JP2007276400A - 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐ画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供する。
【解決手段】画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成し、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成し、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成し、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、インク滴及び該インク滴と反応する反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムに関する。
現在、インク滴を吐出するノズルが複数配列された記録ヘッドを備え、ノズルからインク滴を吐出して画像の記録を行うインクジェット方式のプリンタが広く普及している。
近年、インクジェット方式のプリンタにおいて、画像濃度の向上、用紙内部へのインクの滲みや異なる色同士が接する部分において生じる色間滲みの改善を目的として、各色のインク液に加えて、該インク液と反応する反応液(インク中の色材を凝集、増粘、或いは不溶化させるプリント性向上液であって、処理液と表現されることもある)を用紙に塗布する方法が採用されている。
図13は、反応液を塗布しない場合と、反応液を塗布する場合の例を列挙したものである。図13において、「反応液なし」の場合、反応液を用いないためカールなどの用紙変形は発生しないが、文字の濃さが足りず、インクの滲みが残るという問題がある。
また、「インクとオンドット」、すなわちインクを塗布する箇所と同一箇所に反応液を塗布した場合、反応液により文字の濃さが出て、反応液もさほど多くないため用紙がカールすることはないが、インクの滲みが残るという問題がある。
「用紙全面」、すなわち用紙の全面に反応液を塗布する場合、反応液により文字の濃さが出て、インクの滲みもないが、反応液が多いため用紙がカールするという問題がある。
その他、特許文献1には、画像境界外側に複数回処理液を打ち、インクが塗布される画素の上下左右1画素分だけ処理液を打つドットを広げる技術が開示されている。また、特許文献2には、インクのドットを小さくしたり、処理液を画像境界外側にも打つことで、画像境界部の処理液をインクと比べて相対的に多くする技術が開示されている。さらに特許文献3には、画像境界外側にも処理液を打つが、処理液は外側全画素に打つのではなく画質に影響を及ぼさない程度に間引いて打つ技術が開示されている。そして、特許文献4には、ヘッド走査方向に広めに処理液を打つ技術が開示されている。
特開平09−277507号公報 特開平08−216393号公報 特開2004−237619公報 特開平10−278242公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、複数回処理液ドットを打つので、効率的とは言い難く、またFWA(Full Wide Array)方式の液滴吐出ヘッドに対応することができない。また、特許文献2に開示されている技術では、ハーフトーン処理の前に、画像境界部を何らかの方法で判定する過程が必要となるため効率的な処理とは言い難い。さらに特許文献3に開示されている技術では、処理液を塗布するために広げる画像境界部をどのように選択するのかが開示されていない。また、特許文献4に開示されている技術では、ヘッド走査方向のみに処理液を塗布するため、それ以外の方向に存在するインクへ処理液を塗布することができない。
このように、従来の技術は、上述した図13に示した方法も含めて、処理液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができなかった。
本発明は上記問題点に鑑み、処理液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐ画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成手段と、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成手段と、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成手段と、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段と、を有する。
ここで、請求項1の発明では、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成し、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成し、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成し、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成するので、インク滴が付着した位置及び周囲に反応液が吐出され、また必要以上に反応液が吐出することがないので、処理液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができる。
なお、反応液吐出データ生成手段は、ハーフトーン画像データに基づいて生成されたインク滴吐出データに基づいて反応液吐出データを生成しても良い。
なお、前記反応液吐出データ生成手段は、請求項2のように、黒のインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成しても良い。
なお、前記反応液吐出データ生成手段は、請求項3のように、黒、シアン、マゼンタ、及びイエローのインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成しても良い。
なお、前記反応液吐出データ生成手段は、請求項4のように、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記反応液滴を吐出する周囲のドット位置の数を少なくなるように前記反応液吐出データを生成しても良い。
なお、前記反応液吐出データ生成手段は、請求項5のように、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記インク滴量に対する反応液滴量の割合を低くするように前記反応液吐出データを生成しても良い。
一方、上記目的を達成するために、請求項6の発明は、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成段階と、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成段階と、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成段階と、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成段階と、を有する。
ここで、請求項6の発明では、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1の発明による効果と同様の効果が得られる。
一方、上記目的を達成するために、請求項7の画像形成プログラムは、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成ステップと、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成ステップと、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成ステップと、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
ここで、請求項7の発明では、コンピュータに対し請求項1の発明と同様に作用させることができるので、請求項1の発明による効果と同様の効果が得られる。
本発明によれば、処理液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐ画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置10には、用紙Pの搬送方向に対して上流側から反応液を吐出する反応液ヘッド12L、及びK(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色に対応する記録ヘッド12K、12C、12M、12Yが配列されている。また、インクジェット記録装置10は、各記録ヘッド12K〜12Yに供給するインクを収容するインクタンク14Y、14M、14C、14K、反応液ヘッド12Lに供給する反応液を収容する反応液タンク14Lを備えている。
インクタンク14K〜Yの各々に貯留されるインクとしては、水性インク、油性インク、及び溶剤系インク等の公知の各種インクを使用できる。
また、反応液タンク14Lに貯留される反応液は、インクと反応する反応液であって、インク中の色材を凝集、増粘、或いは不溶化させて画像濃度の向上、用紙内部へのインクの滲みや異なる色同士が接する部分において生じる色間滲みを改善する。この反応液と各色のインクとが重なるようにインク滴及び反応液を塗布することにより、画質を向上させることができる。反応液の一例には、有機酸型反応液、多価金属型反応液、有機酸と多価金属の混合型、及び有機酸と有機アミン系混合型等があるが、これらに限定されるものではなく、インクと反応して画像濃度を向上させたりドットの滲みを少なくするものであればよい。
なお、以下では、各記録ヘッド12K〜12Y及び反応液ヘッド12Lは各々同じ構造を有するため、これらを特に区別しないで説明する場合は、符号末尾の添字を省略し、ヘッド12と称する。
また、インクジェット記録装置10は、記録媒体としての用紙Pを収容する給紙トレイ16、ヘッド12に対向して配置され、用紙Pを搬送する無端ベルト状の搬送体24、及び印刷後の用紙を排出する排紙トレイ18を備えている。
更に、インクジェット記録装置10は、給紙トレイ16から搬送体24に至る経路20A及び搬送体24から排紙トレイ18に至る経路20Bにより構成される第1の搬送経路と、第1の搬送経路の経路20Bから反対方向に搬送体24に至る第2の搬送経路22とが形成されるように、複数の搬送ローラが設けられている。
また、第1の搬送経路の経路20Aでは、給紙トレイ16から用紙Pが1枚ずつ複数の搬送ローラによって搬送体24まで搬送され、更に、経路20Bでは、複数の搬送ローラによって排紙トレイ18に到達する。本実施の形態では、第2の搬送経路22を設けて、用紙を反転させ両面印字を可能としている。
更に、搬送体24は、2本のロールに巻きかけられたベルトを備えている。この搬送体24により用紙Pを保持する方法としては、給電吸着力を使用することができる。すなわち、帯電ロールで用紙をベルトに押圧すると共に用紙Pに電荷を与え吸着力を発生させるものである。
ヘッド12は、用紙Pの幅に対応する長さのヘッドバーに、インク滴または反応液滴を吐出する液滴イジェクタが用紙搬送方向と直交する方向(これを主走査方向と呼称する)に複数個が配列されて構成され、用紙Pの最大幅に対応する記録領域を有している。このインクジェット記録装置10は、ヘッド12を主走査することなく固定したまま、用紙Pのみを搬送しながら記録を行うことによって用紙Pの全幅に液滴を吐出することができる。
図2に示すように、上記液滴イジェクタ50は、インク滴または反応液を吐出するためのノズル50Aに連通する液滴圧力室50B、及び液滴圧力室50Bに接して設けられた圧電素子50Cを含んで構成されている。圧電素子50Cは、周知のように電圧を印加することにより形状が変化する性質を有しており、この形状変化を利用して液滴圧力室50B内に圧力をかけ、ノズル50Aからインク滴または反応液を吐出して、用紙P上にドットを記録する。
具体的には、図2(A)及び図2(C)に示すように圧電素子50Cに印加する駆動波形を制御することによって、例えば、ノズル50Aから大滴のインク滴(図2(B)参照)、小滴のインク滴(図2(D)参照)を吐出することができる。なお、ノズル50Aからインク滴または反応液を吐出しない場合(滴なし)には、ドットが形成されないような波形の電圧を印加する。
図3は、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10の制御系の構成を示したブロック図である。図3に示すように、インクジェット記録装置10は、外部から画像データが入力されたときに、該画像データをインクジェット記録装置10で出力可能な解像度の画像データに変換する解像度変換部30を備えている。
色変換部32は、解像度変換部30で処理された画像データに、用紙P及びインクの特性に応じた色変換処理や濃度変換処理を施す。色変換部32による処理は、通常、色(濃度)変換テーブルに従って行われる。色(濃度)変換テーブルは、画像データで表現される色(濃度)の特性とインクジェット記録装置10で表現される色(濃度)の特性とが合うように、別途作成され保存されている。
量子化部34は、色変換部32で処理された画像データに対しハーフトーン処理を実行する。ここでは、256階調の画像データが入力されるため、量子化部34は、この256階調の画像データを、後述する記録ヘッド駆動部38で制御可能な(すなわち、インクジェット記録装置10で記録可能な)階調数の画像データに変換する。例えば、インクジェット記録装置10で「滴なし/滴あり」の2階調の記録が可能であれば、2値のハーフトーン処理を行い、「滴なし/小滴/中滴/大滴」の4階調の記録が可能であれば、4値のハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理は周知の誤差拡散処理やディザ処理によって行われる。なお、本実施の形態では、2階調で記録する場合を例に挙げて説明する。
インク吐出データ生成部36は、量子化部34で処理された画像データに基づき、インク滴の吐出用のデータ(インク吐出データ)を生成する。具体的にインク吐出データ生成部36は、記録ヘッド駆動部38で記録可能なデータ構造に変換し、記録順序(転送順序)にデータを並び替え、これをインク吐出データとして生成し、記録ヘッド駆動部38へ出力する。このとき、記録ヘッド12K〜12Yやノズル50Aの配列にマッピングさせた吐出タイミングやデータ配列も考慮してインク吐出データを生成する。必要に応じて各種制御信号の付与・挿入も行う。
記録ヘッド駆動部38は、インク吐出データに応じて記録ヘッド12K〜12Yの各液滴イジェクタ50の圧電素子50Cに所定の駆動波形の駆動信号を出力することにより液滴イジェクタ50のノズル50Aからインク滴を吐出させる。
また、インクジェット記録装置10には、反応液吐出データ生成部44が備えられている。
反応液吐出データ生成部44は、量子化部34でハーフトーン処理された画像データに基づき、反応液を吐出するための反応液吐出データを生成する。インク吐出データ生成部36と同様、反応液吐出データ生成部44は、生成した反応液吐出データを記録順序(転送順序)に並び替えて反応液ヘッド駆動部46に出力する。必要に応じて各種制御信号の付与・挿入も行う。
反応液ヘッド駆動部46は、反応液吐出データに応じて反応液ヘッド12Lの各液滴イジェクタ50の圧電素子50Cに所定の駆動波形の駆動信号を出力することにより液滴イジェクタ50のノズル50Aから反応液を吐出させる。
解像度変換部30、色変換部32、量子化部34、インク吐出データ生成部36、記録ヘッド駆動部38、反応液吐出データ生成部44、及び反応液ヘッド駆動部46には、これらを制御する制御部40が接続されている。
制御部40は、CPU、RAM、及びROMなどを有し、搬送系42を制御して用紙を搬送体24によって搬送しつつ、記録ヘッド駆動部38が上記インク吐出データ生成部36によって生成されたインク吐出データに基づいて記録ヘッド12K〜12Yの液滴イジェクタ50を駆動し、インク滴を吐出させると共に、反応液ヘッド駆動部46が上記反応液吐出データ生成部44によって生成された反応液吐出データに基づいて反応液ヘッド12Lの液滴イジェクタ50を駆動し、反応液滴を吐出させて、画像を形成する。
次に、このインクジェット記録装置10におけるインク吐出データ及び反応液吐出データを生成する処理の流れについて説明する。ここでは、CMYKのいずれか1色で印刷する場合を例にとり説明する。
まず、外部のコンピュータ等から入力された画像データは、解像度変換部30で解像度変換され、色変換部32で色変換・濃度変換される。色変換部32で処理された画像データは、量子化部34でハーフトーン処理される。本実施の形態では256階調の画像データを、「滴なし(0)/滴あり(255)」の2階調の記録レベル値の画像データに変換する。このようにハーフトーン処理された画像データ(以下、量子化データと呼称)は、インク吐出データ生成部36で、インク吐出データに変換される。具体的には、まず、量子化データを、記録ヘッド駆動部38で記録可能なデータ構造(例えば、滴無し(0)/滴あり(1)など)に変換する。その後、ノズル50Aの配列を考慮しつつ、各データを記録順序(転送順序)に並び替えてインク吐出データを生成する。
記録ヘッド駆動部38は、インク吐出データ生成部36で生成されたインク吐出データに応じた駆動波形の電圧を、各液滴イジェクタ50の圧電素子50Cに印加する。これにより、インク吐出データに応じたインク滴が吐出される。
以下、フローチャートを用いて反応液吐出データ生成部44の処理について説明する。最初に、図4を用いてK(黒)のインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき反応液吐出データを生成する処理について説明する。
ステップ101で、反応液吐出データ生成部44は、量子化部34が生成したKのハーフトーン画像データを取得する。ステップ102で、反応液吐出データ生成部44は、ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドット位置とそのドット位置の周囲のドット位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する膨張処理を実行する。この膨張処理は、関数となっており、その入力は、ハーフトーン画像データで、出力は反応液吐出データである。この図4で説明した処理の後に、インク吐出データに基づいてインク滴を吐出すると共に、反応液吐出データに基づいて反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成処理が実行される。
この膨張処理を、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートでは、ハーフトーン画像データのドット数(画素数、ピクセル数)をMとしている。ステップ201で、反応液吐出データ生成部44は、ハーフトーン画像データを取得する。図4での膨張処理の場合、ハーフトーン画像データは、Kのハーフトーン画像データである。
次のステップ202で、反応液吐出データ生成部44は、カウンタkを0で初期化する。このカウンタkは、ドット数をカウントするカウンタである。ステップ203で、反応液吐出データ生成部44は、k番目のドットがインク滴を吐出するドットであることを示すインクドットかどうか判断する。
インクドットではない場合、そのドットに対してはインク滴は吐出されないので、ステップ205に処理が進む。インクドットの場合、反応液吐出データ生成部44は、ステップ204で、インク滴を吐出するドットの形成位置、及びその周囲のドットの位置に対応する反応液吐出データを、反応液を吐出することを示すオンにする。
次に、反応液吐出データ生成部44は、ステップ205で、kを1つ増分する。その後、反応液吐出データ生成部44は、ステップ206で、kがMより小さいかどうか判断する。この判断処理は全てのドットに対する処理を終えたかどうかを判断する処理である。
kがMより小さい場合、反応液吐出データ生成部44は、再びステップ203の処理を実行する。kがM以上の場合、全てのドットに対する処理を終えたことを意味するので処理を終了する。
このようにして得られた反応液吐出データに基づき、反応液ヘッド駆動部46は、反応液を吐出させる。
上述した膨張処理された反応液吐出データ例を図6を用いて説明する。図6には、3つの例(A)(B)(C)が示されている。ここで同図の最も小さい矩形は1つのドットを示している。また、各例には、黒で示されるインクドット54と、グレーで示される反応液吐出ドット52とが示されている。
そして、各例のいずれもインク滴を吐出するインクドット54の周囲のドットが反応液吐出ドット52である。この場合、この反応液吐出ドット52及びインクドット54に対応する反応液吐出データがオンとなる。
図6(A)は、インクドット54の周囲5つ目までのドットに反応液を吐出することを示し、図6(B)は、インクドット54の周囲3つ目までのドットに反応液を吐出することを示し、図6(C)は、インクドット54の周囲1つ目までのドットに反応液を吐出することを示している。
図6に示される例は、インクドット54が1つの場合であったが、複数の場合は、図7に示される例となる。図7(A)(B)のいずれもインクドット54の周囲2つ目までのドットに反応液を吐出することを示している。
上述した膨張処理は、1つのインクドット毎に行われるため、図7(B)に示されるように、インクドット54Aとインクドット54Bで膨張処理を行うと、反応液吐出データにおいて、オンが重複された重複ドット56が出現することがある。しかし、反応液吐出データは、例えば1でオンを示し、0でオフを示す2値であったり、あるいはそれより大きい多値であるため、オンが複数重複した場合にそれらの論理和をとるようにする。このように論理和をとることにより、反応液量が最小限に抑えられるので、カールの発生を防ぐことができる。
図8は、上述した膨張処理を実際の文字「あ」に適用した例を示すものである。このように、文字の周囲に反応液を吐出することにより、処理液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐインクジェット記録装置10を提供することができる。
上述した図4に示されるフローチャートは、Kのみに対して膨張処理を行うものであったが、以下で説明する図9に示されるフローチャートは、黒、シアン、マゼンタ、及びイエロー(CMYK)のインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成する処理を示すフローチャートである。
ステップ301で、反応液吐出データ生成部44は、量子化部34が生成したCMYKのハーフトーン画像データを取得する。次に反応液吐出データ生成部44は、ステップ302で、Kの膨張処理を行う。この膨張処理は、図5のフローチャートに示した処理である。この処理により、Kにおける反応液吐出データが得られる。
次に、反応液吐出データ生成部44は、ステップ303で、CMYの各ハーフトーン画像データをドット毎に論理和をとる。ハーフトーン画像データは、上述したように、ドット毎に2値あるいは多値で表現されているので、それらをビット演算することで論理和をとることができる。
このようにして論理和をとった新たなハーフトーン画像データに対し、反応液吐出データ生成部44は、ステップ304で図5に示したものと同様の膨張処理を行う。この処理により、CMYにおける反応液吐出データが得られる。
次に、反応液吐出データ生成部44は、ステップ305で、Kにおける反応液吐出データと、CMYにおける反応液吐出データを再びドット毎に論理和をとる。この論理和をとる事により得られた反応液吐出データが、CMYK全てに対して膨張処理を行った反応液吐出データである。この図9で説明した処理の後に、インク吐出データに基づいてインク滴を吐出すると共に、反応液吐出データに基づいて反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成処理が実行される。
このように、CMYKに対しても、塗布されたインクの周囲に反応液が塗布されるので、カラー文字の滲みを防ぐことができる。なお、CMYそれぞれに対して膨張処理を行う場合、反応液量が多くなるので例えばKは周囲5ドットの膨張とし、CMYは3ドットの膨張とするなど、滲みが目立ちやすいKに対しては、CMYと比べて膨張する範囲を広げ、KとCMYとで、膨張するドット数を変えるようにしても良い。
あるいは、先にCMYK全色の論理和をとり、その結果に対して膨張処理を加えても良い。画像内のドット密度が疎の場合(例えば文書画像など)、少々反応液が増えても用紙変形は起こりにくい。全色まとめて処理することで、色間で異なる処理をする場合より、処理速度が向上する。
次に、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、反応液滴を吐出する周囲のドット位置の数を少なくなるように反応液吐出データを生成する処理を、図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップ401で、反応液吐出データ生成部44は、インク滴量で処理を分岐する。小滴の場合、ステップ402で、膨張するドット数を1ドットとする。中滴の場合、ステップ403で、膨張するドット数を3ドットとする。大滴の場合、ステップ404で、膨張するドット数を5ドットする。
この処理により、インク滴量に応じた適量の反応液を吐出することができるので、カールなどの用紙変形の発生を防ぐことができるとともに、反応液を節約することができる。なお、この処理を実行する場合は、図5のステップ203とステップ204との間にこの処理を挿入する。
上述した図10では、「大滴の場合は5ドット」などと具体的なドット数が示されているが、このドット数は、インクの物性、反応液の物性、及び用紙の特性などにより定まる値であり、図10で示されるドット数に限定されるものではない。
次に、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記インク滴量に対する反応液滴量の割合を低くする反応液デューティ決定処理を、図11のフローチャートを用いて説明する。
ステップ501で、反応液吐出データ生成部44は、インク滴量で処理を分岐する。小滴の場合、ステップ502で、反応液デューティを12.5%とする。中滴の場合、ステップ503で、反応液デューティを25.0%とする。大滴の場合、ステップ504で、反応液デューティを50.0%とする。
このように反応液デューティを変更した膨張処理の例を、図12を用いて説明する。図12には、3つの例(A)(B)(C)が示されている。ここで同図の最も小さい矩形は1つのドットを示している。また、各例には、黒で示されるインクドット54と、グレーで示される反応液吐出ドット52とが示されている。
図12(A)は、反応液デューティを50.0%とした場合の膨張例を示し、図12(B)は、反応液デューティを25.0%とした場合の膨張例を示し、図12(C)は、反応液デューティを12.5%とした場合の膨張例を示している。
この処理により、インク滴量に応じた適量の反応液を吐出することができるので、カールなどの用紙変形の発生を防ぐことができるとともに、反応液を節約することができる。なお、図11で説明した処理を実行する場合は、図5の処理の実行終了後に該処理を加え、その後に上述した画像形成処理を実行する。
上述した図11では、「大滴の場合は50.0%デューティ」などと具体的なパーセント値が示されているが、このパーセント値は、インクの物性、反応液の物性、及び用紙の特性などにより定まる値であり、図11で示されるパーセント値に限定されるものではない。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成手段(量子化部34)と、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成手段(インク吐出データ生成部36)と、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成手段(反応液吐出データ生成部44)と、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段(記録ヘッド駆動部38、反応液ヘッド駆動部46)と、を有するので、インク滴が付着した位置及び周囲に反応液が吐出され、また必要以上に反応液が吐出することがないので、反応液過多によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができる。なお、反応液吐出データ生成手段(反応液吐出データ生成部44)は、ハーフトーン画像データに基づいて生成されたインク滴吐出データに基づいて反応液吐出データを生成しても良い。
また、本実施の形態では、反応液吐出データ生成手段(反応液吐出データ生成部44)は、黒のインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成するので、一般的な画像に最も用いられ、滲みが目立ちやすい黒、特に黒文字を印刷した際の反応液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、前記反応液吐出データ生成手段(反応液吐出データ生成部44)は、黒、シアン、マゼンタ、及びイエローのインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成するので、カラー画像を印刷した際の反応液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、前記反応液吐出データ生成手段(反応液吐出データ生成部44)は、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記反応液滴を吐出する周囲のドット位置の数を少なくなるように前記反応液吐出データを生成するので、カールなどの用紙変形の発生を防ぐことができるとともに、反応液を節約することができる。
また、本実施の形態では、前記反応液吐出データ生成手段(反応液吐出データ生成部44)は、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記インク滴量に対する反応液滴量の割合を低くするように前記反応液吐出データを生成するので、カールなどの用紙変形の発生を防ぐことができるとともに、反応液を節約することができる。
また、本実施の形態では、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成段階(量子化部34によるハーフトーン処理)と、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成段階(インク吐出データ生成部36によるインク吐出データ生成処理)と、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成段階(反応液吐出データ生成部44による反応液吐出データ生成処理)と、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成段階(記録ヘッド駆動部38によるインク滴吐出処理及び反応液ヘッド駆動部46による反応液吐出処理)と、を有するので、インク滴が付着した位置及び周囲に反応液が吐出され、また必要以上に反応液が吐出することがないので、反応液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成ステップ(量子化部34によるハーフトーン処理)と、前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成ステップ(インク吐出データ生成部36によるインク吐出データ生成処理)と、前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成ステップ(反応液吐出データ生成部44による反応液吐出データ生成処理)と、前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成ステップ(記録ヘッド駆動部38によるインク滴吐出処理及び反応液ヘッド駆動部46による反応液吐出処理)と、を有するので、インク滴が付着した位置及び周囲に反応液が吐出され、また必要以上に反応液が吐出することがないので、反応液によるカール、及びインクによる滲みを効率的に防ぐことができる。なお、この画像形成プログラムは、制御部40が有するROMなどの記録媒体に記録されている。
本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の概略構成図である。 液滴イジェクタの構成と、液滴イジェクタの圧電素子に印加する電圧の駆動波形と該駆動波形に対応して吐出されるドットのサイズを模式的に説明する図である。 インクジェット記録装置の制御系の構成を示したブロック図である。 反応液吐出データ生成処理(K)を示すフローチャートである。 膨張処理を示すフローチャートである。 反応液吐出データ例を示す図である。 反応液を吐出するドットが重複する場合を示す図である。 膨張処理を「あ」に適用した例を示す図ある。 反応液吐出データ生成処理(CMYK)を示すフローチャートである。 膨張ドット数決定処理を示すフローチャートである。 処理液デューティ決定処理を示すフローチャートである。 異なる処理液デューティの場合の反応液吐出データ例を示す図である。 反応液を塗布しない場合と、反応液を塗布する方法の例を列挙した図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置
12L 反応液ヘッド
12C、12M、12Y、12K ヘッド
14Y、14M、14C、14K インクタンク
14L 反応液タンク
30 解像度変換部
32 色変換部
34 量子化部
36 インク吐出データ生成部
38 記録ヘッド駆動部
40 制御部
44 反応液吐出データ生成部
46 反応液ヘッド駆動部
50 液滴イジェクタ
50A ノズル
50C 圧電素子
50B 液滴圧力室
52 反応液吐出ドット
54、54A、54B インクドット
56 重複ドット

Claims (7)

  1. 画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成手段と、
    前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成手段と、
    前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成手段と、
    前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記反応液吐出データ生成手段は、黒のインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記反応液吐出データ生成手段は、黒、シアン、マゼンタ、及びイエローのインク滴を吐出するためのハーフトーン画像データに基づき前記反応液吐出データを生成する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記反応液吐出データ生成手段は、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記反応液滴を吐出する周囲のドットの形成位置の数が少なくなるように前記反応液吐出データを生成する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記反応液吐出データ生成手段は、吐出されるインク滴量が少なくなるほど、前記インク滴量に対する反応液滴量の割合を低くするように前記反応液吐出データを生成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成段階と、
    前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成段階と、
    前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成段階と、
    前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成段階と、
    を有する画像形成方法。
  7. 画像データに対しハーフトーン処理を実行して、ハーフトーン処理された画像データであるハーフトーン画像データを生成するハーフトーン画像生成ステップと、
    前記ハーフトーン画像データに基づき、インク滴を吐出するドットを示すインク吐出データを生成するインク吐出データ生成ステップと、
    前記ハーフトーン画像データに基づき、該ハーフトーン画像データが示すインク滴を吐出するドットの形成位置と該ドットの周囲のドットの位置に反応液滴を吐出するための反応液吐出データを生成する反応液吐出データ生成ステップと、
    前記インク吐出データに基づいて前記インク滴を吐出すると共に、前記反応液吐出データに基づいて前記反応液滴を吐出して画像を形成する画像形成ステップと、
    をコンピュータに実行させる画像形成プログラム。
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