JP2007280522A - 光ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】予期せぬ衝撃などが加わり光ピックアップを搬送する搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップを構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】光ディスク1に情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ4と、光ピックアップ4を光ディスク1の半径方向に搬送するキャリッジ5と、キャリッジ5を移動させるモータ駆動部10と、キャリッジ5の移動に異常を検知したとき、キャリッジ5の移動方向とは逆方向にキャリッジ5を移動させるようにモータ駆動部10を制御してキャリッジ5を停止させるコントローラ13と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ディスク装置およびその制御方法に関するものである。
光ディスク装置は、各方面への応用と高性能化への開発が活発に行われている。特に最近では、使用者の用途が多岐に渡り、あらゆる使われ方で支障を生じない光ディスク装置が望まれるようになってきた。
ここで、光ディスク装置の構成について、図10を用いて説明する。
図10は従来の光ディスク装置のブロック図である。図10において、101は光ディスク、102はピックアップモジュール、103はスピンドルモータ、104は光ピックアップ、105はキャリッジ、106はフィード部、107はフィードモータ、108はアナログ信号処理部、109はサーボ処理部、109bはトラッキング制御ブロック、109cはシーク制御ブロック、110はモータ駆動部、110bはトラッキング駆動ブロック、110cはフィード駆動ブロック、111はデジタル信号処理部、112はレーザ駆動部、113はコントローラである。
ピックアップモジュール102は、光ディスク101を回転させるスピンドルモータ103と、光ディスク101にレーザの発光パターンを利用して情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ104と、光ピックアップ104が搭載されたキャリッジ105を光ディスク101の半径方向に移動させるためのフィード部106とによって構成されたものである。アナログ信号処理部108は光ピックアップ104内部の分割光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、データ再生のためのRF信号を生成してデジタル信号処理部111に送る。また、分割光センサの出力信号に演算・帯域処理を施し、サーボ処理部109に出力する。
サーボ処理部109は、対物レンズのフォーカス制御を行うフォーカス制御ブロック(図示せず)、トラッキング制御を行うトラッキング制御ブロック109b、対物レンズのシーク制御を行うシーク制御ブロック109c等によって構成され、アナログ信号処理部108からの信号を基にフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を生成し、フォーカス制御やトラッキング動作やシーク動作を行う。ここでフォーカスエラー信号は光ビームスポットと光ディスク101の焦点方向のずれを示し、トラッキングエラー信号は、光ビームスポットと光ディスク101の情報トラックとの光ディスク101半径方向のずれを示す。
モータ駆動部110は、対物レンズのトラッキング動作を行うトラッキング駆動ブロック110b、対物レンズのシーク動作を行うフィード駆動ブロック110c等によって構成され、サーボ処理部110から送られてきたトラッキングエラー信号を基に、対物レンズを光ディスク101の情報トラックに追従させるトラッキング動作と対物レンズを光ディスク101の目標アドレスに向って大きく移動させるシーク動作を行うための駆動を行う。また、トラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。フィード部106はフィードモータ107、ギヤ(図示せず)、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータ107を回転させることによってキャリッジ105が移動し、その際フィードモータ107よりフィードモータパルスが周期的に出力されるようになっている。
デジタル信号処理部111は、データスライサ、PLL回路、変調・復調回路、エラー訂正回路、レーザ制御回路、バッファメモリ、ホストインターフェース回路等から構成され、アナログ信号処理部108から入力されるRF信号を2値化しエラー訂正を行った後、情報信号としてホストに送信したり、ホストから送られたデータを変調して光ディスク101に情報を記録するためのレーザ変調信号を生成してレーザ駆動部112に送る。
コントローラ113は、このように構成された制御部の全体のコントロールを行うものである。コントローラ113は、光ディスク101に記録するもしくは光ディスク101を再生する際に、記録もしくは再生を開始する情報トラック近傍へ光ピックアップ104を移動させ、光ピックアップ104に設けられた対物レンズのシーク動作を行い、対物レンズが記録もしくは再生を開始する情報トラックに到達すると、トラッキング制御を開始する。
特開昭60−154358号公報
光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わると、光ピックアップ104の位置制御を行うサーボが外れてキャリッジ105の移動制御が困難となりキャリッジ105が暴走を始めることがあった。従来、この対策として、キャリッジ105が暴走を始めたことを検知すると、コントローラ113がキャリッジ105を駆動するモータ駆動部110とキャリッジ105との通信を切断し、キャリッジ105の駆動を中止していた。
しかしながら、キャリッジ105が一旦暴走を始めるとキャリッジ105の駆動を切断しても、暴走時に発生した慣性力でキャリッジ105の移動が継続するため、その惰性移動によってキャリッジ105がピックアップモジュール102の壁面に衝突する場合があった。このような場合、キャリッジ105とピックアップモジュール102との間で衝突音が発生し、使用者に不快感を与えるのと同時に光ピックアップ104を構成する光学部品にずれが生じ、光学特性に影響を与える恐れがあった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップを構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップと、光ピックアップを光ディスクの半径方向に搬送する搬送手段と、搬送手段を移動させるモータ駆動手段と、搬送手段の移動に異常を検知したとき、搬送手段の移動方向とは逆方向に搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させる制御手段と、を具備することを特徴とする光ディスク装置およびその制御方法である。
本発明は上記構成により、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップが設けられた搬送手段を光ディスクの半径方向に移動させる際に、搬送手段の移動に異常を検知したとき、搬送手段の移動方向とは逆方向に搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させることによって、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり、光ピックアップの位置制御を行うサーボが外れて搬送手段の移動制御が困難となり搬送手段が暴走を始めたとき、搬送手段を強制的に停止させ惰性移動による移動も許さないので、搬送手段が搬送手段を移動自在に保持するピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避できる。
そのため、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップを構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置およびその制御方法を実現することができる。
請求項1記載の発明は、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップと、光ピックアップを光ディスクの半径方向に搬送する搬送手段と、搬送手段を移動させるモータ駆動手段と、搬送手段の移動に異常を検知したとき、搬送手段の移動方向とは逆方向に搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させる制御手段と、を具備することを特徴とする光ディスク装置である。搬送手段の移動方向とは逆方向に搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させることにより、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり、光ピックアップの位置制御を行うサーボが外れて搬送手段の移動制御が困難となり搬送手段が暴走を始めた場合、搬送手段を強制的に停止させ惰性移動による移動も許さないので、搬送手段が搬送手段を移動自在に保持するピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避できる。そのため、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップを構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置を実現することができる。
請求項2記載の発明は、制御手段が、搬送手段が移動することにより得られる制御用の信号に基づいて、搬送手段が暴走した場合に仮にモータ駆動手段が暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、その判定電圧値から搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、その移動方向と逆方向に移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧をモータ駆動手段に印加することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置である。仮にモータ駆動手段が暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、その判定電圧値から搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、その移動方向と逆方向に移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧をモータ駆動手段に印加することによって、暴走した搬送手段の移動方向と移動速度がわかり、移動方向と移動速度に応じた電圧をモータ駆動手段に印加できるので、搬送手段を短時間に停止させることができる。
請求項3記載の発明は、制御手段が、モータ駆動手段が搬送手段に印加する電圧の極性から搬送手段の移動方向を判定することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置である。モータ駆動手段が搬送手段に印加する電圧の極性からその搬送手段の移動方向を判定することによって、搬送手段の移動方向を容易に判定することができるので、容易な構成で本発明を実現できる。
請求項4記載の発明は、制御手段が、光ディスクの所定の情報トラックを再生しているとき、光ピックアップが光ディスクに予め記録されているアドレスデータもしくはウォブル信号を所定時間読み取れない場合に異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置である。光ピックアップが光ディスクに予め記録されているアドレスデータもしくはウォブル信号を所定時間読み取れない場合に異常と判断することによって、光ディスクの所定の情報トラックを再生しているときに、光ピックアップが光ディスクの所定の情報トラックを再生できていない状態を容易に判断できるので、異常検知を容易に行うことができる。
請求項5記載の発明は、アドレスデータが、光ディスクのセクタ内に予め記録されていることを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置である。アドレスデータが光ディスクのセクタ内に予め記録されていることによって、異常検知にかかる処理を少なくできるので、短時間で異常検知をすることができる。
請求項6記載の発明は、制御手段が、光ピックアップが光ディスクの情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているとき、その情報トラックを横断する際に発生するパルスの周期または周波数が所定の範囲外になった場合に異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置である。光ディスクの情報トラックを横断する際に発生するパルスの周期または周波数が所定の範囲外になった場合に異常と判断することによって、光ピックアップが光ディスクの情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているときに光ピックアップが光ディスクの所定の情報トラックに向って移動していない状態を容易に判断できるので、異常検知を容易に行うことができる。
請求項7記載の発明は、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップが設けられた搬送手段を光ディスクの半径方向に移動させる際に、搬送手段の移動に異常を検知したとき、搬送手段の移動方向とは逆方向に搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させることを特徴とする光ディスク装置の制御方法である。搬送手段の移動方向とは逆方向に搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させることにより、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり、光ピックアップの位置制御を行うサーボが外れて搬送手段の移動制御が困難となり搬送手段が暴走を始めた場合、搬送手段を強制的に停止させ惰性移動による移動も許さないので、搬送手段が搬送手段を移動自在に保持するピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避できる。そのため、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップを構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置の制御方法を実現することができる。
請求項8記載の発明は、搬送手段から出力される制御用の信号に基づいて、搬送手段が暴走した場合に仮にモータ駆動手段が暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、その判定電圧値から搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、その移動方向と逆方向に移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧をモータ駆動手段に印加することを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置の制御方法である。仮にモータ駆動手段が暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、その判定電圧値から搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、その移動方向と逆方向に移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧をモータ駆動手段に印加することによって、暴走した搬送手段の移動方向と移動速度がわかり、移動方向と移動速度に応じた電圧をモータ駆動手段に印加できるので、搬送手段を短時間に停止させることができる。
請求項9記載の発明は、モータ駆動手段が搬送手段に印加する電圧の極性から搬送手段の移動方向を判定することを特徴とする請求項8記載の光ディスク装置の制御方法である。モータ駆動手段が搬送手段に印加する電圧の極性からその搬送手段の移動方向を判定することによって、搬送手段の移動方向を容易に判定することができるので、容易な構成で本発明を実現できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1における光ディスク装置のブロック図である。図1において、1は光ディスク、2はピックアップモジュール、3はスピンドルモータ、4は光ピックアップ、5はキャリッジ、6はフィード部、7はフィードモータ、8はアナログ信号処理部、9はサーボ処理部、9bはトラッキング制御ブロック、9cはシーク制御ブロック、10はモータ駆動部、10bはトラッキング駆動ブロック、10cはフィード駆動ブロック、11はデジタル信号処理部、12はレーザ駆動部、13はコントローラである。
ピックアップモジュール2は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク1にレーザの発光パターンを利用して情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ4と、光ピックアップ4が搭載されたキャリッジ5を光ディスク1の半径方向に移動させるためのフィード部6とによって構成されたものである。アナログ信号処理部8は光ピックアップ4内部の分割光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、データ再生のためのRF信号を生成してデジタル信号処理部11に送る。また、分割光センサの出力信号に演算・帯域処理を施し、サーボ処理部9に出力する。
サーボ処理部9は、対物レンズのトラッキング制御を行うトラッキング制御ブロック9b、対物レンズのシーク制御を行うシーク制御ブロック9c等によって構成され、アナログ信号処理部8からの信号を基にトラッキングエラー信号を生成し、トラッキング動作やシーク動作を行う。ここでトラッキングエラー信号は、光ビームスポットと光ディスク1の情報トラックとの光ディスク1半径方向のずれを示す。
モータ駆動部10は、対物レンズのトラッキング動作を行うトラッキング駆動ブロック10b、対物レンズのシーク動作を行うフィード駆動ブロック10c等によって構成され、サーボ処理部10から送られてきたトラッキングエラー信号を基に、対物レンズを光ディスク1の情報トラックに追従させるトラッキング動作と対物レンズを光ディスク1の所定の情報トラックに向って大きく移動させるシーク動作を行うための駆動を行う。また、トラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。フィード部6はフィードモータ7、ギヤ(図示せず)、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータ7を回転させることによってキャリッジ5が移動し、その際フィードモータ7よりフィードモータパルスが周期的に出力されるようになっている。
デジタル信号処理部11はデータスライサ、PLL回路、変調・復調回路、エラー訂正回路、レーザ制御回路、バッファメモリ、ホストインターフェース回路等から構成され、アナログ信号処理部8から入力されるRF信号を2値化しエラー訂正を行った後、情報信号としてホストに送信したり、ホストから送られたデータを変調して光ディスク1に情報を記録するためのレーザ変調信号を生成してレーザ駆動部12に送る。
コントローラ13は本発明の制御手段を構成し、アナログ信号処理部8、サーボ処理部9、モータ駆動部10、ディジタル信号処理部11、レーザ駆動部12の各部から送られる信号が入力され、これらの信号の演算処理等を行い、この演算処理の結果(信号)を各部に送出し、各部にて駆動、処理を実行させ、各部の制御を行うものである。コントローラ13は、光ディスク1に記録するもしくは光ディスク1を再生する際に、記録もしくは再生を開始する情報トラック近傍へ光ピックアップ4を移動させ、光ピックアップ4に設けられた対物レンズのシーク動作を行い、対物レンズが記録もしくは再生を開始する情報トラックに到達すると、トラッキング制御を開始する。
次に、光ピックアップのトラッキングおよびシーク制御について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1におけるトラッキングおよびシーク制御部のブロック図である。図2において、1は光ディスク、8はアナログ信号処理部、9bはトラッキング制御ブロック、9cはシーク制御ブロック、10bはトラッキング駆動ブロック、10cはフィード駆動ブロック、11はデジタル信号処理部、13はコントローラ、14は対物レンズ、15は反射ミラー、16はレーザダイオード、18は受光センサ、19はA/D変換器、20はTEpアッテネータ、21はTEnアッテネータ、22は差動アンプ、23はTEアッテネータ、24はTRフィルタ、25は切り替えスイッチ、26はD/A変換器、27はフィードアッテネータ、28はフィードフィルタ、29は切り替えスイッチ、30は加算器、31はD/A変換器、32はフィード速度検出器である。また、信号PはTEアッテネータとコントローラ13の出力信号を加算した信号、信号Qは切り替えスイッチ29の出力信号、信号Rはフィード速度検出器32の出力信号、信号Tはコントローラ30から加算器30に入力される入力信号である。
以上のように構成された本発明の実施の形態1におけるトラッキングおよびシーク制御部の動作について説明する。
レーザダイオード16から出射された光が反射ミラー15で反射され、対物レンズ14を通って光ディスク1の記録面上に集光される。そこから反射した光は少なくとも2つの光センサで構成されている受光センサ18に入射し、それぞれの光センサから第1の信号と第2の信号として電気信号に変換されてアナログ信号処理部8に出力される。再生または記録中は、受光センサ18からの出力信号、すなわち第1の信号と第2の信号がアナログ信号処理部8によってそれぞれ演算・帯域処理を施され、それぞれトラッキング制御ブロック9bに入力される。
トラッキング制御ブロック9bでは、A/D変換器19によりトラッキングエラー信号の源信号である第1の信号と第2の信号が取り込まれ、第1の信号はTEpアッテネータ20で増幅され、第2の信号はTEnアッテネータ21で増幅され、その後、差動アンプ22で差動演算され、TEアッテネータ23によって振幅調整されてトラッキングエラー信号(TE信号)が生成される。TEpアッテネータ20とTEnアッテネータ21の増幅率は再生・記録信号品質が最良になるようにトラッキングサーボループが閉じらている動作中にコントローラ13によって調整される。TEアッテネータ23の増幅率はトラッキングエラー信号が適切な振幅になるようにトラッキングサーボが引き込まれる前にコントローラ13によって調整される。トラッキングエラー信号は、TRフィルタ24、切り替えスイッチ25、D/A変換器26を介してトラッキングアクチュエータを駆動するための指令値がモータ駆動部10へ出力され、トラッキング制御動作が行われる。
また、トラッキングサーボ動作を開始する際は、コントローラ13から対物レンズ14を上下に駆動するレンズ駆動信号が切り替えスイッチ25に送られ、切り替えスイッチ25では同時にコントローラ13によってこのレンズ駆動信号が選択され、D/A変換器26を介してモータ駆動部10のトラッキング駆動ブロック10bへ出力する。対物レンズ14がトラッキングサーボ引き込み可能な位置にきたときに、コントローラ13によって切り替えスイッチ25がD/A変換器26側に切り替えられトラッキング制御動作が開始する。
シーク制御ブロック9cは、シーク動作が必要な場合、コントローラ13の指令に基づきTEアッテネータ23で生成されたTE信号の一部を取り込み、切り替えスイッチ25と切り替えスイッチ29に送る。フィードアッテネータ27は、切り替えスイッチ25から出力された信号の一部を取り込んで所定の振幅に調整後、フィードフィルタ28に出力する。フィードフィルタ28はシーク動作に必要な信号を取り出し、切り替えスイッチ29に送る。切り替えスイッチ29では、フィードフィルタ28から入力される信号とシーク制御ブロック9cから入力される信号のどちらを優先するかを決定し、決定した方から入力された信号を入力し、その後加算器30を経由して出力信号をD/A変換器31に出力する。D/A変換器31では入力された信号をフィードモータ7で駆動できるようにアナログ信号に変換し、フィード駆動ブロック10cに出力し、キャリッジ5のシーク動作を行う。
フィード速度検出回路32は、切り替えスイッチ29から出力された信号の一部を取り込み、その信号を利用してキャリッジ5の移動方向と移動速度を検出し、検出された情報をコントローラ13に送り、コントローラ13ではフィード速度検出器32から送られてくる情報からキャリッジ5の移動状態を常に監視する。ここで、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり、光ピックアップ4の位置制御を行うサーボが外れてキャリッジ5の移動制御が困難となりキャリッジ5が暴走を始めたとき、キャリッジ5がピックアップモジュール2の壁面に衝突するのを回避するため、キャリッジ5を緊急停止させる必要がある。この場合、コントローラ13は切り替えフィルタ29からの出力信号を切断し、同時にキャリッジ5を緊急停止させるための信号を、加算器30を経由してD/A変換器31に出力する。D/A変換器31では入力された信号をフィードモータ7で駆動できるようにアナログ信号に変換し、フィード駆動ブロック10cはその信号を基にキャリッジ5の緊急停止を行う。
本実施の形態1においては、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップが光ピックアップ4、光ピックアップ4を光ディスクの半径方向に搬送する搬送手段がキャリッジ5、搬送手段を移動させるモータ駆動手段をモータ駆動部10、搬送手段の移動に異常を検知したとき、搬送手段の移動方向とは逆方向にその搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させる制御手段がコントローラ13である。
次に、キャリッジが暴走した場合のキャリッジの移動方向と移動速度の検出方法について説明する。
光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり、光ピックアップ4の位置制御を行うサーボが外れた場合には、キャリッジ5の移動制御が不能となるため、その移動方向や速度は不定となる。サーボが外れた後コントローラ13がサーボ外れを検出したときのキャリッジ5の移動方向と移動速度は、移動制御が不能となっている時間とその間フィードモータ7に印加された電圧によって決まる。定常的には、移動制御が不能となっている期間にフィードモータ7に印加された電圧が小さければキャリッジ5の移動速度は遅く、移動制御が不能となっている期間にフィードモータ7に印加される電圧が大きければキャリッジ5の移動速度は速くなるが、フィードモータ7に印加される電圧が比較的大きくても印加される時間が短ければキャリッジ5の移動速度は速くならない。一方、フィードモータ7に印加される電圧が比較的低くても印加される時間が長ければキャリッジ5の移動速度は速くなる。
このように、フィード部6におけるフィードモータ7の入力電圧に対するキャリッジ5の速度応答特性は、低い周波数には応答性が良いが、高い周波数には応答性が悪いといった高域遮断特性を持っているため、電気回路におけるローパスフィルタで近似することができる。このため、フィードモータを駆動するための信号をローパスフィルタに通すことによってキャリッジ5の移動方向と移動速度を近似的に検知することができる。
図3は、本発明の実施の形態1におけるフィード速度検出器の構成を示す図である。また図4は、本発明の実施の形態1におけるフィード速度検出器の周波数特性を示す図であり、横軸はフィード速度検出器に入力される信号の周波数、縦軸はフィード速度検出器から出力される信号の出力値である。図3において、32aは第1アッテネータ、32bは第2アッテネータ、32cは遅延器、32dは加算器である。
フィード速度検出器32は、第1アッテネータ32a、第2アッテネータ32b、ディレイ32c、加算器32dで構成される。図2に示す切り替えスイッチ29からの出力信号Qが第1アッテネータ32aに入力されると、入力された信号Qは所定の増幅率αで増幅される。そして、第1アッテネータ32aから出力された信号は、コントローラ13に出力されると同時にその一部が遅延器32cに入力され、遅延器32cで一定時間遅延される。その後、遅延器32cで遅延した信号を第2アッテネータ32bに入力し、第2アッテネータ32bで所定の増幅率βで増幅し、加算器32dで第1アッテネータ32aの出力と加算する。
例えば、任意の瞬間におけるフィード速度検出器32の入力信号と出力信号をそれぞれaK、bKとし、任意の瞬間の一定時間前におけるフィード速度検出器32の出力信号をbK-1とすると、フィード速度検出器32の出力信号βkは、
K=α・aK+β・bK-1 ・・・(式1)
となる。このように構成されたフィード速度検出器32の入力信号に対する出力信号の特性は図4に示すローパスフィルタの特性となるため、第1アッテネータ32aの増幅率α、第2アッテネータ32bの増幅率βを可変させることによりローパスフィルタのカットオフ周波数と増幅率を決定することができる。
このように構成されるフィード速度検出器32の出力信号を検出することでキャリッジ5の移動方向と移動速度を近似的に検知することができる。
次に、キャリッジ暴走時の移動方向と移動速度の検出方法とキャリッジの暴走を停止させるためにフィード駆動ブロックに入力する信号について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1におけるフィード速度検出器の出力信号と加算器に入力する入力信号の関係を示す図である。図5において、横軸はフィード速度検出器32の出力信号であり、縦軸はコントローラ13から加算器30に入力される入力信号である。ここで、フィード速度検出器32の出力信号は信号R、コントローラ13から加算器30に入力される入力信号は信号Tである。
フィード速度検出器32の出力信号Rは、その出力信号Rの極性がキャリッジ5の移動方向を表し、その出力信号Rの大きさが移動速度を表す。例えば、フィード速度検出器32の出力信号Rの極性がマイナスであれば、キャリッジ5が内周側すなわちスピンドルモータに向う方向に移動していると判断し、またフィード速度検出器32の出力信号の極性がプラスであれば、キャリッジ5が外周側すなわちスピンドルモータから離れる方向に移動していると判断する。ここで、出力信号Rの極性とキャリッジ5の移動方向の関係は、これに限定されるものではない。図5においてはフィード速度検出器32の出力信号Rに比例した大きさの信号Tを加算器30に入力する例を示しているが、この直線の傾きは、実際に移動しているキャリッジを停止させるための信号Tが最適になるように実験的に予め求めておけば良い。このようにして、キャリッジ5が暴走を始めたとき、フィード速度検出器32の出力信号Rの極性と出力信号Rの大きさに応じてコントローラ13が加算器30に入力する信号の極性と大きさを決定することによって、キャリッジ5の暴走を強制的に停止させることができる。このように、コントローラ13が、モータ駆動部10がキャリッジ5に印加する電圧の極性からキャリッジ5の移動方向を判定することにより、キャリッジ5の移動方向を容易に判定することができるので、容易な構成で本発明を実現することができる。またここでは、フィード速度検出器32の出力信号Rと加算器30に入力する信号Tを直線的に比例した関係にする例を示したが、フィード速度検出器32の出力信号Rと加算器30に入力する信号Tの関係はこれに限定されるものではなく、実際のキャリッジ5の特性に応じて例えば曲線にしたり不連続な直線にするといったような適当な関係にしても良い。
本実施の形態1においては、コントローラ13が、キャリッジ5が移動することにより得られる制御用信号、すなわちシーク制御ブロック9c、切り替えスイッチ29を経由してフィード速度検出器32に入力されるTE信号の一部から、仮にモータ駆動部10が暴走したキャリッジ5を駆動する場合に必要な電圧値を判定し、その判定電圧値から暴走したキャリッジ5の移動方向と移動速度を判定する。その後、コントローラ13は図5に示すような暴走したキャリッジ5の移動方向と逆方向で、移動速度と同一速度で移動させるのに必要な電圧以上の電圧をモータ駆動部10に印加する。このようにすることで、暴走したキャリッジ5の移動方向と移動速度がわかり、移動方向と移動速度に応じた電圧をモータ駆動手段に印加できるので、搬送手段を短時間に停止させることができる。
次に、キャリッジが暴走した場合の検知方法と暴走したキャリッジの停止方法について説明する。本実施の形態1では、再生中にトラッキングサーボが外れてキャリッジ5の移動制御が困難となり暴走する場合である。
図6は本発明の実施の形態1における再生中にキャリッジの移動制御が困難となる場合の信号の一例を示す図である。図6において、図6(a)はTEアッテネータ23とコントローラ13の出力信号を加算した信号Pを示し、図6(b)はモータ駆動部10の出力信号を示し、図6(c)はフィード速度検出回路32の出力信号を示し、図6(d)はサーボ処理部9内部のトラッキングサーボのステータスを示し、図6(e)はデジタル信号処理部11のアドレス読み取りステータスを示し、図6(f)はデジタル信号処理部11のウォブル読み取りステータスを示し、図6(g)はデジタル信号処理部11からコントローラ13に出力されるエラー検出信号である。図6(a)〜図6(g)において、横軸は時間軸、縦軸は各信号の出力状況を示す。
光ピックアップ4が所定の情報トラックを異常なく再生している場合、TEアッテネータ23とコントローラ13の出力信号を加算した信号PであるTE信号は光スポットが光ディスク1の情報トラックに追従しているため図6(a)に示す区間Aと区間Cに示す波形となる。また、光ピックアップ4が所定の情報トラックに向ってシークしている場合、TE信号は光スポットが光ディスク1の情報トラックを横断する際に周期的な正弦波状の信号が発生して図6(a)に示す区間Bに示す波形となる。このようにTE信号は、再生中の場合とシーク中の場合とで振幅が異なる。光ピックアップ4が所定の情報トラックを異常なく再生している場合には、図6(d)に示すサーボ処理部9内部のトラッキングサーボのステータスがONになっているため、図6(e)に示すデジタル信号処理部11のアドレス読み取りステータスがONになり、光ピックアップ4が光ディスク1に予め記録されているアドレスデータを読み取ることが可能である。また、光ピックアップ4が所定の情報トラックを異常なく再生している場合には、図6(d)に示すサーボ処理部9内部のトラッキングサーボのステータスがONになっているため、図6(f)に示すデジタル信号処理部11のウォブル信号読み取りステータスがONになり、光ピックアップ4が光ディスク1に予め記録されているウォブル信号を読み取ることが可能になる。
一方、光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向ってシークしている場合には、図6(d)に示すサーボ処理部9内部のトラッキングサーボのステータスがOFFになっているため、図6(e)に示すデジタル信号処理部11のアドレス読み取りステータスがOFFになり、光ピックアップ4が光ディスク1に予め記録されているアドレスデータを読み取ることができなくなる。また、光ピックアップ4が所定の情報トラックに向ってシークしている場合には、図6(d)に示すサーボ処理部9内部のトラッキングサーボのステータスがOFFになっているため、図6(f)に示すデジタル信号処理部11のウォブル信号読み取りステータスがOFFになり、光ピックアップ4が光ディスク1に予め記録されているウォブル信号を読み取ることができなくなる。
ところが、光ディスク1の所定の情報トラックを再生する再生中にトラッキングサーボが外れた場合(タイミングL)、コントローラ13は光ピックアップ4が所定の情報トラックを異常なく再生していると判断しているにもかかわらず、光スポットが光ディスク1の情報トラックに追従できずに情報トラックを横断してしまい、その際に周期的な正弦波状の信号が発生してTE信号が図6(d)、図6(e)の区間D、区間Eに示すシーク中のようになるので、図6(e)の区間D、区間Eではデジタル信号処理部11においてアドレス読み取りまたはウォブル信号の読み取りができなくなる。
本実施の形態1における異常検知方法は、光ディスク1の所定の情報トラックを再生しているとき、デジタル信号処理部11が光ピックアップ4を介して光ディスク1に予め記録されているアドレスデータもしくはウォブル信号を読み取れない場合で、図6(d)の区間Dに示すようにアドレス待ち時間tm1が所定時間を超えた場合に異常と判定してコントローラ13にエラー検出信号が出力されるようにしている。このようにすることで光ピックアップ4が光ディスク1の所定の情報トラックを再生できていない状態を容易に判断できるので、異常検知を容易に行うことができる。また、ここで用いられる所定時間は実験などにより予め求められていることが好ましい。このような方法により、キャリッジ5の暴走をタイミングMで検知した場合、コントローラ13は、その時点でのキャリッジ5の移動方向と移動速度をフィード速度検出器32で検知して、フィード速度検出器32の出力信号e1に基づき、図5に示すフィード速度検出器32の出力信号Rと加算器30に入力する入力信号Tの関係から図6(b)に示すモータ駆動部10の出力信号−Vbrk1を決定してタイミングMで出力し、キャリッジ5の移動を強制的に停止させる。
次に、キャリッジ暴走の検出方法とキャリッジ5の暴走を停止させる動作について説明する。本実施の形態1では再生中にトラッキングサーボが外れてキャリッジ5の移動制御が困難となり暴走する場合である。
図7は、本発明の実施の形態1におけるキャリッジ暴走の検出方法とキャリッジの暴走を停止させる動作を示すフローチャートであり、再生中にキャリッジが暴走した場合を示す。
再生を開始し(S101)、キャリッジ5の移動状態を監視中にキャリッジ5の暴走を検知すると(S102)、コントローラ13は切り替えスイッチ25と切り替えスイッチ29を遮断してキャリッジ5の暴走の駆動源を切断し(S103)、コントローラ13はフィード速度検出器32の出力信号e1を保持する(S104)。そして、コントローラ13は、保持した出力信号e1に係数γ(γ:所定の係数)を乗じて仮にモータ駆動部10が暴走するキャリッジ5を駆動する場合に必要となる電圧値Vbrk1を算出する(S105)。
Vbrk1=γ・e1 ・・・(式2)
その後、コントローラ13は、算出したVbrk1の極性からキャリッジ5の移動方向を判定し(S106)、算出したVbrk1の絶対量からキャリッジ5の移動速度を判定し(S107)、キャリッジ5を停止させるための電圧−Vbrk1をモータ駆動部10に印加する(S108)。モータ駆動部10に電圧−Vbrk1が印加すると、キャリッジ5の暴走が停止する(S109)。その後、コントローラ13は再生を再開し(S110)、所定の部分の再生が終了しているか否かの判断を行い(S111)、終了していなければ(S102)に戻り、終了していれば再生動作を終了する。
なお、本実施の形態1においては、キャリッジ5を停止させるために印加する電圧を−Vbrk1として説明したが、キャリッジ5を停止させるために印加する電圧は印加する電圧の極性が同一であればその絶対値は|−Vbrk1|より大きくても良い。印加する電圧を|−Vbrk1|より大きくすることで、キャリッジ5を停止させるために必要な時間を短縮することができる。
以上の内容により、仮にモータ駆動手段が暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、その判定電圧値から搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、その移動方向と逆方向に移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧をモータ駆動手段に印加することによって、暴走した搬送手段の移動方向と移動速度がわかり、移動方向と移動速度に応じた電圧をモータ駆動手段に印加できるので、搬送手段を短時間に停止させることができる。本実施の形態1においては、キャリッジ5が光ピックアップ4を搬送する搬送手段、モータ駆動部10がモータ駆動手段となる。
そのため、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップを構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置およびその制御方法を実現することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について図面を参照しながら説明する。
本実施の形態2では、光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定のトラックに向って移動するシーク中に、光ピックアップ4の位置制御を行うサーボが外れてキャリッジ5の移動制御が困難になり暴走する場合について説明する。本実施の形態2における光ディスク装置全体の構成およびトラッキングおよびシーク制御部の構成は、それぞれ図1、図2に示す実施の形態1と同様である。本実施の形態2においては、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップが光ピックアップ4、光ピックアップを光ディスクの半径方向に搬送する搬送手段がキャリッジ5、搬送手段を移動させるモータ駆動手段がモータ駆動部10、搬送手段の移動に異常を検知したとき、搬送手段の移動方向とは逆方向にその搬送手段を移動させるようにモータ駆動手段を制御して搬送手段を停止させる制御手段がコントローラ13である。
また、本実施の形態2におけるフィード速度検出器の構成、フィード速度検出器の周波数特性、フィード速度検出器の出力信号と加算器に入力する入力信号の関係は、それぞれ図3、図4、図5に示す実施の形態1と同様である。
次に、キャリッジが暴走した場合の検知方法と暴走したキャリッジの停止方法について説明する。本実施の形態2では、シーク中にサーボが外れてキャリッジ5の移動制御が困難になり暴走する場合について説明する。
図8は本発明の実施の形態2におけるシーク中にキャリッジの移動制御が困難となる場合の信号の一例を示す図である。図8において、図8(a)はTEアッテネータ23とコントローラ13の出力信号を加算した信号Pを示し、図8(b)はシーク制御ブロック9cからコントローラに入力されるトラッククロスパルスを示し、図8(c)はモータ駆動部10の出力信号を示し、図8(d)はフィード速度検出回路32の出力信号を示し、図8(e)はコントローラ13内部のトラッキングサーボのステータス、図8(f)はコントローラ13が判定したエラーステータスを示す信号である。図8(a)〜図8(f)において、横軸は時間軸、縦軸は各信号の出力状況を示す。
光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向ってシークしている場合、TEアッテネータ23とコントローラ13の出力信号を加算した信号PであるTE信号は図8(a)に示す区間Gに示す波形となる。また、光ピックアップ4が所定の情報トラックを再生している場合、TE信号は図8(a)に示す区間Hに示す波形となる。このように、TE信号はシーク中の場合と再生中の場合とで振幅が異なる。光ピックアップ4が所定の情報トラックに向ってシークしている場合のTE信号は、光スポットが光ディスク1の情報トラックを横断する際に周期的な正弦波状の信号が発生して図8(a)の区間Gに示す程度の振幅量を有する。一方、光ピックアップ4が所定の情報トラックを再生している場合のTE信号は、光スポットが光ディスク1の情報トラックに追従しているため図8(a)の区間Hに示す程度の振幅量となる。図8(b)に示すTC信号はシーク制御ブロック9c内部でTE信号を2値化した信号であり、シーク動作時の速度制御と横断した情報トラックのカウントに用いられる。
ところが、例えばシーク中に図8のタイミングNで示すポイントでフォーカスサーボが外れた場合、TE信号の振幅は図8(a)の区間Jと区間Kに示すように検出されなくなるので、図8(b)の区間Jと区間Kに示すようにTC信号も検出されなくなる。図8(b)の区間Jでは、コントローラ13は光ピックアップ4が所定の情報トラックに向ってシークしていると判断しているにもかかわらず、正常なシーク動作ができていないため、キャリッジが暴走している区間である。コントローラ13は、シーク動作中にTC信号が検出されない状態、すなわちTC信号検出待ち時間tm2が所定時間続いた場合(タイミングO)に異常と判断して図8(f)の区間Kで示すようにエラーのステータスを示す。このように、光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているとき、TE信号に基づいて生成されるTC信号が所定の時間連続して検出されなくなった場合に異常と判断することによって、光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているときに、光ピックアップ4が光ディスク1の所定の情報トラックに向って移動していない状態を容易に判断できるので、異常検知を容易に行うことができる。また、ここで用いられる所定時間は実験などにより予め求められていることが好ましい。このようにキャリッジ5の暴走をタイミングOで検知した場合、コントローラ13は、その時点でのキャリッジ5の移動方向と移動速度をフィード速度検出器32で検知して、フィード速度検出器32の出力信号e2に基づき図8(b)に示すモータ駆動部10の出力信号−Vbrk2をタイミングOで出力し、キャリッジ5の移動を強制的に停止させる。
次に、キャリッジ暴走の検出方法とキャリッジの暴走を停止させる動作について説明する。本実施の形態2ではシーク中にトラッキングサーボが外れてキャリッジ5の移動制御が困難になり暴走する場合である。
図9は、本発明の実施の形態2におけるキャリッジ暴走の検出方法とキャリッジの暴走を停止させる動作を示すフローチャートであり、シーク中にキャリッジが暴走した場合を示す。
シークを開始し(S201)、キャリッジ5の移動状態を監視中にキャリッジ5の暴走を検知すると(S202)、コントローラ13は切り替えスイッチ25と切り替えスイッチ29を遮断してキャリッジ暴走の駆動源を切断し(S203)、コントローラ13はフィード速度検出器32の出力信号e2を保持する(S204)。そして、コントローラ13は、保持した出力信号e2に係数δ(δ:所定の係数)を乗じて仮にモータ駆動部10が暴走するキャリッジ5を駆動する場合に必要となる電圧値Vbrk2を算出する(S205)。
Vbrk2=δ・e2 ・・・(式3)
その後、コントローラ13は、算出したVbrk2の極性からキャリッジ5の移動方向を判定し(S206)、算出したVbrk2の絶対量からキャリッジ5の移動速度を判定し(S207)、キャリッジ5を停止させるための電圧−Vbrk2をモータ駆動部に印加する(S208)。モータ駆動部10に電圧−Vbrk2を印加すると、キャリッジ5の暴走が停止する(S209)。その後、コントローラ13はシークを再開し(S210)、目標アドレスに到達するとシークが終了する(S211)。
なお、本実施の形態2においては、キャリッジ5を停止させるために印加する電圧を−Vbrk2として説明したが、キャリッジ5を停止させるために印加する電圧は印加する電圧の極性が同一であればその絶対値は|−Vbrk2|より大きくても良い。印加する電圧を|−Vbrk2|より大きくすることで、キャリッジ5を停止させるために必要な時間を短縮することができる。
以上の内容により、仮にモータ駆動手段が暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、その判定電圧値から搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、その移動方向と逆方向に移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧をモータ駆動手段に印加することによって、暴走した搬送手段の移動方向と移動速度がわかり、移動方向と移動速度に応じた電圧をモータ駆動手段に印加できるので、搬送手段を短時間に停止させることができる。本実施の形態2においては、本実施の形態1と同様にキャリッジ5が光ピックアップ4を搬送する搬送手段、モータ駆動部10がモータ駆動手段となる。
そのため、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合であっても、搬送手段がピックアップモジュール2の壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュール2の衝突に起因して発生する衝突音や光ピックアップ4を構成する光学部品間のずれを防止することが可能な光ディスク装置およびその制御方法を実現することができる。
なお、本実施の形態2においては、光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているとき、TE信号に基づいて生成されるTC信号が所定の時間連続して検出されなくなった場合に異常と判断する場合について説明したが、異常と判断する場合はこれに限らず情報トラックを横断する際に発生するパルスの周期または周波数が所定の範囲外になった場合に異常と判断することでも良い。この場合も同様に、光ピックアップ4が光ディスク1の情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているときに光ピックアップ4が光ディスク1の所定の情報トラックに向って移動していない状態を容易に判断できるので、異常検知を容易に行うことができる。
また、光ディスク装置に予期せぬ衝撃などが加わり搬送手段が暴走する場合、上述した実施の形態1、実施の形態2のいずれか一つ、またはそれらを組み合わせることにより、搬送手段がピックアップモジュールの壁面に衝突することを回避でき、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して起こる衝突音の発生や光学部品のずれ発生を防止することが可能な光ディスク装置およびその制御方法を実現することができる。
本発明は、搬送手段とピックアップモジュールの衝突に起因して起こる衝突音の発生や光学部品のずれ発生を防止することができるため、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ディスク装置およびその制御方法などに適応可能である。
本発明の実施の形態1における光ディスク装置のブロック図 本発明の実施の形態1におけるトラッキングおよびシーク制御部のブロック図 本発明の実施の形態1におけるフィード速度検出器の構成を示す図 本発明の実施の形態1におけるフィード速度検出器の周波数特性を示す図 本発明の実施の形態1におけるフィード速度検出器の出力信号と加算器に入力する入力信号の関係を示す図 本発明の実施の形態1における再生中にキャリッジの移動制御が困難となる場合の信号の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるキャリッジ暴走の検出方法とキャリッジの暴走を停止させる動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるシーク中にキャリッジの移動制御が困難となる場合の信号の一例を示す図 本発明の実施の形態2におけるキャリッジ暴走の検出方法とキャリッジの暴走を停止させる動作を示すフローチャート 従来の光ディスク装置のブロック図
符号の説明
1 光ディスク
2 ピックアップモジュール
3 スピンドルモータ
4 光ピックアップ
5 キャリッジ
6 フィード部
7 フィードモータ
8 アナログ信号処理部
9 サーボ処理部
9b トラッキング制御ブロック
9c シーク制御ブロック
10 モータ駆動部
10b トラッキング駆動ブロック
10c フィード駆動ブロック
11 デジタル信号処理部
12 レーザ駆動部
13 コントローラ
14 対物レンズ
15 反射ミラー
16 レーザダイオード
18 受光センサ
19 A/D変換器
20 TEアッテネータ
24 TRフィルタ
25 切り替えスイッチ
26 D/A変換器
27 フィードアッテネータ
28 フィードフィルタ
29 切り替えスイッチ
30 加算器
31 D/A変換器
32 フィード速度検出器
32a 第1アッテネータ
32b 第2アッテネータ
32c ディレイ
101 光ディスク
102 ピックアップモジュール
103 スピンドルモータ
104 光ピックアップ
105 キャリッジ
106 フィード部
107 フィードモータ
108 アナログ信号処理部
109 サーボ処理部
109b トラッキング制御ブロック
109c シーク制御ブロック
110 モータ駆動部
110b トラッキング駆動ブロック
110c フィード駆動ブロック
111 デジタル信号処理部
112 レーザ駆動部
113 コントローラ

Claims (9)

  1. 光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップと、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段を移動させるモータ駆動手段と、前記搬送手段の移動に異常を検知したとき、前記搬送手段の移動方向とは逆方向に前記搬送手段を移動させるように前記モータ駆動手段を制御して前記搬送手段を停止させる制御手段と、を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御手段は、前記搬送手段が移動することにより得られる制御用の信号に基づいて、前記搬送手段が暴走した場合に仮に前記モータ駆動手段が前記暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、前記判定電圧値から前記搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、前記移動方向と逆方向に前記移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧を前記モータ駆動手段に印加することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御手段は、前記モータ駆動手段が前記搬送手段に印加する電圧の極性から前記搬送手段の移動方向を判定することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御手段は、前記光ディスクの所定の情報トラックを再生しているとき、前記光ピックアップが前記光ディスクに予め記録されているアドレスデータもしくはウォブル信号を所定時間読み取れない場合に異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  5. 前記アドレスデータは、前記光ディスクのセクタ内に予め記録されていることを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御手段は、前記光ピックアップが前記光ディスクの情報トラックを横断しながら所定の情報トラックに向って移動しているとき、前記情報トラックを横断する際に発生するパルスの周期または周波数が所定の範囲外になった場合に異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  7. 光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップが設けられた搬送手段を前記光ディスクの半径方向に移動させる際に、前記搬送手段の移動に異常を検知したとき、前記搬送手段の移動方向とは逆方向に前記搬送手段を移動させるように前記モータ駆動手段を制御して前記搬送手段を停止させることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  8. 前記搬送手段から出力される制御用の信号に基づいて、前記搬送手段が暴走した場合に仮に前記モータ駆動手段が前記暴走した搬送手段を駆動する場合に必要となる電圧値を判定し、前記判定電圧値から前記搬送手段の移動方向と移動速度とを判定し、前記移動方向と逆方向に前記移動速度と同一速度で移動させる電圧以上の電圧を前記モータ駆動手段に印加することを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置の制御方法。
  9. 前記モータ駆動手段が前記搬送手段に印加する電圧の極性から前記搬送手段の移動方向を判定することを特徴とする請求項8記載の光ディスク装置の制御方法。
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