JP2005174522A - フォーマット変換記録装置およびその方法並びにその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタルストリーム記録機器においては複数の入力信号があるが、記録先媒体が複数の記録信号に対応する場合に適切な変換方法の設定が必要となる。
【解決手段】 入力信号の識別、記録先媒体の識別及び空容量の確認、画質等を含む記録時の優先条件の設定を行うことにより、入力信号と記録信号を適切に組合せた記録制御を行うことを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はデジタル入力機能を備えデジタルストリーム記録機器において、特に複数種類の記録フォーマットに対応した記録媒体への記録を好適に行なうフォーマット変換記録装置およびその方法並びにその制御プログラムに関する。
高精細な映像を手軽に楽しむためにデジタル録画機器が市場に投入され、民生用のデジタルビデオ装置や、デジタル多用途ディスク(以下DVD)レコーダ及びハードディスクドライブ(以下HDD)レコーダが、家庭用VTRの後継機として普及しつつある。
これらのデジタル機器においては、用途に適したデジタル記録フォーマットが採用されている。例えば前述のデジタルビデオ装置では民生用のデジタルビデオフォーマット(以下DV方式)が採用されている。一方、DVDレコーダやHDDレコーダ、及びこれらの融合器においてはDVD−Videoフォーマット等が採用され、映像や音声コンテンツはMPEG2プログラムストリーム(以下PS方式)がビットストリームに多重する方式として用いられている。また、BSデジタル放送では、放送、通信向けにパケットサイズを188バイト固定長で分割しマルチプレクスするMPEG2トランスポートストリーム(以下TS方式)が使われている。
上記の様な録画装置において異なるデジタルフォーマットを記録する際には、各録画装置の記録先媒体が対応しているフォーマットに合わせるために再エンコード処理が行なわれている。すなわちDVDレコーダやHDDレコーダでDV方式の画像を外部入力として取り込み記録する際には、一旦、DV方式の画像をデコード後、PS方式に変換した後に、記録先媒体に対して行なわれる通常の記録処理が行なわれる。TS方式に対応したBlu−rayディスクやD−VHS等の録画器でも同様に、アナログ地上波放送を記録する時は、一旦、TS方式にデータを変換後、通常の記録処理が行なわれる。
また、上述したPS及びTS方式を扱う記録については、記録密度の異なる標準的な光ディスクと高密度な光ディスクに対し、入力される信号の種類(アナログ/デジタル、TS方式/PS方式)とデジタル放送の画質(Standard Definition/High Definition)などに応じて、それぞれのディスクに最適なストリーム形式で記録再生することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−330401号公報
しかしながら、前記従来の異なるフォーマットを再エンコード後に記録する方式は、記録先媒体への記録フォーマットが一意に定まっていることを前提に行なわれている。複数の記録フォーマットに対応している場合には、記録フォーマットを指定する手段が無い為適切な変換が行えない可能性がある。
また、前記特開2002−330401号公報では、記録先媒体を判別する手段と、入力ストリームを変換する手段によって、記録先媒体の種別に応じた適切なストリーム変換が実現できるよう考慮されているが、フォーマットの相違に伴う圧縮率の差異による所要記録容量については考慮されていない。すなわち、記録先媒体がTS方式、PS方式どちらにも対応している場合であっても、記録先媒体の空容量が少ない場合に記録可能な方式に切り換えることに関しては述べられていない。
図4(a)に記録信号の一例としてDV方式、TS方式、PS方式による所要記録容量の相違を示す。記録時間は同一であっても平均転送レートが異なるため記録に必要な容量の概算はDV方式で11.25GB、TS方式で9.0GB、PS方式で2.7GBとなる。図4(b)に示すように、記録先媒体がDVD−RAM Discの場合は、PS方式のみの選択となるが、記録先媒体がBlu−ray Discの場合は記録時の空容量に応じて選択できる記録方式が異なることになる。例えば、図4(a)に示した記録条件の場合、Bl−ray Discの空容量が12GBであればどの方式でも記録可能であるが、空容量が10GBの場合はTS方式またはPS方式の記録のみが可能であり、空容量が6GBの場合は、もはやPS方式の記録のみが可能な状態となる。
上記は空容量の大小条件による記録方式への影響について述べたが、一方で画質を重視する場合には所要記録容量は最大となるもののフレーム内圧縮をもちいたDV方式が有利であり、様々な記録条件を配慮できる構成にすることが必要となる。
前記従来の課題を解決するために、本発明のフォーマット変換記録装置は、
入力ストリーム信号の形式を識別する入力ストリーム識別手段と、
記録密度仕様の異なる複数の記録媒体種別を判別する記録媒体判別手段と、
記録媒体の空容量を取得する空容量取得手段と、
記録フォーマットを選択する記録フォーマット選択手段と、
前記フォーマット選択情報に基づき入力ストリーム信号を前記記録媒体用の記録信号に変換する記録フォーマット変換手段と、
前記入力ストリーム信号または前記フォーマット変換手段で変換された記録信号を記録媒体に記録する記録手段を有する。
この記録フォーマット選択手段は、識別された入力ストリーム形式と、判別された記録媒体種別と、記録媒体種別によって定まる有効な記録フォーマット種別と、記録フォーマット種別より算出される所要記録容量と、記録媒体の空容量より、記録先媒体への記録が保証できる記録フォーマットを選択できる構成とした。
また、記録フォーマット選択手段は、更に、再エンコード処理よる変換と、再エンコードを伴わないストリーム情報の繋ぎ変えによる変換方法を選択できる構成とした。
また、記録フォーマット選択手段は、更に、記録媒体選択手段を備え、本発明のフォーマット自動変換装置が複数種の記録媒体を同時に備えた場合に、記録が保証される記録媒体への切り換え設定ができる構成とした。
また、本発明のフォーマット変換記録装置は、優先条件設定手段を備え、画質を優先した記録フォーマットの選択やTSリアルタイム放送時のデータストリーム記録を優先した記録フォーマットの選択ができる構成とした。
本発明によれば、デジタルストリーム記録機器において、入力フォーマット種別と記録先媒体種別の関係で有効となる複数の記録フォーマットの選択および変換処理を、よりユーザの使用目的に合致した条件で行うことができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
第一実施例は、入力信号の種別、記録先媒体の種別、及び記録先媒体の状況によって記録条件が異なる場合の記録制御に関するものである。
本実施例と従来技術との主な相違点は、記録先媒体の状況を含めた入力信号の変換方法を選択する記録制御方法にあるので、先ず、その相違点を中心に説明する。
従来技術による実施の形態では、第1及び第2の入力手段と高密度仕様及び標準仕様の記録媒体の種別より記録再生すべき信号を選択する。そのため、これらの記録再生条件以外の要素に配慮した記録制御を行うことは不可能である。
これに対して、本実施の形態では、記録先媒体の空記録容量を記録信号の選択条件に含めることで、選択する記録信号の種別に応じて変化する所要記録量が記録可能か否かの制御を行う。この制御により、ユーザは所望する記録信号の選択をより好適に設定することが出来る。
(装置の構成)
次に、上記の入力信号種別、記録先媒体種別、及び記録先媒体状況を考慮した制御方法を実行するフォーマット変換記録装置の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の構成を示す。このフォーマット変換記録装置には、アンテナ152及びモニター153が接続されている。このフォーマット変換記録装置は、アンテナ152で受信された電波から得られた映像及び音声を記録媒体181に記録し、記録された映像をモニター153上で再生することができる。
フォーマット変換記録装置のチューナー161は、アンテナ152で受信された電波から目的のチャンネルを選局し、そのチャンネルの映像及び音声をエンコーダ165に与える。エンコーダ165は、与えられた映像及び音声を所定の記録形式で符号化する。エンコーダ165により符号化されたデータは、記録媒体181に記録される。デコーダ166は、記録媒体181に記録されたデータを復号化し、復号化した映像のデータをオーバーレイ部162に出力する。また、OSD表示部167は、フォーマット変換記録装置の動作設定や状況を表す表示データを作成する。オーバーレイ部162は、デコーダ165からの映像のデータにOSD表示部167からの表示データを合成した所定の表示形式の映像を生成する。オーバーレイ部162により生成された映像が、モニター153上に表示される。外部入出力163は外部機器151からの映像コンテンツ等をデジタル信号またはアナログ信号で取り込む。それぞれの信号については、アナログ信号の場合はA/D変換を行なった後、バス191を介してエンコーダ165やデコーダ166の処理系に渡される。
モニター153に表示された映像を見る指示やその他のフォーマット変換記録装置に対する指示をユーザが行うのに、例えばリモコン152が用いられる。ユーザがリモコン152を用いて指示を入力すると、ユーザ入力部164が、リモコン152からの入力を受け付け、その内容をCPU172に伝える。CPU172は、バス191を通じて行われるデータ転送やフォーマット変換記録装置における各種の処理を制御する。ROM173には、プログラムが記録されており、CPU172は、RAM174を用いながら、このプログラムに従って動作する。
ROM173に記録されたプログラムには、本発明によって提供される記録制御プログラムが含まれる。CPU172やROM173、RAM174などによって構成されるフォーマット変換記録装置内のコンピュータと、この記録制御プログラムが協働することによって、フォーマット変換記録装置は機能する。
また本発明のフォーマット変換記録装置は、入力ストリーム信号の形式を識別する入力ストリーム識別手段101と、記録密度仕様の異なる複数の記録媒体種別を判別する記録媒体判別手段102と、記録媒体の空容量を取得する空容量取得手段103と、記録フォーマットを選択する記録フォーマット選択手段104と、前記フォーマット選択情報に基づき入力ストリーム信号を前記記録媒体用の記録信号に変換する記録フォーマット変換手段105と、前記入力ストリーム信号または前記フォーマット変換手段で変換された記録信号を記録媒体に記録する記録手段106を有する。
また記録フォーマット選択手段104は、更にデジタルデコードするか否かの選択、及びデジタルデコードする場合の入力信号のフォーマットに従ったデコード処理を選択するデジタルデコード処理選択部と、デジタルデコード後のデジタルエンコード処理を選択するデジタルエンコード処理選択部を備え、記録フォーマット変換手段105は、更にデジタルデコード処理部とデジタルエンコード処理部を備えている。
さらに、記録フォーマット選択手段104は、更にフォーマットコンバート処理選択部を備え、記録フォーマット変換手段105は、更に入力ストリーム情報の繋ぎ変えによって前記フォーマットコンバート処理選択部で指定された記録フォーマットに変換するフォーマットコンバート処理部を備えている。
また記録フォーマット選択手段104は、更に記録媒体選択部を備えている。
図3(a)は外部入出力163またはチューナー161を介して取り込んだ入力信号が、バス191を介してデコーダ166でデコード後、バス191または記録媒体181を介してエンコーダ165でエンコードされる処理を模式的に示したものである。これらの処理系は図3(a)に示すように、入力段、デコード段、エンコード段、記録段、の4つに分けることができる。また、記録媒体181は、DV方式、TS方式、PS方式でそれぞれ記録可能なBlu−ray Disc、PS方式で記録可能なDVD−RAM Discを一例として示した。DV方式で記録する場合には、DV方式を直接記録する場合と、TS方式またはPS方式で入力された信号をDV方式にDVエンコードして記録する場合がある。TS方式で記録する場合も同様に、直接TS方式ストリームを直接記録する場合と、TSエンコードを行う場合がある。再TSエンコードするメリットとしては再エンコード時のビットレートを調整することにより、所要記録容量の調整が可能な点があげられる。PS方式については、蓄積媒体用のフォーマットであることを想定して図3(a)の例では直接記録する場合については記載していないが、その他の場合はTS方式と同等である。
図3(b)は、上記4つの段を信号種別に着目して経路別に示したものである。上記の例では、経路が決定される要因として、DVD−RAM Discに記録する場合は、メディア種別が決定要因となってPS方式の記録が行われることを示す。また、Blu−ray DiscにTS方式で記録する場合には、複数の経路が存在すると共に、経路が決定される要因としてメディア種別または記録モードから絞込みは行えるものの、最終的にはユーザが指定できる仕組みが必要であることを示す。
(装置の動作)
以上のように構成されたフォーマット変換記録装置の記録制御における動作について説明する。
図7は、入力信号の種別と記録先媒体の状況を考慮した記録制御方式のフローチャートである。
先ず、フォーマット変換記録装置は、入力ストリーム情報を解析し入力ストリームの識別を行う(ステップ701)。
次に、現在フォーマット変換記録装置にセットされている記録先媒体の種別を確認する(ステップ702)。
次に、識別したストリーム種別が記録先媒体の対応記録方式か否かを確認する(ステップ703)。対応方式外の場合はエラー終了し、対応方式である場合は記録方式の確認処理(ステップ704)に進む。
記録方式の確認処理では、入力信号を別の記録信号に変換するか否かを確認し(ステップ704)、変換無しで直接記録先媒体に記録する場合には記録処理を行う(ステップ709)。
入力信号を変換する場合は記録時間と記録信号の平均ビットレートの乗算により所要記録容量を算出し(ステップ705)、記録先媒体の空容量を確認する(ステップ706)。空容量の確認は記録先媒体が装着されるドライブ装置に対してATAPIコマンド等の制御コマンドを発行することによって行う。
上記の結果、所要記録容量よりも空容量が少なかった場合は変換後の記録が完了しないと判断し(ステップ707)、エラー終了とする。所要記録容量よりも空容量が多かった場合はデコードされた入力信号を記録方式に従って変換し(ステップ708)、記録先媒体への記録を行う(ステップ709)。
以上のようにして、本発明の第一実施例では、従来例と異なり、記録条件によっては記録先媒体に十分な空容量が確保できない場合には記録開始前の時点で判断を行うことができる。図4(a)及び(b)の場合で示すと、TS方式(20Mbps)で60分の記録をBlu−ray Discに行う場合に、Blu−ray Discの空容量が9GB以上の場合には記録処理を行うが、空容量が9GB未満の場合には記録処理を行なわない判断が可能となる。特に再エンコード処理による記録の場合には、一般には再生実時間以上の処理時間が必要となる為、無駄な時間を消費させる状況を回避することはユーザにとって大きなメリットとなる。
(第2実施例)
本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態2は、記録時の優先条件の設定に基づく制御に関するものである。
実施の形態1においては、記録先媒体の空容量のみから記録処理が有効であるか否かを判断していた。
一方、本実施の形態では、記録時の画質設定についても記録情報として扱う。
即ち、実施の形態1の如く、記録容量のみで判断していたのでは、消費する記録容量は大きくとも画質を優先した記録を行いたいユーザの希望に対応することはできなくなる。
そこで、画質条件を含めた優先条件の設定手段を追加することで、より柔軟にユーザの希望に対応した記録ができるようにしている。
(装置の動作)
本実施例に係る録画再生装置の構成は、実施の形態1と同一である。
但し、ROM173に内蔵される制御プログラムは、第1実施例のものと異なるので、ROM173によって行なわれる記録制御の方法が異なる。
本発明の実施の形態2における記録制御のフローチャートを図8に示す。基本的な流れは第1実施例で用いた図7と同じである。しかしながら、図8に示されたステップS805、S806、S807、S811の内容が追加又は変更されている。
先ず、フォーマット変換記録装置は、入力ストリーム情報を解析し入力ストリームの識別を行う(ステップ801)。
次に、現在フォーマット変換記録装置にセットされている記録先媒体の種別を確認する(ステップ802)。
次に、識別したストリーム種別が記録先媒体の対応記録方式か否かを確認する(ステップ803)。対応方式外の場合はエラー終了し、対応方式である場合は記録方式の確認処理(ステップ804)に進む。
記録方式の確認処理では、入力信号を別の記録信号に変換するか否かを確認し(ステップ804)、変換無しで直接記録先媒体に記録する場合には記録処理を行う(ステップ810)。
入力信号を変換する場合は、変換記録時の優先条件の確認を行う(ステップ805)。優先条件の確認は複数の記録条件の優先度が設定できる形態であれば特に制約は無い。図9に優先度を設定するユーザインタフェースの一例を示す。
図9においては記録時の設定条件として、画質優先、データ情報保存、空容量確認の3項目が設定できるようになっている。それぞれの優先順位は任意に設定可能である。カスケード形式で表示されている項目の一つを優先度高または低の位置にドラッグすることで優先順位を変更することができる。また、記録先媒体の指定も行うことを想定している。図9の例では、Blu−ray Disc、DVD−RAM Disc、HDDの3つのタイプが選択できることを示す。更に、実施の形態1で示した方法により算出される記録後の記録先媒体の予想空容量を示す。この予想空容量が0未満となる記録先媒体の選択は行うことはできない。
上記の設定を行った後、優先条件に基づく所要記録容量の算出(ステップ806)と、本記録装置が備える全接続媒体の空容量を確認する(ステップ807)。
空容量の確認は実施の形態1と同様に、記録先媒体が装着されるドライブ装置に対してATAコマンド、ATAPIコマンド等の制御コマンドを発行することによって行う。
上記の結果、所要記録容量よりも空容量が少なかった場合は変換後の記録が完了しないと判断し(ステップ808)、優先条件の変更有無を確認し(ステップ811)、変更無しの場合はエラー終了とし、変更有りの場合は再びステップ804からの処理を繰り返す。
所要記録容量よりも空容量が多かった場合はデコードされた入力信号を記録方式に従って変換し(ステップ809)、記録先媒体への記録を行う(ステップ810)。
ここで、優先条件に基づく記録先媒体の選択例を説明する。
図5(a)は、図4(a)及び(b)で示した記録時に、図9の設定画面で画質を最優先順位として指定した場合の選択結果を示したものである。
記録先媒体として空容量12GBのBlu−ray Discを指定した場合、記録信号としてはDV方式、TS方式、PS方式の全てが選択可能(○印または△印)であるが、画質が最優先される場合にはDV方式が選択される(○印)ことを示す。空容量10GBのBlu−ray Discを指定した場合、DV方式は所要記録容量を確保できないため、選択できるのはTS方式、またはPS方式となる(○印)。但し、画質の比較についてはTS方式、PS方式間では有意な差は生じない為、両方式とも同等に選択可能と判断している。空容量が6GBの場合には、もはや、PS方式のみが選択可能となる。
次に、データ情報記録が2番目の優先順位として指定した場合の選択結果を図5(b)に示す。データ情報記録はTS方式で入力された信号に重畳されるデータ情報を含めた記録を行う。この為、TS方式での記録時に映像情報のビットレートを変更した場合であっても、再生時にはTSリアルタイム放送時と同一の情報が再生可能となる。
記録先媒体として空容量12GBのBlu−ray Discを指定した場合、記録信号としてはDV方式、TS方式、PS方式の全てが選択可能(○印または△印)であるが、データ情報記録が優先される場合にはTS方式が選択される(○印)ことを示す。空容量10GBのBlu−ray Discを指定した場合、DV方式は所要記録容量を確保できないため、選択できるのはTS方式、またはPS方式となるが、データ情報記録が優先される場合にはTS方式が選択される(○印)ことを示す。空容量が6GBの場合には、PS方式が選択可能となるものの、データ情報記録には対応できないことを示す(△印)。
次に、空容量確保が2番目の優先順位として指定した場合の選択結果を図5(c)に示す。空容量確保は記録後の媒体に残る空容量をできるだけ多く確保することを目的として設定する。
記録先媒体として空容量12GBのBlu−ray Discを指定した場合、記録信号としてはDV方式、TS方式、PS方式の全てが選択可能(○印または△印)であるが、空容量確保が優先される場合にはPS方式が選択される(○印)ことを示す。空容量10GBのBlu−ray Discを指定した場合、DV方式は所要記録容量を確保できないため、選択できるのはTS方式、またはPS方式となるが、データ情報記録が優先される場合にはPS方式が選択される(○印)ことを示す。空容量が6GBの場合には、PS方式のみが選択可能となる(○印)。
以上のようにして、本発明の第2実施例においては、本発明の第1実施例の利点に加えて、記録容量の条件に画質、データ情報、空容量の確保といった条件を付加する手段を設けたことによって、より柔軟にユーザの希望に対応した記録を可能とする。
以上、本発明に係るフォーマット変換記録装置の構成、及び記録制御動作について、実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限られないことは勿論である。
即ち、
(1)上記実施の形態では、記録処理を行う為の構成を示したが、再生処理を行なう場合においても同様に処理させることも可能である。
(2)上記実施の形態では、記録先媒体を任意の一媒体とした制御例を示したが、これに限定されるものではなく、HDDを用いた代替記録を行っても良い。この場合、図6に示すように、ユーザの希望条件に合致する記録先媒体が装着されていない場合には、記録方式に制約のないHDDに代替記録しておいた後、所望の媒体を確保後、ダビングすることも可能である。
(3)上記実施の形態では、記録媒体がBlu−ray、DVD−RAM、HDDであったが、これに限定されるものではなく、例えば、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、CD−R、CD−RW、SDカード、PCカード、MO、MD、PD、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、マルチメディアカード、メモリスティック等の記録可能なメディアであっても良い。
本発明にかかるフォーマット変換記録装置は、複数種類の記録フォーマットに対応した記録媒体への記録を行う処理に有用である。
本発明の実施の形態1によるフォーマット変換記録装置の構成を示す図。 本発明の実施の形態2によるフォーマット変換記録装置の構成を示す図。 本発明の入力信号から記録信号までの構成の模式図。 本発明の実施の形態1における記録条件の一例を示す図。 本発明の実施の形態2における記録条件の一例を示す図。 本発明において代替記録を活用する例を示す図。 本発明の実施の形態1における処理フローを示す図。 本発明の実施の形態2における処理フローを示す図。 本発明の実施の形態2における優先度設定画面を示す図。
符号の説明
101 入力ストリーム識別手段
102 記録媒体判別手段
103 空容量取得手段
104 記録フォーマット選択手段
105 記録フォーマット変換手段
106 記録手段
151 外部機器
152 リモコン
153 アンテナ
154 モニター
161 チューナー
162 オーバーレイ
163 外部入出力
164 ユーザー入力
165 エンコーダ
166 デコーダ
167 OSD表示
172 CPU
173 ROM
174 RAM
181 記録媒体
191 バス
201 入力ストリーム識別手段
202 記録媒体判別手段
203 空容量取得手段
204 記録フォーマット選択手段
205 記録フォーマット変換手段
206 記録手段
207 優先条件設定手段
208 優先条件記憶手段

Claims (9)

  1. 記録形式の異なる複数の信号を入出力するストリーム入出力手段と、記録形式の異なる複数の記録フォーマットに対応する記録媒体とを備える録画再生装置において、
    入力ストリーム信号の形式を識別する入力ストリーム識別手段と、
    記録密度仕様の異なる複数の記録媒体種別を判別する記録媒体判別手段と、
    記録媒体の空容量を取得する空容量取得手段と、
    前記記録媒体種別情報と前記空容量情報より記録フォーマットを選択する記録フォーマット選択手段と、
    前記フォーマット選択情報に基づき入力ストリーム信号を前記記録媒体用の記録信号に変換する記録フォーマット変換手段と、
    前記入力ストリーム信号または前記フォーマット変換手段で変換された記録信号を記録媒体に記録する記録手段を備えたことを特徴とするフォーマット変換記録装置。
  2. 前記記録フォーマット選択手段は、更にデジタルデコードするか否かの選択、及びデジタルデコードする場合の入力信号のフォーマットに従ったデコード処理を選択するデジタルデコード処理選択部と、デジタルデコード後のデジタルエンコード処理を選択するデジタルエンコード処理選択部を備え、
    前記記録フォーマット変換手段は、更にデジタルデコード処理部とデジタルエンコード処理部を備えたことを特徴とする請求項1記載のフォーマット変換記録装置。
  3. 前記記録フォーマット選択手段は、更にフォーマットコンバート処理選択部を備え、
    前記記録フォーマット変換手段は、更に入力ストリーム情報の繋ぎ変えによって前記フォーマットコンバート処理選択部で指定された記録フォーマットに変換するフォーマットコンバート処理部を備えたことを特徴とする請求項2記載のフォーマット変換記録装置。
  4. 前記記録フォーマット選択手段は、更に記録媒体選択部を備えたことを特徴とする請求項3記載のフォーマット変換記録装置。
  5. 更に記録フォーマット選択時の優先条件を設定する優先条件設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載のフォーマット変換記録装置。
  6. 前記優先条件設定手段は、更に優先条件として画質を設定することを特徴とする請求項5記載のフォーマット変換記録装置。
  7. 前記優先条件設定手段は、更に優先条件としてデータストリーム記録を設定することを特徴とする請求項6記載のフォーマット変換記録装置
  8. 記録形式の異なる複数の信号を入出力するストリーム入出力ステップと、記録形式の異なる複数の記録フォーマットに対応する記録媒体とを備える録画再生方法において、
    入力ストリーム信号の形式を識別する入力ストリーム識別ステップと、
    記録密度仕様の異なる複数の記録媒体種別を判別する記録媒体判別ステップと、
    記録媒体の空容量を取得する空容量取得ステップと、
    前記記録媒体種別情報と前記空容量情報より記録フォーマットを選択する記録フォーマット選択ステップと、
    前記フォーマット選択情報に基づき入力ストリーム信号を前記記録媒体用の記録信号に変換する記録フォーマット変換ステップと、
    前記入力ストリーム信号または前記フォーマット変換ステップで変換された記録信号を記録媒体に記録する記録ステップを備えたことを特徴とするフォーマット自動変換記録方法。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のストリームデータ記録再生装置としてコンピュータを機能させるためのフォーマット自動変換記録制御プログラム。
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