JP2007268958A - 表面保護フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリプロピレンの優れた耐熱性、耐傷つき性および剛性を生かした電子部品用の表面保護フィルムを提供すること。
【解決手段】基材の片面に粘着剤層を設けてなる表面保護フィルムにおいて、基材がMFR(230℃、2.16kgf)0.5〜30(g/10min)であり、n−デカン可溶分量が2wt%以下、塩素含有量が5重量ppm以下であるポリプロピレンからなることを特徴とする表面保護フィルム。また、前記ポリプロピレンが、メタロセン触媒の存在下にプロピレンの単独重合体またはプロピレンとエチレンおよび/または炭素原子数4〜12のα−オレフィンとを共重合して得られる(共)重合体であることを特徴とする前記表面保護フィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、表面保護フィルムに関するものであり、更に詳しくは、表面保護フィルム中の塩素イオンならびに低分子量成分の移行による製品不良現象や製品の腐蝕あるいは汚染を防止する表面保護フィルムに関する。
ポリプロピレンは機械的強度、剛性、耐熱性、傷つき性(表面硬度)、電気絶縁性および光学特性に優れることから、食品包装用、または産業用のシートもしくはフィルムなどに使用されている。近年薄型表示パネル(液晶デイスプレイ(LCD),エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイ,プラズマディスプレイパネル(PDP))や、プリント配線基板等の電子部品材料の表面保護や製造工程での中間製品表面を保護するフィルムの需要が高まっている。このような表面保護フィルムは、ポリエチレンを基材としたタイプが主に使用されているが、耐熱性や耐傷つき性があり、かつ省資源化可能(フィルムの薄肉化)な剛性を持つポリプロピレンが性能を認められ使用され始めている。ところが、ポリプロピレン樹脂中に含まれる塩素イオンや低分子量成分による不良現象が問題となっている。例えば、薄型表示パネルに使用されている金属薄膜層を付与した樹脂フィルムを用いた透明電極や電磁波遮断フィルムにポリプロピレン製保護フィルムを使用した場合、塩素イオンの影響により金属薄膜層に点状欠陥が発生する問題、また、薄型表示パネルに使用されるプリズムシートや偏光拡散板等の樹脂シート保護に使用した場合、低分子量物が樹脂シートに付着してくもり等の汚染を引起す問題があった。
特開2004−296140号公報 特開平11−181370号公報 特開2003−231225号公報
本発明の課題は前記の問題を改良した表面保護フィルムを提供することである。
(1)基材の片面に粘着剤層を設けてなる表面保護フィルムにおいて、基材がMFR(230℃、2.16kgf)0.5〜30(g/10min)であり、n−デカン可溶分量が2wt%以下、塩素含有量が5重量ppm以下であるポリプロピレンからなることを特徴とする表面保護フィルム。
(2)前記ポリプロピレンが、メタロセン触媒の存在下にプロピレンの単独重合またはプロピレンとエチレンおよび/または炭素原子数4〜12のα−オレフィンとを共重合して得られる(共)重合体であることを特徴とする(1)記載の表面保護フィルム。
(3)前記基材のΔヘイズ(80℃、3日後のヘイズ値変化)が厚さ30μmで1%以下であることを特徴とする(1)または(2)記載の表面保護フィルム。
(4)前記基材が前記ポリプロピレンからなる層を含む2層以上の積層体であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の表面保護フィルム。
本発明に依れば、ポリプロピレンの優れた機械的強度、剛性、耐熱性、傷つき性(表面硬度)、電気絶縁性および光学特性を生かして電子部品材料等の表面保護フィルムを提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、ポリプロピレン組成物、フィルムの視点から詳細に述べる。
ポリプロピレン組成物
本発明のポリプロピレンは、結晶性のポリプロピレン樹脂であり、メタロセン触媒の存在下にプロピレンの単独重合体または、プロピレンとエチレンおよび/または炭素原子数4〜12のα−オレフィンとを共重合して得られる重合体である。α−オレフィンの好ましい具体例としては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなどを挙げることができ、中でもエチレン、1−ブテンが好適に用いられる。
これら共重合に用いられるコモノマーは、α−オレフィンおよびエチレン単独で、あるいは2種類以上組合わせて用いられる。
上記の共重合体のコモノマー含量は、プロピレン・エチレン、プロピレン・α−オレフィン共重合体100モル%に対して0.5〜8.0モル%、好ましくは、0.5〜5.0モル%、さらに好ましくは0.5〜3.0モル%の範囲にある。
本発明のポリプロピレンは、MFR(230℃、2.16kgf)は0.5〜30(g/10min)の範囲にあり、好ましくは、1〜10、さらに好ましくは2〜7である。MFRが0.5未満であると、押出特性が好ましくなく、また30を超えると溶融張力低下によりTダイ製膜が困難であるので好ましくない。
本発明のポリプロピレンのn−デカン可溶分量は2wt%以下、好ましくは0.5wt%以下である。2wt%より多いと低分子量物が粘着層に移行し、保護するものにくもり等の不良現象が発生して好ましくない。
本発明のポリプロピレンの塩素含有量は5重量ppm以下、好ましくは1重量ppm以下である。塩素含有量が5重量ppmより多いと塩素イオンによる不良現象が発生するので好ましくない。
このような塩素含有量が少ないポリプロピレンは高活性の触媒を用いるか、重合したポリプロピレン樹脂中の触媒を分解、あるいは除去することにより製造することができる。特に触媒活性が高く、触媒構造中に含まれる塩素が少ないメタロセン触媒は、塩素含有量に加えてn−デカン可溶分量も少なくなり好ましい。
本発明のポリプロピレンからなる基材部(フィルム)は、厚み30μmのフィルムで測定したΔヘイズ(80℃、3日後のヘイズ値変化)が1%以下、好ましくは0.5%以下である。1%より高いと保護フィルムを高い温度で使用した際にフィルム表面に浮き出した低分子量物が粘着層に移行し、保護するものにくもり等の不良現象が発生して好ましくない。
本発明において使用するメタロセン触媒としては、メタロセン化合物、並びに、有機金属化合物、有機アルミニウムオキシ化合物およびメタロセン化合物と反応してイオン対を形成することのできる化合物から選ばれる少なくても1種以上の化合物、さらに必要に応じて粒子状担体とからなるメタロセン触媒で、好ましくはアイソタクチックまたはシンジオタクチック構造等の立体規則性重合をすることのできるメタロセン触媒を挙げることができる。前記メタロセン化合物の中では、本願出願人による国際出願によって既に公開(WO01/27124)されている架橋性メタロセン化合物が好適に用いられ、下記一般式[I]で表される架橋性メタロセン化合物が特に好ましい。
Figure 2007268958
上記一般式[I]において、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14は水素、炭化水素基、ケイ素含有基から選ばれ、それぞれ同一でも異なっていてもよい。このような炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、アリル基、n-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基、n-ヘプチル基、n-オクチル基、n-ノニル基、n-デカニル基などの直鎖状炭化水素基;イソプロピル基、tert-ブチル基、アミル基、3-メチルペンチル基、1,1-ジエチルプロピル基、1,1-ジメチルブチル基、1-メチル-1-プロピルブチル基、1,1-プロピルブチル基、1,1-ジメチル-2-メチルプロピル基、1-メチル-1-イソプロピル-2-メチルプロピル基などの分岐状炭化水素基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、ノルボルニル基、アダマンチル基などの環状飽和炭化水素基;フェニル基、トリル基、ナフチル基、ビフェニル基、フェナントリル基、アントラセニル基などの環状不飽和炭化水素基;ベンジル基、クミル基、1,1-ジフェニルエチル基、トリフェニルメチル基などの環状不飽和炭化水素基の置換した飽和炭化水素基;メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、フリル基、N-メチルアミノ基、N,N-ジメチルアミノ基、N-フェニルアミノ基、ピリル基、チエニル基などのヘテロ原子含有炭化水素基等を挙げることができる。ケイ素含有基としては、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、ジメチルフェニルシリル基、ジフェニルメチルシリル基、トリフェニルシリル基などを挙げることができる。また、R5からR12の隣接した置換基は互いに結合して環を形成してもよい。このような置換フルオレニル基としては、ベンゾフルオレニル基、ジベンゾフルオレニル基、オクタヒドロジベンゾフルオレニル基、オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル基、オクタメチルテトラヒドロジシクロペンタフルオレニル基などを挙げることができる。
前記一般式[I]において、シクロペンタジエニル環に置換するR1、R2、R3、R4は水素、または炭素数1〜20の炭化水素基であることが好ましい。炭素数1〜20の炭化水素基としては、前述の炭化水素基を例示することができる。さらに好ましくはR1、R3が炭素数1〜20の炭化水素基である。
前記一般式[I]において、フルオレン環に置換するR5からR12は炭素数1〜20の炭化水素基であることが好ましい。炭素数1〜20の炭化水素基としては、前述の炭化水素基を例示することができる。R5からR12の隣接した置換基は互いに結合して環を形成してもよい。
前記一般式[I]において、シクロペンタジエニル環とフルオレニル環を架橋するYは第14族元素であることが好ましく、より好ましくは炭素、ケイ素、ゲルマニウムでありさらに好ましくは炭素原子である。このYに置換するR13、R14は炭素数1〜20の炭化水素基が好ましい。これらは相互に同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。炭素数1〜20の炭化水素基としては、前述の炭化水素基を例示することができる。
前記一般式[I]において、Mは好ましくは第4族遷移金属であり、さらに好ましくはTi、Zr、Hf等が挙げられる。また、Qはハロゲン、炭化水素基、アニオン配位子または孤立電子対で配位可能な中性配位子から同一または異なる組合せで選ばれる。jは1〜4の整数であり、jが2以上の時は、Qは互いに同一でも異なっていてもよい。ハロゲンの具体例としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素であり、炭化水素基の具体例としては前述と同様のものなどが挙げられる。アニオン配位子の具体例としては、メトキシ、tert-ブトキシ、フェノキシなどのアルコキシ基、アセテート、ベンゾエートなどのカルボキシレート基、メシレート、トシレートなどのスルホネート基等が挙げられる。孤立電子対で配位可能な中性配位子の具体例としては、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、ジフェニルメチルホスフィンなどの有機リン化合物、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、1,2-ジメトキシエタンなどのエーテル類等が挙げられる。Qは少なくとも1つがハロゲンまたはアルキル基であることが好ましい。
このような架橋メタロセン化合物としては、イソプロピリデン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(3,6−ジ−t−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(3,6−ジtert−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(2,7−ジtert−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(3−tert−ブチル−5−メチル−シクロペンタジエニル)(3,6−ジtert−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド、1−フェニルエチリデン(4−tert−ブチル−2−メチルシクロペンタジエニル)(オクタメチルオクタヒドロジベンゾフルオレニル)ジルコニウムジクロリドが好ましく用いられる。
なお、本発明に係わるメタロセン触媒において、前記一般式[I]で表わされる第4族遷移金属化合物とともに用いられる、有機金属化合物、有機アルミニウムオキシ化合物、および遷移金属化合物(A)と反応してイオン対を形成する化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物、さらには必要に応じて用いられる粒子状担体については、本出願人による前記公報(WO01/27124)や特開平11-315109号公報中に開示された化合物を制限無く使用することができる。
本発明のポリプロピレンには、必要に応じて他の樹脂またはゴム等の他の重合体を本発明の目的を損なわない範囲内で添加してもよい。前記他樹脂またはゴムとして例えばポリエチレン、ポリブテン−1、ポリイソブテン、ポリペンテン−1、ポリメチルペンテン−1等のポリα−オレフィン;プロピレン含有量が75重量%未満のエチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン−1共重合体、プロピレン含有量が75重量%未満のプロピレン・ブテン−1等のエチレンまたはα−オレフィン・α−オレフィン共重合体;プロピレン含有量が75重量%未満のエチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体等のエチレンまたはα−オレフィン・α−オレフィン・ジエン単量体共重合体;スチレン・ブタジエンランダム共重合体などのビニル単量体・ジエン単量体ランダム共重合体;スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体等のビニル単量体・ジエン単量体・ビニル単量体ブロック共重合体;水素化(スチレン・ブタジエンランダム共重合体)等の水素化(ビニル単量体・ジエン単量体・ビニル単量体ブロック共重合体)等が挙げられる。
他の重合体の添加量は、添加する樹脂の種類またはゴムの種類により異なり、前記のように本発明の目的を損なわない範囲であれば良いが、通常ポリプロピレン100重量部に対して約5重量部以下であることが好ましい。
本発明のポリプロピレンには、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属石鹸、塩酸吸収剤等の安定剤、結晶核剤、滑剤、可塑剤、難燃剤、帯電防止剤等の添加剤や着色剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加しても良い。
フィルム
本発明の表面保護フィルムに使用される基材フィルムは、本発明のポリプロピレンを用いた基材フィルムからなる層を含んで構成される層を少なくとも1層有する、2層以上の多層積層体として使用することもできる。かかる積層体としては、各層を構成する材料が相互に同じでも、異なっていてもかまわなく、かかる各層を構成する材料としては、本発明に使用されるポリプロピレン以外の公知の各種熱可塑性樹脂が本発明の目的を損なわない範囲で使用できる。各種熱可塑性樹脂としては、各種エチレン系樹脂、各種ポリブテン系樹脂、各種ポリメチルペンテン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、エチレン-酢酸ビニル系モノマー共重合樹脂、エチレン-アクリル酸系モノマー共重合樹脂、エチレン-メタクリル酸系モノマーとの共重合樹脂、ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂が挙げられる。
本発明の基材フィルムの厚みは特に限定されないが、好ましくは10−300μm、さらに好ましくは、20−100μmである。
本発明の基材フィルムを成形するには、公知の各種の方法を採用することができる。例えば、Tダイからフィルム状に製膜する方法、サーキュラーダイからチューブ状に製膜する方法により単層/多層の基材フィルムを得ることができる。また、これらの方法により製膜した基材フィルムをドライラミネート法、押出ラミネート法により多層積層化することもできる。
また、上記のような方法で形成されたポリプロピレンフィルムは適宜延伸して使用することができる。
上記の基材フィルムは、片面に粘着剤層を有する。この粘着剤は特に限定されず、例えば、エチレン-α-オレフィン共重合体、アタクッティックポリプロピレン、プロピレン-α−オレフィン共重合体、天然ゴム系粘着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系粘着剤、シリコーン系粘着剤、アクリル系粘着剤等の表面保護フィルム用途の用いられる各種粘着剤が使用できる。
粘着剤層の厚みは、特に限定されないが、1−100μmが好ましい。また、必要に応じて軟化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、架橋剤等や着色剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加しても良い。
粘着剤層は、公知の各種の方法により形成される。例えば、塗工機で基材上に粘着剤をコーティングする方法、基材と粘着剤をTダイやサーキュラーダイから多層フィルム状に製膜する共押出法等が挙げられる。
このようにして得られたポリプロピレン製表面保護フィルムは、薄型表示パネル等に使用される金属薄膜層やプリント配線基板等の電子部品や薄型表示パネルに使用されるプリズムシートや偏光拡散板等の樹脂シート保護に使用した場合、フィルム中の塩素イオンや低分子量物が少ないので、金属薄膜層に点欠陥や低分子量物が樹脂シートに付着してくもり等の汚染を引起す問題等の不良現象が少なく好適である。

次に本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。実施例における物性の測定方法は次の通りである。
1)メルトフローレート(MFR)
ASTM D−1238の方法により、温度230℃、荷重2.16kgで測定した。
2)融点(Tm)
DSC測定器を用いて測定した。
機器:セイコーインスツルメンツ(株)DSC6200、
サンプリング: ペレットを細かくきざんで所定の容器に挿入する。
条件:10℃/minで230℃まで昇温し、230℃雰囲気下で10分間予熱する。その後、10℃/minで降温して得られる結晶化ピークの頂点の温度を結晶化温度とする。50℃まで降温したところで10℃/minで230℃まで再び昇温し、そのとき得られる融解曲線から融点を求めた。
3)n−デカン可溶分量
サンプル5gにn−デカン200mlを加え、撹拌しながら加熱して試料を完全に溶解させた。約3時間かけて、20℃まで冷却させ、30分間放置した。その後、析出物をろ別した。ろ液を1000mlのアセトン中に入れ、n−デカン中に溶解していた成分を析出させた。析出物とアセトンをろ別し、析出物を乾燥した。なお、ろ液側を濃縮乾固しても残渣は認められなかった。n−デカン可溶分量は、以下の式によって求めた。

n−デカン可溶分量(wt%)=[析出物重量/サンプル重量]×100

4)塩素含有量
ポリプロピレン0.8gを三菱化成社製燃焼装置でアルゴン/酸素気流下で、400〜900℃で燃焼した後、燃焼ガスを超純水で捕集し、濃縮後の試料液を、日本ダイオネック(株)DIONEX−DX300型イオンクロマト測定装置を用いて、陰イオンカラムAS4A−SC(ダイオネックス社製)を用いて測定した。
5)塩素イオンによる不良現象評価(点状欠陥/面抵抗評価)
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに銀薄膜を付与した透明導電性膜積層体の透明導電性積層体側に表面保護フィルムを取り付け、温度60℃、湿度90%の恒温槽に500時間保存後に表面保護フィルムを剥がして測定した視感透過率(T)と保存前の視感透過率(T0)の比(T/T0)ならびに保存後の透明導電性積層体の表面抵抗で不良現象を評価した。表面保護フィルムから転移した塩素イオンにより発生する銀凝集による光線透過率の低下が1≧T/T0≧0.8、好ましくは1≧T/T0≧0.9、でかつ表面抵抗が15Ω/□以下であれば、塩素イオンによる不良現象による影響は実用性能上問題ない。
本評価に使用した透明導電性膜積層体は、PETフィルム(厚さ75μm)に直流マグネトロンスパッタリング法を用いて、インジウムとスズとの酸化物からなる薄膜層(a)、銀とインジウムとスズの合金薄膜層(b)をPET/a/b/aの構成(75μm/40nm/10nm/40nm)で積層することにより作製した。なお、インジウムとスズとの酸化物からなる薄膜層が透明高屈折率薄膜層となり、銀とインジウムとスズの合金薄膜層が、金属薄膜層を構成する。
本評価で測定した視感透過率は、日立製作所製分光光度計(U−3400)を用いて測定した全光線透過率をJIS R−3106に従い求めた。また、表面抵抗は、共和理研製4端針表面抵抗測定装置を用いて測定した。
6)ヘイズ/Δヘイズ
ヘイズは、厚さ30μmの基材フィルムのみ(粘着剤層を付与していない状態)をASTM D−1003に準拠して測定した。Δヘイズは、厚さ30μmの基材フィルムを80℃雰囲気下で3日間、オーブンで保存した後のヘイズとオーブン保存前のヘイズの差より求めた。
(1) 固体触媒担体の製造
1L枝付フラスコにSiO(洞海化学社製)300gをサンプリングし、トルエン800mLを入れ、スラリー化した。次に5L4つ口フラスコへ移液をし、トルエン260mLを加えた。メチルアルミノキサン(以下、MAO)−トルエン溶液(アルベマール社製10wt%溶液)を2830mL導入した。室温のままで、30分間攪拌した。1時間で110℃に昇温し、4時間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却した。冷却後、上澄みトルエンを抜き出し、フレッシュなトルエンで、置換率が95%になるまで、置換を行った。
(2) 固体触媒の製造(担体への金属触媒成分の担持)
グローブボックス内にて、5L4つ口フラスコにイソプロピリデン(3−t−ブチル−5−メチルシクロペンタジエニル)(3、6−ジ−t−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリドを2.0g秤取った。フラスコを外へ出し、トルエン0.46リットルと1)で調製したMAO/SiO2/トルエンスラリー1.4リットルを窒素下で加え、30分間攪拌し担持を行った。得られたイソプロピリデン(3−t−ブチル−5−メチルシクロペンタジエニル)(3、6−ジ−t−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド/MAO/SiO2/トルエンスラリーはn-ヘプタンにて99%置換を行い、最終的なスラリー量を4.5リットルとした。この操作は、室温で行った。
(3) 前重合触媒の製造
前記の(2)で調製した固体触媒成分202g、トリエチルアルミニウム174mL、ヘプタン100Lを内容量200Lの攪拌機付きオートクレーブに挿入し、内温15〜20℃に保ちエチレンを2828g挿入し、180分間攪拌しながら反応させた。重合終了後、固体成分を沈降させ、上澄み液の除去およびヘプタンによる洗浄を2回行った。得られた予備重合触媒を精製ヘプタンに再懸濁して、固体触媒成分濃度で2g/Lとなるよう、ヘプタンにより調整を行った。この予備重合触媒は固体触媒成分1g当りポリエチレンを10g含んでいた。
(4) 本重合
内容量58Lの管状重合器にプロピレンを28kg/時間、水素を0.5NL/時間、(3)で製造した触媒スラリーを固体触媒成分として3.1g/時間、トリエチルアルミニウム2.0g/時間を連続的に供給し、気相の存在しない満液の状態にて重合した。管状反応器の温度は30℃であり、圧力は3.2MPa/Gであった。
得られたスラリーは内容量1000Lの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを60kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.05mol%になるように供給した。重合温度72℃、圧力3.1MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーは内容量500Lの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを13kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.05mol%になるように供給した。重合温度71℃、圧力3.0MPa/Gで重合を行った
得られたスラリーを気化後、気固分離を行い、プロピレン重合体を得た。得られたプロピレン重合体は、80℃で真空乾燥を行った。
得られたプロピレン重合体は、酸化防止剤としてIrgnox1010(商標)[フェノール系酸化防止剤、チバスペシャルティケミカルズ(株)製]およびIrgafos168(商標)[リン系酸化防止剤、チバスペシャルティケミカルズ(株)製]を各0.1重量部、塩酸吸収剤としてステアリン酸カルシウムを0.1重量部添加し、単軸押出機にて溶融混練し、ポリプロピレン樹脂組成物のぺレットを得た。
上記で得られたペレットを基材とし、粘着剤としてエチレン-α-オレフィン共重合体(三井化学(株)タフマーA−2085S)を用いて片面に粘着剤層を付与したフィルム(トータル厚み50μm:基材40μm/粘着剤層10μm)ならびに基材のみの30μフィルムをSHIモダンマシナリー製多層Tダイ成形により樹脂温度240℃、冷却ロール温度20℃,製膜速度20m/minで共押出製膜した。結果を表1に示した。
(1) 固体触媒担体の製造
1L枝付フラスコにSiO(洞海化学社製)300gをサンプリングし、トルエン800mLを入れ、スラリー化した。次に5L4つ口フラスコへ移液をし、トルエン260mLを加えた。メチルアルミノキサン(以下、MAO)−トルエン溶液(アルベマール社製10wt%溶液)を2830mL導入した。室温のままで、30分間攪拌した。1時間で110℃に昇温し、4時間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却した。冷却後、上澄みトルエンを抜き出し、フレッシュなトルエンで、置換率が95%になるまで、置換を行った。
(2) 固体触媒の製造(担体への金属触媒成分の担持
グローブボックス内にて、5L4口フラスコにジフェニルメチレン(3−t−ブチル−5−メチルシクロペンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリドを2.0g秤取った。フラスコを外へ出し、トルエン0.46リットルと固体触媒担体の製造で調製したMAO/SiO2/トルエンスラリー1.4リットルを窒素下で加え、30分間攪拌し担持を行った。得られたジフェニルメチレン(3−t−ブチル−5−メチルシクロペンタジエニル)(2,7−t−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド/MAO/SiO2/トルエンスラリーはノルマル−ヘプタンにて99%置換を行い、最終的なスラリー量を4.5リットルとした。この操作は、室温で行った。
(3) 前重合触媒の製造
固体触媒の製造で調製した固体触媒成分202g、トリエチルアルミニウム109mL、ヘプタン100Lを内容量200Lの攪拌機付きオートクレーブに挿入し、内温15〜20℃に保ちエチレンを2020g挿入し、180分間攪拌しながら反応させた。重合終了後、固体成分を沈降させ、上澄み液の除去およびヘプタンによる洗浄を2回行った。得られた前重合触媒を精製ヘプタンに再懸濁して、固体触媒成分濃度で2g/Lとなるよう、ヘプタンにより調整を行った。一部、サンプリングを行い、前重合触媒の分析を行った。この前重合触媒は固体触媒成分1g当りポリエチレンを10g含んでいた。
(4) 予重合
内容量58Lの管状重合器にプロピレンを57kg/時間、水素を4NL/時間、前重合で製造した触媒スラリーを固体触媒成分として7.1g/時間、トリエチルアルミニウム4.0mL/時間を連続的に供給し、気相の存在しない満液の状態にて重合した。管状反応器の温度は30℃であり、圧力は2.6MPa/Gであった。
(5) 本重合
予重合で得られたスラリーを内容量1000Lの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを50kg/時間、エチレンを1.7kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.16mol%になるように供給した。重合温度60℃、圧力2.5MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーは内容量500Lの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを11kg/時間、エチレンを1.2kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.16mol%になるように供給した。重合温度59℃、圧力2.4MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを気化後、気固分離を行い、プロピレン共重合体を得た。得られたプロピレン共重合体は、80℃で真空乾燥を行った。
得られたプロピレン共重合体は、酸化防止剤としてIrgnox1010(商標)[フェノール系酸化防止剤、チバスペシャルティケミカルズ(株)製]およびIrgafos168(商標)[リン系酸化防止剤、チバスペシャルティケミカルズ(株)製]を各0.1重量部、塩酸吸収剤としてステアリン酸カルシウムを0.1重量部添加し、単軸押出機にて溶融混練し、ポリプロピレン樹脂組成物のぺレットを得た。
上記で得られたペレットを基材とし、粘着剤としてエチレン-α-オレフィン共重合体(三井化学(株)タフマーA−2085S)を用いて片面に粘着剤層を付与したフィルム(トータル厚み50μm:基材40μm/粘着剤層10μm)ならびに基材のみの30μフィルムをSHIモダンマシナリー製多層Tダイ成形により樹脂温度240℃、冷却ロール温度20℃,製膜速度20m/minで共押出製膜した。結果を表1に示した。
〔比較例1〕
実施例1の(1)と同様の方法で固体触媒担体の製造し、以下の方法により実施した。
(1) 固体触媒の製造(担体への金属触媒成分の担持)
グローブボックス内にて、5L4口フラスコにジメチルシリレンビス−(2−メチル−4−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリドを2.0g秤取った。フラスコを外へ出し、トルエン0.46リットルと実施例1の1)で調製したMAO/SiO2/トルエンスラリー1.4リットルを窒素下で加え、30分間攪拌し担持を行った。得られたジメチルシリレンビス−(2−メチル−4−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド/MAO/SiO2/トルエンスラリーはノルマル−ヘプタンにて99%置換を行い、最終的なスラリー量を4.5リットルとした。この操作は、室温で行った。
(2) 前重合触媒の製造
固体触媒の製造で調製した固体触媒成分202g、トリエチルアルミニウム109mL、ヘプタン100Lを内容量200Lの攪拌機付きオートクレーブに挿入し、内温15〜20℃に保ちエチレンを2020g挿入し、180分間攪拌しながら反応させた。重合終了後、固体成分を沈降させ、上澄み液の除去およびヘプタンによる洗浄を2回行った。得られた前重合触媒を精製ヘプタンに再懸濁して、固体触媒成分濃度で2g/Lとなるよう、ヘプタンにより調整を行った。一部、サンプリングを行い、前重合触媒の分析を行った。この前重合触媒は固体触媒成分1g当りポリエチレンを10g含んでいた。
(3) 予重合
内容量58Lの管状重合器にプロピレンを57kg/時間、水素を4NL/時間、前重合で製造した触媒スラリーを固体触媒成分として4.7g/時間、トリエチルアルミニウム3.1mL/時間を連続的に供給し、気相の存在しない満液の状態にて重合した。管状反応器の温度は30℃であり、圧力は2.6MPa/Gであった。
(4) 本重合
予重合で得られたスラリーを内容量1000Lの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを50kg/時間、エチレンを2.2kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.15mol%になるように供給した。重合温度60℃、圧力2.5MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーは内容量500Lの攪拌機付きベッセル重合器へ送り、更に重合を行った。重合器へは、プロピレンを11kg/時間、エチレンを1.5kg/時間、水素を気相部の水素濃度が0.15mol%になるように供給した。重合温度59℃、圧力2.4MPa/Gで重合を行った。
得られたスラリーを気化後、気固分離を行い、プロピレン系ランダム共重合体を得た。得られたプロピレン系ランダム共重合体は、80℃で真空乾燥を行った。
得られたプロピレン共重合体は、酸化防止剤としてIrgnox1010(商標)[フェノール系酸化防止剤、チバスペシャルティケミカルズ(株)製]およびIrgafos168(商標)[リン系酸化防止剤、チバスペシャルティケミカルズ(株)製]を各0.1重量部、塩酸吸収剤としてステアリン酸カルシウムを0.1重量部添加し、単軸押出機にて溶融混練し、ポリプロピレン樹脂組成物のぺレットを得た。
上記で得られたペレットを基材とし、粘着剤としてエチレン-α-オレフィン共重合体(三井化学(株)タフマーA−2085S)を用いて片面に粘着剤層を付与したフィルム(トータル厚み50μm:基材40μm/粘着剤層10μm)ならびに基材のみの30μフィルムをSHIモダンマシナリー製多層Tダイ成形により樹脂温度240℃、冷却ロール温度20℃,製膜速度20m/minで共押出製膜した。結果を表1に示した。
〔比較例2〕
ポリプロピレン樹脂に三井化学(株)製三井ポリプロF327を基材とし、粘着剤としてエチレン-α-オレフィン共重合体(三井化学(株)タフマーA−2085S)を用いて片面に粘着剤層を付与したフィルム(トータル厚み50μm:基材40μm/粘着剤層10μm)ならびに基材のみの30μフィルムをSHIモダンマシナリー製多層Tダイ成形により樹脂温度240℃、冷却ロール温度20℃,製膜速度20m/minで共押出製膜した。結果を表1に示した。
Figure 2007268958

Claims (4)

  1. 基材の片面に粘着剤層を設けてなる表面保護フィルムにおいて、基材がMFR(230℃、2.16kgf)0.5〜30(g/10min)であり、n−デカン可溶分量が2wt%以下、塩素含有量が5重量ppm以下であるポリプロピレンからなることを特徴とする表面保護フィルム。
  2. 前記ポリプロピレンが、メタロセン触媒の存在下にプロピレンの単独重合体またはプロピレンとエチレンおよび/または炭素原子数4〜12のα−オレフィンとを共重合して得られる(共)重合体であることを特徴とする請求項1記載の表面保護フィルム。
  3. 前記基材のΔヘイズ(80℃、3日後のヘイズ値変化)が厚さ30μmで1%以下であることを特徴とする請求項1または2記載の表面保護フィルム。
  4. 前記基材が前記ポリプロピレンからなる層を含む2層以上の積層体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表面保護フィルム。
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