JP2012032943A - ウェブサイト閲覧システム、サーバ、サーバ用プログラム及びウェブサイト閲覧支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話等の携帯端末を用いてPC用のWebページを閲覧、操作する場合において、クライアント端末で不必要なUI情報を選択できないようにして、通信量やサーバリソースを削減することができる。
【解決手段】サーバ20は、コンテンツファイルを解析してUI情報を抽出し(ステップS24)、UIメタデータを生成する(ステップS25)。サーバ20は、UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、UIメタデータに利用フラグを付与し、クライアント端末10で不要なUI情報をUIメタデータから削除する(ステップS26)。不要なUI情報が削除されたUIメタデータと画像ファイルとがクライアント端末10へ送信され(ステップS27)、クライアント端末10の表示部に表示される(ステップS12)。これにより、クライアント端末10で不必要なUI情報が選択できなくなる。
【選択図】 図2
【解決手段】サーバ20は、コンテンツファイルを解析してUI情報を抽出し(ステップS24)、UIメタデータを生成する(ステップS25)。サーバ20は、UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、UIメタデータに利用フラグを付与し、クライアント端末10で不要なUI情報をUIメタデータから削除する(ステップS26)。不要なUI情報が削除されたUIメタデータと画像ファイルとがクライアント端末10へ送信され(ステップS27)、クライアント端末10の表示部に表示される(ステップS12)。これにより、クライアント端末10で不必要なUI情報が選択できなくなる。
【選択図】 図2
Description
本発明はウェブサイト閲覧システム、サーバ、サーバ用プログラム及びウェブサイト閲覧支援方法に係り、特に、携帯電話等の携帯端末の画面サイズやダウンロード可能なファイルサイズが制限されるクライアント端末においてPC向けウェブサイトを閲覧、操作するためのウェブサイト閲覧システム、サーバ、サーバ用プログラム及びウェブサイト閲覧支援方法に関する。
近年のネットワーク回線容量の増大に伴い、WEBリソースのリッチコンテンツ化が進んでいる。ここでいうリッチコンテンツとはJPEG、MPEGやFlashなどの構造化したバイナリデータや、cssやjavascriptなどにより、表現力が向上したHTMLである。ユーザはウェブ(Web)サイトにアクセスし、これらリソースをPCでレンダリングし、画面上に描画することで、様々な体験をできるようになった。
近年、携帯電話等の携帯端末でWebページを閲覧する機会が多く見受けられる。しかしながら、PC向けWebページに加え携帯端末向けWebページも作るのは大きな手間でコストがかかることから、サイト制作側は携帯端末向けWebページの制作を避ける傾向にあり、ユーザが閲覧したいWebページに携帯端末向けのサイトが用意されていないことが少なくない。
画面サイズやダウンロード可能なファイルサイズがPCと比べて劣る携帯端末においてPC向けWebページを閲覧する場合に、携帯端末の性能の制約上問題が発生する。HTMLのレンダリングは携帯端末のCPUで行うのだが、レンダリング処理が高負荷であるため、特定の機能を削った処理のみを行うことが多い(そのような廉価版HTMLをCHTMLという)。したがって、携帯端末では、PCと同様の表現力でWEBページを表示することはできない。
このような課題に対し、PC向けWebページを画像化して携帯電話に表示する方法が提案されている。例えば、特許文献1では、画像配信サーバにおいて取得したWebページのHTML文書等の構成要素からWebページを作成し、作成したWebページをビットマップ等の画像データに変換し、クライアント端末に送信している。この画像データを表示したクライアント端末は、ユーザがポインティングデバイスを用いて表示された文字列等をクリックすると、そのクリック位置座標データと表示されているWebページのURLとを画像配信サーバに送信する。画像配信サーバは、そのWebページの構成要素から、送られてきたクリック位置座標に対応するリンクポインタが存在しているかどうかを検査し、リンクポインタが存在している場合に、そのリンクポインタが示すURLが指定するWebサーバにアクセスする。
特許文献1の技術によれば、Webブラウザを実装していないクライアント端末であっても、Webページの閲覧が可能となる。
特許文献1に記載の技術においては、Webページ中のリンクポインタ(HTML中のリンクタグ)に対応することができ、ユーザのクリック位置に対応したリンク先の表示を行うことができる。しかしながら、テキスト入力やチェックボックス等の、リンクタグ以外の入力フォームには対応していない。このように、特許文献1では、Webページ中の全てのユーザインターフェース(UI)情報には対応していないという問題点があった。
また、特許文献1に記載の技術においては、ユーザが間違ったリンクポインタを操作した場合においてもサーバと通信が行われるため、無駄な通信が発生し、無駄にサーバリソースを消費してしまう。
このような通信量の増加やサーバリソースの消費は、様々なサービスが混在するポータルサイトなどでは顕著になり、ユーザビリティを下げると同時に、通信コスト増による使用の抑制の一因となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、携帯電話等の携帯端末を用いてPC用のWebページを閲覧、操作する場合において、クライアント端末で不必要なUI情報を選択できないようにして、通信量やサーバリソースを削減することができるウェブサイト閲覧システム、サーバ、サーバ用プログラム及びウェブサイト閲覧支援方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載のウェブサイト閲覧システムは、サーバと、前記サーバと接続されたクライアント端末とからなるウェブサイト閲覧システムであって、前記サーバは、クライアント端末から要求されたページコンテンツを取得する取得手段と、前記取得したページコンテンツを画像に変換する変換手段と、前記取得したページコンテンツからUI情報を抽出するUI情報抽出手段と、前記抽出されたUI情報が前記クライアント端末で必要か否かを前記UI情報毎に判断する判断手段と、前記判断手段により前記クライアント端末で必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成するUIメタデータ生成手段と、前記変換された画像と前記生成されたUIメタデータとを前記クライアント端末に送信する第1の送信手段と、を備え、前記クライアント端末は、所望のページコンテンツを前記サーバに要求する要求手段と、前記サーバから送信された前記要求したページコンテンツの画像とUIメタデータとを受信する第1の受信手段と、前記ページコンテンツの画像を表示手段に表示すると共に、前記UIメタデータに基づいて前記表示された画像上にUI情報を表示する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、クライアント端末から要求されたページコンテンツを取得して画像に変換すると共に、取得したページコンテンツからUI情報を抽出する。抽出されたUI情報がクライアント端末で必要か否かを判断し必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成し、変換された画像と生成されたUIメタデータとをクライアント端末に送信する。クライアント端末は、画像を表示手段に表示すると共に、UIメタデータに基づいて表示された画像上にUI情報を表示する。これにより、クライアント端末では、必要なUI情報のみが表示され、必要のないUI情報を操作することにより処理や通信が行われることを防止することができる。その結果、通信量やサーバリソースを削減することができる。
請求項2に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項1に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記UIメタデータ生成手段は、前記抽出されたUI情報の全てに基づいて基となるUIメタデータを生成し、前記判断手段の判断結果に基づいて前記基となるUIメタデータに利用フラグを付与し、前記利用フラグに基づいて前記基となるUIメタデータから前記判断手段により前記クライアント端末で必要でないと判断されたUI情報を削除することにより前記UIメタデータを生成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、判断手段の判断結果を示す利用フラグに基づいて、基となるUIメタデータからクライアント端末で必要でないと判断されたUI情報を削除することにより送信するUIメタデータを生成する。これにより、基となるUIメタデータからクライアント端末で必要でないと判断されたUI情報を確実に削除することができる。
請求項3に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項1又は2に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、URLとそのURLへの接続が必要か否かを示す条件とが紐付けられたURL情報テーブルを記憶する記憶手段を備え、前記判断手段は、前記UI情報がリンクである場合には、当該リンク先のURLと前記URL情報テーブルとに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、UI情報がリンクである場合には、リンク先のURLと、URLとそのURLへの接続が必要か否かを示す条件とが紐付けられたURL情報テーブルとに基づいて、そのUI情報がクライアント端末で必要か否かを判断する。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項4に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項3に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記URL情報テーブルは、前記URLへの接続が必要か否かを示す条件として、前記クライアント端末が接続可能なドメイン、前記クライアント端末が接続可能なサーバのアドレス、ページコンテンツの大きさ、ページコンテンツのレンダリングに要する時間の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、クライアント端末が接続可能なドメイン、クライアント端末が接続可能なサーバのアドレス、ページコンテンツの大きさ、ページコンテンツのレンダリングに要する時間の少なくとも1つに基づいて、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を行うことができる。
請求項5に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項4に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記判断手段は、前記リンク先のURLのドメインが前記URL情報テーブルに含まれる場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項6に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項4に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記判断手段は、前記リンク先のURLに該当するページコンテンツが記憶されたサーバのアドレスが前記URL情報テーブルに含まれる場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項7に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項4に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記判断手段は、前記リンク先のURLに該当するページコンテンツの大きさが前記URL情報テーブルに含まれるページコンテンツの大きさより小さい場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項8に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項4に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記判断手段は、前記リンク先のURLに該当するページコンテンツのレンダリングに要する時間が前記URL情報テーブルに含まれるページコンテンツのレンダリングに要する時間より短い場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項9に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項3に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記サーバは、現在日時を取得する現在日時取得手段を備え、前記判断手段は、前記リンク先のURLと、前記URL情報テーブルに記憶され、前記リンク先のURLに紐付けられた前記クライアント端末が接続可能な日時情報と、前記取得された現在日時とに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、リンク先のURLと、URL情報テーブルに記憶され、リンク先のURLに紐付けられたクライアント端末が接続可能な日時情報と、現在日時とに基づいてクライアント端末で必要か否かを判断する。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項10に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項3に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記サーバは、前記クライアント端末の位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、前記判断手段は、前記リンク先のURLと、前記URL情報テーブルに記憶され、前記リンク先のURLに紐付けられた前記クライアント端末が接続可能な位置情報と、前記取得された位置情報とに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、リンク先のURLと、URL情報テーブルに記憶され、リンク先のURLに紐付けられたクライアント端末が接続可能な位置情報と、クライアント端末の位置情報とに基づいてクライアント端末で必要か否かを判断する。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項11に記載のウェブサイト閲覧システムは、請求項1又は2に記載のウェブサイト閲覧システムにおいて、前記クライアント端末のユーザIDとユーザIDの属性とが紐付けられたユーザIDテーブルを記憶する記憶手段を備え、前記判断手段は、前記UI情報がフォームである場合には、当該UI情報の属性と前記ユーザIDテーブルの属性とに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、UI情報の属性と、ユーザIDテーブルのクライアント端末のユーザIDに紐付けられた属性とに基づいて、UI情報がクライアント端末で必要か否かを判断する。これにより、UI情報がクライアント端末で必要か否かの判断を容易に行うことができる。
請求項12に記載のサーバは、請求項1から11のいずれかに記載のウェブサイト閲覧システムを構成する。
請求項13に記載のサーバ用プログラムは、クライアント端末から所望のページコンテンツの要求を受信するステップと、前記要求されたページコンテンツを取得するステップと、前記取得したページコンテンツを画像に変換するステップと、前記取得したページコンテンツからUI情報を抽出するステップと、前記抽出されたUI情報が前記クライアント端末で必要か否かを前記UI情報毎に判断するステップと、前記クライアント端末で必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成するステップと、前記変換された画像と前記生成されたUIメタデータとを前記クライアント端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項14に記載のウェブサイト閲覧支援方法は、クライアント端末から所望のページコンテンツの要求を受信するステップと、前記要求されたページコンテンツを取得するステップと、前記取得したページコンテンツを画像に変換するステップと、前記取得したページコンテンツからUI情報を抽出するステップと、前記抽出されたUI情報が前記クライアント端末で必要か否かを前記UI情報毎に判断するステップと、前記クライアント端末で必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成するステップと、前記変換された画像と前記生成されたUIメタデータとをクライアント端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項15に記載のウェブサイト閲覧支援方法は、請求項14に記載のウェブサイト閲覧支援方法において、前記送信された画像とUIメタデータとを前記クライアント端末で受信するステップと、前記受信した画像を前記クライアント端末の表示手段に表示すると共に、前記UIメタデータに基づいて前記表示された画像上にUI情報を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話等の携帯端末を用いてPC用のWebページを閲覧、操作する場合において、クライアント端末で不必要なUI情報を選択できないようにして、通信量やサーバリソースを削減することができる。
以下、添付図面にしたがって本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるWebページ閲覧システム100の全体構成の一例を示す図である。同図に示すように、Webページ閲覧システム100は、ユーザが使用するクライアント端末10と、クライアント端末10と接続されたサーバ20と、サーバと接続された外部WEBサーバ30とから構成されている。
クライアント端末10は、携帯電話、PDAなどの携帯端末であり、通信部11、通信データ制御部12、表示部13、入力部14、及び画像処理部15を備えて構成されている。
通信部11は、所定のプロトコルによりサーバ20との通信を制御する。クライアント端末10とサーバ20とは、いわゆるインターネットを介して接続されており、通信部11と後述する通信部21とは、TCP/IP等の標準的なインターネットプロトコルにしたがってそれぞれ通信を行う。なお、専用通信回線やVPNを介して接続されてもよい。通信が行われた結果、通信部11からサーバ20に要求が送信され、サーバ20からの応答が通信部11で受信される。
表示部13は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイであり、画像処理部15から入力された画像信号に基づいて、表示を行う。なお、液晶ディスプレイに代えて、有機ELなど他の方式の表示装置を用いてもよい。
通信データ制御部12は、受信データ制御及び送信データ制御を行う。受信データ制御として、通信データ制御部12は、通信部11が取得したデータの解析を行い、その結果を画像処理部15に出力する。送信データ制御として、通信データ制御部12は、入力部14から出力された命令に基づいて更なるページ情報が必要であるか(例えば、スクロール、拡大、ページ遷移などがあるか)を判断し、必要な場合には通信部11を介して命令をサーバ20に送信する。
入力部14は、図示しない電源ボタン、番号キー、十字キー、決定キー等を含み、ユーザは、入力部14を操作することにより、クライアント端末10を操作することができる。また、表示部13の前面にタッチパネルを配置し、入力部14として用いてもよい。入力部14は、特定のボタンを押すなどの情報を各種命令に変換し、通信データ制御部12等へ出力する。
画像処理部15は、通信部11を介してサーバ20から取得した画像を表示部13に表示させ、また、ユーザの入力部14による入力操作に基づいた処理を行う。
位置情報取得部16は、例えばGPSであり、クライアント端末10の位置情報を取得する。
サーバ20は、通信部21、22、通信データ制御部23、WEBリソース解析部24、UI解析部25を備えて構成されている。
通信部21は、クライアント端末10との通信を制御する。通信が行われた結果、クライアント端末10からの要求が通信部11で受信され、その要求に対する応答が通信部21からクライアント端末10へ送信される。
通信部22は外部WEBサーバ30との通信を制御する。サーバ20と外部WEBサーバ30とは、インターネットを介して接続され、通信部21と後述する通信部31とは、標準的なインターネットプロトコルにしたがってそれぞれ通信を行う。通信が行われた結果、通信部22から外部WEBサーバ30にWebページが要求され、外部WEBサーバ30から送信されたWebページが通信部22で受信される。
通信データ制御部23は、取得した通信データの制御を行う。具体的には、通信データ制御部23は、外部WEBサーバ30からWebページを取得した場合には、データをWEBリソース解析部24に出力する。また、通信データ制御部23は、携帯端末からの要求がWebページの操作に関するものである場合には、WEBリソース解析部24に操作情報を出力する。さらに、通信データ制御部23は、携帯端末からの要求がWebページ取得の場合には、通信部22を介して外部WEBサーバ30にWebページ取得要求を送信する。
WEBリソース解析部24は、通信部21を介して外部WEBサーバ30から取得したページコンテンツ(コンテンツファイル)に基づいて、当該コンテンツファイルをブラウズした状態と同様の画像ファイルを生成する。ここでは、予め決められた解像度で画像ファイルを生成するが、コンテンツファイルの内容やクライアント端末10の解像度に応じた解像度の画像ファイルを生成してもよい。
また、WEBリソース解析部24は、取得したコンテンツファイルからUI情報を抽出し、その種類や位置を解析し、UIメタデータを生成する。
さらに、WEBリソース解析部24は、クライアント端末10から送信される操作情報に基づいて取得したWEBリソースの処理を実施する。
UI解析部25は、WEBリソース解析部24で抽出したUI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、UIメタデータに利用フラグを付与する。UI解析部25は、クライアント端末10で不要なUI情報をUIメタデータから削除する。UI解析部25で行う処理の詳細については後に詳述する。
外部WEBサーバ30は、通信部31、記憶部32を備えて構成されている。
通信部31は、サーバ20との通信を制御する。また、記憶部32は、外部WEBサーバ30に開設されたWebページの各コンテンツファイルを記憶している。通信部31は、サーバ20から受信したURLのリクエストに応じたファイルを、記憶部32から読み出してサーバ20に送信する。
なお、図1においては、クライアント端末10は1つだけ記載されているが、サーバ20と通信可能なクライアント端末10は多数存在し、それぞれ個別にサーバ20との通信を行う。また、外部WEBサーバ30もインターネット網中に多数存在し、サーバ20は、それぞれの外部WEBサーバ30と通信することが可能である。このように、どのクライアント端末10からどの外部WEBサーバ30へアクセスする場合であっても、サーバ20を介して通信を行う。
次に、このように構成されたWebページ閲覧システム100の動作について説明する。まず、クライアント端末10の表示部13に、所望のWebページの表示を行うまでの動作について、図2を用いて説明する。
ユーザは、クライアント端末10の入力部14を用いて、閲覧したいWebページのURLを入力する。文字列を直接入力するのではなく、クライアント端末10の図示しない記憶部に登録されているブックマーク等を用いてURLを選択してもよい。URLを入力後に入力部14の送信ボタンにより送信を指示すると、通信部11は、入力されたURLをサーバ20に送信する(ステップS11)。
なお、サーバ20の図示しない記憶部のブックマークにおいて、WebページタイトルとURLを保持しておき、これらのWebページタイトルの中から選択可能に構成してもよい。この場合は、サーバ20は、通信部21を介して保持しているWebページタイトルをクライアント端末10に送信し、クライアント端末10は、通信部11を介してこれを受信する。さらに、画像処理部15によって受信したWebページタイトルを表示部13に表示させる。ユーザは、表示されたWebページタイトルの中から所望のWebページを、入力部14を用いて選択する。そして、クライアント端末10は、選択されたWebページタイトルを通信部11を介してサーバ20に送信すればよい。
サーバ20は、クライアント端末10から送信されたURLを通信部21を介して受信する(ステップS21)。さらに、通信部22は、受信したURLを、当該URLに該当する外部WEBサーバ30に送信する(ステップS22)。サーバ20のブックマークを用いてWebページタイトルが選択された場合には、図示しない記憶部から該当するURLを読み出し、これを該当する外部WEBサーバ30に送信すればよい。
該当する外部WEBサーバ30は、通信部31を介してこのURLを受信する(ステップS31)。そして、受信したURLに該当するHTMLファイル、CSSファイル、Java(登録商標)Scriptファイル等のコンテンツファイルを記憶部32から読み出し、通信部31を介してサーバ20に送信する(ステップS32)。
サーバ20は、外部WEBサーバ30から送信されたコンテンツファイルを受信し(ステップS23)、WEBリソース解析部24により、受信したコンテンツファイルを解析して、UI情報を抽出する(ステップS24)。ここでのコンテンツファイルの解析方法は特に限定されるものではなく、パースしてタグを抽出するといった公知の手法を用いればよい。
WEBリソース解析部24は、この解析結果に基づいてUIメタデータを生成する(ステップS25)。ステップS23においてWebページが受信された場合のUIメタデータの生成について、図3を用いて説明する。図3(a)は、Webページの左上の部分を抜き出したものであり、図3(b)は、HTMLファイルの図3(a)に示す部分を抜粋したものである。なお、図3(b)に示すHTMLファイルは、不要な部分を適宜省略している。
WEBリソース解析部24は、図3(b)に示すHTMLファイルからリンクタグや入力フォーム等のUI情報を抽出し、各UI情報の図3(a)における位置座標を算出する。
例えば、図3(b)に示すHTMLファイルには、テキスト入力欄タグ301、ラジオボタンタグ302、ラジオボタンタグ303、リンクタグ304、リンクタグ305、及びボタンタグ306の、6つのタグが記載されている。WEBリソース解析部24は、HTMLファイルからこれらのタグを抽出することにより、各UI情報201〜206を抽出する。
また、UI情報201〜206は、HTMLファイルをブラウズした状態において、図3(a)に示す画面上の各位置に配置される。WEBリソース解析部24は、これらのUI情報の開始と終了のXY座標値(左上と右下に相当する座標値)を取得する。座標値の取得方法は特に限定されるものではなく、例えば、画像レンダリング中に記憶、ブラウザから取得等の手法を用いればよい。
このように抽出された各UI情報とその位置情報は、それぞれのUI情報IDと共に関連付けられ、UIメタデータとしてサーバ20の図示しない記憶部に保存される。図4は、図3(a)に示すWebページのUIメタデータであって、CSVファイルとして保存されたUIメタデータを示す図である。
UIメタデータは、UI情報の左上と右下に相当する座標値、UI情報の属性(ここでは、UI情報の種類(リンク又はフォーム)、フォームのタイプ(テキストボタン、ラジオボタン等)、名前、値等)が各UI情報毎につけられたUI情報IDに紐付けられている。また、各UI情報IDには、URLが紐付けられている。このURLは、UI情報の種類がリンクの場合には、HTMLファイルを参照してリンク先のURLを紐付ける。例えば、UI情報204の場合には、リンクタグ304に含まれるURLを紐付ける。UI情報の種類がフォームの場合には、フォームのタイプに応じたURLである。なお、レイアウト等の画面表示に関する属性(例えばsize属性)は、UIメタデータに含まなくてよい。
UIメタデータは、UIメタデータの基となるWebページのアドレス及びHTMLファイルと関連付けて記憶部に記憶される。例えば図4に示すUIメタデータは、図3(a)に示すWebページのアドレス及び図3(b)に示すHTMLファイルと関連付けて記憶される。ただし、HTMLファイルの保存は必須ではない。
また、WEBリソース解析部24は、取得したコンテンツファイルをレンダリングし、jpeg形式やbitmap形式等の、クライアント端末10の表示部13に表示可能な形式の画像ファイルを生成する(ステップS25)。なお、画像ファイルの生成方法は特に限定されるものではなく、公知の手法によって行えばよい。
図3(c)は、図3(b)に示すHTMLファイルをレンダリングした画像を示す図である。ここで、図4に示すUIメタデータを用いることにより、この画像中のUI情報の位置と種別を知ることができる。例えば、各タグ301〜306に対応するUI情報は、図3(c)に示す各位置401〜406に配置されていることがわかり、これらの位置は、図3(a)に示すブラウズ状態における各UI情報201〜206の配置と同様になっている。この画像ファイルは、UIメタデータと共にサーバ20の図示しない記憶部に保存される。
UI解析部25は、UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、ステップS25で生成されたUIメタデータ(以下、基となるUIメタデータという)からクライアント端末10で不要なUI情報を削除する(ステップS26)。
UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断する方法について説明する。この処理の流れは、UI情報の種類、すなわちUIメタデータにおいてUI情報に紐付けられたURLにより異なるため、UI情報毎に説明する。UI解析部25は、UI情報に紐付けられたURLを解析することで、UI情報の種類を判断できる。
(A)UI情報の種類がリンクである場合
図5は、UI解析部25が各UI情報についてクライアント端末10で必要か否かを判断する処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、UI解析部25が各UI情報についてクライアント端末10で必要か否かを判断する処理の流れを示すフローチャートである。
UI解析部25は、所定のUI情報を選択し、UIメタデータを参照してそのUI情報に紐付けられたURLを取得する(ステップS26−1)。
UI情報の種類がリンクである場合(図3(a)においてはUI情報204、205)には、UI解析部25は、図6に示すようなURL情報テーブルを参照し、URL情報テーブルからUI情報に紐付けられたURLを検索する。UI解析部25は、URL情報テーブルにUI情報に紐付けられたURLがない場合には、URL情報テーブルにそのURLの情報を追加する(ステップS26−2)。
URL情報テーブルについて説明する。URL情報テーブルは、URLとそのURLへの接続が必要か否かを示す条件とが紐付けて記憶されている。URLへの接続が必要か否かを示す条件としては、例えばドメイン、ネットワーク(IPアドレス)、ネットワーク容量、CPU消費時間、取得日時、位置情報等が関連付けて記憶されたものであり、UI解析部25の図示しない記憶領域に記憶されている。
ドメインは、ネットワークに接続しているコンピュータの場所を示すものであり、URLの一部から抽出可能である。また、ネットワークは、コンテンツファイルが記憶されたサーバ(外部WEBサーバ30等)のアドレスであり、ドメインから変換可能である。ドメイン、ネットワークの項目は、URL情報テーブルにURLの情報を追加する段階で追加される。
ネットワーク容量は、そのURLに該当するページコンテンツから生成されたUIメタデータと画像ファイルを、サーバ20からクライアント端末10へ送信するのに要するネットワークの容量である。ネットワーク容量の項目は、画像ファイル及びUIメタデータが通信部21を介してクライアント端末10へ送信された後で追加される。
CPU消費時間は、WEBリソース解析部24がそのURLに該当するページコンテンツからUIメタデータと画像ファイルを生成するのに要する時間である。ネットワーク容量の項目は、WEBリソース解析部24が画像ファイル及びUIメタデータを生成した後で追加される。
取得日時は、クライアント端末10がそのURLを取得可能な日時情報であり、位置情報は、クライアント端末10がそのURLを取得可能な位置情報である。取得日時、位置情報は、URL毎に設定されるものであり、サーバ20又はクライアント端末10から設定入力されるまでは追加されない。取得日時、位置情報は、クライアント端末10やサーバ20から書き換えも可能である。
UI解析部25は、URL情報テーブルからUI情報に紐付けられたURLを抽出し、このURLに紐付けられたURLへの接続が必要か否かを示す条件と、図7に示す利用可否判断テーブルとを比較し(ステップS26−3)、比較結果に基づいてUI情報の利用可否を判断する(ステップS26−4)。
利用可否判断テーブルとは、図7に示すように、URLへの接続が必要か否かを示す条件(ドメイン、ネットワーク(IPアドレス)、ネットワーク容量、CPU消費時間、取得日時、位置情報等)毎に判断基準が紐付けられたものである。利用可否判断テーブルは、各クライアント端末10毎に設定されるものであり、UI解析部25の図示しない記憶領域に記憶されている。利用可否判断テーブルは、クライアント端末10やサーバ20から書き換えも可能である。
ステップS26−3、S26−4について、図3(a)に示すUI情報204を例に説明する。
UI解析部25は、UIメタデータにおいてUI情報204に紐付けられたURLをURL情報テーブルから検索し、URL情報テーブルのそのURLに紐付けられたURLへの接続が必要か否かを示す条件(ドメイン、ネットワーク、ネットワーク容量、CPU消費時間、取得日時、位置情報)のうちのいずれかに基づいて必要か否かの判断を行う。URLへの接続が必要か否かを示す条件のうちのどれを判断に用いるか、及びその条件は、クライアント端末10毎に予め設定され、UI解析部25の図示しない記憶領域に記憶されている。
UI情報204に紐付けられたURLがhttp://xxxである場合を例に説明する。
(1)ドメインに基づいて判断を行う場合
URLがhttp://xxx.jpのドメインはxxx.jpであるが、図7にはxxx.jpのドメインからのアクセスを許可することが記録されている。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で必要なUI情報であると判断する。
URLがhttp://xxx.jpのドメインはxxx.jpであるが、図7にはxxx.jpのドメインからのアクセスを許可することが記録されている。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で必要なUI情報であると判断する。
(2)ネットワークに基づいて判断を行う場合
URLがhttp://xxx.jpのネットワークは10.0.1.0であるが、図7には10.0.1.0のドメインからのアクセスを許可することが記録されていない。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で必要なUI情報ではないと判断する。
URLがhttp://xxx.jpのネットワークは10.0.1.0であるが、図7には10.0.1.0のドメインからのアクセスを許可することが記録されていない。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で必要なUI情報ではないと判断する。
(3)ネットワーク容量に基づいて判断を行う場合
URLがhttp://xxx.jpのネットワーク容量は「20KB」であるが、図7には100KBより小さければ接続を許可することが記録されている。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断する。
URLがhttp://xxx.jpのネットワーク容量は「20KB」であるが、図7には100KBより小さければ接続を許可することが記録されている。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断する。
(4)CPU消費時間に基づいて判断を行う場合
URLがhttp://xxx.jpのCPU消費時間は「2000時間」であるが、図7には100000より小さければ接続を許可することが記録されている。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断する。
URLがhttp://xxx.jpのCPU消費時間は「2000時間」であるが、図7には100000より小さければ接続を許可することが記録されている。したがって、比較した結果、UI解析部25は、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断する。
(5)取得日時に基づいて判断を行う場合
URLがhttp://xxx.jpの取得日時は「15時〜18時」であるが、図7には9時〜17時であれば接続を許可することが記録されている。したがって、UI解析部25は、図示しない内部時計から現在日時を取得し、現在日時が15時〜18時と9時〜17時との重複時間、すなわち15時から17時であれば、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断し、現在日時が15時から17時でなければ、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能でない、すなわち必要なUI情報でないと判断する。
URLがhttp://xxx.jpの取得日時は「15時〜18時」であるが、図7には9時〜17時であれば接続を許可することが記録されている。したがって、UI解析部25は、図示しない内部時計から現在日時を取得し、現在日時が15時〜18時と9時〜17時との重複時間、すなわち15時から17時であれば、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断し、現在日時が15時から17時でなければ、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能でない、すなわち必要なUI情報でないと判断する。
(6)位置情報に基づいて判断を行う場合
URLがhttp://xxx.jpの位置情報は「東京」であるが、図7には東京では接続を許可することが記録されている。したがって、UI解析部25は、通信部21等を介して位置情報取得部16から位置情報を取得し、取得した位置情報が東京であれば、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断し、取得した位置情報が東京でなければ、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能でない、すなわち必要なUI情報でないと判断する。
URLがhttp://xxx.jpの位置情報は「東京」であるが、図7には東京では接続を許可することが記録されている。したがって、UI解析部25は、通信部21等を介して位置情報取得部16から位置情報を取得し、取得した位置情報が東京であれば、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能、すなわち必要なUI情報であると判断し、取得した位置情報が東京でなければ、比較した結果、UI情報204はクライアント端末10で接続可能でない、すなわち必要なUI情報でないと判断する。
実際には、(1)〜(6)の全てを行う必要はない。UI解析部25の図示しない記憶領域には、URLへの接続が必要か否かを示す条件のうちのどれを判断に用いるかが記憶されているため、これに基づいて最終的な判断を行う。例えば、判断にドメインを用いることが記憶されていたら、UI解析部25は(1)のみを行って判断すればよい。
(B)UI情報の種類がリンクでない場合
UI情報の種類がリンクでない場合(図3(a)においてはUI情報201、202、203、206)には、UI解析部25は、図8に示すようなユーザIDテーブルを参照する。
UI情報の種類がリンクでない場合(図3(a)においてはUI情報201、202、203、206)には、UI解析部25は、図8に示すようなユーザIDテーブルを参照する。
ユーザIDテーブルは、ユーザID(クライアント端末10と同義)、URL、ユーザIDの属性(ここでは、タイプ(テキストボタン、ラジオボタン等)、名前、値(value))が紐付けられて記憶されたもので、UI解析部25の図示しない記憶領域に記憶される。
まず、UI解析部25は、ユーザIDテーブルのクライアント端末10に対応するユーザIDに紐付けられたURLのうち、UI情報に紐付けられたURLと紐付けられた属性(タイプ、名前、値)と、UIメタデータのUI情報に紐付けられた属性(タイプ、名前、値)とを比較し、その結果に基づいて必要なUI情報か否かを判断する。
例えば、図3(a)のUI情報202の場合には、UIメタデータのUI情報に紐付けられたタイプが「radio」、名前が「sex」、値が「male」であり、ユーザIDテーブルのタイプが「radio」、名前が「sex」、値が「male」である場合ため、UI解析部25は、UI情報202を必要なUI情報であると判断する。図3(a)のUI情報203の場合には、UIメタデータのUI情報に紐付けられたタイプが「radio」、名前が「sex」、値が「female」であり、ユーザIDテーブルのタイプが「radio」、名前が「sex」、値が「male」である場合ため、UI解析部25は、UI情報202を必要なUI情報ではないと判断する。
UI解析部25は、判断結果に基づいて基となるUIメタデータに利用フラグを付与する。図9は、図4に示すUIメタデータに利用フラグを付与した場合である。クライアント端末10で必要であると判断されたUI情報については、利用フラグ「true」を付与し、クライアント端末10で必要でないと判断されたUI情報については、利用フラグ「false」を付与する。
UI解析部25は、基となるUIメタデータから利用フラグ「false」が付与されたUI情報を削除し、クライアント端末10で必要なUI情報に関するUIメタデータを送信するUIメタデータとして生成する。
サーバ20は、ステップS26で生成されたUIメタデータ、すなわちクライアント端末10で必要なUI情報に関するUIメタデータと画像ファイルを、通信部21を介してクライアント端末10へ送信する(ステップS27)。このとき、基となったコンテンツファイルを、送信したクライアント端末10や生成したUIメタデータと関連付けて図示しない記憶部に記憶しておく。クライアント端末10は、通信部11を介して、このUIメタデータと画像ファイルを受信する(ステップS12)。
次に、UIメタデータと画像ファイルを受信したクライアント端末10の内部処理について、図10を用いて説明する。
クライアント端末10は、通信部11を介してクライアント端末10で必要なUI情報に関するUIメタデータと画像ファイルを受信すると(ステップS41)、画像処理部15は、受信したUIメタデータに含まれる各UI情報の位置座標と表示部13に表示されるカーソルの位置座標とを比較し(ステップS42)、比較結果に基づいて、表示部13に画像ファイルとUI情報とを表示する(ステップS43)。
本実施の形態では、ステップS26においてクライアント端末10で必要でないと判断されたUI情報が削除されたUIメタデータが送信されているため、図3(a)のUI情報203、206は送信されていない(図12(a)参照)。したがって、表示部13には、UI情報203、206は表示されず、UI情報201、202、204、205のみが表示され、UI情報201、202、204、205のみが選択可能となる。
例えば、カーソルの位置座標がUI情報の位置座標と重なったときに、該当するUI情報の位置の部分に対してマークを付し、UI情報が選択可能であることをユーザに認識させる。また、下線を引く、四角で囲う等でもよい。なお、ここでは、UIメタデータに記録された各UI情報のXY座標値を対角とする矩形状の範囲内にカーソルが位置する場合に、UI情報の位置座標とカーソルの位置座標とが重なったとみなす。また、重なった場合ではなく、表示されているUI情報の画像上の位置に対して常にこのような表示を行ってもよい。逆に、カーソルの位置座標がUI情報の位置座標と重なったときに、カーソルの色や形状を変更して表示してもよい。
このように、クライアント端末10で必要でないと判断されたUI情報はクライアント端末10で選択できないため、不必要な処理が行われないようにすることができる。
ここで、入力部14によりユーザ操作が行われると(ステップS44)、操作値に応じて、表示部13の表示を変更する。
例えば、十字キー等による上下左右移動の操作が行われた場合には、操作に応じてカーソル又は画像を移動させる(ステップS45)。また、ステップS44において拡大・縮小の操作が行われた場合には、操作に応じた倍率に変更して画像を表示する(ステップS46)。この時、クライアント端末10とサーバ20との間で通信が発生しないため、コストアップすることはないし、ユーザビリティが低下することもない。
また、ステップS44において決定ボタンによる操作(クリック操作)が行われた場合には、ステップS42における比較結果に基づいて、カーソル位置とUI情報の画像上の位置とが重なっているか否かを判定する(ステップS47)。
カーソル位置がUI情報の画像上の位置と重なっていない場合は、画像処理部15はこのクリック操作を無効とし、ステップS42に戻り、同様の処理を行う。
カーソル位置がUI情報の画像上の位置と重なっている場合は、画像処理部15は、UIメタデータに基づいてカーソル位置と重なる位置に存在するUI情報の種別を判定する(ステップS48)。
ここで、UI情報の種別としては、(1)テキスト入力欄等のユーザによる入力が必要なUI情報、(2)チェックボックスやラジオボタン等の画面遷移を伴わず、データ入力の必要もないUI情報、(3)リンク、ボタン等の画面遷移を伴うUI情報、の3つが考えられる。
カーソル位置に存在するUI情報の種別が、(1)テキスト入力欄等のユーザによるデータ入力が必要なUI情報である場合は、まずポップアップ等により表示部13にデータ入力画面を表示し、ユーザに入力を要求する(ステップS49)。ユーザは、この入力画面において入力部14によって必要なデータ入力を行う(ステップS50)。画像処理部15は、ユーザ入力に応じて図示しない記憶部に記憶されているUIメタデータを書き換える(ステップS51)。書き換えられたUIメタデータは、書き換えられたUI情報IDと共に、通信部11を介してサーバ20に送信される(ステップS52)。
ここで、UIメタデータの書き換えの詳細について、図11、図12を用いて説明する。
図11(a)は、図3(c)に示した画像を表示部13に表示した様子を示す図である。表示された画像上の各位置401、402、404、405には、図12(a)に示すUIメタデータに示すように、各UI情報201、202、204、205が表示されている。ここで、ユーザが、テキスト入力欄201に対応する位置401上にカーソル400を移動させて決定ボタンによるクリック操作を行うと、図11(b)に示すように、表示部13にはテキスト入力ポップアップ画面が表示される。
ユーザは、このポップアップ画面において、入力部14を用いて所望の文字を入力する。テキスト入力後、入力部14によりクリック操作が行われると、画像処理部15は、入力されたテキストに基づいて、位置401に対応するUI情報201のvalue属性を書き換える。ここでは、図11(b)に示すように、ユーザがテキスト入力ポップアップ画面において「XX○○△△」と入力しているため、図12(b)に示すように、UI情報201のvalue属性が「XX○○△△」と書き換えられている。この書き換えられたUIメタデータは、書き換えられた(実行された)UI情報ID(ここでは、201)と共に、通信部11を介してサーバ20に送信される。
次に、カーソル位置に存在するUI情報の種別が(2)画面遷移を伴わず、データ入力の必要もない場合について説明する。
UI情報202に対応する位置402上にカーソル400を移動させて決定ボタンによるクリック操作が行われると、画像処理部15は、UIメタデータに基づいて、カーソル位置と重なる位置に存在するUI情報の種別を判定する。
ここでは、UI情報202はラジオボタンであり、ユーザによるデータ入力の必要がなく、また画面遷移を伴わないUI情報であるので、ステップS51に移行し、画像処理部15は、図示しない記憶部に記憶されているUIメタデータからUI情報202に関するデータを書き換える。図12(c)は、この場合に書き換えられたUIメタデータを示す図である。同図に示すように、UI情報202のchecked属性がfalseに書き換えられている。
最後に、カーソル位置に存在するUI情報の種別が(3)画面遷移を伴う場合について説明する。画面遷移を伴うUI情報とは、そのUI情報を実行した結果、現在表示している画像とは異なる画像を表示することになるUI情報を指している。
図11(c)に示すように、UI情報203に対応する位置403に表示されているのはリンクであり、位置403をクリック操作することにより、タグ303の記載にしたがって別の画面に遷移する。この位置403上にカーソル400を移動させてクリック操作が行われると、画像処理部15は、UIメタデータに基づいてカーソル位置と重なる位置に存在するUI情報の種別を判定する。
ここで、UI情報203はリンクであり、画面遷移を伴うUI情報であるので、ステップS52に移行する。そして、UIメタデータと共に、実行されたUI情報ID(ここでは、206)が、通信部11を介してサーバ20に送信される(ステップS52)。
このように、どの種別のUI情報がクリック操作された場合であっても、UIメタデータと実行されたUI情報IDとが、サーバ20に送信される。
次に、実行されたUIメタデータに基づくWebページ閲覧システム100の動作について、図13を用いて説明する。
クライアント端末10から、UIメタデータと実行されたUI情報IDが送信されると(ステップS61)、サーバ20は、通信部21を介してこれを受信する(ステップS71)。
WEBリソース解析部24は、受信したUIメタデータと実行されたUI情報IDを解析し、UIメタデータ中のどのUI情報が実行されたのかを解析する(ステップS72)。
また、WEBリソース解析部24は、実行されたUI情報に基づいて、外部Webサーバとの通信が必要であるか否かを判定する(ステップS73)。例えば、リンクボタンが操作され、画面遷移がある場合が該当する。
実行されたUI情報が外部Webサーバとの通信が必要なUI情報である場合は、図示しない記憶部に記憶されたコンテンツファイルから遷移先のURLを取得し、該当する外部WEBサーバ30へ送信する(ステップS74)。そして、この外部WEBサーバ30から該当するコンテンツファイルを受信し(ステップS75)、WEBリソース解析部24においてこの遷移先のコンテンツファイルを解析する(ステップS76)。
さらに、WEBリソース解析部24は、この解析結果に基づいて遷移先のUIメタデータを生成し、また、WEBリソース解析部24は、遷移先のコンテンツファイルに基づいて画像ファイルを生成する(ステップS77)。
UI解析部25は、UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、UIメタデータに利用フラグを付与して、クライアント端末10で不要なUI情報をUIメタデータから削除する(ステップS78)。通信データ制御部23は、この遷移先の画像ファイルとクライアント端末10で不要なUI情報が削除されたUIメタデータ、すなわちクライアント端末10で必要なUI情報に関するUIメタデータとを、通信部21を介してクライアント端末10に送信する(ステップS79)。
クライアント端末10は、通信部11を介してこの画像ファイルとUIメタデータを受信し、この画像ファイルを遷移先の画面として表示部13に表示する(ステップS62)。
ステップS73において、実行されたUI情報が外部Webサーバとの通信が不要なUI情報であると判断された場合は、ステップS77へ移行し、この書き換えられたUIメタデータと関連するコンテンツファイルを図示しない記憶部から読み出し、書き換えられたUIメタデータに基づいて新たな画像ファイルを生成する。また、新たな画像ファイルを生成するのではなく、基のコンテンツファイルの画像と実行されたUI情報IDとに基づいて、実行されたことにより書き換えを要する部分についてだけ、画像を書き換えてもよい。
UI解析部25は、UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、UIメタデータに利用フラグを付与して、クライアント端末10で不要なUI情報をUIメタデータから削除する(ステップS78)。通信データ制御部23は、この新たな画像ファイルとクライアント端末10で不要なUI情報が削除されたUIメタデータ、すなわちクライアント端末10で必要なUI情報に関するUIメタデータとを、通信部21を介してクライアント端末10に送信する(ステップS79)。
クライアント端末10は、通信部11を介してこの画像ファイルとUIメタデータを受信し、この画像ファイルを表示部13に表示する(ステップS62)。
例えば、実行されたUI情報が、図11(a)に示すUI情報201(テキスト入力欄)の場合は、クライアント端末10から、図12(b)に示す書き換えられたUIメタデータと、実行されたUI情報ID201が送信される(ステップS61)。サーバ20は、通信部21を介してこれを受信する(ステップS71)。
WEBリソース解析部24は、この書き換えられたUIメタデータと関連するコンテンツファイルを図示しない記憶部から読み出し、書き換えられたUIメタデータに基づいて新たな画像ファイルを生成する。この新たな画像ファイルは、図11(c)に示すように、テキスト入力欄の位置にステップS50において入力された文字「XX○○△△」が表示された画像となっている。
また、実行されたUI情報が、図11(c)に示すUI情報202(ラジオボタン)の場合は、クライアント端末10から、図12(c)に示す書き換えられたUIメタデータと、実行されたUI情報ID203が送信される(ステップS61)。サーバ20は、通信部21を介してこれを受信する(ステップS71)。
WEBリソース解析部24は、この書き換えられたUIメタデータと関連するコンテンツファイルを図示しない記憶部から読み出し、書き換えられたUIメタデータに基づいて新たな画像ファイルを生成する。この新たな画像ファイルは、図11(c)に示すように、位置402のラジオボタンのチェックが外された画像となっている。
さらに、実行されたUI情報が、図11(d)に示すUI情報204(ボタン)の場合は、クライアント端末10から、UIメタデータ(この場合は書き換えられていない)と、実行されたUI情報ID204が送信される(ステップS61)。サーバ20は、通信部21を介してこれを受信する(ステップS71)。
これを受信したサーバ20は、UIメタデータから遷移先のURLを取得し、該当する外部WEBサーバ30から該当するコンテンツファイルを要求して(ステップS74)、受信する(ステップS74)。このコンテンツファイルに基づいて、WEBリソース解析部24においてUIメタデータが生成されると共に、WEBリソース解析部24において画像ファイルが生成する(ステップS77)。
UI解析部25は、UI情報がクライアント端末10で必要か否かを判断し、UIメタデータに利用フラグを付与して、クライアント端末10で不要なUI情報をUIメタデータから削除する(ステップS78)。通信データ制御部23は、この遷移先の画像ファイルとクライアント端末10で不要なUI情報が削除されたUIメタデータ、すなわちクライアント端末10で必要なUI情報に関するUIメタデータとがクライアント端末10に送信され(ステップS79)、この画像ファイルは表示部13に表示される(ステップS62)。
このように、画面遷移を伴うUI操作がされた場合も、新たな遷移先のWebページを表示させることができ、さらに、これまでと同様にUI情報の操作も可能である。
以上のように、Webページ閲覧システム100は、高速で操作性のよいWebページ閲覧を実現することができる。
また、クライアント端末10で必要のないUI情報をサーバ20で判断し、そのUI情報をクライアント端末10に送信しないようにしたため、クライアント端末10で不必要なUI情報が選択させることを防止し、不要な内部処理や通信を削減することができる。したがって、サーバリソースや通信量を削減することができる。
なお、Webページ閲覧システム100は、サーバ20と外部WEBサーバ30が別のサーバとなっていたが、サーバ20の機能と外部WEBサーバ30の機能とが一体となった一体型サーバを用いてもよい。この一体型サーバはさらに別の外部Webサーバと接続するようにしてもよい。
1…PC、2、14…表示部、10…クライアント端末、11、21、22、31…通信部、12…通信データ制御部、13…表示部、14…入力部、15…画像処理部、20…サーバ、23…通信データ制御部、24…WEBリソース解析部、25…UI解析部、30…外部WEBサーバ、32…記憶部、100…Webページ閲覧システム、201〜206…UI情報、301〜306…タグ、400、502、503…カーソル、401〜406、501…画像内の各位置
Claims (15)
- サーバと、前記サーバと接続されたクライアント端末とからなるウェブサイト閲覧システムであって、
前記サーバは、
クライアント端末から要求されたページコンテンツを取得する取得手段と、
前記取得したページコンテンツを画像に変換する変換手段と、
前記取得したページコンテンツからUI情報を抽出するUI情報抽出手段と、
前記抽出されたUI情報が前記クライアント端末で必要か否かを前記UI情報毎に判断する判断手段と、
前記判断手段により前記クライアント端末で必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成するUIメタデータ生成手段と、
前記変換された画像と前記生成されたUIメタデータとを前記クライアント端末に送信する第1の送信手段と、を備え、
前記クライアント端末は、
所望のページコンテンツを前記サーバに要求する要求手段と、
前記サーバから送信された前記要求したページコンテンツの画像とUIメタデータとを受信する第1の受信手段と、
前記ページコンテンツの画像を表示手段に表示すると共に、前記UIメタデータに基づいて前記表示された画像上にUI情報を表示する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするウェブサイト閲覧システム。 - 前記UIメタデータ生成手段は、前記抽出されたUI情報の全てに基づいて基となるUIメタデータを生成し、前記判断手段の判断結果に基づいて前記基となるUIメタデータに利用フラグを付与し、前記利用フラグに基づいて前記基となるUIメタデータから前記判断手段により前記クライアント端末で必要でないと判断されたUI情報を削除することにより前記UIメタデータを生成することを特徴とする請求項1に記載のウェブサイト閲覧システム。
- URLとそのURLへの接続が必要か否かを示す条件とが紐付けられたURL情報テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記判断手段は、前記UI情報がリンクである場合には、当該リンク先のURLと前記URL情報テーブルとに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載のウェブサイト閲覧システム。 - 前記URL情報テーブルは、前記URLへの接続が必要か否かを示す条件として、前記クライアント端末が接続可能なドメイン、前記クライアント端末が接続可能なサーバのアドレス、ページコンテンツの大きさ、ページコンテンツのレンダリングに要する時間の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載のウェブサイト閲覧システム。
- 前記判断手段は、前記リンク先のURLのドメインが前記URL情報テーブルに含まれる場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする請求項4に記載のウェブサイト閲覧システム。
- 前記判断手段は、前記リンク先のURLに該当するページコンテンツが記憶されたサーバのアドレスが前記URL情報テーブルに含まれる場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする請求項4に記載のウェブサイト閲覧システム。
- 前記判断手段は、前記リンク先のURLに該当するページコンテンツの大きさが前記URL情報テーブルに含まれるページコンテンツの大きさより小さい場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする請求項4に記載のウェブサイト閲覧システム。
- 前記判断手段は、前記リンク先のURLに該当するページコンテンツのレンダリングに要する時間が前記URL情報テーブルに含まれるページコンテンツのレンダリングに要する時間より短い場合には、UI情報が前記クライアント端末で必要であると判断することを特徴とする請求項4に記載のウェブサイト閲覧システム。
- 前記サーバは、現在日時を取得する現在日時取得手段を備え、
前記判断手段は、前記リンク先のURLと、前記URL情報テーブルに記憶され、前記リンク先のURLに紐付けられた前記クライアント端末が接続可能な日時情報と、前記取得された現在日時とに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする請求項3に記載のウェブサイト閲覧システム。 - 前記サーバは、前記クライアント端末の位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
前記判断手段は、前記リンク先のURLと、前記URL情報テーブルに記憶され、前記リンク先のURLに紐付けられた前記クライアント端末が接続可能な位置情報と、前記取得された位置情報とに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする請求項3に記載のウェブサイト閲覧システム。 - 前記クライアント端末のユーザIDとユーザIDの属性とが紐付けられたユーザIDテーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記判断手段は、前記UI情報がフォームである場合には、当該UI情報の属性と前記ユーザIDテーブルの属性とに基づいて前記クライアント端末で必要か否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載のウェブサイト閲覧システム。 - 請求項1から11のいずれかに記載のウェブサイト閲覧システムを構成するサーバ。
- クライアント端末から所望のページコンテンツの要求を受信するステップと、
前記要求されたページコンテンツを取得するステップと、
前記取得したページコンテンツを画像に変換するステップと、
前記取得したページコンテンツからUI情報を抽出するステップと、
前記抽出されたUI情報が前記クライアント端末で必要か否かを前記UI情報毎に判断するステップと、
前記クライアント端末で必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成するステップと、
前記変換された画像と前記生成されたUIメタデータとを前記クライアント端末に送信するステップと、
を含むことを特徴とするサーバ用プログラム。 - クライアント端末から所望のページコンテンツの要求を受信するステップと、
前記要求されたページコンテンツを取得するステップと、
前記取得したページコンテンツを画像に変換するステップと、
前記取得したページコンテンツからUI情報を抽出するステップと、
前記抽出されたUI情報が前記クライアント端末で必要か否かを前記UI情報毎に判断するステップと、
前記クライアント端末で必要であると判断されたUI情報に関するUIメタデータを生成するステップと、
前記変換された画像と前記生成されたUIメタデータとをクライアント端末に送信するステップと、
を含むことを特徴とするウェブサイト閲覧支援方法。 - 前記送信された画像とUIメタデータとを前記クライアント端末で受信するステップと、
前記受信した画像を前記クライアント端末の表示手段に表示すると共に、前記UIメタデータに基づいて前記表示された画像上にUI情報を表示するステップと、
を含むことを特徴とする請求項14に記載のウェブサイト閲覧支援方法。
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