JP6567455B2 - 通信機器及びプログラム - Google Patents

通信機器及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6567455B2
JP6567455B2 JP2016073128A JP2016073128A JP6567455B2 JP 6567455 B2 JP6567455 B2 JP 6567455B2 JP 2016073128 A JP2016073128 A JP 2016073128A JP 2016073128 A JP2016073128 A JP 2016073128A JP 6567455 B2 JP6567455 B2 JP 6567455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condition
sensing information
transmission
transmitter
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016073128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017184191A (ja
Inventor
俊一 大沼
俊一 大沼
貴大 三浦
貴大 三浦
貴充 宮▲崎▼
貴充 宮▲崎▼
裕章 森
裕章 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Original Assignee
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD. filed Critical SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority to JP2016073128A priority Critical patent/JP6567455B2/ja
Publication of JP2017184191A publication Critical patent/JP2017184191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6567455B2 publication Critical patent/JP6567455B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、通信機器及びプログラムに関する。
従来、行方不明になった人物や動物等を捜すシステムが知られている。
特許文献1には、携帯端末を用いて行方不明になった人物や動物等を捜索する技術が開示されている。特許文献1に記載の技術は、人や動物に、特定可能な識別情報を発信する発信装置を予め所持させる。そして、人や動物が行方不明になった場合に、ユーザは携帯端末を操作して捜索要求をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、システムに属する複数の携帯端末に捜索要求を送信する。携帯端末は、捜索要求に係る識別情報を発信装置から受信した場合に、サーバ装置に発見したことを通知する。これにより、特許文献1に記載の技術は、行方不明になった人物や動物等を発見することができる。
特開2015−230489号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、発信装置を感知したことを多数の携帯端末から同時に通知される可能性がある。サーバ装置は、多数の検索要求がされている場合には、発信装置を感知したことを更に多数の携帯端末から同時に通知を受信する可能性がある。このように、発信装置を感知したことを多数の携帯端末から同時に通知された場合に、サーバ装置は、負荷がかかり過ぎてしまい正常に動作することが出来なくなってしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、負荷がかかり過ぎてしまい正常に動作することが出来なくなってしまうことを防止することができる通信機器及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通信機器は、発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、を備え、前記第2判定手段は、予め定められた日時が経過していない場合に、前記送信許可条件に基づいて前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定し、予め定められた日時が経過した場合に、前記送信許可条件に関わらず前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する
本発明に係る通信機器及びプログラムは、負荷がかかり過ぎてしまい正常に動作することが出来なくなってしまうことを防止することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る捜索システムの構成の一例を示す説明図である。 図2は、発信器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、感知器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、捜索システムの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。 図7は、事前処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、通常モード処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、抑制モード移行処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、抑制モード処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、通常モード移行処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、通信機器及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、通信機器及びプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る捜索システム1の構成の一例を示す説明図である。実施形態に係る捜索システム1は、一又は複数の発信器10と、一又は複数の感知器20と、サーバ装置30と、一又は複数のユーザ端末40とを備える。捜索システム1は、捜索対象に取り付けられた発信器10を感知したことを通知された場合に、発信器10を感知したことを予め定められた機器に通知することにより捜索対象を発見するシステムである。すなわち、捜索システム1は、捜索対象に取り付けられた発信器10を感知する感知システムである。
発信器10は、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信技術により、一又は複数の不特定の感知器20に発信器コードを送信する。ここで、発信器コードは、発信器10を識別可能な識別情報である。発信器10は、捜索対象に取り付けられる。捜索対象は、人間であってもよいし、ペット等の動物であってもよいし、鞄等の物品であってもよい。人間や動物に取り付けられた場合には、発信器10は、迷子等の行方不明の捜索に用いられる。物品に取り付けられた場合には、発信器10は、忘れ物等の捜索に用いられる。
感知器20は、発信器10から送信された発信器コードを感知する通信機器である。感知器20は、任意の一又は複数の場所に設置される。例えば、感知器20の設置場所は、住居や、老人ホームや、路上や、駅や、イベント会場等に設置される。感知器20は、発信器10から発信器コードを受信した場合に、インターネットやVPN(Virtual Private Network)等のネットワークを介して、発信器10を感知したことを示す感知情報をサーバ装置30に送信する。ここで、感知情報は、受信した発信器コードと、感知器20を識別可能な機器コードとを有している。なお、感知器20は、スマートフォンや、タブレット端末等の機器であってもよい。
サーバ装置30は、捜索システム1を管理するセンター等に設置される情報処理装置である。サーバ装置30は、インターネットやVPN等のネットワークを介して、感知器20やユーザ端末40等と接続している。サーバ装置30は、発信器コードと、ユーザ端末40とを関連付けた通知先テーブル312(図4参照)を記憶している。サーバ装置30は、感知情報を受信した場合に、感知情報に含まれる発信器コードに関連付けられているユーザ端末40を通知先テーブル312から抽出する。サーバ装置30は、抽出したユーザ端末40に向けて、感知情報に含まれる発信器コードの発信器10を感知したことを示す発見情報を送信する。なお、サーバ装置30は、複数の情報処理装置等により構成されるシステムであってもよい。
ユーザ端末40は、捜索システム1のユーザが使用するスマートフォンやタブレット端末等の機器である。ユーザ端末40は、サーバ装置30から発見情報を受信した場合に、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを報知する。すなわち、ユーザ端末40は、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを報知する報知端末40aとして機能する。
また、ユーザ端末40は、発信器10から送信された発信器コードを感知する機能を有していてもよい。この機能を有している場合には、ユーザ端末40は、発信器10から送信された発信器コードを感知する通信機器となる。すなわち、ユーザ端末40は、発信器10から送信された発信器コードを感知する感知端末40bとして機能する。そして、感知端末40bは、発信器10から発信器コードを受信した場合に、発信器10を感知したことを示す感知情報をサーバ装置30に送信する。感知情報には、受信した発信器コードと、ユーザ端末40を識別可能な機器コードとを有している。以下、ユーザ端末40について、報知端末40aと、感知端末40bを区別して説明する必要がない場合には、ユーザ端末40と説明する。
このように、サーバ装置30は、感知器20やユーザ端末40等の様々な機器から感知情報を受信する。サーバ装置30は、大量の感知情報を受信した場合に、負荷がかかり過ぎてしまい正常に動作することが出来なくなってしまうおそれがある。そこで、サーバ装置30は、感知器20やユーザ端末40の通信機器等に対して、事前準備として、サーバ装置30と通信する場合における規約が定められた通信規約情報を送信する。サーバ装置30は、正常に動作することが出来なくなってしまうおそれがある場合に、感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報を感知器20やユーザ端末40に送信する。抑制要求情報を受信した感知器20やユーザ端末40は、通信規約情報に定められた条件に基づいて、感知情報の送信を抑制する。
次に、捜索システム1が有する各機器のハードウェア構成について説明する。
図2は、発信器10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。発信器10は、記憶部11、及び通信インタフェース12を備える。記憶部11及び通信インタフェース12は、システムバス13を介して相互に接続している。
記憶部11は、ROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ(Flash Memory)や、半導体メモリ素子等の記憶装置である。記憶部11は、例えば、発信器10を識別可能な発信器コード等を記憶する。
通信インタフェース12は、記憶部11に記憶された発信器コードを近距離無線通信により不特定の感知器20やユーザ端末40に送信する。例えば、通信インタフェース12は、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信技術により通信を行う。
図3は、感知器20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。感知器20は、記憶部21、第1通信インタフェース22、第2通信インタフェース23、及び制御部24を備える。記憶部21、第1通信インタフェース22、第2通信インタフェース23、及び制御部24は、システムバス25を介して相互に接続している。
記憶部21は、ROMや、フラッシュメモリや、半導体メモリ素子などの記憶装置である。記憶部21は、制御プログラム211を記憶する。制御プログラム211は、オペレーティングシステムや、感知器20が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
第1通信インタフェース22は、近距離無線通信により発信器10から送信された発信器コードを受信するためのインタフェースである。更に詳しくは、第1通信インタフェース22は、Bluetooth(登録商標)やBLE等の近距離無線通信技術により通信を行う。
第2通信インタフェース23は、インターネットやVPN等のネットワークを介して、サーバ装置30と接続するためのインタフェースである。
制御部24は、感知器20の全体の動作を制御し、感知器20が有する各種の機能を実現する。制御部24は、CPU(Central Processing Unit)と、ROMと、RAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、感知器20の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部21等に格納されたプログラムを実行する。
図4は、サーバ装置30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。サーバ装置30は、記憶部31、通信インタフェース32、及び制御部33を備える。記憶部31、通信インタフェース32、及び制御部33は、システムバス34を介して相互に接続している。
記憶部31は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。記憶部31は、制御プログラム311と、通知先テーブル312と、機器テーブル313とを記憶する。
制御プログラム311は、オペレーティングシステムや、サーバ装置30が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
通知先テーブル312は、発信器コードごとに、一又は複数の通知先情報を関連付けて記憶する。通知先情報は、感知情報を受信した場合に、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを通知する通知先を示す情報である。すなわち、通知先情報は、発信器10を感知したことを通知するユーザ端末40を示す情報である。更に詳しくは、通知先情報は、例えば、ユーザ端末40のメールアドレスや、ユーザ端末40が属しているSNS(Social Networking Service)等のメッセージ機能におけるアドレス等である。
機器テーブル313は、感知器20やユーザ端末40等の通信機器を識別可能な機器コードごとに、優先度と、位置情報とを関連付けて記憶する。優先度は、感知器20やユーザ端末40等の通信機器における感知情報をサーバ装置30へ送信する優先度である。優先度は、設定値が高くなるに従い、サーバ装置30の負荷が高まっても感知情報の送信を抑制する抑制対象に指定されにくくなる。優先度は、任意に設定することが可能であるが以下にて例示して説明する。優先度は、例えば、感知器20やユーザ端末40等の通信機器を使用するユーザのランクに応じて設定される。例えば、捜索システム1を無料で使用するユーザは、優先度が低くなる。一方、捜索システム1を有料で使用するユーザは、優先度が高くなる。なお、優先度は、2段階であってもよいし、3段階以上であってもよい。位置情報は、感知器20やユーザ端末40の位置を示す情報である。ここで、感知器20は、所定の場所に設置される。すなわち、感知器20の位置情報は、感知器20が設置された設置位置を示す情報である。一方、ユーザ端末40は、ユーザが携帯する。そして、ユーザ端末40は、適宜、ユーザ端末40の現在位置を示す情報を送信する。すなわち、ユーザ端末40の位置情報は、サーバ装置30が把握している直近のユーザ端末40の位置を示す情報である。なお、ユーザ端末40は、例えば、後述する定例情報や感知情報を送信する際に、ユーザ端末40の現在位置を示す情報を含めて送信する。また、位置情報は、例えば、感知器20やユーザ端末40から提供された緯度経度等の位置情報を記憶したものである。
通信インタフェース32は、インターネットやVPN等のネットワークを介して、各装置と接続するためのインタフェースである。
制御部33は、サーバ装置30の全体の動作を制御し、制御部33が有する各種の機能を実現する。制御部33は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、サーバ装置30の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部31等に格納されたプログラムを実行する。
図5は、ユーザ端末40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。ユーザ端末40は、記憶部41、表示部42、操作部43、第1通信インタフェース44、第2通信インタフェース45、及び制御部46を備える。記憶部41、表示部42、操作部43、第1通信インタフェース44、第2通信インタフェース45、及び制御部46は、システムバス47を介して相互に接続している。
記憶部41は、HDDやSSDなどの記憶装置である。記憶部41は、制御プログラム411を記憶する。制御プログラム411は、オペレーティングシステムや、ユーザ端末40が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
表示部42は、例えば液晶ディスプレイ等である。操作部43は、例えば、表示部42に積層されたタッチパネルである。または、操作部43は、筐体上に設けられたボタンであってもよい。
第1通信インタフェース44は、近距離無線通信により発信器10から送信された発信器コードを受信するためのインタフェースである。更に詳しくは、第1通信インタフェース44は、Bluetooth(登録商標)やBLE等の近距離無線通信技術により通信を行う。
第2通信インタフェース45は、インターネットやVPN等のネットワークを介して、サーバ装置30と接続するためのインタフェースである。
制御部46は、ユーザ端末40の全体の動作を制御し、ユーザ端末40が有する各種の機能を実現する。制御部46は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、ユーザ端末40の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部41等に格納されたプログラムを実行する。
次に、実施形態に係る捜索システム1の各装置が有する機能構成について説明する。図6は、捜索システム1の各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
まず、感知器20について説明する。制御部24のCPUは、RAMに展開した制御プログラム211に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、感知器20の制御部24は、機能部として、第1通信制御部2001と、第2通信制御部2002と、モード制御部2003と、感知制御部2004とを備える。
第1通信制御部2001は、第1通信インタフェース22を制御して、発信器10から発信器コードを受信する。
第2通信制御部2002は、第2通信インタフェース23を制御して、ネットワークに接続されたサーバ装置30と通信する。
モード制御部2003は、感知情報の送信におけるモードの切り替えを制御する。更に詳しくは、モード制御部2003は、通常モードと、抑制モードとの切り替えを制御する。通常モードとは、通信規約情報に定められた条件に関わらずに、発信器10から発信器コードを受信する度に、感知情報を送信するモードである。抑制モードとは、発信器10から発信器コードを受信した場合に、通信規約情報に定められた条件を満たしていることを条件に、感知情報を送信するモードである。そして、モード制御部2003は、感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報を第2受信手段である第2通信制御部2002が受信した場合に、抑制モードに移行する。一方、モード制御部2003は、通信規約情報に定められた通常モードへの移行条件を満たしている場合に、通常モードに移行する。
ここで、通信規約情報は、送信許可条件と、通常モード移行条件とを有している。送信許可条件とは、抑制モードにおいて、感知情報の送信を許可する条件である。送信許可条件には、任意の条件を設定することが可能であるが以下に例示して説明する。なお、通信規約情報には、以下に例示する送信許可条件の何れか一つの送信許可条件が設定されていてもよいし、複数の送信許可条件が設定されていてもよい。
例えば、送信許可条件には、複数の発信器コードを一つの感知情報に多重化して送信する所定期間を設定することできる。この場合には、第2通信制御部2002は、送信許可条件において所定期間内に同一の発信器コードを複数回受信した場合、当該複数の発信器コードを一つの感知情報に多重化して所定期間の経過後にサーバ装置30へ送信する。例えば、第2通信制御部2002は、所定期間内に同一の発信器コードを5回受信した場合、受信した5回分の発信器コード、及び機器コードを一つの感知情報に多重化して所定期間の経過後にサーバ装置30へ送信する。また、所定期間に受信する発信器コードは同一に限らず、異なる発信器コードであってもよい。この場合には、第2通信制御部2002は、所定期間内に複数の異なる発信器コードを受信した場合、受信した複数の異なる発信器コードを一つの感知情報に多重化して所定期間の経過後にサーバ装置30へ送信する。例えば、第2通信制御部2002は、所定期間内に発信器コードA、発信器コードB、及び発信器コードCを受信した場合、受信した発信器コードA、発信器コードB、発信器コードC、及び機器コードを一つの感知情報に多重化して所定期間の経過後にサーバ装置30へ送信する。
または、送信許可条件には、複数の発信器コードを一つの感知情報に多重化して送信する所定回数を設定することできる。この場合には、第2通信制御部2002は、送信許可条件において所定回数以上の発信器コードを受信した場合に、当該複数の発信器コードを一つの感知情報に多重化してサーバ装置30へ送信する。例えば、第2通信制御部2002は、所定回数が3回である場合、発信器コードA、発信器コードB、及び発信器コードCを受信した場合、受信した3回分の発信器コードである発信器コードA、発信器コードB、発信器コードC、及び機器コードを一つの感知情報に多重化してサーバ装置30へ送信する。なお、所定回数は、同一の発信器コードを受信した回数であってもよい。
または、送信許可条件には、感知情報を送信することができずに再送する場合の再送条件を設定することができる。再送条件には、再送回数や再送期間等を設定することができる。再送回数が設定された場合には、第2通信制御部2002は、送信許可条件において定められた再送回数未満であることを条件に、感知情報を再度送信する。再送期間が設定された場合には、第2通信制御部2002は、送信許可条件において定められた再送期間以上の時間が経過したことを条件に、感知情報を再度送信する。
通常モード移行条件とは、抑制モードから通常モードに移行する条件である。モード制御部2003は、通常モード移行条件を満たした場合に、抑制モードから通常モードに移行する。通常モード移行条件には、任意の条件を設定することが可能であるが以下に例示して説明する。例えば、通常モード移行条件には、通常モードに移行する日時を設定することができる。この場合には、モード制御部2003は、通常モード移行条件において定められた日時が経過した場合に、抑制モードから通常モードに移行する。一方、通常モード移行条件において定められた日時が経過していない場合に、モード制御部2003は、抑制モードを維持する。
感知制御部2004は、発信器コードを受信した場合における感知情報の送信を制御する。感知制御部2004は、通常モードにおいて、発信器10から発信器コードを受信した場合に、通信規約情報の送信許可条件に関わらずに、発信器10から発信器コードを受信する度に感知情報を生成する。そして、感知制御部2004は、感知情報を生成する度に、すなわち、発信器10から発信器コードを受信する度に、感知情報を第2通信制御部2002に送信させる。
また、第2判定手段である感知制御部2004は、抑制モードにおいて、発信器10から発信器コードを受信した場合に、通信規約情報の送信許可条件に基づいて、感知情報を送信する条件を満たしているか否かを判定する。すなわち、感知制御部2004は、通常モード移行条件において予め定められた日時が経過していない抑制モードである場合に、送信許可条件に基づいて、感知情報を送信する条件を満たしているか否かを判定する。一方、感知制御部2004は、通常モード移行条件において予め定められた日時が経過した通常モードである場合に、送信許可条件に関わらずに、感知情報を送信する条件を満たしていると判定する。
例えば、感知制御部2004は、送信許可条件において定められた複数の発信器コードを一つの感知情報に多重化して送信する所定期間に発信器コードを受信したか否かを判定する。または、感知制御部2004は、送信許可条件において定められた複数の発信器コードを一つの感知情報に多重化して送信する所定回数の発信器コードを受信したか否かを判定する。または、感知制御部2004は、感知情報を再送する場合には、送信許可条件の再送条件に基づいて、送信許可条件において定められた再送回数未満であるか否かを判定する。または、感知制御部2004は、感知情報を再送する場合には、送信許可条件の再送条件に基づいて、送信許可条件において定められた再送期間以上の時間が経過したか否かを判定する。
感知制御部2004は、送信許可条件を満たしていない場合に、感知情報の生成及び送信を待機する。一方、感知制御部2004は、送信許可条件を満たしている場合に、感知情報を生成する。さらに、感知制御部2004は、生成した感知情報を第2通信制御部2002に送信させる。すなわち、感知制御部2004は、抑制モードにおいて、発信器10から発信器コードを受信した場合に、送信許可条件を満たしていることを条件に感知情報を第2送信手段である第2通信制御部2002に感知情報を送信させる。
感知制御部2004は、第2通信制御部2002が後述する付加条件が付加された抑制要求情報を受信した場合には、付加条件を満たしていることを条件に感知情報を第2通信制御部2002に送信させる。または、感知制御部2004は、送信許可条件及び付加条件の両方の満たしていることを条件に感知情報を第2通信制御部2002に送信させる。ここで、付加条件として抑制期間と、発信器コードとが指定された場合を例に説明する。この場合には、感知制御部2004は、付加条件として指定された発信器コードを受信した場合に、前回感知情報を送信した時から今回感知情報を送信する時点において抑制期間が経過していることを条件に、感知情報を送信する条件を満たしていると判定する。
また、感知制御部2004は、サーバ装置30に向けて、定例情報を第2通信制御部2002に送信させる。ここで、定例情報とは、感知器20自身の設置位置等を通知する位置情報と有する情報である。感知制御部2004は、予め定められた時刻や起動時等に定例情報を第2通信制御部2002に送信させる。定例情報を受信することによりサーバ装置30は、発信器10を感知可能な感知器20の台数を把握することができる。
次に、サーバ装置30について説明する。制御部33のCPUは、RAMに展開した制御プログラム311に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、サーバ装置30の制御部33は、機能部として、通信制御部3001と、通知制御部3002と、抑制制御部3003とを備える。
通信制御部3001は、通信インタフェース32を制御して、ネットワークに接続された各装置と通信する。
通知制御部3002は、第1受信手段である通信制御部3001が感知情報を受信した場合に、受信した感知情報に含まれる発信器コードに関連付けられている通知先情報を通知先テーブル312から抽出する。通知制御部3002は、抽出した通知先情報が示すユーザ端末40に向けて、発見情報を通信制御部3001に送信させる。
抑制制御部3003は、大量の感知情報を受信した場合等のサーバ装置30の負荷が高まることを防止する。すなわち、抑制手段であるサーバ装置30の負荷が閾値以上であると判定した場合に、感知器20やユーザ端末40と協働で感知情報の送信を抑制する。抑制制御部3003は、事前準備として、通信制御部3001が定例情報を受信した際に、通信制御部3001に通信規約情報を送信させる。すなわち、抑制制御部3003は、予め定められた時刻や、感知器20やユーザ端末40の起動時等に通信規約情報を通信制御部3001に送信させる。なお、抑制制御部3003は、サーバ装置30の管理者の操作に応じて、通信規約情報を通信制御部3001に送信させてもよい。
第1判定手段である抑制制御部3003は、感知情報を受信した場合した場合に、大量の感知情報を受信したこと等によりサーバ装置30の負荷が閾値以上であるか否かを判定する。そして、抑制制御部3003は、サーバ装置30の負荷が閾値未満である場合に、特別な処理は実行しない。一方、抑制制御部3003は、サーバ装置30の負荷が閾値以上である場合に、感知器20やユーザ端末40に向けて、感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報を通信制御部3001に送信させる。その際、抑制制御部3003は、抑制対象となる感知器20やユーザ端末40等の通信機器を指定して抑制要求情報を第1送信手段である通信制御部3001に送信させる。なお、サーバ装置30の負荷が閾値以上とは、例えば、CPUやメモリ等の使用率が閾値以上である場合や、サーバ装置30へのトラフィックが閾値以上である場合等を示す。または、各種情報の送受信にかかる時間が正常といえる閾値以上に要している状態を示す。すなわち、サーバ装置30の負荷が閾値以上とは、通信制御部3001の負荷が閾値以上の状態を含む概念である。
ここで、抑制制御部3003は、抑制要求情報の抑制対象として、任意の条件に基づいて、感知器20やユーザ端末40を指定することができる。以下に、抑制要求情報の抑制対象の指定条件について幾つか例を挙げて説明する。なお、抑制制御部3003は、以下に例示する指定条件の何れか一つの指定条件に基づいて送信先を指定してもよいし、複数の指定条件の組み合わせに基づいて送信先を指定してもよい。
例えば、抑制制御部3003は、受信した感知情報の送信元である感知器20又はユーザ端末40を個別に抑制対象に指定する。
または、抑制制御部3003は、機器テーブル313における優先度に応じて選択した感知器20やユーザ端末40等の通信機器を抑制対象に指定する。すなわち、抑制制御部3003は、優先度の低い感知器20やユーザ端末40等の通信機器を抑制対象に指定する。抑制制御部3003は、優先度に応じて抑制対象を指定することで、サーバ装置30の負荷を軽減しつつ、優先度が高い感知器20やユーザ端末40等の通信機器まで感知情報の送信を抑制してしまうことを防止することができる。
または、抑制制御部3003は、機器テーブル313に記憶されている位置情報を用いて、所定のエリア内にある感知器20やユーザ端末40を抑制対象に指定する。例えば、多くの人が集めるイベント等が開催される場合に、イベントが開催されるエリアには、多くの発信器10が集まることが予測される。このようなイベントが開催されるエリアには、感知器20やユーザ端末40も多く集めることが予測される。そのため、イベントが開催されるエリアの感知器20やユーザ端末40から多くの感知情報が送信されることが予測される。そこで、抑制制御部3003は、所定のエリア内にある感知器20やユーザ端末40を抑制対象に指定する。
または、抑制制御部3003は、通信頻度が閾値よりも高い感知器20やユーザ端末40を抑制対象に指定する。すなわち、抑制制御部3003は、一定の期間内において、感知情報を閾値以上送信した通信頻度が高い感知器20やユーザ端末40を抑制対象に指定する。
または、抑制制御部3003は、特定の時間帯に感知情報を送信した感知器20やユーザ端末40を抑制対象に指定する。このように、抑制制御部3003は、他の時間帯の通信頻度と比較して、通信頻度が高い特定の時間帯に感知情報を送信した感知器20やユーザ端末40を抑制対象に指定することでピーク時の負荷を下げることができる。
また、抑制制御部3003は、抑制対象の指定に加えて、更なる条件を付加した抑制要求情報を通信制御部3001に送信させてもよい。例えば、抑制制御部3003は、抑制要求情報に付加する付加条件として、抑制期間と、発信器コードとを指定する。ここで、サーバ装置30は、感知情報を受信した場合に、感知情報に含まれる機器コードの感知器20又はユーザ端末40の付近に、感知情報に含まれる発信器コードの発信器10があることを把握することができる。一定期間内であれば遠くに移動する可能性が低い場合等、サーバ装置30は、一定期間内は受信済みの発信器コードを有する感知情報が不要となることがある。そこで、抑制制御部3003は、抑制期間と、発信器コードとが指定された付加条件が付加された抑制要求情報を通信制御部3001に送信させる。
次に、ユーザ端末40について説明する。制御部46のCPUは、RAMに展開した制御プログラム411に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、ユーザ端末40の制御部46は、機能部として、第1通信制御部4001と、第2通信制御部4002と、測位制御部4003と、モード制御部4004と、感知制御部4005と、報知制御部4006とを備える。
第1通信制御部4001は、第1通信インタフェース44を制御して、発信器10から発信器コードを受信する。
第2通信制御部4002は、第2通信インタフェース45を制御して、ネットワークに接続されたサーバ装置30と通信する。
測位制御部4003は、ユーザ端末40の現在位置を示す位置情報を生成する。測位制御部4003は、ユーザ端末40の現在位置を何れの方法により測位してもよい。例えば、測位制御部4003は、GPS(Global Positioning System)機能等によりユーザ端末40自身の位置を測位する。すなわち、測位制御部4003は、GPS衛星から送信された電波に基づいてユーザ端末40自身の位置を測位する。
モード制御部4004は、感知情報の送信におけるモードの切り替えを制御する。また、モード制御部4004は、感知器20におけるモード制御部2003と同様の機能を有している。
感知制御部4005は、発信器コードを受信した場合における感知情報の送信を制御する。また、感知制御部4005は、感知器20における感知制御部2004と同様の機能を有している。但し、ユーザ端末40の感知制御部4005は、測位制御部4003が生成した位置情報を有する定例情報や感知情報を送信させる点が感知器20と異なっている。所定の場所に設置して使用する感知器20の設置場所は、サーバ装置30の機器テーブル313に記憶されているので位置情報を送信する必要がない。一方で、ユーザ端末40は、ユーザが携帯して使用するので、サーバ装置30に定期的に位置情報を送信して位置情報を更新する必要がある。そこで、ユーザ端末40の感知制御部4005は、位置情報を有する定例情報や感知情報を送信させる。そして、サーバ装置30は、位置情報を有する定例情報や感知情報を受信することにより、各ユーザ端末40の直近の位置を把握することができる。なお、サーバ装置30は、位置情報を有する定例情報や感知情報を送信したユーザ端末40の機器コードに関連付けて、受信した位置情報を機器テーブル313に記憶させる。
報知制御部4006は、サーバ装置30から発見情報を受信した場合に、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを報知する。例えば、報知制御部4006は、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを示す画面を表示部42に表示して報知する。または、報知制御部4006は、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを示す画面を音声により報知する。
次に、実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する事前処理について説明する。ここで、図7は、本実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する事前処理の一例を示すフローチャートである。
まず、感知器20の第2通信制御部2002及び感知端末40bの第2通信制御部4002は、サーバ装置30に定例情報を送信する(ステップS201)。
次いで、サーバ装置30の通信制御部3001は、定例情報を受信する(ステップS301)。次いで、サーバ装置30の通信制御部3001は、感知器20及び感知端末40bに通信規約情報を送信する(ステップS302)。
次いで、感知器20の第2通信制御部2002及び感知端末40bの第2通信制御部4002は、通信規約情報を受信する(ステップS202)。
以上により、捜索システム1の各装置は、事前処理を終了して、この状態で待機する。
次に、実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する通常モード処理について説明する。ここで、図8は、本実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する通常モード処理の一例を示すフローチャートである。
次いで、発信器10は、不特定の感知器20や感知端末40bに発信器コードを送信する(ステップS111)。
次いで、感知器20の第1通信制御部2001又は感知端末40bの第1通信制御部4001は、発信器コードを受信する(ステップS211)。次いで、感知器20の感知制御部2004又は感知端末40bの感知制御部4005は、サーバ装置30に感知情報を生成する(ステップS212)。次いで、感知器20の第2通信制御部2002又は感知端末40bの第2通信制御部4002は、生成した感知情報をサーバ装置30に送信する(ステップS213)。
次いで、サーバ装置30の通信制御部3001は、感知情報を受信する(ステップS311)。次いで、サーバ装置30の通知制御部3002は、受信した感知情報に含まれる発信器コードに関連付けられた通知先情報を通知先テーブル312から抽出する(ステップS312)。次いで、サーバ装置30の通信制御部3001は、抽出した通知先情報の報知端末40aに向けて、発信器10を発見したことを示す発見情報を送信する(ステップS313)。
次いで、報知端末40aの第2通信制御部4002は、発見情報を受信する(ステップS411)。次いで、報知端末40aの報知制御部4006は、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを報知する(ステップS412)。
以上により、捜索システム1の各装置は、通常モード処理を終了する。
次に、実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する抑制モード移行処理について説明する。ここで、図9は、本実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する抑制モード移行処理の一例を示すフローチャートである。
上述した通常モード処理において、サーバ装置30の抑制制御部3003は、サーバ装置30にかかっている負荷が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS321)。負荷が閾値未満である場合に(ステップS321;No)、サーバ装置30の抑制制御部3003は、抑制モード移行処理を終了する。
一方、負荷が閾値以上である場合に(ステップS321;Yes)、サーバ装置30の通信制御部3001は、抑制対象を指定して感知器20や感知端末40bに抑制要求情報を送信する(ステップS322)。
次いで、感知器20の第2通信制御部2002又は感知端末40bの第2通信制御部4002は、抑制要求情報を受信する(ステップS221)。次いで、感知器20のモード制御部2003又は感知端末40bのモード制御部4004は、抑制対象に指定されている場合に抑制モードに移行する(ステップS222)。
以上により、捜索システム1の各装置は、抑制モード移行処理を終了する。
次に、実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する抑制モード処理について説明する。ここで、図10は、本実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する抑制モード処理の一例を示すフローチャートである。
感知器20及び感知端末40bは、ステップS231の抑制モード移行処理において、それぞれ抑制モードに移行しているものとする。
発信器10は、不特定の感知器20や感知端末40bに発信器コードを送信する(ステップS131)。
次いで、感知器20の第1通信制御部2001又は感知端末40bの第1通信制御部4001は、発信器コードを受信する(ステップS232)。
次いで、感知器20の感知制御部2004又は感知端末40bの感知制御部4005は、通信規約情報の送信許可条件を満たしているか否かを判定する(ステップS233)。送信許可条件を満たしていない場合に(ステップS233;No)、感知器20の感知制御部2004又は感知端末40bの感知制御部4005は、ステップS232に移行する。
一方、送信許可条件を満たしている場合に(ステップS233;Yes)、感知器20の感知制御部2004又は感知端末40bの感知制御部4005は、感知情報を生成する(ステップS234)。次いで、感知器20の第2通信制御部2002又は感知端末40bの第2通信制御部4002は、生成した感知情報をサーバ装置30に送信する(ステップS235)。
次いで、サーバ装置30の通信制御部3001は、感知情報を受信する(ステップS331)。次いで、サーバ装置30の通知制御部3002は、受信した感知情報に含まれる発信器コードに関連付けられた通知先情報を通知先テーブル312から抽出する(ステップS332)。次いで、サーバ装置30の通信制御部3001は、抽出した通知先情報の報知端末40aに向けて、発信器10を発見したことを示す発見情報を送信する(ステップS333)。
次いで、報知端末40aの第2通信制御部4002は、発見情報を受信する(ステップS431)。次いで、報知端末40aの報知制御部4006は、発信器10の付近の感知器20あるいは感知端末40bが発信器10を感知したことを報知する(ステップS432)。
以上により、捜索システム1の各装置は、抑制モード処理を終了する。
次に、実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する通常モード移行処理について説明する。ここで、図11は、本実施形態に係る捜索システム1の各装置が実行する通常モード移行処理の一例を示すフローチャートである。
上述した抑制モード処理において、感知器20のモード制御部2003及び感知端末40bのモード制御部4004は、通信規約情報の通常モード移行条件が満たされている否かを判定する(ステップS241)。通常モード移行条件が満たされていない場合に(ステップS241;No)、感知器20のモード制御部2003及び感知端末40bのモード制御部4004は、通常モード移行処理を終了する。
一方、通常モード移行条件が満たされている場合に(ステップS241;Yes)、感知器20のモード制御部2003及び感知端末40bのモード制御部4004は、通常モードに移行する(ステップS242)。
以上により、捜索システム1の各装置は、通常モード移行処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る捜索システム1によれば、サーバ装置30は、負荷がかかり過ぎてしまうおそれがある場合等に、感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報を送信する。感知器20や感知端末40b等の通信機器は、抑制要求情報を受信した場合に抑制モードに移行する。感知器20や感知端末40b等の通信機器は、抑制モードにおいては、通信規約情報の送信許可条件を満たしている場合に、感知情報を送信する。すなわち、感知器20や感知端末40b等の通信機器は、抑制モードにおいては、通信規約情報の送信許可条件を満たしていない場合に、感知情報を送信しない。よって、抑制モードにおいては、感知器20や感知端末40b等の通信機器は、サーバ装置30に送信する感知情報が減る。従って、本実施形態に係る捜索システム1は、負荷がかかり過ぎてしまい正常に動作することが出来なくなってしまうことを防止することができる。
また、上記実施形態の感知器20は、感知器20自身の位置を測位する測位機能を有していない。しかしながら、感知器20は、ユーザ端末40と同様に、感知器20自身の位置を測位する機能を有していてもよい。測位機能を有している場合には、感知器20は、定例情報や感知情報を送信する際などに感知器20自身の位置を示す位置情報を送信する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 捜索システム
10 発信器
20 感知器
30 サーバ装置
40 ユーザ端末
2001 第1通信制御部
2002 第2通信制御部
2003 モード制御部
2004 感知制御部
3001 通信制御部
3002 通知制御部
3003 抑制制御部
4001 第1通信制御部
4002 第2通信制御部
4003 測位制御部
4004 モード制御部
4005 感知制御部
4006 報知制御部

Claims (8)

  1. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記第2判定手段は、予め定められた日時が経過していない場合に、前記送信許可条件に基づいて前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定し、予め定められた日時が経過した場合に、前記送信許可条件に関わらず前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する、
    通信機器。
  2. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記第2判定手段は、前記送信許可条件に基づいて、所定期間内に前記発信器を感知した場合に、前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定し、
    前記第2送信手段は、前記第2判定手段が前記所定期間内に前記発信器を複数回感知したことにより前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、前記感知情報を一度にまとめて送信する、
    通信機器。
  3. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記第2判定手段は、前記送信許可条件に基づいて、前記第2送信手段が前記感知情報を送信することができずに再送する場合における再送条件を満たしている場合に、前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する、
    通信機器。
  4. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記第2受信手段は、前記発信器と、期間とが指定された前記抑制要求情報を受信し、
    前記第2判定手段は、前記抑制要求情報に指定された前記発信器を感知した場合に、前記感知情報を送信してから前記送信許可条件に指定された前記期間が経過していることを条件に、前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する、
    通信機器。
  5. コンピュータを、
    発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    して機能させ、
    前記第2判定手段は、予め定められた日時が経過していない場合に、前記送信許可条件に基づいて前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定し、予め定められた日時が経過した場合に、前記送信許可条件に関わらず前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する、
    プログラム。
  6. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    して機能させ、
    前記第2判定手段は、前記送信許可条件に基づいて、所定期間内に前記発信器を感知した場合に、前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定し、
    前記第2送信手段は、前記第2判定手段が前記所定期間内に前記発信器を複数回感知したことにより前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、前記感知情報を一度にまとめて送信する、
    プログラム。
  7. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    して機能させ、
    前記第2判定手段は、前記送信許可条件に基づいて、前記第2送信手段が前記感知情報を送信することができずに再送する場合における再送条件を満たしている場合に、前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する、
    プログラム。
  8. 発信器を感知したことを示す感知情報の送信の抑制を要求する抑制要求情報をサーバ装置から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記抑制要求情報を受信したことを条件に、前記発信器を感知した場合における前記感知情報の送信を許可する条件が定められた送信許可条件に基づいて、前記感知情報を送信する条件を満たしているかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定した場合に、当該感知情報をサーバ装置に送信する第2送信手段と、
    して機能させ、
    前記第2受信手段は、前記発信器と、期間とが指定された前記抑制要求情報を受信し、
    前記第2判定手段は、前記抑制要求情報に指定された前記発信器を感知した場合に、前記感知情報を送信してから前記送信許可条件に指定された前記期間が経過していることを条件に、前記感知情報を送信する条件を満たしていると判定する、
    プログラム。
JP2016073128A 2016-03-31 2016-03-31 通信機器及びプログラム Active JP6567455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016073128A JP6567455B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 通信機器及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016073128A JP6567455B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 通信機器及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017184191A JP2017184191A (ja) 2017-10-05
JP6567455B2 true JP6567455B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=60006520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016073128A Active JP6567455B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 通信機器及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6567455B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK1630757T3 (da) * 2004-08-26 2012-06-25 Swisscom Ag Fremgangsmåde og system til at finde tabte eller stjålne genstande
JP2009053924A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Panasonic Corp 見守りシステムおよび認証情報登録方法
JP2011077713A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 機器管理システム
JP6107720B2 (ja) * 2014-03-24 2017-04-05 大日本印刷株式会社 探索システム及び探索装置
JP6386254B2 (ja) * 2014-06-03 2018-09-05 株式会社光通信 捜索支援プログラム、捜索支援システム及び捜索支援の方法
JP6440184B2 (ja) * 2014-08-04 2018-12-19 日本電気通信システム株式会社 見守りシステム、見守り方法、携帯端末、管理装置及びそれら制御プログラム
JP6114942B2 (ja) * 2014-08-04 2017-04-19 株式会社ベイビッグ 位置検知システム及び位置検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017184191A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11037260B2 (en) Emergency response system
US9672346B2 (en) Object tracking by establishing a mesh network and transmitting packets
JP6191367B2 (ja) 安否情報伝達方法および安否情報伝達システム
ES2539366T3 (es) Procedimiento y red para compartir datos de sensor entre terminales móviles
JP5187975B2 (ja) 捜索支援システム
JP6008914B2 (ja) 探索システムおよび探索方法
TW201130371A (en) Methods and apparatus for combined peer to peer and wide area network based discovery
JP2015194943A (ja) 監視システム
JP2024022678A (ja) 追跡支援装置、端末、追跡支援システム、追跡支援方法及びプログラム
US10511972B2 (en) Communication apparatus, communication method, and program
JP2019128755A (ja) 情報処理装置、状態監視システムおよびプログラム
JP6567455B2 (ja) 通信機器及びプログラム
JP6858667B2 (ja) 使用状況管理システム
KR101915609B1 (ko) 자체 위치 파악 기능을 갖는 모바일 디바이스 케이스, 그리고 이를 위한 모바일 디바이스 어플리케이션
JP2016152512A (ja) ビーコン発見システム、ビーコン発見支援装置、ビーコン発見支援方法、及び、プログラム
JP2013239123A (ja) 災害通知システム、情報表示装置、災害通知方法およびプログラム
JP2014225191A (ja) 災害速報連動救援システムおよび携帯情報端末
JP5954731B2 (ja) 情報通信端末及び情報通信端末用のプログラム
JP5864297B2 (ja) 他の携帯装置の分布情報を収集する携帯装置
JP2017033072A (ja) グループ監視システム及び監視装置
JP6725077B2 (ja) 対災害システム、情報作成方法及びプログラム
KR20150120189A (ko) 휴대 단말을 이용한 위치 추적 방법 및 시스템
KR101634547B1 (ko) 비콘 기반의 긴급 메시지 전송 장치 및 방법
JP6186885B2 (ja) 移動端末
US20210144668A1 (en) Wearable terminal, group management system, and wearable terminal control method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190521

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6567455

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250