JP2006216153A - デジタル信号記録再生装置 - Google Patents

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Yoshimoto Yamamoto
喜大 山本
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Abstract

【課題】デコーダやエンコーダを増やすことなく、再エンコード記録とストリーム記録を自動で切り替えることが可能なデジタル信号記録再生装置を提供すること。
【解決手段】制御部006は、ストリーム入力部001から入力された入力ストリームをデコード部004によって変換した映像/音声信号をエンコード部005によって所望のビットレートで再びストリームに変換して記録メディアに記録を行わせる再エンコード記録を行わせる又は行っているときに、デコード部004とエンコード部005の両方またはどちらか一方が利用不可との判断を得た場合に、ストリーム入力部001から入力された入力ストリームを直接記録メディアに記録を行わせるストリーム記録に切り替えるように入力ストリーム切り替え部003を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はデジタル信号記録再生装置に関するものであり、特に受信したデジタル放送番組を録画モードによって直接記録するか、ビットレートを変更して記録するかを選択できるようなデジタル信号記録再生装置に関する。
近年、高画質なデジタル放送のデジタル信号を記録するデジタルAVレコーダなどのデジタル信号記録再生装置において、デジタル信号をそのまま記録すると記録メディアがすぐに一杯になるため、従来のデジタル信号記録再生装置としては、デジタル信号を所望のビットレートに変更して記録するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
従来のデジタル信号録画再生装置は、デジタルチューナーにより受信したデジタル放送に含まれているMPEGトランスポートストリーム信号を、MPEGトランスポートデコーダで抽出し、圧縮された信号であるMPEGトランスポートストリームをMPEG A/Vデコーダ7で映像/音声信号となるようにデコードする。このデコード済みのMPEGトランスポートストリームはMPEG A/Vエンコーダに入力され、MPEG トランスポートストリームへと所望の圧縮レートで再びエンコードされ、再エンコードされたMPEGトランスポートストリームを記録メディアに記録する。これにより、ビットレートを下げて記録することが可能となるため、記録メディアが一杯になるタイミングを遅らせることができる。
以下、デジタル信号をデコーダでデコードしエンコーダで所望のビットレートで再びエンコードして記録することを再エンコード記録と呼び、デジタル信号をデコードせずに記録することをストリーム記録と呼ぶ。
特開2002−10200号公報
しかしながら、従来のデジタル信号記録再生装置では、デコーダとエンコーダを用いることでデジタル信号を任意のビットレートに変換して再エンコード記録を行うことができるが、再エンコード記録と他のデジタル信号の再生を同時に行おうとした場合には、デジタル信号の再生のためにもデコーダが必要になるため、デコーダを複数搭載しなければ、一旦開始した再エンコード記録によるデジタル信号記録をしながら他のデジタル信号を再生することができない。またアナログ放送の映像/音声信号をデジタル信号であるMPEGトランスポートストリームで記録する場合にはエンコーダが必要になるため、エンコーダを複数搭載しなければ、同様に一旦開始した再エンコード記録によるデジタル信号記録しながらアナログ放送の映像/音声信号を記録することができない。デコーダやエンコーダを実現するためには、ハードウェア処理する場合は専用のハードウェアを用意する必要があり、ソフトウェア処理をする場合には、より計算能力の高いCPUを用意する必要があり、これにより、複数のデコーダやエンコーダを搭載することは、非常にコストがかかる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、デコーダやエンコーダを増やすことなく、再エンコード記録とストリーム記録のモードを自動で切り替えることで、デジタル信号の記録を保障しつつ、同時にデジタル信号の再生/デジタル放送の視聴やアナログ放送の記録を行うことを可能としたデジタル信号記録再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のデジタル信号記録再生装置は、デジタル信号であるストリームを入力するストリーム入力部と、ストリームを記録メディアに記録する第1記録部と、ストリームを復号化し映像/音声信号に変換するデコード部と、映像/音声信号を符号化しストリームに変換するエンコード部と、前記ストリーム入力部より入力された入力ストリームを前記デコード部によって変換した映像/音声信号を前記エンコード部によって所望のビットレートで再びストリームに変換し前記第1記録部によって記録メディアに記録を行わせる再エンコード記録か、前記入力ストリームを前記第1記録部によって直接に記録行わせるストリーム記録かを切り替えるストリーム入力切り替え部と、前記ストリーム入力切り替え部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のデジタル信号記録再生装置によれば、デコーダやエンコーダを増やすことなく、再エンコード記録とストリーム記録を自動で切り替えることで、デジタル信号の記録を保障しつつ、同時にデジタル信号の再生/デジタル放送の視聴/アナログ放送の記録を行うことを可能にする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるデジタル信号記録再生装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すようにデジタル信号記録再生装置は、デジタルチューナーやIEEE1394端子や記録メディア読込み部(図示せず)などから圧縮符号化されたデジタル信号であるMPEGトランスポートストリームの入力を受け付ける入力端子を持つストリーム入力部001と、ストリーム入力部001が受け付けたMPEGトランスポートストリームの入力ビットレートを判定する入力ビットレート判定部002と、デジタル信号であるMPEGトランスポートストリームの出力先を切り替えるストリーム入力切り替え部003と、MPEGトランスポートストリームを映像/音声信号へデコードするMPEG A/Vデコーダであるデコード部004と、入力されたデジタルA/V信号を任意のビットレートのMPEGトランスポートストリームへエンコードするMPEG A/Vエンコーダであるエンコード部005と、デジタル信号記録装置の制御を行う制御部006と、ユーザが指定した番組予約情報を管理する記録予約部007と、制御部006からの指示に従いメッセージやイメージなど表示する表示部008と、第1メディア制御部009を備えている。第1メディア制御部は、デジタル信号であるMPEGトランスポートストリームをHDDやDVD−RAMなどの記録メディアの形式にあわせて記録メディアに記録する記録部101と、記録メディアに記録されたMPEGトランスポートストリームを読み込む読込み部102と、記録メディアの残量を検出するメディア残量検出部103を有している。
再エンコード記録によるデジタル信号の記録について説明する。
ストリーム入力部001がデジタルチューナーやIEEE1394端子から圧縮符号化された信号であるMPEGトランスポートストリームの入力を受け付ける。入力ビットレート判定部002は、ストリーム入力部001に入力されたMPEGトランスポートストリームの入力ビットレートを判定し、判定結果を制御部006に通知する。制御部006は、再エンコード記録を行なうと判断し、ストリーム入力部001に入力されたMPEGトランスポートストリームをデコード部004へ出力するようにストリーム入力切り替え部003へ指示し、エンコード部005に再エンコード記録用の圧縮ビットレートを通知する。ストリーム入力切り替え部003は、制御部006の指示に従って、MPEGトランスポートストリームをデコード部004に出力し、デコード部004は、受け取ったMPEGトランスポートストリームを映像/音声信号となるようにデコードし、このデコード済みのMPEGトランスポートストリームをエンコード部005に出力する。エンコード部005は、制御部006から入力される圧縮ビットレート指示に従って、入力したデコード済みのMPEGトランスポートストリームを再びエンコードする。そして再エンコードされたMPEGトランスポートストリームは第1メディア制御部009へ送られ、制御部006の指示に従って第1メディア制御部009で記録メディアに記録される。
次にストリーム記録によるデジタル信号の記録について説明する。
制御部006は、ストリーム入力部001に入力されたMPEGトランスポートストリームを第1メディア制御部009へ出力するようストリーム入力切り替え部003へ指示する。ストリーム入力切り替え部003は、受け取ったMPEGトランスポートストリームを制御部006の指示に従って第1メディア制御部009に出力し、制御部006の指示に従って第1メディア制御部009で記録メディアに記録される。
以上により、制御部が再エンコード記録とストリーム記録を判断制御し、ストリーム入力切り替え部003により切り替えを行なうことにより、デジタル信号の記録とデジタル信号の再生が同時に発生した際に、デジタル信号の記録を保障しつつ、デジタル信号の再生を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態のデジタル信号記録再生装置におけるデジタル信号の再エンコード記録動作について、図2のフローチャートを基に説明を行う。
再エンコード記録の開始が指示されると、制御部006は、デコード部004やエンコード部005が利用中かどうか判断する(ステップS101)。利用可能な場合(ステップS101がNo)、再エンコード記録を開始する(ステップS102)。利用不可能な場合(ステップS101がYes)、ステップS105へ遷移する。
再エンコード記録中に、制御部006は、再エンコード記録が終了したか否かを判断する(ステップS103)。再エンコードが終了した場合(ステップS103がYes)、処理を終了する。一方、再エンコードが終了していない場合(ステップS103がNo)、制御部006は、デコード部004やエンコード部005の利用要求を判断する(ステップS104)。利用要求がない場合はステップS102へ遷移して再エンコード記録を継続し、利用要求があった場合はステップS105へ遷移する。
制御部006がデコード部004やエンコード部005が利用中又は利用の要求を判定した場合、制御部006は、第1メディア制御部009(メディア残量検出部103)から検出したメディア残量と、記録予約部007から読み込んだ予約時間と、入力ビットレート判別部002より判別した入力信号のビットレートとに関する情報により、入力したMPEGトランスポートストリームが再エンコードを行わなくてもストリーム記録で記録可能か否かを判断する(ステップS105)。記録可能な場合(ステップS105がYes)、制御部006はストリーム入力切り替え部003に対して入力されたMPEGトランスポートストリームを第1メディア制御部009に送るように指示し、ストリーム記録に切り替え(ステップS106)、ストリーム記録を開始する(ステップS108)。不可能な場合(ステップS105がNo)、制御部006は表示部008に対して同時動作ができない旨を表示するように指示し(ステップS107)、処理を終了する。これにより、デコード部004、エンコード部005の利用状況とストリームのビットレートとメディア残量によって自動的に録画モードを再エンコード記録からストリーム記録に切り替えることが可能となる。
ストリーム記録中に、制御部006は、再エンコード記録からストリームに切り替えて記録が終了したかを判断する(ステップS109)。ストリーム記録が終了していないときは(ステップS109がNo)、ステップS108へ遷移してストリーム記録を継続する。終了したときは(ステップS109がYes)、ステップS110へ遷移する。
ストリーム記録に切り替えて記録が終了すると、制御部006は、デコード部004やエンコード部005の利用中かどうか判断する(ステップS110)。デコード部004やエンコード部005が利用中の場合(ステップS110がYes)、ステップS110を繰り返し、利用中でない場合(ステップS110がNo)ステップS111に遷移する。
デコード部004やエンコード部005が利用中でない場合、制御部006は、入力されたMPEGトランスポートストリームをデコード部004へ出力するようにストリーム入力切り替え部003へ指示し、第1メディア制御部009へ記録メディアから記録を完了したMPEGトランスポートストリームを読み込み、ストリーム入力部001へ入力するように指示する。そして、制御部006はストリーム入力切り替え部003から出力されたMPEGトランスポートストリームを、映像/音声信号となるようにデコードし、デコード済みのMPEGトランスポートストリームを指定の圧縮ビットレートでMPEGトランスポートストリームを再びエンコードするようにデコード部004とエンコード部005へ指示し、再エンコードされたMPEGトランスポートストリームを記録メディアに記録するように第1メディア制御部009へ指示し、再エンコード記録を行なう(ステップS111)。
再エンコード記録中に(ステップS112)、制御部006は、再エンコード記録が終了したか否かを判断する(ステップS113)。再エンコード記録が終了していない場合(ステップS113がNo)、ステップS112へ遷移して再エンコード記録を継続し、一方、再エンコードが終了した場合(ステップS113がYes)、制御部006は、ストリーム記録されたMPEGトランスポートストリームを削除するよう第1メディア制御部009へ指示を行う(ステップS114)。
以上により、制御部が再エンコード記録とストリーム記録を判断制御し、ストリーム入力切り替え部003により切り替えを行なうことができ、一旦、ストリーム記録したトランスポートストリームを、自動で、指定された記録モードで記録し直すことが可能となる。これにより、デジタル信号の記録とデジタル信号の再生が同時に発生した際に、デジタル信号の記録を保障しつつ、デジタル信号の再生を行うことができる。
なお、ストリーム記録されたMPEGトランスポートストリームを削除しながら再エンコード記録を行うことも、再エンコード記録が完了してから削除することも可能である。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態におけるデジタル信号記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示した実施の形態1の構成に、DVD−RAMやDVD−Rなどのメディア種別を判定するメディア種別判定部104を更に加えた第1メディア制御009aと、第2メディア制御部010と、ストリーム入力部001に入力されたMPEGトランスポートストリームまたはエンコード部005から出力されたMPEGトランスポートストリームを第1メディア制御部009aと第2メディア制御部010のどちらで記録するかを切り替える記録ストリーム切り替え部011と、第1メディア制御部009aと第2メディア制御部010から読み込まれるMPEGトランスポートストリームのどちらをストリーム信号入力部001に入力するかを切り替える読込みストリーム切り替え部012とを更に備えている。第2メディア制御部010は、デジタル信号であるMPEGトランスポートストリームをHDDやDVD−RAMなどの記録メディアの形式にあわせて記録メディアに記録する記録部201と、記録メディアに記録されたMPEGトランスポートストリームを読み込む読込み部202と、記録メディアの残量を検出するメディア残量検出部203とを有している。
上記の構成のデジタル信号記録再生装置における、デジタル信号の第1メディア制御部009aへの記録について説明する。
制御部006は、ストリーム入力部001に入力されたMPEGトランスポートストリームまたはエンコード部005から出力されたMPEGトランスポートストリームのどちらかを指定し、第1メディア制御部009aへ出力されるように、記録ストリーム切り替え部011へ指示する。そして制御部006の指示により、記録ストリーム切り替え部011から出力されるMPEGトランスポートストリームは、第1メディア制御部009aで記録メディアにあわせた形式で記録される。
次にデジタル信号の第2メディア制御部010への記録について説明する。
制御部006は、ストリーム入力部001に入力されたMPEGトランスポートストリームまたはエンコード部005から出力されたMPEGトランスポートストリームのどちらかを指定し、第2メディア制御部010へ出力されるように、記録ストリーム切り替え部011へ指示する。そして制御部006の指示により、記録ストリーム切り替え部011から出力されるMPEGトランスポートストリームは、第2メディア記録部010で記録メディアにあわせた形式で記録される。
本発明の実施の形態のデジタル信号記録再生装置におけるデジタル信号の再エンコード記録動作について、図4のフローチャートを基に説明を行う。
第1メディア制御部009aへの再エンコード記録の開始が指示されると、制御部006は、デコード部004やエンコード部005が利用中かどうか判断する(ステップS201)。利用可能な場合(ステップS201がNo)、再エンコード記録を開始する(ステップS202)。利用不可能な場合(ステップS201がYes)、ステップS205へ遷移する。
第1メディア制御部009aへの再エンコード記録中に、再エンコード記録が終了したか否かを判断する(ステップS203)。再エンコードが終了した場合(ステップS203がYes)、処理を終了する。一方、再エンコードが終了していない場合(ステップS203がNo)、制御部006は、デコード部004やエンコード部005の利用要求を判断する(ステップS204)。利用要求ない場合はステップS202へ遷移し再エンコード記録を継続し、利用要求があった場合はステップS205へ遷移する。
制御部006がデコード部004やエンコード部005が利用中又は利用の要求を判定した場合、制御部006は、第1メディア制御部009a(メディア種別判定部104)からメディアの種別を取得し、メディア種別がDVD−Rなどの一回のみ記録可能なメディアかどうかを判断する(ステップS205)。メディアが一回のみ記録可能なメディアではない場合(ステップS205がNo)、ステップS207に遷移する。メディアが一回のみ記録可能なメディアだった場合(ステップS205がYes)、制御部006は、MPEGトランスポートストリームが第2メディア制御部010へ出力されるように、記録ストリーム切り替え部011へ指示する(ステップS206)。
制御部006は、ステップS206にて記録ストリーム切り替え部011を切り替えていない場合は第1メディア制御部009aから、切り替えた場合は第2メディア制御部010から検出したメディア残量と、記録予約部007から読み込んだ予約時間と、入力ビットレート判別部002より判別した入力信号のビットレートとに関する情報より、入力したMPEGトランスポートストリームが再エンコードを行わなくてもストリーム記録で記録可能か否かを判断する(ステップS207)。記録可能な場合(ステップS207がYes)、制御部006はストリーム入力切り替え部003に対して入力されたMPEGトランスポートストリームをステップS206にて記録ストリーム切り替え部011を切り替えていない場合は第1メディア制御部009aへ、切り替えた場合は第2メディア制御部010へ送るように指示し、ストリーム記録に切り替え(ステップS208)、ストリーム記録を開始する(ステップS211)。不可能な場合(ステップS207がNo)、制御部006は、ステップS205にて記録ストリーム切り替え部011を切り替え済みか判別する(ステップS209)。切り替えていない場合(ステップS209がNo)、ステップS206に遷移し、切り替えていた場合(ステップS209がYes)、制御部006は表示部008に対して同時動作ができない旨を表示するように指示し(ステップS210)、処理を終了する。これにより、デコード部004、エンコード部005の利用状況とストリームのビットレートとメディア残量とメディア種別によって自動的に録画モードを再エンコード記録からストリーム記録に切り替え、自動的に別のメディアに切り替えて記録を行うことが可能となる。
ストリーム記録中に、制御部006は、再エンコード記録からストリームに切り替えて記録が終了したかを判断する(ステップS212)。ストリーム記録が終了していないときは(ステップS212がNo)、ステップS211へ遷移してストリーム記録を継続する。終了したときは(ステップS212がYes)、ステップS212へ遷移する。
ストリーム記録に切り替えて記録が終了したあとに、制御部006は、デコード部004やエンコード部005が利用中かどうか判断する(ステップS213)。デコード部004やエンコード部005が利用中の場合(ステップS213がYes)、ステップS213を繰り返し、利用中でない場合(ステップS213がNo)、ステップS214に遷移する。
デコード部004やエンコード部005が利用中でない場合、制御部006は、ステップS206にて記録ストリーム切り替え部011を切り替えていない場合は第1メディア制御部009aから、切り替えた場合は第2メディア制御部010から読み込まれたMPEGトランスポートストリームがストリーム入力部001へ入力されるように切り替えるように指示し、入力されたMPEGトランスポートストリームをデコード部004へ出力するようにストリーム入力切り替え部003へ指示し、エンコード部005から出力されたMPEGトランスポートストリームが第1メディア制御部009aへ出力されるように、記録ストリーム切り替え部011へ指示する。そして、制御部006は、記録が完了したMPEGトランスポートストリームを読み込みストリーム入力部001へ入力するように、ステップS206にて記録ストリーム切り替え部011を切り替えていない場合は第1メディア制御部009aへ、切り替えた場合は第2メディア制御部010へ指示する。そして制御部006はストリーム入力切り替え部003から出力されたMPEGトランスポートストリームを、映像/音声信号となるようにデコードし、デコード済みのMPEGトランスポートストリームを指定の圧縮ビットレートでMPEGトランスポートストリームを再びエンコードするようにデコード部004、エンコード部005へ指示し、再エンコードされたMPEGトランスポートストリームを記録メディアに記録するように第1メディア制御部009へ指示し、再エンコード記録を行なう(ステップS214)。
再エンコード記録中に(ステップS215)、制御部006は、再エンコード記録が終了したか否かを判断する(ステップS216)。再エンコード記録が終了していない場合(ステップS216がNo)、ステップS215へ遷移して再エンコード記録を継続し、一方、再エンコードが終了した場合(ステップS216がYes)、制御部006は、ストリーム記録されたMPEGトランスポートストリームを削除するよう、ステップS206にて記録ストリーム切り替え部011を切り替えていない場合は第1メディア制御部009aへ、切り替えた場合は第2メディア制御部010へ、指示を行う(ステップS217)。
以上により、制御部が再エンコード記録とストリーム記録を判断制御し、ストリーム入力切り替え部003により切り替えを行なうことができ、一旦、ストリーム記録したトランスポートストリームを、指定された記録メディアへ、指定された記録モードで記録し直すことが可能となる。これにより、デジタル信号の記録とデジタル信号の再生が同時に発生した際に、デジタル信号の記録を保障しつつ、デジタル信号の再生を行うことができる。
なお、ストリーム記録されたMPEGトランスポートストリームを削除しながら再エンコード記録を行うことも、再エンコード記録が終了してから削除することも可能である。
また、ステップS205にてメディア種別を判定しているが、メディア種別を判定しないでストリーム記録するためにメディア残量が足り場合に、第2メディア制御部010での記録に切り替えてもよい。
また、2つのメディア制御部を備えている場合について、説明したが、2つに限定しない。
以上、この発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、例えば本発明をプログラムによって実現し、これをフロッピー(登録商標)ディスクなどの記録媒体に記録して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムで容易に実現するなど、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、ストリームとしてMPEGトランスポートストリームを扱い説明しているが、シリアルのデータ符号化列で表現されるデジタル信号であればなんでもよい。
本発明にかかるデジタル信号記録再生装置は、デコード機能やエンコード機能が複数ない場合でも、自動的に録画モードを切り替えて、記録と再生を実現できる機能を有し、デジタル信号を記録するデジタルAV機器等として有用である。また、デジタル信号の記録が可能な情報端末や通信端末などの用途にも応用できる。
本発明の実施の形態に係るデジタル信号記録再生装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係るデジタル信号記録再生装置のデジタル信号記録の流れを説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態に係るデジタル信号記録再生装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係るデジタル信号記録再生装置のデジタル信号記録の流れを説明するためのフローチャート
符号の説明
001 ストリーム入力部
002 入力ビットレート判定部
003 ストリーム入力切り替え部
004 デコード部
005 エンコード部
006 制御部
007 記録予約部
008 表示部
009,009a 第1メディア制御部
010 第2メディア制御部
011 記録ストリーム切り替え部
012 読込みストリーム切り替え部
101,201 記録部
102,202 読込み部
103,203 メディア残量検出部
104 メディア種別判定部

Claims (8)

  1. デジタル信号であるストリームを入力するストリーム入力部と、
    ストリームを記録メディアに記録する第1記録部と、
    ストリームを復号化し映像/音声信号に変換するデコード部と、
    映像/音声信号を符号化しストリームに変換するエンコード部と、
    前記ストリーム入力部より入力された入力ストリームを前記デコード部によって変換した映像/音声信号を前記エンコード部によって所望のビットレートで再びストリームに変換し前記第1記録部によって記録メディアに記録を行わせる再エンコード記録か、前記入力ストリームを前記第1記録部によって直接に記録行わせるストリーム記録かを切り替えるストリーム入力切り替え部と、
    前記ストリーム入力切り替え部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル信号記録再生装置において、
    前記制御部は、前記デコード部と前記エンコード部の両方またはどちらか一方が利用不可との判断を得た場合、前記入力ストリーム切り替え部を制御し、再エンコード記録からストリーム記録に切り替えることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  3. 請求項1に記載のデジタル信号記録再生装置において、
    前記記録メディアの残量を検出する記録メディア残量検出部と、
    記録予約を行う記録予約部と、
    前記ストリーム入力部より入力された入力ストリームのビットレートを判別するビットレート判別部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記デコード部と前記エンコード部の両方またはどちらか一方が利用不可との判断を得た場合、前記ビットレート判別部で判別した前記入力ストリームのビットレートと、前記記録予約部で予約した記録時間の総量と、前記記録メディア残量検出部により算出される記録メディアの記録可能時間の残量とから予約した記録時間の総量を記録できる場合、前記入力ストリーム切り替え部を制御し、再エンコード記録からストリーム記録に切り替えることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  4. 請求項1に記載のデジタル信号記録再生装置において、
    記録メディアからストリームを読み込み、読み込んだストリームを前記ストリーム入力部へ出力する読込み部を更に備え、
    前記制御手段は、再エンコード記録をストリーム記録に切り替えて記録を完了した後に、前記デコード部と前記エンコード部の両方が利用可能との判断を得た場合に、前記読込み部によって読み込んだストリームを前記デコード部によって変換した映像/音声信号を前記エンコード部によって所望のビットレートで再びストリームに変換し、前記第1記録部によって記録メディアに記録を行わせることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  5. 請求項1に記載のデジタル信号記録装置において、
    前記第1記録部とは別の記録メディアにストリームを記録する第2記録部と、
    ストリームを前記第1記録部で記録するか前記第2記録部で記録するかを切り替える記録ストリーム切り替え部を更に備え、
    前記制御部は、更に、前記記録ストリーム切り替え部を制御することを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  6. 請求項5に記載のデジタル信号記録再生装置において、
    前記第1記録部に装着された記録メディアの種別を判定するメディア種別判定部をさらに備え、
    前記制御部は、前記デコード部と前記エンコード部の両方またはどちらか一方が利用不可との判断を得、さらに前記メディア種別判定部で前記記録メディアが1回のみ書き込み可能な記録メディアであることを判定した場合、前記記録ストリーム切り替え部を制御し、前記第1記録部での再エンコード記録から前記第2記録部でのストリーム記録に切り替えることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  7. 請求項5に記載のデジタル信号記録再生装置において、
    前記制御部は、前記デコード部と前記エンコード部の両方またはどちらか一方が利用不可との判断を得、前記ビットレート判別部で判別した前記入力ストリームのビットレートと、前記記録予約部で予約した記録時間の総量と、前記記録メディア残量検出部により算出される前記記録メディアの記録可能時間の残量とから予約した記録時間の総量を記録できない場合、前記記録ストリーム切り替え部を制御し、前記第1記録部での再エンコード記録から前記第2記録部でのストリーム記録に切り替えることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  8. 請求項5に記載のデジタル信号記録再生装置において、
    前記第2記録部で記録した記録メディアからストリームを読み込み前記ストリーム入力部へ入力する第2読込み部を更に備え、
    前記制御部は、再エンコード記録をストリーム記録に切り替えて前記第2記録部に記録を完了した後に、前記デコード部と前記エンコード部の両方が利用可能との判断を得た場合に、前記第2読込み部によって読み込んだストリームを前記デコード部によって変換した映像/音声信号を前記エンコード部によって所望のビットレートで再びストリームに変換し、前記第1記録部によって記録メディアに記録を行わせることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
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