JP2007271940A - 映像表示装置及び映像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像表示装置において、画素ごとの輝度特性のバラツキの補正を行うためのデータを記憶するメモリの容量を小さくする。
【解決手段】映像信号に基づいて映像を表示する映像表示装置1は、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが所定のデータ圧縮手法により圧縮された圧縮データを記憶する補正データ記憶手段13と、補正データ記憶手段に記憶された圧縮データに基づいて映像信号を補正し、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号を生成する映像信号補正手段15と、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示手段18と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ディスプレイにおいて生じる画素ごとの輝度バラツキを補正する映像表示装置及び映像表示方法に関する。
映像表示装置においては、発光素子間の輝度特性のバラツキによって発生する輝度むらや色むらなどを補正するために、表示画素ごとの輝度特性のバラツキを補正するための補正データをメモリに記憶しておき、その補正データに基づいて映像信号を補正することが行われている。このように映像信号の補正を行う映像表示装置が、特許文献1に示されている。
特許文献1に係る映像表示装置では、ディスプレイの表示画素ごとの補正データがメモリに記憶されている。そして、映像表示装置は、所定の表示画素の映像信号を取り込むと、この映像信号を同表示画素の補正データで補正している。ここで、各表示画素ごとの補正データの大きさを、映像信号(10ビット)よりも小さいビット数(4ビット、6ビット等)とすることにより、補正データを記憶するためのメモリの容量を小さくし、製品コストを抑制している。しかしながら、製品コストをさらに抑制するためには、補正データを記憶するためのメモリの容量をさらに小さくする必要がある。
特開2004−157309号公報
上述したように、映像表示装置においては表示画素ごとの輝度特性のバラツキを補正するための補正データを記憶するためのメモリの容量をさらに小さくする要求がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、表示画素ごとの輝度特性のバラツキの補正を行うためのデータを記憶するメモリの容量を小さくすることが可能な映像表示装置又は映像表示方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、映像信号に基づいて映像を表示する映像表示装置において、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが所定のデータ圧縮手法により圧縮された圧縮データを記憶する補正データ記憶手段と、補正データ記憶手段に記憶された圧縮データに基づいて映像信号を補正し、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号を生成する映像信号補正手段と、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示手段と、を備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明は、映像信号に基づいて映像を表示する映像表示方法において、補正データ記憶手段には、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが所定のデータ圧縮手法により圧縮された圧縮データが記憶されており、補正データ記憶手段に記憶された圧縮データに基づいて映像信号を補正し、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号を生成する映像信号補正ステップと、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示ステップと、を備えることを特徴とする。
上述した映像表示装置又は映像表示方法によれば、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが圧縮された圧縮データを用いて映像信号が補正されるため、表示画素間の輝度バラツキが補正された映像を表示することができる。また、補正データ記憶手段には、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが圧縮された状態で記憶されているため、補正データ記憶手段の記憶容量を小さくすることができる。
本発明に係る映像表示装置及び映像表示方法よれば、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データを記憶するためのメモリの記憶容量を小さくすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の映像表示装置に係る好適な実施形態について説明する。
図1には、映像表示装置1のブロック図が示されている。映像表示装置1は、映像信号処理回路11と、アドレス制御回路12と、補正値メモリ13と、デコーダ14と、補正回路15と、駆動回路(ドライバ)16と、走査線ドライバ17と、平面ディスプレイ18とを備えている。なお、映像表示装置1は、図示しない放送受信装置(チューナ)に接続されている。
映像信号処理回路11は、放送受信装置により受信された放送信号を逐次取り込んで、放送信号に所定の映像信号処理を施している。即ち、映像信号処理回路11は、放送信号をデジタルRGB信号の形態の映像信号(デジタルRGB映像信号)に変換し、このデジタルRGB映像信号を補正回路15へ出力する。
アドレス制御回路12には、映像表示装置1内で生成されたクロック信号clock、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyncが入力される。クロック信号clock、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyncは、映像信号処理回路11から補正回路15へ出力されるデジタルRGB映像信号が対応する表示画素の位置を特定する信号である。アドレス制御回路12は、クロック信号clock、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyncを取り込むと、これらの信号により特定される画素位置の補正データを読み出すための信号を補正値メモリ13へ出力する。
補正値メモリ13は、表示画素間の輝度特性のバラツキによって発生する輝度むらや色むらなどを補正するための補正データを所定のデータ圧縮手法により圧縮された状態で記憶する補正データ記憶手段である。補正値メモリ13は、不揮発性メモリで構成されている。上記の補正データは、平面ディスプレイ18の各表示画素間の輝度特性のバラツキを予め測定することにより得られる。
ここで、補正データを圧縮するための手法としては、様々な手法を用いることができる。例えば、ランレングス符号化、ハフマン符号化、Lempel−Ziv符号化、算術符号化などの可逆的にデータを圧縮する手法、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式による符号化などの非可逆的にデータを圧縮する手法、又はこれらの複数の圧縮手法を組み合わせた手法などが用いられる。これらのデータ圧縮手法は、補正データを所定の規則に従って符号化することにより補正データを圧縮する手法である。
補正値メモリ13に記憶された圧縮データについて詳しく説明するために、圧縮される前の元の補正データと、圧縮された後の補正データとを対比して説明する。以下の説明では、表示画素の水平方向の位置をi(=1,2,3,4,・・・)とし、表示画素の垂直方向の位置をj(=0,1,2,3,・・・)とする。よって、平面ディスプレイ18の表示面内における表示画素の位置は‘ji’で表される。この表示画素におけるレッドの発光素子をRjiとし、グリーンの発光素子をGjiとし、ブルーの発光素子をBjiとする。
図2には、圧縮される前の元の補正データR’ji,G’ji,B’jiと、平面ディスプレイ18を構成する表示画素Rji,Gji,Bjiとの対応関係が示されている。圧縮される前の元の補正データR’ji,G’ji,B’jiは、平面ディスプレイ18を構成する表示画素Rji,Gji,Bjiのそれぞれについて、発光素子の表示色ごとに用意されている。即ち、レッドの発光素子をRjiのそれぞれについて1つの補正データR’jiが用意されており、グリーンの発光素子をGjiのそれぞれについて1つの補正データG’jiが用意されており、ブルーの発光素子をBjiのそれぞれについて1つの補正データB’jiが用意されている。
一方、補正値メモリ13に記憶される圧縮データは、元の補正データを上記の様々な圧縮手法を用いて圧縮することにより生成される。ここで、ランレングス符号化、ハフマン符号化、Lempel−Ziv符号化、算術符号化などの手法で補正データを圧縮する場合には、発光素子の表示色ごとに補正データを分離してから、画像表示の際に走査される表示画素の順序に従って補正データを符号化すればよい。また、JPEG方式による符号化などの手法で補正データを圧縮する場合には、発光素子の表示色ごとに補正データを分離し、さらに8画素×8画素の固定ブロックごとに補正データを分離してから、各ブロックごとに補正データを符号化すればよい。
本実施形態では、上述したように表示画素間の輝度特性のバラツキを補正するための補正データが圧縮された状態で記憶されるため、補正値メモリ13の記憶容量を小さくすることができる。特に、発光素子の表示色(R,G,B)ごとに補正データが分離されてから、表示色ごとに補正データが圧縮されるため、補正値メモリ13の記憶容量をさらに小さくすることができる。即ち、表示色ごとに補正データを分離すると、分離された補正データの値は、隣り合う表示画素間で大きく変化しない傾向があるため、補正データを効率良く圧縮することができる。
補正値メモリ13は、アドレス制御回路12から出力された信号を取り込むと、クロック信号clock、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyncにより特定される表示画素の補正データを復元するために必要な最小限の圧縮データを、デコーダ14へ出力する。即ち、補正値メモリ13は、補正値メモリ13に記憶される圧縮データから、上記の特定の表示画素の補正データを復元するために必要な一部の圧縮データのみを出力する。例えば、ランレングス符号化、ハフマン符号化、Lempel−Ziv符号化、算術符号化などの手法で補正データが圧縮されている場合には、上記のとおりに特定される表示画素のための補正データの圧縮データを出力する。また、JPEG方式による符号化などの手法で補正データが圧縮されている場合には、上記のとおりに特定される表示画素を含む固定ブロックの圧縮データを出力する。なお、上述した説明からわかるように、アドレス制御回路12から補正値メモリ13へ出力される信号は、特定の表示画素の補正データを復元するために必要な一部の圧縮データの記憶アドレスを指定する信号である。
デコーダ14は、補正値メモリ13から出力された圧縮データを取り込むと、その圧縮データから元の補正データを復元する処理を行うデコード手段である。デコーダ14による補正データの復元処理の結果、クロック信号clock、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyncにより特定される表示画素の補正データが得られる。デコーダ14は、元の補正データを復元すると、その補正データを補正回路15へ出力する。なお、デコーダ14内には、補正値メモリ13からの圧縮データや復元後の補正データなどを一時的に記憶するための揮発性メモリが用意されているが、この揮発性メモリの容量は小さい。
補正回路15は、映像信号処理回路11からのデジタル映像信号を、デコーダ14からの補正データに基づいて補正する演算処理を行う映像信号補正手段である。即ち、補正回路15は、デジタル映像信号に補正データを乗算することで、デジタル映像信号の階調を調節する。このような補正回路15の処理により、平面ディスプレイ18における表示画素間の輝度特性のバラツキが補正されたデジタル映像信号が生成される。補正回路15は、表示画素間の輝度特性のバラツキが補正されたデジタル映像信号を駆動回路16へ出力する。
駆動回路(ドライバ)16は、表示画素間の輝度特性のバラツキが補正されたデジタル映像信号を取り込み、平面ディスプレイ18に階調表示を行うための駆動電圧を供給する。また、走査線ドライバ17は、1水平走査期間に1ラインずつ、画面上部から順にオン動作する。このような駆動回路16及び走査線ドライバ17の動作により、平面ディスプレイ18の各表示画素は発光し、平面ディスプレイ18には、表示画素間の輝度特性のバラツキが補正された映像が表示される。即ち、平面ディスプレイ18は、表示画素間の輝度特性のバラツキが補正された映像を表示する映像表示手段である。なお、平面ディスプレイ18としては、例えば、表面伝導型電子放出素子ディスプレイ(SED:Surface-conduction Electron-emitter Display)などの電界放出ディスプレイ(FED:FieldEmission Display)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD:Electroluminescence Display)、液晶ディスプレイ(LCD:LiquidCrystal Display)、プラズマディスプレイなどである。
次に、補正データの圧縮手法の第1変形例について説明する。上述した実施形態では、補正値メモリ13に記憶される圧縮データを得るために、補正データR’ji,G’ji,B’jiそのものを既述の種々の圧縮手法で圧縮した。これに対し、この変形例に係る圧縮手法では、画像表示の際の走査の方向に隣り合う表示画素間の補正データの差分を演算してから、この補正データの差分を既述の種々の圧縮手法で圧縮する。即ち、下記の数式(1)に示されるように、所定の表示画素の補正データからその左隣りの表示画素の補正データを減算することにより、表示色ごとの補正データの差分ΔR’ji,ΔG’ji,ΔB’jiを演算し、これらの補正データの差分ΔR’ji,ΔG’ji,ΔB’jiを圧縮する。上述した変形例に係る補正データの圧縮手法によれば、隣り合う表示画素間の補正データの差分は小さな値であるため、補正値メモリ13に記憶される圧縮データを小さくすることができ、補正値メモリ13をさらに小容量化することができる。なお、このように補正データを圧縮した場合には、デコーダ14は、補正データの差分を逐次積算することで補正データを復元する。
ΔR’ji = R’ji − R’ ji−1
ΔG’ji = G’ji − G’ ji−1 ・・・(1)
ΔB’ji = B’ji − B’ ji−1
次に、図3〜図6を参照して、補正データの圧縮手法の第2変形例〜第5変形例について説明する。図3〜図5に示される圧縮手法では、平面ディスプレイ18において互いに隣り合う2つの表示画素のための補正データとして、発光素子の表示色ごとに1つの補正データが用意されている。なお、以下に説明する圧縮手法は、補正データを完全に復元することができない非可逆圧縮の一種である。
図3に示される第2変形例に係る圧縮手法では、平面ディスプレイ18において水平方向に隣り合う2つの表示画素のための補正データとして、これら2つの表示画素の一方のための補正データのみが補正値メモリ13に記憶されており、他方の表示画素のための補正データは補正値メモリ13に記憶されていない。言い換えれば、水平方向の画素位置iが奇数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiが、画素位置ji及びji+1の2つの表示画素に対応する補正データとして用意されている。このように2つの表示画素のための補正データを1つで済ませることで、補正値メモリ13の記憶容量を従来の約1/2に小容量化することができる。
図4に示される第3変形例に係る圧縮手法は、上述した図3の圧縮手法に類似している。水平方向の画素位置iが偶数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiが、画素位置ji−1及びjiの2つの表示画素に対応する補正データとして用意されている。図4に示される圧縮手法においても、図3に示される圧縮手法と同様に、補正値メモリ13の記憶容量を従来の約1/2に小容量化することができる。
図5に示される第4変形例に係る圧縮手法では、平面ディスプレイ18において水平方向に隣り合う2つの表示画素のための補正データとして、これら2つの表示画素のための補正データから求められた1つの補正データが補正値メモリ13に記憶されている。例えば、隣り合う2つの表示画素ji及びji+1のための補正データとして、発光素子の表示色ごとに1つの補正データRRji,GGji,BBjiが補正値メモリ13に記憶されている。ここで、発光素子の表示色ごとの補正データRRji,GGji,BBjiは、下記の数式(2)に示されるように、隣り合う2つの表示画素ji及びji+1の発光素子のための補正データの平均値を算出することにより求められる。このように2つの表示画素のための補正データを1つで済ませることで、補正値メモリ13の記憶容量を従来の約1/2に小容量化することができる。
RRji = (R’ji + R’ji+1)/2
GGji = (G’ji + G’ji+1)/2 ・・・(2)
BBji = (B’ji + B’ji+1)/2
なお、上述した図3〜図5の圧縮手法では、隣り合う2つの発光素子の補正データを圧縮して1つの圧縮補正データとしているが、他の実施形態では、隣り合う3つ以上の発光素子の補正データを圧縮して1つの圧縮補正データとしてもよい。また、上述した図3〜図6の圧縮手法では、水平方向に隣り合う発光素子の補正データを圧縮しているが、他の実施形態では、縦方向や斜め方向に隣り合う発光素子の補正データを圧縮してもよい。また、上述した図3〜図5の圧縮手法を用いた場合には、デコーダ14は、補正値メモリ13から取り込んだ補正データを補正回路15に出力するのみで、補正データを復元する処理を行わない。
次に、図6を参照して、第5変形例に係る圧縮手法について説明する。図6に示される圧縮手法では、水平方向の画素位置iが奇数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiは記憶されているが、水平方向の画素位置iが偶数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiは記憶されていない。デコーダ14は、水平方向の画素位置iが奇数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiを出力すべきタイミングには、補正データR’ji,G’ji,B’jiをそのまま出力する。一方、デコーダ14は、水平方向の画素位置iが偶数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiを出力すべきタイミングには、周辺領域にある複数の表示画素のための補正データに基づいて、水平方向の画素位置iが偶数の表示画素のための補正データを演算して出力する。より詳しく説明すると、デコーダ14は、水平方向の画素位置iが偶数の表示画素のための補正データR’ji,G’ji,B’jiを出力すべきタイミングには、下記の数式(3)に示されるように、その表示画素の両隣りの表示画素のための補正データR’ji−1,G’ji−1,B’ji−1及びR’ji+1,G’ji+1,B’ji+1の平均値を演算し、この補正データの平均値を、欠落した補正データに代えて出力している。
R’ji = (R’ji−1 + R’ji+1)/2
G’ji = (G’ji−1 + G’ji+1)/2 ・・・(3)
B’ji = (B’ji−1 + B’ji+1)/2
なお、上述したように欠落した補正データを復元する手法では、水平方向に隣り合う発光素子の補正データを平均しているが、他の実施形態では、縦方向や斜め方向に隣り合う発光素子の補正データを平均して補正データを演算してもよい。また、上述したように欠落した補正データを復元する手法は、JPEG方式による符号化などの非可逆的にデータを圧縮する手法を用いた結果、補正データの一部が欠落した場合にも利用することができる。
本発明の実施形態に係る映像表示装置のブロック図である。 圧縮前の補正データを説明するための図である。 補正値メモリに記憶される補正データの第2変形例を説明するための図である。 補正値メモリに記憶される補正データの第3変形例を説明するための図である。 補正値メモリに記憶される補正データの第4変形例を説明するための図である。 補正値メモリに記憶される補正データの第5変形例を説明するための図である。
符号の説明
1…映像表示装置、11…映像信号処理回路、12…アドレス制御回路、13…補正値メモリ、14…デコーダ、15…補正回路、16…駆動回路(ドライバ)、17…走査線ドライバ、18…平面ディスプレイ。


Claims (9)

  1. 映像信号に基づいて映像を表示する映像表示装置において、
    表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが所定のデータ圧縮手法により圧縮された圧縮データを記憶する補正データ記憶手段と、
    前記補正データ記憶手段に記憶された前記圧縮データに基づいて前記映像信号を補正し、前記表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号を生成する映像信号補正手段と、
    前記表示画素間の輝度バラツキが補正された前記映像信号に基づいて映像を表示する映像表示手段と、
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記補正データ記憶手段に記憶された前記圧縮データから、圧縮前の補正データを復元するデコード手段を、さらに備え、
    前記映像信号補正手段は、前記デコード手段により復元された補正データを用いて前記映像信号を補正することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記補正データ記憶手段に記憶された前記圧縮データは、隣り合う表示画素のための前記補正データの差分が圧縮されたデータであることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 前記補正データ記憶手段に記憶された前記圧縮データは、前記補正データが表示色ごとに圧縮されたデータであることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  5. 前記補正データ記憶手段に記憶された前記圧縮データは、複数の表示画素に1つの補正データが対応したデータであることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  6. 前記複数の表示画素に対応した1つの補正データは、前記複数の表示画素のための補正データのいずれか1つであることを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 前記複数の表示画素に対応した1つの補正データは、前記複数の表示画素のための補正データの平均値であることを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
  8. 前記補正データ記憶手段には、所定の表示画素のための補正データが記憶されておらず、
    前記デコード手段は、前記所定の表示画素のための補正データを、この表示画素の周辺領域にある複数の表示画素のための補正データに基づいて演算することを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  9. 映像信号に基づいて映像を表示する映像表示方法において、
    補正データ記憶手段には、表示画素間の輝度バラツキを補正するための補正データが所定のデータ圧縮手法により圧縮された圧縮データが記憶されており、
    前記補正データ記憶手段に記憶された前記圧縮データに基づいて前記映像信号を補正し、前記表示画素間の輝度バラツキが補正された映像信号を生成する映像信号補正ステップと、
    前記表示画素間の輝度バラツキが補正された前記映像信号に基づいて映像を表示する映像表示ステップと、
    を備えることを特徴とする映像表示方法。


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