JP2007269148A - 車両の駆動切換機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】2駆、4駆切換およびデフロック切換の構造を簡素化することにより、部品点数を削減した車両の駆動切換機構を提供する。
【解決手段】一つの操作レバー124の操作で2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にした車両の駆動切換機構において、車体側に一方向に回動可能にフランジ128を支持し、このフランジ128に前記操作レバー124を連結して当該フランジ128を一方向に回動させると共に、前記操作レバー124を一方向とは異なる他方向に回動可能に支持し、この操作レバー124を一方向または他方向に操作することにより2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にした。
【選択図】図9

Description

本発明は、2駆、4駆切換を可能にし、さらにデフロック切換を可能にした車両の駆動切換機構に関する。
一般に、一つの操作レバーの操作で2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にした車両の駆動切換機構が知られている(例えば、特許文献1)。この種のものは、2駆、4駆切換用の操作機構と、デフロック切換用の操作機構とを別々に備え、これら操作機構を連結機構で連結し、この連結機構に一つの操作レバーを連結して、2駆、4駆切換およびデフロック切換を行っている。
特公昭62−046376号公報
しかし、従来の構成では、操作レバーが一つであっても、操作機構が2つ存在するために、構造が複雑化し、部品点数が多くなる等の課題があった。また、従来の構成では、操作レバーの操作の方向が一方向であったため、この一方向の中に2駆、4駆の切換位置およびデフロック切換位置が存在する。この場合、操作を確実にするため、別途、位置決め部材等を設ける必要があり、部品点数が多くなる等の問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、2駆、4駆切換およびデフロック切換の構造を簡素化することにより、部品点数を削減した車両の駆動切換機構を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、一つの操作レバーの操作で2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にした車両の駆動切換機構において、車体側に一方向に回動可能にフランジを支持し、このフランジに前記操作レバーを連結して当該フランジを一方向に回動させると共に、前記操作レバーを一方向とは異なる他方向に回動可能に支持し、この操作レバーを一方向または他方向に操作することにより2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にしたことを特徴とする。
本構成では、操作機構が1つに集約され、操作レバーの一方向、および一方向とは異なる他方向への操作により、2駆から4駆への切換と、デフフリーからデフロックへの切換を可能としたため、切換操作性が向上する。
この場合において、前記車両が前後輪に各々作動装置およびデフロック機構を有した終減速装置を備え、前記操作レバーの一方向の操作で2駆、4駆切換および後輪デフロック切換を可能にし、前記他方向の操作で前輪デフロック切換を可能としてもよい。
本構成では、一つの操作レバーの一方向への一回の切換操作によって、2駆から4駆への切換と、後輪のデフフリーからデフロックへの切換を同時に可能とし、他方向への一回の切換操作によって、さらに前輪のデフフリー状態からデフロックへの切換を可能としたため、切換操作性が向上する。
また、前記一方向が縦に延び、前記他方向が横に延びてもよい。
本構成では、例えば、横方向への一回の切換操作によって、2駆から4駆への切換と、後輪のデフフリーからデフロックへの切換を同時に可能とし、縦方向への一回の切換操作によって、さらに前輪のデフフリー状態からデフロックへの切換を可能としたため、操作が確実になり、また、運転席から見て縦方向および横方向への操作になるため、操作姿勢がよく、切換の操作性が向上する。
前記フランジに支持ブラケットを固定し、この支持ブラケットに前記操作レバーを前記他方向に回動可能に支持してもよい。
本構成では、例えば、操作レバーの下端を、ボス部に連結し、このボス部を、支持ブラケットに、運転席から見て横方向に回転自在に支持し、支持ブラケットはフランジに固定し、このフランジは車体側に、運転席から見て縦方向に回動可能に支持すれば、従来のように、2駆、4駆切換用の操作機構と、デフロック切換用の操作機構とを別々に備えたものに比べて、構造が簡素化し、部品点数の削減が図れる。また、従来、操作レバーの操作の方向が一方向であったため、一方向の中に2駆、4駆の切換位置およびデフロックの切換位置が存在し、切換位置に対応した位置に操作レバーを位置合わせしたため、操作が確実になる。また、操作レバーの操作方向が一方向、およびこれと異なる他方向の2つになったため、操作が確実になり、一方向、他方向に操作するため、位置決め部材が不要になり、部品点数が削減される。
本発明では、操作レバーの一方向、および一方向とは異なる他方向への操作により、2駆、4駆の切換と、デフロック切換を可能としたため、操作が確実になり、切換の操作性が向上する。
また、操作レバーの一方向への切換操作によって、2駆から4駆への切換と、後輪のデフロック切換を同時に可能とし、他方向への一回の切換操作によって、さらに前輪のデフフリー状態からデフロックへの切換を可能とすれば、操作が確実になり、切換の操作性が向上する。
さらに、例えば、横方向への一回の切換操作により、2駆、4駆の切換と、後輪のデフフリーからデフロックへの切換を同時に可能とし、縦方向への一回の切換操作によって、さらに前輪のデフフリー状態からデフロックへの切換を可能とすれば、操作が確実になる。また、運転席から見て縦方向および横方向への操作になるため、操作姿勢がよく、切換の操作性が向上する。
以下、本発明の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1において、車両10は、不整地を走行するのに適したものであり、車体フレーム11に回転自在に取付けたハンドル12と、このハンドル12に図示せぬステアリング装置を介して操舵可能に連結するとともに車体フレーム11に図示せぬアームを介して上下動可能に取付けた前輪13,14と、車体フレーム11の上部に取付けたシート15と、このシート15の下方に配置したエンジン及び変速機からなるパワーユニット16と、このパワーユニット16で後述する動力伝達機構を介して前輪13,14とともに駆動する後輪17,18とからなる。
21はフロントファイナルアセンブリで、動力伝達機構の一部である前輪の終減速装置を構成し、左右の前輪13,14の間に介在する。37は同じく後輪の終減速装置としてのリヤファイナルアセンブリで、後輪17,18の間に介在する。22はキャリーパイプ、23はアンダカバー、24はフロントフェンダ、25はヘッドライト、26はリヤフェンダ、27は荷台、28はヘッドレストである。
図2は、上述の動力伝達機構を示す。
動力伝達機構30は、パワーユニット16の下部から前方に延ばしたフロントプロペラシャフト31と、このフロントプロペラシャフト31の先端に連結したフロントファイナルアセンブリ21と、このフロントファイナルアセンブリ21の左右に連結したフロントドライブシャフト32,33と、これらのフロントドライブシャフト32,33のそれぞれの先端に連結したハブ34,35と、パワーユニット16の下部から後方に延ばしたリヤプロペラシャフト36と、このリヤプロペラシャフト36の後端に連結したリヤファイナルアセンブリ37と、このリヤファイナルアセンブリ37の左右に貫通したリヤドライブシャフト38と、このリヤドライブシャフト38のそれぞれの先端に連結したハブ42,43とからなる。なお、45,46,47はリヤプロペラシャフト36及びリヤドライブシャフト38の左右をそれぞれ覆うチューブ、48はチューブ45,47を支持する支持部材である。ハブ34,35,42,43は、図1の前輪13,14、後輪17,18を取付ける部材である。
図3は、フロントファイナルアセンブリ21の構造を示す。
フロントファイナルアセンブリ21は、入力側のハウジング51を備え、このハウジング51には、フロントプロペラシャフト31の先端部31aが、ベアリング52を介して回転自在に支持されている。この先端部31aには、ドライブピニオン54が相対回転自在に連結され、ドライブピニオン54は、ベアリング53を介してハウジング51に支持されている。ドライブピニオン54の外周にはスプライン54aが形成され、このスプライン54aにはスリーブ55の内周のスプラインが噛み合う。このスリーブ55は軸方向に移動し、スリーブ55の上記スプラインは、先端部31aの外周のスプライン31bに噛み合い自在である。スリーブ55には、フォーク56が係合し、このフォーク56は、図4Aに示すように、ハウジング51の外側に突出した回転軸57に連結され、この回転軸57に固定されたレバー58が矢印A方向に回動すると、フォーク56が、図3の矢印B方向に移動し、スリーブ55を軸方向に移動させる。図3に示す状態では、スリーブ55がドライブピニオン54側に位置し、フロントプロペラシャフト31とドライブピニオン54の連結が断たれ、スリーブ55が矢印B方向に移動した場合、スリーブ55の内周のスプラインが、ドライブピニオン54の外周のスプライン54aと、先端部31aの外周のスプライン31bに各々噛み合い、フロントプロペラシャフト31とドライブピニオン54とが連結される。
本構成では、これらが連結した場合には、車両は4輪駆動となり、その連結が解除された場合には、2輪駆動となる。スリーブ55、フォーク56、フォーク操作機構を含む機構が、2駆、4駆切換機構を構成する。
ドライブピニオン54のピニオンギア54bは、リングギア75に噛み合い、このリングギア75は、複数本のボルト72を介してキャップ76に連結され、このキャップ76は、ベアリング79を介してハウジング51の延出部に回転自在に支持されている。また、上記キャップ76は、複数本のボルト77を介してデファレンシャルケース71に連結され、このデファレンシャルケース71は、出力側のハウジング73にベアリング74を介して回転自在に支持されている。
デファレンシャルケース71の内側には、右サイドギア81と左サイドギア82が設けられ、左右サイドギア81,82には、フロントドライブシャフト32,33の先端が固定されている。また、デファレンシャルケース71の内側には、デフピニオンシャフト83が、ピン84で位置決めされ、このデフピニオンシャフト83の両端には、デファレンシャルケース71の回転力を、左右サイドギア81,82に伝達するデフピニオンギア85,86が支持されている。
ベアリング74を貫通したデファレンシャルケース71の一部の外周には、スプライン71aが形成され、このスプライン71aにはスリーブ87の内周のスプラインが噛み合う。このスリーブ87は軸方向に移動し、スリーブ87の上記スプラインは、フロントドライブシャフト33の外周のスプライン33bに噛み合い自在である。スリーブ87には、フォーク88が係合し、このフォーク88は、図4Bに示すように、ハウジング73の外側に突出した回転軸89に連結され、この回転軸89に固定されたレバー90が矢印C方向に回動すると、フォーク88が、図3の矢印D方向に移動し、スリーブ87を軸方向に移動させる。図3に示す状態では、スリーブ87がデファレンシャルケース71側に位置し、その結果、フロントドライブシャフト33とデファレンシャルケース71の連結が断たれる。スリーブ87が矢印D方向に移動した場合、スリーブ87の内周のスプラインが、フロントドライブシャフト33のスプライン33bと、デファレンシャルケース71のスプライン71aに各々噛み合い、フロントドライブシャフト33とデファレンシャルケース71を連結する。
本実施の形態では、スリーブ87、フォーク88、フォーク操作機構を含む機構が、前輪13,14のデフロック機構を構成する。スリーブ87が、フロントドライブシャフト33から外れて、図3に示すように、デファレンシャルケース71側に移動すると、4駆時のドライブピニオン54側の駆動力は、ピニオンギア54b、リングギア75、キャップ76を経て、デファレンシャルケース71に伝達される。デフロック機構が解除(以下、デフフリー)になっているため、デファレンシャルケース71の回転力は、専ら、デフピニオンギア85,86を介して左右サイドギア81,82に伝達し、フロントドライブシャフト32,33に出力される。
この場合、前輪13,14の差動装置が動作し、左右駆動輪の回転差を吸収した運転が行われる。例えば、車両の左折時には左駆動輪がゆっくり回り、左駆動輪が右駆動輪と同じ回転数で回ろうとしても、左駆動輪に右駆動輪よりも負荷がかかる。左駆動輪に負荷がかかると、左サイドギア82が回り辛くなる。上記デフピニオンシャフト83の回転は変化しないため、左サイドギア82の回転よりもデフピニオンシャフト83の回転が速くなり、デフピニオンギア85,86が回転し、左サイドギア82の負荷分の回転を、右サイドギア81に加えて伝達する。
これに対し、片側の車輪が空回りした場合等、デフロック機構を動作(以下、デフロック)し、スリーブ87を介して、フロントドライブシャフト33とデファレンシャルケース71を連結する。デファレンシャルケース71の回転力は、スリーブ87を介してフロントドライブシャフト33に直接伝達するため、デフピニオンギア85,86は回転せず、左右駆動輪が等しく回転する。
図5は、リヤファイナルアセンブリ37の構造を示す。
リヤファイナルアセンブリ37は、ハウジング91を備え、このハウジング91には、リヤプロペラシャフト36の先端が連結されるドライブピニオン92が、ベアリング193,194を介して回転自在に支持されている。
ドライブピニオン92のピニオンギア92aは、リングギア93に噛み合い、このリングギア93は、複数本のボルト94を介してキャップ95に連結され、このキャップ95は、ベアリング96を介してハウジングキャップ91aに回転自在に支持されている。また、上記キャップ95は、複数本のボルト97を介してデファレンシャルケース98に連結され、このデファレンシャルケース98は、ハウジング91にベアリング99を介して回転自在に支持されている。
デファレンシャルケース98の内側には、右サイドギア101と左サイドギア102が設けられ、左右サイドギア101,102には、リヤドライブシャフト38の先端が固定されている。また、デファレンシャルケース98の内側には、デフピニオンシャフト103が、ピン104で位置決めされ、このデフピニオンシャフト103の両端には、デファレンシャルケース98の回転力を、左右サイドギア101,102に伝達するデフピニオンギア105,106が支持されている。
ベアリング99を貫通したデファレンシャルケース98の一部の外周には、スプライン98aが形成され、このスプライン98aにはスリーブ107の内周のスプラインが噛み合う。このスリーブ107は軸方向に移動し、スリーブ107の上記スプラインは、リヤドライブシャフト38の外周のスプライン38bに噛み合い自在である。スリーブ107には、フォーク108が係合し、このフォーク108は、図6Bに示すように、ハウジング91の外側に突出した回転軸109に連結され、この回転軸109に固定されたレバー110が矢印E方向に回動すると、フォーク108が、図5の矢印F方向に移動し、スリーブ107を軸方向に移動させる。図5に示す状態では、スリーブ107がデファレンシャルケース98側に位置し、その結果、リヤドライブシャフト38とデファレンシャルケース98の連結が断たれる。スリーブ107が矢印F方向に移動した場合、スリーブ107の内周のスプラインが、リヤドライブシャフト38のスプライン38bと、デファレンシャルケース98のスプライン98aに各々噛み合い、リヤドライブシャフト38とデファレンシャルケース98を連結する。
本構成では、スリーブ107、フォーク108、フォーク操作機構を含む機構が、後輪17,18のデフロック機構を構成する。
スリーブ107が、リヤドライブシャフト38から外れて、図5に示すように、デファレンシャルケース98側に移動すると、ドライブピニオン36側の駆動力は、ピニオンギア92b、リングギア93、キャップ95を経て、デファレンシャルケース98に伝達される。この場合、デフフリーになっているため、デファレンシャルケース98の回転力は、専ら、デフピニオンギア105,106を介して左右サイドギア101,102に伝達し、リヤドライブシャフト38に出力される。このとき、後輪の差動装置が動作し、左右駆動輪の回転差が吸収される。これに対し、片側の車輪が空回りした場合等、デフロックし、スリーブ107を介して、リヤドライブシャフト38とデファレンシャルケース98を連結する。デファレンシャルケース98の回転力は、スリーブ107を介してリヤドライブシャフト38に伝達するため、後輪17,18の最終減速装置37は動作せず、左右駆動輪が等しく回転する。
図7〜図10は、上述した2駆、4駆切換およびデフロック機構の切換を行う操作部120の構造を示している。この操作部120は、図1に示すように、運転席のインストルメントパネル130に設けられ、操作部120と、上述した前後輪の各最終減速装置21,37とが後述する複数本のケーブルで連結されている。
この操作部120は、図7に示すように、フレーム部121と、このフレーム部121の上端に固定されるプレート部122とを備え、上記フレーム部121は、インストルメントパネル130の内側の車体フレームに固定されている。上記プレート部122には、図8に示すように、略L字状に形成された案内溝123が形成されており、この案内溝123には、一つの操作レバー124が嵌り合い、操作レバー124の上端にはハンドル125が一体に設けられている。案内溝223には、不図示のドライブ、ニュートラル、リバース(D,N,R)用の操作レバーが設けられている。
この操作レバー124の下端124aは、案内溝123の下方に延出し、プレート部122の下側で、図9に示すように、略円柱状のボス部126に一体に連結されている。このボス部126は、略U字状に形成された支持ブラケット127の一対の支持片127a間に、運転席から見て横方向(他方向)に回転自在に、ピン127bを介して支持されている。また、支持ブラケット127は、略平行四辺形状のフランジ128のフランジ面に固定され、このフランジ128はフレーム部121に、フランジ面と平行な面内を、運転席から見て縦方向(一方向)に回動可能に、ピン129を介して支持されている。
このフランジ128の一端128aには、ファイナルクラッチプルケーブル131が連結され、その他端128bには、リアデフロックプッシュケーブル132のプッシュロッド132aが連結されている。また、ボス部126には連結片133が一体に形成され、この連結片133には、フロントデフロックプッシュケーブル134のプッシュロッド134aが連結されている。
各ケーブル131,132,134は、図1に示すように、インストルメントパネル130の内側を各々斜め下方に延出し、ファイナルクラッチプルケーブル131は、フロントファイナルアセンブリ21のレバー58(図4A参照)の先端に連結され、フロントデフロックプッシュケーブル134は、フロントファイナルアセンブリ21のレバー90(図4B参照)の先端ピン90aに連結されたプッシュロッド(図示せず)に連結されている。また、上記リアデフロックプッシュケーブル132は、車体の下方をさらに車体後方に向けて延出し、リヤファイナルアセンブリ37のレバー110(図6B参照)の先端ピン110aに連結されたプッシュロッド(図示せず)に連結されている。プッシュケーブルを使用した場合、操作レバー側および従動側にプッシュロッドが各々連結され、これらプッシュロッド間が、プッシュケーブルにより接続されている。
本実施の形態では、一つの操作レバー124の切換操作により、2駆、4駆切換および前後輪の各デフロック機構の切換が可能になる。
図7に示す操作レバー124の位置1−1では、車輪が2輪駆動で、かつ最終減速装置21,37が共にデフフリーである(図8A、B参照)。
図7に示す操作レバー124を位置1−1から矢印Yで示す縦方向(一方向)に操作して位置1−2まで操作すると、車輪が4輪駆動の状態で、後輪17,18がデフロック、前輪13,14がデフフリーである。すなわち、操作レバー124を、矢印Yで示す縦方向(一方向)に操作すると、図9に矢印Rで示すように、フランジ128がピン129の軸線L1の回りを回動し、ファイナルクラッチプルケーブル131が引かれ、リアデフロックプッシュケーブル132が押される。ファイナルクラッチプルケーブル131が引かれると、図3を参照し、フォーク56の作用により、スリーブ55が右端に移動し、スリーブ55を介して、フロントプロペラシャフト31とドライブピニオン54とが連結し、車輪が2輪駆動の状態から4輪駆動となる。また、リアデフロックプッシュケーブル132が押されると、図5を参照し、フォーク108の作用により、スリーブ107が図中で上側に移動し、スリーブ107を介して、リヤドライブシャフト38とデファレンシャルケース98とが連結し、後輪17,18がデフロックとなる。
図7に示す操作レバー124を位置1−2から矢印Xで示す横方向(他方向)に操作して位置1−3まで操作すると、車輪が4輪駆動の状態で、後輪17,18および前輪13,14が共にデフロックである(図8A、B参照)。
すなわち、操作レバー124を、矢印Xで示す横方向(他方向)に操作すると、図10に矢印Sで示すように、ボス部126に固定された連結片133が、ピン127bの軸線L2の回りを回動し、フロントデフロックプッシュケーブル134が押される。これが押されると、図3を参照し、フォーク88の作用により、スリーブ87が図中で上側に移動し、スリーブ87を介して、フロントドライブシャフト33とデファレンシャルケース71とが連結し、前輪13,14がデフロックとなる。
本実施の形態では、操作部120を、図7に示すように、操作レバー124の下端124aを、案内溝123の下方に延出し、プレート部122の下側でボス部126に一体に連結し、このボス部126を、支持ブラケット127に、運転席から見て横方向(他方向)に回転自在に支持し、支持ブラケット127はフランジ128に固定し、このフランジ128はフレーム部121(車体側)に、運転席から見て縦方向(一方向)に回動可能に支持して構成したため、従来のように、2駆、4駆切換用の操作機構と、デフロック切換用の操作機構とを別々に備えたものに比べて、構造が簡素化し、部品点数の削減が図れた。さらに、従来、操作レバーの操作の方向が一方向であったため、この一方向の中に2駆、4駆の切換位置およびデフロックの切換位置が存在し、切換位置に対応した位置に操作レバーを位置合わせする必要があったが、操作レバーの操作方向が一方向、およびこれに略直交する他方向の2つになったため、操作レバーの操作性が向上し、一方向、他方向共に案内溝123の終端が切換位置に対応し、従来の位置決め部材等が不要になり、部品点数が削減される。
一つの操作レバー124の縦方向(一方向)への一回の切換操作によって、2駆から4駆への切換と、後輪17,18のデフフリーからデフロックへの切換を同時に可能とし、横方向(他方向)への一回の切換操作によって、さらに前輪13,14のデフフリー状態からデフロックへの切換を可能としたため、操作レバー切換の操作性が向上する。2駆、4駆の切換と、フロントデフロックの切換の操作方向が一方向、他方向で異なるため、操作を確実にできる。
フロントデフロック、リアデフロック共に、プッシュケーブルを使用しており、操作レバー124側および従動側にはプッシュロッドを各々連結し、これらプッシュロッド間を、プッシュケーブルで接続する構成としたため、操作レバー124の操作方向が同じであろうが異なろうが、切換をスムーズに行うことができ、従動側の機構の操作方向に自由度を持たせることができる。特に、リアデフロックについては、操作レバー側と従動側の距離が長いが、各々にロッドを連結し、このロッド間を、リアデフロックプッシュケーブル132で連結したため、従動側をスムーズに切換ることができる。
図11は、上述したインストルメントパネル130を運転席から見た図である。図11では、運転席が左側であり、助手席が右側である。
運転席側のインスルメントパネル130には、主に、運転者の正面に位置するメータ表示部20と、このメータ表示部141の右側に配置されたシフトレバー部142と、このシフトレバー部142の右側に配置された、ドライブモード切換用の上記操作部120と、エンジンを始動させるためのイグニッションスイッチ143と、ヘッドライト調光スイッチ144とを備えている。一方、助手席側のインストルメントパネル130には、コンソールボックス145を備えている。
メータ表示部141は、運転者に運転状況を知らせるためのものであり、例えば、車速度メータ、タコメータ、燃料の残量計、冷却水温度、バッテリ電圧、その他異常状態の表示などを運転者に表示するようになっている。
これらの表示部の文字や図形等は、インストルメントパネル130の後側から光を当てたときに光が通過するようになっており、夜間やトンネル内で運転するときに、運転者が文字や図形等を視認し易いようになっている。
シフトレバー部142では、シフトレバー(図示せず)を縦方向に移動させることにより、ドライブモードを切換可能である。このシフトレバーを下側に移動させると車両が前進し、上側に移動させると車両が後退する。上下方向の中央位置に移動させた場合、ニュートラルの状態になる。操作部120においては、上述したように、操作レバー124を縦方向および横方向に操作することにより、4輪駆動と2輪駆動との切換を可能とし、および後輪のデファレンシャルをロックして走行させ、或いは前輪のデファレンシャルをロックして走行させることができる。コンソールボックス145は、小物類を収納するためのものであり、インストルメントパネル130の表面に開口を有し、前方側に向かって窪んだ形状になっている。開口部に蓋を設けてもよい。
図12は、ボンネットを開けてエンジンルーム149を見た状態で、車両の前側からインストルメントパネル130の裏側部130aを見た状態である。このインストルメントパネルの裏側部130aの周りには、インストルメントパネル130の裏側(車両の前側)に向かって突出する態様で配置されたシフトレバー部142の本体部142aおよび操作部120の本体部120a、電圧値を調整するレギュレータ146、およびバッテリ147などが搭載されている。また、インストルメントパネル130の裏面には、コンソールボックス145の裏面部145aが突出している。
一方、インストルメントパネルの裏側部130aには、操作部120の本体部120aの付近に設けられた1つの光源(発光手段)150と、この光源150からインストルメントパネル130の裏面に沿って左右に延びて配設された2本のアクリルバー(導光手段)151a,151bとが設けられている。アクリルバー151の使用本数は、光源150を車両側部付近に取り付けて、1本のアクリルバー151をインストルメントパネル130の裏面に沿って延在させてもよい。
光源150は、例えば、バルブ、発光ダイオード(LED)などが使用されており、車両本体側に交換可能に取り付けられている。この光源150は、運転者がスイッチを操作することで任意に点灯又は消灯できてもよく、ヘッドライト25の点灯に合わせて一緒に点灯させてもよい。アクリルバー151a,151bは、アクリル製の長細い丸棒形状を成しており、車両本体側にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。このアクリルバー151a,151bは、光源150の光をアクリルバー151a,151bが延在する方向に導くと共に、この光が丸棒形状の外周面から漏れている。また、このアクリルバー151a,151bの外周面にレンズカットを施し、放出される光をアクリルバーの軸線から放射する方向に発散させたり、または放出される光を収束させたりすることもできる。なお、アクリルバー151a,151bは、延在方向に沿って中実形状のものであっても中空形状のものであってもよい。
1本のアクリルバー151aの取付け位置は、図13に示すように、一端が光源150の近傍に配置され、インストルメントパネル130の裏側面に沿って延在し、他端がコンソールボックス145の側壁145bを貫通してコンソールボックス145の内部にまで達している。もう1本のアクリルバー151bは、一端が光源150の近傍に配置され、他のアクリルバー151aと逆側の方向へインストルメントパネル130の裏側面に沿って延在し、他端が上述したメータ表示部141(図11参照)の裏側を通ってその奥側にまで延びている。これにより、アクリルバー151aは、光源150からコンソールボックス145までのエンジンルーム149の内部を照射すると共に、アクリルバー151aの他端がコンソールボックス145の内部を照射し、他のアクリルバー151bは、メータ表示部141を裏側から照射する。
図13は、インストルメントパネル130の表側からシフトレバー部142,操作部120およびコンソールボックス145を見た図である。インストルメントパネル130の裏側面にあるアクリルバー151の光は、シフトレバー161および操作レバー124が移動する案内溝123や、図示しない文字または図形から光が漏れるようになっており、夜間やトンネル内で運転するときに、運転者が各レバー124,161の位置を視認し易いようになっている。同様に、アクリルバー151の光は、メータ表示部141の文字や図形に合わせて光が通過可能に形成された部分(図示せず)から表面側へ向けて漏れ、夜間やトンネル内でも文字や図形が認識できるようになっている。
本構成では、1つの光源150から延在する導光手段151でメータ表示部141,シフトレバー部161、操作レバー124,コンソールボックス145をインストルメントパネル130の裏面側から照射することにより、これらを個々に照射するための光源を複数設ける必要がない。従って、車両として光源の部品点数を削減できる。また、光源150が1つであるため、たとえ光源150が切れても、1つの光源150を交換するだけでよく、メンテナンス性に優れる。導光手段としてアクリルバー151を用いたが、光を導くことのできる材料であれば各々使用できる。例えば、アクリルバー151の替わりに、導光手段を中空形状の金属(ステンレスなど)の棒状部材で形成し、中空内部で光源の光を導くとともに、光を放出する孔が外周部に形成されたものでもよい。また、アクリルバー151の外周面の外側に、インストルメントパネル130の裏面に向けて光が反射するようなリフレクタを別途設け、より強い光がインストルメントパネル130の裏面に照射されるようにしてもよい。
図14〜図16は、別の形態を示す。
アクリルバー151は、車両左側のヘッドライト25の近傍にその一端が配置され、エンジンルーム149内の左側側面(図14における右側側面)に沿ってインストルメントパネル130の裏側部130aまで達した後に右側(図14における左側)に屈曲し、このインストルメントパネル130の裏面に沿って右側方向に延び、アクリルバー151の他端がコンソールボックス145の内部まで達する。
図15、図16に示すように、ヘッドライト25の光源150の周囲を覆うリフレクタ153には、図16(a)に示すように、正面から見て右下部分に孔部154が形成され、この孔部154には、光を集めるためのレンズ155が取り付けられている。このレンズ155の裏側には、レンズ155からの光を受けるための受光部156が配置され、この受光部156にアクリルバー151の一端が接続されている。また、上記受光部156は、車体側に取り付けられている。
このため、ヘッドライト25の光軸を上向き又は下向きに切換る(エイミングする)際に、リフレクタ153が左右方向へ水平に延びる軸線を中心に上下に回動しても、受光部156及びアクリルバー151がリフレクタ153と一緒に回動することがなく、この構造によって、受光部156に接続されたアクリルバー151に、リフレクタ153の回動による曲げ応力を生じさせることがない。
本構成では、光源をヘッドライト25としたため、別途光源150を設ける必要がなく、これを設けた場合に比べて、さらに部品点数を削減できる。また、ヘッドライト25から延在する導光手段151でメータ表示部等をインストルメントパネル130の裏面側から照射することにより、これらを個々に照射するための光源を複数設ける必要がなく、光源の部品点数が削減される。
他方、リフレクタ153が上下に回動しても受光部156及びアクリルバー151も一緒に回動することがないため、受光部156に接続されたアクリルバー151の端部に、リフレクタ153の回動による曲げ応力が生じることがなく、アクリルバー151が繰り返し応力によって破損することがない。上記構成では、ヘッドライト25から光源150を取るようにしたが、車両の外側後部に設けられたテールライトから光源を取ってもよい。光源の取り方としては、ヘッドライト25の場合と同様に、リフレクタに設けた孔にレンズを取り付け、受光部を用いて光を受けるようにすればよい。ヘッドライト25から光源150を取るのと同様に、部品点数を削減できる。
アクリルバー151をエンジンルーム149内の左側側面に沿って配置したが、エンジンルーム149内でメンテナンスなどが必要な部分、例えば、エンジンオイルの検油部、バッテリの付近、ファンベルトの付近などを通過するようにアクリルバー151を配置してもよい。夜間にエンジンルーム149内で異常が発生しても、アクリルバー151によってその部分を明るく照射できる。また、例えば車両のトランクルーム内にアクリルバー151を配設すれば、エンジンルーム149内だけでなく、トランクルーム内を夜間に照射することも可能になる。
本発明に係る車両駆動切換機構を組込んだ車両の側面図である。 車両の動力伝達機構を示す斜視図である。 フロントファイナルアセンブリの断面図である。 Aは、その外観図、Bは、Aの矢視Q図である。 リヤファイナルアセンブリの断面図である。 Aは、その外観図、Bは、Aの矢視T図である。 操作部の斜視図である。 Aは、操作部の上面図、Bは、切換パターンを示す図である。 操作部の作動状態を示す斜視図である。 操作部の作動状態を示す斜視図である。 インストルメントパネルを運転者から見た図である。 同じく裏側部をエンジンルーム側から見た図である。 車両のインストルメントパネルを示す斜視図である。 車両前側からエンジンルーム内を見た図である。 アクリルバーの接続配置を示す図である。 Aは受光部の正面図、Bは同じく側面図である。
符号の説明
10 車両
16 パワーユニット
13,14 前輪
17,18 後輪
21 フロントファイナルアセンブリ
30 動力伝達機構
37 リヤファイナルアセンブリ
120 操作部
130 インストルメントパネル
121 フレーム部
122 プレート部
123 案内溝
124 操作レバー
128 フランジ
131 ファイナルクラッチケーブル
132 リアデフロックケーブル
134 フロントデフロックケーブル

Claims (4)

  1. 一つの操作レバーの操作で2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にした車両の駆動切換機構において、車体側に一方向に回動可能にフランジを支持し、このフランジに前記操作レバーを連結して当該フランジを一方向に回動させると共に、前記操作レバーを一方向とは異なる他方向に回動可能に支持し、この操作レバーを一方向または他方向に操作することにより2駆、4駆切換およびデフロック切換を可能にしたことを特徴とする車両の駆動切換機構。
  2. 前記車両が前後輪に各々作動装置およびデフロック機構を有した終減速装置を備え、前記操作レバーの一方向の操作で2駆、4駆切換および後輪デフロック切換を可能にし、前記他方向の操作で前輪デフロック切換を可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動切換機構。
  3. 前記一方向が縦に延び、前記他方向が横に延びることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の駆動切換機構。
  4. 前記フランジに支持ブラケットを固定し、この支持ブラケットに前記操作レバーを前記他方向に回動可能に支持したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両の駆動切換機構。

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