JP2007274015A - ストリーム記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストリームデータを異なる圧縮方式で同時に記録する際、記録開始のタイミングを合わせる装置を提供すること。
【解決手段】記録媒体101、102と、エンコーダ部201、202と、その内部に含まれる遅延量測定部211、212と、映像/音声入力部301と、時刻情報管理部401と、記録指示部501とを備え、記録指示部501は遅延量測定部211、212にて測定された記録開始時にかかる遅延量を考慮して、エンコーダ部201、202に記録指示を発行することにより、映像データや音声データを複数の異なる圧縮方式で同時記録するとき、同じ開始点のデータからの記録が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像データや音声データなどのストリームデータに対するデジタル記録装置に関し、特に、複数の圧縮方式用いた同時デジタル記録装置に関するものである。
DVDレコーダーやD−VHSなどAV機器の普及により、映像や音楽などをデジタル化して記録することが簡単にできるようになっている。
映像データや音声データは、データ量が非常に大きいため、単純にデジタル化しただけで記録媒体に保存すると、全てを記録することができず、少しの時間(データの一部)しか記録できないことが多い。そのため、デジタル化された映像データや音声データを記録するには、記録対象のデータを圧縮してから記録媒体に記録するのが一般的である。
圧縮方式に関しては、MPEG2、MPEG4、MP3、AACなどの様々な圧縮方式があり、それぞれの方式において一長一短がある。そのため、映像データや音声データを、様々な圧縮方式で記録できることが要望されている。
様々な圧縮方式に対応するには、2通りの方法が存在する。1つ目は、変換である。一旦、MPEG2にて映像を記録しておき、後ほどそのMPEG2の映像をMPEG4に変換するというものである。2つ目は、同時記録である。MPEG2記録時に、同じ入力を用いてMPEG4記録を行うものである。1つ目と2つ目を比較した場合、2つ目のほうが変換に要する時間が不要であり、また画質もよいため、有利である。
異なる圧縮方式による同時記録の方法としては、複数の圧縮方式に対応したエンコーダを用意する方法、個別の圧縮方式に対応したエンコーダを複数用意する、という2つの方法が考えられる。多くの圧縮方式に対して、1つのエンコーダで対応するのは非常に難しいので、個別の圧縮方式に対応したエンコーダを複数用意し、対応していくことが主流になると考えられる。
個別の圧縮方式に対応したエンコーダを複数用意した同時記録を行なう装置として、複数のチャンネルによるデジタル放送の特定の番組を短時間にて記録する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−243348号公報
しかしながら、前記従来の技術では、記録開始や停止までに要する時間がエンコーダ毎に異なるため、複数の圧縮方式による同時記録を行おうとする場合、記録開始と記録停止の正確なタイミングを合わせることができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の圧縮方式を用いて同時記録を行なおうとする場合、記録開始と記録停止の正確なタイミングを合わせる機能を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のストリーム記録装置は、ストリームデータの記録を行なう装置であって、複数の入力チャンネルから得られる記録対象のストリームデータをエンコーダ部へ送信し、ストリームデータの入力の切り替えにかかる時間の測定が行える映像/音声入力部と、圧縮されたストリームデータを記録保持する記録媒体と、前記映像/音声入力部から取得したストリームデータをデジタル化した上で圧縮し、前記圧縮したデータを前記記録媒体に記録するエンコーダ部と、現在の時刻情報を保持し、問い合わせに対して前記現在の時刻情報を返信する時刻情報管理部と、前記エンコーダ部における記録開始や停止にかかる遅延量を測定する遅延量測定部と、前記遅延量測定部から得た遅延量と、前記時刻情報管理部から得た現在の時刻情報に基づいて前記エンコーダ部の記録開始もしくは停止の時刻情報を算出し、前記算出した時刻情報を用いて記録の開始もしくは停止を、1つ以上の前記エンコーダ部に対して指示する記録指示部を有し、複数の異なる圧縮方式で、映像データもしくは音声データまたは、その両方のデータに対して同時にデジタル記録を行う。
本構成によって、複数の異なる圧縮方式でデジタル記録を同時に行いたい場合、その映像データもしくは音声データ、またはその両方のデータの開始点と終了点を同じにすることができる。
本発明のストリーム記録装置によれば、映像データや音声データなどのストリームデータに対して、複数の異なる圧縮方式を用いて、同時にデジタル記録を行うとき、記録の開始点と終了点を一致させることが可能となる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるストリーム記録装置の構成を示す図である。
図1において、101、102はハードディスク、DVD−RAM,DVD−R、SDカードのなどの記録媒体であり、エンコーダ部201、202にて圧縮された映像データもしくは音声データ、またはその両方のデータを、記録保持するものである。
201、202はエンコーダ部であり、映像/音声入力部301より得られた映像データもしくは音声データ、またはその両方のデータに対してデジタル化を行い、さらにMPEG1/2/4、AAC、MP3などの圧縮方式を使用して圧縮を行い、記録媒体101、102に記録するものである。
301は映像/音声入力部であり、チューナーやAV入力端子、1394端子、LAN端子などの複数の入力チャンネルから入力される映像データもしくは音声データ、または両方のデータのうち1つを選択し、エンコーダ部201、202へ送り出すものである。また、入力切り替え時にその切り替えにかかる時間を測定することも可能である。
401は時刻情報管理部であり、リアルタイムカウンタなどのハード的な仕組みや、NTPなどのネットワークプロトコルを用いて現在時刻を保持し、記録指示部501やエンコーダ部201、202からの問い合わせに対し、現在時刻を返すものである。
501は記録指示部であり、ユーザから記録指示要求あった場合や、予約設定された時間になったため記録を開始する場合などに、エンコーダ部201、202に記録開始指示を出すものである。記録開始指示をエンコーダ部201、202に対して発行する前に、遅延量測定部211、212に対して記録開始に伴う遅延量の問い合わせを行い、その遅延量を考慮したうえで、エンコーダ部201、202に対して記録開始指示を発行する。
211、212は遅延量測定部であり、記録指示部501から遅延量測定指示があった場合に、記録開始や記録停止に伴う遅延量の測定を行い、返信を行う。記録開始指示がエンコード部201、202に届いた直後から、映像/音声入力部301より映像データもしくは音声データまたはその両方のデータを取得し、圧縮を開始するまでにかかる時間を測定し、その測定値を遅延量とする。
以上のように構成されたストリーム記録装置について、その動作を説明する。
チューナーからの映像データを、ユーザからの記録指示により、複数の圧縮方式で同時にデジタル記録しようとした時について以下に説明を行う。例として、複数の圧縮方式は、MPEG2とMPEG4とし、エンコーダ部201はMPEG2のエンコーダ、エンコーダ部202はMPEG4のエンコーダとする。また、記録媒体101はDVD−RAM、記録媒体102はSDカードとして説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における記録指示部501の処理シーケンスをフローチャートで表したものであり、実施の形態1におけるストリーム記録装置全体の動きを表したものになる。以下、記録指示部501の動作について説明する。
記録指示部501は、ユーザから記録指示を受け取り、エンコーダ部201に対して「遅延量測定命令」を通知する。エンコーダ部201は、遅延量測定部211を呼び出し、遅延量測定を実行する(ステップS301)。遅延量測定部211は、遅延量測定を実施し、測定結果として、遅延量2111と入力切り替え時間2112を記録指示部501に返信する。遅延量測定処理については、後で図2を用いて説明を行なう。
次に、記録指示部501は、エンコーダ部202に対して「遅延量測定命令」を通知する(ステップS302)。エンコーダ部202、遅延量測定部212を呼び出し、遅延量測定を実行する。これは、遅延量測定部211での遅延量測定と同じ処理であり、遅延量測定部212は、遅延量2121と入力切り替え時間2122を記録指示部501へ返信する。
遅延量測定部211、212に対する「遅延量測定命令」により、エンコーダ部201、202が記録開始までにかかる遅延量と入力切り替え時間を測定できたので、次に、記録指示部501は、エンコーダ部201、202に対して「記録開始命令」を発行する準備を行う。遅延量2111が遅延量2121より小さい場合には、エンコーダ部201がエンコーダ部202より早く記録開始できる。このため、エンコーダ部202に記録開始指示を与えてから適切な遅延量経過後、エンコーダ部201に記録開始指示を与えれば、エンコーダ部201とエンコーダ部202は同時に記録を開始することが可能となる。一方、遅延量2121の方が小さい場合には、エンコーダ部201に記録開始指示を与えてから適切な遅延量経過後、エンコーダ部202に記録開始指示を与えれば、同時に記録を開始することが可能となる。
この記録開始差分時間を求めるため、まず、記録指示部501は、遅延量測定部211から得た遅延量2111と、遅延量測定部212から得た遅延量2121を比較する(ステップS303)。
遅延量2111が遅延量2121より小さい時、遅延量2111から入力切り替え時間2112を引くことで、記録開始時間差分2200を計算する(ステップS304)。入力切り替え時間を引くのは、入出切り替え処理がエンコード部201とエンコード部202での共通処理であるため、エンコード部202で実行されればエンコード部201では実行不要であるためである。一方、遅延量2121の方が小さい場合、遅延量2121から入出切り替え時間2122を引くことで、記録開始時間差分2200を計算する(ステップS305)。ここから以下は、遅延量2111が遅延量2121より小さい場合の例で記述する。遅延量2121の方が小さい場合には、エンコーダ部201とエンコーダ部202の記述を入れ替えたものとなる。
記録開始準備が整うと、記録指示部501は、エンコーダ部202に対して「記録開始命令」を発行する(ステップS306)。同時に時刻情報管理部401に対して、現在時刻の取得を要求し、現在時刻4011を得る(ステップS307)。取得した現在時刻4011に対して記録開始差分2200を加算し、記録開始時刻4400を算出する(ステップS308)。次に、記録開始時刻4400に記録開始部501が起床するよう、時刻情報管理部401に設定する(ステップS309)。
時刻情報管理部401に設定した記録開始時刻4400に達すると、時刻情報管理部401からの通知を受け取り記録開始部501が起床し、エンコーダ部201に対して「記録開始命令」を発行する(ステップS310)。エンコーダ部201とエンコーダ部202は、記録指示部501からの「記録開始命令」を受けて、それぞれ映像/音声入力部401から入力された映像をデジタル化してMPEG2またはMPEG4に圧縮し、記録媒体101、102に記録を開始する。
以上により、各エンコーダ部の入力切り替え時間を考慮し、エンコーダ部201とエンコーダ部202の遅延量に基づいて記録開始命令を記録指示部501から発行することが可能となり、映像データや音楽データなどのストリームデータを、複数の異なる圧縮方式を用いて、同じ開始地点からの記録を行なうことができる。
図2は、本発明の実施の形態1における遅延量測定部211、212の処理シーケンスをフローチャートで表したものである。以下、遅延測定部211の遅延測定動作について図2を用いて説明する。なお、遅延測定部212が同様の動作を行なうことは明らかである。
遅延量測定部211は、記録指示部501から「遅延量測定命令」を受け取ると、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を要求する(ステップS201)。また、取得した現在時刻を保持する。
次に、映像/音声入力部301に対して、現在設定されている映像入力が何であるかを問い合わせる(ステップS202)。問い合わせた結果、現在の映像入力と切り替えたい入力が違っていれば、現在設定されている映像入力を保持しておく(ステップS203)。なお、映像だけでなく、音声であっても同様である。その後、映像入力をチューナー入力に変更するため、映像/音声入力部301に対して、「切り替え時間測定付き映像入力切り替え命令」を発行し、入力切り替えと入力切り替え時間の取得を行なう(ステップS204)。映像/音声入力部301は、「切り替え時間測定付き映像入力切り替え命令」を受け取ると、まず、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を要求する。現在時刻を取得できるとそれを保持しておく。次に、現在の入力からチューナー入力に切り替える。切り替えが完了した直後に、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を再び要求する。1度目に取得した現在時刻と、2度目に取得した現在時刻の差分をとり、この値を入力切り替え時間2112として、遅延量測定部211に返信する。
映像/音声入力部301の映像入力がチューナー入力に切り替わると、遅延量測定部211は、映像/音声入力部301から得た映像データのデジタル化を開始して(ステップS205)、圧縮を開始する直前まで実行する(ステップS206)。この時点で、時刻情報管理部401に対して再度現在時刻の取得を要求する(ステップS207)。ステップS201で取得した現在時刻と、ステップS207で取得した現在時刻の差分をとり(ステップS208)、この値を遅延量2111として入力切り替え時間2112と共に、記録指示部501へ返信する(ステップS209)。
最後に、映像入力を先に保持しておいた入力に切り替えるため、「映像入力切り替え命令」を映像/音声入力部301に命令する(ステップS210)。
以上により、遅延量測定部211、212は、遅延量と入力切り替え時間を取得し、記録指示部501に通知することが可能となる。
以上により、本発明のストリーム記録装置によれば、映像データや音声データなどのストリームデータに対して、複数の異なる圧縮方式を用いて、同時にデジタル記録を行うとき、記録の開始点と終了点を一致させることが可能となる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるストリーム記録装置の構成を示す図である。
図4において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。110はハードディスクドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−Rドライブなどの記録媒体制御部であり、エンコーダ部201、202にて圧縮された映像データもしくは音声データ、またはその両方のデータをエンコーダ部201、202より受け取り、記録媒体101へ書き込む機能を持つと共に、記録媒体101に書き込み準備が整うまでに要する時間の測定を行なうものである。
以上のように構成されたストリーム記録装置について、その動作を説明する。
チューナーからの映像データを、ユーザからの記録指示により、複数の圧縮方式で同時にデジタル記録しようとした時について以下に説明を行う。例として、複数の圧縮方式は、MPEG2とMPEG4とし、エンコーダ部201はMPEG2のエンコーダ、エンコーダ部202はMPEG4のエンコーダとする。また、記録媒体101はハードディスク、記録媒体制御装置110はハードディスクドライブとして説明する。
図6は、本発明の実施の形態2における記録指示部501の処理シーケンスをフローチャートで表したものであり、実施の形態2におけるストリーム記録装置全体の動きを表したものになる。以下、記録指示部501の動作について説明する。
記録指示部501は、ユーザから記録指示を受け取り、エンコーダ部201に対して「遅延量測定命令」を通知する。エンコーダ部201は、遅延量測定部211を呼び出し、遅延量測定を実行する(ステップS601)。遅延量測定部211は、遅延量測定を実施し、測定結果として、遅延量2111と入力切り替え時間2112と移行時間2113を記録指示部501に返信する。遅延量測定処理については、後で図5を用いて説明を行なう。
次に、記録指示部501は、エンコーダ部202に対して「遅延量測定命令」を通知し、遅延量測定部212での遅延量測定を行う(ステップS602)。これは、遅延量測定部211での遅延量測定処理と同じ処理であり、遅延量測定部212は、遅延量2121と入力切り替え時間2122と移行時間2123を記録指示部501へ返信する。
遅延量測定部211、212に対する「遅延量測定命令」により、エンコーダ部201、202が記録開始までにかかる遅延量と入力切り替え時間と移行時間が測定できたので、次に、記録指示部501は、エンコーダ部201、202に対して「記録開始命令」を発行する準備を行う。遅延量2111が遅延量2121より小さい場合には、エンコーダ部201がエンコーダ部202より早く記録開始できる。このため、エンコーダ部202に記録開始指示を与えてから適切な遅延量経過後、エンコーダ部201に記録開始指示を与えれば、エンコーダ部201とエンコーダ部202は同時に記録を開始することが可能となる。一方、遅延量2121の方が小さい場合には、エンコーダ部201に記録開始指示を与えてから適切な遅延量経過後、エンコーダ部202に記録開始指示を与えれば、同時に記録を開始することが可能となる。
この記録開始差分時間を求めるため、まず、記録指示部501は、遅延量測定部211から得た遅延量2111と、遅延量測定部212から得た遅延量2121を比較する(ステップS603)。
遅延量2111が遅延量2121より小さい時、遅延量2111から入力切り替え時間2112と移行時間2113を引くことで、記録開始時間差分2200を計算する(ステップS604)。入力切り替え時間を引くのは、入力切り替え処理がエンコード部201とエンコード部202での共通処理であるため、エンコード部202で実行されればエンコード部201では実行不要であるためである。移行時間2113を引くのは、ドライブ(記録媒体制御部110)の記録可能状態への移行処理がエンコード部201とエンコード部201での共通処理であるため、エンコード部202で実行されればエンコード部201では実行不要であるためである。一方、遅延量2121の方が小さい場合には、遅延量2121から入力切り替え時間2122と移行時間2123を引くことで、記録開始時間差分2200を計算する(ステップS605)。ここから以下は、遅延量2111が遅延量2121より小さい場合の例で記述する。遅延量2121の方が小さい場合には、エンコーダ部201とエンコーダ部202の記述を入れ替えたものとなる。
記録開始準備が整うと、記録岸部501は、エンコーダ部202に対して「記録開始命令」を発行する(ステップS606)。同時に時刻情報管理部401に対して、現在時刻の取得を要求し、現在時刻4011を得る(ステップS607)。取得した現在時刻4011に対して記録開始差分時間2200を加算し、記録開始時刻4400を算出する(ステップS608)。次に、記録開始時刻4400に記録開始部501を起床するよう、時刻情報管理部401に設定する(ステップS609)。
時刻情報管理部401に設定した記録開始時刻4400に達すると、時刻情報管理部401からの通知を受け取り記録開始部501が起床し、エンコーダ部201に対して「記録開始命令」を発行する(ステップS610)。エンコーダ部201とエンコーダ部202は、記録指示部501からの「記録開始命令」を受けて、それぞれ映像/音声入力部301から入力された映像をデジタル化してMPEG2またはMPEG4に圧縮し、記録媒体制御部110を通して記録媒体101に記録を開始する。
以上により、各エンコーダ部の入力切り替え時間だけでなく、記録媒体制御部の移行時間も考慮し、エンコーダ部201とエンコーダ部202の遅延量に基づいて記録開始命令を記録指示部501から発行することが可能となり、映像データや音楽データなどのストリームデータを、複数の異なる圧縮方式を用いて、同じ開始地点からの記録を行なうことができる。
図5は、本発明の実施の形態2における遅延量測定部211、212の処理シーケンスをフローチャートで表したものである。以下、遅延測定部211の遅延測定動作について図5を用いて説明する。なお、遅延測定部212が同様の動作を行なうことは明らかである。
遅延量測定部211は、記録指示部501から「遅延量測定命令」を受け取ると、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を要求する(ステップS501)。また、取得した現在時刻が保持する。
次に、映像/音声入力部301に対して、現在設定されている映像入力が何であるかを問い合わせる(ステップS502)。問い合わせた結果、現在の映像入力と切り替えたい入力が違っていれば、現在設定されている映像入力を保持しておく(ステップS503)。なお、映像だけでなく、音声であっても同様である。その後、映像入力をチューナー入力に変更するため、映像/音声入力部301に対して、「切り替え時間測定付き映像入力切り替え命令」を発行し、入力切り替えと入力切り替え時間の取得を行なう(ステップS504)。なお、現在の映像入力と切り替えたい入力が同じであれば、この命令は発行しない。
映像/音声入力部301は、「切り替え時間測定付き映像入力切り替え命令」を受け取ると、まず、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を要求する。現在時刻を取得できるとそれを保持しておく。次に、現在の入力からチューナー入力に切り替える。切り替えが完了した直後に、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を再び要求する。ここで、1度目に取得した現在時刻と、2度目に取得した現在時刻の差分をとり、この値を入力切り替え時間2112として、遅延量測定部211に返信する。
次に、記録媒体制御装置110に対して、現在のドライブ状態が何であるか問い合わせる(ステップS503)。問い合わせた結果、現在の状態と指定された状態とが異なる場合、現在の状態を保持しておく(ステップS506)。映像データ/音声データのいずれかもしくはその両方のデータを記録媒体101に対して書き込み可能状態にするため、記録媒体制御部110に対して「移行時間測定機能つき記録可能状態移行命令」を発行し、記録可能状態への移行と、移行時間の取得を行なう(ステップS507)。記録媒体制御部110は、「移行時間測定機能つき記録可能状態移行命令」を受け取ると、まず、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を要求する。現在時刻を取得できるとそれを保持しておく。次に、現在のドライブ状態から記録可能状態に切り替える。切り替えが完了した直後に、時刻情報管理部401に対して現在時刻の取得を再び要求する。1度目に取得した現在時刻と、2度目に取得した現在時刻の差分をとり、この値を移行時間2113として、遅延量測定部211に返信する(ステップS507)。
映像/音声入力部301の映像入力がチューナー入力に切り替わり、記録媒体制御装置110が記録可能状態になると、遅延量測定部211は、映像/音声入力部301から得た映像データのデジタル化を開始して(ステップS508)、圧縮を開始する直前まで実行する(ステップS509)。その時点で、時刻情報管理部401に対して再度現在時刻の取得を要求する(ステップS510)。ステップS501で取得した現在時刻と、ステップS510で取得した現在時刻の差分をとり(ステップS511)、この値を遅延量2111として入力切り替え時間2112、移行時間2113と共に、記録指示部501へ返信する(ステップS512)。
最後に、映像入力を先に保持しておいた入力に切り替えるように、「映像入力切り替え命令」を映像/音声入力部301に命令し、先に保持しておいた現在のドライブ状態に切り替えるよう「ドライブ状態切り替え命令」を記録媒体制御部110に命令する(ステップS513)。
以上により、遅延量測定部211、212は、遅延量と入力切り替え時間と移行時間を取得し、記録指示部501に通知することが可能となる。
以上により、本発明のストリーム記録装置によれば、映像データや音声データなどのストリームデータに対して、複数の異なる圧縮方式を用いて、同時にデジタル記録を行うとき、記録の開始点と終了点を一致させることが可能となる。
本発明にかかるストリーム記録装置は、ストリームデータを記録する際に、複数の異なる圧縮形式で、同じ映像の同じ地点から記録開始や記録停止を同時に行なう機能を有し、AV機器などに有用である。また、ストリーム記録機能を備える携帯端末やコンピュータ等の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1におけるストリーム記録装置の構成を示す図 本発明の実施の形態1における遅延量測定部211、212の処理シーケンスを示すフローチャート 本発明の実施の形態1における記録開始部501の処理シーケンスを示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるストリーム記録装置の構成を示す図 本発明の実施の形態2における遅延量測定部211、212の処理シーケンスを示すフローチャート 本発明の実施の形態2における記録開始部501の処理シーケンスを示すフローチャート
符号の説明
101,102 記録媒体
110 記録媒体制御部
201,202 エンコーダ部
211,212 遅延量測定部
301 映像/音声入力部
401 時刻情報管理部
501 記録指示部

Claims (3)

  1. ストリームデータの記録を行なう装置であって、
    複数の入力チャンネルから得られる記録対象のストリームデータをエンコーダ部へ送信し、ストリームデータの入力の切り替えにかかる時間の測定が行える映像/音声入力部と、
    圧縮されたストリームデータを記録保持する記録媒体と、
    前記映像/音声入力部から取得したストリームデータをデジタル化した上で圧縮し、前記圧縮したデータを前記記録媒体に記録するエンコーダ部と、
    現在の時刻情報を保持し、問い合わせに対して前記現在の時刻情報を返信する時刻情報管理部と、
    前記エンコーダ部における記録開始や停止にかかる遅延量を測定する遅延量測定部と、
    前記遅延量測定部から得た遅延量と、前記時刻情報管理部から得た現在の時刻情報に基づいて前記エンコーダ部の記録開始もしくは停止の時刻情報を算出し、前記算出した時刻情報を用いて記録の開始もしくは停止を、1つ以上の前記エンコーダ部に対して指示する記録指示部とを備えたことを特徴とするストリーム記録装置。
  2. 前記エンコーダ部により圧縮されたストリームデータを、前記エンコード部から受け取って前記記録媒体に書き込み、さらに、前記記録媒体に書き込み準備が整うまでに要する時間を測定する記録媒体制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のストリーム記録装置。
  3. 前記記録対象のストリームデータは、映像データ/音声データのどちらか一方もしくは両方であることを特徴とする請求項1に記載のストリーム記録装置。
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