JP2017033072A - グループ監視システム及び監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グループの分裂を報知する。
【解決手段】集団行動を行うグループの各メンバーが携帯する携帯端末10a〜10jは、隣接する他の携帯端末と近距離無線通信を行い、他の携帯端末のBDアドレスを取得する。携帯端末10a〜10jは、他の携帯端末から取得したBDアドレスのリストを生成し、生成したリストを監視装置30へ送信する。監視装置30は、取得したリストに基づいて、携帯端末10a〜10jのBDアドレスの紐付けを行う。監視装置30は、紐付けの結果に基づいてグループの分裂を判断し、グループが分裂した場合、グループが分裂したことを報知する電子メールをグループの管理者の管理者端末20へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末の利用者の行動を報知する技術に関する。
特許文献1には、複数の児童のそれぞれが携帯する携帯端末において、他の携帯端末からのIDを受信した場合には集団行動モードと判断し、他の携帯端末からのIDを受信しなかった場合には単独行動モードと判定し、単独行動モードへ切り替わった場合、保護者の端末装置へ単独行動モードに切り替わったことを報知するシステムが開示されている。
特開2010−165241号公報
特許文献1のシステムによれば、集団行動のグループから一人が離れると、グループから人が離れたことを報知することができる。しかしながら、グループから人が離れる場合、例えば、一人だけではなく、複数人がまとまってグループから離れる場合も生じ得る。特許文献1のシステムでは、グループから複数人がまとまって離れた場合、離れた複数人の間では他の携帯端末からのIDの受信が可能であり、単独行動モードにはならない。このため、集団行動のグループから離れたことを報知することができず、グループがばらばらになってしまう虞がある。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、グループの分裂を報知する技術を提供することを目的とする。
本発明は、他の携帯端末から送られる当該携帯端末の識別子を取得する取得手段と、自装置の識別子と、前記取得手段が取得した識別子のリストを送信する送信手段とを有する複数の携帯端末と、前記送信手段が送信した前記識別子と前記リストを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した識別子と、前記受信手段が受信した前記リストに含まれている識別子とを紐付ける紐付け手段と、前記紐付け手段による紐付けの結果、紐付けされた識別子が複数のグループに分かれた場合、前記複数の携帯端末で構成されるグループの分裂を知らせる通知を、予め定められた通知先へ送る通知手段とを有する監視装置とを備えるグループ監視システムを提供する。
本発明においては、前記通知手段は、前記紐付け手段による紐付けの結果、紐付けされた識別子が複数のグループに分かれ、当該複数のグループの各々が予め定められた識別子を含む場合、グループの分裂を知らせる通知を送らない構成としてもよい。
また、本発明においては、前記取得手段は、予め定められた周期で前記識別子を所定期間取得し、前記送信手段は、前記所定期間が終了する毎に、当該所定期間に取得した前記識別子のリストと、自装置の識別子を送信し、前記紐付け手段は、予め定められた周期で前記紐付けを行い、前記監視装置は、前記紐付け手段による紐付けの結果を履歴として記憶する記憶手段と、紐付け先が予め定められた変化をした識別子を前記記憶手段に記憶された履歴から特定する特定手段とを有し、特定した識別子の携帯端末のユーザーに係る情報を前記通知手段で送る構成としてもよい。
また、本発明においては、前記特定手段は、単位時間あたりの紐付け先の変化の回数が予め定められた閾値以上である識別子を特定する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記特定手段は、紐付け先が減少した識別子を特定する構成としてもよい。
また、本発明においては、複数に分かれた識別子のグループのうち、含まれる識別子の数が多いグループに含まれる識別子を有する携帯端末へ前記通知を送る構成としてもよい。
また、本発明においては、複数に分かれた識別子のグループのうち、含まれる識別子の数が少ないグループに含まれる識別子を有する携帯端末へ前記通知を送る構成としてもよい。
また、本発明は、他の携帯端末から送られる当該携帯端末の識別子を取得し、自装置の識別子と、取得した前記識別子のリストを送信する複数の携帯端末から、前記識別子と前記リストを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した識別子と、前記受信手段が受信したリストに含まれている識別子とを紐付ける紐付け手段と、前記紐付け手段による紐付けの結果、紐付けされた識別子が複数のグループに分かれた場合、前記複数の携帯端末で構成されるグループの分裂を知らせる通知を、予め定められた通知先へ送る通知手段とを有する監視装置を提供する。
本発明によれば、グループの分裂を報知することができる。
本発明の一実施形態に係るグループ監視システム1に含まれる装置を示した図。 携帯端末10のハードウェア構成を示したブロック図。 携帯端末10の機能ブロック図。 監視装置30のハードウェア構成を示したブロック図。 第1テーブルTB1の一例を示した図。 第2テーブルTB2の一例を示した図。 監視装置30の機能ブロック図。 制御部101が行う処理の流れを示したフローチャート。 制御部301が行う処理の流れを示したフローチャート。 制御部301が行う処理の流れを示したフローチャート。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 制御部101が行う処理の流れを示したフローチャート。 実施形態の動作例を説明するための図。 第2テーブルTB2の一例を示した図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 BDアドレスの紐付け処理を説明するための図。 変形例に係る第1テーブルTB1の一例を示した図。 BDアドレスの紐付けの一例を示した図。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るグループ監視システム1に含まれる装置を示した図である。通信網2は、インターネットや固定電話網、音声通信やデータ通信などの通信サービスを提供する移動体通信網などを含む。通信網2には、携帯端末10a〜10jが無線通信によって接続される。また、通信網2には、有線で監視装置30が接続される。
本実施形態に係る携帯端末10a〜10jは、腕時計型の携帯端末である。携帯端末10a〜10jは、集団行動を行うグループの各メンバーが携帯する。携帯端末10a〜10jは、腕時計型に限定されるものではなく、データ通信が可能で携帯できる装置であればよい。携帯端末10a〜10jは、通信網2を構成する無線基地局と通信を行い、データ通信を行う。なお、携帯端末10a〜10jは、同じ構成であるため、以下、各々を区別する必要がない場合は、携帯端末10と称する。通信網2に接続される携帯端末10の数は、図1に示した数に限定されるものではなく、図1に示した数以上の装置を接続することもできる。携帯端末10は、近距離無線通信(例えば、BLE(Bluetooth Low Energy))の機能を備えている。携帯端末10は、他の携帯端末10の情報を近距離無線通信で取得し、取得した情報を監視装置30へ送信する。
管理者端末20は、本実施形態においてはスマートフォンであり、携帯端末10a〜10jのユーザーで構成されるグループの管理者が携帯する。管理者端末20は、スマートフォンに限定されるものではなく、データ通信が可能なタブレット端末やフィーチャーフォン、データ通信に特化したコンピュータ装置などであってもよい。管理者端末20は、通信網2を構成する無線基地局と通信を行い、音声通信やデータ通信を行う。
監視装置30は、グループの分裂を管理者へ通知する機能を備えた装置である。監視装置30は、携帯端末10と通信を行い、携帯端末10毎に、携帯端末10から送られる情報を取得して記憶する。監視装置30は、携帯端末10a〜10jのユーザーで構成されるグループの分裂を各携帯端末10から取得した情報を用いて判断し、グループが分裂したことを電子メールで管理者端末20へ通知する。
(携帯端末10の構成)
図2は、携帯端末10のハードウェア構成の一例を示した図である。なお、携帯端末10a〜10jのハードウェア構成は同じであるが、以下、携帯端末10a〜10jの各部を区別する必要がある場合、説明の便宜上、携帯端末10の符号の末尾のアルファベットを各部の符号の末尾に付加して説明を行い、各部を区別する必要がない場合、符号の末尾へのアルファベットの付加を省略して説明を行う。例えば、携帯端末10aの各部を他の携帯端末10b〜10jの各部と区別する場合、携帯端末10aの各部の符号の末尾には「a」を付ける。
通信部105は、通信網2の無線基地局に対して無線通信を行う通信インターフェースとして機能する。操作部104は、携帯端末10を操作するための各種ボタンを備えている。タッチパネル103は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサーとを組み合わせた装置であり、ユーザーにより操作される操作部の一例である。タッチパネル103は、文字やGUI(Graphical User Interface)、携帯端末10を操作するためのメニュー画面などを表示する。近距離通信部109は、Bluetooth(登録商標)の通信を行う通信インターフェースとして機能する。近距離通信部109は、Bluetoothの通信を行うデバイスを一意的に識別するBD(Bluetooth Device)アドレスを記憶している。
記憶部102は、不揮発性メモリーを有しており、オペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラムを記憶する。本実施形態においては、記憶部102は、他の携帯端末10や監視装置30と通信を行う機能を備えたアプリケーションプログラムを記憶している。また、記憶部102は、他の携帯端末10からBLEの通信で取得したBDアドレスを記憶する。なお、BDアドレスは、48ビットで表されるが、説明の便宜上、携帯端末10a〜10jのそれぞれのBDアドレスを、「Address_」という文字列と、携帯端末10a〜10jの符号の末尾との組み合わせに置き換えて表記する。例えば、以下においては、携帯端末10aのBDアドレスは「Address_a」と表記し、携帯端末10bのBDアドレスは「Address_b」と表記する。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)を有している。制御部101が記憶部102に記憶されているオペレーティングシステムのプログラムを実行するとオペレーティングシステムが実現し、アプリケーションプログラムを実行することが可能となる。プログラムを実行した制御部101は、タッチパネル103で行われた操作や、操作部104で行われた操作に応じて各部の制御や各種処理を実行する。
図3は、携帯端末10において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示した機能ブロック図である。取得部1001は、他の携帯端末10が送信するBDアドレスを、近距離通信部109を制御して取得する。取得部1001は、他の携帯端末10のBDアドレスを取得する取得手段の一例である。送信部1002は、近距離通信部109が有するBDアドレスと、取得部1001が取得したBDアドレスのリストを、通信部105を制御して監視装置30へ送信する。送信部1002は、自装置の識別子の一例であるBDアドレスと、識別子であるBDアドレスのリストを送信する送信手段の一例である。
(監視装置30の構成)
図4は、監視装置30のハードウェア構成を示した図である。通信部305は、通信網2を介してデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。記憶部302は、ハードディスク装置を有しており、オペレーティングシステムのプログラムや、アプリケーションプログラムなどを記憶している。本実施形態においては、記憶部302は、携帯端末10a〜10jから送られる情報に基づいて、携帯端末10a〜10jのユーザーで構成されるグループの分裂を管理者端末20のユーザーへ通知する機能を備えたアプリケーションプログラムを記憶している。
また、記憶部302は、第1テーブルTB1と、第2テーブルTB2を記憶する。第1テーブルTB1は、携帯端末10a〜10jを携帯するユーザーで構成されるグループのグループ名、当該グループの管理者の電子メールアドレス、当該グループを構成するユーザーが携帯する携帯端末10のBDアドレスを格納する。図5は、第1テーブルTB1の一例を示した図である。第1テーブルTB1においては、携帯端末10a〜10jのユーザーで構成されたグループに付与されたグループ名と、当該グループに属する携帯端末10のBDアドレスが格納される。例えば、携帯端末10a〜10jのユーザーで構成されるグループのグループ名が「group_A」である場合、図5に示したように、グループ名の「group_A」に対応付けて、当該グループの管理者の電子メールアドレスと、携帯端末10a〜10jのBDアドレスが第1テーブルTB1に格納される。
第2テーブルTB2は、BDアドレスのリストを送信した携帯端末10のBDアドレスに対応付けて、送信されたリストに含まれているBDアドレスを格納する。図6は、第2テーブルTB2の一例を示した図である。例えば、携帯端末10aは、BLEの通信により携帯端末10b、携帯端末10c及び携帯端末10gからそれぞれのBDアドレスを取得すると、携帯端末10b、携帯端末10c及び携帯端末10gのBDアドレスを含むリストと、携帯端末10aのBDアドレスとの組を監視装置30へ送信する。監視装置30は、携帯端末10aのBDアドレスと、BDアドレスのリストの組を受信した場合、図6に示したように、リストを送信した携帯端末10aのBDアドレス(Address_a)をリスト送信元のフィールド格納しているレコードを特定し、受信したリストに含まれている携帯端末10b、携帯端末10c及び携帯端末10gのBDアドレス(Address_b、Address_c、Address_g)を、特定したレコードのBDアドレスのフィールドに格納する。
制御部301は、CPU、ブートローダを記憶したROM及びRAMを有している。CPUが記憶部302に記憶されているオペレーティングシステムのプログラムを実行すると、アプリケーションプログラムを実行することが可能となり、CPUは、アプリケーションプログラムを実行する。
図7は、監視装置30において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示した機能ブロック図である。受信部3001は、携帯端末10の送信部1002が送信するBDアドレスとリストの組を受信する。受信部3001は、携帯端末10の識別子と、携帯端末10が受信した識別子のリストを受信する受信手段の一例である。紐付け部3002は、受信部3001が受信したBDアドレスと、リストに含まれているBDアドレスとを紐付ける紐付け手段の一例である。通知部3003は、紐付け部3002による紐付けの結果、BDアドレスが複数のグループに分かれ、複数のグループの各々が複数のBDアドレスを含む場合、複数の携帯端末10で構成されるグループの分裂を知らせる通知を、予め定められた通知先へ送る通知手段の一例である。
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作例について説明する。なお、動作例の説明においては、管理者端末20のユーザーは、教師であり、当該教師が担任であるクラスに属する児童が携帯端末10a〜10jを携帯し、携帯端末10a〜10jを携帯する児童が「group_A」のグループに属する場合を想定して動作例の説明を行う。
図8は、携帯端末10が電源をオンにされたときに行う処理の流れを示したフローチャートである。携帯端末10は、操作部104に対するユーザーの操作により電源をオンにされると、図8に示した処理を実行する。具体的には、まず制御部101は、近距離通信部109を制御し、他の携帯端末10が送信するアドバタイジングパケットを予め定められた期間において受信する。即ち、ここで携帯端末10は、BLEの通信におけるscannerとなる。制御部101は、アドバタイジングパケットを受信すると、BDアドレスを要求するリクエストを、通信部105を制御して送信し、送信したリクエストに応じて送信されるBDアドレスを取得する(ステップSA1)。なお、ここで携帯端末10は、scannerとadvertiserの両方の状態をとる構成でもよく、scannerとなっている期間以外は、advertiserとなる構成であってもよい。
制御部101は、ステップSA1において予め定められた期間が経過すると、当該期間において取得したBDアドレスのリストを生成し、生成したリストを記憶部102に記憶させる(ステップSA2)。制御部101は、BDアドレスのリストの生成を終了すると、自装置の近距離通信部109のBDアドレスと、生成したリストの組を、通信部105を制御して監視装置30へ送信する(ステップSA3)。
例えば、携帯端末10aのBLEの通信範囲内に携帯端末10b、携帯端末10c、携帯端末10gが位置していると、近距離通信部109aは、電源がオンにされた後、ステップSA1において携帯端末10b、携帯端末10c、携帯端末10gからのアドバタイジングパケットを受信し、制御部101aは、受信したアドバタイジングパケットを送信した携帯端末10b、携帯端末10c、携帯端末10gからBDアドレスを取得する。そして制御部101aは、携帯端末10b、携帯端末10c及び携帯端末10gのBDアドレスを含むリストを生成し、近距離通信部109aのBDアドレスと、生成したリストの組を監視装置30へ送信する。また、携帯端末10iのBLEの通信範囲内に携帯端末10eが位置していると、近距離通信部109iは、電源がオンにされた後、ステップSA1において携帯端末10eからのアドバタイジングパケットを受信し、制御部101iは、受信したアドバタイジングパケットを送信した携帯端末10eからBDアドレスを取得する。そして制御部101iは、携帯端末10eのBDアドレスを含むリストを生成し、近距離通信部109iのBDアドレスと、生成したリストの組を監視装置30へ送信する。
携帯端末10から送信されたBDアドレスとリストの組を通信部305が受信すると、制御部301は、図9に示したフローチャートの処理を実行する。制御部301は、BDアドレスとリストの組を通信部305が受信すると、リストと共に受信したBDアドレスをリスト送信元フィールドに格納しているレコードを第2テーブルTB2において特定し、特定したレコードのBDアドレスのフィールドを、受信したリストに含まれているBDアドレスで更新する(ステップSB1)。
また、制御部301は、予め定められた周期で図10に示したフローチャートの処理を実行する。まず制御部301は、第1テーブルTB1に格納されているBDアドレスを有する携帯端末10のから、BDアドレスのリストを受信済みであるか判断する(ステップSC1)。第1テーブルTB1においては「Address_a」〜「Address_j」が格納されているため、制御部301は、携帯端末10a〜携帯端末10jから、BDアドレスのリストを受信済みであるか判断する。当該判断については、例えば、BDアドレスのリストと共に受信したBDアドレスを履歴として記憶し、当該履歴に「Address_a」〜「Address_j」があれば、携帯端末10a〜携帯端末10jから、BDアドレスのリストを受信済みであると判断する。
制御部301は、ステップSC1でYESと判断した場合、前回図10の処理を行ってから再び図10の処理を開始するまでの間に、第2テーブルTB2が更新されていたか判断する(ステップSC2)。制御部301は、ステップSC2でYESと判断した場合、第2テーブルTB2に基づいて、携帯端末10a〜10jのBDアドレスを紐付ける(ステップSC3)。
ここで、紐付けの具体例について説明する。例えば、制御部301は、第2テーブルTB2が図6に示した内容である場合、まず、リスト送信元フィールドに「Address_a」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_b」、「Address_c」及び「Address_g」が格納されているため、制御部301は、図11に示したように、「Address_a」に対して「Address_b」、「Address_c」及び「Address_g」を紐付ける。次にリスト送信元フィールドに「Address_b」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_a」が格納されている。ここで、既に「Address_b」に対しては「Address_a」が紐付けられているため、制御部301は、「Address_a」と「Address_b」の紐付けをそのままとする。
次にリスト送信元フィールドに「Address_c」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_a」、「Address_d」及び「Address_g」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_c」と「Address_d」を紐付けし、「Address_c」と「Address_g」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図12に示した状態となる。また、リスト送信元フィールドに「Address_d」が格納されているレコードにおいてはBDアドレスフィールドに「Address_c」、「Address_e」及び「Address_h」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_d」と「Address_e」を紐付けし、「Address_d」と「Address_h」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図13に示した状態となる。
次にリスト送信元フィールドに「Address_e」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_d」及び「Address_i」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_e」と「Address_i」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図14に示した状態となる。また、リスト送信元フィールドに「Address_f」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_g」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_f」と「Address_g」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図15に示した状態となる。
次にリスト送信元フィールドに「Address_g」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_a」、「Address_c」及び「Address_f」が格納されている。ここで、「Address_g」に対しては既に「Address_a」、「Address_c」及び「Address_f」が紐付けられているため、制御部301は、紐付けをそのままとする。また、リスト送信元フィールドに「Address_h」が格納されているレコードにおいてはBDアドレスフィールドに「Address_d」及び「Address_j」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_hと「Address_j」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図16に示した状態となる。
次にリスト送信元フィールドに「Address_i」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_e」が格納されている。ここで、「Address_i」に対しては既に「Address_e」が紐付けられているため、制御部301は、紐付けをそのままmとする。また、リスト送信元フィールドに「Address_j」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_h」が格納されているが、既に「Address_j」に対しては「Address_h」が紐付けられているため、制御部301は、紐付けをそのままとする。
制御部301は、BDアドレスの紐付けが終了すると、グループが分裂しているか判断する(ステップSC4)。具体的には、制御部301は、ステップSC3で紐付けられたBDアドレスが複数のグループに分かれているか判断する。図16に示したように、紐付けされたBDアドレスが切れ目なく繋がり、一つのグループを形成している場合、グループが分裂していないと判断する(ステップSC4でNO)。制御部301は、ステップSC4でNOと判断すると、図10の処理を終了する。
次に電源をオンにされた後の携帯端末10の動作について説明する。携帯端末10は、電源をオンにされた後、予め定められた周期で図17の処理を実行する。具体的には、まず制御部101は、近距離通信部109を制御し、他の携帯端末10が送信するアドバタイジングパケットを予め定められた期間において受信する。制御部101は、当該期間内においてアドバタイジングパケットを受信すると、ステップSA1と同様に、受信したアドバタイジングパケットを送信した携帯端末10からBDアドレスを取得する(ステップSD1)。即ち、ここで携帯端末10は、BLEの通信におけるScannerとなる。なお、ステップSD1が終了すると、携帯端末10は、BLEの通信におけるadvertiserとなってもよく、scannerとadvertiserの両方の状態をとる構成でもよい。
制御部101は、ステップSD1において予め定められた期間が経過すると、当該期間において取得したBDアドレスのリストを生成する(ステップSD2)。次に制御部101は、生成したBDアドレスのリストと、記憶部102に記憶されているBDアドレスのリストを比較し、リストに含まれるBDアドレスに差があるか判断する(ステップSD3)。制御部101は、ステップSD2で生成したリストと、記憶部102に記憶されているリストに差がない場合、ステップSD4及びステップSD5の処理を行わず、図17の処理を終了する。
一方、制御部101は、ステップSD2で生成したリストと、記憶部102に記憶されているリストに差がある場合(ステップSD3でYES)、即ち、携帯端末10の位置が変わり、アドバタイジングパケットが自装置に届いていた携帯端末10からのアドバタイジングパケットが自装置に届かなくなった場合、又はアドバタイジングパケットが自装置に届いていなかった携帯端末10からのアドバタイジングパケットが自装置に届いた場合、記憶部102に記憶されているBDアドレスのリストを、ステップSD2で生成したリストで上書きする(ステップSD4)。制御部101は、BDアドレスのリストの上書きが終了すると、生成したリストを、通信部105を制御して監視装置30へ送信する(ステップSD5)。
ここで、携帯端末10の位置が図18に示した状態に変わった場合、即ち、携帯端末10eを携帯する児童と携帯端末10iを携帯する児童の二人が、他の携帯端末10を携帯する児童の集団からから離れた場合を想定する。この場合、携帯端末10e及び携帯端末10iは、他の携帯端末10との距離が離れ、携帯端末10eからのアドバタイジングパケットを受信していた携帯端末10dは、携帯端末10eからのアドバタイジングパケットを受信できなくなり、携帯端末10dからのアドバタイジングパケットを受信していた携帯端末10eは、携帯端末10dからのアドバタイジングパケットを受信できなくなる。
この結果、制御部101dは、ステップSD2において、携帯端末10eのBDアドレスを含まず、携帯端末10cのBDアドレスと携帯端末10hのBDアドレスを含むリストを生成する。記憶部102dに記憶されているBDアドレスのリストには、携帯端末10c、携帯端末10e及び携帯端末10hのBDアドレスが含まれており、生成したリストと記憶されているリストに差があるため、制御部101dは、ステップSD3でYESと判断し、記憶部102に記憶されているBDアドレスのリストを、ステップSD2で生成したリストで上書きし(ステップSD4)、生成したリストを、通信部105を制御して監視装置30へ送信する(ステップSD5)。
また、制御部101eは、ステップSD2において、携帯端末10dのBDアドレスを含まず、携帯端末10iのBDアドレスのみを含むリストを生成する。記憶部102eに記憶されているBDアドレスのリストには、携帯端末10d及び携帯端末10iのBDアドレスが含まれており、生成したリストと記憶されているリストに差があるため、制御部101eは、ステップSD3でYESと判断し、記憶部102に記憶されているBDアドレスのリストを、ステップSD2で生成したリストで上書きし(ステップSD4)、生成したリストを、通信部105を制御して監視装置30へ送信する(ステップSD5)。
制御部301は、携帯端末10dから送られたBDアドレスのリストと、携帯端末10eから送られたBDアドレスのリストにより第2テーブルTB2を更新する(ステップSB1)。これにより、第2テーブルTB2は、図19に示した状態となる。この後、制御部301は、予め定められたタイミングとなると、図10の処理を実行する。ここでは、前回図10の処理を行ってから再び図10の処理を開始するまでの間に、上述したように第2テーブルTB2が更新されているため、ステップSC2でYESと判断する。制御部301は、ステップSC2でYESと判断した場合、第2テーブルTB2に基づいて、携帯端末10a〜10jのBDアドレスを紐付ける(ステップSC3)。
制御部301は、第2テーブルTB2が図19に示した内容である場合、リスト送信元フィールドに「Address_a」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_b」、「Address_c」及び「Address_g」が格納されているため、制御部301は、図11に示したように、「Address_a」に対して「Address_b」、「Address_c」及び「Address_g」を紐付ける。次にリスト送信元フィールドに「Address_b」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_a」が格納されている。ここで、既に「Address_b」に対しては「Address_a」が紐付けられているため、制御部301は、「Address_a」と「Address_b」の紐付けをそのままとする。
次にリスト送信元フィールドに「Address_c」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_a」、「Address_d」及び「Address_g」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_c」と「Address_d」を紐付けし、「Address_c」と「Address_g」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図12に示した状態となる。また、リスト送信元フィールドに「Address_d」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_c」及び「Address_h」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_d」と「Address_h」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図20に示した状態となる。
次にリスト送信元フィールドに「Address_e」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_i」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_e」と「Address_i」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図21に示した状態となる。また、リスト送信元フィールドに「Address_f」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_g」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_f」と「Address_g」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図22に示した状態となる。
次にリスト送信元フィールドに「Address_g」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_a」、「Address_c」及び「Address_f」が格納されている。ここで、「Address_g」に対しては既に「Address_a」、「Address_c」及び「Address_f」が紐付けられているため、制御部301は、紐付けをそのままとする。また、リスト送信元フィールドに「Address_h」が格納されているレコードにおいてはBDアドレスフィールドに「Address_d」及び「Address_j」が格納されている。ここで制御部301は、紐付けされていない「Address_h」と「Address_j」を紐付ける。この結果、BDアドレスの紐付けは、図23に示した状態となる。
次にリスト送信元フィールドに「Address_i」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_e」が格納されている。ここで、既に「Address_i」に対しては「Address_e」が紐付けられているため、制御部301は、紐付けをそのままとする。また、リスト送信元フィールドに「Address_j」が格納されているレコードにおいては、BDアドレスフィールドに「Address_h」が格納されている。ここで、既に「Address_j」に対しては「Address_h」が紐付けられているため、制御部301は、紐付けをそのままとする。
制御部301は、BDアドレスの紐付けが終了すると、グループが分裂しているか判断する(ステップSC4)。制御部301は、図23に示したように、紐付けされたBDアドレスが切れ目なく繋がっておらず、複数のグループを形成している場合、グループが分裂していると判断する(ステップSC4でYES)。
制御部301は、ステップSC4でYESと判断すると、グループが分裂したことを報知する電子メールを、分裂したグループの管理者へ送信する(ステップSC5)。具体的には、制御部301は、第1テーブルTB1に格納されている電子メールアドレスを取得し、取得した電子メールアドレスを宛先にして、グループが分裂したことを報知する電子メールを送信する。
監視装置30が送信した電子メールは、通信網2を介して管理者端末20へ送られる。管理者端末20は、監視装置30から送られた電子メールを受信する。管理者端末20が受信した電子メールを管理者端末20のユーザーが開くと、ユーザーは、児童のグループが分裂し、複数人がグループから離れたことを知ることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、携帯端末10は、BLEの通信におけるscannerとadvertiserとなり、scannerとなった場合は他の携帯端末10からBDアドレスを取得し、advertiserとなった場合は他の携帯端末10へBDアドレスを送信しているが、BDアドレスの取得とBDアドレスの送信を行う構成は、この構成に限定されるものではない。
例えば、携帯端末10は、ステップSA1やステップSD1においてBLEの通信におけるinitiatorとなり、他の携帯端末10から送信されるアドバタイジングパケットを受信する。携帯端末10は、アドバタイジングパケットを受信すると、advertiserへ接続要求を送信し、アドバタイジングパケットを送信した携帯端末10と接続を確立する。接続が確立すると、アドバタイジングパケットを送信した携帯端末10は、自装置のBDアドレスを、アドバタイジングパケットを受信した携帯端末10へ送信する。アドバタイジングパケットを受信した携帯端末10が、接続先の携帯端末10から送信されたBDアドレスを受信すると、アドバタイジングパケットを受信した携帯端末10は、確立している接続を切断する。この構成でも、携帯端末10は、他の携帯端末10からBDアドレスを取得することができる。
上述した実施形態においては、携帯端末10は、BLEの通信により他の携帯端末10からBDアドレスを取得しているが、BDアドレス以外の情報も取得するようにしてもよい。例えば、携帯端末10は、UUID(Universally Unique Identifier)やadvertiser側の送信電力、受信したアドバタイジングパケットの受信信号強度などを取得してもよい。UUIDは、上述したグループ監視システム1に固有の値としてもよい。また、UUIDは、グループが複数ある場合、グループ毎にUUIDを異なる値としてもよい。例えば、グループAに属する携帯端末10と、グループBに属する携帯端末10とでは、送信するUUIDを異なる値とする。携帯端末10は、自身が属するグループに対応するUUIDを記憶し、Advertiserとなった場合はBDアドレスに加えてUUIDも送信する。携帯端末10は、記憶しているUUIDとは異なるUUIDを他の携帯端末10から取得した場合、記憶しているUUIDとは異なるUUIDを送信した携帯端末10から送信されたBDアドレスを、ステップSA2やステップSD2で生成するリストに含めないようにする。この構成によれば、グループAに属する携帯端末10とグループBに属する携帯端末が隣接していても、他のグループに属する携帯端末10のBDアドレスをリストに含めないようにすることができる。
また、携帯端末10は、送信電力と受信信号強度を取得した場合、送信電力と受信信号強度から伝搬損失を得ることができる。携帯端末10は、BDアドレスを取得したときの伝搬損失が予め定められた閾値以上である場合、当該BDアドレスについては、ステップSA2やステップSD2で生成するリストに含めないようにしてもよい。
本発明においては、監視装置30は、ステップSC3の処理が終了した後に、紐付けされたBDアドレスの数をカウントし、カウントされた数が予め定められた閾値以上となった場合、グループにおいて閾値以上の人数が集まったことを電子メールで管理者に報知するようにしてもよい。また、本発明においては、監視装置30は、ステップSC3の処理が終了した後に、グループに含まれる携帯端末10の数に対して、紐付けされたBDアドレスの数の割合を算出し、算出した割合が予め定められた閾値以上となった場合、グループにおいて閾値以上の割合の人数が集まったことを電子メールで管理者に報知するようにしてもよい。
また、本発明においては、監視装置30は、紐付けされたBDアドレスの数をカウントし、カウントされた数を履歴として記憶し、履歴として記憶した数が、予め定められた閾値以上から閾値未満に変化した場合、グループが分裂したことを報知する電子メールを送信してもよい。また、本発明においては、監視装置30は、グループに含まれる携帯端末10の数に対して、紐付けされたBDアドレスの数の割合を算出し、算出した割合を履歴として記憶し、履歴として記憶した割合が、予め定められた閾値以上から閾値未満に変化した場合、グループが分裂したことを報知する電子メールを送信してもよい。また、紐付けされたBDアドレスの数をカウントし、カウントされた数が予め定められた閾値未満の場合にのみ、グループが分裂したことを報知する電子メールを送信してもよい。
本発明においては、グループ内にサブグループを設け、サブグループに属する携帯端末10のBDアドレスをサブグループ毎に第1テーブルTB1に登録するようにしてもよい。図24は、本変形例に係る第1テーブルTB1の一例を示した図である。図に示した例では、「group_A1」のサブグループには、「Address_a」、「Address_b」、「Address_c」、「Address_d」及び「Address_e」のBDアドレスが含まれ、「group_A2」のサブグループには、「Address_f」、「Address_g」、「Address_h」、「Address_i」、「Address_j」のBDアドレスが含まれている。このようにサブグループを設ける構成においては、グループの分裂を判定する際に、分裂したグループに含まれるBDアドレスが、サブグループとして登録されたBDアドレスである場合、分裂を報知する電子メールを送信しないようにしてもよい。
例えば、ステップSC3におけるBDアドレスの紐付けの結果が図25の場合を想定する。図25に示したように、サブグループの「group_A1」に属するBDアドレスが切れ目なく繋がり、サブグループの「group_A2」に属するBDアドレスが切れ目なく繋がっている場合、監視装置30は、分裂を報知する電子メールを送信しないようにしてもよい。
また、サブグループにおいて、代表となるBDアドレスを定め、グループが分裂したときに分裂後のサブグループにサブグループの代表となるBDアドレスが含まれている場合、分裂を報知する電子メールを送信しないようにしてもよい。また、例えば、管理者端末20のユーザーや児童の保護者など、予め定められた人も携帯端末10を携帯する構成においては、グループが分裂したときの分裂後のサブグループに、この予め定められた人が携帯する携帯端末のBDアドレスが含まれている場合、分裂を報知する電子メールを送信しないようにしてもよい。
また、本変形例においても、上述した変形例のように、紐付けされたBDアドレスの数をサブグループ毎にカウントし、カウントされた数が予め定められた閾値以上となった場合、サブグループにおいて閾値以上の人数が集まったことを電子メールで管理者に報知するようにしてもよい。また、本変形例においては、ステップSC3の処理が終了した後に、サブグループに含まれる携帯端末10の数に対して、紐付けされたBDアドレスの数の割合をサブグループ毎に算出し、算出した割合が予め定められた閾値以上となった場合、サブグループにおいて閾値以上の割合の人数が集まったことを電子メールで管理者に報知するようにしてもよい。
本発明においては、監視装置30は、携帯端末10から予め定められた周期で送られてくるBDアドレスとリストの組を、当該組を受信した日時と対応付けて履歴として記憶する構成としてもよい。この構成においては、監視装置30は、履歴として記憶したリストを解析し、予め定められた単位時間内において、送信されたリストに含まれているBDアドレスが変わる回数が所定の閾値以上の携帯端末10を特定し、特定した携帯端末10を有するユーザーの氏名を、電子メールで管理者へ知らせるようにしてもよい。例えば、監視装置30は、携帯端末10aから送られたリストに含まれるBDアドレスが、予め定められた単位時間内において、閾値以上の回数で変化した場合、携帯端末10aのユーザーの氏名を管理者へ電子メールで通知する。
また、この構成においては、監視装置30は、履歴として記憶したリストを解析し、送信されたリストに含まれているBDアドレスの数が減少している携帯端末10を特定し、特定した携帯端末10を有するユーザーの氏名を、電子メールで管理者へ知らせるようにしてもよい。例えば、監視装置30は、携帯端末10aから送られたリストに含まれるBDアドレスの数が減少している場合、携帯端末10aのユーザーの氏名を管理者へ電子メールで通知する。
また、この構成においては、リストに含まれているBDアドレスが変わる回数が所定の閾値以上の携帯端末10を特定し、特定したBDアドレスを有する携帯端末10を含むサブグループを管理者へ報知するようにしてもよい。
また、監視装置30は、履歴として記憶したBDアドレスのリストを解析し、予め定められた単位時間内において、送信されたリストに含まれているBDアドレスが変わる回数が所定の閾値以上の携帯端末10を含むグループを特定し、特定した携帯端末10を有するユーザーの氏名を、電子メールで管理者へ知らせるようにしてもよい。例えば、携帯端末10aを有する児童と携帯端末10bを有する児童が、近接したまま、頻繁に児童のグループ内で移動すると、携帯端末10aから送信されるBDアドレスのリストと携帯端末10bから送信されるBDアドレスのリストは、単位時間内において、含まれているBDアドレスが大きく変化する。また、BDアドレスを紐付けると、携帯端末10aと携帯端末10bは紐付けを維持したまま、紐付けられるBDアドレスが単位時間内において大きく変化する。このような場合、携帯端末10aと携帯端末10bのユーザーの氏名を電子メールで管理者へ知らせるようにしてもよい。この構成によれば、グループから分裂する虞のある者を管理者へ知らせることができる。
また、サブグループを設ける構成においても、履歴として記憶したBDアドレスのリストを解析し、送信されたリストに含まれているBDアドレスの数が減少している携帯端末10のBDアドレスのグループを特定し、特定したBDアドレスの携帯端末10を有するユーザーの氏名を、電子メールで管理者へ知らせるようにしてもよい。
例えば、携帯端末10aを有する児童と携帯端末10bを有する児童が、近接したまま、児童のグループから離れるように移動すると、携帯端末10aから送信されるBDアドレスのリストと携帯端末10bから送信されるBDアドレスのリストは、含まれているBDアドレスが減少していく。また、BDアドレスを紐付けると、携帯端末10aと携帯端末10bは紐付けを維持したまま、紐付けられるBDアドレスが減少していく。このような場合、携帯端末10aと携帯端末10bのユーザーの氏名を電子メールで管理者へ知らせるようにしてもよい。この構成によれば、グループから分裂する虞のある者を管理者へ知らせることができる。
上述した実施形態においては、監視装置30は、グループが分裂したことを報知する電子メールを、グループの管理者の管理者端末20へ送信しているが、電子メールの送信先は、グループの管理者以外であってもよい。例えば、上述したように、携帯端末10を携帯するユーザーが児童である場合、児童の保護者に電子メールを送るようにしてもよい。
また、携帯端末10に電子メール又はメッセージ送信の機能を設け、グループに属する携帯端末10へ、グループの分裂を報知する電子メール又はメッセージを送信するようにしてもよい。なお、携帯端末10へ電子メール又はメッセージを送信する場合、分裂したグループのうち人数の少ないグループに含まれる携帯端末10へ電子メール又はメッセージを送信してもよく、また、分裂したグループのうち人数の多いグループに含まれる携帯端末10へ電子メール又はメッセージを送信してもよい。
また、本発明においては、BDアドレスの紐付けの履歴を記憶する構成としてもよい。この構成においては、記憶した履歴に基づいて、分裂したグループにおいてグループが分裂する前に紐付けされていたBDアドレスを特定し、特定したBDアドレスの携帯端末10へ、分裂したグループのユーザーの氏名を電子メールで知らせるようにしてもよい。
また、この構成においては、上述の伝搬損失をBDアドレスのリストと共に監視装置30へ送信し、リストの履歴を記憶する際に伝搬損失も記憶するようにしてもよい。そして、グループが分裂する前に紐付けされていたBDアドレスを特定する際に、伝搬損失が最も少ない携帯端末10のBDアドレスを履歴に基づいて特定してもよい。
本発明においては、携帯端末10は、衛星航法システムを利用して位置を測位する測位機能を備える構成であってもよい。また、携帯端末10が測位機能を備える構成においては、携帯端末10の位置情報を監視装置30へ送信し、監視装置30で携帯端末10の位置を記憶してもよい。また、監視装置30で携帯端末10の位置を記憶する構成にあっては、監視装置30は、分裂したグループのうち、人数の少ないグループを特定し、特定したグループに含まれている携帯端末10の位置情報を、電子メールに含めて管理者へ送信するようにしてもよい。また、監視装置30で携帯端末10の位置を記憶する構成にあっては、分裂したグループのうち一方のグループに含まれている携帯端末10の位置情報を、他方のグループに含まれている携帯端末10へ送り、送られた位置情報が表す位置を携帯端末10において地図上で表示するようにしてもよい。
また、紐付けされたBDアドレスの数をカウントし、カウントされた数を履歴として記憶し、履歴として記憶した数が、予め定められた閾値以上から閾値未満に変化した場合、グループが分裂したと判断する上述の構成においては、監視装置30は、携帯端末10の位置情報を取得し、取得した位置情報に応じて、当該閾値を異ならせるようにしてもよい。例えば、監視装置30は、位置情報が表す位置が人口密度の高い位置である場合には閾値を大きくし、人口密度の低い位置である場合には閾値を低くしてもよい。また、位置情報が表す位置から地形や建築物の密度などを特定し、特定した地形や建築物の密度などに応じて閾値を変更してもよい。
また、本発明においては、閾値に基づいてグループの分裂を判断する構成にあっては、BDアドレスの紐付けの履歴を記憶し、記憶した履歴に基づいて閾値を変更してもよい。例えば、グループが分裂した場合に、分裂したグループにおいて数が少ない方のグループに含まれるBDアドレスの数を履歴として記憶する。監視装置30は、記憶した数の度数分布を求め、度数が最も多い数を閾値としてもよい。
また、本発明においては、閾値に基づいてグループの分裂を判断する構成にあっては、携帯端末10においてユーザーの生体情報(脈拍や加速度、年齢、身長、体重など)を取得し、取得した生体情報を監視装置30へ送信してもよい。そして、監視装置30は、送信された生体情報に応じて、閾値を変更してもよい。
本発明に係る機能を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリーなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、各装置にインストールしてもよい。また、通信網を介してプログラムをダウンロードして各装置にインストールしてもよい。
1…グループ監視システム、10、10a〜10j…携帯端末、20…管理者端末、30…監視装置、101…制御部、102…記憶部、103…タッチパネル、104…操作部、105…通信部、109…近距離通信部、301…制御部、302…記憶部、305…通信部、1001…取得部、1002…送信部、3001…受信部、3002…紐付け部、3003…通知部

Claims (8)

  1. 他の携帯端末から送られる当該携帯端末の識別子を取得する取得手段と、
    自装置の識別子と、前記取得手段が取得した識別子のリストを送信する送信手段と
    を有する複数の携帯端末と、
    前記送信手段が送信した前記識別子と前記リストを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した識別子と、前記受信手段が受信した前記リストに含まれている識別子とを紐付ける紐付け手段と、
    前記紐付け手段による紐付けの結果、紐付けされた識別子が複数のグループに分かれた場合、前記複数の携帯端末で構成されるグループの分裂を知らせる通知を、予め定められた通知先へ送る通知手段と
    を有する監視装置と
    を備えるグループ監視システム。
  2. 前記通知手段は、前記紐付け手段による紐付けの結果、紐付けされた識別子が複数のグループに分かれ、当該複数のグループの各々が予め定められた識別子を含む場合、グループの分裂を知らせる通知を送らない
    請求項1に記載のグループ監視システム。
  3. 前記取得手段は、予め定められた周期で前記識別子を所定期間取得し、
    前記送信手段は、前記所定期間が終了する毎に、当該所定期間に取得した前記識別子のリストと、自装置の識別子を送信し、
    前記紐付け手段は、予め定められた周期で前記紐付けを行い、
    前記監視装置は、前記紐付け手段による紐付けの結果を履歴として記憶する記憶手段と、
    紐付け先が予め定められた変化をした識別子を前記記憶手段に記憶された履歴から特定する特定手段と
    を有し、
    特定した識別子の携帯端末のユーザーに係る情報を前記通知手段で送る
    請求項1又は請求項2に記載のグループ監視システム。
  4. 前記特定手段は、単位時間あたりの紐付け先の変化の回数が予め定められた閾値以上である識別子を特定する
    請求項3に記載のグループ監視システム。
  5. 前記特定手段は、紐付け先が減少した識別子を特定する
    請求項3に記載のグループ監視システム。
  6. 複数に分かれた識別子のグループのうち、含まれる識別子の数が多いグループに含まれる識別子を有する携帯端末へ前記通知を送る
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のグループ監視システム。
  7. 複数に分かれた識別子のグループのうち、含まれる識別子の数が少ないグループに含まれる識別子を有する携帯端末へ前記通知を送る
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のグループ監視システム。
  8. 他の携帯端末から送られる当該携帯端末の識別子を取得し、自装置の識別子と、取得した前記識別子のリストを送信する複数の携帯端末から、前記識別子と前記リストを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した識別子と、前記受信手段が受信したリストに含まれている識別子とを紐付ける紐付け手段と、
    前記紐付け手段による紐付けの結果、紐付けされた識別子が複数のグループに分かれた場合、前記複数の携帯端末で構成されるグループの分裂を知らせる通知を、予め定められた通知先へ送る通知手段と
    を有する監視装置。
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