JP6186885B2 - 移動端末 - Google Patents

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Description

本発明は、移動端末に関するものである。
従来、自然災害などの災害が発生した際に、移動端末を所持するユーザの状況を特定してユーザをより安全に避難誘導するための情報を生成する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−210205号公報
しかしながら、従来の技術では、災害によって身動きがとれなくなった者(被災者)の救出には役立たない恐れがある。本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、災害によって身動きがとれなくなった者(被災者)の救出に貢献する技術を提供する。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である移動端末は、通信部と、緊急状態であるか否かを判断する緊急状態判断部と、前記緊急状態判断部による判断結果に基づいて、他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように前記通信部を制御する通信制御部と、自移動端末のユーザの安否を判断する安否判断部とを備え、前記通信制御部は、前記安否判断部による判断結果に基づいて、自移動端末のユーザの安否情報を送信するように前記通信部を制御し、かつ、緊急時に、自移動端末のユーザの無事が確認できないときは、他端末のユーザの安否情報に基づいて無事が確認された他ユーザの他端末を宛先として、自移動端末のユーザの安否情報を送信するように前記通信部を制御する
本発明の態様によれば、緊急時にはP2Pネットワークが形成されるため、被災者を救出できる可能性が高まる。即ち、被災者の救出に貢献することができる。
本発明の第1の実施形態による移動端末の機能ブロック図の一例である。 本発明の第1の実施形態による移動端末の機能ブロック図の他の例である。 本発明の第1の実施形態による移動端末の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による移動端末の機能ブロック図の一例である。 本発明の第2の実施形態による移動端末の機能ブロック図の一例である。 本発明の第2の実施形態による移動端末の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による移動端末の動作の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態による移動端末1の機能ブロック図の一例である。移動端末1は、図1に示すように、CPU10、タッチディスプレイ20、通信部40、及び、記憶部90を備える。CPU10は、緊急状態判断部100及び通信制御部120を含む。タッチディスプレイ20は、表示部22及び操作部24を含む。
通信部40は、通信制御部120の制御に従って外部と通信する。例えば、通信部40は、通信制御部120の制御に従ってP2Pプロトコル(例えば、IEEE802.11)によって他の装置(例えば他端末)と通信する。また、例えば、通信部40は、通信制御部120の制御に従ってIP(インターネットプロトコル)によって他の装置(例えばサーバ)と通信する。表示部22は表示画面を有し、当該表示画面上に種々の情報を表示する。操作部24は、ユーザの操作を受け付ける。例えば、表示画面上のタッチ操作や、筐体に設けられた各種ボタンの押下操作などを受け付ける。記憶部90は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部90は、CPU10の処理によって参照等される情報などを記憶する。
緊急状態判断部100は、現在の状態が緊急状態であるか否かを判断する。緊急状態とは、人的被害を生じ得る事象が発生した状態であって、一例として、自然災害(例えば、地震、津波、噴火、竜巻)、事故(例えば、交通事故、爆発事故、崩落事故)、事件(例えば、犯罪行為、テロ行為)、暴動、軍事衝突などが発生した状態である。
具体的には、緊急状態判断部100は、外部から特定の情報を受信(取得)した場合に、緊急状態であると判断する。例えば、通信部40が地震速報を受信し、通信部40から当該地震速報(若しくは地震速報を受信した旨の通知)を受信した場合に、緊急状態判断部100は、緊急状態であると判断する。関係部門(気象庁や市町村)から提供される他の情報(例えば津波警報など)を受信した場合も同様に、緊急状態判断部100は、緊急状態であると判断する。
緊急状態判断部100は、外部から特定の情報を受信した場合に常に緊急状態であると判断してもよいが、受信情報の中身に応じて緊急状態であるか否かを判断してもよい。例えば、緊急状態判断部100は、地震速報を受信した場合に、「居場所(移動端末1の所在地)」の震度が所定の閾値(例えば震度4)未満であるときは緊急状態でないと判断し、「居場所」の震度が所定の閾値以上であるときは緊急状態であると判断してもよい。
「居場所」の震度は、例えば、地震速報を送信(又は転送)する外部の装置が、複数地域夫々の震度情報を識別可能に含む地震速報を送信し(例えば、市町村コードなどの地域コードに対応付けて震度の値を送信し)、移動端末1が、地震速報から「居場所」に係る震度情報を抽出することによって把握される。また、夫々の地域毎に夫々の地域の震度情報を含む地震速報を送信することによって(例えば、○県○市の震度の値を含む地震速報を○県○市内の端末宛に送信し、△県△市の震度の値を含む地震速報を△県△市内の端末に送信することによって)、移動端末1が、「居場所」の震度を把握してもよい。
なお、外部の装置が複数地域夫々の震度情報を識別可能に含む地震速報を送信する態様の場合、移動端末1は「居場所」を認識する必要があるが、「居場所」は、活動エリアとして、ユーザに予め入力(登録)させておけばよい。また、ユーザが別目的のため既に入力した情報(例えば、天気予報の地域指定情報)による場所を「居場所」としてもよい。また、移動端末1が公衆無線LANに接続する機能を有する場合には、接続先のアクセスポイント(以下、AP)から、当該APの設置場所情報を受信し、最新の設置場所情報による場所を「居場所」としてもよい。また、移動端末1が携帯電話網に接続する機能を有する場合には(即ち移動局でもある場合)、存圏の基地局から、当該基地局の設置場所情報を受信し、最新の設置場所情報による場所を「居場所」としてもよい。また、移動端末1がGPS機能を有する場合には、GPS機能によって得られる位置情報による場所を「居場所」としてもよい。
なお、緊急状態判断部100は、外部から特定の情報を受信した場合に緊急状態であると判断することに代えて、又は、加えて、他の場合に緊急状態であると判断してもよい。例えば、緊急状態判断部100は、ユーザが特定の操作を行った場合に、緊急状態であると判断してもよい。即ち、操作部24が特定の操作を受け付け、操作部24から当該特定の操作があった旨の通知を受信した場合に、緊急状態判断部100は、緊急状態であると判断してもよい。なお、特定の操作は、通常の使用状態においては偶然に操作され難い操作(例えば、表示画面において時計回りに二重丸を描くような動作)であってもよい。また、緊急状態判断部100は、周囲に特定の音があった場合に、緊急状態であると判断してもよい。即ち、緊急状態に生じ得る音(例えば、爆発音、報知器の報知音)のパターンを示したパターンデータを記憶部90に予め記憶しておき、非図示のマイクによって入力された音が、記憶部90に記憶されているパターンデータと一致(又は類似)する場合に、緊急状態判断部100は、緊急状態であると判断してもよい。また、移動端末1が、図2に示すように加速度センサ30を更に備える場合には、緊急状態判断部100は、緊急状態の衝撃であると判断される衝撃があった場合に、緊急状態であると判断してもよい。即ち、緊急状態に生じ得る加速度のパターンを示したパターンデータを記憶部90に予め記憶しておき、加速度センサ30によって検出された移動端末1に加わる加速度が、記憶部90に記憶されているパターンデータと一致(又は類似)する場合に、緊急状態判断部100は、緊急状態であると判断してもよい。なお、緊急状態判断部100は、加速度センサ30以外の他のセンサ(例えば、煙センサ、ガスセンサ)による検出値を用いて、同様に、緊急状態であると判断してもよい。
緊急状態判断部100は、現在の状態が緊急状態であるか否かを判断したときは、判断結果を通信制御部120に出力する。なお、緊急状態判断部100は、現在の状態が緊急状態であると判断したときに限って、緊急状態である旨の判断結果を緊急状態判断部100に出力してもよい。
通信制御部120は、通信部40を制御する。例えば、通信制御部120は、ユーザの操作に応じて通信部40を制御する。また、通信制御部120は、上記に加えて、緊急状態判断部100による判断結果に基づいて通信部40を制御する。具体的には、通信制御部120は、緊急状態である旨の判断結果を緊急状態判断部100から取得した場合に、他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部120は、接続可能な他端末が周囲に存在するか否かをサーチし、サーチによって見つかった他端末と接続するように通信部40を制御する。なお、通信制御部120の制御によって形成されるP2Pネットサークの一例は、根ノード、枝ノード、葉ノードなどから構成されるクラスタ構造(ツリー構造)のP2Pネットワークである。
通信制御部120は、インターネットに接続可能な少なくとも1台のノードを含む、P2Pネットワークを形成するように通信部40を制御してもよい。つまり、通信制御部120は、当該P2Pネットワークに所属するノードのうち少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能なノードであるようなP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御してもよい。これにより、形成されたP2Pネットワークに属する他端末を介してインターネットにアクセスすることができるようになる。
また、通信制御部120は、所定数以下のノードから構成される、P2Pネットワークを形成するように通信部40を制御してもよい。つまり、通信制御部120は、当該P2Pネットワークに所属するノードのノード数が所定数以下であるようなP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御してもよい。これにより、P2Pネットワークが無限に拡大することによる問題を回避することができる。
図3は、本発明の第1の実施形態による移動端末1の動作の一例を示すフローチャートである。緊急状態判断部100は、現在の状態が緊急状態であるか否か判断する(ステップS10)。現在の状態が緊急状態でないと判断した場合(ステップS10;No)、図3のフローチャートは終了する。即ち、P2Pネットワークが形成されずに処理が終了する。
ステップS10において、現在の状態が緊急状態であると判断した場合(ステップS10;Yes)、緊急状態判断部100は、緊急状態である旨の判断結果を通信制御部120に出力する。緊急状態である旨の判断結果を取得した通信制御部120は、周囲に接続先の他端末があるか否かを判断する(ステップS12)。即ち、通信制御部120は、通信部40を制御し、自通信端末1に接続可能な他端末をサーチする。通信制御部120は、周囲に接続先の他端末がないと判断した場合(ステップS12;No)、図3のフローチャートは終了する。即ち、P2Pネットワークが形成されずに処理が終了する。
ステップS12において、周囲に接続先の他端末があると判断した場合(ステップS12;Yes)、通信制御部120は、当該他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御する(ステップS14)。つまり、移動端末1は、P2Pネットワークのノードとなる。ステップS14に続いて、通信制御部120は、自ノード(自移動端末1)がインターネットに接続可能か否かを判断する(ステップS16)。例えば、通信制御部120は、通信部40を制御し、インターネットへの接続を試みることにより、自ノードがインターネットに接続可能か否かを判断してもよい。通信制御部120は、自ノードがインターネットに接続可能であると判断した場合(ステップS16:Yes)、図3のフローチャートは終了する。即ち、インターネットに接続可能なノードを含む、P2Pネットワークが形成され処理が終了する。
ステップS16において、通信制御部120は、自ノードがインターネットに接続可能でないと判断した場合(ステップS16:Yes)、自ノードが属するP2Pネットワークに属する他ノードの少なくとも1台がインターネットに接続可能であるか否かを判断する(ステップS18)。例えば、通信制御部120は、通信部40を介して、インターネットに接続可能であるか否かを示した情報(接続状況情報)を他ノードから受信し、当該接続状況情報に基づいて、他ノードがインターネットに接続可能であるか否かを判断する。なお、P2Pネットワークに含まれる他ノードの夫々は、例えは、通信制御部120と同様の方法によってインターネットに接続可能か否かを判断してもよい。また、P2Pネットワークに複数の他ノード(例えば、他ノードA、他ノードB、他ノードC、…)が存在(所属)する場合には、通信制御部120は、他ノード夫々の接続状況情報(他ノードAの接続状況情報、他ノードBの接続状況情報、…)を受信してもよいし、他ノード夫々の接続状況情報を纏めた接続状況情報を受信してもよい。通信制御部120は、他ノードの少なくとも1台がインターネットに接続可能であると判断した場合(ステップS18:Yes)、図3のフローチャートは終了する。即ち、インターネットに接続可能なノードを含む、P2Pネットワークが形成され処理が終了する。
ステップS18において、他ノードの全てがインターネットに接続可能でないと判断した場合(ステップS18:No)、先の実行したステップS14の処理において接続した他端末との接続を切断する(ステップS20)。つまり、先のステップS14の処理において形成したP2Pネットワークに所属するノードの中に、自ノードも含め1台もインターネットに接続可能なノードが存在しないときは、通信制御部120は、通信部40を制御し、当該P2Pネットワークから離脱する。ステップS20に続いて、通信制御部120は、他の接続先があるか否かを判断する(ステップS22)。通信制御部120は、他の接続先がないと判断した場合には(ステップS22:No)、既に接続した何れかの接続先に再接続する(ステップS24)。そして、図3のフローチャートは終了する。即ち、インターネットに接続可能なノードを含まない、P2Pネットワークが形成され処理が終了する。
ステップS22において、他の接続先があると判断した場合には(ステップS22:Yes)、ステップS14に戻って、ステップS14以下を再度実行する。
図3のフローチャートによれば、通信制御部120は、インターネットに接続可能なノードを1台も含まないP2Pネットワークよりも優先して、少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能であるP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御している。つまり、少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能であるP2Pネットワークを形成することができるときは、少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能であるP2Pネットワークを形成し、少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能であるP2Pネットワークを形成することができないときに、インターネットに接続可能なノードを1台も含まないP2Pネットワークを形成している。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS22から戻って再度実行する場合にはステップS14に続いてステップS18を実行してもよい(ステップS16は省略してもよい)。また、図3のフローチャートにおいて、P2Pネットワークから離脱した後に他の接続先をサーチしているが(ステップS20、ステップS22)、P2Pネットワークに属したまま他の接続先をサーチしてもよい。
また、図3のフローチャートでは、一旦、あるP2Pネットワークに属し、当該P2Pネットワークにおいて、少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能であるか否かを判断し、1台もインターネットに接続可能でない場合に、他のP2Pネットワークに再度属するようにしているが、P2Pネットワークに属する前に上記判断を行ってもよい。例えば、緊急状態である旨の判断結果を取得した通信制御部120は、自移動端末1がインターネットに接続可能であるか否かを判断し、自移動端末1がインターネットに接続可能でない場合には、サーチされた複数の他端末の夫々から、当該他端末に接続した場合に少なくとも1台(サーチされた他端末、又は、サーチされた他端末が属するP2Pネットワークに属している他端末のうち少なくとも1台)のノードがインターネットに接続可能であるか否かを示す情報を受信し、当該他端末に接続した場合に少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能である他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御してもよい。なお、通信制御部120は、サーチされた全部の他端末から、何れのノードもインターネットに接続可能でない旨を示す情報を受信した場合には、サーチされた何れかの他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御すればよい。また、自移動端末1がインターネットに接続可能である場合にはサーチされた何れかの他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御すればよい。
なお、図3のフローチャートは、自移動端末1がインターネットに接続する機能を有している場合を前提としているが、自移動端末1がインターネットに接続する機能を元々有していない場合には、ステップS14に続いてステップS18を実行してもよい(ステップS16は省略してもよい)。
なお、図3のフローチャートは、上述の如く、インターネットに接続可能なノードを1台も含まないP2Pネットワークよりも優先して、少なくとも1台のノードがインターネットに接続可能であるP2Pネットワークを形成する場合の処理の一例を示しているが、通信制御部120は、同様の処理によって、所定数を超えるノードから構成されるP2Pネットワークよりも優先して、所定数を超えないノードから構成されるP2Pネットワークを形成するようにしてもよい。
例えば、通信制御部120は、一旦、あるP2Pネットワークに属し、当該P2Pネットワークに属するノード数が所定数以下であるか否かを判断し、属するノード数が所定数を越える場合に、他のP2Pネットワークに再度属するようにしてもよい。また、通信制御部120は、P2Pネットワークに属する前に上記判断を行ってもよい。即ち、サーチされた複数の他端末の夫々から、当該他端末が既にP2Pネットワークに属しているか否かを示す情報や当該他端末が既にP2Pネットワークに属している場合には当該P2Pネットワークに属するノード数を示す情報を受信し、当該他端末に接続した場合にノード数が所定数以下となる他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御してもよい。なお、通信制御部120は、サーチされた全部の他端末から、ノード数が所定数以上である旨を示す情報を受信した場合には、サーチされた何れかの他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御すればよい。
以上、第1の実施形態による移動端末1によれば、緊急時にはP2Pネットワークが自動的に形成されるため、被災者となった移動端末1のユーザを救出できる可能性が高まる。即ち、被災者の救出に貢献することができる。
なお、第1の実施形態による移動端末1(第2の実施形態による移動端末2も同様)は、非図示のブザーや非図示のスピーカを備え、P2Pネットワークが形成されたときや、P2Pネットワークに属する他端末から所定の情報(位置問合情報)を受信したときに、位置を報知する報知音(報知音声)を出力してもよい。
(第2の実施形態)
図4及び図5は、本発明の第2の実施形態による移動端末2の機能ブロック図の一例である。移動端末2は、図4に示すように、CPU12、タッチディスプレイ20、通信部40、及び、記憶部92を備える。CPU12は、緊急状態判断部100、安否判断部110及び通信制御部122を含む。タッチディスプレイ20は、表示部22及び操作部24を含む。なお、移動端末2におけるタッチディスプレイ20、通信部40及び緊急状態判断部100は、移動端末1におけるタッチディスプレイ20、通信部40及び緊急状態判断部100と同様である。記憶部92は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部92は、CPU12の処理によって参照等される情報などを記憶する。
安否判断部110は、自移動端末2のユーザの安否(無事であるか否か)を判断する。具体的には、安否判断部110は、ユーザによる特定の操作の有無に応じて安否を判断する。例えば、操作部24が特定の操作を受け付け、操作部24から当該特定の操作があった旨の通知を取得した場合に、安否判断部110は自移動端末2のユーザが無事でないと判断する。なお、緊急状態判断部100が緊急状態であると判断してから所定の時間内に操作部24から特定の操作があった旨の通知を取得しなかった場合に、安否判断部110は自移動端末2のユーザが無事でないと判断してもよい。
なお、安否判断部110は、ユーザによる特定の操作の有無に応じて安否を判断することに代えて、又は、加えて、他の事柄に応じて安否を判断してもよい。例えば、緊急状態判断部100は、ユーザの特定の声に応じて安否を判断してもよい。即ち、無事でないときに生じ得る声(例えば、呻き声、救出を求める声)のパターンを示したパターンデータを記憶部92に予め記憶しておき、非図示のマイクによって入力された音が、記憶部92に記憶されているパターンデータと一致(又は類似)する場合に、安否判断部110は、無事でないと判断してもよい。また、移動端末2が、図5に示すように明るさセンサ32(照度センサ等)や位置測定部34(例えば、GPS)などのセンサを更に備える場合には、安否判断部110は、センサの検出値に基づいて安否を判断してもよい。例えば、緊急状態判断部100が緊急状態であると判断した後に明るさセンサ32による検出値が全く変化しない場合には、安否判断部110は自移動端末2のユーザが無事でないと判断してもよい。即ち、緊急時には、ユーザは、他者との連絡を取るためや外部から情報を入手するため移動端末2を操作する可能性が高く、当該操作に伴って移動端末2の明るさセンサ32の検出値も変化する可能性が高いと予想されるが、仮にユーザが意識を失っている状態や身動きがとれない状態にあるときには移動端末2の操作がなされないため検出値に変化がないと考えられるからである。また、緊急状態判断部100が緊急状態であると判断した後に位置測定部34による検出値が全く変化しない場合に、安否判断部110は自移動端末2のユーザが無事でないと判断してもよい。即ち、緊急時には、ユーザは、同じ場所に留まるとしても少しは移動(例えば、管理者による点呼の際の移動、食料調達などによる移動、電波状態のより良い場所への移動)する筈であるが、ユーザが意識を失っている状態であるときや身動きがとれない状態にあるときには移動端末2が移動しないため検出値に変化がないと考えられるからである。なお、安否判断部110は、上記センサ以外の他のセンサ(例えば、加速度センサ)による検出値を用いて、同様に、ユーザの安否を判断してもよい。即ち、安否判断部110は、ユーザが意識を失っている状態であるか否か又は身動きがとれない状態にあるか否かに応じて異なる検出値が出力される想定される何れかのセンサの検出値に基づいて、ユーザの安否を判断してもよい。
安否判断部110は、ユーザの安否を判断したときは、判断結果を通信制御部122に出力する。なお、安否判断部110は、無事でないと判断したときに限って、無事でない旨の判断結果を通信制御部122に出力してもよい。
通信制御部122は、移動端末1の通信制御部120と同様、ユーザの操作に応じて通信部40を制御する。また、通信制御部122は、移動端末1の通信制御部120と同様、緊急状態判断部100による判断結果に基づいて通信部40を制御する。また、通信制御部122は、上記に加えて、安否判断部110による判断結果に基づいて、自移動端末2のユーザの安否情報を送信するように通信部40を制御する。つまり、通信制御部122は、緊急状態判断部100による判断結果に基づいて他端末と接続してP2Pネットワークを形成し、更に、安否判断部110による判断結果に基づいて当該P2Pネットワーク上の他端末に対し、当該ユーザの安否情報を送信するように通信部40を制御する。なお、通信制御部122は、無事でない旨の判断結果を安否判断部110から取得した場合に、当該ユーザの安否情報(救出依頼)を送信するように通信部40を制御してもよい。
図6は、本発明の第2の実施形態による移動端末の動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、図6(a)は、自ノードのユーザの安否情報を送信するときの動作の一例である。図6(a)のフローチャート(図6(b)、図7の各フローチャートも同様)の開始時において、自移動端末2は、第1の実施形態の移動端末1と同様の方法(図3参照)により他端末に接続し、P2Pネットワークを形成しているものとする。なお、図6(b)のフローチャートについては後述する。
図6(a)のフローチャートにおいて、安否判断部110は、自ノード(移動端末2)のユーザの安否を判断する(ステップS32)。安否判断部110は、無事であると判断したときは(ステップS32;Yes)、図6のフローチャートは終了する。安否判断部110は、無事でないと判断したときは(ステップS32;No)、無事でない旨の判断結果を通信制御部122に出力する。無事でない旨の判断結果を取得した通信制御部122は、ユーザの安否情報(救出依頼)を送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、ユーザの安否情報(救出依頼)をP2Pネットワーク上の他ノード(接続先の端末)に送信する(ステップS36)。そして、図6(a)のフローチャートは終了する。なお、移動端末2は自ノードの位置が把握される場合(例えば、図5に示すように位置測定部34を備える場合)には、ステップS36の処理において自ノードの位置情報とともに安否情報(救出依頼)を送信してもよい。
以上、第2の実施形態による移動端末2によれば、通信制御部122は、緊急時(緊急状態判断部100によって緊急状態であると判断された場合)に、他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように通信部40を制御し、また、自ノード(移動端末2)のユーザの無事が確認できないときは(安否判断部110によって無事であると判断されていないときは)、安否情報(救出依頼)をP2Pネットワークの他ノードに送信する。従って、ユーザを救出できる可能性が更に高まる。
以下、第2の実施形態による移動端末2に関して、具体例を用いて更に説明する。
通信制御部122は、緊急時に、自移動端末2のユーザの無事が確認できないときは、他端末のユーザの安否情報に基づいて無事が確認された他ユーザの他端末を宛先として、自移動端末2のユーザの安否情報を送信するように通信部40を制御してもよい。また、通信制御部122は、緊急時に、P2Pネットワークに接続された第1の他端末から安否情報を受信した場合において、自移動端末2のユーザの無事が確認できないときは、P2Pネットワークに接続された第2の他端末に他端末から受信した安否情報を転送するように通信部40を制御してもよい。
図6(b)は、自ノードのユーザの安否情報を送信するとき、及び、他ノードのユーザの安否情報を受信したときの動作の一例である。図6(b)のフローチャートにおいて、通信制御部122は、他ノード(P2Pネットワーク上の全部の他ノード)のユーザの安否情報(安否判断結果)を受信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードのユーザの安否情報(安否判断結果)をP2Pネットワーク上の他ノード(例えば、接続先の端末)から受信する(ステップS40)。
ステップS40に続いて、安否判断部110は、自ノード(移動端末2)のユーザの安否を判断する(ステップS42)。安否判断部110は、無事であると判断したときは(ステップS42;Yes)、ユーザが無事である旨の判断結果を通信制御部122に出力する。ユーザが無事である旨の判断結果を取得した通信制御部122は、自ノードのユーザの安否情報(安否判断結果/無事)を送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、自ノードのユーザの安否情報(安否判断結果/無事)をP2Pネットワーク上の他ノード(例えば、接続先の端末)に送信する(ステップS45)。
一方、安否判断部110は、無事でないと判断したときは(ステップS42;No)、ユーザが無事でない旨の判断結果を通信制御部122に出力する。ユーザが無事でない旨の判断結果を取得した通信制御部122は、自ノードのユーザの安否情報(救出依頼)を、無事なユーザ宛に送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、自ノードのユーザの安否情報(救出依頼)をP2Pネットワーク上の無事なユーザの他ノード宛に送信する(ステップS46)。なお、無事なユーザであるか否かは、ステップS40において取得した安否判断結果から判断する。なお、移動端末2は自ノードの位置が把握される場合(例えば、図5に示すように位置測定部34を備える場合)には、ステップS46の処理において自ノードの位置情報とともに安否情報(救出依頼)を送信してもよい。
ステップS45又はステップS46に続いて、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信したか否かを判断する(ステップS50)。他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信していないと判断した場合(ステップS50;No)、図6(b)のフローチャートは終了する。
一方、通信制御部122は、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信したと判断した場合(ステップS50;Yes)、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信した旨の通知を安否判断部110に出力する。当該通知を取得した安否判断部110は、ステップS42と同様、自ノードのユーザの安否を判断する(ステップS52)。安否判断部110は、無事であると判断したときは(ステップS52;Yes)、図6(b)のフローチャートは終了する。当該場合、移動端末2のユーザは無事であるため、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)に従って当該他ノードのユーザを救助すべく行動することができる。
一方、安否判断部110は、無事でないと判断したときは(ステップS52;No)、ユーザが無事でない旨の判断結果を通信制御部122に出力する。ユーザが無事でない旨の判断結果を取得した通信制御部122は、他ノードから受信した他ノードのユーザの安否情報(救出依頼)を転送するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードから受信した他ノードのユーザの安否情報(救出依頼)をP2Pネットワーク上の他ノードに転送する(ステップS56)。そして、図6(b)のフローチャートは終了する。当該場合、移動端末2のユーザは無事でないため、他ノードのユーザの救助を更に別のユーザに託すことができる。なお、ステップS56の処理において、他ノードのユーザの安否情報を、無事なユーザ宛に送信してもよい。
また、通信制御部122は、緊急時に、自移動端末のユーザの無事が確認できないときは、他端末のインターネットへの接続状況情報に基づいてインターネットに接続可能な他端末を宛先として、自移動端末のユーザの安否情報を送信するように通信部40を制御してもよい。また、通信制御部122は、緊急時に、P2Pネットワークに接続された第1の他端末から安否情報を受信した場合において、自移動端末がインターネットに接続可能であるときは、インターネットを介して当該安否情報を所定の宛先に転送するように通信部40を制御してもよい。また、通信制御部122は、緊急時に、P2Pネットワークに接続された第1の他端末から安否情報を受信した場合において、自移動端末がインターネットに接続不能であるときは、P2Pネットワークに接続された第2の他端末に当該安否情報を転送するように通信部40を制御してもよい。
図7は、本発明の第2の実施形態による移動端末2の動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、図7は、自ノードのユーザの安否情報を送信するとき、及び、他ノードのユーザの安否情報を受信したときの動作の他の一例である。図7のフローチャートにおいて、通信制御部122は、他ノード(P2Pネットワーク上の全部の他ノード)のユーザの接続状況情報を受信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードのユーザの接続状況情報をP2Pネットワーク上の他ノード(例えば、接続先の端末)から受信する(ステップS61)。また、通信制御部122は、自ノード(移動端末2)のユーザの接続状況情報を受信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、自ノードのユーザの接続状況情報をP2Pネットワーク上の他ノード(例えば、接続先の端末)に送信する(同ステップS61)。
ステップS61に続いて、安否判断部110は、自ノード(移動端末2)のユーザの安否を判断する(ステップS62)。安否判断部110は、無事であると判断したときは(ステップS62;Yes)、ユーザが無事である旨の判断結果を通信制御部122に出力する。ユーザが無事である旨の判断結果を取得した通信制御部122は、自ノードのユーザの安否情報(安否判断結果/無事)を送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、自ノードのユーザの安否情報(安否判断結果/無事)をP2Pネットワーク上の他ノード(例えば、接続先の端末)に送信する(ステップS65)。
一方、安否判断部110は、無事でないと判断したときは(ステップS62;No)、ユーザが無事でない旨の判断結果を通信制御部122に出力する。ユーザが無事でない旨の判断結果を取得した通信制御部122は、自ノードがインターネットに接続可能か否かを判断する(ステップS64)。例えば、通信制御部122は、通信部40を制御し、インターネットへの接続を試みることにより、自ノードがインターネットに接続可能か否かを判断する。通信制御部122は、自ノードがインターネットに接続可能であると判断した場合(ステップS64:Yes)、自ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を、インターネットを介して、所定の宛先に送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、自ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を、インターネットを介して、所定の宛先に送信する(ステップS66)。なお、所定の宛先は、記憶部92に記憶(登録)されている救急センターなどの災害時の連絡先などである。一方、通信制御部122は、自ノードがインターネットに接続可能でないと判断した場合(ステップS64:No)、自ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を、インターネットに接続可能な他ノード宛に送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、自ノードのユーザの安否情報(救出依頼)をP2Pネットワーク上のインターネットに接続可能な他ノード宛に送信する(ステップS67)。即ち、自ノード(移動端末2)が、自ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を所定の宛先に送信することができなくても、他ノードを介して、所定の宛先に送信することができる。なお、インターネットに接続可能か否かは、ステップS61において取得した接続状況情報から判断すればよい。
ステップS65又はステップS66又はステップS67に続いて、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信したか否かを判断する(ステップS70)。他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信していないと判断した場合(ステップS70;No)、図7のフローチャートは終了する。
一方、通信制御部122は、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を受信したと判断した場合(ステップS70;Yes)、ステップS64と同様、自ノードがインターネットに接続可能か否かを判断する(ステップS74)。通信制御部122は、自ノードがインターネットに接続可能であると判断した場合(ステップS74:Yes)、他ノードから受信した他ノードのユーザの安否情報(救出依頼)を、インターネットを介して、所定の宛先に送信するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードから受信した他ノードのユーザの安否情報(救出依頼)を、インターネットを介して、所定の宛先に送信する(ステップS76)。そして、図7のフローチャートは終了する。一方、通信制御部122は、自ノードがインターネットに接続可能でないと判断した場合(ステップS74:No)、他ノードから受信した他ノードのユーザの安否情報(救出依頼)を、インターネットに接続可能な他ノードに転送するように通信部40を制御する。即ち、通信制御部122は、通信部40を介して、他ノードから受信した他ノードのユーザの安否情報(救出依頼)をP2Pネットワーク上のインターネットに接続可能な他ノードに転送する(ステップS77)。そして、図7のフローチャートは終了する。これにより、自ノード(移動端末2)において、他ノードのユーザの安否情報(救助依頼)を所定の宛先に送信することができないときには、更に別の他ノードに託すことができる。
なお、本発明の各実施形態による移動端末の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の各実施形態による移動端末の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、SDカード、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、2…移動端末 10、12…CPU 20…タッチディスプレイ 22…表示部 24…操作部 30…加速度センサ 32…明るさ測定部 34…位置測定部 40…通信部 90、92…記憶部 100…緊急状態判断部 110…安否判断部 120、122…通信制御部

Claims (7)

  1. 通信部と、
    緊急状態であるか否かを判断する緊急状態判断部と、
    前記緊急状態判断部による判断結果に基づいて、他端末と接続してP2Pネットワークを形成するように前記通信部を制御する通信制御部と
    自移動端末のユーザの安否を判断する安否判断部と
    を備え
    前記通信制御部は、前記安否判断部による判断結果に基づいて、自移動端末のユーザの安否情報を送信するように前記通信部を制御し、かつ、緊急時に、自移動端末のユーザの無事が確認できないときは、他端末のユーザの安否情報に基づいて無事が確認された他ユーザの他端末を宛先として、自移動端末のユーザの安否情報を送信するように前記通信部を制御する
    移動端末。
  2. 請求項1に記載の移動端末において、
    前記通信部は、無線通信により前記P2Pネットワークを形成する
    動端末。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の移動端末において、
    前記通信制御部は、
    インターネットに接続可能な少なくとも1台のノードを含む、P2Pネットワークを形成するように前記通信部を制御する
    動端末。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の移動端末において、
    前記通信制御部は、
    所定数以下のノードから構成される、P2Pネットワークを形成するように前記通信部を制御する
    動端末。
  5. 請求項に記載の移動端末において、
    前記通信制御部は、
    緊急時に、P2Pネットワークに接続された第1の他端末から安否情報を受信した場合において、自移動端末のユーザの無事が確認できないときは、P2Pネットワークに接続された第2の他端末に前記第1の他端末から受信した安否情報を転送するように前記通信部を制御する
    動端末。
  6. 請求項に記載の移動端末において、
    前記通信制御部は、
    緊急時に、自移動端末のユーザの無事が確認できないときは、他端末のインターネットへの接続状況情報に基づいてインターネットに接続可能な他端末を宛先として、自移動端末のユーザの安否情報を送信するように前記通信部を制御する
    動端末。
  7. 請求項に記載の移動端末において、
    前記通信制御部は、
    緊急時に、P2Pネットワークに接続された第1の他端末から安否情報を受信した場合において、自移動端末がインターネットに接続可能であるときは、
    インターネットを介して第1の他端末から受信した安否情報を所定の宛先に送信するように前記通信部を制御し、
    緊急時に、P2Pネットワークに接続された第1の他端末から安否情報を受信した場合において、自移動端末がインターネットに接続不能であるときは、P2Pネットワークに接続された第2の他端末に前記第1の他端末から受信した安否情報を転送するように前記通信部を制御する
    動端末。
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