JP2007268978A - インクカートリッジの収納装置に対する保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出荷、輸送、保管時にインク導入口を確実に覆って、液体の漏れを防止し且つ小型で軽量でありながら、装着姿勢の誤りがなく、複数のインク導入口を封止する作業に手間取らないようにした保護装置を提供する。
【解決手段】保護キャップ手段50のうち少なくとも本体部51と誘い込み漏斗部53と弾性キャップ54とは、筒状のインク導入口63の軸線に対して対称形状に形成されているので、上記軸線回りのいずれの姿勢でも、保護キャップ手段50を押し込むだけで、各誘い込み漏斗部53を介して弾性キャップ55の装着凹部にインク導入口63の先端部が嵌まる一方、保護キャップ手段50の前面側が上向き回動して閉止する扉体76(扉本体89)に押圧されるので、軽量化された保護キャップ手段50の本体部51が載置面80aから浮き上がった状態で実質的に水平に姿勢保持され、確実な密閉状態を保持できる。
【選択図】図12

Description

本発明は、インクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)に搭載されるインクカートリッジの収納装置(リフィルユニット)に対する保護装置の構造に関するものである。
一般に、インクジェット記録装置は、搬送される被記録媒体(記録用紙)に対して交差(直交)する方向(主走査方向)に往復移動可能なキャリッジに搭載された記録ヘッドからインク滴を吐出させることによって当該被記録媒体上に画像を記録する。インクは、一般にカートリッジ式のインクタンク(インクカートリッジ)に予め貯留されており、このインクカートリッジから記録ヘッドへ供給されるようになっている。
一般に、インクカートリッジの配置位置で大別すると、いわゆるオンキャリッジ型とオフキャリッジ型とがある。オンキャリッジ型とは、インクカートリッジを着脱可能に収納する所要のケースが上記移動可能なキャリッジ上に設けられており、このケース内に収容保持されたインクカートリッジから記録ヘッドへとインクが供給される形式である。一方、オフキャリッジ型とは、所要のケースがキャリッジ上を除くインクジェット記録装置におけるハウジングの何処かに設けられており、このケース内にインクカートリッジが収容保持される形式である。そして、インクは、インクカートリッジを収容保持しているケースから記録ヘッドまでインク供給管等によって供給されるのである。
通常は、上記のいずれの形式であっても、貯留されているインクの残量が少なくなると、インクカートリッジは新しいものに交換される必要がある。
ところで、上記オンキャリッジ型及びオフキャリッジ型のいずれの形式のインクジェット記録装置においても、工場内で、印字テストを実行するため、一旦インクカートリッジをケースにセットし、そのテストが終了した良品については、工場からの出荷時には、インクカートリッジは上記ケースから取り外され、記録ヘッド内のインクを除去し、記録ヘッド内には、染料または顔料を除いたインクと同様の特性を有する保存液を充填する。もしくは、記録ヘッド内のインクを残したまま、その後、上記インクカートリッジの代わりに、このケースにおける記録ヘッドへのインク導入口の全てを保護キャップあるいはダミーカートリッジ(インクカートリッジと同形状であるが、インクが貯蔵されていないもの)で覆ってインク導入口からの保存液またはインク(以下単に液体という)の漏出の防止に役立てる一方、記録ヘッドのノズル面をノズルキャップにて覆い、液体の漏出の防止とノズル面の保護とに役立てるようにしている(特許文献1、2、3及び4参照)。
いずれの場合も、インクカートリッジをケースに固定するロックレバーや係止部を利用して、保護キャップあるいはダミーカートリッジが不用意に外れないで、インク導入口に対する封止性(密封性)を保持するように構成されている。
特開2002−79690号公報 特開2004−230857号公報 特開2005−238857号公報 特開2003−54000号公報
しかしながら、例えば、多色画像記録のために、黒インクの他カラーインクを吐出するインクジェット記録装置に対して、上記特許文献1や2に開示されているように複数のインク導入口を封止(密閉)するためのダミーカートリッジを使用した場合、各ダミーカートリッジの大きさが正規のインクカートリッジとほぼ同じ形状であるため、材料費が高くなるという問題があると共に、保護キャップがインク導入口の位置に合致する正しい姿勢で挿入しなければならず、その作業の手間(時間)が多く掛かり、製造コスト高になる原因となっていた。
本発明は、出荷、輸送、保管時にインク導入口を確実に覆って、液体の漏れを防止し、インクジェット記録装置内のインクの乾燥を防止するという本来の機能を有し、且つ小型で軽量でありながら、1つまたは複数のインク導入口を封止する作業に手間取らないようにしたインクカートリッジの収納装置に対する保護装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置は、記録ヘッドに対する複数のインク導入口と、前記各インク導入口に対して接離可能なインクカートリッジが挿抜可能なカートリッジ収納部と、前記各カートリッジ収納部を挟んで前記各インク導入口と対峙した開口部を開閉可能とする扉体とを備えた収納ケース本体内に対して挿抜可能で、且つ前記各インク導入口毎に塞ぐための保護キャップ手段が備えられた保護装置において、前記保護キャップ手段は、本体部と、その本体部から前記各インク導入口に向かって突出形成された支持杆と、該支持杆の先端部に形成された誘い込み漏斗部と、該誘い込み漏斗部の内径側に設けられて、前記インク導入口に密着し得る弾性キャップとを備え、少なくとも前記本体部と誘い込み漏斗部と弾性キャップとは、前記インク導入口の軸線に対称形状に形成されているものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記本体部には、前記インク導入口の軸線に対称形状の突起部を設け、前記収納ケース本体内に収納された前記保護キャップ手段は、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記突起部が閉止された前記扉体に押圧された状態で姿勢保持されるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記本体部または支持杆には、それより大径のフランジ部が前記インク導入口の軸線に対称形状にて設けられているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記弾性キャップは、前記誘い込み漏斗部の内径側に対して前記支持杆側からのみ着脱可能に挿入係止されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記漏斗部に対する前記支持杆の付け根部には、前記弾性キャップに形成された鍔部が係止するための係止溝部が形成されているものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記インク導入口は前記収納ケース本体内の前記カートリッジ収納部に向かって突出する筒状に形成され、前記インク導入口より外周には、保護リブが突出形成され、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で前記保護キャップ手段が姿勢保持されるとき、前記誘い込み漏斗部と前記保護リブとの間に適宜の隙間を有するものである。
請求項1に記載の発明の構成では、保護キャップ手段は、本体部と、その本体部から前記各インク導入口に向かって突出形成された支持杆と、該支持杆の先端部に形成された誘い込み漏斗部と、該誘い込み漏斗部の内径側に設けられて、前記インク導入口に密着し得る弾性キャップとを備え、少なくとも前記本体部と誘い込み漏斗部と弾性キャップとは、前記インク導入口の軸線に対称形状に形成されているので、作業者が本体部のどの部分をつまんで差込み操作しても、確実且つ誤りなく、弾性キャップをインク導入口に被嵌装着できる。また、通常のインクカートリッジより小型に形成されているので、軽量となり、且つ前記収納ケース本体内への保護キャップ手段の挿入作業が簡単にできるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、前記本体部には、前記インク導入口の軸線に対称形状の突起部を設け、前記収納ケース本体内に収納された前記保護キャップ手段は、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記突起部が閉止された前記扉体に押圧された状態で姿勢保持されるものであるので、インクカートリッジの収納装置の出荷や輸送中にも、記弾性キャップが前記インク導入口外れることがなく、確実な封止性(密閉性)を確保できる。
請求項3に記載の発明によれば、前記本体部または支持杆には、それより大径のフランジ部が前記インク導入口の軸線に対称形状にて設けられているものであるので、挿入作業時に本体部を摘んだ指先がフランジ部に当たることで、挿入方向への力を効果的に与えることができると共に、インク導入口の軸線と一致するように弾性キャップの姿勢を維持する作業も容易にできるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、前記弾性キャップは、前記誘い込み漏斗部の内径側に対して前記支持杆側からのみ着脱可能に挿入係止されているものであるので、保護キャップ手段を外す場合に、作業者が本体部のみを指で摘んで、収納ケース本体内から引き出すときにも、弾性キャップは誘い込み漏斗部の内径部から抜け出る(脱落する)という不都合を解消できる。
請求項5に記載の発明によれば、前記誘い込み漏斗部に対する前記支持杆の付け根部には、前記弾性キャップに形成された鍔部が係止するための係止溝部が形成されているものであるので、封止時に弾性キャップがインク導入口により、その軸線方向に押圧されても、大径の鍔部が半環状溝に係止されているために、支持杆と誘い込み漏斗部との付け根部から弾性キャップが抜け出ることがない。また、保護キャップ手段を外す場合に、作業者が本体部のみを指で摘んで、収納ケース本体内から引き出すときにも、弾性キャップは大径の鍔部のために誘い込み漏斗部の内径部から抜け出る(脱落する)という不都合も解消できる。
請求項6に記載の発明によれば、前記インク導入口は前記収納ケース本体内の前記カートリッジ収納部に向かって突出する筒状に形成され、前記インク導入口より外周には、保護リブが突出形成され、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で前記保護キャップ手段が姿勢保持されるとき、前記誘い込み漏斗部と前記保護リブとの間に適宜の隙間を有するものであるので、保護リブに付着しているインクが誘い込み漏斗部に乗り移って汚れるという不都合を解消できる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は本発明の一実施形態に係る多機能装置の外観斜視図、図2は上部ケースを除去したハウジング(本体ケース)の平面図、図3は記録部の要部側断面図、図4は記録部の斜視図、図5はカートリッジ収納装置15の斜視図、図6(a)はカートリッジ収納装置15の正面図、図6(b)は図5におけるVIb −VIb の矢視断面図、図7(a)〜図7(c)はそれぞれ接続体62の斜視図、図8はインクカートリッジの収納状態を示す側断面図、図9はインクカートリッジを取り出す状態を示す側断面図、図10(a)〜図10(d)は第1実施形態の保護キャップ手段を示す図、図11は第1実施形態の保護キャップ手段を装着した状態の斜視図、図12(a)は扉体を閉じた状態のカートリッジ収納装置15の正面図、図12(b)は図12(a)におけるXIIb−XIIbの矢視断面図、図13はインク導入口に対する弾性キャップ及び誘い込み漏斗部の位置姿勢を示す要部拡大側断面図である。
本実施形態の画像記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device )に本発明を適用したものであり、多機能装置は、図示されていないコンピュータと接続されて、主にこのコンピュータから送信された画像データや文書データに基づいて、被記録媒体たる記録用紙に画像や文書を記録するものである。また、多機能装置は、デジタルカメラ等の外部機器と接続されてデジタルカメラから出力される画像データを記録用紙に記録することができる。
本実施形態では、図1に示すように、合成樹脂製の装置筐体2の下部にプリンタ部(記録部)7が備えられている。そして、装置筐体2の底部のカセット収納部(収納空間)に対して、装置筐体2の前側に開口された挿入口2aから挿抜可能(実質上水平方向に出し入れ可能)な給紙カセット3が配置されている。以下、合成樹脂製の装置筐体2の挿入口2aがある側を前側または前方といい、これを基準に装置の前側、左右側、後側(奥側)という。装置筐体2の前面部にはスロット部6が備えられ、このスロット部6にメモリカード等の各種記憶媒体が装填されることによって当該記憶媒体に記憶された画像データ等を記録用紙に記録することも可能である。
装置筐体2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための画像読取装置(スキャナ部)12が配置されている。
装置筐体2の上側には、画像読取装置12の前方に各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部14が設けられており、画像読取装置12と操作パネル部14との平面視投影面積内に、記録部7と排紙部10などが配置される。この排紙部10の一側(図1で右側)であって、装置筐体2の前部側に、後に詳述するカートリッジ収納装置15が内臓されている。そして、装置筐体2の前部側に下端を蝶番を介して上下回動して開閉する蓋体2bにてカートリッジ収納装置15の前面側が覆われている。即ち、蓋体2bは、図1に示すように前方へ倒伏することによって装置筐体2の前面の開口2cからカートリッジ収納装置15を露出させる姿勢と、上記開口2cを閉じてカートリッジ収納装置15を覆う姿勢との間で回動自在となっている。
画像読取装置12の上面には、原稿を載置することができる載置用ガラス板(図示せず)が設けられ、その下側に原稿読取り用のイメージスキャナ装置(CIS:Contact Image Sensor)(図示せず)が図3の紙面と直交する方向(主走査方向、以下、X軸方向といい、主走査方向に延びる軸をX軸という)に往復移動可能に設けられている。
上記載置用ガラス板を覆う原稿カバー体13は自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder)13aを備えており、原稿カバー体13の後端部(図1で右奥側)は蝶番を介して上下開閉自在に取り付けられている。
本実施形態では、図3に示すように、給紙カセット3は、被記録媒体としての例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙Pをその短辺が用紙搬送方向(副走査方向、以下、Y軸方向という)と直交する方向(図1において紙面と直交する方向、主走査方向、X軸方向)に延びるようにして複数枚積層(堆積)されて収納できる形態とする。
給紙カセット3の上部には、小サイズの用紙(図示せず)を複数枚堆積させて供給する補助カセット3aがY軸方向に移動可能に装着されている。図1では給紙カセット3及び補助カセット3aを省略して示す。
給紙カセット3の奥側(図3において右側)には、用紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。他方、装置筐体2側には、上端部が上下方向に回動可能なアーム6aが装着されている。このアーム6aの下端に設けられた給紙ローラ6と、傾斜分離板8とが協働することにより、給紙カセット3及び補助給紙カセット3aに堆積された被記録媒体である用紙Pが一枚ずつ分離搬送される。分離された用紙Pは上横向きのUターンパス(給送路)9を介して給紙カセット3より後方の上側(高い位置)に設けられた記録部7に給送される。記録部7は、プリンタ機能などを実現するためのインクジェット式の記録ヘッド4が搭載された往復動可能なキャリッジ5等からなる。
記録部7にて記録された用紙Pがその記録面を上向きにして排出される排紙部10は、補助給紙カセット3aの上側に形成されており、排紙部10に連通する排紙口10a(挿入口2aの上方、図1参照)が装置筐体2の前面に向かって開口されている。
記録部7は、図2、図4に示すように、上面開放された枠状のメインフレーム21における左右一対の側板21a、21bにて支持され、X軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状(プレート状)の第1ガイド部材22、第2ガイド部材23と、これら両ガイド部材22、23に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能に構成されたキャリッジ5と、記録ヘッド4が搭載されたキャリッジ5を往復移動させるために第2ガイド部材23の上面にそれと平行状にて、プーリに巻回配置された無端ベルトとしてのタイミングベルト25と、そのタイミングベルト25を駆動するCR(キャリッジ)モータ24(実施形態ではDCモータであるが、ステッピングモータ等他のモータでもよい。)と、記録ヘッド4の下面側にて搬送される用紙Pを支持する板状のプラテン26と、主走査方向に沿って延びるように配置されてキャリッジ5のX軸方向(主走査方向)の位置とその方向の移動速度を検知するための光学式リニアエンコーダの構成部品であるテープスケール(図示せず)等を備える。なお、プラテン26上で用紙Pが通過する方向での用紙搬送方向(矢印A方向、図3参照)の上流側に、第1ガイド部材22が配置され、下流側に第2ガイド部材23が配置されることになる。
また、プラテン26を挟んで搬送上流側にレジストローラ対27が配置されて用紙Pを記録ヘッド4の下面のノズル面とプラテン26との隙間に送られる。プラテン26の下流側には、用紙Pの上面に接する拍車28bと下面側の駆動する排紙ローラ28aとが配置され記録済みの用紙Pが排紙部10に搬送される。
また、搬送される用紙Pの幅(用紙Pの短辺)より外側には、その一端側(実施形態では図2、図4で左側の側板21aに近い部位)にインク受け部29が、また、他端側(図2及び図4で右側の側板21bに近い部位)にメンテナンスユニット30がそれぞれ配置されている。これにより、記録ヘッド4はインク受け部29に設けられたフラッシング位置にて記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出を行い、インク受け部にてインクを受ける。メンテナンスユニット30部分では、キャリッジ5は待機位置であって、色毎にインクを選択的に吸引したり、記録ヘッド4上の図示しないバッファタンク内の気泡を除去したりするための回復処理等を行う。また、メンテナンスユニット30には図示しないが、ワイパーが設けられており、キャリッジ5をメンテナンスユニット30部分から画像記録領域方向に移動させるときに記録ヘッド4のノズル面のクリーニングを行う。
次に、カートリッジ収納装置15の構成について説明する。カートリッジ収納装置15は、フルカラー記録のための4色のインクを各々収容した平面視の面積が小さく、且つ高さ寸法の高いほぼ矩形箱状のインクカートリッジ60(個別の色、即ち、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)用インクである。)を、X軸方向に沿って一列状に収納できる収納ケース本体74を備える。そして、収納ケース本体74の前面の開口部を開閉する扉体76を開いて前方から着脱可能となるように構成されている。
そして、図6(b)及び図7(a)〜図7(c)に示すように、収納ケース本体74の後端に装着された接続手段としての接続体62には、各インクカートリッジ60に対応させて、4つのニードル(筒)状のインク導入口63が縦板部62aを貫通するように一体的に突出形成されており、この各インク導入口63の裏面の接続部に一端が接続されたインクチューブ20(図2、図4、図6(b)、図12(b)及び図13参照)を介して各インクカートリッジ60からインクジェット式の記録ヘッド4にインクを供給するように構成されている。なお、4色よりも多数のインク色を使用する場合(6色〜8色等)には、そのインク色の数に応じたインクカートリッジ60をカートリッジ収納装置15に収納可能に構成すれば良いし、インクチューブ20もインクカートリッジの数に合わせて増やせばよい。
インクカートリッジ60は、合成樹脂製のカートリッジ本体64と、これに内蔵されたインクとを備えている。本実施形態では、カートリッジ収納装置15が4つのインクカートリッジ60を収容するようになっているので、各インクカートリッジ60には、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のインクがそれぞれ貯留されている。ただし、各インクカートリッジ60の構造は、図1や図5から明らかなように、ブラックインクを貯留するインクカートリッジ60のみが他のインク色のインクカートリッジ60に比べて僅かに厚み方向に大きく構成されている。これは、一般的に言ってブラックインクの需要が最も多く、大量に消費されるからである。なお、ブラック以外の色のインクを貯留するインクカートリッジ60の構造は、すべて同様である。
本実施形態では、カートリッジ本体64は全体として薄肉の直方体状に形成されており、内部にインクが収容されるインク収容空間が区画されている。このカートリッジ本体64は、左右2つ割りのトレイ状の部材から構成されており、これら2つの部材が溶着その他の既知の固着手段によって接合されてなる。
カートリッジ本体64の背面には、その上部寄り部位に空気導入弁85が設けられている。本実施形態では、この空気導入弁85の内奥部にチェック弁(図示せず)が配置されている。インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容されると、空気導入弁85に設けられてインクカートリッジ60から突出されているプッシュロッド84が収納ケース本体74の奥側の壁に当接することによって、プッシュロッド84がインクカートリッジ60の内部に押し戻される。その結果、チェック弁が開かれるようになっている。また、カートリッジ本体64の背面のうち下部寄り部位には、インク供給弁65が設けられている。このインク供給弁65はカートリッジ本体64の背面に突出形成されたガイド筒65aの内径部に配置されている(図6(b)参照)。他方、接続体62の縦板62aの表面に突出形成された複数の円弧状のガイドリブ69(図7(a)〜図7(c)参照)が、上記ガイド筒65aの外径部に被嵌して挿入時のガイドの役割を果たし、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容(セット)されると、このインク供給弁65に収納ケース本体74の背面(後面)に設けられた筒状のインク導入口63が連結されるようになっている。
このインク導入口63及びインクチューブ20を介してインクカートリッジ60内のインクが記録ヘッド4に供給される。さらに、カートリッジ本体64の背面には、インクカートリッジ60内のインクの液面を検出するための被検出部66が設けられている。インクカートリッジ60内には、インクの残量によって移動する図示しない被検出体(アクチュエータ)が設けられており、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容(セット)されると、この被検出部66を介して収納ケース本体74の背面(後面)に設けられたホトインタラプタ等の液位センサ87が近接し被検出体の有無を検出することで、インクの液面を常時監視できるように構成されている。
カートリッジ本体64の下面には、収納ケース本体74への挿入方向に沿って長手のガイド溝67が設けられている。ガイド溝67は、図8、図9に示すように、カートリッジ本体64の側面と底面との境界の角部に凹設されている。このガイド溝67は、図8に示すように、カートリッジ本体64の長手方向に延びている。
本実施形態では、このガイド溝67は、カートリッジ本体64の左右両側に対称に設けられている。このガイド溝67は、カートリッジ本体64の背面に開口し、当該背面に連続してカートリッジ本体64の前面側へ延びる浅溝部67aと、この浅溝部67aに連続し、溝深さ(図8、図9において上下方向の寸法)が漸次大きくなる境界溝部67bと、さらに、この境界溝部67bに連続する深溝部67cとを有する。この深溝部67cは、カートリッジ本体64の前面に一体的に形成された係合片64aにて前面方向に開放しないように遮られている。
実施形態では、カートリッジ本体64の平坦な底面板64bが収納ケース本体74における底板部80に形成された一対の平坦なガイドレール80aの上面に載置され、インクカートリッジ60の挿抜時に直線状に案内されるものである(図5、図6、図8及び図9参照)。一対の平坦なガイドレール80aの間の断面凹状の溝80bは漏れたインクの逃がし溝となる。
カートリッジ本体64の上面にも溝68が設けられている。この溝68はカートリッジ本体64の側面と上面との境界の角部に凹設されている。この溝68は、カートリッジ本体64の長手方向に延びており、カートリッジ本体64の前面及び背面に連なっている。さらに、カートリッジ本体64の上面の長手方向中途部に凹部68aが設けられている。この凹部68aは、ほぼV字状に形成されており、前側傾斜面と後側傾斜面とを備えている。
収納ケース本体74は、例えば樹脂からなり、全体としてほぼ直方体状に形成されている。収納ケース本体74は、底板部80と、この底板部80の左右両側に立設された一対の側板部81と、各側板部81間に架け渡すように配置された天板部82と、左右両側板部81間を繋ぎ、天板部82寄り部位に設けられた後板部79とを備えている。さらに、収納ケース本体74は前面開口部74aを有し、収納ケース本体74の内部には、各インクカートリッジ60が収容され保持されるカートリッジ収納部としての収容室78を区画するための隔壁部75が設けられている。この隔壁部75は、収納ケース本体74に収容されるインクカートリッジ60の数に応じて配置される(図9、図11及び図12(b)参照)。
本実施形態では、収納ケース本体74は、4つの収容室78を有し、各収容室78に4つのインクカートリッジ60が前面開口部74aから挿抜可能に構成されている。各収容室78の内壁面形状は、インクカートリッジ60の外周面形状に対応されている。このため、各インクカートリッジ60は、がたつくことなく確実に収納ケース本体74に保持される。もっとも、この隔壁部75は、各収容室78を完全に区画するように設けられている必要はなく、少なくとも収納ケース本体74の奥側(後板部79に近い側)に、隣り合う収容室78間を仕切るリブ状に形成されていれば良い。これら底板部80、側板部81、天板部82、後板部79及び隔壁部75は、一体的に形成されるのが好ましい。
底板部80の上面には、インクカートリッジ60がその長手方向に沿って摺動可能に載置される載置面としてのガイドレール80aが形成されている(図6(b)参照)。このガイドレール80aの高さ位置は、インクカートリッジ60が収容室78に挿入された状態で、ニードル状(筒状)のインク導入口63がインクカートリッジ60のインク供給弁65に挿入され、プッシュロッド84がインクカートリッジ60の空気導入弁85(図6(b)参照)を開放し、且つ液位センサ87がインクカートリッジ60の被検出部66と嵌合することができるように設定されている。上記の構成により、空気が空気導入弁85を通じてインクカートリッジ60の内部へ進入することができ、インクカートリッジ60内のインクが円滑に記録ヘッド4側へ送られる。
図5及び図11に示すように、収納ケース本体74の前面開口部74aには、扉体76が各収容室78に対応して設けられている。換言すれば、前面開口部74aにそれぞれ連続して収納ケース本体74内に各収容室78が設けられている。上記4つのインクカートリッジ60は、それぞれ、前面開口部74aを通じて前面側から各収容室78に挿抜されるようになっている。
合成樹脂製などの扉体76は、その下端部に形成された横軸部94を介して収納ケース本体74の前端で且つ下端に対して上下回動可能に枢支されており、図5に示すように、前面開口部74aを閉じる姿勢(閉塞姿勢)と、前面開口部74aを開放する姿勢(開放姿勢)との間で姿勢変化するようになっている。扉体76が閉塞姿勢となったときは、収容室78内にインクカートリッジ60が確実に保持され、扉体76が開放姿勢となったときは、収容室78に対してインクカートリッジ60が容易に挿抜されるようになっている。
図5、図6(b)、図8、図9、図11及び図12に示すように、扉体76は、扉本体89と、これに設けられた押圧保持部材90、ロック部材91及びロック解除レバー92とを備えており、これらは、それぞれ樹脂により成形されている。
扉本体89の下端部には、左右一対の引出部材77が一体成形されている。この引出部材77は、略L字状(鉤状)に形成されており、延設部77aと屈曲部77bとを有する。図8に示すように、延設部77aは、扉体76が閉塞姿勢となった状態で、扉本体89の下端部から後方に延びている。また、屈曲部77bは、延設部77aの後端に連続し、略90°の角度をなして上方に延びている。扉体76が閉塞姿勢となったときは、屈曲部77bの先端は、載置面(ガイドレール)80aよりも上方に突出している。扉本体89と共に引出部材77が回動されることにより、インクカートリッジ60の前面下端の係止片64aを屈曲部77bの先端が引き出し方向に押して、当該インクカートリッジ60が収容室78から若干の距離W1だけ引き出されるようになっている(図8の一点鎖線参照)。
図8に示すように、扉体76が開放姿勢へと変化する際に、引出部材77の屈曲部77bが横軸部(回動軸部)94を中心に反時計回りに回動する。このとき、屈曲部77bが回動することによって、その外壁面(外端面)110は、略垂直に起立した状態から略水平な状態に変化する(図8参照)。引出部材77の延設部77aの長さは所定の寸法に設定されており、このため、屈曲部77bが回動されたときは、その外壁面110は、収納ケース本体74の載置面(ガイドレール)80aよりも若干上方に位置し、且つ前後方向に延びる。そして、この外壁面110は、扉体76が開放姿勢であるときに、インクカートリッジ60を収容室78内の載置面80a上へ案内するガイド面として機能する。すなわち、引出部材77は、インクカートリッジ60を収容室78から引き出すための部材として機能することに加えて、インクカートリッジ60を収容室78へ挿入する際の案内部材としても機能する。
図5、図6(b)、図8、図9、図11及び図12(b)に示すように、押圧保持部材90は、扉本体89の内側面に対して前後方向に進退可能に取り付けられている。そして、押圧保持部材90と扉本体89との間に介在された圧縮コイルバネ(図示せず)により、平板状などの押圧保持部材90は、常時上記突出姿勢となるように弾性付勢されている。従って、扉体76が閉塞姿勢となったときにインクカートリッジ60の前面に当接し、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に対して位置決めされた状態で保持される。
ロック部材91は、扉本体89の上端部に上下方向に所定寸法だけ進退可能に取り付けられている。ロック部材91には、収納ケース本体74の内側にて上向きに突出する鉤部91aを備えている。また、ロック部材91は図示しない付勢バネにより、鉤部91aが常時扉本体89から上方に突出するように弾力付勢されている。また、ロック部材91の鉤部91aの上面は、下方へ傾斜した傾斜面となっている。したがって、図5及び図6(b)に示すように、扉体76が開放姿勢から閉塞姿勢へと変化したときに、ロック部材91の鉤部91aの上面が収納ケース本体74の前面開口部74aの上縁部74bに当接し、さらに扉体76が閉塞姿勢側へ回動されると、ロック部材91が上縁部74bに相対的に押圧されつつ扉本体89の内側へ退避する。上縁部74bの奥側の係合孔74cに鉤部91aが嵌まると、扉体76が閉塞姿勢が保持される。なお、カートリッジ収納装置15の正面図である図6(a)において、右端部のみ扉体76が記載され、左の3つの収容室78の前面の扉体76は図示省略している。
図9、図12(a)及び図12(b)に示すように、ロック解除レバー92は、矩形の板状に形成されており、扉本体89の外側面の上方に取り付けられている。ロック解除レバー92は、その下端部に設けられた支持ピン92aを介して扉本体89に対して回動自在に構成されている。実施形態では、ロック解除レバー92は、図8及び図12(b)に示すように起立することによって扉本体89の外側面と略平行となる起立姿勢と、垂直面に対して略40度に前向き傾斜した中立姿勢と(図6(b)参照)、さらに、略水平に倒伏した倒伏姿勢(図5参照)との間で自由に回動変位することができるようになっている。
ロック解除レバー92の下端に形成されたカム部92b(図6(b)参照)により、ロック解除レバー92の姿勢が中立姿勢から倒伏姿勢に変化したときにロック部材91を下向きに押し下げて、ロック解除する(上記鉤部91aが係合孔74cから外れる)ように構成されている。
なお、収納ケース本体74の天板部82に設けられ、貫通孔を介して収容室78の上部に臨むようにした側面視略L字状のスイングアーム(図示せず)は、引張付勢バネ96により、常時インクカートリッジ60を押圧する方向に回動するように付勢されている。収容室78内に挿入されたインクカートリッジ60の上面に、スイングアームの下端が当接しているときには、引張付勢バネ96の弾性力に抗してスイングアームはインクカートリッジ60から反力を受けている。したがって、上述したように扉体76を大きく開いて、インクカートリッジ60を図8の一点鎖線の位置まで引き出すと、当該インクカートリッジ60の上面に設けられているほぼV字状の凹部68aに、スイングアームの下端が嵌まると、上記反力を受けたスイングアームの回動にて、図9の状態まで、インクカートリッジ60を強制的に押し出すことができるのである。
使用済みのインクカートリッジ60は、次の要領で交換される。使用済みのインクカートリッジ60が収納ケース本体74から取り出される際には、まず扉体76が開かれる。この扉体76が閉塞姿勢から開放姿勢へと変化する際に、一対の引出部材77がインクカートリッジ60における下端の係合片64aを引っかけて当該インクカートリッジ60を開口側へ引き出す。これにより、作業者は、当該インクカートリッジ60を前面開口部74aから引っ張り出すことが容易になる。また、インクカートリッジ60が収容室78に収容される際には、扉体76が開かれた状態で前面開口部74aから収容室78へ挿入される。このとき、収容室78へ挿入されるべきインクカートリッジ60の下面の前部側は、予め一対の引出部材77に支持され、引出部材77に案内されつつ収容室78へ挿入される。また、インクカートリッジ60の下面の後部側(奥側)は平坦な載置面80aに載って滑り移動する。従って、インクカートリッジ60は、収容室78に対して簡単且つ確実にしかも円滑に挿抜され得る。
新品のインクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容された状態で、作業者は、再び扉体76を閉塞姿勢へと変化させる。扉体76が閉塞姿勢へと変化する際に、押圧保持部材90がインクカートリッジ60の前面に当接し、扉体76が完全に閉塞姿勢となったときは、押圧保持部材90が当該インクカートリッジを収納ケース本体74の収容室78の内奥側へ弾性付勢する。同時に、ロック部材91の鉤部91aが収納ケース本体74に設けられたロック部材嵌合孔74cに嵌め込まれ、当該扉体76が閉塞姿勢に保持される。
この状態では、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容(セット)されると、カートリッジ本体64の背面の下部寄りに設けられたインク供給弁65に収納ケース本体74の背面(後面)に設けられた筒状のインク導入口63が連結されて、このインク導入口63及びインクチューブ20を介してインクが記録ヘッド4に供給される。一方、カートリッジ本体64の背面における上部寄り部位に設けられた空気導入弁85が収納ケース本体74により押圧され、インクカートリッジ60内に押し戻されたプッシュロッド84によって空気導入弁85の内奥のチェック弁が開かれ、大気圧がカートリッジ本体64内のインクに作用して円滑なインク供給が実現できる。
次に、画像記録装置1の出荷、運搬時において、カートリッジ収納装置15におけるインク導入口63に接続している上記インクカートリッジ60の代わりに装着する保護キャップ手段50の構成について説明する。
図10〜図13は、第1実施形態の保護キャップ手段50を示す。この保護キャップ手段50は、上記収納ケース本体74内に収容する各インクカートリッジ60の配置箇所ごとに対応させるシングル形である。
保護キャップ手段50は、前後長手の軸形状の本体部51とその後端に連設される同じく前後長手の支持杆52と、支持杆52の先端に連設される誘い込み漏斗部53と、誘い込み漏斗部53の内径部に着脱可能に装着された弾性キャップ54とを備える。そして、保護キャップ手段50はその全体形状として、各インクカートリッジ60とは異型で、且つ小型であり、前後に細長い形状である。さらに、少なくとも本体部51と誘い込み漏斗部53と弾性キャップ54とは、筒状のインク導入口63の軸線に対して対称形状に形成されている(図10(a)〜図10(d)参照)。即ち、本体部51は中実軸状に形成され、作業者が指で摘んで保護キャップ手段50をインク導入口63の先端方向に押し込むときに滑らないようにする小径のリブ51aと鍔状の大径のフランジ部51bとが一体的に備えられている。また、本体部51の先端には、先端が凸湾曲面となって扉本体89へ当接するための当接部51cが一体的に形成されている。他方、支持杆52はその前半部分が断面略H字状であり、後半部が半円筒状に形成されている。
本体部51と、支持杆52と、誘い込み漏斗部53とは、可撓性を有する材料、例えば、合成樹脂材の射出成形等にて一体的に形成されている。弾性キャップ54は合成ゴムなどの柔らかい弾性体からなるほぼ筒状であり、先端側には、インク導入口63の先端部を密接被嵌するための装着凹部54aが形成され、弾性キャップ54の基端部には大径の鍔部54bが一体成形されている。
そして、挿入作業時に本体部51を摘んだ指先がフランジ部51bに当たることで、挿入方向への力を効果的に与えることができると共に、インク導入口63の軸線と一致するように弾性キャップ54の姿勢を維持する作業も容易にできるという効果を奏する。本体部51を指で摘んで差し込むときに、大径のフランジ部51bの外周端面が載置面80aに近接した状態にすれば、先端側の弾性キャップ54を筒状のインク導入口63に対しその軸線と略一致するように接近させることができ、図13の二点鎖線のように、弾性キャップ54の姿勢が傾くことがないので、誤操作しない。
上述のように、保護キャップ手段50は、1つのインク導入口63ごとに装着するものでありながら、インクカートリッジ60の形態に比べて一層小型化できる。そして、作業者は後端の誘い込み漏斗部53を介して弾性キャップ54の装着凹部54aにインク導入口63の先端部が嵌まるように差し込んで手を離すと、大径フランジ部51bが載置面80aに当接して、当該保護キャップ手段50の軸線が載置面80aの平面と実質的に平行状の姿勢に保持できる。その後、扉体76を閉止方向に回動すると、保護キャップ手段50の前面側である当接部51cが上向き回動して閉止する扉体76(扉本体89)に押圧されるので、軽量化された保護キャップ手段50の本体部51が載置面80aから浮き上がった状態で実質的に水平に姿勢保持され、且つ弾性キャップ54がインク導入口63から外れず、確実な密閉状態を保持できる(図12(b)参照)。
しかも、保護キャップ手段50は、1つのインク導入口63ごとに対応させた細長い形態であり、各インクカートリッジ60の幅寸法より実質上細く、且つインク導入口63の軸線に対して上述のように軸対称形状であるので、保護キャップ手段50の軸線回りのいずれの姿勢でもインク導入口63に対して差込み装着が可能であるから、その装着作業に誤りがなく至極簡単に実行できる。
このように、出荷、輸送、保管時に保護キャップ手段50でインク導入口63を覆って、確実に保護できるという本来の機能を有し、且つ小型で軽量でありながら、1つまたは複数のインク導入口を封止する作業に手間取らない。
支持杆52と誘い込み漏斗部53との連結部(付け根部)には、図10(b)、図10(c)及び図12(b)に示すように、弾性キャップ54における大径の鍔部54bの円周方向の略半分を係合する半環状溝55が形成されると共に、誘い込み漏斗部53の内径部に対して支持杆52側から弾性キャップ54を挿入できる嵌合孔56が設けられている。この構成により、上記封止時に弾性キャップ54がインク導入口63により、その軸線方向に押圧されても、大径の鍔部54bが半環状溝55に係止されているために、支持杆52と誘い込み漏斗部53との付け根部から弾性キャップ54が抜け出ることがない。また、保護キャップ手段50を外す場合に、作業者が本体部51のみを指で摘んで、収納ケース本体74内から引き出すときにも、弾性キャップ54は大径の鍔部54bのために誘い込み漏斗部53の内径部から抜け出る(脱落する)という不都合も解消できる。
支持杆52が半円筒状であることと支持杆52と誘い込み漏斗部53との連結部(付け根部)の嵌合孔56が貫通形成されていることとから、基部側に大径の鍔部54bがあっても弾性キャップ54を簡単に誘い込み漏斗部53内に挿入して装着できる。
図12(b)及び図13に示すように、本実施形態では、弾性キャップ54の装着凹部54aにインク導入口63を挿入した密閉姿勢(封止姿勢)では、誘い込み漏斗部53の先端部もしくはその略円錐状の内径面とガイドリブ69の先端縁との間に適宜寸法H1の隙間を有するように設定されている。そのためには、誘い込み漏斗部53の朝顔形の拡大側内径の直径を円筒状のガイドリブ69の外周直径より大きくする。上記のように、隙間を形成しておけば、ガイドリブ69に付着したインクが誘い込み漏斗部53に乗り移ることも防止できる。
本発明は、カートリッジ収納装置の収納ケース本体の開口部が上面に形成され、収納ケース本体の底部に、インク導入口が上向きに開口している形態において、本発明の保護キャップ手段50を上方から差し込むように設定しても良い。また、本発明は、本実施形態のオフキャリッジ型に適用できるばかりでなく、オンキャリッジ型にも適用できることはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る多機能装置の外観斜視図である。 上部ケースを除去したハウジング(本体ケース)の平面図である。 記録部の要部側断面図である。 記録部の斜視図である。 カートリッジ収納装置15の斜視図である。 (a)はカートリッジ収納装置15の正面図、(b)は図5におけるVIb −VIb の矢視断面図である。 図7(a)〜図7(c)はそれぞれ接続体62の斜視図である。 インクカートリッジの収納状態を示す側断面図である。 インクカートリッジを取り出す状態を示す側断面図である。 (a)〜(d)は第1実施形態の保護キャップ手段を示す図である。 第1実施形態の保護キャップ手段を装着した状態の斜視図である。 (a)は扉体を閉じた状態のカートリッジ収納装置15の正面図、(b)は図12(a)におけるXIIb−XIIbの矢視断面図である。 インク導入口に対する保護キャップ及び誘い込み漏斗部の位置姿勢を示す要部拡大側断面図である。
符号の説明
4 記録ヘッド
15 インクカートリッジ収納装置
50 保護キャップ手段
51 本体部
52 支持杆
53 誘い込み漏斗部
54 弾性キャップ
55 半環状溝
56 嵌合孔
60 インクカートリッジ
62 接続体
63 インク導入口
69 ガイドリブ
74 収納ケース本体
76 扉体

Claims (6)

  1. 記録ヘッドに対する複数のインク導入口と、前記各インク導入口に対して接離可能なインクカートリッジが挿抜可能なカートリッジ収納部と、前記各カートリッジ収納部を挟んで前記各インク導入口と対峙した開口部を開閉可能とする扉体とを備えた収納ケース本体内に対して挿抜可能で、且つ前記各インク導入口毎に塞ぐための保護キャップ手段が備えられた保護装置において、
    前記保護キャップ手段は、本体部と、その本体部から前記各インク導入口に向かって突出形成された支持杆と、該支持杆の先端部に形成された誘い込み漏斗部と、該誘い込み漏斗部の内径側に設けられて、前記インク導入口に密着し得る弾性キャップとを備え、
    少なくとも前記本体部と誘い込み漏斗部と弾性キャップとは、前記インク導入口の軸線に対称形状に形成されていることを特徴とするインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  2. 前記本体部には、前記インク導入口の軸線に対称形状の突起部を設け、
    前記収納ケース本体内に収納された前記保護キャップ手段は、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記突起部が閉止された前記扉体に押圧された状態で姿勢保持されることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  3. 前記本体部または支持杆には、それより大径のフランジ部が前記インク導入口の軸線に対称形状にて設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  4. 前記弾性キャップは、前記誘い込み漏斗部の内径側に対して前記支持杆側からのみ着脱可能に挿入係止されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  5. 前記漏斗部に対する前記支持杆の付け根部には、前記弾性キャップに形成された鍔部が係止するための係止溝部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  6. 前記インク導入口は前記収納ケース本体内の前記カートリッジ収納部に向かって突出する筒状に形成され、
    前記インク導入口より外周には、保護リブが突出形成され、
    前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で前記保護キャップ手段が姿勢保持されるとき、前記誘い込み漏斗部と前記保護リブとの間に適宜の隙間を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
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