JP2007279637A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺に道路や建物などの施設が何も存在しない地点がスクロール後の画面の中心とはならないように、ユーザの発話内容を音声認識して地図をスクロールする。
【解決手段】ユーザの発話内容を音声認識し(ステップS120)、その発話内容から地名を抽出する(ステップS140)。そして、抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅や役所などの特定の種類の施設をスクロール目標地点に設定し(ステップS150)、設定されたスクロール目標地点に向かって地図画面をスクロールする(ステップS190)。
【選択図】図8

Description

本発明は、ユーザの発話内容を音声認識して地図をスクロールするナビゲーション装置に関する。
ユーザの発話内容を音声認識して地図をスクロールするナビゲーション装置として、市区町村等の地域名を表す地名アイコンを画面上に表示し、いずれかの地名アイコンが発話された場合は、その地名アイコンに対応する地域まで画面をスクロールするものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−156990号公報
特許文献1に開示されるナビゲーション装置では、発話された地名アイコンに対応する地域の中でどの地点を目指して画面をスクロールするかを考慮しておらず、単にその地域における地理的な中心地点が画面の中心となるようにスクロールしている。そのため、周辺に道路や建物などの施設が何も存在しない地点がスクロール後の画面の中心となる場合がある。このような場合、特に地図縮尺が大きいときには、スクロール後の地図上に何の施設も表示されず、ユーザにとって分かりにくい地図となる。
請求項1の発明によるナビゲーション装置は、地図画面を表示する表示手段と、ユーザの発話内容を音声認識する音声認識手段と、音声認識手段により認識されたユーザの発話内容から地名を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された地名をその施設名称の一部に有する特定の種類の施設をスクロール目標地点に設定する設定手段と、設定手段により設定されたスクロール目標地点に向かって地図画面をスクロールするスクロール手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1のナビゲーション装置において、設定手段は、予め設定された施設種類の優先順位にしたがって、特定の種類の施設として予め定められた複数種類の施設のうちいずれかの施設を、スクロール目標地点に設定するものである。
請求項3の発明は、請求項2のナビゲーション装置において、設定手段は、抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所のうちいずれか一方のみが存在する場合は、その駅または役所をスクロール目標地点に設定し、抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所の両方が存在する場合は、優先順位にしたがって、その駅または役所のうちいずれか一方をスクロール目標地点に設定するものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか一項のナビゲーション装置において、スクロール手段により地図画面のスクロールが開始されるのに先立って、自車位置を基準にスクロール目標地点の方向を表示する目標地点方向表示手段をさらに備えるものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4いずれか一項のナビゲーション装置において、スクロール手段により地図画面のスクロールが終了した後に、スクロール目標地点を基準に自車位置の方向を表示する自車位置方向表示手段をさらに備えるものである。
本発明によれば、周辺に道路や建物などの施設が何も存在しない地点がスクロール後の画面の中心とはならず、スクロール後の地図上には必ず何らかの施設が表示されるため、ユーザにとって分かりやすい地図とすることができる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。このナビゲーション装置は車両に搭載されて使用されるものであり、ユーザの発話内容を音声認識し、その音声認識結果に応じて様々な処理を実行することができる。図1に示すナビゲーション装置1は、制御回路10、マイク11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、およびディスクドライブ18を有している。ディスクドライブ18には、地図データが記録されたDVD−ROM19が装填される。
制御回路10は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなり、マイク11から入力された音声信号を予め記憶された音声信号パターンと照合するなどの音声認識処理を行うことにより、ユーザの発話内容を音声認識する。そして、その音声認識結果や入力装置17からの操作入力にしたがって、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行することにより、各種の処理や制御を行う。これにより、たとえばDVD−ROM19に記録された地図データに基づく地図画面の表示や、表示された地図画面のスクロールなどの処理が行われる。なお、ユーザの発話時以外に誤って音声認識が行われることを防ぐため、マイク11からの音声信号の入力は、図示しない音声認識ボタンがユーザに押されたときに行われる。
現在地検出装置14は、自車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、自車両の進行方向を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14c等からなる。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により、自車両の現在地すなわち自車位置を検出する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを一時的に格納する。この画像データは、道路地図を表示するための道路地図描画用データや各種の図形データ等からなり、制御回路10において、DVD−ROM19に記録されている地図データに基づいて作成される。この画像メモリ15に格納された画像データを用いて、表示モニタ16に地図画面などが表示される。入力装置17は、ユーザからの様々な操作入力を受け付けるための各種操作部材を有しており、たとえば操作パネルやリモコンなどによって実現される。
ディスクドライブ18は、装填されたDVD−ROM19より、道路地図を表示するための地図データを読み出す。この地図データには、目的地までのルート探索に用いられる経路計算データや、交差点名称および道路名称など、設定された経路に従って自車両を目的地まで誘導するために用いられる経路誘導データ、さらに道路を表す道路データなどが含まれている。また、河川や鉄道、地図上の各種施設等(ランドマーク)など、道路以外の地図形状を表す背景データなども地図データに含まれている。
道路データにおいて、道路区間を表す最小単位はリンクと呼ばれており、各道路は複数のリンクによって構成されている。リンク同士を接続している点はノードと呼ばれ、このノードはそれぞれに位置情報(座標情報)を有している。このノードの位置情報によって、リンク形状、すなわち道路の形状が決定される。なお、ここではDVD−ROMを用いた例について説明しているが、DVD−ROM以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより、地図データを読み出すこととしてもよい。
マイク11への音声入力や入力装置17の操作によってユーザから目的地が設定されると、ナビゲーション装置1は、現在地検出装置14により検出された現在地を経路探索開始点として、制御回路10において前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、現在地から目的地までのルート探索を行う。ルート探索の結果から求められた推奨経路は、その表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して道路地図上に表される。これにより、ユーザは推奨経路を表示モニタ16に表示された地図上において認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両が走行できるよう、ナビゲーション装置1は、ユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより、自車両を誘導する。このように、地図を表示して推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導することにより、目的地までのルート案内が行われる。
図2は、ナビゲーション装置1において表示モニタ16に表示される地図画面の一例である。この地図画面には、自車両の現在地21が表示されている。ここでユーザが音声によってスクロール先の地名とスクロールする旨をナビゲーション装置1に対して指示することにより、その地名が表す方面へ向けて図2の地図画面をスクロールさせることができる。たとえば、「横浜へスクロール」とユーザが発話すると、横浜方面へのスクロールが行われる。このようなスクロール処理を地名スクロールと呼ぶ。地名スクロールの具体的な内容について以下に説明する。
「横浜へスクロール」とユーザが発話すると、その発話内容が制御回路10により音声認識され、その音声認識結果により、横浜方面への地名スクロールを指示されたことがナビゲーション装置1において認識される。すると図3に示すように、スクロールが開始されるのに先立って、符号30に示すスクロール方向指示マークが画面上に表示される。このスクロール方向指示マーク30には、現在地21を基準としたスクロール方向を表す矢印と、スクロール先が横浜方面であることを表す文字が表示されている。すなわち、スクロール先の横浜方面は現在地21から見て斜め右上方向に位置している。
スクロール方向指示マーク30を表示する際には、ユーザに音声で指示された地名に応じてスクロール時の目標地点が決定され、そのスクロール目標地点の方向をスクロール方向として矢印が表示される。スクロール目標地点は、たとえば駅や役所などのように中心街付近にあることが多い特定の種類の施設の中から、ユーザに指示された地名をその施設名称の一部に有するものが選択される。すなわち、横浜方面へのスクロールが指示された場合は、横浜駅や横浜市役所の中からスクロール目標地点が選択される。
スクロール目標地点に選択される施設は、上記のような施設の中から、予め定められた施設種類の優先順位にしたがって決められる。たとえば駅の優先度が高く、役所の優先度はそれよりも低く設定されている場合は、横浜駅がスクロール目標地点に選択され、横浜市役所はスクロール目標地点に選択されない。しかし、指示された地名によっては、その地名を駅名とする駅が存在しないことがある。その場合は、駅の次に優先度が高い役所などの施設がスクロール目標地点に選択される。
すなわち、指示された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所のいずれか一方のみが存在する場合は、その駅または役所がスクロール目標地点に設定される。しかし、指示された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所の両方が存在する場合は、予め定められた優先順にしたがって、その駅または役所のうちいずれか一方がスクロール目標地点に設定される。
なお、スクロール目標地点に選択する施設の優先順位は、全国の地名について共通に設定してもよいし、あるいは、たとえば都市部やその近郊では駅の優先順位を高くし、郊外では役所の優先順位を高くするなどのように、地域によって優先順位を変えてもよい。または、著名な観光施設を有する観光地などについては、その観光施設をスクロール目標地点としてもよい。
以上説明したようにしてスクロール目標地点が選択され、それに応じてスクロール方向指示マーク30が表示された後、図4に示すようにスクロール方向指示マーク30をユーザがタッチすると、スクロール目標地点に向かって地図画面のスクロールが開始される。このとき、表示モニタ16はタッチパネルによって構成されているものとする。なお、タッチパネルを用いたタッチ操作ではなく、リモコンなどを用いた操作によってスクロール方向指示マーク30を画面上で選択することにより、地図画面のスクロールが開始されるようにしてもよい。
スクロールが開始されると、図4の地図画面がスクロール方向指示マーク30に示されるスクロール方向、すなわち斜め右上方向にスクロールしていき、図5のような画面が表示される。さらにスクロールが進んでスクロール目標地点に近づくと、図6に示すような画面が表示される。なお、ここでは横浜駅がスクロール目標地点に設定されているものとする。
図6の画面からさらにスクロールが進み、スクロール目標地点である横浜駅が画面の中心に位置するとスクロールが停止する。すると図7に示すように、スクロール方向指示マーク30の代わりに現在地方向指示マーク31が表示される。この現在地方向指示マーク31には、スクロール目標地点を基準に自車位置の方向を表す矢印が表示される。すなわち、スクロール方向指示マーク30とは逆に、斜め左下方向の矢印が表示される。
以上説明したような地名スクロールを行う際に制御回路10によって実行されるフローチャートを図8に示す。このフローチャートは、地図画面の表示中に実行される。ステップS100では、音声認識ボタンが押されたか否かを判定する。音声認識ボタンがユーザによって押されると次のステップS110へ進み、ステップS110においてマイク11からの音声信号を取得することにより、ユーザの発話による音声の入力を行う。
ステップS120では、ステップS110で入力された音声に基づいて音声認識処理を行い、ユーザの発話内容を音声認識する。この音声認識処理には周知の処理方法が用いられるが、その処理方法自体は本発明に直接関係しないため、ここでは説明を省略する。ステップS120の音声認識処理によってユーザの発話内容が音声認識されることにより、ユーザからの指示内容がナビゲーション装置1において認識される。
ステップS130では、ステップS120の音声認識結果から、ユーザに指示された内容が地名スクロールであるか否かを判定する。地名スクロールである場合は、次のステップS140へ進む。地名スクロールではなく他の操作がユーザからの音声で指示された場合は図8のフローチャートを終了し、その操作にしたがった処理を実行する。
ステップS140では、ユーザの発話内容から地名に該当する部分を抽出することにより、どの方面へのスクロールをユーザから指示されたか判断する。このステップS140の処理により、「横浜へスクロール」とのユーザの発話内容から「横浜」の部分が抽出され、それによって横浜方面へのスクロールであることがナビゲーション装置1において判断される。
ステップS150では、ステップS140で抽出された地名に基づいて、その地名に応じたスクロール目標地点を選択する。ここでは、前述したように予め定められた施設種類の優先順位にしたがって、ステップS140で抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅や役所などの施設の中からいずれかがスクロール目標地点に選択される。このステップS150の処理により、横浜駅がスクロール目標地点に選択される。
ステップS160では、図3のスクロール方向指示マーク30を表示する。このとき、ステップS140で抽出された地名に基づいて、スクロール先を表す文字が表示される。また、ステップS150で選択されたスクロール目標地点に基づいて、自車位置を基準にスクロール目標地点の方向が矢印によって表示される。
ステップS170では、ステップS160で表示したスクロール方向指示マーク30がユーザによって押されたか否かを判定する。タッチパネル操作やリモコン操作によってスクロール方向指示マーク30が押されると、次のステップS180へ進む。
ステップS180では、スクロール速度の設定を行う。ここでは一定のスクロール速度を設定してもよいし、あるいは状況に応じてスクロール速度を変えてもよい。たとえば、自車位置からスクロール目標地点までの距離に応じて異なるスクロール速度を設定することができる。距離が近い場合は遅いスクロール速度を設定し、距離が遠い場合は速いスクロール速度を設定すれば、スクロール目標地点まで到達するのに要する時間差を少なくすることができる。
また、表示している地図画面の内容によって異なるスクロール速度を設定することにより、スクロール中にスクロール速度を変化することとしてもよい。たとえば、市街地であれば遅いスクロール速度を設定し、市街地でなければ速いスクロール速度を設定すれば、地図の情報量に応じてスクロール速度を変更することができる。なお、市街地であるか否かは、たとえば表示画面中の地図対象物の数によって判断することができる。地図対象物の数は、リンク数や地名数、施設数などによって表すことができる。
ステップS190では、ステップS180で設定されたスクロール速度で表示中の地図画面を所定距離または所定時間だけスクロールすることにより、地図画面のスクロール処理を行う。これにより、図5、図6および図7に示すような地図画面が順に表示される。次のステップS200は、ステップS190のスクロール処理の結果、目標地点に到達したか否かを判定する。目標地点に到達するまではステップS180へ戻り、スクロール速度の設定とスクロール処理を繰り返す。目標地点に到達したらスクロールを停止し、ステップS210へ進む。
ステップS210では、図7の現在地方向指示マーク31を表示する。このとき、それまでに表示していたスクロール方向指示マーク30とは逆に、スクロール目標地点を基準に自車位置の方向へ向けて矢印を表示する。ステップS210を実行したら、図8のフローチャートを終了する。以上説明したようにして、ユーザの発話内容を音声認識し、その音声認識結果に応じた地名スクロールが実行される。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)ユーザの発話内容を音声認識し(ステップS120)、その発話内容から地名を抽出する(ステップS140)。そして、抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅や役所などの特定の種類の施設をスクロール目標地点に設定し(ステップS150)、設定されたスクロール目標地点に向かって地図画面をスクロールする(ステップS190)こととした。このようにしたので、周辺に道路や建物などの施設が何も存在しない地点がスクロール後の画面の中心とはならず、スクロール後の地図上には必ず何らかの施設が表示されるため、ユーザにとって分かりやすい地図とすることができる。
(2)ステップS150においてスクロール目標地点を設定する際には、予め設定された施設種類の優先順位にしたがって、特定の種類の施設として予め定められた複数種類の施設のうちいずれかの施設をスクロール目標地点に設定することとした。具体的には、ステップS140で抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所のいずれか一方のみが存在する場合は、その駅または役所をスクロール目標地点に設定する。しかし、ステップS140で抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所の両方が存在する場合は、予め定められた優先順にしたがって、その駅または役所のうちいずれか一方をスクロール目標地点に設定する。このようにしたので、中心街付近にある施設の中からスクロール目標地点を設定することができる。
(3)地図画面のスクロールが開始されるのに先立ってスクロール方向指示マークを表示して(ステップS160)、自車位置を基準にスクロール目標地点の方向を表示することとした。このようにしたので、事前にスクロール先がどの方向にあるかをユーザに容易に把握させることができる。
(4)地図画面のスクロールが終了した後に現在地方向指示マークを表示して(ステップS210)、スクロール目標地点を基準に自車位置の方向を表示することとした。このようにしたので、スクロール後に自車位置がどの方向にあるかをユーザに容易に把握させることができる。
なお、以上説明した実施の形態では、特定の地名が音声で指定されるとスクロール目標地点を選択し、自車位置を基準にスクロール目標地点の方向を示す矢印を表示する例を説明したが、これと同様の処理を道路に対して行ってもよい。すなわち、「国道1号線」のように特定の道路名が音声で指定されると、その道路の方向を示す矢印を表示する。なお、このようにする場合は、自車位置からその道路までの距離が最短となる点に向けて矢印を表示するのが好ましい。
また、以上説明した実施の形態では、予め定められた施設種類の優先順位にしたがって、ユーザに音声で指示された地名を施設名称の一部に有する施設からスクロール目標地点を選択する例を説明した。しかし、全国各地の地名にそれぞれ対応する特定の地点をスクロール目標地点として予め記憶しておき、ユーザにいずれかの地名が音声で指示された場合は、その地名に対応するスクロール目標地点を設定することとしてもよい。
以上説明した実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
上記の実施の形態では、表示手段を表示モニタ16によって実現し、その他の各手段を制御回路10の処理によって実現している。具体的には、音声認識手段をステップS120、抽出手段をステップS140、設定手段をステップS150、スクロール手段をステップS190、目標地点方向表示手段をステップS160、自車位置方向表示手段をステップS210によってそれぞれ実現している。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係には何ら限定も拘束もされない。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 表示される地図画面の一例を示す図である。 スクロール方向指示マークが表示された画面を示す図である。 スクロール方向指示マークをユーザがタッチする様子を示す図である。 スクロール中の画面例である。 同じくスクロール中の画面例である。 現在地方向指示マークが表示された画面を示す図である。 地名スクロールのときに実行されるフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
10 制御回路
11 マイク
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 ディスクドライブ
19 DVD−ROM
30 スクロール方向指示マーク
31 現在地方向指示マーク

Claims (5)

  1. 地図画面を表示する表示手段と、
    ユーザの発話内容を音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段により認識されたユーザの発話内容から地名を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された地名をその施設名称の一部に有する特定の種類の施設をスクロール目標地点に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されたスクロール目標地点に向かって前記地図画面をスクロールするスクロール手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1のナビゲーション装置において、
    前記設定手段は、予め設定された施設種類の優先順位にしたがって、前記特定の種類の施設として予め定められた複数種類の施設のうちいずれかの施設を、前記スクロール目標地点に設定することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2のナビゲーション装置において、
    前記設定手段は、前記抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所のうちいずれか一方のみが存在する場合は、その駅または役所を前記スクロール目標地点に設定し、
    前記抽出された地名をその施設名称の一部に有する駅と役所の両方が存在する場合は、前記優先順位にしたがって、その駅または役所のうちいずれか一方を前記スクロール目標地点に設定することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3いずれか一項のナビゲーション装置において、
    前記スクロール手段により前記地図画面のスクロールが開始されるのに先立って、自車位置を基準に前記スクロール目標地点の方向を表示する目標地点方向表示手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4いずれか一項のナビゲーション装置において、
    前記スクロール手段により前記地図画面のスクロールが終了した後に、前記スクロール目標地点を基準に自車位置の方向を表示する自車位置方向表示手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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