JP2007269443A - 落鉱回収装置 - Google Patents

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賢一 檀上
Kosei Uehigashi
孝正 上東
Yutaka Hamaguchi
豊 浜口
Koji Yasugi
好治 八杉
Takao Genkai
孝雄 現海
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Abstract

【課題】ベルトコンベアから落下する鉱石やコークスなどの塊状体や粉粒体を回収する装置を提供する。
【解決手段】ベルトコンベアの直下に、上方を開口部とする溝状部材2を両端で高低差が生じるように配置し、前記溝状部材2で上方となる一端側に獅子脅し式洗浄水供給装置1を、下方となる他端側には集水樋3を配置し、前記集水樋の下方には集水ピット4を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルトコンベアから落下する搬送物を回収する装置に関し、鉱石やコークスなどの塊状体や粉粒体の回収に好適なものに関する。
ベルトコンベアによる搬送では、搬送後のベルトリターン経路において、ベルトに付着残留した搬送物が落下する。搬送物が鉱石、石炭、コークス等の原材料の場合、このような現象を落鉱と称し、原材料の損失、人的災害または作業環境の悪化をもたらす。
そのため、落鉱防止板をベルトコンベア経路に沿ってその下方に設置することが一般的に行われるが、落鉱防止から落鉱した原材料の回収に関しては種々の提案がなされている。
特許文献1は、粉状落鉱石処理装置に関し、鉱物搬送コンベアのプーリーおよびベルトクリーナの下部に落鉱処理傾斜板を設け、当該落鉱処理傾斜板を振動させて落鉱を処理すること、及び、上下ベルトコンベアの設置間隔を狭くすることが可能なため、設置場所も小さく工場レイアウトに及ぼす影響も小さいことが記載されている。
特許文献2は、上下ベルトの乗り継ぎ部に設置される落鉱処理装置に関し、上ベルトのプーリ及び上ベルトの戻りベルトの直下に配置される、フラットな床面にL字型断面の形鋼を取り付けた補助ベルトを取り付けて落鉱を回収する装置が記載されている。
特許文献3は、鉱物搬送コンベアの乗り継ぎ部における落鉱処理装置に関し、乗り継ぎ部の下方に傾斜床を配置し、当該傾斜床の床面上に間歇的に放水して落鉱を除去し、落鉱を集水落鉱ピット内に集積回収することが記載されている。
特許文献4は、水洗式落鉱処理方法に関し、ベルトコンベアの裏ベルトから床面に落ちた落鉱粉をカメラにより観察し、当該落鉱粉の特性とその落鉱量に応じて決定した条件で水洗を行い、落鉱粉を洗い流すことが記載されている。
特許文献5は、落鉱回収用のホッパーが一つですむ、コンベヤーにおける原材料の回収装置に関する。プーリーP1とプーリーP2に巻きかけられたベルト31はリターン側の、かき取り手段32、33の上方で反転し、落鉱gはかき取り手段32、33で回収される。
かき取り手段32(33)はベルト32b(33b)の表面に落鉱gをかき集める複数のアタッチメント32a(33a)が取り付けられ、ベルト32b(33b)はチェーンコンベアで駆動される(図4参照)。
かき取り手段32で集めた落鉱gはバケットコンベア34で、ベルト31のリターン側の表面に載せられ、かき取り手段33の上方において再度ベルトが反転することにより床上に落下する。この際の落鉱gは落鉱回収用コンベア35により回収ホッパーhに移送される。
特開昭50−141083号公報 特開昭50−143287号公報 実開平5−37737号公報 特開平8−165016号公報 特開平6−247533号公報
ところで、鉱石や石灰など原料のベルトコンベア搬送は以下に述べる特徴を有する。鉱石や石灰は付着性を有し、落鉱はベルトコンベア全長に亘って発生する。また、鉱石や石灰などの原料ヤードは、広大で、ベルトコンベアは通路をまたいで配置されることが多い。更に、原料供給は不断なく実施されることが必要で、ベルトコンベアを停止することは滅多にない。
特許文献1,2記載の装置は、乗り継ぎ部など特定個所における落鉱を回収処理するもので、ベルト全長に亘って発生する落鉱を回収処理しようとすると膨大な設備費が必要とされる。
特許文献3記載の装置は、傾斜面を床面に設置する構造のため、風などにより飛散する落鉱を受け止めようとすると装置全体を大きくしなければならず、更に通路を跨ぐように配置されるベルトコンベアには適用できない。
特許文献4記載の装置は、洗浄用ノズルを必要とし、特許文献5記載の装置もかきとり装置や回収用バケットコンベアが必要で、高額な、設備費と維持費が必要となる。
そこで、本発明は安価な、設備費と維持費で上記課題を解決する、落鉱回収装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の課題は以下の手段により達成可能である。
1.ベルトコンベアの直下に、上方を開口部とする溝状部材を両端で高低差が生じるように配置し、前記溝状部材で上方となる一端側に獅子脅し式洗浄水供給装置を、下方となる他端側には集水樋を配置し、前記集水樋の下方には集水ピットを設けたことを特徴とする落鉱回収装置。
本発明によれば以下の効果が得られ、産業上極めて有用である。
1.洗浄水を供給する装置の水量や供給時期を調整する制御系が不要で、安価な設備費で設置可能である。
2.洗浄水を供給する装置が簡単な構造のため、ベルトコンベアと溝状部材との間隔を狭くでき、風などによる落鉱飛散が抑制される。
3.洗浄水を間欠的に流すことが可能なため、保守点検費用の低減が可能である。
4.獅子脅し式により蓄積した洗浄水を一気に放出するため、高圧水を使用する場合と同等以上の洗浄能力を有し、また、高圧水にする必要がないため、ランニングコストを低減することが可能である。
以下、図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る落鉱回収装置の構造を説明する模式図で、図において1
は、獅子脅し式洗浄水供給装置、2は落鉱防止板で溝状部材、3は集水樋、4は集水ピット、5はベルトコンベアフレーム、6はキャリアローラー、7は送り側ベルト、8は返り側ベルト、9はリターンローラー、20は排水溝を示す。
本発明に係る落鉱回収装置は、キャリアローラー6で支持される送り側ベルト7とリターンローラー9で支持される返り側ベルト8を囲むベルトコンベアフレーム5の下方に配置される、溝状部材2と獅子脅し式洗浄水供給装置1と集水樋3と集水ピット4を備える。
溝状部材2は落鉱防止板を兼ね、ベルトコンベアフレーム5の下方で、返り側ベルト8の直下に配置される。溝状部材2は、返り側ベルト8からの落鉱を受け止め、返り側ベルト8に沿って洗浄水が流れるように開口部を上方にして配置する。
また、溝状部材2はその両端に高低差が生じるように配置し、上方となる一端には獅子脅し式洗浄水供給装置を取り付ける。
図2に獅子脅し式洗浄水供給装置1の構成の一例を示す。トラフ11に、給水配管13から洗浄水が供給されると、容器重心が移動して、回転軸受け10の軸心周りで、図中点線で示す傾斜姿勢に傾動して、トラフ11内に貯水された洗浄水を溝状部材2内に供給する。
トラフ11には洗浄水を供給後、初期状態に復帰するようにカウンターウエイト12を取り付ける。洗浄水を供給する間隔は給水配管13に取り付けたバルブ14の開度を調整して行う。
獅子脅し式洗浄水供給装置は、ベルトコンベアフレーム5の支持柱などの、溝状部材2より上方となる位置に取り付ける。
図3はベルトコンベアフレーム5の支持柱16に獅子脅し式洗浄水供給装置をブラケット15を介して取り付けた状態を示す。取り付け位置は支持柱17に支持される溝状部材2の上方とする。
溝状部材2の下方となる他端には集水樋3を取り付け、その下方には集水ピット4を設ける。集水ピット4は内部に堰を設ける。上澄み液bは排水溝に排出され、落鉱aが内部に蓄積されるので適宜回収する。
尚、溝状部材2は、複数のベルトコンベアフレーム5の下方に配置しても良く、その長さは特に規定しない。溝状部材2は例えば、薄鋼板を折り曲げて製造する。
また、本発明は、溝状部材2の両端に高低差があれば作用効果が得られ、ベルトコンベアは水平に配置されても良い。
本発明例。 本発明の洗浄水供給装置を説明する図。 図2に示した洗浄水供給装置の配置位置を説明する図。 従来例。
符号の説明
1 獅子脅し式洗浄水供給装置
2 溝状部材
3 集水樋
4 集水ピット
5 ベルトコンベアフレーム
6 キャリアローラー
7 送り側ベルト
8 返り側ベルト
9 リターンローラー
10 回転軸受け
11 トラフ
12 カウンターウエイト
13 給水配管
14 バルブ
15 ブラケット
16、17 支持柱
20 排水溝
P1,P2 プーリー
31,32b,33b ベルト
32(33) かき取り手段
32a(33a) アタッチメント
34 バケットコンベア
35 落鉱回収用コンベア
g 落鉱
h 回収ホッパー

Claims (1)

  1. ベルトコンベアの直下に、上方を開口部とする溝状部材を両端で高低差が生じるように配置し、前記溝状部材で上方となる一端側に獅子脅し式洗浄水供給装置を、下方となる他端側には集水樋を配置し、前記集水樋の下方には集水ピットを設けたことを特徴とする落鉱回収装置。
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