する。この際、録画データに付加された削除日時データも併せて削除される。
削除日時リスト作成部11bは、ステップS380において、ステップS370で削除された録画データに関連する情報を削除日時リストより削除する。そして削除日時情報の並び替え等を行い、削除日時リストの内容を更新した後、本処理を終了する。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、削除日時リスト作成部11bは、削除日時データ付加部11eにより録画データに付加された削除日時データを参照して削除日時リストの作成および更新を行っている。しかし、削除日時決定部11aが録画データの削除日時の決定を行う度に削除日時を受け付け、受け付けた内容をもとに削除日時リストの作成および更新を行う形態であってもよい。
(B)本実施形態では、削除日時決定部11aが削除日時決定処理を行うトリガーとして録画処理の完了を例として説明した。しかしこれ以外の処理をトリガーとして、削除日時決定処理を行ってもよい。例えば、あらかじめ定められた所定の日時に定期的に(例えば毎日午前0時等に)、削除日時決定部11aによる削除日時決定処理を行う形態でもよい。この場合、削除日時決定部11aは、録画データ記録領域13aに記録されている全録画データの録画日時とジャンル情報を確認することにより、各録画データの削除日時を決定する。決定された削除日時は、削除リスト作成部11b、または削除日時データ付加部11eに通知される。或いは、決定された削除日時をメモリ12等の記憶媒体に一時的に削除日時を記録しておく形態でもよい。
(C)本実施形態では、削除日時データを録画データに付加して録画データ記憶領域13aに記録する構成を例として説明したが、録画データ記憶領域13a以外の記録媒体に削除日時データを記録する構成でもよい。例えば、メモリ12、録画データ記憶領域13aとは異なるハードディスク13内の領域、或いは外部記録媒体等に記録する形態でもよい。
(D)本実施形態では、処理中再生機能に関わる各種機能部が、マイクロプロセッサ等の演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現されているが、各種機能部が複数の回路により実現される形態でもよい。
(E)本実施形態では、記録装置の具体例としてハードディスク搭載DVDレコーダ1を例として説明したが、これ以外の記録装置において本発明の処理中再生機能が用いられたとしても、同様の効果が得ることができる。例えば、ハードディスクレコーダ、DVDレコーダ、DVレコーダ、パソコン、デジタルビデオカメラ、或いは携帯電話等において用いられる形態でもよい。
(F)本実施形態では、制御部11及びハードディスク13がハードディスク搭載DVDレコーダ1の内部に備わっている構成を例として説明したが、制御部11及びハードディスク13に含まれる各機能部の一部或いは全部がネットワークを介して接続された外部装置により実現される形態であってもよい。例えば、削除日時リスト記録領域13bが、ネットワーク上に存在する共有記録媒体(ネットワークドライブ等)に設けられており、複数のハードディスク搭載DVDレコーダ1から共有記録媒体に記録された削除日時リストの参照或いは編集を行える形態であってもよい。