JP2007276034A - ドレスギア並びにその製造方法及び製造装置 - Google Patents

ドレスギア並びにその製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】大粒で高硬度のダイヤモンド砥粒を高精度に、かつ短時間にツルーイングできる技術を提供し、長寿命のドレスギア並びにその製造方法及び製造装置を得ることを目的としている。
【解決手段】歯車とほぼ同形状の台金1の歯車歯面に高硬度砥粒3を固着し、台金1の歯車歯面2bの全面にわたってレンズ5で集光したレーザ光6を歯筋方向7に走査して高硬度砥粒3の先端をツルーイングし、一定ピッチでレーザ光を歯形方向8へ移動させ、レーザ光6を歯筋方向7に走査して高硬度砥粒3の先端をツルーイングする操作を歯車歯面の全面にするものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、歯車の高精度仕上げ加工に使用する歯車型砥石の目立て、整形を行うドレスギア並びにその製造方法及び製造装置に関するものである。
従来のドレスギアは、表面粗さの要求精度を満足させるため、砥粒を台金に電着した後、ダイヤモンド砥粒層を有するツルーイング工具で修正加工を行う(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、ドレスギアの反転型に仮固定する反転電着によって製作している(例えば、特許文献3参照)。
特開平09−201721号公報(第4−5頁、図6) 特開平06−106481号公報(第2−3頁、図3) 特開平06−106481号公報(図7)
上記のような従来のドレスギアは、ドレスギアに使用される砥粒自体がダイヤモンドや立方晶窒化硼素(cBN)が使用されるため、ダイヤモンド砥粒層を有するツルーイング工具で機械的なツルーイングを行うと、ツルーイング工具のダイヤモンドの摩耗及びツルーイング時の加工負荷により、理想的な形状精度を得るのが困難であり、かつ、ツルーイング時間も長時間かかるという問題点があった。
さらに、ツルーイングする加工機は高精度で多軸のNC制御機となるため設備費が高くなり、したがって、加工費用が高くなるという問題点があった。
また、反転電着法によるドレスギア製作も反転型の製作に長時間を要しコスト高となる問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、大粒で高硬度のダイヤモンド砥粒を高精度に、かつ短時間にツルーイングできる技術を提供し、長寿命のドレスギア並びにその製造方法及び製造装置を得ることを目的としている。
本発明に係るドレスギアは、歯車とほぼ同形状の台金と、
上記台金の歯車歯面に固着された高硬度砥粒とを備え、
上記高硬度砥粒の先端が、レーザ光によりツルーイングされたものである。
本発明に係るドレスギアの製造方法は、歯車とほぼ同形状の台金の歯車歯面に高硬度砥粒を固着し、
上記台金の歯車歯面の全面にわたってレーザ光を走査して上記高硬度砥粒の先端をツルーイングするものである。
本発明に係るドレスギアの製造装置は、歯車とほぼ同形状に加工された台金に固着された高硬度砥粒をツルーイングするドレスギアの製造装置であって、
上記高硬度砥粒が固着された台金を回転駆動させる回転駆動部と、
レーザ光を発するレーザ光照射手段と、
上記レーザ光と上記回転駆動部とを相対的にX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に駆動する駆動手段と、
上記台金の歯車歯面における歯頂から歯底に向かう歯形方向で、かつ、上記台金の歯面の接線方向に上記レーザ光を常に照射し、かつ、上記台金の歯車歯面の全面にわたって上記レーザ光を走査するように上記駆動手段及び回転駆動部を制御する制御ユニットと、
を備えるものである。
本発明に係るドレスギア、ドレスギアの製造方法及びドレスギアの製造装置によれば、大粒の高硬度砥粒を固着した台金を、レーザ光を用いて高精度に、かつ、短時間で加工でき、また、大粒の高硬度砥粒を用いることができるので、ドレスギアの長寿命化を図ることができる。
また、レーザ光で最終仕上げするため、台金の形状創成には歯面研削を高精度に施す必要はなく、また消耗品であるツルーイング工具も不要なため、安価なドレスギアを提供できる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態を、歯車歯面部の研削(ホーニング)を行う砥石のドレッシング工具、すなわち、ドレスギアの製造に適用した場合について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における台金を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態1における最終仕上前のドレスギアを示す斜視図であり、図3は、本発明の実施の形態1におけるドレスギアの最終仕上げの方法を示す斜視図である。
まず、図1に示したように、ホーニングで最終製品として仕上られる歯車とほぼ同一形状に台金1を加工する。この時、熱処理を行った後、熱処理により生じた歪を歯面研削で除去する工程を追加してもよいし、熱処理のみを追加してもよい。
次に、図2に示したように、主として台金1の歯車歯面2aにダイヤモンドや立方晶窒化硼素(cBN)等の高硬度砥粒3を、例えば電着等により固着させる。
さらに、図3に示したように、歯形方向8で、かつ、ドレスギア4の砥粒付歯車歯面2bの接線方向からレンズ5を通過したレーザ光6を照射し、歯筋方向7に走査して、ツルーイングを行い、さらに、レーザ光6を歯形方向8に一定ピッチで送り、レーザ光6の照射方向が、砥粒付歯車歯面2bの接線方向となるようにして、レーザ光6を歯筋方向7に走査する操作を歯形方向8に一定ピッチ送りで繰り返すことにより、砥粒付歯車歯面2bの全面をレーザ光6で走査してツルーイングすることにより、砥粒付歯車歯面2bの高硬度砥粒3の高さが均一な目標の歯車歯面形状が得られる。
本実施の形態1のドレスギア4によれば、大粒のダイヤモンドやcBN砥粒等の高硬度砥粒3を使用しても、レーザ光6を使用して、歯筋方向7に走査する操作を歯形方向8に一定ピッチ送りで繰り返すことにより、高硬度砥粒3の高さを揃えることができるので、ツルーイング後の砥粒付歯車歯面2bの表面粗さを短時間で高精度にすることができる。また、砥粒の径を大きくできるので、ドレスギアが目詰まりしにくくなり、また、摩滅体積も大きくなり、ドレスギア4の寿命が長くなる。
また、レーザ光6で高硬度砥粒3の高さを揃えるため、台金1の形状創成を歯面研削で高精度に仕上る必要がなく、また、消耗品であるダイヤモンドのツルーイング工具も不要になるため、安価なドレスギア4を提供できる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2におけるドレスギアの製造方法を示す斜視図である。上記実施の形態1では、レーザ光6を歯筋方向7に走査する操作を歯形方向8に一定ピッチ送りで繰り返したが、本実施の形態2では、図4に示したように、レーザ光6を歯形方向8に走査し歯筋方向7に一定ピッチ送りを繰り返して、砥粒付歯車歯面2b全面を走査して高硬度砥粒3の高さが均一な目標の歯車歯面形状を創成するものである。
図5は、本発明の実施の形態2におけるドレスギアの走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。図5(a)は、レーザ光を照射する前のダイヤモンド砥粒面9のSEM写真であり、図5(b)は、レーザ光を照射してツルーイングした後の砥粒面9のSEM写真である。
図5(a)では、ダイヤモンド砥粒面9の先端が突起になっており、その突起の高さは不均一であるが、図5(b)では、レーザ光が走査され、ダイヤモンド砥粒面9にレーザ光6を走査した方向の平行な筋状の溝10(写真の横方向の溝)が形成され、ダイヤモンド砥粒面9の高さが均一化されている。
本実施の形態2のドレスギア4によれば、大粒のダイヤモンドやcBN砥粒等の高硬度砥粒3を使用しても、レーザ光6を使用して、レーザ光6を歯形方向8に走査する操作を歯筋方向7に一定ピッチ送りで繰り返すことにより、高硬度砥粒3の高さを揃えることができるので、ドレス後の砥粒付歯車歯面2bの表面粗さを短時間で高精度にすることができる。また、高硬度砥粒3の径を大きくできるので、ドレスギアが目詰まりしにくくなり、また、摩滅体積も大きくなり、ドレスギア4の寿命が長くなる。
また、レーザ光6で高硬度砥粒3の高さを揃えるため、台金1の形状創成を歯面研削で高精度に仕上る必要がなく、また、消耗品であるダイヤモンドのツルーイング工具も不要になるため、安価なドレスギア4を提供できる。
また、レーザ光6の走査方向を歯形方向8とするため、歯形方向8の形状精度を得るのが容易となる。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3におけるドレスギアの製造装置を示す斜視図であり、ドレスギアの最終仕上げであるツルーイングを行う製造装置を示している。
図6に示したように、本実施の形態3のドレスギアの製造装置は、一軸方向に移動するX軸ステージ11の上にX軸ステージ11と直交方向に移動するY軸ステージ12が搭載されており、さらに、Y軸ステージ12には、X軸ステージ11及びY軸ステージ12の移動方向と直交する方向に駆動されるZ軸ステージ13が搭載されており、さらに、Z軸ステージ13にはX軸ステージ11の移動軸と平行な回転軸を有し、最終仕上げ前のドレスギア4を回転する回転駆動部14が搭載されている。また、このドレスギアの製造装置にはレーザを発するレーザ光照射手段18が搭載されている。
レーザ光照射手段18は、YAGレーザ等のレーザ発振機17、ビームエキスパンダー16、ベンディングミラー15、レンズ6で構成され、レーザ光6はレーザ発振機17から照射され、ビームエキスパンダー16で拡大され、ベンディングミラー15で加工点に曲げられ、レンズ6で集光されて加工点で焦点を結ぶ。さらに、レーザ光6のオン/オフの制御と、レーザ光6を常に歯車歯面の接線方向となるよう制御する制御ユニット19が備えられている。
次に、動作について説明する。
制御ユニット19は、X軸ステージ11、Y軸ステージ12、Z軸ステージ13及び回転駆動部14を制御して、歯形方向の所定位置でレーザ光6をドレスギア4(高硬度砥粒を固着した台金)の歯形方向で、かつ、歯車歯面の接線方向に照射する。X軸ステージ11の直線駆動と回転駆動部14の回転駆動を一定速度で行うことで、ドレスギア4をねじれ角一定のはすば歯車形状である歯筋方向に駆動することにより、レーザ光6を歯筋方向に走査して歯筋方向の高硬度砥粒のツルーイングを行う。
次に、制御ユニット19は、Y軸ステージ12及び回転駆動部14を駆動して、歯形方向に一定ピッチ送りでドレスギア4を送るとともに、レーザ光6をドレスギア4の歯面の接線方向に照射し、X軸ステージ11の直線駆動と回転駆動部14の回転駆動を一定速度で行うことにより、ドレスギア4をねじれ角一定のはすば歯車形状である歯筋方向に移動することにより、レーザ光6を歯筋方向に走査して歯筋方向の高硬度砥粒のツルーイングを行う。
歯形方向への一定ピッチ送り及び歯筋方向へのドレスギア4の移動によるレーザ光6の走査を繰り返し、歯車歯面全面を走査することによって、最終仕上げのツルーイングが行われる。
本実施の形態3における、上記ドレスギアの製造装置の構成により、大きな砥粒径のダイヤモンドやcBN砥粒を使用しても、レーザ光6を使用して、ドレス後の砥粒付歯車歯面2bの表面粗さを短時間で高精度にすることができる。また、高硬度砥粒の径を大きくできるので、最終仕上げしたドレスギア4が目詰まりしにくくなり、また、摩滅体積も大きくなり、ドレスギア4の寿命が長くなる。
また、レーザ光で最終仕上げするため、台金1の形状創成には歯面研削を高精度に施す必要はなく、また、消耗品であるダイヤモンドのツルーイング工具も不要になるため、安価なドレスギアを得ることができる。
なお、本実施の形態3での軸構成は、X軸ステージ11にY軸ステージ12、Y軸ステージ12にZ軸ステージ13、Z軸ステージ13に回転駆動部14が取り付けられているが、その取付順序は種々変更することができ、レーザ光照射手段18が発するレーザ光6とドレスギア4とのX,Y,Z軸方向の相対的な移動が行われるようにすればよい。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4におけるドレスギアの製造装置を示す斜視図であり、ドレスギアの最終仕上げであるツルーイングを行う製造装置を示している。図8は、本発明の実施の形態4におけるドレスギアの製造装置の操作状態を示す模式図である。
上記実施の形態3では、ドレスギア4を回転する回転駆動部14をX,Y,Z軸方向に駆動制御するようにしたが、本実施の形態4では、レーザ光照射手段18をX,Y,Z軸方向に駆動制御するようにしている。
図7に示したように、一軸方向に移動するX軸ステージ11の上にX軸ステージ11と直交する方向に移動するY軸ステージ12が搭載されており、さらに、X軸ステージ11及びY軸ステージ12の移動軸と直交する方向に移動するZ軸ステージ13が搭載されており、さらに、Z軸ステージ13にレーザ光照射手段18が搭載されている。さらに、X軸ステージ11の移動軸と平行な回転軸を有する固定された回転駆動部14があり、回転駆動部14にはドレスギア4が取り付けられる。さらに、レーザ光6のオン/オフの制御と、レーザ光6を常に歯車歯面の接線方向となるように制御する制御ユニット19が備えられている。
次に、動作について説明する。
制御ユニット19は、X軸ステージ11を駆動し、所定のX軸方向位置において、Y軸ステージ12、Z軸ステージ13及び回転駆動部14を制御して、レーザ光6を、歯形方向で、かつ、歯車歯面の接線方向に照射し、Y軸ステージ12と回転駆動部14を同期駆動させてレーザ光6を常に歯車歯面の接線方向となるように制御する。
図8に示したように、砥粒付歯車歯面2bはインボリュート曲線であるため、基礎円20の高さにおいて常に砥粒付歯車歯面2bとZ軸は接線の位置関係となる。従って、Y軸方向の直線移動21と回転駆動部の回転移動22を一定速度で動かすことでインボリュート曲線を走査することができる。この時、レーザ光6には集光角23が数度(〜10度)存在するため、レーザ光6が高硬度砥粒によって遮断されないように、刃先から歯底に向けて移動させる。但し、この場合は基礎円20からレーザ照射位置までの距離によって走査速度が1次関数で比例し基礎円20上で速度0となる。インボリュート曲線上の走査速度を一定にするためには、回転速度を伸開角の逆数に比例する値で変化させればよい。
また、レーザ光6には集光角23が数度(〜10度)存在するため、基礎円20が大きくインボリュート曲線の局率半径が大きい場合には、レーザ光6の中心線を接線より0〜10度大きい角度にして照射すると、レーザ光6が焦点位置から離れた高硬度砥粒に遮断されずにツルーイングできる。
本実施の形態4によれば、上記ドレスギアの製造装置の構成により、大粒ダイヤモンド砥粒等の高硬度砥粒を固着したドレスギアを短時間で高精度に加工できる。また、大粒の高硬度砥粒を用いることができるので、ドレスギアが目詰まりしにくくなり、また、長寿命のドレスギアが得られる。
また、レーザ光で最終仕上げするため、台金の形状創成には歯面研削を高精度に施す必要はなく、また、消耗品であるダイヤモンドのツルーイング工具も不要なため、安価なドレスギアを得ることができる。
さらに、Y軸ステージ12と回転駆動部14とを同期駆動することにより、インボリュート曲線を走査することができるので、歯形方向の形状が高精度に加工できる。
本実施の形態4における軸構成は、X軸ステージ11にY軸ステージ12、Y軸ステージ12にZ軸ステージ13が取り付けられているが、その取付順序は種々変更することができ、レーザ光照射手段18が発するレーザ光6とドレスギア4とのX,Y,Z軸方向の相対的な移動が行われるようにすればよい。
例えば、各軸ステージを分解して、回転駆動部14をX軸ステージ11に取り付け、残りの軸ステージにレーザ光照射手段18を搭載する等、種々の組み合わせができる。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5におけるドレスギアの製造方法を示す斜視図であり、ドレスギアの最終仕上げであるツルーイングを行う製造装置を示している。
本実施の形態5では、一軸方向に移動するX軸ステージ11の上にX軸ステージ11と直交する方向に移動するY軸ステージ12が搭載されており、さらに、Y軸ステージ12の上にX軸ステージ11の移動軸と平行な回転軸を有する回転駆動部14が搭載されており、回転駆動部14にはドレスギア4が取り付けられている。さらに、X軸ステージ11及びY軸ステージ12の移動軸と直交する方向に移動するX軸ステージ11及びY軸ステージ12とは別体のZ軸ステージ13にレーザ光照射手段18が搭載されている。
レーザ光照射手段18は、レーザ発振機17、ビームエキスパンダー16、ベンディングミラー15、ベンデキングミラー15を回転駆動し、レーザ光6の照射角度を変える機能を有するモータ24、レンズ6で構成され、レーザ光6はレーザ発振機17から照射されてビームエキスパンダー16で拡大され、ベンディングミラー15で加工点に曲げられ、レンズ6で集光されて加工点で焦点を結ぶ。モータ24を駆動してレーザ光6の照射角度を変えることにより、レーザ光6の集点をX軸ステージ11と平行に移動させる。さらに、レーザ光6のオン/オフを制御し、Y軸ステージ12と回転駆動部14とモータ24の3軸を同期駆動させて、レーザ光6の照射が常に歯車歯面の接線方向であり、かつ、レーザ光6の焦点の移動が常にX軸ステージ11の移動軸と平行になるように制御する制御ユニット19が備えられている。
次に、動作について説明する。
制御ユニット19は、X軸ステージ11を駆動し、所定のX軸方向位置において、Y軸ステージ12、Z軸ステージ13及び回転駆動部14を制御して、レーザ光6を歯形方向で、かつ、歯車歯面の接線方向に照射し、Y軸ステージ12と回転駆動部14とモータ24とを同期駆動させてレーザ光6を常に歯面の接線方向となるように制御する。モータ24を駆動してレーザ光6の集点をX軸ステージ11と平行に移動させ、回転駆動部14の回転移動を一定速度で動かすことで、ドレスギア4を、ねじれ角一定のはすば歯車形状である歯筋方向に移動し、レーザ光6を走査することにより、レーザ光6による歯筋方向の高硬度砥粒のツルーイングを行う。
次に、制御ユニット19は、Y軸ステージ12及び回転駆動部14を駆動して、歯形方向に一定ピッチ送りで送るとともに、レーザ光6を歯車歯面の接線方向に照射し、モータ24の駆動によるレーザ光6のX軸ステージ11に平行な直線駆動と回転駆動部14の回転駆動により、ドレスギア4を、ねじれ角一定のはすば歯車形状である歯筋方向に移動してレーザ光6を走査することにより、レーザ光6による歯筋方向の高硬度砥粒のツルーイングを行う。
歯形方向への一定ピッチ送り及び歯筋方向へのドレスギア4の移動によるレーザ光6の走査を繰り返し、歯車歯面の全面をレーザ光6で走査することにより、最終仕上げのツルーイングが行われる。
本実施の形態5の装置構成により、大粒ダイヤモンド砥粒等の高硬度砥粒を固着したドレスギアを短時間で高精度に加工できる。また、大粒の高硬度砥粒を用いることができるため、長寿命のドレスギアが得られる。
また、レーザ光で最終仕上げするため、台金の形状創成には歯面研削を高精度に施す必要はなく、また消耗品であるダイヤモンドのツルーイング工具も不要なため、安価なドレスギアを得ることができる。
さらに、Y軸ステージ12と回転駆動部14とモータ25の3軸を同時駆動させてレーザ光6の照射方向を制御するので、歯形方向だけでなく歯筋方向の形状も高精度に加工できる。
なお、本実施の形態5における軸構成は、X軸ステージ11にY軸ステージ12が取り付けられているが、その取付順序を変更しても同様の効果が得られる。さらに、各軸を分解して、回転駆動部14とレーザ光照射手段18それぞれに、各軸を分配してもよい。
また、X軸ステージ11とY軸ステージ12と回転駆動部14の3軸を同時駆動させることにより、本実施の形態5と同様、歯形方向だけでなく歯筋方向の形状も高精度に加工できる。
なお、上記実施の形態1ないし5では、ドレスギアを対象に説明したが、歯車形状をした台金にダイヤモンドやcBN等の高硬度砥粒を固着した砥石を対象にしても、表面粗さの高精度化が行える等、本発明のドレスギアと同等の効果が得られる。
本発明に係るドレスギア並びにその製造方法及び製造装置は、歯車の高精度仕上げ加工に使用する歯車型砥石を長寿命化するとともに、歯車型砥石による目立て、整形を高精度にするのに有効に利用することができる。
本発明の実施の形態1における台金を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1による最終仕上前のドレスギアを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるドレスギアの製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2におけるドレスギアの製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2におけるドレスギアのSEM写真である。 本発明の実施の形態3におけるドレスギアの製造装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4におけるドレスギアの製造装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4におけるドレスギアの製造方法の操作状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態5におけるドレスギアの製造方法を示す斜視図である。
符号の説明
1 台金、2a 歯車歯面、2b 砥粒付歯車歯面、3 高硬度砥粒、
4 ドレスギア、5 レンズ、6 レーザ光、7 歯筋方向、8 歯形方向、
9 ダイヤモンド砥粒面、10 溝、11 X軸ステージ、12 Y軸ステージ、
13 Z軸ステージ、14 回転駆動部、15 ベンディングミラー、
16 ビームイクスパンダー、17 レーザ発信機、18 レーザ光照射手段、
19 制御ユニット、20 基礎円、21 Y軸方向の直線移動、
22 回転駆動部の回転移動、23 集光角、24 モータ。

Claims (12)

  1. 歯車とほぼ同形状の台金と、
    上記台金の歯車歯面に固着された高硬度砥粒とを備え、
    上記高硬度砥粒の先端が、レーザ光によりツルーイングされたことを特徴とするドレスギア。
  2. 上記高硬度砥粒の先端に、歯頂から歯底に向かう歯形方向の溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のドレスギア。
  3. 歯車とほぼ同形状の台金の歯車歯面に高硬度砥粒を固着し、
    上記台金の歯車歯面の全面にわたってレーザ光を走査して上記高硬度砥粒の先端をツルーイングすることを特徴とするドレスギアの製造方法。
  4. 上記レーザ光を、上記台金の歯車歯面の歯頂から歯底に向かう歯形方向で、かつ、上記台金の歯車歯面の接線方向から上記台金の歯車歯面に照射することを特徴とする請求項3記載のドレスギアの製造方法。
  5. 上記レーザ光を、上記歯形方向と直交する歯筋方向に走査し、上記走査を上記台金の歯車歯面の全面にわたって繰り返すことを特徴とする請求項4記載のドレスギアの製造方法。
  6. 上記レーザ光を、上記歯形方向に走査し、上記走査を上記台金の歯車歯面の全面にわたって繰り返すことを特徴とする請求項4記載のドレスギアの製造方法。
  7. 歯車とほぼ同形状に加工された台金に固着された高硬度砥粒をツルーイングするドレスギアの製造装置であって、
    上記高硬度砥粒が固着された台金を回転駆動させる回転駆動部と、
    レーザ光を発するレーザ光照射手段と、
    上記レーザ光と上記回転駆動部とを相対的にX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に駆動する駆動手段と、
    上記台金の歯車歯面における歯頂から歯底に向かう歯形方向で、かつ、上記台金の歯面の接線方向に上記レーザ光を常に照射し、かつ、上記台金の歯車歯面の全面にわたって上記レーザ光を走査するように上記駆動手段及び回転駆動部を制御する制御ユニットと、
    を備えることを特徴とするドレスギアの製造装置。
  8. 上記X軸方向またはY軸方向のいずれか一方を上記走査のための移動軸とし、上記回転駆動部の回転軸が上記移動軸と平行または直交であり、上記制御ユニットは、上記X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の制御と上記回転駆動部の回転位置の制御とを行うことにより、上記レーザ光の照射が上記台金の歯車歯面の接線方向となるように制御し、上記移動軸の駆動制御と上記回転駆動部の回転制御とにより上記レーザ光を走査し、上記X軸方向またはY軸方向のうちの上記走査のための移動軸でない軸方向の位置制御と上記回転駆動部の回転制御により上記走査の位置を一定ピッチで移動させることを特徴とする請求項7記載のドレスギアの製造装置。
  9. 上記回転駆動部の回転軸が上記移動軸と平行であり、上記制御ユニットは、上記移動軸の移動制御と上記回転駆動部の回転位置の回転制御とを行うことにより、上記レーザ光を走査することを特徴とする請求項8記載のドレスギアの製造装置。
  10. 上記回転駆動部の回転軸が上記移動軸と直交し、上記制御ユニットは、上記移動軸の駆動制御と上記回転駆動部の回転位置の回転制御とを行うことにより、上記レーザ光を走査することを特徴とする請求項8記載のドレスギアの製造装置。
  11. 上記移動軸の駆動制御と上記回転駆動部の回転位置の回転制御とともに、上記X軸方向またはY軸方向の中の上記移動軸でない軸方向の位置制御を行うことにより、上記レーザ光を走査することを特徴とする請求項9または10記載のドレスギアの製造装置。
  12. 上記レーザ光の照射角度を変えて上記レーザ光の焦点の位置を制御する機能を有することを特徴とする請求項7記載のドレスギアの製造装置。
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