JP2007271478A - コンピュータシステム、および地震発生対応システム - Google Patents

コンピュータシステム、および地震発生対応システム Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータに、地震発生や災害対応手順を通知する装置、およびその装置を構成要素とするシステムを提供する。
【解決手段】コンピュータ1、管理コンピュータ2は、地震を振動センサで検出し、あらかじめ定められた値以上であれば、管理コンピュータ2に通知する。管理コンピュータ2は、この通知から振動が地震か否かを判別し、地震である場合にはコンピュータ1に、あらかじめ定められた処理、例えばキャッシュデータの保存等の処理を行うよう指示する。さらに、その通知が地震である場合、他の管理コンピュータ2に、地震の発生を通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震の揺れを検出する機能をもつコンピュータに関し、特に、検出した情報をコンピュータ同士が相互に通知し、その通知内容に従った処理をするコンピュータシステム、および地震発生システムに関する。
人間が机上業務中であるか移動中であるかを自動的に判別して報告する機能を有するコンピュータが特許文献1に開示されている。このコンピュータは、振動センサに特定の振動出力がある場合には、人間が歩行移動中であると認識し、その情報がコンピュータに記録される。
このコンピュータは、単独で振動センサを持ち、「作業中」「移動中」という作業報告書を自動的に作成する。しかし、このコンピュータは、複数のコンピュータの地震災害対策を行う目的では使用されておらず、地震災害に備える処置等を、コンピュータに施すこと等はできなかった。
振動センサ付きコンピュータは、人間に地震到来情報を迅速に伝えることができる振動センサ付きコンピュータが特許文献2に開示されている。この振動センサ付きコンピュータは、携帯用端末の基地局に設置されている。この基地局の振動センサが振動して、その値があらかじめ設定された閾値を超えた場合に、その情報を地震情報として携帯用端末に送信する。これにより、携帯端末利用者は、迅速に地震災害から危険回避できる。しかし、このような振動センサ付きコンピュータは、人間に地震情報を迅速に伝えることを目的とするものであり、コンピュータを制御して、データのバックアップをする等、地震災害に備える処置することはできなかった。
特開平11−143935号公報 特開2004−184164号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、地震によるコンピュータの災害に備える仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るコンピュータシステムは、
複数のコンピュータがネットワークを介して相互に接続された構成のコンピュータシステムであって、
前記複数のコンピュータのうちの少なくとも1台の第1のコンピュータは、
振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段が検出した振動を第2のコンピュータに通知する手段と、を備え、
前記複数のコンピュータのうちの少なくとも1台の第2のコンピュータは、
前記第1のコンピュータからの通知を受信し、受信した通知に基づいて、地震が発生したか否かを判別し、地震が発生したと判別した場合に、各コンピュータが実行すべき処理の開始の指示をネットワーク内の各コンピュータに通知する通知手段と、を備え、
前記複数のコンピュータは、前記第2のコンピュータからの通知に従って、所定の地震対策処理を実行することを特徴とする。
また、前記第2のコンピュータは、
震度別に実行すべき処理を予め記憶する手段を備え、
前記通知手段は、地震が発生したと判別した場合に、その震度を判別し、判別した震度に対応する処理の開始を該コンピュータまたは前記第一のコンピュータに指示し、
前記複数のコンピュータは、前記第2のコンピュータから指示された処理を実行する、ことを特徴としてもよい。
さらに、前記第2のコンピュータは、
前記複数の第1のコンピュータからの通知に基づいて、地震が発生したか否かを判別する、ことを特徴としてもよい。
また、前記第2のコンピュータは、
さらに、広域ネットワークを介して他のコンピュータシステムの第2のコンピュータに地震が発生したこと、震度、位置を含む情報を送信する手段をさらに備える、ことを特徴としてもよい。
また、前記第2のコンピュータは、
さらに、前記通知手段により通知された内容から、周辺の装置への地震の影響の有無を判別する判別手段と、
前記周辺の装置に、地震災害に備えた対応を指示する指示手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る地震発生対応システムは、
複数の装置、および複数の請求項1に記載の第1のコンピュータまたは第2のコンピュータと、
複数の請求項2に記載の第1のコンピュータまたは第2のコンピュータと、から構成され、
あらかじめ指定された請求項2に記載の第2のコンピュータ同士が、相互に地震発生を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、地震によるコンピュータの物理的障害を小さくすることができる。
以下、この発明の実施の形態に係る地震対応機能付コンピュータネットワークシステムについて説明する。
本実施の形態に係るコンピュータネットワークシステム10は、図1に示すように、通信ネットワークW1、N1,N2を介して相互に接続された、コンピュータ1と、管理コンピュータ2と、から構成される。
通信ネットワークW1は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などといった所定の通信プログラムに基づいてデータ伝送を行うネットワークであり、インターネットなどから構成される。
通信ネットワークN1,N2は、例えば、同一家屋、同一建家内のLAN(Local Area Network)などから構成され、所定の通信プログラムに基づいてデータ伝送を行うネットワークである。各通信ネットワークN1,N2は、複数のコンピュータ1と、管理コンピュータ2と、を相互接続し、これらの間のデータ通信を媒介する。
コンピュータ1および管理コンピュータ2は、共にネットワーク通信機能を有するパーソナルコンピュータ等のコンピュータから構成される。
管理コンピュータ2としては、例えば、公官庁や一般企業等、データ保管のためのサーバや、オンラインのトランザクションを制御するサーバ等が考えられるが、ネットワーク通信機能を有するコンピュータであれば、サーバ等でなくても構わない。
コンピュータ1と管理コンピュータ2とは、地域単位で、ネットワークNで接続され、ローカルエリアネットワーク(LAN)を構成している。各地域のLANは、少なくとも1つの管理コンピュータ2を備える。
コンピュータ1は、図2に示すように、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、振動検出部14から構成される。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)やルータ、モデム、などといった通信部から構成され、他のコンピュータ1、管理コンピュータ2と通信を行う。
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)やワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)、動作プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)などから構成される。
制御部12には、エージェントプログラムがインストールされており、エージェント機能(通報処理機能)を備える。エージェント機能は、振動検出部14が検出した振動値が基準レベルを超えているか否かを判別し、超えていると判別した際に、自己が属す地域の管理コンピュータ2にその旨を通知する機能である。また、このエージェント機能は、管理コンピュータ2から、地震対策の指示があったときには、指示された処理を実行する。
記憶部13は、ハードディスク装置、フラッシュメモリなどから構成され、図4(a)に示すように、自装置を管理している管理コンピュータ2のアドレス(IPアドレス等)、管理コンピュータ2に振動検出を通知するための基準振動レベル、管理者情報などを含む設定ファイルF11を格納する。
振動検出部14は、振動計など地震のP波(Primary wave)を検出し、その振動レベルを制御部12に通知する。
管理コンピュータ2は、図3に示すように、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、振動装置24から構成される。
管理コンピュータ2を構成する通信部21と制御部22と記憶部23と振動検出部24とは、基本的に、コンピュータ1を構成する通信部11と制御部12と記憶部13と振動検出部14と同様の構成と機能を有する。
ただし、管理コンピュータ2の制御部22には、エージェントプログラムに加えて、マネージャプログラムがインストールされており、マスター機能を備える。
このマスター機能は、同一地域のコンピュータ1及び管理コンピュータ2自身のエージェント機能から、振動検出の通知を受け、その振動が地震によるものであるか否かを判別し、地震によるものであると判別した場合には、取るべき処理(対策)を同一地域内のコンピュータ1及び自己の各エージェント機能に指示すると共に、他地域の管理コンピュータ2に、地震発生時刻、地震発生位置、振動レベルなどを通知する機能である。
また、管理コンピュータ2の記憶部23には、マスター機能を実現するために、図4(b)に示すような設定ファイルF21が登録されている。
この設定ファイルF21は、図示するように、自管理コンピュータ2の設置されている、地域等の地域識別情報、設置位置を特定する情報(緯度、経度等)、振動の基準値とその基準値で取るべき処理、自己の管理下にある各コンピュータ1のIPアドレス、他の地域の管理コンピュータ2のIPアドレスを含む。 なお、取るべき処理としては、実行手順を記載しても良いし、或いは、バッチコマンドを実行させる命令等でも良い。
次に、上記構成の本実施形態の上記構成のコンピュータ1および管理コンピュータ2の動作について、図5を参照して説明する。
コンピュータ1の制御部12のエージェント機能は、電源立ち上げの、図5に示す通報処理を継続して実行する。
まず、エージェントプログラムは、振動検出部14にアクセスし、振動検出部14が検出した振動の振動値(振動レベル)を読み取る(ステップS11)。
制御部12は、読み取った振動値が記憶部13に記憶されている設定ファイルF11に登録されている基準値以上か否かを判断する(ステップS12)。読み取った振動値が基準値以上の場合は(ステップS12;Yes)、通知設定ファイルF11に登録されている自地域の管理コンピュータ2のIPアドレスを読み出して、管理コンピュータ2に検出した振動データ(振動レベル、振動の種類(Primary WaveとSecondary Waveの別)を送信する(ステップS13)。一方、読み取った振動値が基準値未満の場合は(ステップS12;No)、ステップS11に戻る。
制御部の通知機能部は、以上の動作を電源がオンされている間、繰り返して実行する。
なお、管理コンピュータ2の制御部22のエージェント機能も同様の動作を行っており、検出した振動データをマスタ機能に通知する。ただし、この場合は、プログラム間通信である。
次に、管理コンピュータ2の制御部22のマスタ機能について説明する。
まず、管理コンピュータ2の制御部22のマスタ機能は、電源立ち上げの、図6に示す対応指示処理を繰り返して実行する。
まず、制御部22(マスタプログラム)は、コンピュータ1の制御部12から通信部11を介して送信された振動データを受け取る(ステップS21)。
続いて、制御部22は、受信した振動データが示す(発生時刻、発生位置の数と、震度、設定ファイルF21に記録されている配下のコンピュータ1の数等から、その振動が地震であるか否かを判断する(ステップS22)。
地震であると判別した場合は(ステップS22;Yes)、設定ファイルF21を参照し、振動に応じた処理内容を判別し、予め登録されている配下の各コンピュータ1及び自装置のエージェントプログラムに通知する(ステップS23)。一方、地震であると判別した場合は(ステップS22;No)、ステップS21に戻る。
さらに、制御部22は、設定ファイルを参照して、他地域の管理コンピュータ2に、地震が発生したことを通知する(S24)。通知の内容は、例えば、地震発生時刻、震度、発生地域及び位置(緯度、経度など)などである。
各コンピュータ1の制御部12のエージェントプログラムは、図7に示す処理を電源立ち上げ後繰り返して実行する。
そして、ステップS31で、管理コンピュータ2がステップS23で通知した所定の処理を受信する。
すると、エージェントプログラムは、指示された処理を実行し(ステップS32)、管理コンピュータ2に処理の結果を報告する(ステップS33)。なお、指示された処理の内容がシャットダウン等の場合には、データのセーブなどが終了した時点で、報告を送信する。
管理コンピュータ2は、指示を送信した各コンピュータについて、応答の有無などをログを取って管理する。
また、各管理コンピュータ2は、図6に示す処理とは、別に図8に示す各処理を電源立ち上げ後繰り返して実行している。
マスタプログラムは、ステップS41で、他地域の管理コンピュータ2がステップS24で通知した地震発生情報を受信する。
マスタプログラムは、通知された地震を検出した位置の情報と自己の位置とから、及び検出された振動レベルなどから、自地域での震度を判別(予想)する(ステップS42)。
マスタプログラムは、設定ファイルF21を参照し、自地域で各コンピュータ実行すべき処理を判別し、配下のコンピュータ1及び自己のエージェント機能に通知する(ステップS43)。
マスタプログラムは、さらに他の地域の管理コンピュータに地震発生を通知する(ステップ44)。
ステップS43での通知は、図6のステップS21で各コンピュータ1により受信され、対応する処理が実行される。
なお、マスタプログラム及びエージェントプログラムは、電源投入時に、自動的に実行される起動ファイルに、前述のプログラムを記載しておく等により行う。
このような構成によれば、地震のP波を検出した時点で、対策を取ることができ、地震による被害を抑えることができる。
本発明の適用範囲は、上述の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、図9に示すように、各LAN内に、防災対策表示装置3や、避難誘導装置4を配置してもよい。
防災対策表示装置3は、地震の影響がある地域の状況を表示する装置で、地図上に地震の影響がある地域を表示し、その地域の対応状況等が視認できる装置である。
防災対策表示装置33は、図10に示すように、例えば制御部32、通信部31、記憶部33、表示部34から構成される。制御部32には、地図を表示するプログラムがインストールされ、表示部34には、地図が表示される。
また、避難誘導装置4は、図11に示すように、ある地域に地震の影響がある場合に、その地域の住民に避難を促す放送をする装置であり、無線で防災に関する情報を提供する防災無線通信システム44などにネットワークを介して接続されている。
また、避難誘導装置4は、例えば制御部42、通信部41、記憶部43からなる装置であるが、ステレオのような、増幅器、拡声器を備える装置であればよい。
これら防災対策表示装置3、および避難誘導装置4は、管理コンピュータ2から、通信ネットワークN1、またはN2を介して地震発生の通知受信した場合に、地震影響地域を地図上に表示し、または住民への避難誘導を行う。
コンピュータ1、管理コンピュータ2の構成、システム構成や動作等も同様の機能構成が得られるならば、任意に変更可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明のコンピュータシステムの動作例に対応する第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図12に示すように、本実施形態のシステムは、地域Aにおいては、コンピュータ111、112、・・・、11nおよび管理コンピュータ511、512とから構成されている。地域Bにおいては、コンピュータ121、122、・・・、12nおよび管理コンピュータ521、522とから構成されている。
地域Aの各コンピュータ111、112、・・・、11nおよび511、512において実装されている振動センサーより得られる振動値が、それぞれあらかじめ規定されている値を超えた場合には、その異常を管理コンピュータ511、512に通知を行う。この通知を受けた、管理コンピュータ511、512は、それぞれ地震発生なのか、機器固有の振動(工事、人為的要因など)なのかの判断を行い、地震発生と判断できる場合には、地域Bの管理コンピュータ521、522へ通知を行う。
地域Aの管理コンピュータ511、512より地震発生の通知を受け付けた管理コンピュータ521、522は、受け付けた通知の分析を行う。通知された振動センサーで振動が検出された発生時刻、発生位置情報、振動レベルより地域Bに影響があるか否かの判断を行う。地域Bに影響がないと判断される場合には何もしない。しかし、影響ありと判断できる場合には、地域Bのコンピュータ121、122、・・・、12nへ通知を行いあらかじめ指定された処置を行うように指示を行う。これにより、この通知を受けた各コンピュータ121、122、・・・、12nは事前に設定された処置、たとえば、使用者に警告を行う、キャッシュのデータを退避させデータ保全の対処を行う、shutdown処理にて機器を安全な状態にする、などの対処を行う。
このような構成によれば、地域Aの管理コンピュータが511、512と2つあるように構成されているため、管理コンピュータの一方がなんらかの障害等により地域Bに異常の通知が行われないということを防ぐことができる。さらに、これら2つの管理コンピュータの管理対象のコンピュータを分けることにより複数のコンピュータからの通知を管理コンピュータごとに分散させることにより異常検出と通知の処理能力を向上させることが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の動作例に対応する第3の実施形態に係るコンピュータシステムについて図面を参照して詳細に説明する。
図13に示すように、本実施形態のシステムは、地域Aにおいては、コンピュータ101、102および管理コンピュータ501とから構成されている。地域Bにおいては、コンピュータ103、104および管理コンピュータ502、そして避難誘導用放送装置901とから構成されている。地域Cにおいては、コンピュータ105、106および管理コンピュータ503、そして防災対策用表示装置902とから構成されている。
地域Aの各コンピュータ101、102において実装されている振動センサーより得られる振動値が、それぞれあらかじめ規定されている値を超えた場合には、その異常を管理コンピュータ501に通知を行う。この通知を受けた、管理コンピュータ501は、それぞれ地震発生なのか、機器固有の振動(工事、人為的要因など)なのかの判断を行い、地震発生と判断できる場合には、地域Bの管理コンピュータ502、および地域Cの管理コンピュータ503へ通知を行う。地域Aの管理コンピュータ501より地震発生の通知を受け付けた地域Cの管理コンピュータ503は受け付けた通知の分析を行う。そして、通知された振動センサーで振動が検出された発生時刻、発生位置情報、振動レベルより地域Cに影響があるか否かの判断を行う。ここで、地域Cに影響がない場合には地域Cのコンピュータ105、106には何も指示せず、地域Bの管理コンピュータ502への通知のみを行う。なお、地域Cには災害対策用の表示装置902があり、各地域の管理コンピュータからの通知情報を地図情報にマッピングを行い表示する。このような処理を行うことにより、地域Cでは災害対策の検討が可能となる。
また、地域Aの管理コンピュータ501および地域Cの管理コンピュータ503より地震発生の通知を受け付けた地域Bの管理コンピュータ502は受け付けた通知の分析を行う。通知された振動センサーで振動が検出された発生時刻、発生位置情報、振動レベルより地域Bに影響があるか否かの判断を行う。地域Bに影響がないと判断される場合には何もしない。しかし、影響ありと判断できる場合には、地域Bのコンピュータ103、104へ通知を行いあらかじめ指定された処置を行うように指示を行う。このような処理を行うことにより、この通知を受けた各コンピュータ103、104は事前に設定された処置、たとえば、使用者に警告を行う、キャッシュのデータを退避させデータ保全の対処を行う、shutdown処理にて機器を安全な状態にする、などの対処を行う。
さらに、地域Bの管理コンピュータ502は避難誘導用放送装置901へ通知を行い避難指示の放送を行う。そして、地域Bの管理コンピュータ502は処置状況を地域Cの管理コンピュータ503へ通知を行う。この通知を受けた地域Cの管理コンピュータ503は、地域Bの処置状況を防災対策用表示装置902に編集を行い表示する。このような処理を行うことにより、地域Cにおいて地域Aおよび地域Bでの災害の状況確認が可能となる。
このようなシステムの構成によれば、地域Bの管理コンピュータ502により避難誘導用放送装置901へ通知を行い避難指示の放送を行うことにより、コンピュータ以外の人的、物理的被害を最小限にすることが可能となる。さらに、地域Cの管理コンピュータ503が防災対策用表示装置902へ通知を行い災害情報を表示することができ災害状況の把握が可能となる。そして、このような処理を行うことにより、迅速で的確な災害対策を行うことが可能となる。
次に、第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態のシステムは、図14に示すように、地域Aにおいては、コンピュータ101、102および管理コンピュータ501とから構成されている。地域Bにおいては、コンピュータ103、104および管理コンピュータ502とから構成されている。地域Cにおいては、コンピュータ105、106および管理コンピュータ503とから構成されている。地域Nにおいては、コンピュータ107、108および管理コンピュータ50nから構成されている。
地域Aの各コンピュータ101、102において実装されている振動センサーより得られる振動値が、それぞれあらかじめ規定されている値を超えた場合には、その異常を管理コンピュータ501に通知を行う。この通知を受けた、管理コンピュータ501は、地震発生なのか、機器固有の振動(工事、人為的要因など)なのかの判断を行い、地震発生と判断できる場合には、地域Bの管理コンピュータ502、地域Cの管理コンピュータ503、および地域Nの管理コンピュータ50nへ通知を行う。
さらに地域Aに近隣する地域Cの各コンピュータ105、106において実装されている振動センサーより得られる振動値が、それぞれあらかじめ規定されている値を超えた場合には、その異常を管理コンピュータ503に通知を行う。この通知を受けた、管理コンピュータ503は、地震発生なのか、機器固有の振動(工事、人為的要因など)なのかの判断を行い、地震発生と判断できる場合には、地域Aの管理コンピュータ501、地域Bの管理コンピュータ502、および地域Nの管理コンピュータ50nへ通知を行う。地域Aおよび地域Cの管理コンピュータ501、503より地震発生の通知を受け付けた地域Nの管理コンピュータ50nは受け付けた通知の分析を行う。通知された振動センサーで振動が検出された発生時刻、発生位置情報、振動レベルより地域Nに影響があるか否かの判断を行う。
ここで、管理コンピュータ50nは地域Nに影響がない場合には地域Nのコンピュータ107、108には何も指示せず、地域Bの管理コンピュータ502への通知のみを行う。地域A、地域C、地域Nの管理コンピュータ501、503、50nより地震発生の通知を受け付けた地域Bの管理コンピュータ502は、受け付けた通知の分析を行う。通知された振動センサーで振動が検出された発生時刻、発生位置情報、振動レベルより地域Bに影響があるか否かの判断を行う。地域Bに影響がないと判断される場合には何もしない。しかし、影響ありと判断できる場合には、地域Bのコンピュータ103,104へ通知を行いあらかじめ指定された処置を行うように指示を行う。このような処理を行うことにより、この通知を受けた各コンピュータ103、104は事前に設定された処置、たとえば、使用者に警告を行う、キャッシュのデータを退避させデータ保全の対処を行う、shutdown処理にて機器を安全な状態にする、などの対処を行う。
このようなシステムの構成によれば、複数の地域A、地域B、地域C、・・・、地域Nに設置された複数の管理コンピュータ501、502、503、・・・、50nがそれぞれ相互に通知することにより各地域間の通信が災害等により部分的に障害となったとしても、障害となった経路を迂回して通知が行えることができ、地域間の通信経路の障害等により異常の通知が行われないということを防ぐことができる。すなわち図14に示す例で、地域Aの管理コンピュータ501の地震発生通知は、地域Cの管理コンピュータ503ではなく、地域Bの管理コンピュータ502を介して行うことができる。
上記実施の形態にかかるコンピュータ1、および管理コンピュータ2は、専用装置によって実現可能なことはもとより、汎用のコンピュータシステムによって構成することもできる。この場合、上記各処理を実現するためのプログラムを汎用コンピュータシステムにインストールしてOSとの協働により実行することで、汎用コンピュータを、上記コンピュータ1、および管理コンピュータ2として機能させることができる。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、CD−ROMなどの記録媒体に格納して提供可能なことはもとより、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して提供してもよい。
本発明の実施の形態に係るコンピュータネットワークシステムを模式的に示す図である。 図1に示すコンピュータの構成を示すブロック図である。 図1に示す管理コンピュータの構成を示すブロック図である。 (a)図1に示すコンピュータの設定ファイルを示す図である。(b)図1に示す管理コンピュータの設定ファイルを示す図である。 本発明の実施の形態に係るコンピュータが行う通報処理(エージェント機能)の処理動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る管理コンピュータが行う対応指示処理(マスタ機能)の処理動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るコンピュータが行う対応処理(エージェント機能)の処理動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る管理コンピュータが行う対応指示処理(マスタ機能)の処理動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すコンピュータネットワークシステムに防災対策表示装置や、避難誘導装置を配置した実施の形態の例を示す図である。 図9に示す防災対策表示装置の構成を示すブロック図である。 図9に示す避難誘導装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すコンピュータネットワークシステムの動作例に対応する第2の実施形態についてのイメージ図である。 図1に示すコンピュータネットワークシステムの動作例に対応する第3の実施形態についてのイメージ図である。 図1に示すコンピュータネットワークシステムの動作例に対応する第4の実施形態についてのイメージ図である。
符号の説明
10 コンピュータネットワークシステム
1 コンピュータ
2 管理コンピュータ
3 防災対策表示装置
4 避難誘導装置
11,21,31,41 通信部
12,22,32,42 制御部
13,23,33,43 記憶部
14,24 振動検出部
34 表示部
44 防災無線通信システム
W1 通信ネットワーク(WAN)
N1,N2 通信ネットワーク(LAN)

Claims (6)

  1. 複数のコンピュータがネットワークを介して相互に接続された構成のコンピュータシステムであって、
    前記複数のコンピュータのうちの少なくとも1台の第1のコンピュータは、
    振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段が検出した振動を第2のコンピュータに通知する手段と、を備え、
    前記複数のコンピュータのうちの少なくとも1台の第2のコンピュータは、
    前記第1のコンピュータからの通知を受信し、受信した通知に基づいて、地震が発生したか否かを判別し、地震が発生したと判別した場合に、各コンピュータが実行すべき処理の開始の指示をネットワーク内の各コンピュータに通知する通知手段と、を備え、
    前記複数のコンピュータは、前記第2のコンピュータからの通知に従って、所定の地震対策処理を実行する、
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記第2のコンピュータは、
    震度別に実行すべき処理を予め記憶する手段を備え、
    前記通知手段は、地震が発生したと判別した場合に、その震度を判別し、判別した震度に対応する処理の開始を該コンピュータまたは前記第一のコンピュータに指示し、
    前記複数のコンピュータは、前記第2のコンピュータから指示された処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記第2のコンピュータは、
    前記複数の第1のコンピュータからの通知に基づいて、地震が発生したか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記第2のコンピュータは、
    さらに、広域ネットワークを介して他のコンピュータシステムの第2のコンピュータに地震が発生したこと、震度、位置を含む情報を送信する手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記通知手段により通知された内容から、周辺の装置への地震の影響の有無を判別する判別手段と、
    前記周辺の装置に、地震災害に備えた対応を指示する指示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  6. 複数の装置、および複数の請求項1に記載の第1のコンピュータまたは第2のコンピュータと、
    複数の請求項2に記載の第1のコンピュータまたは第2のコンピュータと、から構成され、
    あらかじめ指定された請求項2に記載の第2のコンピュータ同士が、相互に地震発生を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする地震発生対応システム。
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