WO2018235205A1 - 監視システム - Google Patents

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Abstract

はぐれたメンバーの探索を容易にすることができる監視システムを提供する。この発明に係る監視システムは、それぞれの無線通信範囲内に位置する場合に互いに無線通信を行う複数の無線端末(1)と、他の無線端末(1)のそれぞれに対して接続できたか否かを示す個々の無線端末(1)の通信履歴に基づいて、はぐれた無線端末(1)が存在するか否かを判定する判定部(4)と、判定部(4)によりはぐれた無線端末(1)が存在すると判定された場合に、はぐれた無線端末(1)を示す情報及びはぐれた無線端末(1)と最後に通信した無線端末(1)を示す情報を含む報知データを生成する報知データ生成部(5)と、報知データ生成部(5)により生成された報知データに基づいて発報する発報部(6)と、を備える。

Description

監視システム
 この発明は、監視システムに関する。
 下記特許文献1には、無線端末を用いてグループのメンバーがはぐれたことを検出するシステムが記載されている。このシステムでは、例えば、あるメンバーがグループからはぐれた場合、他のメンバーの無線端末から警報が発せられる。
日本特開2006-11644号公報
 特許文献1に記載されたシステムでは、はぐれたメンバーの位置が特定されるわけではない。このため、はぐれたメンバーを探すことが困難である場合もあり得る。
 この発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、はぐれたメンバーの探索を容易にすることができる監視システムを提供することである。
 この発明に係る監視システムは、それぞれの無線通信範囲内に位置する場合に互いに無線通信を行う複数の無線端末と、他の無線端末のそれぞれに対して接続できたか否かを示す個々の無線端末の通信履歴に基づいて、はぐれた無線端末が存在するか否かを判定する判定部と、判定部によりはぐれた無線端末が存在すると判定された場合に、はぐれた無線端末を示す情報及びはぐれた無線端末と最後に通信した無線端末を示す情報を含む報知データを生成する報知データ生成部と、報知データ生成部により生成された報知データに基づいて発報する発報部と、を備える。
 この発明によれば、報知データ生成部は、はぐれた無線端末と最後に通信した無線端末を示す情報を含む報知データを生成する。このため、はぐれたメンバーの探索を容易にすることができる。
実施の形態1における監視システムの構成図である。 実施の形態1における無線端末の機能ブロック図である。 実施の形態1における監視システムの動作例を示すフローチャートである。 実施の形態2における監視システムの構成図である。 実施の形態2における監視システムの動作例を示すフローチャートである。 無線端末のハードウェア構成図である。
 添付の図面を参照して、この発明を実施するための形態について説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号が付される。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
 監視システムは、複数の無線端末1を備える。複数の無線端末1は、例えば、同一のグループに属する各メンバーによって1つずつ携帯される。監視システムにおける複数の無線端末1は、同一のグループに属する。無線端末1としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末又はICタグ等が用いられる。
 無線端末1は、自己の無線通信範囲内に位置する他の無線端末1との無線通信を行う機能を有する。複数の無線端末1は、それぞれの無線通信範囲内に位置する場合に互いに無線通信を行う。
 図1は、実施の形態1における監視システムの構成図である。図1において、複数の無線端末1は、符号に英字が付されることで区別される。
 図1には、無線端末1として、第1無線端末1a、第2無線端末1b及び第3無線端末1cが例示されている。無線端末1を表す円の中の数字は、各無線端末1に固有の端末番号である。図中において、無線で直接的に接続されている状態の無線端末1同士は、実線で繋がれている。図中において、無線で直接的に接続されていない状態の無線端末1同士は、破線で繋がれている。図中の矢印は、第2無線端末1bの移動を示している。
 第1無線端末1aは、第2無線端末1bと直接的に接続されている。第1無線端末1aは、第3無線端末1cと直接的には接続されていない。ただし、第1無線端末1aは、第2無線端末1bと第3無線端末1cとが直接的に接続されている間は、第2無線端末1bを介して、第3無線端末1cと間接的に接続されている。無線端末1は、間接的に接続されている他の無線端末1とも通信可能である。
 図1は、第2無線端末1bの移動により第2無線端末1bと第3無線端末1cとの直接的な接続が切断される様子を表している。また、図1は、第2無線端末1bの移動により第1無線端末1aと第3無線端末1cとの間接的な接続が切断される様子を表している。矢印で示すように第2無線端末1bが移動した場合、第3無線端末1cは、グループからはぐれた無線端末1となる。
 図2は、実施の形態1における無線端末の機能ブロック図である。
 図2に示すように、無線端末1は、例えば、通信部2、通信履歴生成部3、判定部4、報知データ生成部5及び発報部6を有する。発報部6は、視覚情報及び音声情報の少なくとも一方を報知する機能を有する。発報部6は、例えば、無線端末1に設けられたランプ、ディスプレイ及びスピーカー等である。
 無線端末1の通信部2は、無線通信範囲内に位置する他の無線端末1との無線通信を行う。通信部2は、例えば、無線端末1でない機器との無線通信を行ってもよい。無線端末1でない機器とは、例えば、外部アンテナ又は基地局等である。
 無線端末1の通信履歴生成部3は、当該無線端末1の通信履歴を生成する。通信履歴は、例えば、他の無線端末1と無線で接続できたか否かを示す情報を含む。通信履歴は、例えば、それ自体の生成時刻を含んでもよい。通信履歴は、例えば、通信部2と無線端末1でない機器との通信が行われた場合、当該機器に関する情報を含んでもよい。通信履歴生成部3は、例えば、他の無線端末1との接続状態が変化するたびに新しい通信履歴を生成する。つまり、通信履歴は、例えば、随時更新される。
 下記表1は、実施の形態1における通信履歴の一例を示す。通信履歴は、例えば、「自端末番号」及び「他端末との接続状態」等の項目を含む形式で表される。「自端末番号」は、通信履歴を生成した無線端末1自身の端末番号である。「他端末との接続状態」は、他の無線端末1のそれぞれと接続できたか否かを示す情報である。例えば、「他端末との接続状態」のうち、接続できたことは「1」で表され、接続できなかったことは「0」で表される。「自端末番号」と同じ端末番号に対応する接続状態は設定されない。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 表1は、同一のグループに全部でN台の無線端末1が属する場合における第2無線端末1bの通信履歴を例示している。表1は、グループに属するN台の無線端末1のうち第3無線端末1cとだけは接続できなかった場合を示している。
 通信履歴は、例えば、「読取装置番号」の項目を含んでもよい。「読取装置番号」は、例えば、通信相手のうち無線端末1でない機器を示す情報である。表1は、無線端末1でない機器との通信が行われなかった場合を例示している。
 無線端末1の通信部2は、直接的あるいは間接的に接続されている他の無線端末1との間で通信履歴の送受信を行う。通信履歴の送受信は、例えば、定期的に実施される。通信履歴の送受信は、例えば、1回につき予め設定された一定単位時間だけ継続される。
 例えば、予め管理端末として設定された無線端末1は、同一のグループに属する他の無線端末1のそれぞれの通信履歴を取得する。管理端末でない無線端末1は、例えば、他の無線端末1の通信履歴を取得しなくともよい。なお、間接的な接続関係にある2つの無線端末1のうち一方の無線端末1の通信履歴を他方の無線端末1に中継することは、当該通信履歴を取得することに含まれない。
 管理端末の判定部4は、一定単位時間内に取得された通信履歴に基づいて、グループからはぐれた無線端末1が存在するか否かを判定する。判定部4は、例えば、通信履歴の送受信が実施されるたびに判定を行う。管理端末でない無線端末1の判定部4は、例えば、上記判定を行わなくともよい。
 管理端末の判定部4は、例えば、グループに属する無線端末1のうち通信履歴が取得されなかった無線端末1が、はぐれた無線端末1であると判定する。例えば、管理端末に設定された第1無線端末1aによってN台の無線端末1のうち第3無線端末1cの通信履歴だけが取得できなかった場合、判定部4は、第3無線端末1cをはぐれた無線端末1と判定する。
 管理端末の判定部4は、例えば、どの無線端末1の通信履歴においても接続できなかったことが示されている無線端末1が、はぐれた無線端末1であると判定する。例えば、管理端末に設定された第1無線端末1aによって取得できた通信履歴のいずれにおいても、第3無線端末1cに対応する「他端末との接続状態」が「0」である場合、判定部4は、第3無線端末1cをはぐれた無線端末1と判定する。
 管理端末の報知データ生成部5は、判定部4によりはぐれた無線端末1が少なくとも1つ存在すると判定された場合に、報知データを生成する。管理端末でない無線端末1の報知データ生成部5は、例えば、報知データを生成しなくともよい。
 報知データは、例えば、はぐれた無線端末1ごとに生成される。報知データは、例えば、はぐれた無線端末1を示す情報及びはぐれた無線端末1と最後に通信した他の無線端末1を示す情報を含む。はぐれた無線端末1と最後に通信した他の無線端末1とは、例えば、当該はぐれた無線端末1に対応する「他端末との接続状態」が「0」となるのが最も遅かった無線端末1である。
 下記表2は、実施の形態1における報知データの一例を示す。報知データは、例えば、「はぐれた無線端末の端末番号」及び「最後に通信した無線端末の端末番号」等の項目を含む形式で表される。なお、報知データには、例えば、最後に通信した無線端末1の位置情報が含まれてもよい。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
 報知データは、例えば、「読取装置番号」の項目を含んでもよい。「読取装置番号」は、例えば、通信相手のうち無線端末1でない機器を示す情報である。表2は、無線端末1でない機器との通信が行われなかった場合を例示している。
 管理端末の発報部6は、報知データ生成部5により生成された報知データに基づいて発報する。発報部6は、例えば、報知データが生成されると、警告のために音又は光を発する。発報部6は、例えば、表2に含まれる内容を視覚情報として表示する。管理端末でない無線端末1の発報部6は、例えば、報知データに基づく発報をしなくともよい。
 図3は、実施の形態1における監視システムの動作例を示すフローチャートである。
 各無線端末1は、一定時間ごとに通信履歴を生成する(ステップS101)。各無線端末1は、通信履歴を直接的又は間接的に管理端末に送信する(ステップS102)。間接的な送信とは、管理端末でない無線端末1経由で管理端末に対して送信することである。
 管理端末は、他の無線端末1の通信履歴を受信する(ステップS103)。管理端末は、受信した複数の通信履歴に基づいて、はぐれた無線端末1が存在するか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104で、はぐれた無線端末1が存在しないと判定された場合、ステップS101の処理が行われる。
 ステップS104で、はぐれた無線端末1が存在すると判定された場合、管理端末は、はぐれた無線端末1及び最後に通信した無線端末1を示す報知データを生成する(ステップS105)。管理端末は、報知データに基づいて発報する(ステップS106)。
 実施の形態1において、複数の無線端末1は、予め設定された同一のグループに属し、それぞれの無線通信範囲内に位置する場合に互いに無線通信を行う。判定部4は、他の無線端末1のそれぞれに対して接続できたか否かを示す個々の無線端末1の通信履歴に基づいて、グループからはぐれた無線端末1が存在するか否かを判定する。報知データ生成部5は、判定部4によりはぐれた無線端末1が少なくとも1つ存在すると判定された場合に、はぐれた無線端末1を示す情報及びはぐれた無線端末1と最後に通信した他の無線端末1を示す情報を含む報知データを生成する。発報部6は、報知データ生成部5により生成された報知データに基づいて発報する。はぐれた無線端末1を携帯するメンバーは、最後に通信した無線端末1を携帯するメンバーの近くに居ると推定される。このため、グループから誰かがはぐれた場合に、はぐれたメンバーの探索を容易にすることができる。
 実施の形態1において、無線端末1は、直接的あるいは間接的に接続されている他の無線端末1との間で通信履歴の送受信を行う。判定部4は、例えば、いずれの通信履歴においても同一の無線端末1に対して接続できなかったことが示されている場合、グループからはぐれた無線端末1が存在すると判定する。このため、個々の無線端末の無線通信範囲が狭い場合であっても、多人数のグループから誰かがはぐれたことを検出できる。
 実施の形態1において、同一のグループに属する複数の無線端末1のうち少なくとも1つの無線端末1は、判定部4、報知データ生成部5及び発報部6を有する。このため、例えば、グループから誰かがはぐれた場合に、グループに属する他のメンバーが携帯する管理端末から報知データを発報することができる。
 実施の形態1において、例えば、1つのグループ内に複数の管理端末が存在してもよい。また、例えば、同一のグループに属する全ての無線端末1が管理端末として設定されてもよい。この場合、グループから誰かがはぐれたことを各メンバーに対して迅速に知らせることができる。
 実施の形態1において、管理端末でない無線端末1は、例えば、通信部2及び通信履歴生成部3以外の機能を有していなくともよい。この場合、管理端末でない無線端末1の構成を単純化できる。
実施の形態2.
 図4は、実施の形態2における監視システムの構成図である。図4において、複数の無線端末1は、符号に英字が付されることで区別される。
 図4に示すように、実施の形態2における監視システムは、読取装置7及び管理サーバ8を備える。読取装置7は、例えば、管理サーバ8と有線で接続されている。読取装置7は、例えば、複数設けられている。個々の読取装置7は、例えば、固有の読取装置番号を有する。読取装置7は、例えば、外部アンテナ又は基地局等である。
 図4に示すように、管理サーバ8は、例えば、判定部4、報知データ生成部5、発報部6及び記憶部9を有する。
 読取装置7は、無線端末1との無線通信を行う。読取装置7は、間接的に接続されている無線端末1とも通信可能である。読取装置7は、無線端末1から通信履歴を受信する。
 管理サーバ8は、読取装置7を介して、同一のグループに属する無線端末1のそれぞれの通信履歴を取得する。通信履歴の取得は、例えば、定期的に実施される。通信履歴の取得は、例えば、1回につき予め設定された一定単位時間だけ継続される。取得された通信履歴は、例えば、記憶部9に記憶される。
 下記表3は、実施の形態2における通信履歴の一例を示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000003
 表3は、同一のグループに全部でN台の無線端末1が属する場合における第2無線端末1bの通信履歴を例示している。表3は、グループに属するN台の無線端末1のうち第3無線端末1cとだけは接続できなかった場合を示している。また、表3は、「読取装置番号」が「1」である読取装置7を経由して、管理サーバ8により通信履歴が取得された場合を示している。
 管理サーバ8の判定部4は、例えば、記憶部9に記憶された通信履歴に基づいて、グループからはぐれた無線端末1が存在するか否かを判定する。
 管理サーバ8の報知データ生成部5は、判定部4によりはぐれた無線端末1が少なくとも1つ存在すると判定された場合に、報知データを生成する。
 下記表4は、実施の形態2における報知データの一例を示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000004
 表4は、「読取装置番号」が「1」である読取装置7を経由して、管理サーバ8により通信履歴が取得された場合を示している。なお、報知データには、例えば、通信履歴を受信した読取装置7の位置情報が含まれてもよい。
 管理サーバ8の発報部6は、報知データ生成部5により生成された報知データに基づいて発報する。発報部6は、例えば、報知データが生成されると、警告のために音又は光を発する。発報部6は、例えば、表4に含まれる内容を視覚情報として表示する。
 図5は、実施の形態2における監視システムの動作例を示すフローチャートである。
 各無線端末1は、一定時間ごとに通信履歴を生成する(ステップS201)。読取装置7は、受信した通信履歴を管理サーバ8にそのまま転送する(ステップS202)。
 管理サーバ8は、読取装置7経由で無線端末1の通信履歴を受信する(ステップS203)。管理サーバ8は、受信した通信履歴を記憶部9に格納する(ステップS204)。
 管理サーバ8は、受信した複数の通信履歴に基づいて、はぐれた無線端末1が存在するか否かを判定する(ステップS205)。ステップS205で、はぐれた無線端末1が存在しないと判定された場合、ステップS201の処理が行われる。
 ステップS205で、はぐれた無線端末1が存在すると判定された場合、管理サーバ8は、はぐれた無線端末1、最後に通信した無線端末1及び通信履歴を受信した読取装置7を示す報知データを生成する(ステップS206)。管理サーバ8は、報知データに基づいて発報する(ステップS207)。
 実施の形態2において、管理サーバ8は、無線端末1から無線通信で通信履歴を受信する読取装置7と電気的に接続されている。管理サーバ8は、例えば、判定部4、報知データ生成部5及び発報部6を有する。このため、例えば、グループから誰かがはぐれた場合に、グループに属していない監視者に対して報知データを発報することができる。
 実施の形態2において、管理サーバ8の報知データ生成部5は、判定部4によりはぐれた無線端末1が少なくとも1つ存在すると判定された場合に、通信履歴を受信した読取装置7を示す情報を含む報知データを生成する。はぐれた無線端末1を携帯するメンバーは、当該読取装置7が設置されている位置の近くに居ると推定される。このため、グループから誰かがはぐれた場合に、はぐれたメンバーの探索を更に容易にすることができる。
 実施の形態2において、管理サーバ8の報知データ生成部5は、例えば、判定部4によりはぐれた無線端末1が少なくとも1つ存在すると判定された後に、はぐれた無線端末1の通信履歴を読取装置7が受信した場合、当該読取装置7を示す情報を含む新しい報知データを生成してもよい。つまり、例えば、はぐれたメンバーが自分で読取装置7の付近に移動してきた場合に、その旨を発報してもよい。この場合、はぐれたメンバーの探索を更に容易にすることができる。
 実施の形態2において、例えば、複数の無線端末1のうち少なくとも1つは、管理端末であってもよい。管理端末の判定部4は、例えば、実施の形態1と同様に判定を行ってもよい。管理端末は、例えば、どの無線端末1がはぐれた無線端末1であるのかを示す情報を管理サーバ8に送信してもよい。当該情報は、例えば、下記表5に示すように、通信履歴と同様の形式で表されてもよい。はぐれた無線端末1は、当該情報における「自端末番号」で示されている。表5は、第3無線端末1cがはぐれた無線端末1であると管理端末によって判定された場合を例示している。管理サーバ8の報知データ生成部5は、例えば、当該情報に基づいて報知データを生成してもよい。この場合、管理サーバ8で判定部4の処理を行う必要がないため、処理負荷を低減できる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000005
 実施の形態1及び2において、無線端末1は、屋外で用いられてもよいし、屋内で用いられてもよい。また、読取装置7は、屋外に設置されてもよいし、屋内に設置されてもよい。
 実施の形態1及び2における監視システムによれば、例えば、被災地のビル内で避難し遅れている人間を検知することができる。また、監視システムによれば、例えば、パックツアーの団体行動からはずれた人間を検知することができる。これらの場面で必要となる無線端末1間の通信可能距離は、例えば、約50メートルである。
 実施の形態1及び2における監視システムによれば、例えば、地下工事の作業場所に取り残されている人間を検知することができる。また、監視システムによれば、例えば、園児の遠足時に団体行動からはずれた人間を検知することができる。これらの場面で必要となる無線端末1間の通信可能距離は、例えば、約30メートルである。
 図6は、無線端末のハードウェア構成図である。
 無線端末1における通信部2、通信履歴生成部3、判定部4、報知データ生成部5及び発報部の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図6は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
 処理回路の少なくとも一部が、少なくとも1つの専用ハードウェア50である場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
 処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、無線端末1の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPとも呼ぶ。メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
 このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、無線端末1の各機能を実現することができる。なお、管理サーバ8の各機能も、図6に示す処理回路と同様の処理回路により実現される。
 以上のように、この発明は、はぐれたメンバーの探索を容易にするシステムに利用できる。
1 無線端末
1a 第1無線端末
1b 第2無線端末
1c 第3無線端末
2 通信部
3 通信履歴生成部
4 判定部
5 報知データ生成部
6 発報部
7 読取装置
8 管理サーバ
9 記憶部
50 専用ハードウェア
51 プロセッサ
52 メモリ

Claims (6)

  1.  それぞれの無線通信範囲内に位置する場合に互いに無線通信を行う複数の無線端末と、
     他の無線端末のそれぞれに対して接続できたか否かを示す個々の無線端末の通信履歴に基づいて、はぐれた無線端末が存在するか否かを判定する判定部と、
     前記判定部によりはぐれた無線端末が存在すると判定された場合に、はぐれた無線端末を示す情報及びはぐれた無線端末と最後に通信した無線端末を示す情報を含む報知データを生成する報知データ生成部と、
     前記報知データ生成部により生成された報知データに基づいて発報する発報部と、
    を備えた監視システム。
  2.  無線端末は、直接的あるいは間接的に接続されている他の無線端末との間で通信履歴の送受信を行い、
     前記判定部は、いずれの通信履歴においても同一の無線端末に対して接続できなかったことが示されている場合、はぐれた無線端末が存在すると判定する請求項1に記載の監視システム。
  3.  少なくとも1つの無線端末は、前記判定部、前記報知データ生成部及び前記発報部を有する請求項1又は2に記載の監視システム。
  4.  無線端末から無線通信で通信履歴を受信する読取装置と電気的に接続された管理サーバを更に備え、
     前記管理サーバは、前記判定部、前記報知データ生成部及び前記発報部を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の監視システム。
  5.  前記報知データ生成部は、前記判定部によりはぐれた無線端末が存在すると判定された場合に、通信履歴を受信した読取装置を示す情報を含む報知データを生成する請求項4に記載の監視システム。
  6.  前記報知データ生成部は、前記判定部によりはぐれた無線端末が存在すると判定された後に、はぐれた無線端末の通信履歴を読取装置が受信した場合、当該読取装置を示す情報を含む報知データを生成する請求項4又は5に記載の監視システム。
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