以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示処理装置および表示処理方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、本発明にかかる表示処理装置をテレビジョン(Television:TV)に適用した例を示すが、これに限定されることなく、表示装置などにおいて映像等を表示できるものであれば、本発明を適用することができる。本実施の形態の表示処理装置は、ユーザが複数のコンテンツから検索のキーとなるキーコンテンツおよびそのキーコンテンツに関連するコンテンツの検索を行う場合、ユーザにより当該キーコンテンツが選択されると、そのキーコンテンツとともにキーコンテンツに関連する複数のコンテンツを表示するものである。
まず、表示処理装置100の機能構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示処理装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示処理装置100は、電子番組表記憶部150と、録画番組記憶部160と、表示部170と、放送受信部108と、IPTV(Internet Protocol TeleVision)接続部180とを備えており、IPTVサーバ200とネットワークを介して接続されている。また、表示処理装置100は、ASICやCPU等の処理装置、表示処理装置100の動作を制御する所定のプログラムが格納されたROMや当該処理装置のワーク領域となるRAM等の記憶装置を備えており(何れも図示せず)、当該処理装置と記憶装置に格納されたプログラムとの協働により、電子番組表記憶部150と、録画番組記憶部160と、リモコン操作受付部101、メタデータ検索部102、メタデータ取得部103、関連度算出部104、表示情報生成部105、表示制御部106、映像再生部107との各機能部を実現する。
IPTVサーバ200は、IPを利用してテレビ番組や映画などの映像を配信するサービスを提供するサーバであり、表示処理装置100からの要求により、当該映像等のコンテンツ、該コンテンツのメタデータを配信する。
IPTV接続部180は、表示処理装置100とIPTVサーバとを接続するインターフェースである。
電子番組表記憶部150は、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)を管理・配信している外部サーバから取得した電子番組表を記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。具体的には、インターネットなどのネットワーク網に接続されたサービス提供者のサーバ装置から、通信部(不図示)を介してTV、CATV、CS放送、BS放送などの電子番組表を取得し、取得した電子番組表を記憶している。ここで、電子番組表には、現在から未来のある時点(例えば、1週間後)までに放送される番組に関する情報が含まれているものとする。
録画番組記憶部160は、映像等のコンテンツを記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。例えば、表示処理装置100がHDDを備えたTVである場合は、録画番組記憶部160は、TV番組等を録画した映像のコンテンツを記憶することになる。また、DVD(Digital Versatile Disk)の映像や、ビデオカメラで撮像した映像等をコンテンツとしてもよい。
また、録画番組記憶部160は、コンテンツ毎に当該コンテンツに関するメタデータを関連付けて記憶している。ここで「メタデータ」とは、各コンテンツに固有の特性を示した情報群であって、各コンテンツのタイトルや放送日時等が含まれる。例えば、コンテンツがTV番組の場合には、TV番組のタイトル、チャンネルや放送日時、出演者、番組内容、ジャンル等の情報(番組情報)がメタデータとなり、コンテンツとともこのメタデータが提供され、録画番組記憶部160に記憶される。
図2は、TV番組をコンテンツとした場合におけるメタデータの一例を示す説明図である。図2に示すメタデータは、TV番組を録画したコンテンツに関する情報であり、TV番組のタイトル「お昼のコメディーショー」、チャンネル「○×放送」、放送日時「2008年8月1日 12:00〜12:40」、出演者「○○△、□□××」、番組内容「今旬の〜世界にいざなう」、ジャンル「お笑い」などの情報が記憶されている。
なお、上記では、メタデータが予め設定された状態で提供される態様を説明したが、これに限定されることなく、リモートコントローラ(以下、リモコンという。)などの入力装置90などを介してユーザから入力された情報をメタデータとして、コンテンツと関連付けて録画番組記憶部160に記憶する態様としてもよい。
表示部170は、文字や画像を表示する液晶画面(LCD)などであり、受信したTV番組などのコンテンツや記憶されているコンテンツ、電子番組表などを表示するものである。また、表示部170は、ユーザがコンテンツの検索を行うために、後述する表示情報生成部105により生成されたコンテンツの内容を表わす表示情報を表示する(図3−1、3−2参照)。
放送受信部108は、TV放送により放送された映像のコンテンツ(TV番組)を、アンテナやケーブル(不図示)を介して受信するものである。
映像再生部107は、ユーザが再生を所望する映像のコンテンツ、すなわち放送受信部108により受信したTV番組などのコンテンツ、IPTV接続部180を介してIPTVサーバ200から取得した映像のコンテンツ、または録画番組記憶部160に記憶されている映像のコンテンツを取得して、取得したコンテンツをデコード(再生)して表示制御部106に送出するものである。
リモコン操作受付部101は、ユーザによりリモコン90に備えられた操作ボタンが押下されたことを認識し、操作を受け付けるものである。例えば、ユーザが複数のコンテンツから所望のコンテンツを検索し、さらにそのコンテンツと関連するコンテンツを検索する場合、表示部170に表示された電子番組表に表示された複数のコンテンツから検索の中心(キー)となるコンテンツ(キーコンテンツ)を、ユーザがリモコン90に備えられた操作ボタンで選択すると、リモコン操作受付部101は、このキーコンテンツの選択操作を受け付ける。また、再生中のコンテンツをキーコンテンツとしてもよく、その場合には、ユーザがコンテンツの再生中にリモコン90に備えられた操作ボタンを押下した場合、リモコン操作受付部101は、その再生中のコンテンツをキーコンテンツとする選択操作、すなわちコンテンツの検索を行う旨の操作を受け付ける。また、リモコン操作受付部101は、詳細は後述するが、表示部170に表示された複数のコンテンツの表示情報が表示された一覧情報から、注目するコンテンツ(注目コンテンツ)の表示情報に対する指示操作を受け付ける。
メタデータ取得部103は、リモコン操作受付部101により、キーコンテンツの選択操作を受け付けた場合、全てのコンテンツ(キーコンテンツおよびキーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツ)のメタデータを取得するものである。具体的には、例えば、メタデータ取得部103は、コンテンツのメタデータを録画番組記憶部160から取得する。また、メタデータ取得部103は、IPTV200サーバに対してコンテンツのメタデータを要求して、該メタデータを取得する。さらに、メタデータ取得部103は、電子番組表記憶部150に記憶されている電子番組表からコンテンツのメタデータを取得する。
メタデータ検索部102は、リモコン操作受付部101により、キーコンテンツの選択操作を受け付けた場合、メタデータ取得部103により取得したコンテンツのメタデータから、キーコンテンツのメタデータを検索し、検索したキーコンテンツのメタデータを関連度算出部104に送出する。さらに、メタデータ検索部102は、メタデータ取得部103により取得したキーコンテンツのコンテンツのメタデータから、関連度算出部104によりメタデータとの関連度を算出する対象となる他のコンテンツのメタデータを検索し、検索した他のコンテンツのメタデータを関連度算出部104に送出する。
また、メタデータ検索部102は、リモコン操作受付部101により、キーコンテンツの選択操作を受け付けた場合、メタデータ取得部103により取得した全てのコンテンツのメタデータを表示情報生成部105に送出する。
関連度算出部104は、メタデータ検索部102から送出された選択されたキーコンテンツのメタデータと他のコンテンツのメタデータとに基づいて、キーコンテンツに対する他のコンテンツ各々の関連度を、メタデータに含まれる項目、例えば、タイトル、チャンネルごとに算出するものである。具体的に、関連度RMの算出は、下記式(1)を用いて算出する。
上記式(1)において、Nはメタデータ取得部103で取得可能なメタデータの総数を意味している。また、キーコンテンツに対応するメタデータM11(n)、いずれかの他のコンテンツに対応するメタデータM21(n)の「(n)」は、メタデータ取得部103で取得されるn番目のメタデータを意味している。また、fan(M11(n)、M21(n))は、メタデータM11(n)とM21(n)との関連度をRMnとして返す関数であり、Wanは重みを示す値(n=1、・・・、N)である。
ここでメタデータとして取得される情報は上述の通り多岐に渡るが、以下、説明を簡略化するため、メタデータは{録画日時、コンテンツのタイトル、チャンネル、ジャンル、出演者リスト}の5つの集合である(N=5)とし、これら5つのメタデータを先頭からn=1、2、・・・、5であるとして説明を進める。
すると、キーコンテンツに対する他のコンテンツの関連度RMは、下記に示した5つの関連度RM1〜RM5の重み付き線形和で表すことができる。
RM1=fa1(メタデータM11の録画日時、メタデータM21の録画日時)
RM2=fa2(メタデータM11のタイトル、メタデータM21のタイトル)
RM3=fa3(メタデータM11のチャンネル、メタデータM21のチャンネル)
RM4=fa4(メタデータM11のジャンル、メタデータM21のジャンル)
RM5=fa5(メタデータM11の出演者リスト、メタデータM21の出演者リスト)
fa1は例えば、録画日時が近い程大きな値をとり、遠くなる程小さな値を取る関数である。具体的には、例えば、MO1/|rec_data(M11)−rec_data(M21)|等の関係式を用いることができる。ここで、rec_data(x)は、xの録画日時を一意の整数化する関数であり、ある基準日時を0として、そこからの経過秒数などに整数化する関数である。またMO1は任意の定数であり、|X|はXの大きさを示す関数であり、典型的には絶対値である。
なお、ここでは、fa1(M11、M21)=g(rec_data(M11)−rec_data(M21))とした場合、g(x)=MO1/|X|という関数であるgを用いた例を示したが、これに限定されるものではない。L2ノルムなどを使用するようなg、例えば、g(x)=MO1/||x||のようなものであってもよい。この場合、||x||は、xを構成するそれぞれの要素の差の自乗合計の平方根をとったものとなる。
また、g(x)は、シグモイド関数等を用いてもよいし、ガンマ関数等を用いてもよい。なお、上記ではメタデータM11とM21が近い時に大きな値をとるような例を示したが、これに限定されるものではない。逆に小さな値をとるように構成することとしてもよい。また、特定の条件の時に大きな値をとるような関数gを用いることもできる。
fa2は例えば、メタデータM11とM21とのタイトル文字列に同様の文字列が多く含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。例えば、M11のタイトルが“あいうえお”、M21のタイトルが“かきうえこ”ならば、間の“うえ”の2文字が両者に含まれている。一方、“あいうえお”と“かきくけお”の場合は、1文字が両者に含まれているため、前者の方がfa2の値が大きくなる。なお、番組内容に含まれるキーワードにより関連度を判断する場合も、タイトルと同様に算出することが可能である。
以上では単純に両者に含まれている文字数の比較による例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、先頭からの共通の文字数が多い方をより大きな値をとるようにする、であるとか、共通の文字が無くても、同様の概念を含むものならば共通と見なすとかといったような条件をさらに加えることとしてもよい。後者の例としては、例えば、“野球”と“ベースボール”を同様とみなし、これらがそれぞれに含まれている場合は、共通文字列が含まれていると見なすなどといったようなものである。
また、メインの文字列が同じで、サブの文字列が異なる場合には、これらは共通のシリーズのコンテンツであることが多いため、このような場合には、よりfa2の値を大きくするなどといったこともあり得る。例えば、“あいうえお#2”と、“あいうえお#3”は、同じドラマコンテンツの異なる回であるとみなせるため、このような場合には、fa2の値を2倍するなどといったようなものである。なお、以上での説明はあくまでも一例であり、曖昧検索などの公知の技術を用いたり、正規表現による検索などの公知の技術を用いたりすることで、以上で説明したよりも高度な比較を行うことが可能となる。
fa3は例えば、メタデータM11とM21とのチャンネルが同じ場合は大きな値をとるような関数である。単純には、チャンネルが同じ場合は、値MO2を、そうでない場合には値0をとる関数として実現できる。ここで、MO2は任意の定数である。さらに拡張して、同系列のチャンネルの場合には、別の値をとるようにしてもよい。例えば、同じ系列局の場合には、値MO2/2を返す関数とすることとしてもよい。また、同系列だが放送メディアが異なるような場合には、MO2/4を返す関数とすることとしてもよい。なお、以上で説明した態様はあくまでも一例であり、任意の関数を用いることが可能である。
fa4は例えば、メタデータM11とM21とのジャンルが同じ場合は大きな値をとるような関数である。例えば、M11とM21とが双方とも「スポーツ」というジャンルの場合、値MO3を、そうでない場合には値0を取り、さらに、M21がM11のサブジャンルである場合、例えば、M11のジャンルが「スポーツ」、M21のジャンルが「野球」である場合には、MO3/2を取るような関数とすることとしてもよい。また、M11のジャンルとM21のジャンルが直接同じでなくとも双方の親となるジャンルが同じとなる場合、例えば、M11のジャンルが「野球」、M21のジャンルが「サッカー」の場合には、双方の親ジャンルは「スポーツ」で同じであるため、MO3/4を取るといった関数とすることとしてもよい。なお、以上で説明した態様はあくまでも一例であり、任意の関数を用いることが可能である。
fa5はfa4と同様である。例えば、メタデータM11とM21との登場人物リストが夫々「WW、XX、YY」、「XX、YY、ZZ」の場合には、共通の登場人物は2人となるため、2×MO4を取り(ここでMO4は任意の定数値)、共通の登場人物が居ない場合には0を取るような関数を用いることができる。また、登場人物にはグループも含まれるため、ある登場人物KKがグループXXのメンバであった場合、「VV、WW、XX」、「KK、YY、ZZ」のようなメタデータM11、M21があったときに、M11にはグループXXが出演、すなわち、このメンバのKKも出演、M21にはグループXXは出演していないが、メンバであるKKは出演しているため、このような場合には、MO4/2を返すようにすることとしてもよい。
同様に、登場グループや登場人物の関係が定義される場合、例えば、グループXXとグループYYは同じ所属事務所であるなどといったような場合には、MO4/4を返すといったようにも拡張することとしてもよい。この場合、人物とグループ間の関係又は各人物、グループの所属する所属事務所間の関係は、メタデータ内に定義されている態様としてもよいし、外部のサーバ(情報サイト)から取得する態様としてもよい。
なお、以上では、登場人物リストに登場する人に対して関連度の区別をしない例を示したが、これに限定されるものではない。登場人物リストに出現する順番によって、さらに重み付けされる態様としてもよい。例えば、メタデータM11の1番目に出てくる人との比較の場合は算出した関連度はそのままとし、2番目ならば関連度を1/2、3番目なら1/3とするといったように出現する順番に応じて重み付けを変化させることとしてもよい。また、メタデータM11での順番とM21での順番を両方とも加味する態様としてもよい。例えば、メタデータM11の2番目の人物と、メタデータM21の3番目の人物とを比較する場合、メタデータM11の2番目ならば1/2、メタデータM21の3番目ならば1/3となるため、トータルの関連度を1/2×1/3=1/6とするようにしてもよい。また、メタデータとして、主演などの情報を用いて、主演者に対する関連度の重み付けを変えるようにしてもよい。例えば、主演の場合には算出した関連度を2倍するといったように重み付けを変化させることができる。
表示情報生成部105は、メタデータ検索部102から送出されたキーコンテンツのメタデータおよび他のコンテンツのメタデータから、キーコンテンツおよび他のコンテンツの内容を表わす表示情報を生成するものである。具体的には、例えば、表示情報生成部105は、コンテンツが録画番組記憶部160に記憶された映像データのメタデータに基づいて、当該映像データの代表画像にタイトル等を付随させることで、表示部170に表示可能とした表示情報を生成する。また、例えば、表示情報生成部105は、コンテンツがIPTVサーバ200から取得した映像データのメタデータに基づいて、当該映像データの代表画像にタイトル等を付随させることで、表示部170に表示可能とした表示情報を生成する。また、例えば、表示情報生成部105は、電子番組表記憶部150に記憶された電子番組表に基づいて、TV番組のタイトル、放送日時、チャンネル、番組内容等を、表示部170に表示可能とした表示情報を生成する。
ここで、表示情報の詳細について説明する。図3−1、3−2は、コンテンツの内容を表わす表示情報の一例を示す図である。図3−1では、例えば、録画番組記憶部160に記憶された映像データのメタデータに基づいて生成されたキーコンテンツの表示情報C1である。同図に示すように、キーコンテンツの表示情報C1は、C1−1にそのコンテンツの代表画像が表示され、C1−2にそのコンテンツ(映像)のタイトル「L358△*6」が表示されている。また、図3−2では、例えば、電子番組表に基づいて生成されたキーコンテンツの表示情報C1である。同図に示すように、キーコンテンツの表示情報C1は、C1−3にチャンネルが表示され、C1−4にそのコンテンツ(映像)のタイトル「お昼のコメディーショー」、番組内容「今旬の〜世界にいざなう」が表示され、C1−5に放送日時が表示されている。
表示制御部106は、映像再生部107により送出されたコンテンツを表示部170に再生表示するものである。
また、表示制御部106は、上述したようにリモコン操作受付部101がユーザからコンテンツの検索を行う旨の操作を受け付けた場合、ユーザが検索を行うための、キーコンテンツの表示情報とキーコンテンツに関連性を持つ他のコンテンツの表示情報とを一覧表示した一覧情報を表示する。
一覧情報は、キーコンテンツの表示情報を所望の位置に配置するとともに、当該キーコンテンツの表示情報の位置を中心に同心形状に形成された複数の多角形上であって、リモコン90に備えられた操作ボタン、例えば十字キーの操作ボタンによる操作方向に沿う形状で、他のコンテンツの表示情報をそれぞれ配置したものである。また、一覧情報は、他のコンテンツ表示情報は、中心から放射方向に向けて項目ごとに分別された所定領域に、中心近傍から関連度の高い順にそれぞれ配置される。また、一覧情報は、キーコンテンツの表示情報の表示サイズを最大とし、中心近傍から離れるに従って他のコンテンツの表示情報の表示サイズを小さくして表示される。この表示情報の表示動作の詳細について、図を参照して説明する。図4−1〜図8は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
まず、図4−1に示すように、表示制御部106は、キーコンテンツの表示情報C1を所望の位置に配置し、キーコンテンツの表示情報C1を中心にx軸正方向、x軸負方向、y軸正方向、y軸負方向の4軸(軸1〜4)を設定し、選択されたキーコンテンツのメタデータに含まれている項目を各軸に割り当てて配置する。図2を参照すると、例えば、メタデータに含まれる項目としては、TV番組(コンテンツ)の「タイトル」、出演者を示す「人物」、番組内容に含まれる検索を行う際の「キーワード」、TV番組の「ジャンル」などを割り当てる。この各軸に割り当てた項目は、ユーザがキーコンテンツに関連する他のコンテンツを検索する際の指標として用いることができる。
そして、表示制御部106は、図4−2に示すように、各項目を示す各軸をそれぞれ含む任意の角度、例えば軸を含む90度で、中心にあるキーコンテンツの表示情報C1から放射方向に向けて領域を分別することで、各軸を含む所定の表示領域(領域1〜4)を生成する。
次に、表示制御部106は、図5に示すように、キーコンテンツの表示情報C1の位置を中心とした同心形状に形成された複数の8角形F1、F2…上であって、リモコン90に備えられた操作ボタンによる上下左右の操作方向に沿う形状で、他のコンテンツの表示情報を配置していく。つまり、表示制御部106は、8角形F1の頂点には、他のコンテンツの表示情報C11〜18までの8個の表示情報を配置する。また、表示制御部106は、8角形F2の頂点には、他のコンテンツの表示情報C21、23、25、27、29、31、33、35の8つの表示情報を配置し、それぞれの表示情報の間に、操作方向に沿うように他のコンテンツの表示情報C22、24、26、28、30、32、34、36の8個の表示情報を配置する。以下同様に、8角形の頂点に他のコンテンツの表示情報を8つ配置し、それぞれの表示情報の間にさらに他のコンテンツの表示情報を配置していく。このように他のコンテンツの表示情報を配置すると、いずれの表示情報から上下左右の操作がなされても、その操作方向に沿って、その表示情報以外の表示情報が配置されることになる。
このとき、表示制御部106は、図6に示すように、他のコンテンツの表示情報を、キーコンテンツの表示情報C1が配置されている中心近傍から外側に向かって、キーコンテンツとの関連度の高い順に配置する。すなわち、表示制御部106は、図5で示すと、8角形F1上に、最もキーコンテンツとの関連度が高い他のコンテンツの表示情報を配置し、さらに、F2、F3…(不図示)上に、関連度の高い順に他のコンテンツの表示情報を配置していく。
また、表示制御部106は、先に分別した表示領域の項目ごとに、キーコンテンツとの関連度が高い順に他のコンテンツの表示情報を配置していく。つまり、表示制御部106は、図7に示すように、境界線B1と境界線B4とで囲まれた領域1、境界線B1と境界線B2とで囲まれた領域2、境界線B2と境界線B3とで囲まれた領域3、および境界線B3と境界線B4とで囲まれた領域4に割り当てられた領域の項目ごとに、図7の表示情報上に示した数字の順番で他のコンテンツの表示情報を配置することで、項目ごとにキーコンテンツとの関連度が高い順に中心近傍から他のコンテンツの表示情報を配置できる。
なお、表示情報C11、21、41は、領域1または領域2のいずれにも属することができる位置であるが、例えば、キーコンテンツに対する関連度が所定の閾値よりも高い他のコンテンツをより多く有する項目の領域に属するように設定できる。つまり、図7における表示情報C11、21、41は、領域1の項目より、領域2の項目の方が、所定の閾値より高い関連度を有する他のコンテンツをより多く存在するため、領域2に属している。また、表示情報C13、25、47、15、29、53、17、33、59についても同様である。
なお、ここでは、各境界線付近に表示される表示情報を、キーコンテンツとの関連度の高さによりいずれの項目の領域に属するかを判断しているが、これに限定されることなく、例えば、キーコンテンツとの関連する他のコンテンツの総数が多い項目の領域に、各境界線付近に表示される表示情報を属するように構成してもよい。
また、図8に示すように、表示制御部106は、キーコンテンツの表示情報の表示サイズを最大とし、中心近傍から離れるに従って他のコンテンツの表示情報の表示サイズを小さくして表示する。また、表示制御部106は、他のコンテンツの表示情報が複数の領域に属する場合、いずれか一つの領域に表示する。具体的には、表示制御部106は、他のコンテンツの表示情報が領域1、2の両領域に属する場合、キーコンテンツに対する関連度が最も高い項目の領域に表示する。
表示制御部106は、このようにしてキーコンテンツの表示情報C1と他のコンテンツの表示情報C11〜を配置した一覧情報を生成し、生成した一覧情報を表示部170に表示する。なお、表示情報の配置位置および表示サイズは、予め表示制御部106が記憶しており、キーコンテンツに対する関連度を算出した後に、他のコンテンツの表示情報を所定の表示サイズにして順番に配置していく。図9は、キーコンテンツの表示情報C1と他のコンテンツの表示情報C11〜を配置した一覧情報の一例を示す図である。図9の一覧情報では、上側に「タイトル」、右側に「人物」、下側に「キーワード」、左側に「ジャンル」の項目が表示されており、キーコンテンツの表示情報C1を中心位置として、他のコンテンツの表示情報が中心近傍から外側に向けて配置されている。
また、本実施の形態では、上下左右の操作方向に沿う形状で他のコンテンツの表示情報を配置したため、例えば、検索中における注目コンテンツが表示情報C30であった場合に、操作ボタンにより左右の指示操作を受け付けると、矢印Aのように注目コンテンツが変わっていく。また、検索中における注目コンテンツが表示情報C30であった場合に、操作ボタンにより上下の指示操作を受け付けると、矢印Bのように注目コンテンツが変わっていく。また、例えば、注目コンテンツが表示情報C11であった場合に、指示操作を受け付けて右にカーソル1つ分移動すると、表示情報C36へ注目コンテンツが変わる。同じく、上にカーソル1つ分移動すると表示情報C22へ、左にカーソル1つ分移動すると表示情報C12へ、下にカーソル1つ分移動すると表示情報C18へ注目コンテンツが変わることになる。これより、リモコン90の十字キーなどの操作ボタンからの指示操作が行いやすくなる。
次に、以上のように構成された表示処理装置100による表示情報の表示処理について説明する。図10は、表示処理装置100による表示情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。
まず、リモコン操作受付部101は、リモコン90の操作ボタンから、キーコンテンツの選択操作を受け付けるまで待機する(ステップS10)。選択操作を受け付けた場合(ステップS10:Yes)、メタデータ取得部103は、選択されたキーコンテンツのメタデータを取得する(ステップS11)。次に、メタデータ取得部103は、キーコンテンツ以外の他のコンテンツのメタデータを取得する(ステップS12)。
そして、関連度算出部104により、キーコンテンツに対する他のコンテンツ各々の関連度を、メタデータに含まれる項目ごとに算出する(ステップS13)。そして、表示制御部106は、キーコンテンツに対する他のコンテンツ各々の関連度に応じて、キーコンテンツおよび他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を生成し(ステップS14)、生成した一覧情報を表示部170に表示する(ステップS15)。
このように、検索のキーとなるキーコンテンツの表示情報の位置を中心に同心形状に形成された複数の多角形上であって、操作ボタンによる操作方向に沿う形状で、中心近傍から関連度の高い順に、他のコンテンツの表示情報をそれぞれ配置した一覧情報を表示することで、ユーザはリモコン90からの操作により、膨大なコンテンツからキーコンテンツに関連するコンテンツを容易に検索できることになる。
図1に戻って、表示制御部106は、さらに、スクロール部109を備えており、さらに以下の機能を備えている。リモコン操作受付部101によりリモコン90の操作ボタンが押下されることで、注目するコンテンツ(注目コンテンツ)の表示情報を指示する指示操作を受け付けた場合、スクロール部109は、その操作方向に一覧情報を所定の表示範囲で移動することでスクロールするものである。このとき、表示制御部106は、スクロール部109のスクロールによる一覧情報の移動量に関わらず、キーコンテンツの表示情報の表示範囲内への表示を維持する。また、表示制御部106は、操作ボタンからの操作により指示されて注目コンテンツとなった他のコンテンツの表示情報の表示サイズを、指示されていない他のコンテンツの表示情報の表示サイズより大きくして表示する。
図11−1、11−2、11−3は、キーコンテンツの表示情報および他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報をスクロールした場合における説明図である。図11−1は、キーコンテンツの表示情報が中心に配置された初期状態の一覧情報を表示したものであり、キーコンテンツが注目コンテンツとなっている。ここから、ユーザにより操作ボタンの右方向を4回押下される指示操作を受け付けることで右にカーソル4つ分移動させ、他のコンテンツの表示情報C81を注目コンテンツとして表示した場合は、図11−2のように一覧情報は左に4スクロールされることになる。なお、1スクロールの移動量は予め設定されている。そして、さらにユーザにより操作ボタンの右方向を3回押下される指示操作を受け付けることで右にカーソル3つ分、すなわち初期状態からカーソル7つ分移動させ、他のコンテンツの表示情報C82を注目コンテンツとして表示した場合は、図11−3のように一覧情報は左に7スクロールされることになる。
このとき、キーコンテンツの表示情報は、初期の表示位置が表示範囲外に移動しても常に表示範囲内に表示するため、初期状態から一覧情報が左に4スクロール移動した際に当該初期の表示位置が表示範囲外に移動したとすると、初期状態から左に4スクロール移動した場合のキーコンテンツの表示情報C1の移動量(A)も、左に7スクロール移動した場合のキーコンテンツの表示情報C1の移動量(B)も変わらず、同じ位置にキーコンテンツの表示情報C1の表示が維持される。
表示制御部106は、スクロール部109のスクロールにより一覧情報が移動した場合に、キーコンテンツの表示情報C1が最初に表示されていた初期の表示位置が表示範囲の外に移動した場合、初期の表示位置の方向を示す方向指示表示とともにキーコンテンツの表示情報を表示する。図12は、キーコンテンツの表示情報および他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報をスクロールした場合における説明図である。図12では、ユーザにより操作ボタンの右方向を6回、上方向を6回押下される指示操作を受け付けることで、右にカーソル6つ分、上にカーソル6つ分移動させ、他のコンテンツの表示情報C83を注目コンテンツとして表示した場合である。このとき、キーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置は、左下の表示範囲外に移動しているため(図12における表示範囲外に描かれた表示情報参照)、図12に示すような略三角形の頂点により初期の表示位置の方向を示す方向指示表示をキーコンテンツの表示情報C1とともに表示する。
また、表示制御部106は、キーコンテンツの表示情報C1の表示位置と、キーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置との距離が大きくなるに従って、方向指示表示の表示サイズを小さく変更して表示する。図13−1、13−2は、キーコンテンツの表示情報C1における初期の表示位置の方向を示す方向指示表示の説明図である。キーコンテンツの表示情報C1の表示位置とキーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置との距離が近い場合(図13−1参照)より、キーコンテンツの表示情報C1の表示位置とキーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置との距離が遠い場合(図13−2)の方が、方向指示表示の表示サイズを小さく表示する。
このように、キーコンテンツの表示情報C1の表示位置とキーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置との距離に比例させて方向指示表示の表示サイズを表示することで、ユーザがキーコンテンツの表示情報C1の表示位置とキーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置との距離を大まかに把握することができる。また、ここでは、キーコンテンツの表示情報C1と初期の表示位置との距離に応じて方向指示表示の表示サイズを変更しているが、該距離に応じて方向指示表示の色を変更して距離を表わしてもよい。
また、表示制御部106は、スクロール部109のスクロールにより一覧情報が移動した場合に、表示範囲内の項目の数が変化した場合、その変化に応じて表示範囲内の項目の表示を変更する。すなわち、表示制御部106は、スクロール部109のスクロールにより一覧情報が移動した場合に、表示範囲内の軸に割り当てた項目に属する他のコンテンツの表示情報が表示範囲外に移動することにより項目の数が減少した場合、減少した項目を表示部170から非表示にする。図14は、表示範囲内の項目数が変化した場合の一覧情報の説明図である。図14に示すように、初期の表示範囲から一覧情報を左に4スクロールされた場合、例えば左側の「ジャンル」の項目に属する他のコンテンツの表示情報が全て表示範囲外に移動した場合、「ジャンル」の項目を非表示にする。
また、表示制御部106は、スクロール部109のスクロールにより一覧情報が移動した場合に、表示範囲内の軸に割り当てた項目に属する他のコンテンツの表示情報が表示範囲外から表示範囲内に移動することにより項目の数が増加した場合、増加した項目を追加表示する。図14に示すように、ある状態から一覧情報から右に4スクロールされた場合、例えば左側の「ジャンル」の項目に属する他のコンテンツの表示情報が少なくとも一つ表示範囲外から表示範囲内に移動した場合、「ジャンル」の項目を追加表示する。
次に、以上のように構成された表示処理装置100による一覧情報のスクロール処理について説明する。図15は、表示処理装置100による一覧情報のスクロール処理の流れを示すフローチャートである。
まず、リモコン操作受付部101は、注目コンテンツの表示情報を指示する指示操作を受け付けるまで待機する(ステップS20)。指示操作を受け付けた場合(ステップS20:Yes)、スクロール部109は、一覧情報を操作方向に移動することでスクロールする(ステップS21)。そして、表示制御部106は、操作ボタンからの操作により指示された注目コンテンツの表示情報の表示サイズを、指示されていない他のコンテンツの表示情報の表示サイズより大きくして表示する(ステップS22)。
そして、表示制御部106は、キーコンテンツの表示情報の初期の表示位置が表示範囲外に移動したか否かを判断する(ステップS23)。初期の表示位置が表示範囲外に移動していない場合(ステップS23:No)、ステップS20に戻って処理を繰り返す。一方、初期の表示位置が表示範囲外に移動している場合(ステップS23:Yes)、表示制御部106は、初期の表示位置の方向を示す方向指示表示とともにキーコンテンツの表示情報を表示する(ステップS24)。
次に、表示制御部106は、表示範囲内の項目の数が変化したか否かを判断する(ステップS25)。項目の数が変化していない場合(ステップS25:No)、ステップS20に戻って処理を繰り返す。一方、項目の数が変化している場合(ステップS25:Yes)、表示制御部106は、その変化に応じて項目の表示を変更する(ステップS26)。すなわち、表示制御部106は、項目の数が減少した場合は、減少した項目を非表示にし、項目の数が増加した場合は、増加した項目を追加表示する。
次に、スクロール部109による一覧情報のスクロール処理について、表示部170に表示された画面の遷移図に従って説明する。図16〜図20は、キーコンテンツの表示情報および他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を左にスクロールした場合の画面遷移図である。
まず、リモコン操作受付部101により、キーコンテンツの選択操作を受け付けると、図16に示すように、キーコンテンツの表示情報C1が中心に配置されるとともに、キーコンテンツの表示情報C1が注目コンテンツとなる一覧情報が表示される。これが初期の表示範囲となる。
そして、キーコンテンツの表示情報C1から他のコンテンツの表示情報C18を注目コンテンツとする指示操作を受け付けると、右にカーソル1つ分移動するとともに一覧情報が左に1スクロールされることになり、表示部170には図17に示す一覧情報が表示される。
そして、他のコンテンツの表示情報C18から他のコンテンツの表示情報C35を注目コンテンツとする指示操作を受け付けると、さらに右にカーソル1つ分移動するとともに一覧情報が左に1スクロールされることになり、表示部170には図18に示す一覧情報が表示される。
そして、他のコンテンツの表示情報C35から他のコンテンツの表示情報C62を注目コンテンツとする指示操作を受け付けると、さらに右にカーソル1つ分移動するとともに一覧情報が左に1スクロールされることになり、表示部170には図19に示す一覧情報が表示される。このとき、「ジャンル」の項目に属する他のコンテンツの表示情報が表示範囲外に全て移動することで、表示範囲内から項目の数が減少したため、減少した項目「ジャンル」を非表示とする。
そして、他のコンテンツの表示情報C62から他のコンテンツの表示情報C84を注目コンテンツとする指示操作を受け付けると、さらに右にカーソル1つ分移動するとともに一覧情報が左に1スクロールされることになり、表示部170には図20に示す一覧情報が表示される。このとき、キーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置は表示範囲外に移動するため、当該初期の表示位置を示す左向きの方向指示表示とともにキーコンテンツの表示情報C1を表示する。また、キーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置は既に表示範囲外に移動しているため、さらに一覧情報が左にスクロールされても、キーコンテンツの表示情報C1は表示位置を変更せず、方向指示表示の表示サイズによりキーコンテンツの表示情報C1の表示位置とキーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置との距離を表わしていく。
次に、一覧情報を下にスクロールした場合について説明する。図21は、キーコンテンツの表示情報および他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を下に5スクロールした場合の一覧情報である。図21に示すように、キーコンテンツの表示情報C1から他のコンテンツの表示情報C88を注目コンテンツとする指示操作を受け付けると、上にカーソル5つ分移動するとともに一覧情報が下に5スクロールされる。このとき、キーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置は表示範囲外に移動するため、当該初期の表示位置を示す下向きの方向指示表示とともにキーコンテンツの表示情報C1を表示する。
次に、一覧情報を左および下にスクロールした場合について説明する。図22は、キーコンテンツの表示情報および他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を左に5スクロールおよび下に5スクロールした場合の一覧情報である。図22に示すように、キーコンテンツの表示情報C1から他のコンテンツの表示情報C90を注目コンテンツとする指示操作を受け付けると、右にカーソル5つ分および上にカーソル5つ分移動するとともに一覧情報が左に5スクロールおよび下に5スクロールされる。このとき、キーコンテンツの表示情報C1の初期の表示位置は表示範囲外に移動するため、当該初期の表示位置を示す左下向きの方向指示表示とともにキーコンテンツの表示情報C1を表示する。
このように、一覧情報をスクロールした場合でもキーコンテンツの表示情報を常に表示範囲内に表示することで、ユーザはリモコン90からの操作により、キーコンテンツの表示情報の初期の表示位置を把握しつつ、膨大なコンテンツから、検索のキーとなるキーコンテンツに関連するコンテンツを容易に検索できる。
本実施の形態の表示処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の表示処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の表示処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施の形態の表示処理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。本実施の形態の表示処理装置で実行される表示処理プログラムは、上述した各部(リモコン操作受付部101、メタデータ検索部102、メタデータ取得部103、関連度算出部104、表示情報生成部105、表示制御部106、映像再生部107、放送受信部108)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から表示処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、リモコン操作受付部101、メタデータ検索部102、メタデータ取得部103、関連度算出部104、表示情報生成部105、表示制御部106、映像再生部107、放送受信部108が主記憶装置上に生成されるようになっている。