JP2006243829A - ウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システム - Google Patents

ウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システム Download PDF

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Abstract

【課題】PC向けのウェブコンテンツを異なるページ構成で提示することにより、携帯端末向けの配信の利便性を高める。
【解決手段】ウェブコンテンツ変換システム1は、携帯端末2側およびコンテンツサーバ5と情報のやり取りを行うとともに、コンテンツサーバ5から取得したコンテンツ情報からDOMツリーを作成するHTML解析手段12と、HTML解析手段12が生成したDOMツリーに基づき、コンテンツのページをブロック単位に分割するブロック生成手段13と、ブロック生成手段13が生成した各ブロックからトップメニュおよび長いテキスト、リンク、画像ファイルまたは画像へのリンク等が含まれる場合にトップメニュをサブメニュとして抽出するメニュ生成手段14と、トップメニュおよびサブメニュとPC用コンテンツのページ全体の画像に基づき生成した縮小画像を用いて携帯端末2用のHTMLページを生成するページ生成手段15とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、PC向けのウェブコンテンツを携帯端末向けに動的に変換するウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムに関する。
W3Cが定める仕様であるHTMLで記述された文書を閲覧するには通常PCのウェブブラウザが使用される。従来のPC向けのウェブコンテンツを携帯端末向けに変換する方法およびそのシステムとしては、例えば、特許文献1に記載されるように、ダウンロードできるファイルサイズ制限によってページを分割することでHTML仕様の一部をレンダリングしてPC向けのウェブコンテツを携帯端末向けのウェブコンテンツに変換する方法およびシステムがある。
また、特許文献2に記載されるように、ページの分割要素をXHTMLの記述で元ページに埋め込んで利用することでPC向けのウェブコンテツを携帯端末向けのウェブコンテンツに変換する方法およびシステムがある。
特開2001−229106号公報 特開2003−271508号公報
しかし、従来のウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムとして開示した特許文献1の技術では、ダウンロードできるファイルサイズ制限によってページを分けているのみであり、コンテンツの構成を考えた変換ではない。従って、次のページをたどらないと内容が予想できず、ページが複数で分割された場合、ページの全体構成やどこまでページを辿れば目的とする情報を閲覧できるのかを判断するのが難しいという課題がある。
また、特許文献2の技術では、ページの分割要素をXHTMLの記述で元ページに埋め込んでいるため、一定サイズを超過しない場合には埋め込んだページに分割要素に応じて分割されるが、一定サイズを超過する場合は一定サイズに達したところで分割される不都合がある。従って、コンテンツの管理が煩雑なものとなる。
さらに、近年、携帯端末からウェブコンテンツを閲覧するサービスで、利用するパケット量を問わず定額制のプランが続々と登場おり、ユーザはPC向けのコンテンツを携帯端末でも閲覧する要望がある一方、ウェブコンテンツを提供するサービス業者としては携帯端末向けにコンテンツを作成するコストを下げたい要望がある。
近年、携帯端末にもHTMLで記述された文書を閲覧できるOpera(登録商標)などのフルブラウザが登場しているため、PC向けウェブコンテンツをそのまま提示することも可能ではあるが、携帯端末の画面サイズとダウンロード可能なファイルサイズの制限を考えるとPC向けウェブコンテンツをそのまま提示することが必ずしも良いこととは限らない。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、PC向けのウェブコンテンツを異なるページ構成で提示することによって、ユーザ側およびコンテンツ管理者側双方の利便性を高めたウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムを提供することを目的とする。
本発明に係るウェブコンテンツ変換方法は、上述した課題を解決するために、HTML仕様の一部をレンダリングするウェブブラウザを持つ携帯端末用に提供するHTMLページを変換する方法であって、当該HTMLページ全体の縮小画像と前記HTMLページを分割したブロックの一覧とを有するトップページを生成するとともに、前記ブロックに対応するサブページを生成し、前記トップページに前記サブページのリンクを張って前記HTMLページを階層化した前記携帯端末用のHTMLページに変換することを特徴とする。
また、本発明に係るウェブコンテンツ変換方法は、上述した課題を解決するために、携帯端末から閲覧要求のあったコンテンツのHTMLページを木構造化したDOMツリーを生成するHTML解析ステップと、このHTML解析ステップで生成されたDOMツリーに基づき、前記HTMLページを分割したブロックを生成するブロック生成ステップと、このブロック生成ステップで生成された各ブロックからトップメニュおよびサブメニュを抽出するメニュ生成ステップと、前記HTMLページ全体の画像を縮小する画像縮小ステップと、前記メニュ生成ステップで抽出されたトップメニュおよびサブメニュと前記縮小画像を用いて前記携帯端末用のHTMLページを生成するページ作成ステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係るウェブコンテンツ変換システムは、上述した課題を解決するために、携帯端末側と情報のやり取りを行うとともに、HTML解析手段、ブロック生成手段、メニュ生成手段およびページ生成手段を制御する変換制御手段と、前記携帯電話側から受け取るURL情報からコンテンツサーバのURL情報を取得してコンテンツサーバと情報のやり取りを行うとともに、前記コンテンツサーバから取得したコンテンツ情報からDOMツリーを作成するHTML解析手段と、このHTML解析手段が生成したDOMツリーに基づき、前記携帯端末側から閲覧要求があったコンテンツのHTMLページをブロック単位に分割するブロック生成手段と、このブロック生成手段が生成した各ブロックに基づいてトップメニュおよびサブメニュを抽出するメニュ生成手段と、前記HTMLページの全体の画像から前記携帯端末に全体を表示可能な縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、前記メニュ生成手段が生成したトップメニュおよびサブメニュと前記HTMLページの縮小画像と前記携帯端末のタグ変換定義情報および携帯端末情報とを用いて携帯端末用のHTMLページを生成するページ生成手段とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るウェブコンテンツ変換システムは、コンテンツの閲覧要求元の端末が携帯端末かパーソナルコンピュータかを判別し、判別結果に応じて接続先を選別するフィルタリングをさらに具備することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明に係るウェブコンテンツ変換システムは、過去に作成したトップメニュの情報と前記HTMLページの全体の画像に基づいて作成された縮小画像とを保存する記憶手段がある場合、前記メニュ生成手段は、前記トップメニュの情報と前記縮小画像とを参照してトップメニュの作成を行うことを特徴とする。
本発明に係るウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムによれば、PC向けのウェブコンテンツに手を加えることなく、異なるページ構成に変換してユーザ側に提示することができるので、ユーザ側は、より分かりやすい形で情報の提供を受けられる。また、コンテンツ管理者側は、新たに携帯端末向けのコンテンツを作成する必要がなくなり、よりコストを抑えたサービス提供が可能となる。従って、ユーザ側およびコンテンツ管理者側双方の利便性を高めたウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムを提供することができる。
以下、本発明に係るウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムの実施の形態を添付の図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1に本発明の第1の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの一実施例であるウェブコンテンツ変換システム1の適用例を説明する概略図を示す。
ウェブコンテンツ変換システム1は、携帯端末2のみからのアクセスを前提としたシステムであり、携帯端末2からパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)用コンテンツ(HTMLページ)を閲覧する際に、携帯端末2でより見易いページ構成に変換して携帯端末2へ提供するシステムである。ここでいう携帯端末2とは、PCよりも小型で可搬性のある情報機器であり、例えば、ウェブコンテンツを閲覧可能な携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)PDA(Personal Digital Assistant)等がある。
図1に示すように、ウェブコンテンツ変換システム1は、携帯端末2において閲覧したいコンテンツについてURL(Uniform Resource Locator)を入力して閲覧要求すると、携帯端末2から閲覧したいコンテンツのURL情報を基地局3が受け取る。基地局3は、通信プロトコルの変換を行う。具体的には、携帯端末2および基地局3間の通信で使用される独自のプロトコルをHTTPプロトコルへ変換する。
プロトコル変換されたURL情報は、インターネット4経由でウェブコンテンツ変換システム1が受け取る。ウェブコンテンツ変換システム1は、受け取ったURL情報に基づいて、PC用コンテンツを提供するコンテンツサーバ5からユーザが閲覧したいコンテンツ情報を受け取る。そして、受け取ったコンテンツ情報に基づき、携帯端末2でより見易いページ構成に変換して携帯端末2へインターネット4および基地局経由で送信する。
図2に、ウェブコンテンツ変換システム1の動作環境を表す説明図を示す。
図2によれば、ウェブコンテンツ変換システム1は、ウェブコンテンツ変換サーバ6にインストールされているOS(Operating System)上で動作するApache(登録商標)、JavaVM(登録商標)またはTomcat(登録商標)上で動作することによりウェブコンテンツ変換処理に必要な各機能が実現される。すなわち、予めインストールされたウェブコンテンツ変換用プログラム(図2において省略)を実行することによって、コンピュータの一例であるウェブコンテンツ変換サーバ6を図3に示す各処理手段として機能させることができる。
尚、ウェブコンテンツ変換システム1では、ユーザが入力するURL、すなわち、ユーザがリクエストするURLは、コンテンツサーバ5のURLではなく、ウェブコンテンツ変換サーバ6のURLである。ウェブコンテンツ変換システム1は、入力されたURLに基づき、コンテンツの情報元となるコンテンツ変換サーバ6のURLを認識してコンテンツ情報を取得する。
また、コンテンツサーバ5は、必ずしも1つでなくても良く、複数あっても良い。さらに、コンテンツサーバ5は、ウェブコンテンツ変換サーバ6と同一のサーバであっても良い。
図3に、ウェブコンテンツ変換システム1の構成概略を表す概略図を示す。
図3によれば、ウェブコンテンツ変換システム1は、変換制御手段11と、HTML(Hyper Text Markup Language)解析手段12と、ブロック生成手段13と、メニュ生成手段14と、ページ生成手段15と、データ記録手段16とを具備する。
変換制御手段11は、HTML解析手段12、ブロック生成手段13、メニュ生成手段14およびページ生成手段15を制御することができる。また、変換制御手段11は、携帯端末2側との通信インタフェイス機能を有し、携帯端末2側と情報のやり取りを行うことができる。
HTML解析手段12は、例えば、XMLパーサーを簡易化したプログラム(ウェブコンテンツ変換プログラムに包含される)を実行することにより実現される処理手段であり、HTMLパースとパース結果を扱うインタフェースを提供することができる。
つまり、コンテンツサーバ5との通信インタフェイス機能を有し、コンテンツサーバ5と情報のやり取りを行うことができる。また、コンテンツサーバ5から取得したコンテンツ情報(HTMLタグ)を木構造化することができる。ここで、木構造化されたコンテンツ情報をDOMツリーと称する。
ブロック生成手段13は、HTML解析手段12が生成したDOMツリーを受け取り、受け取ったDOMツリーに基づき、コンテンツのページをブロック単位に分割することができる。ここで、ブロックとは、ページの要素をグルーピングして構成されるまとまり(単位)をいう。
メニュ生成手段14は、ブロック生成手段13が生成した各ブロックからトップメニュを抽出することができる。また、トップメニュに、長いテキスト、リンク、画像ファイルまたは画像へのリンク等が含まれる場合には、これらのトップメニュをサブメニュとして抽出することができる。
ページ生成手段15は、メニュ生成手段14が抽出したトップメニュおよびPC用コンテンツにおいて表示されるページ全体の画像(以下、PCブラウザ画像とする)を用いてトップページ(詳細は後述する)30を生成することができる。また、ページ生成手段15は、縮小画像生成手段としての画像生成部20を備えており、携帯端末2の画像形式やサイズに適合するようにPCブラウザ画像を縮小した画像(以下、縮小画像とする)21を生成することができる。さらに、ページ生成手段15は、サブメニュからサブページを生成することができる。
データ記録手段16は、変換制御手段11、HTML解析手段12、ブロック生成手段13、メニュ生成手段14およびページ生成手段15が、電子データを記録したり、格納することができる領域である。
このデータ記録手段16には、ウェブコンテンツ変換サーバ6のURL(携帯端末2から入力されるURL)をコンテンツサーバ5のURLに変換するための情報を有するコンテンツURL情報ファイル22と、携帯端末2がレンダリングできないHTMLタグをどのように変換するか定義した情報(以下、タグ変換定義情報とする)を有するタグ変換規則ファイル23と、各携帯端末2の画面サイズやダウンロード可能なファイルの大きさ等の情報(以下、携帯端末情報とする)を有する端末情報ファイル24とが格納される。
尚、コンテンツURL情報ファイル22、タグ変換規則ファイル23および端末情報ファイル24は、ウェブコンテンツ変換サーバ6が備えるデータ記録手段16内に格納されている必要はなく、変換制御手段11、HTML解析手段12、ブロック生成手段13、メニュ生成手段14およびページ生成手段15が、読み出し可能な他のコンピュータ等のデータ記録手段16内に格納されていても良い。この点は後述する他の実施形態も同様である。
このように構成されるウェブコンテンツ変換システム1によれば、携帯端末2から受け取るURL情報に基づきコンテンツがあるコンテンツサーバ5からPC用コンテンツの情報を取得して自動的にコンテンツのページを携帯端末2の小さな画面サイズとダウンロードか可能なファイルサイズで効率良く閲覧できるページ構成に変換することができる。
次に、ウェブコンテンツ変換システム1が行うウェブコンテンツの変換処理内容および手順を説明する。
図4は、ウェブコンテンツ変換システム1が行うウェブコンテンツの変換処理手順(第1の変換処理手順とする)を表すシーケンス図である。
図4によれば、ステップS1で携帯端末2から基地局3等を経由してURL情報およびHTTPのヘッダ情報をウェブコンテンツ変換システム1の変換制御手段11が受け取る。変換制御手段11がURL情報およびHTTPのヘッダ情報を受け取ると、ステップS1は完了する。ここで、URL情報とは、ページまでの情報を包含するものとする。
ステップS1が完了すると、続いて、ステップS2で変換制御手段11は、HTML解析手段12に携帯端末2から受け取ったURL情報を送る。HTML解析手段12がURL情報を受け取ると、ステップS2は完了する。
ステップS2が完了すると、続いて、ステップS3で、HTML解析手段12は、まず、コンテンツURL情報ファイル22を参照して、受け取ったURL情報からコンテンツのあるコンテンツサーバ5のURL情報を取得する。そして、取得したURL情報に基づき、コンテンツサーバ5へアクセスする。HTML解析手段12がコンテンツサーバ5にアクセスするとステップS3を完了する。
ステップS3が完了すると、続いて、ステップS4で、HTML解析手段12はコンテンツサーバ5からユーザの閲覧要求したコンテンツの元情報、すなわち、PC用コンテンツの情報を取得する。HTML解析手段12がPC用コンテンツ情報を取得すると、ステップS4を完了する。尚、以下の説明は、コンテンツの一例として図5に示すコンテンツの情報をステップS4で取得したものとする。
ステップS4が完了すると、続いて、ステップS5がなされる。ステップS5では、まず、HTML解析手段12がステップS4で取得したPC用コンテンツ情報(HTMLタグ)を木構造化してDOMツリーを作成する。例えば、図5に示すコンテンツ情報からは、図6に示すようなDOMツリーが作成される。そして、HTML解析手段12は、作成したDOMツリーの情報をHTML解析結果として送る。変換制御手段11がHTML解析結果をHTML解析手段12から受け取ると、ステップS5は完了する。
ステップS5が完了すると、続いて、ステップS6で、変換制御手段11は、HTML解析手段12から受け取ったHTML解析結果をブロック生成手段13に送る。ブロック生成手段13がHTML解析結果を受け取ると、ステップS6は完了する。
ステップS6が完了すると、続いて、ステップS7がなされる。ステップS7では、まず、ブロック生成手段13がHTML解析結果からコンテンツのページ要素をグルーピングして構成されるブロック単位に分割する。より具体的には、HTML解析結果であるDOMツリーに基づきブロック毎のDOMツリーリストを作成する。
例えば、DOMツリーから幅優先探索でTABLEタグを検索して、これと同じ深さにあるTABLEタグを検索する場合、これらの検索結果のタグをルートとする木構造が一つのブロックとなる。生成された各々のブロックは、それぞれサブページとしてページ生成される。
尚、検索キーとして使用するタグは、必ずしもTABLEタグに限定されるものではなく、例えばDIVタグなどの他のタグを使用しても良い。また、ブロックを生成する際においてどの範囲までの要素を同じグループとして取り扱うかで生成されるブロックの個数は異なるので、ウェブコンテンツ変換を行うページの構造によって複数あるタグを使い分けるようにしても良い。また、一つのページにおいて異なるタグ2種類以上を混ぜて利用しても良い。
ステップS7において、ブロック生成手段13がHTML解析結果(例えば、図6に示すDOMツリー)からブロックを生成した結果の一例を図7に示す。図7によれば、四つのブロック、すなわち、第1のブロック26、第2のブロック27、第3のブロック28、第4のブロック29に分割される。ブロック生成手段13がページを分割したブロックを生成すると、生成結果を変換制御手段11に送る。変換制御手段11が生成結果を受け取ると、ステップS7は完了する。
ステップS7が完了すると、続いて、ステップS8で、変換制御手段11はブロック生成手段13が生成したブロック毎のDOMツリーリスト(生成結果)およびユーザがリクエストしたURL情報をメニュ生成手段14に送る。メニュ生成手段14が生成結果を受け取ると、ステップS8は完了する。
ステップS8が完了すると、続いて、ステップS9がなされる。ステップS9では、まず、メニュ生成手段14が各ブロックからトップメニュを抽出する。トップメニュの抽出は、DOMツリーリストにおける各ノードの出現頻度に基づいて決定する。例えば、表1に示す条件でトップメニュは生成される。
Figure 2006243829
尚、メニュ生成手段14が生成するトップメニュは、出現頻度のみに基づいて決定されるだけではなく、システムが与える固定の文字列に決め付けることもできる。
また、メニュ生成手段14は、トップメニュに、長いテキスト、リンク、画像ファイルまたは画像へのリンク等が含まれる場合には、これらのトップメニュをサブメニュとして抽出する。サブメニュを抽出する条件例を表2に示す。
Figure 2006243829
図8は、メニュ生成手段14が図7に示すコンテンツのHTMLからメニュを生成した結果作成されるメニュリストの一例を表した説明図である。
図8によれば、メニュリストには、メニュ識別文字およびメニュ番号が付されている。メニュ識別文字とは、トップメニュとサブメニュを識別するための文字であり、「M」はトップメニュ、「SM」はサブメニュを表す。また、メニュ番号とは、同じ種類のメニュを識別するために付す番号である。例えばリストの1行目に記される[M:1]の場合、1番目のトップメニュを意味する。
図8に示すようなメニュリストが生成されると、メニュ生成手段14は、その情報を変換制御手段11に送る。変換制御手段11がメニュ生成手段14からメニュリストの情報を受け取ると、ステップS9は完了する。
ステップS9が完了すると、続いて、ステップS10で、変換制御手段11はメニュ生成手段14から受け取ったメニュリストの情報および携帯端末2側から受け取ったヘッダ情報をページ生成手段15に送る。ページ生成手段15がメニュリストの情報と携帯端末2側から受け取ったURL情報およびヘッダ情報を受け取ると、ステップS10は完了する。
ステップS10が完了すると、続いて、ステップS11で、ページ生成手段15がトップページ30およびサブページ31の生成を行う。ページ生成手段15が生成するページの一例としては、例えば、図9に示すようなページがある。図9に示すページは、図8に示すメニュリストおよび図7に示すコンテンツの全体画像、すなわち、PCブラウザ画像から生成される。
ページ生成手段15が行うページの生成について、より具体的に説明する。
トップページ30の生成は、トップメニュとPCブラウザ画像とを用いて行う。トップページは、図9に示すように、縮小画像21の部分(以下、縮小画像部とする)32と、トップメニュの一覧を表示する部分(以下、メニュ一覧部とする)33とを有する。
つまり、ページ生成手段15は、メニュリストからトップメニュの一覧と、携帯端末2の画像形式やサイズに適合した縮小画像21とを生成した後、両者を組み合わせてトップページ30を生成する。このトップページ30には、各ブロックに対応する各サブページ31へのリンクが張られる。
縮小画像21は、ページ生成手段15が備える画像生成部20が行う。画像生成部20は、端末情報ファイル24を参照して縮小画像21の大きさを決定する。
図10に、端末情報ファイル24のデータ構成の一例を表した説明図を示す。
画像生成部20は、受け取ったヘッダ情報に含まれるアクセス元の携帯端末2に関する携帯端末情報(図10に示す携帯端末種類)をキーとして、端末の画面サイズ、文字コード、画像ファイル形式およびダウンロード可能なファイルサイズの情報を取得することができる。そして、取得した携帯端末情報に基づいて縮小画像21を生成する。
次に、サブページ31の生成は、ページ生成手段15が受け取ったヘッダ情報に含まれるアクセス元の携帯端末2の種類に関する情報をキーとして、タグ変換規則ファイル23を参照して行う。タグ変換規則ファイル23は、携帯端末2がレンダリングできないHTMLタグをどのように変換するかを定義したタグ変換定義情報を有するが、このタグ変換定義情報は、図10に示す個々の携帯端末2の種類毎に用意される。
図11に、タグ変換規則ファイル23のうち、ある特定の携帯端末2についてのタグ変換を定義した一例を表した説明図を示す。
尚、図11において変換タイプに示される「A」、「C」および「D」は、変換の種類を記号化したものであり、「A」がタグ変換を行わずに属性を変換する、「C」が他のタグに変換する、「D」がタグを削除することを意味する。
ページ生成手段15は、タグ変換時に用いるアクセス元の携帯端末2の種類に関する情報をキーとして、アクセス元の携帯端末2と同じ機種についてタグ変換定義情報を検索する。そして、図11に示すようなタグ変換定義情報に基づいて、各ブロックのタグ変換を行う。各ブロックをタグ変換して生成されるサブページ31は、テキストページおよびイメージページの少なくともいずれかを有する構成となる。
また、サブページ31を構成するテキストページにおいて、既存のリンクを含むテキストページが在る場合には、このテキストページをトップページ35として生成し、併せてトップページ35に属するサブページ36を生成する。
図12は、ステップS11において、ページ生成手段15が作成するページ構成を説明する説明図である。
ステップS11では、例えば、図9に示すようなページが作成されるが、ページ構成は、図12示すように、トップページ30とサブページ31に階層化される(変換1)。そして、サブページ31内に既存のリンクを含むテキストページが在る場合には、このテキストページをトップページ35として生成し、併せてトップページ35に属するサブページ36を生成する(変換2)。そして、階層化されたページ構造のコンテンツの生成、すなわち、携帯端末2に対応したコンテンツ(以下、携帯端末用コンテンツとする)への変換が完了すると、ステップS11は完了する。
尚、ステップS11においてなされるページ作成の順番はトップページまたはサブページのいずれが先であっても構わない。
ステップS11が完了すると、続いて、ステップS12で、ページ生成手段15は、ページ生成結果、すなわち、携帯端末用コンテンツの情報を変換制御手段11に送る。変換制御手段11が携帯端末用コンテンツの情報を受け取るとステップS12は完了する。
ステップS12が完了すると、続いて、ステップS13で、変換制御手段11は、携帯端末2用コンテンツの情報を携帯端末2へ向けて送信する。送信が完了するとステップS13を完了し、第1の変換処理手順の全シーケンスを完了する。
第1の変換処理手順によれば、携帯端末2から受け取るURL情報に基づきコンテンツがあるコンテンツサーバ5からPC用コンテンツの情報を取得して自動的にコンテンツのページを携帯端末2の小さな画面サイズとダウンロードか可能なファイルサイズで効率良く閲覧できるページ構成に変換することができる。
より具体的には、トップページ30を、PC用ウェブコンテンツにおけるページ全体を表すPCブラウザ画像を縮小して生成される縮小画像21を提示する縮小画像部32およびPC用ウェブコンテンツの変換元となるページをブロック単位に分割してから自動的に抽出したメニュ一覧を提示するメニュ一覧部33を有するように構成することで、携帯端末2では容易にページ構成を理解することができる。
また、トップページ30で提示される各メニュの内容は、サブページ31として構成されており、このサブページ31は、トップページ30とリンクされているので、トップページ30から容易にサブページ31を閲覧することができる。
上述したように、本発明の第1の実施形態に係るウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムによれば、携帯端末2から受け取るURL情報に基づきコンテンツがあるコンテンツサーバ5からPC用コンテンツの情報を取得して自動的に携帯端末2から効率良く閲覧できるページ構成に変換することができる。
従って、携帯端末2を利用するユーザ側にとっては、より分かりやすい形で情報の提供を受けられる一方、コンテンツ管理者側は、新たに携帯端末向けのコンテンツを作成する必要がなくなり、よりコストを抑えたサービス提供が可能となる。
[第2の実施形態]
図13に本発明の第2の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの一実施例であるウェブコンテンツ変換システム1Aの適用例を説明する概略図を示す。尚、図1と実質的に同一となる構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
ウェブコンテンツ変換システム1Aは、携帯端末2のみならず、PC40からのアクセスもあることを前提としたシステムである。つまり、ウェブコンテンツ変換システム1Aは、携帯端末2からのアクセスに対しては、ウェブコンテンツの変換を行う一方、PC40からのアクセスに対しては、ウェブコンテンツの変換を行うことなくコンテンツサーバ5のコンテンツ情報をPC40に提供する。尚、ウェブコンテンツ変換システム1Aの動作環境は、ウェブコンテンツ変換システム1と実質的に同様である。
図14に、ウェブコンテンツ変換システム1Aの構成概略を表す概略図を示す。
尚、ウェブコンテンツ変換システム1と実質的に同一となる構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。また、図14に示すウェブコンテンツ変換システム1Aは、コンテンツの閲覧に使用する端末(以下、ユーザ端末とする)の種類が携帯端末2であろうとPC40であろうと、ウェブコンテンツ変換サーバ6のURLを入力する場合(後述するフィルタリング手段41がウェブコンテンツ変換サーバ6およびウェブコンテンツ変換プログラムにより実現される場合)を想定している。
図14によれば、ウェブコンテンツ変換システム1Aは、ウェブコンテンツ変換システム1が具備する変換制御手段11、HTML解析手段12、ブロック生成手段13、メニュ生成手段14、ページ生成手段15、データ記録手段16に加え、アクセス元の端末種類を携帯端末2かPC40かを選別するフィルタリング手段41をさらに具備する。
フィルタリング手段41を具備するウェブコンテンツ変換システム1Aでは、フィルタリング手段41が、アクセス元のユーザ端末の情報を判別する機能と、判別結果に応じてURL情報およびヘッダ情報の送信先を選択する機能とを有する。従って、予め変換元のコンテンツを変換しておかなくても、携帯端末2からアクセスがあった際に初めてウェブコンテンツ変換手順を開始して変換結果を携帯端末2に返すといった動的なウェブコンテンツの変換を実現することができる。
また、データ記録手段16には、コンテンツURL情報ファイル22、タグ変換規則ファイル23および端末情報ファイル24に加え、過去に作成したトップメニュに関する情報および縮小画像21の情報を有する記憶手段としてのメニュファイル43が格納される。
メニュファイル43は、トップメニュ作成の際に参照されるファイルである。メニュファイル43を参照できるウェブコンテンツ変換システム1Aは、同じトップメニュに関する情報および縮小画像21の情報がある場合には、ウェブコンテンツ変換システム1に対してトップメニュの作成時間をより短縮できる。
尚、メニュファイル43が有する過去のトップメニュに関する情報および縮小画像21の情報は、必ずしも、メニュファイル43としてデータ記録手段16に格納される必要はない。ウェブコンテンツ変換サーバ6に内蔵されるメモリ(図を省略)に格納するように構成しても良い。
また、ウェブコンテンツ変換システム1Aでは、ユーザが入力するURLは、変換サーバ6のURLにする場合のみならず、コンテンツサーバ5のURLのとすることもできる。ユーザが入力するURLをコンテンツサーバ5のURLとする場合には、フィルタリング手段41をコンテンツサーバ5およびウェブコンテンツ変換プログラムにより実現するように構成すれば良い。
ウェブコンテンツ変換システム1Aによれば、上述したウェブコンテンツ変換システム1による効果はもちろんのこと、予め変換元のコンテンツを変換しておくことなく、携帯端末2からアクセスがあった際に初めてウェブコンテンツ変換手順を開始して変換結果を携帯端末2に返すといった動的なウェブコンテンツの変換を実現することができる。また、過去に作成したトップメニュに関する情報を参照するので、同じ情報がある場合には、ウェブコンテンツ変換システム1に対してトップメニュの作成時間をより短縮できる。
次に、ウェブコンテンツ変換システム1Aが行うウェブコンテンツの変換処理内容および手順を説明する。
図15は、ウェブコンテンツ変換システム1Aが行うウェブコンテンツの変換処理手順(第2の変換処理手順とする)を表すシーケンス図である。
第2の変換処理手順は、第1の変換処理手順に対して、ステップS21、ステップS22、ステップS23、ステップS24およびステップS25が追加されている点で相違するが、その他の点については実質的に同じである。従って、ステップS21、ステップS22、ステップS23、ステップS24およびステップS25について説明する。
図15によれば、ステップS21で携帯端末2から基地局3等を経由してURL情報およびHTTPのヘッダ情報をウェブコンテンツ変換システム1Aのフィルタリング手段41が受け取る。フィルタリング手段41がURL情報およびHTTPのヘッダ情報を受け取ると、ステップS21は完了する。
ステップS21が完了すると、続いて、ステップS22で、フィルタリング手段41が受け取ったHTTPのヘッダ情報に基づいて、ユーザ端末が携帯端末2なのかPC40なのかを判別してURL情報およびHTTPのヘッダ情報の送信先を選択する。フィルタリング手段41が、URL情報およびHTTPのヘッダ情報の送信先を選択すると、ステップS22は完了する。
ステップS22で判別したユーザ端末がPC40の場合(ステップS22でNOの場合)、ステップS22に続いて、ステップS23およびステップS24で、通常のPC用コンテンツのブラウジング処理がなされる。そして、ステップS24が完了すると、ユーザが閲覧要求をしたコンテンツがPC40の画面に表示される。
一方、ステップS22で判別したユーザ端末が携帯端末2の場合(ステップS22でYESの場合)、ステップS22に続いて、ステップS1がなされ、変換制御手段11がURL情報およびHTTPのヘッダ情報を受け取る。そして、次に、ステップS25で変換制御手段11が、今回アクセス要求があったコンテンツが過去に変換したコンテンツであるかを確認する。そして、過去に変換したコンテンツである場合(ステップS25でYESの場合)、続いて、ステップS8がなされる。
そして、ステップS9では、メニュ生成手段14が、メニュファイル43にあるトップメニュに関する情報および縮小画像21の情報を参照してトップメニュを作成する。以降の処理ステップ(ステップS10〜ステップS13)は、第1の変換処理手順のステップS4〜ステップS13と同様である。
一方、過去に変換したコンテンツがない場合(ステップS25でNOの場合)、ステップS2に進む。尚、ステップS2以降は、第1の変換処理手順のステップS2〜ステップS13と同様である。
図16は、第2の変換処理手順における処理ステップを順を追って表した処理フロー図である。
第2の変換処理手順は、フィルタリングステップ(ステップS31)と、メニュファイル確認ステップ(ステップS32)と、HTML解析ステップ(ステップS33)と、ブロック生成ステップ(ステップS34)と、メニュ生成ステップ(ステップS35、ステップS45)と、メニュファイル作成/更新ステップ(ステップS36)と、ページ生成ステップ(ステップS37〜ステップS43およびステップS46)とを具備する。
第2の変換処理手順は、フィルタリング手段41がURL情報を受け付けたら処理ステップを開始する(START)。
第2の変換処理手順では、まず、ステップS31でフィルタリングステップがなされる。フィルタリングステップでは、フィルタリング手段41が受け取ったHTTPのヘッダ情報に基づいて、コンテンツの閲覧要求元の端末が携帯端末2なのかPC40なのかを判別してURL情報およびHTTPのヘッダ情報の送信先を選択する。そして、フィルタリング手段41がアクセス元の端末を携帯端末2と判別した場合(ステップS31でYESの場合)、続いて、ステップS32に進み、ステップS32でメニュファイル確認ステップがなされる。
メニュファイル確認ステップでは、変換制御手段11が、今回アクセス要求があったコンテンツが過去に変換したコンテンツであるかを確認する。そして、アクセス要求があったコンテンツが過去に変換したコンテンツではない場合(ステップS32でNOの場合)、続いて、ステップS33に進み、ステップS33でHTML解析ステップがなされる。
HTML解析ステップでは、HTML解析手段12が、PC用コンテンツ情報(HTMLタグ)を木構造化してDOMツリーを作成する。HTML解析手段12が、DOMツリーを作成すると、続いて、ステップS34に進み、ステップS34でブロック生成ステップがなされる。
ブロック生成ステップでは、ブロック生成手段13が、HTML解析結果(DOMツリー)からブロックを生成する。ブロック生成手段13がブロックを生成すると、続いて、ステップS35でメニュ生成ステップがなされる。
メニュ生成ステップでは、メニュ生成手段14が、トップメニュおよびサブメニュを作成する。メニュ生成手段14がトップメニュおよびサブメニュを作成すると、続いて、ステップS36でメニュファイル作成/更新ステップがなされる。
メニュファイル作成/更新ステップでは、メニュ生成手段14が、生成したトップメニュの情報を記録してメニュファイル43の新規作成またはファイル情報の更新がなされる。メニュファイル43の作成または更新がなされると、続いて、ステップS37に進む。そして、ステップS37で画像縮小ステップがなされる。
画像縮小ステップでは、ステップS37で、ページ生成手段15の画像生成部20が縮小画像21の生成および保存を行う。縮小画像21の保存は、メニュファイル43に記録することでなされる。縮小画像21の生成および保存がなされると、続いて、ステップS38に進み、ステップS38〜ステップS43およびステップS46でページ生成ステップがなされる。
ページ生成ステップでは、まず、ステップS38で、ページ生成手段15が、トップページの生成を行い、生成したトップページのページ情報(HTML)をユーザの端末(携帯端末2またはPC40)へ送信する。ステップS38でトップページの生成および送信がなされると、続いて、ステップS39で、ページ生成手段15は、トップメニュの選択を受け付ける待機状態となり、ステップS40に進む。ステップS40でトップメニュ選択があった場合(ステップS40でYESの場合)、ステップS41に進む。
ステップS41では、ページ生成手段15が、サブページの生成を行い、生成したサブページのページ情報(HTML)をユーザの端末(携帯端末2またはPC40)へ送信する。ページ生成手段15が、サブページの生成および送信を行うと、続いて、ステップS42で、ページ生成手段15は、サブメニュの選択を受け付ける待機状態となり、ステップS43に進む。ステップS43でサブメニュの選択がない場合(ステップS43でNOの場合)、ENDに進み、第2の変換処理手順の全処理ステップを完了する(END)。
一方、フィルタリング手段41がアクセス元の端末をPC40と判別した場合(ステップS31でNOの場合)、フィルタリング手段41は、ウェブコンテンツの変換を行うことなくコンテンツサーバ5へ直結する(ステップS44)。フィルタリング手段41がコンテンツサーバ5へ直結する処理を完了すると、第2の変換処理手順の全処理ステップを完了する(END)。
また、アクセス要求があったコンテンツが過去に変換したことのあるコンテンツの場合(ステップS32でYESの場合)、ステップS45に進み、ステップS45でメニュ生成ステップがなされる。ステップS45のメニュ生成ステップでは、メニュ生成手段14がメニュファイル43を参照してトップメニュの作成を行う。トップメニュの作成が完了すると、ステップS37に進み、ステップS37以降の処理ステップを行う。
さらに、トップメニュでURLの選択がない場合(ステップS40でNOの場合)、ENDに進み、第2の変換処理手順の全処理ステップを完了する(END)。
他方、サブメニュでURLの選択がある場合(ステップS43でYESの場合)、ステップS46に進む。そして、トップページへのリンクがある場合(ステップS46でYESの場合)、ステップS32に進み、ステップS32以降の処理ステップがなされる。また、トップページへのリンクがない場合(ステップS46でNOの場合)、ステップS41に進み、ステップS41以降の処理ステップがなされる。
本発明に係るウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムによれば、携帯端末2から受け取るURL情報に基づきコンテンツがあるコンテンツサーバ5からPC用コンテンツの情報を取得して自動的に携帯端末2から効率良く閲覧できるページ構成に変換することができる。
また、予め変換元のコンテンツを変換しておくことなく、携帯端末2からアクセスがあった際に初めてウェブコンテンツ変換手順を開始して変換結果を携帯端末2に返すといった動的なウェブコンテンツの変換を実現することができる。さらに、過去に作成したトップメニュに関する情報を参照するので、同じ情報がある場合には、ウェブコンテンツ変換システムに対してトップメニュの作成時間をより短縮できる。
従って、携帯端末2を利用するユーザ側にとっては、縮小画像21とページのブロックから抽出したメニュがトップページに提示されるので、元ページの構成が一目でわかる形で情報の提供を受けられる。また、長いテキストやファイルサイズが大きい画像は別当のページにすることにより、ユーザが一度にコンテンツの全てをダウンロードする前に閲覧したい情報を選別できる。
一方、コンテンツ管理者側は、新たに携帯端末向けのコンテンツを作成する必要がなくなり、よりコストを抑えたサービス提供が可能となる。また、本発明に係るウェブコンテンツ変換システムを新規に導入する際にも、元コンテンツに手を加えることなく導入できるため、更新が頻繁なコンテンツがある場合には特に運用しやすいという利点がある。
つまり、ユーザ側およびコンテンツ管理者側の双方にとって利便性の向上を図ったウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの一実施例であるウェブコンテンツ変換システムの適用例を説明する概略図。 本発明の第1の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの動作環境を表す説明図。 本発明の第1の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの構成概略を表す概略図。 本発明の第1の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムが行うウェブコンテンツの変換処理手順を表すシーケンス図。 パーソナルコンピュータで表示されるコンテンツ(HTMLページ)の一例を表す説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのHTML解析手段が図5に示されるHTMLページを木構造化してDOMツリーをソートして標準出力したもの(一部)を表す説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのブロック生成手段が図6に示されるDOMツリーに基づき生成したブロックの一例を説明する説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのメニュ生成手段が図7に示すコンテンツのHTMLからメニュを生成した結果作成されるメニュリストの一例を表す説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのページ生成手段が生成する携帯端末用のHTMLページの一例を表す説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのページ生成手段がページ生成時に参照する端末情報ファイルのデータ構成(携帯端末情報)の一例を表した説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのページ生成手段がサブページを作成する際に参照するタグ変換規則ファイルのデータ構成(タグ変換定義情報)の一例を表した説明図。 本発明の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムのページ生成手段が作成する携帯端末用のHTMLページのページ構成を説明する説明図。 本発明の第2の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの一実施例であるウェブコンテンツ変換システムの適用例を説明する概略図。 本発明の第2の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムの構成概略を表す概略図。 本発明の第2の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムが行うウェブコンテンツの変換処理手順を表すシーケンス図。 本発明の第2の実施形態に係るウェブコンテンツ変換システムが行うウェブコンテンツの変換処理手順における処理ステップについて順を追って説明した処理フロー図。
符号の説明
1,1A ウェブコンテンツ変換システム
2 携帯端末
3 基地局
4 インターネット
5 コンテンツサーバ
6 ウェブコンテンツ変換サーバ
11 変換制御手段
12 HTML解析手段
13 ブロック生成手段
14 メニュ生成手段
15 ページ生成手段
16 データ記録手段
20 画像生成部(縮小画像生成手段)
21 縮小画像
22 コンテンツURL情報ファイル
23 タグ変換規則ファイル
24 端末情報ファイル
26 第1のブロック
27 第2のブロック
28 第3のブロック
29 第4のブロック
30 トップページ
31 サブページ
35 トップページ
36 サブページ
40 PC
41 フィルタリング手段
43 メニュファイル

Claims (6)

  1. HTML仕様の一部をレンダリングするウェブブラウザを持つ携帯端末用に提供するHTMLページを変換する方法であって、当該HTMLページ全体の縮小画像と前記HTMLページを分割したブロックの一覧とを有するトップページを生成するとともに、前記ブロックに対応するサブページを生成し、前記トップページに前記サブページのリンクを張って前記HTMLページを階層化した前記携帯端末用のHTMLページに変換することを特徴とするウェブコンテンツ変換方法。
  2. 携帯端末から閲覧要求のあったコンテンツのHTMLページを木構造化したDOMツリーを生成するHTML解析ステップと、
    このHTML解析ステップで生成されたDOMツリーに基づき、前記HTMLページを分割したブロックを生成するブロック生成ステップと、
    このブロック生成ステップで生成された各ブロックからトップメニュおよびサブメニュを抽出するメニュ生成ステップと、
    前記HTMLページ全体の画像を縮小する画像縮小ステップと、
    前記メニュ生成ステップで抽出されたトップメニュおよびサブメニュと前記縮小画像を用いて前記携帯端末用のHTMLページを生成するページ作成ステップとを具備することを特徴とするウェブコンテンツ変換方法。
  3. コンテンツの閲覧要求元の端末が携帯端末かパーソナルコンピュータかを判別し、判別結果に応じて接続先を選別するフィルタリングステップをさらに具備することを特徴とする請求項2記載のウェブコンテンツ変換方法。
  4. 携帯端末側と情報のやり取りを行うとともに、HTML解析手段、ブロック生成手段、メニュ生成手段およびページ生成手段を制御する変換制御手段と、
    前記携帯電話側から受け取るURL情報からコンテンツサーバのURL情報を取得してコンテンツサーバと情報のやり取りを行うとともに、前記コンテンツサーバから取得したコンテンツ情報からDOMツリーを作成するHTML解析手段と、
    このHTML解析手段が生成したDOMツリーに基づき、前記携帯端末側から閲覧要求があったコンテンツのHTMLページをブロック単位に分割するブロック生成手段と、
    このブロック生成手段が生成した各ブロックに基づいてトップメニュおよびサブメニュを抽出するメニュ生成手段と、
    前記HTMLページの全体の画像から前記携帯端末に全体を表示可能な縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、
    前記メニュ生成手段が生成したトップメニュおよびサブメニュと前記HTMLページの縮小画像と前記携帯端末のタグ変換定義情報および携帯端末情報とを用いて携帯端末用のHTMLページを生成するページ生成手段とを具備することを特徴とするウェブコンテンツ変換システム。
  5. コンテンツの閲覧要求元の端末が携帯端末かパーソナルコンピュータかを判別し、判別結果に応じて接続先を選別するフィルタリングをさらに具備することを特徴とする請求項5記載のウェブコンテンツ変換システム。
  6. 過去に作成したトップメニュの情報と前記HTMLページの全体の画像に基づいて作成された縮小画像とを保存する記憶手段がある場合、前記メニュ生成手段は、前記トップメニュの情報と前記縮小画像とを参照してトップメニュの作成を行うことを特徴とする請求項4記載のウェブコンテンツ変換システム。
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