JP2007272544A - Web印刷システム、及び、携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インターネットに接続可能な携帯電話によってWebサーバから取得したWebデータをプリンタによって印刷するWeb印刷システムに関し、プリンタに印刷させるWebデータの印刷イメージを自動選択可能とするWeb印刷システムを提供する。
【解決手段】S50にてメモリ36の評価テーブル記憶手段121に格納される評価テーブル130を参照し、現在表示中の表示イメージの元になるWebデータに対応するレコードの評価フラグがONであるか否かが判断される。評価フラグがONであると判断した場合(S50:YES)は、S52にてプリンタ143に携帯電話用として取得したWebデータが送信される。S50において入力されたURLを備えるレコードの評価フラグがONでないと判断した場合(S50:NO)は、S51にてプリンタ143にURL印刷機能の起動コマンドと印刷したいWebデータのURLとが送信される。
【選択図】図15
【解決手段】S50にてメモリ36の評価テーブル記憶手段121に格納される評価テーブル130を参照し、現在表示中の表示イメージの元になるWebデータに対応するレコードの評価フラグがONであるか否かが判断される。評価フラグがONであると判断した場合(S50:YES)は、S52にてプリンタ143に携帯電話用として取得したWebデータが送信される。S50において入力されたURLを備えるレコードの評価フラグがONでないと判断した場合(S50:NO)は、S51にてプリンタ143にURL印刷機能の起動コマンドと印刷したいWebデータのURLとが送信される。
【選択図】図15
Description
本発明は、インターネットに接続可能な携帯端末装置によってWebサーバから取得したWebデータを印刷装置によって印刷するWeb印刷システムに関し、特に印刷装置に印刷させるWebデータの印刷イメージを自動選択可能とするWeb印刷システムに関するものである。
従来、携帯端末装置は、携帯するという目的のため、表示画面が小さく、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)向けに作成されたWebデータの表示イメージ全体を表示することが出来なかった。そのため、Webデータを印刷装置にて印刷して閲覧するということが行われてきた。
そのような目的のシステムの一例を、図16乃至図22を参照して説明する。図16は、従来のシステムにおけるデータの流れを示す模式図である。携帯電話200が不図示のインターネットを介してWebサーバ5と接続されている。また、PC202も同様に不図示のインターネットを介してWebサーバ5と接続されている。携帯電話200は所定の通信手段によりプリンタ4と接続されている。
PC202からWebサーバ5に対し矢印Aに示すリクエストを送信すると、Webサーバ5からPC202に対し矢印Bに示すレスポンスとしてWebデータが送り返される。携帯電話200からWebサーバ5に対し矢印Cに示すリクエストを送信すると、Webサーバ5から携帯電話200に対し矢印Dに示すレスポンスとしてWebデータが送り返される。
携帯電話200からプリンタ4に向かう矢印Eは、携帯電話200が矢印Dに示すレスポンスとして受信したWebデータをプリンタ4に送信することを示している。携帯電話200、PC202、プリンタ4は、それぞれ後述するブラウザを備えており、プリンタ4の備えるブラウザはPC202向けのブラウザである。但し、PC202のブラウザとプリンタ4のブラウザは必ずしも同一の製品である必要はない。尚、プリンタ4の場合、PC202並みの表示能力のあるディスプレイを通常備えていないので、プリンタ4の備えるブラウザというのは、実は表示機能を備えている必要はなく、ディスプレイがあった場合に表示される画面イメージをプリンタ4内部のメモリ上に展開する能力が有りさえすればよい。そして、その画面イメージは、ディスプレイに表示する替わりに印刷用のイメージデータとして紙面に印刷される。
ここで一旦、リクエストについて説明する。先ず、リクエストにはクライアント(携帯電話200、PC202等、Webサーバにリクエストを送信する主体を示す。以下同様)がどういう種類の情報を受け取れるか等の情報をリクエストヘッダに含めて送ることができる。Webサーバ5はリクエストヘッダに含まれるこれらの情報を元にレスポンス(Webデータに相当)を変更して返すことがある。但し、常に同じ結果しか返さないWebサーバ5、Webサイト、Webページもあるのでいつでも変更するわけではない。
例えばクライアントはリクエストヘッダの「Accept−Languageフィールド」でクライアントが表示できる言語(複数)を指定できる。Webサーバ5はあるテキストページ(1URL)について言語別のテキスト(複数)を用意しておくことも可能であり、どの言語のページを返すかを選択する目的でクライアントからのリクエストヘッダの「Accept−Languageフィールド」の値を使用することもできる。
また、例えばクライアントはリクエストヘッダの「Acceptフィールド」でクライアントが受信可能なメディアタイプ(画像種別や音声種別)を指定できる。Webサーバ5はある画像について画像フォーマットを変換してクライアントへのレスポンスとすることも可能で、どの画像フォーマットに変換するかを選択する目的でクライアントからのリクエストヘッダの「Acceptフィールド」の値を使用することもできる。
また、クライアントはリクエストヘッダの「User−Agentフィールド」でクライアントにおいてWebデータを閲覧するために表示するアプリケーションソフトであるブラウザのブラウザ製品名をWebサーバ5に報せることができる。Webサーバ5はクライアントのブラウザ製品名、バージョンに応じて相応しいレスポンスを返すようにすることもできる。尚、これらのHTTPのしくみについてはRFC2616と呼ばれる規格により規定されている。
次に、Webデータについて説明する。Webデータとしては、HTMLドキュメント、JPEG、BMP、PNG等各種の規格に基づく静止画データ、MPEG、AVI等各種の規格に基づく動画データ、等がある。
また、同じWebサイトにWebデータを要求した時、携帯電話200からの要求に対して返すWebデータと、PC202からの要求に対して返すWebデータとが異なるように構成し、携帯電話200からの要求に対して返すWebデータは少ない情報しか有さず、PC202からの要求に対して返すWebデータは多くの情報を有するように構成されることがある。一方、携帯電話200からの要求に対して返すWebデータと、PC202からの要求に対して返すWebデータとが同じであるように構成されることもある。それらの違いは、Webサイトの性質にも依るが、多くはWebサイトの運営者の考え方に依るため、一般的にはWebサイトにアクセスする者は、アクセスしてみないとどちらの構成か分からない。
次に、ブラウザについて説明する。ブラウザの機能は、ブラウザによりまちまちである。携帯電話200に搭載されているブラウザは、携帯電話200の備える画面が小さいことからサイズの大きい画像イメージを表示することは元々向いていないため、ブラウザもサイズの大きいイメージの表示には対応していないことが多い。また、画像イメージを表示する機能を全く有さないブラウザもある。また、携帯電話200は携帯性を優先するため、小型であることが求められ記憶装置を設けるスペースも制限され、全般的にメモリ容量も小さい。そのため、メモリサイズの大きいWebデータを受け付けないブラウザも多い。このように、携帯電話200のブラウザは、低機能であることが多い。それに対応するため、前述のように、Webサイトが携帯電話200からの要求に対して返すWebデータは少ない情報しか有してないことが多い。
また、PC202に搭載されているブラウザも製品により所定のデータ形式の画像データ等には対応していないため表示できないことがある。ブラウザが所定のデータ形式に対応していない理由としては、設計者がそのデータ形式を表示するための機能をブラウザに組み込んでいない場合、新しく開発されたデータ形式であるため未対応である場合等が考えられる。
尚、ブラウザの備える画面に表示される画面イメージを構成し、情報の担い手となる文字列イメージやイラストイメージ等の個々のイメージを、以後、オブジェクトと呼称する。オブジェクトの元になるデータをオブジェクトデータと呼称する。また、本明細書の中ではオブジェクトの種類という時は、オブジェクトデータのデータ形式の違いまで含むこととする。例えば、同じイラストイメージ(イラストオブジェクト)のオブジェクトデータであっても、JPEG形式とBMP形式とは種類が違うこととする。そのため、1つの画面イメージの元となるWebデータ(後述するリンク先のデータも含む。以後、Webデータという時は、この意味である)は、一般的に様々な種類のオブジェクトを備えていると言える。また、1つの画面イメージの元となるWebデータが1つのオブジェクトのみで構成されていることもある。この例としては、1つの画像ファイルのみである場合、何もリンク(後述)のないHTMLドキュメントの場合、等がある。
再び、前述のシステムの一例に関する説明に戻る。図17は、PC202から送られるリクエストのリクエストヘッダの一例を示す図である。図18は、PC202から送られるリクエストのリクエストヘッダにおける別の例を示す図である。図19は、携帯電話200から送られるリクエストのリクエストヘッダの一例を示す図である。
PC202のブラウザの場合、ブラウザはWebページへのリクエストAをWebサーバ5に送信する。図17は、そのリクエストAのリクエストヘッダ210の例である。そのレスポンスBであるHTMLドキュメント(page.html)にはテキストと画像へのリンクが含まれている。ブラウザはHTMLドキュメントから画像(picture.jpg)のURLを取り出し、別のリクエストAをWebサーバ5に送信する。図18は、そのリクエストAのリクエストヘッダ211の例である。Webサーバ5はレスポンスとしてpicture.jpgをオリジナル画像のままブラウザに送信する。この例では、1つのWebページがpege.htmlとpicture.jpgとに基づいて表示され、pege.htmlとpicture.jpgで1つのWebデータを構成していることを示している。
図17に示すように、リクエストヘッダ210は、その1行目で「GET page.html HTTP/1.1」としてpage.htmlというHTMLドキュメントの送信を要求している。また、3行目で、「Accept−Language:ja」として日本語のHTMLドキュメントの送信を要求している。また、5行目で、「User−Agent:Mozilla/4.0(compatible;MSIE 5.5;Windows(登録商標) NT 5.0)」としてMozillaというブラウザのバージョンが4.0に対応したHTMLドキュメントの送信を要求している。
次に、図18に示すように、リクエストヘッダ211は、その1行目で「GET picture.jpg HTTP/1.1」としてpicture.jpgという画像ファイルの送信を要求している。また、3行目で、「Accept−Language:ja」として日本語でのレスポンスを要求している。また、5行目で、「User−Agent:Mozilla/4.0(compatible;MSIE 5.5;Windows(登録商標) NT 5.0)」としてMozillaというブラウザのバージョンが4.0に対応したHTMLドキュメントの送信を要求している。
次に、携帯電話200のブラウザの場合、ブラウザはWebページへのリクエストCをWebサーバ5に送信する。図19は、そのリクエストCのリクエストヘッダ212の例である。
図19に示すように、リクエストヘッダ212は、その1行目で「GET page.html HTTP/1.0」としてpage.htmlというHTMLドキュメントの送信を要求している。また、2行目で、「User−Agent:DoCoMo/1.0/D501i」としてNTTドコモ社のD501iという携帯電話200のモデルに搭載されているブラウザに対応したHTMLドキュメントの送信を要求している。尚、DoCoMoは登録商標である(以下、同様)。
次に、ブラウザの画面について例を上げて説明する。
図20は、PC202の備えるブラウザの画面イメージを示す図である。
図20に示すように、ブラウザ300の表示画面301は、表示画面301の上部にメニューバー310を備えている。メニューバー310には、ファイルメニュー、編集メニュー、表示メニュー、お気に入りメニュー、ツールメニュー、ヘルプメニューが存在し、各メニューは、更に下位のメニューを備えている。これらにより、ユーザは各種の処理をブラウザ300に行わせるよう指示を出すことができる。メニューバー310の下には、アイコンによりメニューを選択できるようにもなっている領域がある。さらにその下には、Webデータの位置を示すURLを入力するアドレス入力欄311が備えられている。現在そこには、「http://www.sample.com/page.html」との入力がなされている。これは、「httpというインターネットの通信規格に従って、www.sample.comというアドレスにあるWebサーバ5からpage.html(リンク先のデータも含む)というWebデータを取得しなさい」ということを示している。
アドレス入力欄311の下には、Webデータを表示イメージに展開した結果を表示するWebデータ表示欄312が備えられている。現在そこには、Webデータであるpage.html(リンク先のデータも含む)を表示イメージに展開した結果が表示されており、Webデータ表示欄312の上部に「今日の売上げ」という文字列313と、その下に棒グラフを示す画像314とが示されている。
図17及び図18に示すリクエストヘッダの例に当てはめると、Webデータを構成するpage.htmlは、文字列データとして「今日の売上げ」というオブジェクトデータを有し、それとは別に、リンクとして棒グラフの画像を有するオブジェクトデータ(picture.jpg)が存在することを示している。
図21は、PC202が取得したWebデータであるpage.html(リンク先のデータも含む)を、PC202の有するブラウザ300の表示イメージ展開機能と同等の印刷イメージ展開機能を有するプリンタ4に転送して、プリンタ4によって紙面に印刷させた印刷物を示している。尚、プリンタ4に転送されるデータは、page.html(リンク先のデータも含む)であって、ビットマップデータに展開された印刷用のデータではない。その訳は、印刷用のデータとしてビットマップデータを展開する印刷イメージバッファを備えるには、大きなメモリ容量を必要とするので、携帯性が要求される携帯電話200にあっては外形サイズが大きくなることと、コストが増大することから備えにくいためである。図21に示されるように、図20のWebデータ表示欄312に表示されているイメージと同じイメージが図21に示す印刷物には印刷されている。
次に、図22を参照して携帯電話200のブラウザの画面について説明する。
図22は、携帯電話200のブラウザの画面イメージを示す図である。図22に示すように、ブラウザ320の表示画面321は、携帯電話200の画面全体がWebデータを表示イメージに展開した結果を表示するWebデータ表示欄331として構成されている。URLの設定等、各種の指示は、携帯電話200のキーボード17の備える不図示のメニューボタンを押下することにより、不図示のメニュー選択画面が表示され、その中から所望のメニューを選択することにより行う。
図22は、携帯電話200のブラウザの画面イメージを示す図である。図22に示すように、ブラウザ320の表示画面321は、携帯電話200の画面全体がWebデータを表示イメージに展開した結果を表示するWebデータ表示欄331として構成されている。URLの設定等、各種の指示は、携帯電話200のキーボード17の備える不図示のメニューボタンを押下することにより、不図示のメニュー選択画面が表示され、その中から所望のメニューを選択することにより行う。
現在表示中の画面は、図20においてPC202のブラウザ300が指定したURLと同じURLである「http://www.sample.com/page.html」を指定してWebデータとしてpage.htmlを取得し、それを表示した結果である。この時にWebサーバ5に対して送信されたリクエストのリクエストヘッダの例が、前述のリクエストヘッダ212(図19参照)に相当する。
図22に示すように、Webデータ表示欄331の上部に、「今日の売上げ」という文字列332が示されているのみである。PC202のブラウザ300に表示されていたような棒グラフの画像はない。
このように携帯電話200のブラウザ320の画面に文字列オブジェクトしか表示されないことの理由は大きく2つ考えられる。1つは、Webサーバ5からWebデータが送り出される時点で既に棒グラフの画像を有するオブジェクトデータが欠落していることが考えられる。Webサーバ5によっては、前述のようにリクエストを発行するブラウザの種類によって、送信するWebデータを異なるようにすることがある。その場合、リクエストを発行したブラウザが携帯電話200の小さい画面向けに作成されたブラウザ320である場合、Webデータに棒グラフの画像を有するオブジェクトデータがないことがありうる。
もう1つは、Webサーバ5から送り出されるWebデータは棒グラフの画像を有しているが、ブラウザ320にそれを表示する機能がないため表示されないことが考えられる。その場合も、HTMLドキュメントには、画像データのリンクについて記載があったとしても、ブラウザ320に表示する機能がない以上、リンクを辿って画像データの取得まですることは少ない。例外的に、印刷時にWebデータを再取得する時が考えられる程度である。
前者の場合、Webデータをプリンタ4に送ってもやはり棒グラフのイメージは印刷されず、「今日の売上げ」という文字列のみが印刷される。しかし、後者の場合は、Webデータを全てプリンタ4に転送すれば棒グラフのイメージも印刷されるが、印刷は表示と同等のイメージになるように携帯電話200によって考慮されると文字列のみが印刷される結果となる。
尚、フルブラウザと呼ばれるPC202向けのWebデータの表示が可能な高機能のブラウザが存在する。フルブラウザを有する携帯電話200では、携帯電話200からWebサーバ5に対し、PC202が送るようなPC202に対応したブラウザ製品名を指定したリクエスト(例えば、リクエスト210(図17参照)のようなリクエスト)を送信することにより、Webデータを取得し、それをフルブラウザに表示することによりユーザが携帯電話200向けのWebデータなのかPC202向けのWebデータなのかを目視により判断していた。それにより、PC202向けのWebデータと分かれば、それをプリンタ4に送信して紙面に印刷していた。その方が、閲覧性が向上するからである。尚、現時点では、実際のところ、携帯電話200においては、PC202と同等の表示能力を有するフルブラウザは存在しない。上下方向のスクロールのみで閲覧可能なWebデータを閲覧できるブラウザをフルブラウザと称していることが現実である。それは、1画面を閲覧するためにユーザに上下左右に渡ってスクロールすることを要求するため、使い勝手が悪いことがある。また、フルブラウザを搭載するためには、大きなメモリ容量が必要なことがある。携帯電話200よりは、画面もメモリ容量も大きくすることが比較的可能なPDAにおいては、PC202と同等の表示能力を有するフルブラウザは存在する。以下の説明は、携帯電話200のフルブラウザは、PC202と同等の表示能力を有するフルブラウザという想定である。
携帯電話200がフルブラウザを備えていない場合、一部の例外(印刷時にWebデータを再取得する場合)を除き、PC202向けのWebデータをWebサーバ5が備えていることは知る術がない。印刷に当たっても、携帯電話200向けの小さい画面イメージを印刷した場合、その印刷には殆ど意味がない。
図16に示す従来のシステムの例の他にも、画面の小さい携帯端末装置から印刷装置にWebデータを送り、紙面に印刷させることに関する提案はいくつかなされている。
例えば、特許文献1に見られるように、携帯端末装置と通信網とWebサイトとファクシミリとを備えて構成されているWebサイト閲覧システムがある。このシステムでは、通信網は、電話回線網やインターネット等からなる通信網である。携帯端末装置は、インターネットによりWebサイトから画像データを取り込み、Webサイトへの接続が終了すると、取り込んだ画像データをファクシミリ通信用データに変換し、電話回線を通じてファクシミリに送信する。ファクシミリ通信用データを受信したファクシミリは、それを紙面に印字もしくは表示部に表示するという提案がされている。
また、この例の変形例として、携帯端末装置は、インターネットによりWebサイトから画像データを取り込み、Webサイトへの接続が終了すると、ファクシミリに対し、ファクシミリ通信用データを送る替わりに、WebサイトのURL(Uniform Resource Locator)を送る。URLを受信したファクシミリは、URLに基づいてWebサイトにアクセスして画像データを取り込み、ファクシミリ通信用データに変換して紙面に印字するという提案がされている。
また、特許文献2に見られるように、インターネットに接続可能な携帯端末装置と携帯端末装置から印刷できる印刷装置とからなるプリントシステムがある。このシステムでは、携帯端末装置は、インターネットを介してコンテンツサーバから供給されるコンテンツの表示用の簡略データと印刷用の詳細データとを受け入れ、簡略データを表示手段に表示し、詳細データを印刷装置に出力する旨がクレームに記載されている。実施例としては、コンテンツサーバを含むサイト運営上必要な各手段を含むWebサイトでは、簡略データと詳細データという違いにより管理されており、携帯端末装置からは、Webサイトには、簡略データか詳細データかの指定をして、必要なデータを取得していることが示されている。また、特許文献2における別の実施例としては、Webサイトからは、詳細データしか送られてこないが、携帯端末装置において詳細データを元に簡略データを生成することが地図のイメージデータを例に示されている。
特開2002−197013号公報
特開2002−259098号公報
しかしながら、フルブラウザを備える携帯電話200において、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりすることができる、いわば印刷するに値するWebデータがWebサーバ5にあるか否かを調べることは、ユーザにとって手間であった。携帯電話200において、ユーザが通常使用するブラウザをフルブラウザに設定することも考えられるが、小さい画面から大きいイメージを覗くことになり、1画面の全体を見渡すためには、上下左右にスクロールする必要があり、非常に煩わしい。そのため、通常は、フルブラウザを使用せず、携帯電話200の小さい画面に特化したブラウザを使用し、時折フルブラウザを使用することになる。このように、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータがあることを認識するには、両方のブラウザの閲覧が必要である。
また、フルブラウザを備えない携帯電話200においては、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりすることができるWebデータがWebサーバ5にあるか否かを調べること自体が困難であった。尚、新しい情報を得ることができるWebデータとは、携帯電話200向けのWebデータよりも容量の大きいWebデータだけを指すのではなく、例え携帯電話200向けのWebデータよりは容量が小さくとも、携帯電話200のブラウザで表示されない情報が表示されるWebデータであれば、そのWebデータも該当する。また、同一のWebデータであっても、使用するブラウザによって、表示される内容は異なることがある。その場合のWebデータからも新しい情報を得ることができることはある。
また、上述した特許文献1に見られるシステムでは、Webサイトから送られるWebデータは情報量が大きいデータであることが分かっていることが前提にある。尚、Webサイトから送られるWebデータの情報量が少ないWebデータ、即ち、携帯電話200で表示されることを目的として作成されたWebデータである場合は、携帯電話200の画面に表示して閲覧するだけで十分なため、印刷する必要はない。
また、特許文献2に記載されているシステムでは、携帯端末装置は、インターネットを介してコンテンツサーバから供給されるコンテンツの表示用の簡略データと印刷用の詳細データとを受け入れ、簡略データを表示手段に表示し、詳細データを印刷装置に出力する。そして、実施例において開示されている例では、簡略データ及び詳細データは、Webサイトにおいて、簡略データと詳細データという違いにより管理されており、携帯端末装置から送られるリクエストの簡略データか詳細データかの指定に対応できるようにWebサイトは構成されている。そのため、Webサイトには、印刷することにより閲覧性が向上する情報量が大きいデータがあることが既に分かっている。このことは、限られたWebサイトにおいて実現されているだけであり、全てのWebサイトでは実現されていない。そのため、Webデータを印刷するに際し、ユーザが手間なく、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータをWebサーバから取得することをWebサーバの協力がなく行えるようにはなっていない。
また、特許文献2の別の実施例においては、印刷用の詳細データを元に簡略データを生成することが地図のイメージデータを例に示されているが、現実にそれを実現するように構成することは難しい。例えあるデータ形式においてそれが実現できたとしても、全てのデータ形式に対して対応することは難しい。また、今後新しく出て来るであろうデータ形式に対しては当然対応できない。このことは、限られたWebサイトにおいて実現されているだけであり、全てのWebサイトでは実現されていない。そのため、汎用性はない。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、Webデータを印刷するに際し、ユーザが手間なく、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータをWebサーバから取得することができるWeb印刷システム、及び、このWeb印刷システムに使用される携帯端末装置であって、このWeb印刷システムに使用されるWebサーバの協力なくそれが実現でき、それによって汎用性もあるWeb印刷システム、及び、このWeb印刷システムに使用される携帯端末装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るWeb印刷システムは、インターネットに接続するインターネット接続手段を備えWebデータを閲覧する携帯端末装置と、前記携帯端末装置に接続され前記Webデータを印刷する印刷装置とを備えるWeb印刷システムにおいて、Webデータは、データ形式の違いによる1種類以上のオブジェクトデータを備え、前記携帯端末装置は、Webデータの閲覧に際し前記種類の所定の組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示する第1Web閲覧機能を有する第1Web閲覧手段と、前記インターネット接続手段を介して前記Webデータが格納されているインターネット上の位置を表すURLと第1Web閲覧機能を示す情報とを指定してWebデータの送信を要求する第1データ要求手段と、前記インターネット接続手段を介して前記URLを指定すると共に前記所定の組合せとは異なる組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示すると共に前記携帯端末装置の画面より大きいサイズの画面に表示する第2Web閲覧機能を示す情報を指定してWebデータの送信を要求する第2データ要求手段と、前記インターネット接続手段を介して前記第1データ要求手段または前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータを受信する受信手段と、前記第1データ要求手段に対し前記URLを指定して前記Webデータの送信を要求し前記受信手段で当該要求に応じて返信されるWebデータを受信し前記第1Web閲覧手段により当該Webデータを閲覧する場合、前記第1データ要求手段が指定した前記URLと同一のURLを指定しての第2データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを、前記第2Web閲覧機能を有する第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるか否かを判定するWeb判定手段と、前記Webデータの印刷に際し前記Web判定手段は第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なると判定した場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないと判定した場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示する印刷指示手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に係るWeb印刷システムは、請求項1に記載のWeb印刷システムにおいて、前記携帯端末装置は、複数の記憶領域を有し前記URLと前記Web判定手段による判定の結果とを組にして前記記憶領域に対して各URL毎に記憶する記憶手段と、前記Web判定手段による判定が行われる時に当該判定の結果により前記記憶手段を更新する更新手段と、前記記憶手段に所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、前記第1データ要求手段によってWebデータの要求をするに際し、判断手段によって前記記憶手段に前記所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されていないと判断された場合には当該第1データ要求手段によるWebデータの要求に加え前記第2データ要求手段によって前記所定のURLを指定してのWebデータの要求を行い、前記更新手段は前記Web判定手段による判定の結果によって前記記憶手段を更新し、前記印刷指示手段は、前記Webデータの印刷に際し、当該WebデータのURLと組にして前記記憶領域に記憶されている前記判定の結果を参照し、前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるという結果の場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないという結果の場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示することを特徴とする。
また、請求項3に係るWeb印刷システムは、インターネットに接続する第1インターネット接続手段を備えWebデータを閲覧する携帯端末装置と、前記携帯端末装置に接続され前記Webデータを印刷する印刷装置とを備えるWeb印刷システムにおいて、Webデータは、データ形式の違いによる1種類以上のオブジェクトデータを備え、前記携帯端末装置は、Webデータの閲覧に際し前記種類の所定の組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示する第1Web閲覧機能を有する第1Web閲覧手段と、前記第1インターネット接続手段を介して前記Webデータが格納されているインターネット上の位置を表すURLと第1Web閲覧機能を示す情報とを指定してWebデータの送信を要求する第1データ要求手段と、前記第1インターネット接続手段を介して前記URLを指定すると共に前記所定の組合せとは異なる組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示すると共に前記携帯端末装置の画面より大きいサイズの画面に表示する第2Web閲覧機能を示す情報を指定してWebデータの送信を要求する第2データ要求手段と、前記第1インターネット接続手段を介して前記第1データ要求手段または前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータを受信する第1受信手段と、前記第1データ要求手段に対し前記URLを指定して前記Webデータの送信を要求し前記第1受信手段で当該要求に応じて返信されるWebデータを受信し前記第1Web閲覧手段により当該Webデータを閲覧する場合、前記第1データ要求手段が指定した前記URLと同一のURLを指定しての第2データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを、前記第2Web閲覧機能を有する第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるか否かを判定するWeb判定手段と、前記印刷装置に対し前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを送信するURL送信手段と、前記印刷装置に対し前記Webデータの印刷要求を送信する印刷要求送信手段と、前記印刷装置を前記インターネットに接続する第2インターネット接続手段とを備え、前記印刷装置は、前記URL送信手段により送信された前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを受信するURL受信手段と、前記URL受信手段により受信した前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを指定して前記第2インターネット接続手段を介してWebデータの送信を要求する第3データ要求手段と、前記第2インターネット接続手段を介して前記第3データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータを受信する第2受信手段と、前記印刷要求送信手段によって送信されたWebデータの印刷要求を受信する印刷要求受信手段と、前記第2受信手段により受信された前記Webデータまたは前記印刷要求受信手段により受信した印刷要求で印刷を要求されたWebデータを印刷する印刷手段とを備え、前記URL受信手段により前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを受信した場合は、前記第3データ要求手段によりWebデータの送信を要求し、前記第2受信手段により当該Webデータの要求に応じて返信されるWebデータを受信し、前記印刷手段により当該Webデータを印刷するように構成され、前記携帯端末装置は、前記Webデータの印刷に際し前記Web判定手段を介して、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なると判定された場合は前記URL送信手段を介して前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを前記印刷装置に送信し、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないと判定された場合は前記印刷要求送信手段を介して前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷指示手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に係るWeb印刷システムは、請求項3に記載のWeb印刷システムにおいて、前記携帯端末装置は、複数の記憶領域を有し前記URLと前記Web判定手段による判定の結果とを組にして前記記憶領域に対して各URL毎に記憶する記憶手段と、前記Web判定手段による判定が行われる時に当該判定の結果により前記記憶手段を更新する更新手段と、前記記憶手段に所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、前記第1データ要求手段によってWebデータの要求をするに際し、判断手段によって前記記憶手段に前記所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されていないと判断された場合には当該第1データ要求手段によるWebデータの要求に加え前記第2データ要求手段によって前記所定のURLを指定してのWebデータの要求を行い、前記更新手段は前記Web判定手段による判定の結果によって前記記憶手段を更新し、前記印刷指示手段は、前記Webデータの印刷に際し、当該WebデータのURLと組にして前記記憶領域に記憶されている前記判定の結果を参照し、前記判定の結果が前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるという結果の場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないという結果の場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示することを特徴とする。
また、請求項5に記載の携帯端末装置は、請求項1乃至4の何れかに記載のWeb印刷システムに使用されることを特徴とする。
請求項1に係るWeb印刷システムでは、前記Webデータの印刷に際し前記Web判定手段は第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なると判定した場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないと判定した場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示する印刷指示手段を備えるように構成されている。
これにより、Webデータを印刷するに際し、ユーザが手間なく、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータをWebサーバから取得することがWebサーバの協力なくでき、よって汎用性もあるWeb印刷システムを提供できる。また、取得したWebデータの印刷を印刷装置に指示することにより、印刷物の形でWebデータを閲覧でき、閲覧性が向上する。また、携帯端末装置からでは閲覧できない情報を閲覧できる。
また、請求項2に係るWeb印刷システムでは、前記携帯端末装置は、複数の記憶領域を有し前記URLと前記Web判定手段による判定の結果とを組にして前記記憶領域に対して各URL毎に記憶する記憶手段を備えるように構成されている。
これにより、Webデータの要求の度に、Web判定手段によって毎回判定する必要がなくなり、そのためのWebデータの要求と要求に応じて送られるWebデータの通信も減らすことができ、よってデータ通信量を減らすことができると共にWebサーバの負荷を低減できる。
また、請求項3に係るWeb印刷システムでは、前記携帯端末装置は、前記Webデータの印刷に際し前記Web判定手段を介して、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なると判定された場合は前記URL送信手段を介して前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを前記印刷装置に送信し、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないと判定された場合は前記印刷要求送信手段を介して前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷指示手段とを備えるように構成されている。
これにより、Webデータを印刷するに際し、ユーザが手間なく、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータをWebサーバから取得することがWebサーバの協力なくでき、よって汎用性もあるWeb印刷システムを提供できる。また、取得したWebデータのURLを印刷装置に送って印刷を指示することにより、印刷物の形でWebデータを閲覧でき、閲覧性が向上する。また、携帯端末装置からでは閲覧できない情報を閲覧できる。
また、請求項4に係るWeb印刷システムでは、前記携帯端末装置は、複数の記憶領域を有し前記URLと前記Web判定手段による判定の結果とを組にして前記記憶領域に対して各URL毎に記憶する記憶手段を備えるように構成されている。
これにより、Webデータの要求の度に、Web判定手段によって毎回判定する必要がなくなり、そのためのWebデータの要求と要求に応じて送られるWebデータの通信も減らすことができ、よってデータ通信量を減らすことができると共にWebサーバの負荷を低減できる。
また、請求項5に係る携帯端末装置は、前述のWeb印刷システムにて使用されるように構成されている。
これにより、前述のWeb印刷システムにて使用される携帯端末装置を提供できる。
以下、本発明に係るWeb印刷システムについて、具体化した第1実施形態乃至第3実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本第1実施形態に係るWeb印刷システムについて図1乃至図13に基づき説明する。図1は、本第1実施形態に係るWeb印刷システムの概略構成図である。
図1に示すように、本第1実施形態に係るWeb印刷システム1は、携帯端末装置としての携帯電話2が不図示の基地局を介してインターネット3に接続され、携帯電話2はプリンタ4と接続されて構成されている。また、様々なWebデータを提供するWebサーバ5がインターネット3に接続されている。
図2を参照して携帯電話2の概略を説明する。図2は、携帯電話2の外観を示す図である。携帯電話2は、デジタル携帯電話である。図2に示すように、携帯電話2は、プリンタ4へ印刷を指示する印刷ボタン10、電話番号を入力したり、各種操作を行ったりする、上カーソルキー11、下カーソルキー12、左カーソルキー13、右カーソルキー14、決定キー15、英字、数字、仮名、記号等各種の文字が入力可能な複数の文字キー16等を備えたキーボード17、各種設定画面を表示するLCD18、電波を送受信するアンテナ部19、音声を出力するスピーカ20等を備える。
図3は、携帯電話2の機能ブロック図である。
図3に示すように、携帯電話2は、キーボード17(図2参照)を備えた操作部30、音声信号をデジタルデータに変換したり、逆にデジタルデータを音声信号に変換したりするモデム31、モデム31に接続され、デジタルデータによる通信を行うアンテナ部19を備えている。尚、通話用の音声信号の送受信でないデータ通信の場合、音声信号をデジタルデータに変換したり、デジタルデータを音声信号に変換したりする必要はないので、その場合は、モデム31を介さずにデジタルデータがそのままアンテナ部19によって通信される。
携帯電話2は、また、LCD18を備えLCD18への表示を制御する不図示のLCDC等からなる表示部32、USBの規格に基づく通信を行うためUSBケーブルが接続されるUSBポート33、不図示のマイクを備えて音声を音声信号として入力する送話部34、スピーカ20を備えて音声信号を音声として出力する受話部35、各種データを記憶し不図示のROM、RAM、フラッシュROMからなるメモリ36を備えている。メモリ36を構成する不図示のRAMは、送信するデータを格納する送信バッファ、受信するデータを格納する受信バッファ、Webデータを格納するWebデータバッファ、表示イメージを展開する表示バッファ、その他の作業用領域等を備えている。
メモリ36を構成する不図示のROMには、例えば、通話やデータ通信、プリンタ4への印刷指示といった携帯電話2の基本的な動作を行うための基本動作プログラムが格納される基本動作プログラム記憶領域を備えている。また、メモリ36を構成する不図示のROMにはWebデータを受信した時に、Webデータを携帯電話2のLCD18のような小さな画面において閲覧するためのブラウザが格納されるブラウザ記憶領域を備えている。このブラウザは、Webデータを画面イメージに展開する機能を当然に備えている。また、メモリ36を構成する不図示のROMには、その他のプログラムが記憶されている。またメモリ36を構成する不図示のROMには各プログラムから参照される各種のプログラム関連情報を格納するプログラム関連情報格納領域を備えている。
また、携帯電話2は、各部の動作を制御し、不図示のCPU、タイマ等を備えた制御回路37を備える。また、携帯電話2は、電池38と、電池38から得られる電気の電流、電圧を調整する電源発生回路39とを備えている。
尚、本第1実施形態では、アンテナ部19は、不図示の基地局を介してインターネット3に接続するために使用され、USBポート33は、プリンタ4に接続するために使用される。
図4は、プリンタ4の機能ブロック図である。
図4に示すように、プリンタ4は、不図示のキーボードを備えた操作部50、LAN(Local Area Network)に接続するためのLAN I/F部51、USBの規格に基づく通信を行うためUSBケーブルが接続されるUSBポート52、各種データを記憶し不図示のROM、RAM、フラッシュROMからなるメモリ54を備えている。メモリ54を構成する不図示のRAMは、送信するデータを格納する送信バッファ、受信するデータを格納する受信バッファ、Webデータを格納するWebデータバッファ、印刷イメージを展開する印刷バッファ、その他の作業用領域等を備えている。メモリ54を構成する不図示のROMには、例えば、ビットマップデータからなる印刷データを受信しそのビットマップデータを印刷するといったプリンタ4の基本的な動作を行うための基本動作プログラムが格納される基本動作プログラム記憶領域を備えている。また、メモリ54を構成する不図示のROMにはWebデータからなる印刷データを受信した時に、WebデータをPCのような大きな画面を有する機器が閲覧用に備えるブラウザが作成する画面イメージと同じイメージを印刷イメージとして作成するWebデータ展開プログラムが格納されるWebデータ展開プログラム記憶領域を備えている。また、メモリ54を構成する不図示のROMには、その他のプログラムが記憶されている。また、メモリ54を構成する不図示のROMには各プログラムから参照される各種のプログラム関連情報を格納するプログラム関連情報格納領域を備えている。
また、プリンタ4は、受信した印刷データに基づいて紙面に印刷する印刷部53を備えている。
また、プリンタ4は、各部の動作を制御し、不図示のCPU、タイマ等を備えた制御回路55を備える。また、プリンタ4は、100Vの商用電源を電源としており、そこから得られる電気の電流、電圧を調整する電源発生回路56とを備えている。
尚、本第1実施形態では、USBポート52は、携帯電話2に接続するために使用される。また、プリンタ4は、HDDを備えていてもよい。
図5は、Webサーバ5の機能ブロック図である。
図5に示すように、Webサーバは、不図示のキーボードを備えた操作部60、各種情報を表示する表示部61、インターネット3に接続するための通信I/F部62、各種データを記憶し不図示のROM、RAM、フラッシュROMからなるメモリ63を備えている。メモリ63を構成する不図示のRAMは、送信するデータを格納する送信バッファ、受信するデータを格納する受信バッファ、その他の作業用領域等を備えている。メモリ63を構成する不図示のROMには、例えば、Webデータの送信を要求するリクエストが送られてきた場合、リクエストを解析して要求に沿ったWebデータを後述するデータベースから検索し、リクエストを送ってきたクライアントにWebデータを送信するといったWebサーバ5の基本的な動作を行うための基本動作プログラムが格納される基本動作プログラム記憶領域を備えている。また、メモリ63を構成する不図示のROMには、その他のプログラムが記憶されている。また、メモリ63を構成する不図示のROMには各プログラムから参照される各種のプログラム関連情報を格納するプログラム関連情報格納領域を備えている。
また、Webサーバ5は、複数のWebデータが各種情報毎に検索可能に収納されて構成されるデータベースとしてHDD64を備えている。また、Webサーバ5は、各部の動作を制御し、不図示のCPU、タイマ等を備えた制御回路65を備える。また、Webサーバ5は、100Vの商用電源を電源としており、そこから得られる電気の電流、電圧を調整する電源発生回路66とを備えている。
次に、図6は、Web印刷システム1におけるデータの流れを示す模式図である。
本第1実施形態の携帯電話2の有するブラウザは、従来技術で図22を参照して説明したような、小さい画面に対応したブラウザであって、フルブラウザではない。そのため、小さい画面に対応したブラウザが有する小さい画面向けのWebデータを要求するリクエスト(以後、小画面リクエストと称することにする)を送信する機能は有している。一方、PC202の画面のように大きい画面に対応したブラウザが有する大きい画面向けのWebデータを要求するリクエスト(以後、大画面リクエストと称することにする)を送信する機能も有している。但し、本ブラウザは、その表示はできない(それができれば、フルブラウザである)。尚、本ブラウザはフルブラウザの表示機能を有していても構わないが、その場合の印刷時の処理は、以後の説明とは異なることとする(大雑把に言えば大画面リクエストと小画面リクエストとを互いに読み替える。詳細な説明は省略)。
本第1実施形態の携帯電話2の有するブラウザの表示画面の構成は図22に示す表示画面321と同じである。URLの設定等、各種の指示は、携帯電話2のキーボード17の備える不図示のメニューボタンを押下することにより、不図示のメニュー選択画面が表示され、その中から所望のメニューを選択することにより行う点も同じである。そのため、本第1実施形態に係るブラウザの説明に際しては、従来技術の説明としてブラウザの説明に用いた符号と同じ符号を用いて説明することにする。
図6を参照して本第1実施形態のWeb印刷システム1におけるデータの流れを追いながら処理の概要を説明する。
携帯電話2における表示画面321へのWebデータの表示に際しては、携帯電話2は、Webサーバ5に対し小画面リクエストFを送信する。この小画面リクエストFを受け取ったWebサーバ5はそれに応じてレスポンスGとしてWebデータを送り返す。それを受け取った携帯電話2は、Webデータを表示イメージに変換し表示画面321に表示する。
また、携帯電話2は、印刷に際し、先ず、Webサーバ5に対し大画面リクエストHを送信する。この大画面リクエストHを受け取ったWebサーバ5はそれに応じてレスポンスIとしてWebデータを送り返す。それを受け取った携帯電話2は、レスポンスGとしてのWebデータとレスポンスIとしてのWebデータとを所定の規則に従って比較し、その結果に応じて一方のWebデータを印刷データJとしてプリンタ4に送信する。
次に、Web印刷システム1を構成する各装置における処理について、図7乃至図9を参照して説明する。図7は、Webサーバ5におけるリクエスト受信時の処理のフローチャートである。図8は、携帯電話2におけるブラウザの表示処理のフローチャートである。図9は、携帯電話2におけるブラウザの印刷ボタン処理のフローチャートである。尚、プリンタ4の印刷処理については、従来技術の欄で、図16を参照して説明したシステムのプリンタ4と同様である。即ち、制御回路55の備える不図示のCPUは、USBポート52を介して印刷データとしてWebデータが受信されると、それをPC202の備えるような大画面向けのブラウザが有する大画面への表示イメージとして展開する時と同じ手法でメモリ54の備える不図示のRAMの印刷バッファにイメージを展開し、そのイメージを印刷イメージとして印刷部53によって紙面に印刷させている。
先ず、図7を参照してWebサーバ5におけるリクエスト受信時の処理を説明する。尚、この処理は全て制御回路65の備える不図示のCPUにより実行される。
図7に示すように、先ず、ステップ1(S1と記載する。以後同様)において、通信I/F62を介してリクエストを受信する。その後、S2に移行する。S2では、リクエストの内容が解釈される。ここでは、Webデータとして取得したい対象として何が指定されているかを「GET」に続けて記載されている内容を参照して取得したり、ブラウザの種類(その中には、小画面向けか大画面向けかといった違いも含む)を、「User−Agentフィールド」を参照して取得したり、Webデータの言語指定を「Accept−Languageフィールド」を参照して取得したりしている。その後、S3に移行する。S3では、S2で取得したリクエストの内容に基づき、WebデータのデータベースであるHDD64が検索されて目的のWebデータが取得され、そのWebデータが通信I/F62を介して、S1のリクエストの発信元に対して送信される。尚、Webデータによっては、例えば、ブラウザの種類に応じて複数用意しておらず、1種類しかないこともある。
次に、図8を参照して、携帯電話2におけるブラウザの表示処理を説明する。尚、この処理と、図9を参照して後述する印刷ボタン処理は、全て制御回路37の備える不図示のCPUにより実行される。
図8に示すように、ブラウザ320の表示画面321へのWebデータの表示に際しては、先ず、S10では、不図示のURL入力画面に入力されたURLに指定されたWebサーバ5に対し、アンテナ部19を介して携帯電話用のリクエスト(小画面リクエスト)が送信される。これは、図6における小画面リクエストFに相当する。その後、S11に移行する。Webサーバ5からは、図7を参照して説明したようにリクエスト(今回は小画面リクエスト)に対応するWebデータを送り返してくるので、S11では、そのWebデータがアンテナ部19を介して受信される。これは、図6におけるレスポンスGに相当する。その後、S12に移行する。S12では、受信されたWebデータが、メモリ36の備える不図示のRAMの作業領域に一時記憶されると共に、ブラウザの表示画面321のWebデータ表示欄331に対しWebデータを表示イメージに展開した結果が表示される。
次に、図9を参照して、携帯電話2におけるブラウザの印刷ボタン処理を説明する。本第1実施形態においては、印刷ボタン10はハードキーとしてキーボード17に設けられているが、ソフトキーとしてブラウザ320の表示画面321の何れかに設けられてもよい。本第1実施形態の印刷ボタン10は、図8を参照して説明したブラウザの表示処理を経て、表示画面321にWebデータの表示イメージが表示されている状態においてのみ有効であって、それ以外では無効である。そして、この印刷ボタン処理の実現する機能は、表示画面321に表示イメージが表示されているWebデータ、若しくは、それに関連するWebデータをプリンタ4にて印刷するための機能である。
図9に示すように、印刷ボタン10の押下に際しては、前述のように押下が有効か否かが判断され、有効でないと判断された場合は、何もしない。有効と判断された場合は、S20にて、サーバ5に対し、アンテナ部19を介してPC用のリクエスト(大画面リクエスト)が送信される。これは、図6における大画面リクエストHに相当する。その後、S21に移行する。Webサーバ5からは、図7を参照して説明したようにリクエスト(今回は大画面リクエスト)に対応するWebデータを送り返してくるので、S21では、そのWebデータがアンテナ部19を介して受信される。これは、図6におけるレスポンスIに相当する。その後、S22に移行する。S22では、受信されたWebデータが、メモリ36の備える不図示のRAMの作業領域に一時記憶される。その後、S23に移行する。S23では、S22において一時記憶されたWebデータと図8のS12において一時記憶されたWebデータとが所定の規則に従って比較される。
(1)ここでは、先ずWebデータ自体が同一か否かを判断する。それには、単純に、Webデータを比較すればよい。
(2)同一であると判断された場合は、S23における比較処理はそれで終了する。
(3)同一ではないと判断された場合は、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータについて、それを構成する各オブジェクトの種類を全て抽出する。
(4)携帯電話2のブラウザにおいて表示可能なオブジェクトの種類を抽出する(予め、それらをメモリ36の何処かに記憶しておいてもよい)。
(5)そして、(3)と(4)の結果から、携帯電話2のブラウザによって表示可能なWebデータを構成するオブジェクトの種類を抽出する。
(6)また、大画面リクエストに対して送り返されたWebデータについて、それを構成する各オブジェクトの種類を全て抽出する。
(7)大画面向けのブラウザにおいて表示可能なオブジェクトの種類を抽出する(予め、それらをメモリ36の何処かに記憶しておいてもよい)。
(8)そして、(6)と(7)の結果から、大画面向けのブラウザによって表示可能なWebデータを構成するオブジェクトの種類を抽出する。
(9)そして、(5)と(8)の結果を比較し、両者のオブジェクトの種類が同じか否かを判断する。両者のオブジェクトの種類が同じと判断された場合は、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータと大画面リクエストに対して送り返されたWebデータとは同等とされる。一方、両者のオブジェクトの種類が同じでないと判断された場合は、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータと大画面リクエストに対して送り返されたWebデータとは同等でないとされる。S23における比較処理は以上で終了する。S23の処理の後は、S24に移行する。
S24では、S23によるWebデータの比較処理の結果、各Webデータは同等であると判断されたか否かが判断される。各Webデータが同等であると判断された場合は、S25に移行し、各Webデータが同等でないと判断された場合は、S26に移行する。
S25では、携帯電話用として取得したWebデータ(小画面リクエストに対するレスポンス)がプリンタ4に印刷データとして送信される。
また、S26では、PC用として取得したWebデータ(大画面リクエストに対するレスポンス)がプリンタ4に印刷データとして送信される。
尚、S23の比較処理に関して、両者のオブジェクトの種類が同じでないと判断された場合は、当然各Webデータをそれぞれに対応するブラウザによって表示した結果においても、それぞれが異なるオブジェクトの組合せとなる。
プリンタ4は、制御回路55の備える不図示のCPUにより、USBポート52またはLAN I/F部51を介して、各種のデータを受信すると、受信したデータを解析してそのデータに応じた動作をするようプリンタ4の各部を制御するように構成されている。
プリンタ4のCPUは、印刷データとしてビットマップデータを受信したと判断した場合は、メモリ54の不図示の印刷バッファにビットマップデータを展開し、それを印刷部53によって紙面に印刷させる。
また、プリンタ4のCPUは、印刷データとしてWebデータを受信したと判断した場合は、Web展開プログラムに基づいて、Webデータから大きな画面を有する機器が備えるブラウザが作成する画面イメージと同じイメージを生成し、メモリ54の不図示の印刷バッファにそのイメージを展開する。その後、そのイメージを印刷部53によって紙面に印刷させる。
第1実施形態に係るWeb印刷システム1では、Webデータの印刷に際しWebデータの比較の処理は大画面リクエストのレスポンスであるWebデータを大画面用のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せと、小画面リクエストのレスポンスであるWebデータを携帯電話2のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せとが異なると判定した場合は大画面用の大画面リクエストのレスポンスであるWebデータの印刷をプリンタ4に指示し、大画面リクエストのレスポンスであるWebデータを大画面用のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せと、小画面リクエストのレスポンスであるWebデータを携帯電話2のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せとが異ならないと判定した場合は小画面リクエストのレスポンスであるWebデータの印刷をプリンタ4に指示するように構成されている。
これにより、Webデータを印刷するに際し、ユーザが手間なく、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータをWebサーバ5から取得することがWebサーバ5の協力なくでき、よって汎用性もあるWeb印刷システム1を提供できる。また、取得したWebデータの印刷をプリンタ4に指示することにより、印刷物の形でWebデータを閲覧でき、閲覧性が向上する。また、携帯電話2からでは閲覧できない情報を閲覧できる。
尚、一般的には小さい画面の携帯電話2のブラウザよりも、大きい画面の機器(PC202等)のブラウザの方が高機能なことから、S23におけるWebデータの比較処理は、「(1)先ずWebデータ自体が同一か否かを判断する。それには、単純に、Webデータを比較すればよい。(2)S23における比較処理を終了する。」とし、S24では、「S23によるWebデータの比較処理の結果、各Webデータは同一であると判断されたか否かを判断する。各Webデータが同一であると判断された場合は、S25に移行し、各Webデータが同一でないと判断された場合は、S26に移行する。」としてもよい。
この場合も当然に、各Webデータをそれぞれに対応するブラウザによって表示した結果においても、それぞれが異なるオブジェクトの組合せとなる。
尚、また、従来技術においても、ユーザは、携帯電話に特化したブラウザから小画面リクエストを送信し、それに応じて返って来たWebデータを用いて印刷した時、携帯電話に特化したブラウザの画面表示には現れなかった情報(非表示情報と呼ぶことにする)が印刷されることは例外的にはあった(前述した、印刷時にWebデータを再取得する場合を指す)。また、フルブラウザを携帯電話が有しているのであれば、フルブラウザから送信される大画面リクエストに応じて返って来たWebデータを用いて表示した場合、携帯電話に特化したブラウザにおける非表示情報はなく、それに基づく印刷も可能であった。
それに対し、本第1実施形態に係る発明は、携帯電話に特化したブラウザしか有しない携帯電話よりは、非表示情報が印刷される可能性が確実に高い。それは、小画面リクエストと大画面リクエストの両方を送信してWebデータを取得しているためである。また、携帯電話に特化したブラウザとフルブラウザとを備えた携帯電話に対しては、ユーザが一方のブラウザにおける非表示情報を印刷しようとする時、ユーザが両方のブラウザを一々切り換えながら見て印刷データを選択するという手間を省くことができるという利点がある。
また、第1実施形態に係る携帯電話2は、Web印刷システム1にて使用されるように構成されている。
これにより、Web印刷システム1にて使用される携帯電話2を提供できる。
次に、本第2実施形態に係るWeb印刷システムについて説明する。第2実施形態は第1実施形態と殆ど同じである。第1実施形態と同じ構成には第1実施形態と同じ符号を付して説明する。本第2実施形態に係る携帯電話120は、第1実施形態に係る携帯電話2とは、携帯電話120のメモリ36に評価テーブル記憶エリア記憶部121が設けられている点が異なる。また、それに伴い、携帯電話120の処理も一部異なる。以下では、第1実施形態と異なる部分を中心に図1、図2、図6、図10乃至図13を参照して説明する。
図10は、携帯電話120の機能ブロック図である。図11は、評価テーブル記憶エリア記憶部37に記憶されている評価テーブルの一例を示す模式図である。図12は、携帯電話120におけるブラウザの表示処理のフローチャートである。図13は、携帯電話120におけるブラウザの印刷ボタン処理のフローチャートである。
図10に示すように、携帯電話120は、各種データを記憶し不図示のROM、RAM、フラッシュROMからなるメモリ36を備えている。メモリ36を構成する不図示のRAMは、送信するデータを格納する送信バッファ、受信するデータを格納する受信バッファ、Webデータを格納するWebデータバッファ、表示イメージを展開する表示バッファ、後述する評価テーブル130(図11参照)を記憶する評価テーブル記憶部121、その他の作業用領域等を備えている。それ以外の電気的な構成は第1実施形態に係る携帯電話2と同じである。尚、評価テーブル130は、第3実施形態においても使用される。
また、携帯電話120は、HDDを備えていてもよい。その場合、評価テーブル記憶部121は書き換え可能な部分に設けられていればよいので、評価テーブル記憶部121はRAMに設けられる替わりにHDDに設けられてもよい。
図11を参照して、評価テーブル130について説明する。図11に示すように、URL欄131と評価フラグ欄132とからなり、URLと評価フラグからなるレコードを格納するようになっている。評価テーブル130は初期状態においては、何もレコードは格納されておらず、ブラウザによってWebデータが参照される度に、そのWebデータに対応するレコードが追加される。但し、同一のURLを有するレコードは1つしか存在しない。レコードに含まれるURLは、Webデータが存在するインターネット上の位置を表している。また、前述の第1実施形態において、携帯電話2におけるブラウザの印刷ボタン処理中、S23にて、2つのWebデータに関して所定の規則に従って比較をしている。その比較処理に相当する比較処理を第2実施形態でも行う。レコードに含まれる評価フラグは、その比較処理の結果に対応するフラグである。即ち、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータと大画面リクエストに対して送り返されたWebデータとが同等と判断された場合、評価フラグはONとなり、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータと大画面リクエストに対して送り返されたWebデータとが同等ではないと判断された場合、評価フラグはOFFとなる。
評価テーブル130は、第1実施形態において、プリンタ4にWebデータの印刷を指示する度に、前述のS23における評価を行っていたのに対し、一度評価したことのあるWebデータの評価を行わないようにすることを目的に導入されるテーブルである。そのため、評価テーブル130に既に格納されているレコードに対応するWebデータの評価は第2実施形態では行わない。
図11によれば、評価テーブル130には、その先頭に、URLが「www.sample.com」、評価フラグが「ON」のレコードが格納されている。2番目には、URLが「www.sample.com/page1.html」、評価フラグが「ON」のレコードが格納されている。3番目には、URLが「www.sample.com/page2.html」、評価フラグが「ON」のレコードが格納されている。4番目には、URLが「www.temp.com/test/home.htm」、評価フラグが「OFF」のレコードが格納されている。5番目には、URLが「www.temp.com/test/picture.jpg」、評価フラグが「OFF」のレコードが格納されている。
例えば、先頭のレコードの場合、URL:「www.sample.com」に対してWebサーバ5から送り返されるWebデータのファイル名は不明だが、仮に「sample.html」とする。小画面リクエストに対するレスポンスとしてのsample.htmlと大画面リクエストに対するレスポンスとしてのsample.htmlとは、評価フラグはONなので、同等とみなされる。この場合、プリンタ4に送る印刷データとしては、どちらのsample.htmlでも構わないので、本実施形態では小画面リクエストに対するレスポンスとしてのsample.htmlを送る。
また、4番目のレコードの場合、小画面リクエストに対するレスポンスとしてのhome.htmと大画面リクエストに対するレスポンスとしてのhome.htmとは、評価フラグはOFFなので、同等ではないとみなされる。この場合、プリンタ4に送る印刷データとしては、大画面リクエストに対するレスポンスとしてのhome.htmを送る。
尚、4番目のレコードに対応するWebデータであるhome.htmにリンクされ、home.htmに対応する1個の画面イメージを構成する画像イメージがあるとする。そしてその画像イメージがpicture.jpgである場合、それと5番目のレコードに対応するWebデータであるpicture.jpgとは、Webデータとしては別物である。例え同名のファイルかつ同じ画像イメージであっても、それらはそれぞれ別のWebページに対応するWebデータである。
次に、本実施形態における評価テーブル130は、携帯電話120のブラウザ320が起動されるタイミングで初期化される。尚、評価テーブル130は、携帯電話120の起動時にのみ初期化され、携帯電話120が電源ONの状態においては何回ブラウザ320の起動を繰り返しても初期化を行わないように構成してもよい。また、評価テーブル130は、HDDに記憶され、各レコードにURLへの最終アクセス日時欄を設けて所定の日時が経過したレコードはクリアするように構成してもよい。また、各レコードには、さらに、初期化タイミング設定欄を設けて、レコード毎に初期化するタイミングを設定可能に構成してもよい。そうすることにより、例えば、あるレコードは1週間アクセスがないURLのレコードはクリアする、あるレコードは3日間アクセスがないURLのレコードはクリアする、等の設定が可能である。初期化タイミング設定欄を参照してレコードをクリアするタイミングも、ブラウザ起動時、携帯電話120の電源ON時、レコード毎にURLへのアクセス時、等々自由に構成可能である。
次に、図12を参照して、携帯電話120におけるブラウザの表示処理を説明する。尚、この処理と、図13を参照して後述する印刷ボタン処理は、全て制御回路37の備える不図示のCPUにより実行される。
図12に示すように、ブラウザ320の表示画面321へのWebデータの表示に際しては、先ず、S30では、不図示のURL入力画面に入力されたURLに指定されたWebサーバ5に対し、アンテナ部19を介して携帯電話用のリクエスト(小画面リクエスト)
が送信される。これは、図6における小画面リクエストFに相当する。その後、S31に移行する。Webサーバ5からは、図7を参照して説明したようにリクエスト(今回は小画面リクエスト)に対応するWebデータを送り返してくるので、S31では、そのWebデータがアンテナ部19を介して受信される。これは、図6におけるレスポンスGに相当する。その後、S32に移行する。S32では、受信されたWebデータが、メモリ36の備える不図示のRAMの作業領域に一時記憶されると共に、ブラウザの表示画面321のWebデータ表示欄331に対しWebデータを表示イメージに展開した結果が表示される。その後、S33に移行する。
が送信される。これは、図6における小画面リクエストFに相当する。その後、S31に移行する。Webサーバ5からは、図7を参照して説明したようにリクエスト(今回は小画面リクエスト)に対応するWebデータを送り返してくるので、S31では、そのWebデータがアンテナ部19を介して受信される。これは、図6におけるレスポンスGに相当する。その後、S32に移行する。S32では、受信されたWebデータが、メモリ36の備える不図示のRAMの作業領域に一時記憶されると共に、ブラウザの表示画面321のWebデータ表示欄331に対しWebデータを表示イメージに展開した結果が表示される。その後、S33に移行する。
S33では、メモリ36の評価テーブル記憶手段121に格納される評価テーブル130を参照し、S30において入力されたURLを備えるレコードが評価テーブル130にあるか否かが判断される。S30において入力されたURLを備えるレコードが評価テーブル130にあると判断した場合(S33:YES)は、この表示処理は終了する。S30において入力されたURLを備えるレコードが評価テーブル130にないと判断した場合(S33:NO)は、S34に移行する。
S34では、サーバ5に対し、アンテナ部19を介してPC用のリクエスト(大画面リクエスト)が送信される。これは、図6における大画面リクエストHに相当する。その後、S35に移行する。Webサーバ5からは、図7を参照して説明したようにリクエスト(今回は大画面リクエスト)に対応するWebデータを送り返してくるので、S35では、そのWebデータがアンテナ部19を介して受信される。これは、図6におけるレスポンスIに相当する。その後、S36に移行する。S36では、受信されたWebデータが、メモリ36の備える不図示のRAMの作業領域に一時記憶される。その後、S37に移行する。S37では、S36において一時記憶されたWebデータとS32において一時記憶されたWebデータとが所定の規則に従って比較される。尚、ここでの比較方法は、第1実施形態において、図9の印刷ボタン処理のS23にて説明した比較方法と同様なので説明は省略する。その後、S38に移行する。
S38では、S37における比較の結果が評価テーブル130にレコードとして追加される。即ち、評価テーブル130に既に格納済みのレコードの末尾に、URLの値がS30において入力されたURLであって、評価フラグがS37の比較の結果を反映した値であるレコードが追加される。評価フラグの値は、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータと大画面リクエストに対して送り返されたWebデータとが同等と判断された場合ONとなり、小画面リクエストに対して送り返されたWebデータと大画面リクエストに対して送り返されたWebデータとが同等ではないと判断された場合OFFとなる。以上で、図12に係る表示処理は終了する。
次に、図13を参照して、携帯電話120におけるブラウザの印刷ボタン処理を説明する。第1実施形態と同様、本第2実施形態の印刷ボタン10は、図8を参照して説明したブラウザの表示処理を経て、表示画面321にWebデータの表示イメージが表示されている状態においてのみ有効であって、それ以外では無効である。
図13に示すように、印刷ボタン10の押下に際しては、前述のように押下が有効か否かが判断され、有効でないと判断された場合は、何もしない。有効と判断された場合は、S40にて、メモリ36の評価テーブル記憶手段121に格納される評価テーブル130を参照し、現在表示中の表示イメージの元になるWebデータに対応するレコードの評価フラグ、即ち、図12のS30において入力されたURLを備えるレコードの評価フラグがONであるか否かが判断される。その評価フラグがONであると判断した場合(S40:YES)は、S41に移行する。S30において入力されたURLを備えるレコードの評価フラグがONでないと判断した場合(S40:NO)は、S42に移行する。
S41では、携帯電話用として取得したWebデータ(図12のS31において受信)がプリンタ4に印刷データとして送信され、終了する。
S42では、大画面用のブラウザに対応したWebデータを記憶しているか否かが判断される。図12の表示処理において、S36にて、大画面用のブラウザに対応したWebデータとして取得したWebデータを一時記憶しているが、一時記憶であるので、いつまでも記憶されているとは限らない。本実施形態においては、図12に示すブラウザの表示処理において、S32にて新しいWebデータが一時記憶された時点で、それまでのWebデータは一時記憶から消滅される(新しいWebデータで上書きされる)。ここでは、その一時記憶が残っているか否かが判断される。大画面用のブラウザに対応したWebデータが残っていると判断された場合(S42:YES)は、S46に移行し、大画面用のブラウザに対応したWebデータが残っていないと判断された場合(S42:NO)は、S43に移行する。
S46では、PC用として取得したWebデータ(大画面リクエストに対するレスポンス)がプリンタ4に印刷データとして送信され、印刷ボタン処理は終了する。
S43では、サーバ5に対し、アンテナ部19を介してPC用のリクエスト(大画面リクエスト)が送信される。これは、図6における大画面リクエストHに相当する。その後、S44に移行する。Webサーバ5からは、図7を参照して説明したようにリクエスト(今回は大画面リクエスト)に対応するWebデータを送り返してくるので、S44では、そのWebデータがアンテナ部19を介して受信される。これは、図6におけるレスポンスIに相当する。その後、S45に移行する。S45では、受信されたWebデータが、メモリ36の備える不図示のRAMの作業領域に一時記憶される。その後、S46に移行する。
S46では、前記したようにPC用として取得したWebデータ(大画面リクエストに対するレスポンス)がプリンタ4に印刷データとして送信され、印刷ボタン処理は終了する。
これにより、携帯電話120はブラウザ320へWebデータの表示イメージを表示する度に、Webデータを毎回判定する必要がなくなり、そのための大画面リクエストとリクエストに応じて送られるレスポンスとしてのWebデータの通信も減らすことができ、よってデータ通信量を減らすことができると共にWebサーバ5の負荷を低減できる。
尚、本第2実施形態では、図12に示すように、ブラウザ320の表示処理において、小画面リクエストを送信した結果受信したWebデータに関し、評価が済んでいない場合、大画面リクエストを送信しその結果受信したWebデータとの比較をし、評価テーブル130に格納するようになっている。即ち、ブラウザへの表示時に比較を行っている。しかしながら、その比較をするタイミングをプリンタ4への印刷データを送る時に行ってもよい。
その場合、例えば、図12に示す表示処理は、第1実施形態の表示処理である図8と同じ処理にする。そして、図13に示す印刷ボタン処理は、印刷ボタン処理の開始直後にS40の処理に移行するのではなく、図12のS33乃至S38に係る処理を実行後、S40に移行する、という処理が考えられる。
これにより、携帯電話120はプリンタ4へ印刷データとしてWebデータを送信する度に、Webデータを毎回判定する必要がなくなり、そのための大画面リクエストとリクエストに応じて送られるレスポンスとしてのWebデータの通信も減らすことができ、よってデータ通信量を減らすことができると共にWebサーバ5の負荷を低減できる。
次に、本第3実施形態に係るWeb印刷システムについて説明する。第3実施形態は第2実施形態と殆ど同じである。第2実施形態と同じ構成には第2実施形態と同じ符号を付して説明する。本第3実施形態に係る携帯電話140は、第2実施形態に係る携帯電話120とは、携帯電話140からプリンタ143へ印刷データとしてURLを送信する点が異なる。また、それに伴い、携帯電話140の処理も一部異なる。プリンタ143の構成も一部異なる。以下では、第2実施形態と異なる部分を中心に図1、図2、図14、図15を参照して説明する。
プリンタ143は、第1実施形態及び第2実施形態のように、Webデータを印刷データとして受信してそれを印刷イメージに展開して紙面に印刷する機能の他に、URLを印刷データとして受信した時、URLに示されるWebデータをプリンタ143自らがWebサーバ5から取得してそれを印刷イメージに展開して紙面に印刷する機能も備えている。
図14を参照して本第3実施形態のWeb印刷システム1におけるデータの流れを追いながら処理の概要を説明する。図14は、Web印刷システム1におけるデータの流れを示す模式図である。
携帯電話140における表示画面321へのWebデータの表示に際しては、携帯電話140は、Webサーバ5に対し小画面リクエストLを送信する。この小画面リクエストLを受け取ったWebサーバ5はそれに応じてレスポンスMとしてWebデータを送り返す。それを受け取った携帯電話140は、Webデータを表示イメージに変換し表示画面321に表示する。
また、携帯電話140は、Webデータの評価に際し、Webサーバ5に対し大画面リクエストNを送信する。この大画面リクエストNを受け取ったWebサーバ5はそれに応じてレスポンスOとしてWebデータを送り返す。それを受け取った携帯電話140は、レスポンスMとしてのWebデータとレスポンスOとしてのWebデータとを所定の規則に従って比較し、その結果に応じて、大画面リクエストに対応するイメージを印刷する時はURLを印刷データPとしてプリンタ143に送信し、小画面リクエストに対応するイメージを印刷する時はレスポンスMとして取得したWebデータをプリンタ143に送信する。
プリンタ143では、受信した印刷データPがWebデータか、URLかを判断し、Webデータであれば、それを印刷イメージに展開して紙面に印刷する。一方、受信した印刷データPがURLであれば、Webサーバ5に対し大画面リクエストQを送信する。この大画面リクエストQを受け取ったWebサーバ5はそれに応じてレスポンスRとしてWebデータを送り返す。それを受け取ったプリンタ143はそれを印刷イメージに展開して紙面に印刷する。尚、大画面リクエストQは、中のデータに関してはプリンタ143の独自の設定に基づいており、携帯電話140からはデータの値を変更はできない。
図15は、携帯電話140におけるブラウザの印刷ボタン処理のフローチャートである。尚、この印刷ボタン処理は、全て制御回路37の備える不図示のCPUにより実行される。
第2実施形態と同様、本第3実施形態の印刷ボタン10は、図12を参照して説明したブラウザの表示処理を経て、表示画面321にWebデータの表示イメージが表示されている状態においてのみ有効であって、それ以外では無効である。
図15に示すように、印刷ボタン10の押下に際しては、前述のように押下が有効か否かが判断され、有効でないと判断された場合は、何もしない。有効と判断された場合は、S50にて、メモリ36の評価テーブル記憶手段121に格納される評価テーブル130を参照し、現在表示中の表示イメージの元になるWebデータに対応するレコードの評価フラグ、即ち、図12のS30において入力されたURLを備えるレコードの評価フラグがONであるか否かが判断される。その評価フラグがONであると判断した場合(S50:YES)は、S52に移行する。S50において入力されたURLを備えるレコードの評価フラグがONでないと判断した場合(S50:NO)は、S51に移行する。
S51では、プリンタ143にURL印刷機能の起動コマンドと印刷したいWebデータのURLとが送信され、終了する。
S52では、プリンタ143に携帯電話用として取得したWebデータが送信され、終了する。
プリンタ143は、第1実施形態及び第2実施形態のプリンタ4の機能に加え、印刷データとしてURLが送られてきた場合にも対応している。
そのため、プリンタ143のCPUは、印刷データとしてURLを受信したと判断した場合は、携帯電話140に対し、USBポート52を介してWebサーバ5に対してWebデータを要求するリクエストを発行するよう指示を送出する。携帯電話140では、そのような指示に対応できるように構成されており、アンテナ部19を介してWebサーバ5にリクエストを送信する。そのリクエストに対応するWebデータがWebサーバ5から携帯電話140に送り返されてくるので、携帯電話140はWebデータを受信するとそれを、そのままUSBポート33を介してプリンタ143に送信する。プリンタ143のCPUは、Webデータを受信したと判断した場合、Web展開プログラムに基づいて、Webデータから大きな画面を有する機器が備えるブラウザが作成する画面イメージと同じイメージを生成し、メモリ54の不図示の印刷バッファにそのイメージを展開する。その後、そのイメージを印刷部53によって紙面に印刷させる。尚、上述の携帯電話140によるプリンタ143のWebデータ取得を仲介する機能は、携帯電話140が通常有している機能であり、周知技術であるので詳細な説明は省略する。
第3実施形態に係るWeb印刷システム1では、携帯電話140は、Webデータの印刷に際しWebデータの比較の処理により、大画面リクエストのレスポンスであるWebデータを大画面用のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せと、小画面リクエストのレスポンスであるWebデータを携帯電話140のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せとが異なると判定された場合はUSBポート33を介してURLをプリンタ143に送信し、大画面リクエストのレスポンスであるWebデータを大画面用のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せと、小画面リクエストのレスポンスであるWebデータを携帯電話140のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せとが異ならないと判定された場合はアンテナ部19を介して小画面リクエストのレスポンスであるWebデータの印刷をプリンタ143に指示するように構成されている。
これにより、Webデータを印刷するに際し、ユーザが手間なく、印刷することにより閲覧性が向上したり、新しい情報を得たりするWebデータをWebサーバ5から取得することがWebサーバ5の協力なくでき、よって汎用性もあるWeb印刷システム1を提供できる。また、取得したWebデータの印刷をプリンタ143に指示することにより、印刷物の形でWebデータを閲覧でき、閲覧性が向上する。また、携帯電話140からでは閲覧できない情報を閲覧できる。
尚、第3実施形態では、URL印刷機能に関して、大画面リクエストQは、中のデータに関してはプリンタ143の独自の設定に基づいており、携帯電話140からはデータの値を変更はできないため、携帯電話140からプリンタ143に対し送られる印刷データPも、URLしか送ることができなかった(図14参照)。しかしながら、印刷データPにURLに加えてリクエストも送られるようにWeb印刷システム1を構成してもよく、その場合、印刷データPとしてURLに加えてリクエストNを送ることもでき、プリンタ143からWebサーバ5へのリクエストQに、より細かくWebデータの指定が可能になる(図14参照)。
その場合は、Web印刷システム1は、携帯電話140は、Webデータの印刷に際しWebの比較の処理により、大画面リクエストのレスポンスであるWebデータを大画面用のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せと、小画面リクエストのレスポンスであるWebデータを携帯電話140のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せとが異なると判定された場合はUSBポート33を介してURLと大画面リクエストをプリンタ143に送信し、大画面リクエストのレスポンスであるWebデータを大画面用のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せと、小画面リクエストのレスポンスであるWebデータを携帯電話140のブラウザに表示した場合のオブジェクトの組合せとが異ならないと判定された場合はアンテナ部19を介して小画面リクエストのレスポンスであるWebデータの印刷をプリンタ143に指示するように構成されることになる。
また、第3実施形態に係る携帯電話140は、Web印刷システム1にて使用されるように構成されている。
これにより、Web印刷システム1にて使用される携帯電話140を提供できる。
尚、本発明は本第1実施形態乃至第3実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
携帯端末装置は、携帯電話2ではなく、PDAでもよい。
1 Web印刷システム
2 携帯電話
3 インターネット
4 プリンタ
5 Webサーバ
36 メモリ
37 制御回路
54 メモリ
55 制御回路
63 メモリ
65 制御回路
121 評価テーブル記憶部
120 携帯電話
140 携帯電話
143 プリンタ
2 携帯電話
3 インターネット
4 プリンタ
5 Webサーバ
36 メモリ
37 制御回路
54 メモリ
55 制御回路
63 メモリ
65 制御回路
121 評価テーブル記憶部
120 携帯電話
140 携帯電話
143 プリンタ
Claims (5)
- インターネットに接続するインターネット接続手段を備えWebデータを閲覧する携帯端末装置と、前記携帯端末装置に接続され前記Webデータを印刷する印刷装置とを備えるWeb印刷システムにおいて、
Webデータは、
データ形式の違いによる1種類以上のオブジェクトデータを備え、
前記携帯端末装置は、
Webデータの閲覧に際し前記種類の所定の組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示する第1Web閲覧機能を有する第1Web閲覧手段と、
前記インターネット接続手段を介して前記Webデータが格納されているインターネット上の位置を表すURLと第1Web閲覧機能を示す情報とを指定してWebデータの送信を要求する第1データ要求手段と、
前記インターネット接続手段を介して前記URLを指定すると共に前記所定の組合せとは異なる組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示すると共に前記携帯端末装置の画面より大きいサイズの画面に表示する第2Web閲覧機能を示す情報を指定してWebデータの送信を要求する第2データ要求手段と、
前記インターネット接続手段を介して前記第1データ要求手段または前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータを受信する受信手段と、
前記第1データ要求手段に対し前記URLを指定して前記Webデータの送信を要求し前記受信手段で当該要求に応じて返信されるWebデータを受信し前記第1Web閲覧手段により当該Webデータを閲覧する場合、前記第1データ要求手段が指定した前記URLと同一のURLを指定しての第2データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを、前記第2Web閲覧機能を有する第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるか否かを判定するWeb判定手段と、
前記Webデータの印刷に際し前記Web判定手段は第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なると判定した場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないと判定した場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示する印刷指示手段とを備えることを特徴とするWeb印刷システム。 - 前記携帯端末装置は、
複数の記憶領域を有し前記URLと前記Web判定手段による判定の結果とを組にして前記記憶領域に対して各URL毎に記憶する記憶手段と、
前記Web判定手段による判定が行われる時に当該判定の結果により前記記憶手段を更新する更新手段と、
前記記憶手段に所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、
前記第1データ要求手段によってWebデータの要求をするに際し、判断手段によって前記記憶手段に前記所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されていないと判断された場合には当該第1データ要求手段によるWebデータの要求に加え前記第2データ要求手段によって前記所定のURLを指定してのWebデータの要求を行い、前記更新手段は前記Web判定手段による判定の結果によって前記記憶手段を更新し、
前記印刷指示手段は、前記Webデータの印刷に際し、当該WebデータのURLと組にして前記記憶領域に記憶されている前記判定の結果を参照し、前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるという結果の場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないという結果の場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示することを特徴とする請求項1に記載のWeb印刷システム。 - インターネットに接続する第1インターネット接続手段を備えWebデータを閲覧する携帯端末装置と、前記携帯端末装置に接続され前記Webデータを印刷する印刷装置とを備えるWeb印刷システムにおいて、
Webデータは、
データ形式の違いによる1種類以上のオブジェクトデータを備え、
前記携帯端末装置は、
Webデータの閲覧に際し前記種類の所定の組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示する第1Web閲覧機能を有する第1Web閲覧手段と、
前記第1インターネット接続手段を介して前記Webデータが格納されているインターネット上の位置を表すURLと第1Web閲覧機能を示す情報とを指定してWebデータの送信を要求する第1データ要求手段と、
前記第1インターネット接続手段を介して前記URLを指定すると共に前記所定の組合せとは異なる組合せに含まれる各種類のオブジェクトデータに対応するオブジェクトのみを表示すると共に前記携帯端末装置の画面より大きいサイズの画面に表示する第2Web閲覧機能を示す情報を指定してWebデータの送信を要求する第2データ要求手段と、
前記第1インターネット接続手段を介して前記第1データ要求手段または前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータを受信する第1受信手段と、
前記第1データ要求手段に対し前記URLを指定して前記Webデータの送信を要求し前記第1受信手段で当該要求に応じて返信されるWebデータを受信し前記第1Web閲覧手段により当該Webデータを閲覧する場合、前記第1データ要求手段が指定した前記URLと同一のURLを指定しての第2データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを、前記第2Web閲覧機能を有する第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されたWebデータを前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるか否かを判定するWeb判定手段と、
前記印刷装置に対し前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを送信するURL送信手段と、
前記印刷装置に対し前記Webデータの印刷要求を送信する印刷要求送信手段と、
前記印刷装置を前記インターネットに接続する第2インターネット接続手段とを備え、
前記印刷装置は、
前記URL送信手段により送信された前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを受信するURL受信手段と、
前記URL受信手段により受信した前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを指定して前記第2インターネット接続手段を介してWebデータの送信を要求する第3データ要求手段と、
前記第2インターネット接続手段を介して前記第3データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータを受信する第2受信手段と、
前記印刷要求送信手段によって送信されたWebデータの印刷要求を受信する印刷要求受信手段と、
前記第2受信手段により受信された前記Webデータまたは前記印刷要求受信手段により受信した印刷要求で印刷を要求されたWebデータを印刷する印刷手段とを備え、
前記URL受信手段により前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを受信した場合は、前記第3データ要求手段によりWebデータの送信を要求し、前記第2受信手段により当該Webデータの要求に応じて返信されるWebデータを受信し、前記印刷手段により当該Webデータを印刷するように構成され、
前記携帯端末装置は、
前記Webデータの印刷に際し前記Web判定手段を介して、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なると判定された場合は前記URL送信手段を介して前記URLと前記第2Web閲覧機能を示す情報とを前記印刷装置に送信し、第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないと判定された場合は前記印刷要求送信手段を介して前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷指示手段とを備えることを特徴とするWeb印刷システム。 - 前記携帯端末装置は、
複数の記憶領域を有し前記URLと前記Web判定手段による判定の結果とを組にして前記記憶領域に対して各URL毎に記憶する記憶手段と、
前記Web判定手段による判定が行われる時に当該判定の結果により前記記憶手段を更新する更新手段と、
前記記憶手段に所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、
前記第1データ要求手段によってWebデータの要求をするに際し、判断手段によって前記記憶手段に前記所定のURLに対応する前記判定の結果が記憶されていないと判断された場合には当該第1データ要求手段によるWebデータの要求に加え前記第2データ要求手段によって前記所定のURLを指定してのWebデータの要求を行い、前記更新手段は前記Web判定手段による判定の結果によって前記記憶手段を更新し、
前記印刷指示手段は、前記Webデータの印刷に際し、当該WebデータのURLと組にして前記記憶領域に記憶されている前記判定の結果を参照し、前記判定の結果が前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異なるという結果の場合は前記第2データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示し、前記判定の結果が第2Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せと、前記第1Web閲覧手段により表示するオブジェクトの組合せとが異ならないという結果の場合は前記第1データ要求手段による要求に応じて返信されるWebデータの印刷を前記印刷装置に指示することを特徴とする請求項3に記載のWeb印刷システム。 - 請求項1乃至4の何れかに記載のWeb印刷システムに使用されることを特徴とする携帯端末装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006097097A JP2007272544A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | Web印刷システム、及び、携帯端末装置 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-03-31 JP JP2006097097A patent/JP2007272544A/ja not_active Withdrawn
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