JP6725077B2 - 対災害システム、情報作成方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、対災害システム、情報作成方法及びコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体に関し、より具体的には被災地域内の1以上の移動局(MSs)の位置を決定する対災害システムに関する。
もし、我々が災害(例えば、津波又は洪水)が発生する前に全ての人々の位置を知ることができるならば、災害に関連する報知及び保護はより効率的になるだろう。例えば、もし、災害が発生する前に全ての人々の位置を知ることができるならば、我々は、位置情報に従って報知及び保護に関する緊急レベルを変更することができる。例えば、災害による影響を受ける地域に人が居ない場合には、報知及び保護の必要が無い。
あるいは、火災、爆発及び地震などの災害が発生した場合に、もし、我々が全ての人々の位置を最初に(第1の時点で)知ることができるならば、救助又は捜索がより効率的になるだろう。例えば、位置情報は、即時の救助計画の作成に役立ち得るし、又は不必要な捜索を回避することもできる。従って、位置情報は対災害にとって重要である。
対災害分野では設備(器具)が存在する。例えば、消防士用の位置特定設備が使用される。我々は、消防士が装備するワイヤレスデバイスを使用して消防士の位置を知ることができる。あるいは、ヒトの熱、音、パルスなどを検出するために、生命検出器が使用される。我々は、この器具を使用して生存者の位置を知ることができる。
しかしながら、それらの設備(器具)のデメリットが存在する。例えば、消防士用の位置特定設備に関しては、我々は消防士の位置のみを知ることができるが、生存者の位置は知ることができない。その一方で、生命検出器に関しては、検出の正確さが環境に敏感であるため、検出範囲が限定される。
携帯端末の位置を決定する先行技術が存在する。特許文献1及び2は、携帯端末の位置の決定に使用されるセルシステムなどのワイヤレスネットワークシステムを開示する。更に、特許文献3〜6には、携帯端末通信に関連する種々の技術が開示されている。
更に、特許文献7は、複数の基地局から取得されるRSS(Received Signal Strength)データを使用する位置推定方法を開示する。この方法では、基地局と末端の間の距離が、RSSデータに基づいて見積られる。
国際公開第1997/014257号 国際公開第2002/052873号 欧州特許出願公開第1353524号明細書 米国特許出願公開第2012/0231727号明細書 米国特許出願公開第2002/0183069号明細書 米国特許出願公開第2014/0302877号明細書 特開2011−215001号公報
ここで、対災害用に人々の位置を検出するために使用される可能性のある候補は特許文献1及び2に開示されたワイヤレスネットワークシステム(セルシステム)である。しかしながら、ワイヤレスネットワークシステムを使用して人々の位置を決定する技術が対災害に適用される場合には、問題が生じるだろう。より具体的には、そのような大規模の位置決めでは、現在のセルシステムに2つの問題点が存在する。
我々は災害の発生を予測することができないので、全ての人々を全ての時間にわたってトラッキングするためには多大な消費リソースが必要になる。すなわち、計算量が多いという問題が生じるだろう。
一方で、通常の状況では、人々の位置は、その人が他人に対して開放するか否かを決定すべきプライバシーである。全てのユーザに対して全ての時間にわたって彼らの位置を提供するよう強制することは困難である。すなわち、プライバシー問題が生じるだろう。
本発明は、プライバシーを保護しつつ、小さな計算量で対災害のための情報を取得することができる対災害システムの提供に寄与することを目的とする。
第1の視点によれば、各々が災害の発生を検出する複数の災害検出装置、各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、移動局と各々通信する複数の基地局、複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信するコントロール装置を含む対災害システムが提供される。1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局は、同一の地域に位置する。コントロール装置が、複数の地域の中から被災地域を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて決定する。コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示する。
第2の視点によれば、各々が災害の発生を検出する複数の災害検出装置、各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、移動局と各々通信する複数の基地局及び複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信するコントロール装置を含む対災害システムにおける情報作成方法が提供される。1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局が同一の地域に位置する。情報作成方法は、コントロール装置が、複数の地域の中から被災地域を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて決定すること、及びコントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示すること、を含む。
第3の視点によれば、対災害システムに含まれるコントロール装置に搭載されるコンピュータによって実行される対災害プログラムを記憶する記憶媒体が提供される。対災害システムは、各々が災害の発生を検出する複数の災害検出装置、各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、及び移動局と各々通信する複数の基地局を更に含む。1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局は、同一の地域に位置する。プログラムは、複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信すること、複数の地域の中から被災地域を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて決定すること、及び当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示すること、をコンピュータに実行させる。
上記のプログラムは、コンピュータが読み出し可能な記憶媒体の中に記憶することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記憶媒体、又は光学的記憶媒体などの非一過性の媒体であり得る。本発明はコンピュータプログラムプロダクトとして構成され得る。
本発明によれば、プライバシーを保護しつつ、小さな計算量で対災害のための情報の取得に寄与する対災害システムが提供される。
図1は、実施形態の一例の概要を示す。 図2は、第1の実施形態の災害システムの一例の概念図である。 図3は、図2に示した各装置の間の関係の概念図である。 図4は、コントロール装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、災害検出装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、基地局のハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、権限サーバの処理モジュールを示すブロック図である。 図8は、コントロール装置の処理モジュールを示すブロック図である。 図9は、メモリに保存される情報の一例を示す図である。 図10は、位置処理装置の処理モジュールを示すブロック図である。 図11は、位置情報の計算を説明するための図である。 図12は、位置情報の計算を説明するための図である。 図13は、分布情報の一例を示す図である。 図14は、災害検出装置の処理モジュールを示すブロック図である。 図15は、基地局の処理モジュールを示すブロック図である。 図16は、FIFOの一例を示す図である。 図17は、第1の実施形態の対災害システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図18は、第2の実施形態の一例を説明するための図である。 図19は、第3の実施形態の一例を説明するための図である。 図20は、第3の実施形態の基地局の処理モジュールの一例を示すブロック図である。 図21は、第4の実施形態の対災害システムの一例の概念図である。 図22は、第4の実施形態のコントロール装置の処理モジュールの一例を示すブロック図である。 図23は、第4の実施形態の基地局の処理モジュールの一例を示すブロック図である。 図24は、第5の実施形態の対災害システムの一例の概念図である。 図25は、第5の実施形態の基地局の処理モジュールの一例を示すブロック図である。 図26は、第6の実施形態の容疑者捜索システムの一例の概念図である。 図27は、第6の実施形態のデータサーバの処理モジュールの一例を示すブロック図である。 図28は、第6の実施形態の基地局の処理モジュールの一例を示すブロック図である。
先ず、図1を参照しつつ、実施形態の一例の概要を述べる。以下の概要において、種々の構成要素には、便宜のために参照符号が付与される。すなわち、以下の参照符号は、単に本発明の理解を促進するための例として使用されるに過ぎない。つまり、本発明は以下の概要の記載に限定されるものではない。
対災害システムは、各々が災害の発生を検出する複数の災害検出装置101、各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置102、移動局と各々通信する複数の基地局103、及び複数の災害検出装置101、複数の基地局103及び複数の位置処理装置102と通信するコントロール装置104を含む。1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局は、同一の地域に位置する。コントロール装置104は、複数の地域の中から被災地域(disaster region concerned)を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置101からのメッセージに基づいて決定する。コントロール装置104は、被災地域の中に位置する位置処理装置102に対して、被災地域の中に位置する基地局103からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示する。
コントロール装置104は、被災地域の中の災害検出装置101から受信したメッセージに基づいて、災害が発生した地域を決定する。その後、コントロール装置104は、被災地域の中に位置する位置処理装置102のみに対して、分布情報(対災害のための情報)を作成するよう指示する。情報に関する計算処理は被災地域に限定されるので、そのため小規模の計算処理で対災害のための情報が取得される。更に、分布情報の中に各移動局の識別子(ID)を含まないことによって、個人のプライバシーが保護される。
次に、図面を参照しつつ具体的な実施形態についてより詳細に述べる。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について図面を参照しつつ以下により詳細に述べる。
図2は、第1の実施形態の災害システムの一例の概念図である。図2では、対災害システムは、権限サーバ10、コントロール装置20、位置処理装置30、災害検出装置40、基地局50及び移動局60を含む。
図2における装置は、インターネットなどのネットワークを介して互いに接続される。移動局(MS)60及び基地局(BS)50は、ワイヤレスシグナル(無線信号)によって通信する。例えば、移動局60及び基地局50は、LTE(Long Term Evolution)又は3G(third generation)によって互いに通信する。
権限サーバ10は、消防庁(局)又は気象庁(局)などの公的機関の中に位置する。権限サーバ10は、コントロール装置20に対して分布情報を取り扱うための権限を付与する。
コントロール装置20は、各地域を管理するコントロールセンタの中に位置する。コントロール装置は、複数の災害検出装置40、複数の基地局50及び複数の位置処理装置30と通信するよう構成される。コントロール装置20は、各地域の対災害情報を取り扱う。より具体的には、災害が発生した場合に、コントロール装置20は、被災地域内に位置する位置処理装置30に対して分布情報を作成するように指示する。その際に、コントロール装置20は、位置処理装置30に対して位置要求メッセージを送信する。位置処理装置30が位置要求メッセージを受信すると、位置処理装置30は、分布情報を作成して、この情報をコントロール装置20に対して送信する。コントロール装置20は、作成された分布情報を権限サーバ10に対して転送する。
更に、コントロール装置20は、被災地域の中に位置する各基地局50に対して、被災地域内の位置処理装置30宛てに情報(後述のチャネル情報)を送信するように指示する。その際に、コントロール装置20は、指示として、FIFO(First-In First Out)停止メッセージを各基地局50に対して送信する。FIFO停止メッセージについては後に説明する。
分布情報は、各位置(各アドレス)における被災地域内の移動局60の台数を示す。分布情報を参照することによって、権限サーバ10は、災害が生じた地域の中にどれだけ多くの人々が存在するかを知ることができる。すなわち、権限サーバ10は、対災害のために分布情報を使用することができる。例えば、津波又は洪水が発生した場合に、権限サーバ10は、被災地域に対して避難勧告を発するか、又は救助計画を作成する。
位置処理装置30は、各地域の中に位置する。位置処理装置30は、基地局50から取得した情報に基づいて、被災地域の中に位置する各移動局60に関する位置(又は座標)を示す位置情報を計算する。より具体的には、位置処理装置30は、チャネル情報に基づいて位置情報を計算する。チャネル情報は、基地局50と移動局60との間の通信から取得される。すなわち、チャネル情報は、位置情報(各移動局60のアドレス又は座標情報)を計算するように取得される。RSS(Received Signal Strength)データは、チャネル情報として例示される。チャネル情報はRSSに限定されない。
災害検出装置40は、各地域の中に位置する。災害検出装置40は、災害(又はイベント)の発生を検出する。例えば、災害検出装置40は、ファイアボックス(firebox)又は津波に関する震度計である。災害検出装置40に含まれるセンサは、災害に関連して異なる。災害検出装置40が災害の発生を検出した際に、災害検出装置40はコントロール装置20に対して災害発生メッセージを送信する。このメッセージを受信することによって、コントロール装置20は、複数の地域の中から、コントロール装置が管理する被災地域を決定する。
基地局50及び移動局60は、互いに通信する。基地局50は、各移動局60についてのチャネル情報を記憶するメモリを有する。第1の実施形態において、FIFOメモリがメモリとして例示される。
図3は、図2に示した装置の間の関係の概念図である。図3に示すように、位置処理装置30及び災害検出装置40は、各地域の中に位置する。更に、各地域は、複数の基地局50を含む。すなわち、1つの災害検出装置40、1つの位置処理装置30及び少なくとも1つの基地局50が同一の地域の中に位置する。
災害が発生した際に、被災地域に対応する災害検出装置40は、コントロール装置20に対して災害発生メッセージを送信する。コントロール装置20が災害発生メッセージを受信すると、コントロール装置20は、災害発生メッセージの送信者に基づいて被災地域を決定する。例えば、コントロール装置20が、地域1の中の災害検出装置40から災害発生メッセージを受信した場合には、コントロール装置20は地域1において災害が発生したと決定する。
その際に、コントロール装置20は、被災地域に含まれる位置処理装置30に対して位置要求メッセージを送信する。上述の例では、コントロール装置20が地域1の中の位置処理装置30に対して位置要求メッセージを送信する。
更に、コントロール装置20は、被災地域内の基地局50に対してFIFO停止メッセージを送信する。上述の例では、コントロール装置20が地域1の中の基地局50に対してFIFO停止メッセージを送信する。
通常の(すなわち、災害が発生していない)状況において、基地局50及び移動局60は互いに通信する。この状況では、基地局50は、チャネル情報を計算し続け、そして計算されたチャネル情報をFIFO(メモリ)に記憶する。
基地局50がFIFO停止メッセージを受信した際に(すなわち、災害が発生した際に)、基地局50は、チャネル情報を用いたFIFOのアップデートを停止し、そして記憶したチャネル情報を位置処理装置30に対して送信する。位置情報を計算するために必要なデータ(チャネル情報)が災害のイベント中に喪失することを阻止するために、FIFOのアップデートが停止される。
位置処理装置30がコントロール装置20から位置要求メッセージを受信すると、位置処理装置30は、被災地域の中の各移動局60に関する位置情報を計算する。上述の例では、地域1内の位置処理装置30は、地域1内の移動局60に関する位置情報を計算する。
その後、位置処理装置30は分布情報を作成する。より具体的には、位置処理装置30は、移動局60に関する各位置情報を収集して分布情報を作成する。分布情報は、被災地域における移動局60のアドレス(又は座標)情報を含む。上述の例では、分布情報は、地域1内の移動局60の位置(座標)を含む。位置処理装置30は、コントロール装置20に対して分布情報を送信する。
コントロール装置20は、権限サーバ10に対して受信した分布情報を送信する。
<ハードウェアの構成>
次に、第1の実施形態の対災害システムに含まれる各装置のハードウェア構成を説明する。
図4は、コントロール装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
コントロール装置20は、コンピュータによって実現され、図4に示す構成を有する。例えば、コントロール装置20は、CPU(Central Processing Unit)21、メモリ22、インプット/アウトプットインターフェイス23及びNIC(Network Interface Card)24を含む。それらの構成要素は、内部バスを介して互いに接続される。
図4の構成は、コントロール装置20のハードウェア構成を限定しない。コントロール装置20は、図4に記載されない構成要素を含むことができるし、又は必要に応じてインプット/アウトプットインターフェイス23又はNIC24を含まなくても良い。更に、CPU21又は同様のものの数は、図4の例に限定されない。例えば、複数のCPUをコントロール装置20に含ませることができる。
メモリ22は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)又はHDD(Hard Disk Drive)又は同様のものである。
インプット/アウトプットインターフェイス23は、図4に示されないディスプレイ装置又は入力装置のためのインターフェイスである。例えば、ディスプレイ装置は、液体結晶ディスプレイ又は同様のものである。例えば、入力装置は、キーボード及びマウスなどのユーザ操作を受け付ける装置である。更に、USB(Universal Serial Bus)メモリが入力装置として含まれる。
コントロール装置20の機能は、後述の種々のタイプの処理モジュールによって実現することができる。例えば、処理モジュールは、CPU21がメモリ22に記憶されたプログラムを実行することによって実現することができる。更に、プログラムは、ネットワークを介してプログラムをダウンロードすることによって、又はプログラムを記憶する記憶媒体によってアップデートすることができる。更に、上述の処理モジュールは、半導体チップによって実現することができる。すなわち、ハードウェア及び/又はソフトウェア上で上述の処理モジュールの機能を実行するための手段が存在することで十分である。
権限サーバ10及び位置処理装置30は、コントロール装置20としての同一の構成を有することができる。そのため、それらの装置の説明を省略する。
図5は、災害検出装置40のハードウェア構成を示すブロック図である。
災害検出装置40は、図5に示す構成を有する。災害検出装置40は、CPU31、メモリ32及びNIC34に加えてセンサ33を有する。センサ33は、災害の発生を検出する。センサ33のタイプは、災害に関連して変更される。例えば、火災への適用では、煙検出器がセンサ33として使用される。CPU31又は同様のものの説明は省略する。更に、災害検出装置40の機能は、メモリ32に記憶されたプログラムの実行によって実現することができる。
図6は、基地局50のハードウェア構成を示すブロック図である。
基地局50は、図6に記載した構成を有する。基地局50は、CPU41、メモリ42及びNIC44に加えて送受信機43を有する。送受信機43は、アンテナ45に接続される。送受信機43は、アンテナ45を介して受信したシグナルを復調及びデコードする。更に、送受信機43は、CPU41に対してデコードしたデータを出力する。送受信機43は、CPU41からのデータをエンコード及び変調する。更に、送受信機43は、調節したデータを、アンテナ45を介して移動局60に対して送信する。CPU41又は同様のものの説明は省略する。更に、基地局50の機能は、メモリ42に記憶されたプログラムの実行によって実現することができる。
<処理モジュール>
次に、第1の実施形態の対災害システムに含まれる各装置の処理モジュールを説明する。
図7は、第1の実施形態の権限サーバ10の処理モジュールを示すブロック図である。図7に示すように、権限サーバ10は、通信ユニット201、権限付与ユニット202及び分布情報処理ユニット203を含む。
通信ユニット201は、他の装置(例えば、コントロール装置20又は同様のもの)との通信をコントロールする手段である。
権限付与ユニット202は、コントロール装置20に対して分布情報の取り扱いに関する権限を付与ための手段である。
分布情報処理ユニット203は、分布情報を処理するための手段である。例えば、分布情報処理ユニット203は、必要なサポートをユーザ(例えば、対災害職員)が決定できるように分布情報を可視化する。例えば、この情報が提供されたユーザは、救助計画又は同様のものを作成することができる。
図8は、第1の実施形態のコントロール装置20の処理モジュールを示すブロック図である。図8に示すように、コントロール装置20は通信ユニット301及びイベント処理ユニット302を含む。
通信ユニット301は、他の装置(例えば、権限サーバ10又は同様のもの)との通信をコントロールするための手段である。
イベント処理ユニット302は、災害検出装置40からの災害発生メッセージを処理する手段である。より具体的には、イベント処理ユニット302が災害発生メッセージを受信した際に、イベント処理ユニット302は、位置要求メッセージの宛先としての位置処理装置30及びFIFO停止メッセージの宛先としての基地局50を決定するために、メモリに記憶された情報を参照する。例えば、図9に示す情報がメモリに記憶される。そのような情報を参照すれば、イベント処理ユニット302は、送信すべきメッセージの宛先を決定することができる。図9に示す情報は、システムの管理者によって事前に準備されて、メモリに記憶される。
コントロール装置20が位置処理装置30から分布情報を受信した際に、イベント処理ユニット302は、この情報を権限サーバ10に対して送信する。
図10は、第1の実施形態の位置処理装置30の処理モジュールを示すブロック図である。図10に示すように、位置処理装置30は、通信ユニット401、位置情報計算ユニット402及び分布情報作成ユニット403を含む。
通信ユニット401は、他の装置(例えば、コントロール装置20又は同様のもの)との通信をコントロールする手段である。
位置情報計算ユニット402は、位置情報を計算するための手段である。より具体的には、位置情報計算ユニット402は、基地局50から受信したチャネル情報に基づいて各移動局60のアドレス情報を計算する。
基地局50がFIFO停止メッセージを受信した際に、基地局50は、該基地局50が通信している各移動局に関するチャネル情報(例えば、RSSデータ)を送信する。受信したチャネル情報は、位置処理装置30のメモリに記憶される。結果として、図11に示すような情報が取得される。図11に示すように、各移動局60に関するRSSデータは、移動局60及び基地局50のIDs(識別子)と関連付けて管理される。つまり、チャネル情報は、各移動局60に関してIDと共に管理される。
位置情報計算ユニット402は、チャネル情報に基づいて各移動局60の位置情報を計算する。より具体的には、位置情報計算ユニット402は、特許文献7に開示された方法によって位置情報を計算する。位置情報を計算するための方法は、特許文献7の方法に限定されない。種々のフィンガープリント方法を、位置情報を計算するために使用することができる。例えば、チャネルインパルス応答データを使用するAoA(Angle of Arrival)方法を、位置情報を計算するために使用することができる。
位置情報計算ユニット402は、メモリに計算された情報を記憶する。その後、位置情報計算ユニット402は、分布情報作成ユニット403に対して、計算するチャネル情報の完了を通知する。結果として、図12に示される情報がメモリに記憶される。
分布情報作成ユニット403は、分布情報を作成するための手段である。より具体的には、分布情報作成ユニット403は、計算された位置情報(例えば、図12に示される情報)に基づいて分布情報を作成する。分布情報作成ユニット403は、各位置(アドレス又は座標)における移動局60の台数をカウントする。その後、分布情報作成ユニット403は、カウントされた台数を要約して、分布情報を作成する。結果として、図13に示される分布情報が取得される。作成された分布情報は、コントロール装置20に対して送信される。移動局60のIDは、分布情報に含まれない。
図14は、第1の実施形態の災害検出装置40の処理モジュールを示すブロック図である。図14に示すように、災害検出装置40は、通信ユニット501及びセンサコントロールユニット502を含む。
通信ユニット501は、他の装置(例えば、コントロール装置20又は同様のもの)との通信をコントロールする手段である。
センサコントロールユニット502は、装置に含まれるセンサをコントロールする手段である。より具体的には、センサ33が災害の発生を示すシグナルを出力した際に、センサコントロールユニット502は、コントロール装置20に対して災害発生メッセージを送信する。
図15は、第1の実施形態の基地局50の処理モジュールを示すブロック図である。図15に示すように、基地局50は、第1の通信ユニット601、第2の通信ユニット602、FIFOコントロールユニット603及びチャネル情報計算ユニット604を含む。
第1の通信ユニット601は、移動局60と通信するための手段である。
第2の通信ユニット602は、他の装置(例えば、コントロール装置20又は同様のもの)と通信するための手段である。第2の通信ユニット602は、有線ネットワーク又はワイヤレスネットワークによって他の装置と通信する。
FIFOコントロールユニット603は、メモリ内に構成されるFIFOをコントロールするための手段である。
図16は、FIFOの例を示す図である。図16に示すように、各移動局60に関するRSSデータがFIFO内に記憶される。RSSデータは、計算された順番に記憶される。図16には、移動局(MS)60−1〜60−k(kは、正整数である)のRSSデータが示される。更に、図16には、最新のRSSデータがT=1として示され、そして最古のRSSデータがT=n(nは、正の整数である)として示される。
基地局50がコントロール装置20からのFIFO停止メッセージを受信した際に、FIFOコントロールユニット603はFIFOのアップデートを停止する。その後、FIFOコントロールユニット603は、位置処理装置30に対してFIFOの内容を送信する。本実施形態では、FIFOコントロールユニット603は、最新のRSSデータを読み出して、それらのデータを位置処理装置30に対して送信する。例えば、図16では、移動局60−1〜60−kのT=1におけるRSSデータが読み出されて、位置処理装置30に対して送信される。
チャネル情報計算ユニット604は、チャネル情報(例えば、RSSデータ)を計算するための手段である。チャネル情報計算ユニット604は、基地局が移動局60と通信する際にRSSデータを計算する。計算されたRSSデータはFIFOに記憶される。
<システムの動作>
次に、第1の実施形態の対災害システムの動作を説明する。図17は、第1の実施形態の対災害システムの動作を示すシーケンス図である。図17では、事前にコントロール装置20に対して権限が付与されているものとする。
ステップS01において、移動局60は基地局50と通信する。
ステップS02において、基地局50は、基地局50が通信している移動局60に関するチャネル情報を計算する。
ステップS03において、基地局50は、FIFOに計算されたチャネル情報を記憶する。
通常の状況(すなわち、災害が発生していない状況)では、ステップS01〜S03のプロセスが繰り返される。
災害が発生した際に、災害検出装置40は、コントロール装置20に対して災害発生メッセージを送信する(ステップS11)。
ステップS12において、コントロール装置20は、コントロール装置が権限サーバ10から権限が付与されているか否かをチェックする。権限が付与されている場合には、コントロール装置20は、対応する基地局50に対してFIFO停止メッセージを送信する(ステップS13)。更に、コントロール装置20は、対応する位置処理装置30に対して位置要求メッセージを送信する(ステップS14)。つまり、コントロール装置20が公的機関(例えば、消防署又は同様のもの)によって付与された権限を有する場合には、コントロール装置20は、位置処理装置30に対して分布情報を作成するように指示する。
基地局50がFIFO停止メッセージを受信した際に、基地局50は、FIFOのアップデートを停止する(ステップS15)。その後、基地局は位置処理装置30に対してチャネル情報を送信する(ステップS16)。
位置処理装置30が位置要求メッセージ及びチャネル情報を受信した際に、位置処理装置30は、位置情報の計算を開始する(ステップS17)。その後、位置処理装置30は、計算された位置情報に基づいて分布情報を作成する(ステップS18)。作成された分布情報は、コントロール装置20に対して送信される。
コントロール装置20は、権限サーバ10に対して分布情報を送信する(ステップS19)。すなわち、コントロール装置20は、公的機関(すなわち、権限サーバ10)に対して受信した分布情報を提供する。
このようにして、第1の実施形態の対災害システムにおいて、コントロール装置20が災害発生メッセージに従って被災地域を決定する。結果として、コントロール装置20が必要な地域に対して位置要求メッセージ及びFIFO停止メッセージを送信することができるので、被災地域における位置情報は、小規模の計算処理で取得することができる。すなわち、災害に対して無関係な地域についての位置情報は必要なく、位置情報の計算処理は、被災地域に限定される。更に、権限サーバ10に対して送信される分布情報が移動局60のIDを含まないので、プライバシーが保護される。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態をより詳細に述べる。第2の実施形態は、システムの構成及び各装置の内部構成に関して第1の実施形態と同一であるので、以下の記載では第1及び第2の実施形態の間の相違点について着目する。
第1の実施形態では、災害発生時刻と分布情報の作成時刻との間に時間差が存在することについては考慮していない。本実施形態では、時間差を考慮に入れて分布情報が作成される。結果として、より正確な分布情報が作成される。
図18は、第2の実施形態の一例を説明するための図である。図18を参照すると、災害検出装置40は、タイムスタンプを含む災害発生メッセージを送信する。すなわち、センサコントロールユニット502は、災害が発生した際の時刻を記憶して、災害発生のタイムスタンプを含む災害発生メッセージを作成する。このメッセージは、コントロール装置20に対して送信される。
コントロール装置20は、タイムスタンプを含むFIFO停止メッセージを送信する。このタイムスタンプは、災害が発生した際の時刻を示す。
基地局50は、タイムスタンプを考慮に入れたチャネル情報を送信する。より具体的には、FIFOコントロールユニット603は、タイムスタンプに基づいて、災害発生の時刻に対して最も近接するチャネル情報(RSSデータ)を選択する。より詳細には、FIFOコントロールユニット603は、時間差を取得するように現在の時刻からタイムスタンプによって示される時刻を差し引く。その後、FIFOコントロールユニット603は、最新のRSSデータからターゲットRSSデータまでのサンプルの数を取得するように、RSSデータのサンプリング期間における時間差を除算する。ターゲットRSSデータは、災害の発生時におけるデータに対応する。このターゲットRSSデータは読み出されて位置処理装置30に対して送信される。この手法では、基地局50は、災害発生の時刻に対応する計算されたチャネル情報を読み出す。
位置処理装置30は、上述のRSSデータを使用して分布情報を作成する。結果として、災害発生に近い分布情報が作成される。第2の実施形態では、各装置(少なくとも災害検出装置40及び基地局50の)は、タイムサーバによって同期される。
上述の事項は、他の方法によって実現することができる。例えば、作成した時刻をRSSデータと一緒にFIFOに記憶し、そしてこの時刻をターゲットRSSデータの選択に使用する。
第2の実施形態によれば、正確な分布情報が取得される。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態をより詳細に述べる。第3の実施形態はシステムの構成に関して第1の実施形態と同一であるので、以下の記載では第1及び第3の実施形態の間の相違点に着目する。
第1の実施形態では、待機状態の移動局が存在しないものとした。第3の実施形態では、災害の発生した時に待機状態の移動局60のアドレスを含む分布情報が作成される。
図19は、第3の実施形態の一例を説明するための図である。図19を参照すると、基地局50がFIFO停止メッセージを受信した際に、基地局50は、待機状態の移動局60に対して起動シグナルを送信する。起動シグナルによって、待機状態の移動局60は、通常状態へ復帰する。基地局50が復帰した移動局60に関するチャネル情報(RSSデータ)を取得した後に、基地局50は、位置処理装置30に対して復帰した移動局60のチャネル情報を送信する。
上述の機能を実現するために、基地局50は、図15に示した構成要素に加えて起動ユニット605を含む(図20を参照)。
第3の実施形態によれば、待機状態の移動局のチャネル情報が取得されるので、分布情報は、被災地域内の全ての移動局の位置を含む。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態をより詳細に述べる。第4の実施形態では、位置処理装置30の機能はコントロール装置20において実現される。
図21は、第4の実施形態の対災害システムの概念図である。図21に示すように、コントロール装置20は、FIFO及び位置処理装置30の機能を含む。このケースでは、コントロール装置20は、図22に示す処理モジュールを有する。図22を参照すると、FIFOコントロールユニット303、位置情報計算ユニット304及び分布情報作成ユニット305が、図8のコントロール装置20に追加される。それらの構成要素は、第1の実施形態における上述の構成要素に類似し得るので、それらの説明を省略する。更に、図23に示すように、FIFOコントロールユニット603が、第1の実施形態の基地局50から除去される。
第4の実施形態によれば、既存の基地局を使用することが可能であるので、システムを低コストで構築することができる。特に、C−RAN(Centralized Radio Access Network)構造では、基地局のコンピューティング能力が単一の装置に統合されるので、単一の装置(すなわち、コントロール装置)が位置計算を実行することも好ましい。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態をより詳細に述べる。第5の実施形態において、位置処理装置30の機能は、基地局50の中に実現される。
図24は、第5の実施形態の対災害システムの概念図である。図24に示すように、各基地局50は、位置処理装置30の機能を含む。このケースでは、基地局50は、図25に示す処理モジュールを有する。図25を参照すると、位置情報計算ユニット606及び分布情報作成ユニット607が、図15の基地局50に追加される。それらの構成要素は、第1の実施形態における上述の構成要素に類似し得るので、それらの詳細を省略する。
基地局50は、移動局60についての位置情報を計算するように、他の基地局50が有する情報を必要とする。このケースでは、基地局50(複数)が互いに通信して必要な情報を交換することで十分である。あるいは、1の基地局が、代表として位置情報を計算して分布情報を作成しても良い。
第5の実施形態によれば、分布情報を単純なシステム構成によって取得することができる。
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態をより詳細に述べる。第6の実施形態では、上述の実施形態のコンセプトが容疑者捜索システムに適用される。
図26は、第6の実施形態の容疑者捜索システムの概念図である。図26では、容疑者捜索システムは、警察署サーバ70、データサーバ71、基地局50a及び移動局60を含む。
警察署サーバ70は、データサーバ71に対して権限を付与する。警察署サーバ70は、データサーバ71に対して、容疑者ユーザID(容疑者が所有する移動局60のID)を通知する。データサーバ71は容疑者に関する位置情報を取り扱う。データサーバ71は、容疑者ユーザIDに基づいて容疑者の移動局60が存在する地域を決定する。その後、データサーバ71は、決定した地域内の基地局50aに対して容疑者ユーザIDを含む容疑者位置要求メッセージを送信する。基地局50aが容疑者位置要求メッセージを受信した後に、基地局50aは、容疑者位置情報(すなわち、容疑者の位置又は座標)を計算する。この情報は、データサーバ71を介して警察署サーバ70へ送信される。
データサーバ71は、通信ユニット701、ID監視ユニット702及び容疑者位置情報処理ユニット703を含む(図27を参照)。
通信ユニット701は、他の装置(例えば、警察署サーバ70又は同様のもの)との通信をコントロールする手段である。
ID監視ユニット702は、通信キャリアから取得した情報に基づいて容疑者ユーザIDと対応する基地局50aとの間の関係を管理する。ID監視ユニット702は、警察署サーバ70から通知された容疑者ユーザIDに基づいて、容疑者位置要求メッセージが送信された基地局50aを決定する。
容疑者位置情報処理ユニット703は、ID監視ユニット702によって決定された基地局50aに対して容疑者位置要求メッセージを送信する。基地局50aがこのメッセージを受信した際に、基地局50aは、データサーバ71に対して容疑者位置情報を送信する。容疑者位置情報処理ユニット703は、基地局50aから受信した容疑者位置情報を警察署サーバ70に対して送信する。
基地局50aは、第1の通信ユニット801、第2の通信ユニット802、FIFOコントロールユニット803、チャネル情報計算ユニット804及び容疑者位置情報計算ユニット805を含む。
第1の通信ユニット801、第2の通信ユニット802、FIFOコントロールユニット803及びチャネル情報計算ユニット804は、第1の実施形態において説明した構成要素に類似し得るので、それらの構成要素の詳細な説明は省略する。すなわち、基地局50aが移動局60と通信する際に、チャネル情報(例えば、RSSデータ)がチャネル情報計算ユニット804によって計算される。計算されたチャネル情報は、各移動局60に関するFIFOに記憶される。更に、基地局50aが容疑者置要求メッセージを受信した際に、FIFOコントロールユニット803はFIFOのアップデートを停止する。
容疑者位置情報計算ユニット805は、容疑者ユーザIDに基づいて容疑者の位置(座標)を計算するための手段である。より具体的には、容疑者位置情報計算ユニット805は、データサーバ71から通知された容疑者ユーザIDと同一のIDを有する移動局の位置を、FIFOに記憶されたチャネル情報を使用して計算する。容疑者位置情報計算ユニット805は、データサーバ71に対して容疑者位置情報を送信する。
第6の実施形態によれば、容疑者が迅速に検出される。
本発明の好ましい実施形態を述べたが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、更なる変更、置き換え、及び調節を、本発明の基本的な技術的なコンセプトから逸脱すること無く追加しても良いと理解されるべきである。
例えば、上述の実施形態において、FIFOは、チャネル情報を記憶するメモリとして使用される。しかしながら、各移動局に関するチャネル情報を記憶することができるメモリを使用しても良い。
上述の実施形態において、FIFOのアップデートは、災害が発生した際に停止される。しかしながら、FIFOに十分なキャパシティが存在する場合には、FIFOのアップデートを停止する必要はない。
上述の実施形態において、コントロール装置20は、基地局50に対してFIFO停止メッセージを送信する。しかしながら、コントロール装置20の代わりに、位置処理装置30が基地局50に対してFIFO停止メッセージを送信することができる。すなわち、位置要求メッセージの受信に対する応答において、位置処理装置30がFIFO停止メッセージを送信しても良い。
上述の実施形態において、災害検出装置40は、コントロール装置20に対してのみ災害発生メッセージを送信する。しかしながら、災害検出装置40は、コントロール装置20以外の装置(被災地域に含まれる)に対して災害発生メッセージを送信することもできる。このケースでは、災害が発生した際に、位置処理装置30及び基地局50は、即座に必要な処理を実行することができる。
上述の実施形態において、権限サーバ10及びコントロール装置20は、別個の装置である。しかしながら、権限サーバ10がコントロール装置20の機能を含んでも良い。あるいは、他の装置が権限サーバ10とコントロール装置20との間に位置しても良い。
好ましい形態が以下に記載される。
(形態1)
形態1は、第1の視点の対災害システムと同一である。
(形態2)
コントロール装置が公的機関によって付与された権限を有する場合には、コントロール装置が位置処理装置に対して分布情報を作成するように指示する形態1に記載の対災害システム。
(形態3)
位置処理装置が、作成した分布情報をコントロール装置に対して送信し、そして、コントロール装置が公的機関に対して受信した分布情報を提供する形態2に記載の対災害システム。
(形態4)
災害検出装置が災害の発生を検出した時に、災害検出装置がコントロール装置に対して災害発生メッセージを送信し、そして
コントロール装置が災害発生メッセージの送信者に基づいて当該被災地域を決定する
形態1〜3いずれか1つに記載の対災害システム。
(形態5)
コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して位置要求メッセージを送信し、そして、
位置処理装置が位置要求メッセージを受信した時に、位置処理装置が分布情報を作成する、
形態1〜4のいずれか1つに記載の対災害システム。
(形態6)
コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する基地局に対して指示して、当該被災地域の中に位置する位置処理装置宛てに移動局との通信によって計算されるチャネル情報を送信させる、
形態1〜5のいずれか1つに記載の対災害システム。
(形態7)
位置処理装置が、当該被災地域内の基地局から受信したチャネル情報に基づいて、当該被災地域の中に位置する移動局の位置を示す位置情報を計算する、
形態6に記載の対災害システム。
(形態8)
位置処理装置が、計算された位置情報に基づいて分布情報を作成する、
形態7に記載の対災害システム。
(形態9)
基地局が、計算されたチャネル情報を記憶するFIFO(First-In First-Out)メモリを含む、
形態6〜8のいずれか1つに記載の対災害システム。
(形態10)
コントロール装置が、前記指示として、FIFO停止メッセージを被災地域の中に位置する基地局に対して送信し、そして、
基地局がFIFO停止メッセージを受信した際に、基地局がFIFOメモリのアップデートを停止して、位置処理装置に対して送信された、計算されたチャネル情報をFIFOメモリから読み出す、
形態9に記載の対災害システム。
(形態11)
基地局が、災害発生の時刻に対応する計算されたチャネル情報を読み出す、
形態10に記載の対災害システム。
(形態12)
位置処理装置が移動局の識別子を含まない位置処理装置が分布情報を作成する、
形態1〜11のいずれか1つに記載の対災害システム。
(形態13)
基地局が待機状態の移動局を起動するための起動シグナルを送信する、
形態1〜12のいずれか1つに記載の対災害システム。
(形態14)
コントロール装置が、位置処理装置の代わりに分布情報を作成する、
請求項1に記載の対災害システム。
(形態15)
コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する基地局に対して、位置処理装置の代わりに分布情報を作成するように指示する、
形態1に記載の対災害システム。
(形態16)
形態16は、第2の視点の情報作成方法と同一である。
(形態17)
形態17は、第3の視点の記憶媒体と同一である。
(形態18)
対災害システムに含まれるコントロール装置であって、
対災害システムが、
災害の発生を各々検出する複数の災害検出装置、
各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、及び
移動局と各々通信する複数の基地局、を更に含み
1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局が同一の地域に位置し、そして
コントロール装置が複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信し、そして
被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて、コントロール装置が複数の地域の中から被災地域を決定し、そして
コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示する、
コントロール装置。
(形態19)
移動局と各々通信する複数の基地局と、
複数の基地局と通信するデータサーバと、を含み、
データサーバが、警察署から提供される情報に基づいて、容疑者ユーザIDを含む容疑者位置要求の宛先である基地局を決定し、そして、
容疑者位置リクエストを受信した基地局が、移動局との通信から取得された情報に基づいて容疑者の位置を示す容疑者位置情報を計算する、
容疑者捜索システム。
上記の特許文献の開示が、引用によってこの明細書に組み込まれる。実施形態は、本発明の全体の開示(請求の範囲を含む)の視点内で、そして基本的な技術上のコンセプトに基づいて変化及び調節することができる。本発明の請求の範囲内で、種々の開示の構成要素を、多種多様な仕方で組み合わせることができるし、そして選択することができる。すなわち、本発明の全体の開示内で本発明の技術分野における通常の知識を有する者によってなされ得る構成要素の変更、交換並びに選択及び組み合わせが含まれるように要求されていると理解される。
10 権限サーバ
20、104 コントロール装置
21、31、41 CPU(central processing unit)
22、32、42 メモリ
23 インプット/アウトプットインターフェイス
24、34、44 NIC(network interface card)
30、102 位置処理装置
33 センサ
40、101 災害検出装置
43 送受信機
45 アンテナ
50、50a、103 基地局(BS:base station)
60 移動局(MS:mobile station)
70 警察署サーバ
71 データサーバ
201、301、401、501、701 通信ユニット
202 権限付与ユニット
203 分布情報処理ユニット
302 イベント処理ユニット
303、603、803 FIFOコントロールユニット
304、402、606 位置情報計算ユニット
305、403、607 分布情報作成ユニット
502 センサコントロールユニット
601、801 第1の通信ユニット
602、802 第2の通信ユニット
604、803 チャネル情報計算ユニット
605 起動ユニット
702 ID監視ユニット
703 容疑者位置情報処理ユニット
805 容疑者位置情報計算ユニット

Claims (10)

  1. 災害の発生を各々検出する複数の災害検出装置、
    各位置における移動局の台数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、
    移動局と各々通信する複数の基地局、及び
    複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信するコントロール装置、を含み、
    1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局が同一の地域に位置し、
    コントロール装置が、複数の地域の中から被災地域を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて決定し
    コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示し、そして、
    コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する基地局に対して指示して、当該被災地域の中に位置する位置処理装置宛てに移動局との通信によって計算されるチャネル情報を送信させる、
    対災害システム。
  2. コントロール装置が公的機関によって付与された権限を有する場合には、コントロール装置が位置処理装置に対して分布情報を作成するように指示する、
    請求項1に記載の対災害システム。
  3. 位置処理装置が、作成した分布情報をコントロール装置に対して送信し、そして
    コントロール装置が公的機関に対して受信した分布情報を提供する、
    請求項2に記載の対災害システム。
  4. 災害検出装置が災害の発生を検出した際に、災害検出装置がコントロール装置に対して災害発生メッセージを送信し、そして
    コントロール装置が災害発生メッセージの送信者に基づいて当該被災地域を決定する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の対災害システム。
  5. コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して位置要求メッセージを送信し、そして、
    位置処理装置が位置要求メッセージを受信した際に、位置処理装置が分布情報を作成する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の対災害システム。
  6. 基地局が、計算されたチャネル情報を記憶するFIFO(First-In First-Out)メモリを含む、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の対災害システム。
  7. コントロール装置が、前記指示として、FIFO停止メッセージを当該被災地域の中に位置する基地局に対して送信し、そして、
    基地局がFIFO停止メッセージを受信した際に、基地局がFIFOメモリのアップデートを停止して、位置処理装置に対して送信された、計算されたチャネル情報をFIFOメモリから読み出す、
    請求項6に記載の対災害システム。
  8. 基地局が、災害発生の時刻に対応する計算されたチャネル情報を読み出す、
    請求項7に記載の対災害システム。
  9. 対災害システムにおける情報作成方法であって、
    対災害システムが、
    災害の発生を各々検出する複数の災害検出装置、
    各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、
    移動局と各々通信する複数の基地局、及び、
    複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信するコントロール装置を含み、
    1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局が同一の地域に位置し、
    情報作成方法が、
    コントロール装置が複数の地域の中から被災地域を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて決定すること
    コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示すること、及び、
    コントロール装置が、当該被災地域の中に位置する基地局に対して指示して、当該被災地域の中に位置する位置処理装置宛てに移動局との通信によって計算されるチャネル情報を送信させること、
    を含む情報作成方法。
  10. 対災害システムに含まれるコントロール装置に搭載されるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    対災害システムが
    災害の発生を各々検出する複数の災害検出装置、
    各位置における移動局の数を示す分布情報を各々作成する複数の位置処理装置、及び、
    移動局と各々通信する複数の基地局を更に含み、
    1つの災害検出装置、1つの位置処理装置及び少なくとも1つの基地局が同一の地域に位置し、
    プログラムが、
    複数の災害検出装置、複数の基地局及び複数の位置処理装置と通信すること、
    複数の地域の中から被災地域を、当該被災地域の中に位置する災害検出装置からのメッセージに基づいて決定すること
    当該被災地域の中に位置する位置処理装置に対して、当該被災地域の中に位置する基地局からの情報に基づいて分布情報を作成するように指示すること、及び、
    当該被災地域の中に位置する基地局に対して指示して、当該被災地域の中に位置する位置処理装置宛てに移動局との通信によって計算されるチャネル情報を送信させること、
    をコンピュータに実行させる、プログラム。
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