JP2010061542A - 通信端末、通信方法、信号処理装置、信号処理方法及び通信システム - Google Patents

通信端末、通信方法、信号処理装置、信号処理方法及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末を用いてアクセスしたウェブサイトからコンテンツを取得する場合に、通信端末のスペック情報に合わせてコンテンツを表示部に表示させること。
【解決手段】通信端末2は、ウェブサイトの位置を特定する位置情報及びコンテンツを指定する指定情報が入力される入力部23を備える。また、入力部23からウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出するスペック情報検出部30を備える。また、スペック情報、位置情報及び指定情報が含まれる要求メッセージを生成し、取得したコンテンツの処理を行う情報処理部27を備える。また、位置情報に対応した位置にウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、要求メッセージを送信し、信号処理装置がスペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信する通信部21と、コンテンツを表示する表示部24と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、インターネットを介してウェブサイトからデータを取得する場合に適用して好適な通信端末、通信方法、信号処理装置、信号処理方法及び通信システムに関する。
近年、インターネットの普及により、様々なコンテンツを掲載したウェブサイトが開設されている。ウェブサイトは、ネットワーク上に配置されたサーバに構築されており、ウェブサイトに接続を要求する通信端末との間で各種のデータが送受信される。また、ウェブサイトは複数のウェブページ群を有しており、通信端末は、様々な解像度で画像を表示可能な表示部(例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル、液晶ディスプレイパネル)にウェブページを表示できる。通信端末には、例えば、携帯電話端末や個人用の携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)等があり、ワイヤレス通信などを用いてウェブサイトにアクセスできる。以下の説明では、通信端末の表示部に画像を表示可能な領域(横×縦)を「表示領域」と称し、所定の形式で保存される画像の大きさ(横×縦)を「画像サイズ」と称する。また、動画像、静止画像、音声、文字等の情報のいずれか、または、複数の情報の組み合わせを「コンテンツ」と称する。また、画像データを、単に「画像」と称する場合がある。
ところで、ウェブサイトには、データ量の大きい画像が掲載される場合が多い。そして、通信端末や通信方式には様々な種類が存在する。ただし、軽量化、小型化される通信端末は、ワイヤ通信に比べて通信速度が低かったり、表示領域が小さく、解像度が低い表示部しか備えていなかったりする場合がある。このため、通信端末からウェブサイトにアクセスしても、コンテンツを表示しきれない場合も生じてしまう。このような状況に対処するため、従来、ウェブサイトを運営する事業者は、通信端末用のウェブサイトを構築する必要があった。これは、一般的なパーソナルコンピュータ装置用のウェブサイトに対して、通信端末用のウェブサイトの仕様が異なることも理由の一つに挙げられる。しかし、近年は、通信端末の性能が向上し、携帯型の通信端末からパーソナルコンピュータ装置用のウェブサイトに支障なくアクセスすることが可能となってきた。
このようなウェブサイトには、高精細な静止画ファイル、大容量の動画ファイル及び音声ファイル等が掲載される。そして、多くのユーザが通信端末を操作してウェブサイトにアクセスすると、通信端末とサーバを接続するネットワークのトラフィックが増大するため、通信端末とサーバ間の通信速度が低下する。この結果、通信端末がアクセスするウェブサイトが通信端末に表示されにくくなってしまう。このような不便を解消するため、従来、様々な技術(例えば、データの圧縮等)が用いられており、ネットワークのトラフィックを減少させることによって、通信端末がウェブサイトにアクセスする際の操作性を高めていた。
以下に、通信端末とサーバ間の通信速度や、ウェブサイトに掲載される画像の画像サイズによって転送するデータの圧縮率等を変換する従来の手法を列挙する。
特許文献1には、高速ネットワークに接続する場合と低速ネットワークに接続する場合でフレームレートと画質を変換する技術について開示されている。映像監視装置は、撮影した映像を回線速度に応じて符号化方法や符号化量を変更しており、ユーザが指定したフレームレートや画質でデータを送信することもできる。
また、特許文献2には、端末が表示できる表示領域や通信速度によって、画像サイズや圧縮率を変換する技術について開示されている。この技術では、送信する広告データを保持する端末データベースの情報から、画像サイズ、データ形式を変更し、通信速度に基づいて、画像サイズや圧縮率を変更している。
また、特許文献3には、スケジュール記録装置と端末との通信速度やユーザの要求によって、圧縮などを行う技術について開示されている。この技術は、あらかじめ設定されたスケジュールにしたがって自動的に検索してインターネット情報を取得することにより、インターネット情報の収集にあたってのユーザの利便性を高めている。
また、特許文献4には、センタ装置と複数の端末からなる画像データ通信システムにおいて、画像データの供給源が供給型端末である場合に、当該供給型端末に支払うべき画像データの提供料金を計算して課金する技術について開示されている。この画像データ通信システムは、端末側に提供可能な画像データの数を増やし、データを安価に提供することを目的にしており、ユーザが指定した情報によりデータを圧縮し、端末に送信することができる。
また、特許文献5には、動画ファイルを送信する際に、実際の転送レートが目標の転送レートを超える場合は所定量のデータを間引く技術について開示されている。
また、特許文献6には、電子メールに自己の能力情報を添付して送り、送られた能力に合わせて画像を送信する技術について開示されている。
特開2003−264818号公報 特開2003−167817号公報 特開2002−41354号公報 特開2006−42386号公報 特開2003−179664号公報 特開2001−43154号公報
ところで、特許文献1に開示されている技術は、低速な回線に接続した場合に適した画像圧縮を行う帯域管理装置と映像入力装置が高速な回線で接続されていることが前提であるため、使用できる状況が限られる。
また、特許文献2に開示されている技術は、端末データベースに登録されていないシステムでは使用できないばかりか、通信速度の変化にも対応できない。
また、特許文献3に開示されている技術は、スケジュール記憶装置とユーザの情報端末との間の通信速度のみしか考慮しておらず、ウェブサイトがあるサーバとスケジュール記憶装置の間で通信されるデータ量は削減されない。また、ユーザが操作する端末の表示領域も考慮してないため、不必要に大きな画像が通信される可能性がある。
また、特許文献4に開示されている技術は、端末より処理能力が優れるセンタ装置に画像データを送る場合に適したものであり、センタ装置から端末に画像データを送る場合については考慮されていない。このため、伝送速度が遅延したり、受信した画像データが大きすぎて端末に表示しきれなかったりする場合がある。
また、特許文献5に開示されている技術では、復号するために用いる時刻等の情報が、MPEG(Moving Picture Experts Group)等の動画ファイルに付加される。しかし、静止画ファイルには付加されないため、静止画ファイルを容易に復号できない。
また、特許文献6に開示されている技術は、電子メールで情報をやりとりする場合にしか利用できない。また、能力送信要求を受取り、スペック情報を送り、その能力に対応した画像を送信するので通信コストがかかってしまう。
また、携帯電話端末やPDA等のワイヤレス通信を行う通信端末を用いてウェブサイトにアクセスすると、時々刻々と変わる通信速度や、端末の情報処理速度などに対応できなかった。このため、ウェブサイトにアクセス要求を行っても、通信がタイムアウトすることがあった。また、通信速度が遅い状態でアクセスした際に、タイムアウトが設定されていない場合、データ量が大きい画像のダウンロードが完了するまでに時間がかかっていた。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、通信端末を用いてアクセスしたウェブサイトからコンテンツを取得する場合に、通信端末のスペックに合わせてコンテンツを表示部に表示できるようにすることを目的とする。
本発明は、ネットワーク上に配置されるウェブサイトの位置を特定する位置情報及びウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が入力される。
次に、ウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出する。
次に、スペック情報、位置情報及び指定情報が含まれ、指定情報によって指定されたコンテンツの取得を要求する要求メッセージを生成し、取得したコンテンツの処理を行う。
次に、位置情報に対応した位置にウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、要求メッセージを送信し、信号処理装置がスペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信する。
そして、コンテンツに含まれる画像または文字のいずれか一方、または両方を表示部に表示するものである。
また、ネットワーク上に配置されるウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、ウェブサイトに掲載されるコンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出する通信端末から、要求メッセージを受信する。要求メッセージには、スペック情報、ウェブサイトの位置を特定する位置情報及びコンテンツを指定する指定情報が含まれ、要求メッセージは、指定情報によって指定されたコンテンツの取得を要求するものである。
次に、スペック情報に基づいて、コンテンツの形式を変換する。
次に、要求メッセージからスペック情報を読み出して、位置情報に対応したコンテンツの形式がスペック情報に合うかを判断する。スペック情報に合う場合は、形式が変換されていないコンテンツを通信部に供給し、スペック情報に合わない場合は、形式が変換されたコンテンツを通信部に供給する。
そして、通信端末にコンテンツを送信するものである。
このようにして、通信端末は自端末のスペック情報を信号処理装置に送信し、信号処理装置は受信したスペック情報に基づいてコンテンツの形式を変換する。そして、信号処理装置から受信した形式が変換されたコンテンツは、通信端末が備える表示部の表示領域に適切な大きさで表示させることができる。
本発明によれば、通信端末は、信号処理装置において自端末のスペック情報に合わせて形式が変換されたコンテンツを受信し、表示領域に合わせて最適化されたコンテンツを表示することが可能となる。このとき、ユーザは、通信端末と信号処理装置に対して明示的な指示を行わなくても、自端末のスペック情報に最適化されたコンテンツが掲載されるウェブサイトを手軽に閲覧することができる。
<第1の実施の形態例>
以下、本発明の第1の実施形態例について、図1〜図12を参照して説明する。本実施の形態例では、通信端末とサーバを含み、互いにデータを送受信する通信システム1に適用した例について説明する。
図1は、通信システム1の構成例を示す。
通信システム1は、ユーザが個別に操作する通信端末2と、事業者によってウェブサイトが構築されるサーバ4を備える。通信端末2は、コンピュータ装置、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話端末等が用いられる。通信端末2とサーバ4は、所定の通信プロトコルを用いることによって、インターネット3を介して互いに通信可能である。通信端末2は、液晶ディスプレイパネル、有機ELディスプレイパネルなどからなり、コンテンツに含まれる画像または文字のいずれか一方、または両方を表示する表示部24(後述する図3参照)が備える。サーバ4は、通信端末2との通信速度、画面の解像度、1つのウェブサイトをアクセスするのに許容する時間などの情報を取得する。そして、サーバ4は、その情報に応じて、サーバ4側で保持するコンテンツをサーバ4上で適切に圧縮したり、解像度を合わせたり、適切なフォーマットに変更し、通信端末2にコンテンツを送信する。
通信端末2は、ユーザが入力した位置情報に従ってサーバ4に構築されたウェブサイトを表示部24に表示できる。ウェブサイトは、ネットワーク上に配置されており、ウェブサイトの位置を特定する位置情報(URL:Uniform Resource Locator)は、ウェブサイト毎に一意に割り当てられる。また、サーバ4は、大容量のデータを記録できるメモリ42(後述する図4参照)を備え、通信端末2の要求に応じてウェブサイトのデータを通信端末2に送る。
図2は、通信システム1で処理される画像の例を示す。
ユーザが、ボタン、キー等からなる入力部23を操作して、通信端末2に目的のウェブサイトの位置を特定する位置情報5を入力すると、位置情報5が割り当てられ、サーバ4に構築されるウェブサイトにアクセスできる。例えば、http://www.xxxxx.co.jp/1.htmlとURLを入力した場合を想定する。このとき、ウェブサイトの位置を特定する位置情報が「http://www.xxxxx.co.jp」であり、ウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が「1.html」として特定できる。このとき、通信端末2は、位置情報5と共に、コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出する。そして、通信端末2は、スペック情報、位置情報及び指定情報が含まれ、指定情報によって指定されたコンテンツの取得を要求する要求メッセージをサーバ4に送信する。
サーバ4は、ウェブサイトに様々な形式で保存されたコンテンツを掲載する。ここでは、コンテンツに含まれる第1の画像6aがウェブサイトに掲載される場合について説明する。
サーバ4は、通信端末2から受信したスペック情報に基づいて、第1の画像6aを変換する必要可否を判断する。第1の画像6aの画像サイズが表示部24に表示しきれない大きさである場合、スペック情報に基づいて、第1の画像6aの画像サイズを縮小変換する。ここでは、1/4以下の画像サイズに変換した第2の画像6bに変換する。さらに、サーバ4は、ネットワークの帯域負荷を下げるため、第2の画像6bを圧縮した第3の画像6cを生成する。
この圧縮は、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の圧縮率を上げることによって実現される。画像を縮小しても通信端末2のスペック情報を満たさない場合、さらに圧縮率を上げて、このスペック情報を満たすようにする。そして、サーバ4は、第3の画像6cを通信端末2に送信する。この結果、通信端末2は、ブラウザに受信した第3の画像6cを表示部24に表示できる。この結果、第3の画像6cは、第2の画像6bに比べて画質は低くなるものの、表示部24に画像を表示可能な領域は小さいため、ユーザの視聴に及ぼす影響は少ない。
図3は、通信端末2の内部構成例を示す。
通信端末2は、インターネット3を介してサーバ4に通信する通信部21と、プログラム、サーバ4から取得したコンテンツ等のデータを記憶するメモリ22を備える。また、タッチパネル、テンキー、キーボード等の入力デバイスから入力される、ネットワーク上に配置されるウェブサイトの位置を特定する位置情報及びウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が入力される入力部23を備える。また、コンテンツに含まれる画像または文字のいずれか一方、または両方を表示する表示部24と、音声を放音するスピーカ・アンプ等からなる放音部25と、アクセスしたウェブサイトが応答するまでの許容時間を決定するアクセス時間決定部26を備える。また、入力部23からウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出するスペック情報検出部30を備える。
スペック情報検出部30は、スペック情報が変化した場合にスペック情報を検出する。スペック情報検出部30は、各ブロックの処理を制御する情報処理部27と、通信端末2とサーバ4間の通信速度を検出し、スペック情報に通信速度の情報を含ませる通信速度検出部31と、を備える。また、情報処理部27が受信したコンテンツを処理する速度を情報処理速度として検出し、スペック情報に情報処理速度の情報を含ませる情報処理速度検出部32を備える。また、表示部24の解像度を検出し、スペック情報に解像度の情報を含ませる解像度検出部33を備える。また、メモリ22にコンテンツを記憶可能な空き容量を検出し、スペック情報にメモリ22の空き容量の情報を含ませるメモリ容量検出部34を備える。また、表示部24に、ウェブサイトのレイアウトを保った状態でコンテンツを表示可能な表示領域を検出し、スペック情報に表示領域の情報を含ませる表示領域検出部35を備える。ここで、通信端末2がウェブサイトに掲載された大きい画像をダウンロードしても、表示部24の一画面に収まって表示できることを、ウェブサイトのレイアウトを保った状態と称している。
アクセス時間決定部26は、アクセスしたウェブサイトに掲載された画像ファイル等のダウンロードが完了するまでのアクセス許容時間を規定する。例えば、30秒、1分といった時間で規定する。動画ファイルや音声ファイルをダウンロードする場合の許容時間はユーザが指定することが可能である。ただし、アクセス許容時間の指定はユーザが直接指定することに限定されない。システムが設定したり、ユーザがどの程度まで許容しているかをユーザの操作から学習したりすることなどにより、アクセス許容時間を取得することが可能である。また、動画ファイルや音声ファイルをダウンロードする場合、静止画ファイルをダウンロードする場合と同様に、アクセス許容時間を無制限とすることをユーザが指定することも可能である。
アクセス許容時間は、ユーザが、入力部23から直接入力することで設定される。また、アクセス許容時間は、コンテンツに含まれる画像数によって時間を変更することも可能である。アクセス許容時間の設定例については、後述する図7に示している。また、画像の枚数が何枚以上の時は、何分か許容する等の詳細に指定することも可能である。そして、スペック情報には、アクセスしたウェブサイトが応答するまでの許容時間に関する情報としての「アクセス許容時間」と、ウェブサイトに含まれる画像数に関する情報のうち、少なくとも一つの情報が含まれる。アクセス許容時間は、ウェブサイトに掲載されるコンテンツの受信を完了するまでに通信端末2が許容する時間と言い換えることもできる。
情報処理部27は、スペック情報、ウェブサイトの位置情報及び指定情報が含まれ、指定情報によって指定されたコンテンツの取得を要求する要求メッセージを生成し、取得したコンテンツの処理を行う。
また、通信部21は、ウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、要求メッセージを送信し、信号処理装置がスペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信する。そして、通信部21は、入力部23からウェブサイトへのアクセスが要求された場合又はスペック情報が変化した場合に、要求メッセージを送信する。
解像度検出部33は、通信端末2で設定される解像度(例えば、1024×768ピクセル)を検出する。通信端末2の解像度は、入力部23を介して変更することができる。この解像度の変更は、例えば、パーソナルコンピュータ装置等を操作するユーザによって行うことも可能である。
通信端末2を介してサーバ4に構築されたウェブサイトにアクセスする場合、ユーザは表示部24にブラウザを表示させて操作を行う。そして、ウェブサイトの位置情報をブラウザに入力することで所望のウェブサイトにアクセスできる。
ここで、「通信速度」は、通信速度検出部31が一定時間の通信速度の平均を取るなどして算出する値である。また、「情報処理速度」は、情報処理速度検出部32が一定時間の情報処理速度の平均を取るなどして算出する値である。通信速度や情報処理速度は変動するので、一定時間の平均値などを使用する。また、1つのウェブサイトにアクセスする際に、通信速度や情報処理速度が変動し、その結果をサーバ4に送信すると画像によって圧縮率が変わってしまう。このため、通信端末2は、1つのウェブサイトにアクセスする間は、同じ通信速度や情報処理速度をサーバ4に送信しても良い。また、1つのウェブサイトを送信する間に極端に通信速度や情報処理速度が遅くなった場合を想定する。このとき、通信端末2は、サーバ4に通信速度や情報処理速度を送り直す。そして、サーバ4は、全ての画像を高い圧縮率で圧縮し直した後、圧縮した画像を再度送信するようにしてもよい。
なお、以下の場合についても、通信速度や情報処理速度が遅くなるため、全ての画像を再度圧縮し直す処理が行われる。
(1)ウェブサイトにアクセスしている途中で、ユーザがブラウザのサイズを変更する場合。この場合は、情報処理速度も変化する可能性がある。
(2)メモリ22のメモリ容量が変更される場合。この場合は、情報処理速度も変化する可能性がある。例えば、ユーザが途中で複数のブラウザを起動した場合がある。複数のブラウザを起動するとは、新規のウィンドウを起動した場合やタブで起動した場合などが含まれる。また、その他のアプリケーションを起動した場合や起動中のアプリケーションが多くのメモリ22の記憶領域を使用した場合も、メモリ22のメモリ容量が変更される原因となる。
(3)画面の解像度が変更になった場合。この場合は、情報処理速度も変化する可能性がある。なお、ユーザが意図的に画面の解像度を変更する場合も、通信速度や情報処理速度が変わる可能性がある。
これらについては、通信速度や情報処理速度と同様、変更する都度、画像サイズや圧縮率などを変更すると不具合が発生するので、極端にこれらの条件が変化した場合のみ、画像サイズや圧縮率などを変更するのが適切である。具体的には、上記(1)の場合は画像サイズおよび圧縮率の変更、(2)の場合は圧縮率の変更、(3)の場合は画像サイズおよび圧縮率を変更する。また、必要に応じて画像ファイルのフォーマットを変更する。例えば、ブラウザのサイズとメモリ容量が変更された場合は、画像サイズおよび圧縮率を変更する。また、通信端末2がウェブサイトにアクセスしている間にアクセス許容時間が変更になった場合は、変更されたアクセス許容時間に応じて圧縮率を変更することになる。
図4は、サーバ4の内部構成例を示す。
サーバ4は、インターネット3を介して通信端末2と通信する通信部41と、ウェブサイトのコンテンツ等のデータを記憶するメモリ42と、サーバ4内の各処理ブロックの処理を制御する情報処理部43と、を備える信号処理装置である。また、ウェブサイトに掲載されるコンテンツの形式がスペック情報に合わない場合に、スペック情報に基づいて、コンテンツの形式を変換する変換部45を備える。通信端末2は、上述のように、ネットワーク上に配置されるウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出する。そして、スペック情報、前記ウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記コンテンツを指定する指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを送信する。サーバ4は、通信端末2から受信した要求メッセージに基づいて所定の処理を行う。
変換部45は、スペック情報に基づいて、コンテンツに含まれる画像ファイルを圧縮する圧縮部46と、通信端末2の表示部24が表示できる表示可能領域に合わせて画像の画像サイズを変換する画像サイズ変換部47と、を備える。また、画像が保存されるフォーマットを変換するフォーマット変換部48を備える。
通信部41は、LAN等からなる不図示の通信ネットワークを介してインターネット3に接続するため、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等の通信プロトコルを用いて通信端末2とデータの送受信を行う。このとき、通信部41は、スペック情報及びウェブサイトの位置を特定する位置情報が含まれ、コンテンツの取得を要求する要求メッセージを通信端末2から受信する。そして、通信端末2にスペック情報に基づいて変換されたコンテンツを送信する。
メモリ42は、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、テープ等の大容量の記憶装置で構成される。そして、メモリ42には、画像サイズ変換部47又はフォーマット変換部48で変換されたコンテンツ及び通信端末毎に受信したスペック情報が記憶される。さらに、メモリ42には、ウェブサイトが更新されるまで、変換部45によって変換されたコンテンツと、通信端末2毎に受信したスペック情報が記憶される。そして、情報処理部43は、受信した要求メッセージに含まれるスペック情報と、メモリに記憶されたスペック情報の内容が類似する場合に、メモリ42から変換されたコンテンツを読み出し、変換されたコンテンツを通信部41に供給する。これにより、ほぼ同じスペック情報を送信する多数の通信端末2からコンテンツの取得要求を受けた場合であっても、速やかにコンテンツを送信できる。
情報処理部43は、要求メッセージからスペック情報を読み出して、指定情報に対応したコンテンツの形式がスペック情報に合うかを判断する。スペック情報に合う場合は、形式が変換されていないコンテンツを通信部41に供給し、スペック情報に合わない場合は、変換部45によって形式が変換されたコンテンツを通信部41に供給する。
圧縮部46は、例えば、JPEGの圧縮率を高くすることによって、データを圧縮する。
画像サイズ変換部47は、例えば、3872×2592ピクセルの画像サイズを800×536ピクセルの画像サイズに変換する。
フォーマット変換部48は、圧縮が必要であるにも関わらず、圧縮が行えない画像フォーマットの画像ファイルを、圧縮が行える画像フォーマットに変換する。例えば、画像フォーマットがBMP形式である場合、圧縮することができないため、データ量を削減できない。このようなBMP(Bit MaP)形式で保存された画像ファイルを、圧縮することが可能なJPEG形式に変換する。
圧縮部46、画像サイズ変換部47又はフォーマット変換部48は、スペック情報が変化した場合に、通信端末2からリアルタイムで送られるスペック情報に基づいて処理を実行する。これにより、サーバ4は、適切な形式でコンテンツを通信端末2に送信できる。
図5は、通信端末2の表示部24に表示させたウェブサイト51の例を示す。
ユーザがブラウザを起動して、ウェブサイト51のURLをアドレスバー54に入力すると、ウェブサイト51にアクセスし、サーバ4からコンテンツをダウンロードできる。ウェブサイト51には、多数のサムネイル52が掲載されており、各サムネイル52は、ウェブサイト51に配置された不図示の動画ファイルにリンクしている。ウェブサイト51には、動画以外に、静止画ファイルがサムネイル表示されているページも存在する。ユーザが選択したサムネイル画像は、拡大表示領域53に拡大表示され、放音部25から音声が放音される。
ブラウザの下部には、サーバ4からダウンロードした画像の枚数を示す画像枚数表示領域55、ダウンロードした画像ファイルのデータ量を示すデータ量表示領域56、ダウンロードする読込み速度を表示する読込み速度表示領域57に数値が表示される。これらのパラメータは、スペック情報として通信端末2とサーバ4の間で送受信される情報である。
ところで、画像ファイルは、1つ毎のデータ量が大きいため、スペックが低い通信端末2を用いるとウェブサイト51を全て表示するまで時間がかかってしまう。このため、本例のサーバ4は、通信端末2のスペック情報に合わせて、ウェブサイト51に含まれる画像ファイルの画像サイズ等を変更する。このため、通信端末2は、速やかにウェブサイト51を表示できるようにしている。
図6は、スペック情報に含まれる通信端末2の表示領域の情報に基づいて、サーバ4が画像サイズを変換する例を示す。
図6Aは、第1の画像6aを表示した例である。
図6Bは、第3の画像6cを表示した例である。
表示領域には、ブラウザ全体の大きさを示す第1の表示領域61と、ブラウザ内の大きさを示す第2の表示領域62がある。第1の表示領域61は、通信端末2で動作するオペレーティングシステムが把握できるが、第2の表示領域62はブラウザからの情報が必要である。本例では、第2の表示領域62を表示領域情報として使用する。ただし、表示領域検出部35は、ブラウザから第2の表示領域62の情報を取得できない場合、第1の表示領域61の大きさを検出した表示領域としてスペック情報に含ませる。
本例では、3872×2592ピクセルの画像サイズである元画像を表示部24に表示させると、図6Aのように画像の全体を表示しきれない。このため、800×536ピクセルの画像ファイルとするよう、予めユーザが設定している。このとき、画像サイズは、約1/4となる。さらに、サーバ4は、通信速度などのスペック情報に合わせて画像の圧縮率を高くする。このとき、図6Bのように画像の全体が表示される。通常、通信端末2で起動するブラウザ内で表示される領域が小さいため、元画像の一部しか表示されないが、画像サイズをブラウザに合わせて変換することによって、小さく縮小したブラウザ内に画像全体が収まって表示される。このため、ユーザは画像の全体を容易に見やすくなる。
基本的には、第2の表示領域62の大きさに合わせて第1の画像6aの画像サイズを変換するが、第2の表示領域62が極端に小さい場合は、表示部24の解像度を高く維持することを優先して、画像サイズの変換を行わないようにしてもよい。表示部24の表示領域と解像度のうち、どちらを優先して選択するかは、第2の表示領域62の大きさに閾値を設けて処理を行う。この場合、画像サイズを変換した結果、閾値未満の小さい画像サイズになる場合は、画像サイズの縮小をせず、元の画像(第1の画像6a)をそのまま使用する。閾値を超える画像サイズになる場合は閾値に近い画像サイズとするよう変換してもよい。また、最小画像サイズを予め規定しておき、その画像サイズまで元の画像(第1の画像6a)を縮小することも可能である。
また、画像サイズは、第2の表示領域62の大きさに合わせるので、通信端末2がサーバ4に送信するスペック情報に解像度の情報を含めない設定としてもよい。この設定により、通信端末2が送信するスペック情報のデータ量を減らすことができる。そして、サーバ4は、表示可能領域の情報のみによって、画像サイズの変換率を決定する。なお、本例では、第2の表示領域62の画像サイズをスペック情報として送信する例について説明したが、縦又は横のいずれかのサイズのみを表示可能領域の情報として送信してもよい。
図7は、通信端末2がサーバ4に送信する自端末のスペック情報(サーバ4に送信する情報)の例である。
通信端末2内の各処理ブロックは、通信速度、情報処理速度、表示部24の解像度、画像の枚数毎に表示部24に表示するまで許容されるアクセス許容時間、メモリ22の空き容量、表示部24の表示領域に関する情報を検出し、スペック情報に含ませる。そして、情報処理部27は、取得したスペック情報を通信部21に供給して、通信部21は、サーバ4に送る要求メッセージにスペック情報を含ませて送信する。
通信端末2とサーバ4は、HTTPヘッダを使ってデータやソフトウェア自身の情報をやりとりする。通信端末2からサーバ4に送る要求メッセージには、リソースに適用されるメソッド、リソースの識別子、使用するプロトコルのバージョン等の情報が最初の行に含まれる。リソースとは、URIによって判別されるネットワークデータオブジェクト、あるいはサービスを指す。URI(Uniform Resource Identifier)は、URLを包括する概念であり、インターネット上に置かれた各種データの場所を表す文字列を指す。
ここで、画像数によって変更される可変情報としてのアクセス許容時間に関して説明する。アクセス許容時間は、ユーザが予め手動で入力する場合と、自動的(半自動的)に算出する場合がある。
(1)ユーザが手動で入力する場合
図7に示すように、ユーザが入力部23を手動操作することによって具体的な枚数と、枚数毎のアクセス許容時間をそれぞれ指定できる。このとき、アクセス許容時間は固定情報となる。
(2)自動的(半自動的)に算出する場合
この場合、1枚毎の画像に対するアクセス許容時間が指定される。例えば、図7に示したように1枚の画像につきアクセス許容時間が5秒となる場合を想定する。図7には、画像の枚数に応じてアクセス許容時間をそれぞれ指定していた例を示しているが、1枚の画像に対するアクセス許容時間を5秒として予め決定されていれば、通信端末2またはサーバ4がアクセス許容時間を自動的に算出することもできる。このとき、アクセス許容時間は可変情報となる。例えば、画像が10枚のときは、アクセス許容時間が50秒と算出される。実際には、何十枚も画像が存在するウェブサイト(図5参照)が存在するので、アクセス許容時間の上限値を定める方が効果的となる。例えば、上限値が60秒と定められている場合に、30枚画像を含むウェブサイトにアクセスすると、1枚あたりの画像をダウンロードするために許容される時間は、2秒となる。
アクセス許容時間を設定するためのバリエーションとしては、1枚の画像のアクセス許容時間(状況によっては複数枚の場合の時間も)はユーザが指定するのではなくサーバ4が設定してもよい。また、サーバ4は、ユーザがどの程度までアクセス許容時間の長さを許容するかをユーザの操作から学習することにより、アクセス許容時間を取得するようにしてもよい。なお、アクセス許容時間の上限値を定めないようにしてもよい。
図8は、XML(Extensible Markup Language)を用いて通信端末2のスペック情報を記述した例を示す。
図8Aは、英語によるスペック情報の記述例を示す。
図8Bは、日本語によるスペック情報の記述例を示す。ただし、図8Aと図8Bは表記が異なるだけで同一内容である。
スペック情報は、データを定義するメタ言語(例えば、XML)を用いて記述される。各変数は、図7で説明したスペック情報の各フィールドに対応するタグで指定される。XML文書はテキストデータであるため、複数の端末間でデータを送受信する際の負荷が非常に軽い。なお、通信端末2が送信可能な全てのスペック情報を記述した例を示したが、一部のスペック情報を送信してもよい。
また、本例において、アクセス許容時間は、含まれる画像の枚数によって異ならせる設定としたが、単に1つのウェブサイトをアクセスするために許容する時間を指定したり、画像のデータ量に応じて指定したりしてもよい。また、画面解像度や表示領域に関する情報は、横方向の画像サイズに関する情報だけを送信してもよい。
また、本例において、情報処理速度は、通信端末2で動くブラウザの読み込み速度を例に説明したが、情報処理部27の処理速度(例えば、CPU速度)等を使用してもよい。また、ウェブサイトに含まれる複数の画像のうち、一番大きな画像の画像サイズに合わせたり、横に並んだ複数の画像の画像サイズ(横幅)を揃えたりする情報を、スペック情報に加えてもよい。また、サーバ4は、通信端末2に送信する画像サイズを、通信端末2の種類毎に予め固定のサイズで決定してもよい。
ここで、通信端末2が、5枚の画像ファイルが掲載されるウェブサイトにアクセスした場合のデータ量の変化について説明する。
ユーザが通信端末2を操作してアクセスしたウェブサイトには、画像サイズが1280×1024ピクセルであり、24ビットのビットマップ形式で保存された5枚の画像ファイルが掲載される。ここで、画像サイズが1280×1024ピクセルである24ビットの画像ファイルのデータ量は以下のように計算できる。
1280×1024×24=31,457,280ビット
表示部24の表示領域の大きさは、640×512ピクセルである場合、サーバ4は、ウェブサイトに掲載された画像の画像サイズを1/4に縮小する。画像は5枚あるので、縮小した画像の合計データ量は、以下のように算出される。
31,457,280ビット÷4×5=39,321,600ビット
また、通信端末2の情報処理速度(200.00kbps)は、通信端末2とサーバ4間の通信速度(1.00Gbps)より遅い。このため、サーバ4は、通信端末2が200.00kbpsの情報処理速度で処理する場合であっても、アクセス許容時間を満たすよう画像の圧縮率を決定する。なお、サーバ4は、ウェブサイトに掲載される画像の枚数と通信端末2のスペック情報を使って画像の圧縮率を決定しているが、縮小したと仮定する画像ファイルの合計量を計算して、この結果から逆算して画像の圧縮率を決定してもよい。
次に、縮小した画像を転送するのに要する時間は、以下のように算出される。
39,321,600ビット÷200,000=196.608秒
図7より、4枚以上の画像のアクセス許容時間は20秒なので、圧縮部46がファイルのデータ量を10分の1に圧縮すれば、通信端末2は、約19.6秒でウェブサイトのファイルをダウンロードして処理できる。また、メモリ22のメモリ容量は1.00Gバイトの空きがあるため、ダウンロードした画像ファイルをそのまま保存できる。このため、圧縮部46が決定する圧縮率は、通信端末2のアクセス許容時間を越えない範囲の近傍の値とする。この圧縮率は、複数の符号化方法により可能な圧縮率と比較することで決定できる。なお、アクセス許容時間を超えるのは何%まで可能という設定にしてもよい。この場合、アクセス許容時間が数%超えた場合であっても、通信端末2は、ダウンロードするファイルの受信処理を中断しなくてよくなる。また、圧縮部46が決定する圧縮率は、アクセス許容時間が設定されている数%を超えるように設定することも可能である。
図9は、ウェブサイトにアクセスする場合の通信端末2の処理例を示す。
始めに、情報処理部27は、ユーザによって入力部23より入力されたウェブサイトの位置情報(URL)を取得する(ステップS1)。次に、情報処理部27は、アクセス時間決定部26、スペック情報検出部30にアクセスして通信速度、情報処理速度、解像度、アクセス許容時間、表示領域、メモリ容量を取得する(ステップS2)。
このとき、情報処理部27は、通信速度検出部31が検出した通信端末2の通信速度と、情報処理速度検出部32が検出したブラウザの読み込み速度(図5の下側に表示されている「速度:40KB/秒」)等を取得する。また、解像度検出部33が検出した通信端末2の解像度と、アクセス時間決定部26が決定したアクセス許容時間を取得する。また、メモリ容量検出部34が検出した通信端末2のウェブサイトを表示するための処理に使えるメモリ容量を取得する。
そして、通信部21は、ウェブサイトのURLなどの情報とともに通信端末2の通信速度、通信端末2の情報処理速度、通信端末2の画面の解像度、ユーザが所望のページにアクセスするのに許容する時間をスペック情報に含ませる。また、通信端末2のメモリ容量、アクセス許容時間の全てもしくはいずれか1つ以上の情報(種々の組合せは可:例えば通信速度と画面の解像度など)をスペック情報に含ませる。
そして、通信部21は、ウェブサイトの位置情報と共に、検出した通信速度、情報処理速度、解像度、アクセス許容時間、表示領域、メモリ容量を含んだスペック情報を要求メッセージに含ませ、サーバ4に送信する(ステップS3)。このとき、通信部21は、HTTPの規格で送信していた情報についてもサーバ4に送信する。
図10は、通信端末2からウェブサイトの送信要求を受けた場合におけるサーバ4の処理例を示す。
始めに、サーバ4は、通信部41を介して、通信端末2からの受信要求を受取る(ステップS11)。この受信要求には、HTTPの規格で受信する情報やURL情報とともに通信端末2が検出した通信速度、情報処理速度、解像度、アクセス許容時間、通信端末2のメモリ容量、表示領域の情報が含まれる。
次に、情報処理部43は、ウェブサイトに含まれている画像サイズが通信端末2の表示部24の解像度より高い、又は、表示領域より大きいか否かを判別する(ステップS12)。解像度が低い、又は、画像サイズが小さいと判別した場合、画像サイズの変更を行わず、ステップS14に処理を移す。
一方、解像度が高い、又は、画像サイズが大きいと判別した場合、情報処理部43は、画像サイズ変換部47で、通信端末2の画面の解像度と表示領域から変換する画像サイズを決定して、表示部24の解像度以下の大きさに画像サイズを変換する(ステップS13)。
次に、情報処理部43は、通信端末2の通信速度、情報処理速度、アクセス許容時間、メモリ容量、ウェブサイトに含まれている画像の枚数に基づいて、画像ファイルの圧縮率を決定する(ステップS14)。例えば、アクセス許容時間は短いが、通信端末2の通信速度や情報処理速度が遅い場合は、画像の圧縮率を高くする。また、アクセス許容時間が長い場合は、画像の圧縮率を低くする。また、メモリ22のメモリ容量が少ない場合は、ウェブサイトを表示する処理に使えるメモリ容量を超えないように圧縮率を高くする。
そして、情報処理部43は、画像圧縮が必要であり、かつ、画像のフォーマットが圧縮不可能であるか否かを判別する(ステップS15)。画像圧縮が不要、又は、画像は圧縮可能なフォーマットである場合、情報処理部43は、ステップS17に処理を移す。
一方、情報処理部43は、画像圧縮が必要、かつ、画像のフォーマットが圧縮不可能であると判別した場合、フォーマット変換部48によって画像が圧縮可能なフォーマットに変換される。そして、圧縮部46によって、フォーマット変換された画像が圧縮される。このとき、変換後の画像のファイル名(例えば、拡張子)が変わるので、情報処理部43は、HTML等によって記述されたHTML文書内の画像のファイル名を変換後の画像のファイル名に書き換える。(ステップS16)。
例えば、画像ファイルが圧縮不可能なビットマップ形式で保存される場合、フォーマット変換部48は、JPEGなどの圧縮可能なフォーマット形式に変換する。このとき、フォーマット変換部48は、内容ネゴシエーションで使用する、どのメディアタイプを優先的に許容するかを決定するタグを使って通信端末2に適したフォーマットに変換する。内容ネゴシエーション(コンテントネゴシエーション)は、例えば、1つのウェブサイトに英語と日本語で記載されたウェブページを準備しておいて、ブラウザからの情報を見て、日本語のブラウザを使用する通信端末2には日本語のページを表示させる機能を有する。このため、サーバ4が事前に用意したデータを通信端末2に提供できる。
情報処理部43が圧縮しないと判断した場合であっても、通信端末2が指定したフォーマットがある場合は、画像のフォーマットを変換する。通信端末2が複数種類のフォーマットであっても表示できる場合、情報処理部43は、圧縮率や画像の特性などにより変換するフォーマットを決定する。
また、情報処理部43は、HTMLなど本文の量が多いデータを扱う場合は、本文の量も含めて圧縮率を決定する。また、ウェブサイトに静止画と動画が混在する場合は、動画も含めて圧縮率を決定する。そして、画像のフォーマットを変換すると、画像のファイル名が変わるので、HTMLやJAVAスクリプトなどに記載されたファイル名等を変更する。また、動画像の場合は、フレームを間引くことによって、データ量を削減することも可能である。
次に、圧縮部46は、決定した圧縮率で画像ファイルを圧縮する(ステップS17)。このとき、圧縮部46は、JPEGファイルを圧縮することによって、ビットマップ形式で保存されたデータ量の10分の1に圧縮できる。そして、情報処理部43は、ウェブサイト内に未処理の画像が残っているか否かを判別する(ステップS18)。未処理の画像が残っている場合、ステップS12に処理を移し、画像ファイルの処理を繰り返す。画像ファイルの処理は、例えば、圧縮、画像サイズ変更、フォーマット変更等の処理であり、それぞれの処理毎に必要な条件に即して行われる。
一方、全ての画像の処理が終わった場合、変換した全ての画像ファイルと、修正したHTMLやJAVAスクリプト等のデータファイルを、HTTPを用いて通信端末2に送信する(ステップS19)。このとき、サーバ4では、動的に画像の圧縮率、画像サイズおよびフォーマットの全てもしくはいずれか1つ以上の処理を行い通信端末2に送信する。ただし、通信端末2の通信速度、情報処理速度、解像度、アクセス許容時間、メモリ容量に問題がない場合、情報処理部43は、画像ファイル等に対して処理を加えず、通信部41を介してそのまま送信する。
図10において、サーバ4は、通信端末2からウェブサイトの位置情報とともにスペック情報が送られてきた場合について説明した。このスペック情報には、通信端末2の通信速度、情報処理速度、画面の解像度、ユーザが所望のページにアクセスするのに許容する時間、通信端末2のメモリ容量の全てが含まれる。しかし、全てのスペック情報が送られてきた場合に限定されず、これらの情報のうち、1つ以上の情報が送られてきたら、変換部45で対応した処理を行う。
図11は、ウェブサイトからコンテンツを受信した後の通信端末2の処理例を示す。
始めに、通信部21は、サーバ4からウェブサイトのコンテンツを受信する(ステップS21)。次に、情報処理部27は、受信したコンテンツをメモリ22に記憶させる(ステップS22)。
次に、情報処理部27は、ブラウザで表示部24に表示するために記憶したコンテンツの処理を行う(ステップS23)。そして、表示部24は、ブラウザでウェブサイトを表示する(ステップS24)。
通信端末2は、サーバ4からインターネット3を介してウェブサイトの内容を受信すると、情報処理部27でブラウザなどに表示できるように情報処理し、ブラウザなどでウェブサイトを表示する。ウェブサイトは、表示部24を通してユーザに提示される。
図12は、ウェブサイトのレイアウト変換の例である。
図12Aは、横レイアウトの例を示す。
図12Bは、縦レイアウトの例を示す。
情報処理部43は、ウェブサイト71に含まれる画像71a,71bが横(1次元)に配置されている場合、通信端末2に表示されるウェブサイト72に含まれる画像72a,72bの横幅を基準として用いる。そして、画像サイズ変換部47に画像サイズの変換を行わせ、圧縮部46に画像の圧縮を行わせる。
同様に、情報処理部43は、ウェブサイト73に含まれる画像73a〜73cが縦横(2次元)に配置されている場合、通信端末2に表示されるウェブサイト74に含まれる画像74a〜74cの縦横の幅を基準として用いる。そして、画像サイズ変換部47に画像サイズの変換を行わせ、圧縮部46に画像の圧縮を行わせる。
このように、情報処理部43は、通信端末2の表示可能領域(本例では、第2の表示領域62)の情報を受取ることで、ウェブサイトのレイアウトを崩すことなく、適切な画像サイズに画像を変換できる。
以上説明した第1の実施の形態例によれば、通信端末2のスペック情報に応じて、サーバ4は、画像ファイル等の圧縮を行う。また、通信端末2は、入力部23からウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、通信時間や情報処理速度等の情報が含まれるスペック情報をサーバ4に送信する。このように、本発明に係る通信システム1を用いることによって、通信端末2のスペック情報に基づいて、サーバ4は適切にコンテンツを変換できる。そして、サーバ4は、通信端末2の処理に割り当て可能な自端末のリソースに応じて適切に処理されたデータを送ることができる。このため、通信端末2の表示部24に表示可能な大きさでウェブサイトを表示することが可能となり、ユーザの視認性が向上するという効果がある。
また、スペック情報には、通信速度、画面解像度、情報処理速度等の情報だけでなく、ブラウザに表示可能な表示領域の情報も含まれる。また、通信端末2の解像度が低い場合は、解像度が高く、データ量が大きい画像ファイルがダウンロードされないため、表示領域内に画像が収まる。このため、ブラウザの大きさが動的に変化した場合であっても、適切な大きさで画像を表示できるという効果がある。
また、通信速度が安定していないワイヤレスの通信端末等であっても、写真を多く含むウェブサイトにアクセスし、素早くウェブサイト全体を表示できるという効果がある。また、サーバ4は、スペック情報に基づいて画像を変換するため、通信端末2が表示しきれないような大きなデータ量の画像ファイルを転送しなくなる。このため、ネットワークの帯域負荷を緩和できるという効果がある。また、様々なサーバ4が本発明に係る画像サイズの変更や圧縮の処理を行うことによって、通信端末2を使用するユーザへのサービス向上につながるという効果がある。
<第2の実施の形態例>
次に、本発明の第2の実施の形態例について図13を参照して説明する。
ただし、図13において、既に第1の実施の形態で説明した図1に対応する部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態例において、サーバ4は、圧縮を行ったり、画像サイズを変更したりする処理を施した画像をメモリに一旦蓄える。その後、通信端末2から類似した条件の送信要求があった際に、その都度、圧縮などの処理を行わずにメモリにアクセスして、送信することが可能である。そして、画像サイズを変換する際に、画面の解像度だけではなく表示領域情報を使用して変換するサイズを決定する。
図13は、通信端末2からウェブサイトの送信要求を受けた場合におけるサーバ4の処理例を示す。基本的な処理は第1の実施の形態例に示したサーバ4の処理と同様である。
始めに、サーバ4は、通信部41を介して、通信端末2からの受信要求を受取る(ステップS31)。この受信要求には、URL情報とともに通信端末2が検出した通信速度、情報処理速度、通信端末2の解像度、アクセス許容時間、通信端末2のメモリ22の空き容量、表示領域の情報が含まれる。
次に、サーバ4は、メモリ42を参照し、以前に類似した条件で処理したか否かを判別する(ステップS32)。このステップでは、過去に類似した条件(通信端末2のスペック情報と類似したスペック情報)でアクセスされたウェブサイトを処理したか否かを判別する。
情報処理部43は、類似した条件で処理していないと判別した場合、ステップS34に処理を移す。一方、類似した条件で処理したと判別した場合、ウェブサイトは更新されていないか否かを判別する(ステップS33)。このステップでは、類似する条件で処理を行った時点から現時点(通信端末2からコンテンツの取得要求を受けた時点)までにウェブサイトの更新が行われたか否かで判定する。ウェブサイトの更新は、サーバ4にアップロードされたウェブサイトの更新時間によって判別される。
具体的には、情報処理部43は、メモリ42に類似した条件で処理したコンテンツが格納されているかを調べる。類似した条件で処理する場合は、処理を行った後、ウェブサイトが更新されているか否かを調べる。ウェブサイトが更新されていない場合、情報処理部43は、メモリ42から保存されたコンテンツを読み出す。このとき、変換された画像や記述が変更されたHTML等の文書を取得する。
類似する条件で過去に処理されていない場合もしくはウェブサイトが更新されている場合は、第1の実施の形態例と類似した処理を行う。
ウェブサイトは更新されていると判別した場合、サーバ4は、ステップS34に処理を移す。一方、ウェブサイトは更新されていないと判別した場合、サーバ4は、ステップS39に処理を移す。
次に、情報処理部43は、ウェブサイトに含まれている画像サイズが通信端末2の表示部24の解像度より高い、又は、表示領域より大きいか否かを判別する(ステップS34)。解像度が低い、又は、画像サイズが小さいと判別した場合、画像サイズの変更を行わず、ステップS36に処理を移す。
一方、解像度が高い、又は、画像サイズが大きいと判別した場合、情報処理部43は、画像サイズ変換部47で、通信端末2の画面の解像度と表示領域から変換する画像サイズを決定して、表示部24の解像度以下の大きさに画像サイズを変換する(ステップS35)。
次に、情報処理部43は、通信端末2の通信速度、情報処理速度、アクセス許容時間、メモリ容量、ウェブサイトに含まれている画像の枚数に基づいて、画像ファイルの圧縮率を決定する(ステップS36)。例えば、アクセス許容時間は短いが、通信端末2の通信速度や情報処理速度が遅い場合は、画像の圧縮率を高くする。また、アクセス許容時間が長い場合は、画像の圧縮率を低くする。また、メモリ22のメモリ容量が少ない場合は、ウェブサイトを表示する処理に使えるメモリ容量を超えないように圧縮率を高くする。
そして、情報処理部43は、画像圧縮が必要であり、かつ、画像のフォーマットが圧縮不可能であるか否かを判別する(ステップS37)。画像圧縮が不要、又は、画像は圧縮可能なフォーマットである場合、情報処理部43は、ステップS40に処理を移す。
一方、情報処理部43は、画像圧縮が必要、かつ、画像のフォーマットが圧縮不可能であると判別した場合、フォーマット変換部48によって画像が圧縮可能なフォーマットに変換される。そして、圧縮部46によって、フォーマット変換された画像が圧縮される。このとき、変換後の画像のファイル名(例えば、拡張子)が変わるので、情報処理部43は、HTML等によって記述されたHTML文書内の画像のファイル名を変換後の画像のファイル名に書き換える。そして、メモリ42に書き換えたHTML文書等を記憶させる(ステップS38)。
次に、メモリ42にアクセスして、圧縮可能なフォーマットに変換した画像ファイルと、変換されたHTML文書を取得して(ステップS39)、ステップS42に処理を移す。次に、圧縮部46は、決定した圧縮率で画像ファイルを圧縮し、メモリ42に圧縮した画像ファイルを記憶させる(ステップS40)。このように、メモリ42には、ウェブサイトが更新されるまで、変換部45によって変換されたコンテンツが記憶される。
ただし、ウェブサイトの一部のみが更新された場合に、その都度、メモリ42にウェブサイトを更新保存すると、一部しか更新されていないにもかかわらずメモリ42に記憶されたウェブサイトの全てが削除されてしまう。このため、ウェブサイトが更新されるタイミングでメモリ42に記憶された更新前のウェブサイトを削除しない運用としてもよい。また、メモリ42の記憶領域を世代管理とし、任意のタイミングで最も古く保存されたウェブサイトを削除し、更新されたウェブサイトをメモリ42に記憶してもよい。
そして、情報処理部43は、ウェブサイト内に未処理の画像が残っているか否かを判別する(ステップS41)。未処理の画像が残っている場合、ステップS34に処理を移し、画像ファイルの処理を繰り返す。画像ファイルの処理は、例えば、圧縮、画像サイズ変更、フォーマット変更等の処理であり、それぞれの処理毎に必要な条件に即して行われる。
一方、全ての画像の処理が終わった場合、変換した全ての画像ファイルと、修正したHTMLやJAVAスクリプト等のデータファイルが含まれるコンテンツを、HTTPを用いて通信端末2に送信する(ステップS42)。なお、上述の処理にてサーバ4は、メモリ42に全てのコンテンツを記憶させた後、メモリ42からファイルを読み出して、通信端末2に送信するようにした。しかし、メモリ42を介さずに変換したコンテンツを順次通信端末2に送信してもよい。
以上説明した第2の実施の形態例によれば、HTMLなどを変更した場合と画像を圧縮した場合は、通信端末2の通信速度などの情報、時刻と共に、メモリ42に保存する。そして、類似した条件でウェブサイトにアクセスされた場合、メモリ42に保存した画像やHTMLを読み出して用いることにより、サーバ4の処理を減らすことができるという効果がある。
なお、メモリ42の容量が足りなくなった場合は、処理された時刻が一番古いデータから順に削除したり、アクセスが少ないデータから順に削除したりすることで、容量を確保するようにしてもよい。ただし、アクセスが少ない順にデータを削除する場合は、メモリ42からデータを読み出した時刻も保存しておく必要がある。
また、本例では、ウェブサイト全体の一部でも更新されている場合は、全ての画像に対して、第1の実施の形態例と類似した処理を行うようにした。しかし、1枚ずつの画像が更新されているか否かを調べて、各画像に対して変換処理を行うか、メモリ42から変換された画像を読み出して使用するかを判定することも可能である。
なお、上述した第1及び第2の実施の形態例に係るサーバ4は、主に静止画を変換する例を述べたが、動画であっても同様に圧縮することが可能である。ここで、サーバ4が圧縮や画像サイズを変換する処理をユーザが望まない場合は、ユーザ側でサーバ4にアクセスする際に、その旨を指定するようにしてもよい。この指定によって、サーバ4は、圧縮や縮小などを行わずそのまま(従来通り)画像を送信することができる。
また、上述した第1及び第2の実施の形態例では、ウェブサイトが構築されるサーバ4がコンテンツを変換する例について説明したが、伝送する途中で経由するサーバで変換処理を行うことも可能である。
また、上述した第1及び第2の実施の形態例では、情報処理部27がブラウザなどで表示するための情報処理を行ったらすぐに表示部24に表示する例について説明したが、情報処理を行ってから一度メモリ22に蓄えるようにしてもよい。そして、情報処理部27は、メモリ22から読み出したコンテンツを、ブラウザなどで表示してもよい。
また、上述した第1及び第2の実施の形態例では、コンテンツの圧縮が必要であり、かつ、圧縮できないフォーマットの場合のみ、通信端末2で用いることができるフォーマットに変換する場合について説明した。しかし、サーバ4は、通信端末2が指定した任意のフォーマットに変換するようにしてもよい。この場合、任意のフォーマットを指定する情報についてもスペック情報に含ませればよい。
また、上述した第1及び第2の実施の形態例で説明したフローチャートの処理の順番は限定されず、適宜処理の順番を変えてもよい。例えば、フォーマットを変更してから画像サイズの変更を行う処理としてもよい。
また、上述した第1及び第2の実施の形態例では、サーバ4が画像を1枚ずつ処理する例について説明したが、各ステップでウェブサイトに含まれる全ての画像を同時に処理してもよい。第1の実施の形態例において、「画像サイズは通信端末2の画面の解像度より大きいか。」を判定するステップS12では、一例として5枚の画像全てに対して判定を行う。そして、画像サイズ変換部47は、5枚同時に画像サイズの変更を行う。このような処理を行うことによって、処理時間の短縮を図ることができる。
また、サーバ4は、受け取った通信端末2のスペック情報によっては、送信する画像ファイルの送信を中止したり、カラー画像をモノクロ画像に変換することでデータ量を減らしたりしてもよい。これは、インターネット3の帯域負荷が高まっている場合であって、画像の取得を後にする際に有効である。また、サーバ4は、通信端末2の表示領域に合わせてウェブサイトに配された文字の大きさを変えてもよい。これにより、レイアウトが崩れずにウェブサイトを通信端末2に表示できる。
また、上述した実施の形態例における一連の処理は、ハードウェアにより実行できるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータに所望のソフトウェアを構成するプログラムをインストールして実行させる。または、各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な例えば汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールして実行してもよい。
また、上述した実施の形態例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU等の制御装置)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、機能が達成されることは言うまでもない。
この場合のプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行うこともできる。そして、その処理によって上述した実施の形態例の機能が実現される場合も含まれる。
また、本明細書において、ソフトウェアを構成するプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
さらに、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を取り得ることは勿論である。例えば、上述した実施の形態例では、画面サイズ(もしくは解像度)に合わせて画像サイズを変更し、それからスペックに合うサイズに圧縮している。ここで、画面サイズや解像度が大きかったり、通信速度が遅かったりする場合は、圧縮率を高くしなければならない。圧縮率を高くするため、例えば、圧縮率を高めたJPEGで圧縮すると、ブロック歪が目立ちやすい。この点を考慮すると、画面や解像度だけではなく通信速度などのスペック情報により実際の画面サイズや解像度サイズよりも小さくしてから比較的低い圧縮率で圧縮するようにしてもよい。このようなモードはユーザの指定、サーバ側の設定などにより選択することが可能である。
本発明の第1の実施の形態例における通信システムの構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例における通信システムで処理される画像の例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例における通信端末の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例におけるサーバの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例におけるウェブサイトの表示例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例における表示領域の例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例におけるスペック情報の構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例におけるスペック情報の記述例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例におけるウェブサイトにアクセスする場合の通信端末の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例におけるサーバの処理例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例におけるウェブサイトを表示する場合の通信端末の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例におけるウェブサイトのレイアウト変換の例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態例におけるサーバの処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、2…通信端末、3…インターネット、4…サーバ、21…通信部、22…メモリ、23…入力部、24…表示部、25…放音部、26…アクセス時間決定部、27…情報処理部、30…スペック情報検出部、31…通信速度検出部、32…情報処理速度検出部、33…解像度検出部、34…メモリ容量検出部、35…表示領域検出部、41…通信部、42…メモリ、43…情報処理部、45…変換部、46…圧縮部、47…画像サイズ変換部、48…フォーマット変換部

Claims (15)

  1. ネットワーク上に配置されるウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が入力される入力部と、
    前記入力部から前記ウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出するスペック情報検出部と、
    前記スペック情報、前記位置情報及び前記指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを生成し、取得した前記コンテンツの処理を行う情報処理部と、
    前記位置情報に対応した位置に前記ウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、前記要求メッセージを送信し、前記信号処理装置が前記スペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信する通信部と、
    前記コンテンツに含まれる画像または文字のいずれか一方、または両方を表示する表示部と、を備え、
    通信端末。
  2. 請求項1記載の通信端末において、
    前記スペック情報検出部は、前記スペック情報が変化した場合に前記スペック情報を検出する
    通信端末。
  3. 請求項2記載の通信端末において、
    前記信号処理装置から取得した前記コンテンツを記憶するメモリを備え、
    前記スペック情報検出部は、前記メモリに前記コンテンツを記憶可能な空き容量を検出し、前記スペック情報に前記メモリの空き容量の情報を含ませるメモリ容量検出部を備える
    通信端末。
  4. 請求項3記載の通信端末において、
    前記スペック情報検出部は、前記表示部に前記コンテンツを表示可能な表示領域を検出し、前記スペック情報に前記表示領域の情報を含ませる表示領域検出部を備える
    通信端末。
  5. 請求項4記載の通信端末において、
    前記スペック情報検出部は、自端末及び前記信号処理装置間の通信速度を検出し、前記スペック情報に前記通信速度の情報を含ませる通信速度検出部を備える
    通信端末。
  6. 請求項5記載の通信端末において、
    前記スペック情報検出部は、前記情報処理部が前記受信したコンテンツを処理する速度を情報処理速度として検出し、前記スペック情報に前記情報処理速度の情報を含ませる情報処理速度検出部を備える
    通信端末。
  7. 請求項6記載の通信端末において、
    前記スペック情報検出部は、前記表示部の解像度を検出し、前記スペック情報に前記解像度の情報を含ませる解像度検出部と、を備える
    通信端末。
  8. 請求項7記載の通信端末において、
    前記スペック情報には、アクセスした前記ウェブサイトが応答するまでの許容時間に関する情報と、前記ウェブサイトに含まれる画像数に関する情報のうち、少なくとも一つの情報が含まれ、
    前記許容時間は、前記コンテンツに含まれる画像数によって規定される情報である
    通信端末。
  9. ネットワーク上に配置されるウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が入力されるステップと、
    前記ウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出するステップと、
    前記スペック情報、前記位置情報及び前記指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを生成し、取得した前記コンテンツの処理を行うステップと、
    前記位置情報に対応した位置に前記ウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、前記要求メッセージを送信し、前記信号処理装置が前記スペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信するステップと、
    前記コンテンツに含まれる画像または文字のいずれか一方、または両方を表示部に表示するステップと、を含む
    通信方法。
  10. ネットワーク上に配置されるウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出する通信端末から、前記スペック情報、前記ウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記コンテンツを指定する指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを受信し、また、前記通信端末に前記コンテンツを送信する通信部と、
    前記スペック情報に基づいて、前記コンテンツの形式を変換する変換部と、
    前記要求メッセージから前記スペック情報を読み出して、前記指定情報に対応した前記コンテンツの形式が前記スペック情報に合うかを判断し、前記スペック情報に合う場合は、形式が変換されていない前記コンテンツを前記通信部に供給し、前記スペック情報に合わない場合は、形式が変換された前記コンテンツを前記通信部に供給する情報処理部と、を備える
    信号処理装置。
  11. 請求項10記載の信号処理装置において、
    前記ウェブサイトが更新されるまで、前記変換部によって変換されたコンテンツ及び前記通信端末毎に受信した前記スペック情報を記憶するメモリを備え、
    前記情報処理部は、受信した前記要求メッセージに含まれる前記スペック情報と、前記メモリに記憶されたスペック情報の内容が類似する場合に、前記メモリから前記変換されたコンテンツを読み出し、前記変換されたコンテンツを前記通信部に供給する
    信号処理装置。
  12. 請求項11記載の信号処理装置において、
    前記スペック情報に基づいて、前記コンテンツに含まれる画像を圧縮する圧縮部と、
    前記通信端末の表示部が表示できる表示可能領域に合わせて、前記画像の画像サイズを変換する画像サイズ変換部と
    前記画像が保存されるフォーマットを変換するフォーマット変換部と、を備える
    信号処理装置。
  13. 請求項11記載の信号処理装置において、
    前記圧縮部、前記画像サイズ変換部又は前記フォーマット変換部は、前記スペック情報が変化した場合に、前記通信端末からリアルタイムで送られる前記スペック情報に基づいて処理を実行する
    信号処理装置。
  14. ネットワーク上に配置されるウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出する通信端末から、前記スペック情報、前記ウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記コンテンツを指定する指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを受信するステップと、
    前記スペック情報に基づいて、前記コンテンツの形式を変換するステップと、
    前記要求メッセージから前記スペック情報を読み出して、前記指定情報に対応した前記コンテンツの形式が前記スペック情報に合うかを判断し、前記スペック情報に合う場合は、形式が変換されていない前記コンテンツを前記通信部に供給し、前記スペック情報に合わない場合は、形式が変換された前記コンテンツを前記通信部に供給するステップと、
    前記通信端末に前記コンテンツを送信するステップと、を含む
    信号処理方法。
  15. ネットワーク上に配置されるウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が入力される入力部と、
    前記入力部から前記ウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出するスペック情報検出部と、
    前記スペック情報、前記位置情報及び前記指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを生成し、取得した前記コンテンツの処理を行う第1の情報処理部と、
    前記位置情報に対応した位置に前記ウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、前記要求メッセージを送信し、前記信号処理装置が前記スペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信する第1の通信部と、
    前記コンテンツに含まれる画像または文字のいずれか一方、または両方を表示する表示部と、を有する通信端末と、
    前記要求メッセージを前記通信端末から受信し、また、前記通信端末に前記コンテンツを送信する第2の通信部と、
    前記スペック情報に基づいて、前記コンテンツの形式を変換する変換部と、
    前記要求メッセージから前記スペック情報を読み出して、前記指定情報に対応した前記コンテンツの形式が前記スペック情報に合うかを判断し、前記スペック情報に合う場合は、形式が変換されていない前記コンテンツを前記第2の通信部に供給し、前記スペック情報に合わない場合は、形式が変換された前記コンテンツを前記第2の通信部に供給する第2の情報処理部と、を有する信号処理装置と、を備える
    通信システム。
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