JP2010072111A - 偏光子保護用光学フィルム、偏光板、及び画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の偏光子保護用光学フィルム5は、支持基体1及び偏光子保護膜2を備え、偏光子保護膜2は、支持基体1の少なくとも片面に剥離可能に設けられている。ここで、支持基体1には、メタロセン触媒により合成されたポリプロピレンを用いる。また、偏光子保護膜2には、(メタ)アクリル酸共重合体と多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物とを含有する電離放射線硬化性組成物を電離放射線により硬化して得られる化合物を用いる。
【選択図】図1
Description
また、画像表示装置の品位を高めるためには、光学フィルムの流通過程、光学フィルムと偏光子を貼り合わせて偏光板を製造する過程、偏光板の流通過程、あるいは偏光板を使用する画像表示装置の製造過程などにおいて、偏光子保護膜の表面ないし偏光板の表面を物理的に保護することが求められている。このような、偏光子保護膜の支持基体や保護シートとしては、一般に、ポリエチレンテレフタレートが用いられている(特許文献1、特許文献3参照)。
しかしながら、ポリエチレンテレフタレートは、光弾性乗数が大きく、外部応力の作用によって位相差の変化が生じるため、複屈折が大きい。そのため、ポリエチレンテレフタレートを偏光板の保護シートとして用いて、それを貼り付けたままで偏光板の品質検査をおこなうと、欠陥検出精度が劣ってしまうという問題がある。また、ポリエチレンテレフタレートの保護シートを剥がして品質検査をおこなった場合は、検査後に、偏光板の表面を保護するために保護シートを再度貼り付けなければならず、生産性を損なうこととなってしまう。
また、本発明の偏光板は、本発明の光学フィルムが、偏光子の少なくとも片面に、偏光子、偏光子保護膜、及び支持基体の順になるように貼り付けられているものである。
また、本発明の画像表示装置は、本発明の偏光板が使用されているものである。
そのため、本発明の光学フィルムによれば、偏光板の品質と生産性を低コストで高めることができる。
本発明の偏光子保護用光学フィルムは、支持基体及び偏光子保護膜を備え、前記支持基体の少なくとも片面に偏光保護膜が剥離可能に設けられたものである。図1に、本発明の偏光子保護用光学フィルムの例を示す。図1において、本発明の偏光子保護用光学フィルム5は、支持基体1と偏光子保護膜2とで構成され、前記支持基体1は、偏光子保護膜2から剥離可能である。
これらの中では、モンモリロナイト、ザウコナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、スチーブンサイト、ベントナイト、テニオライト等のスメクタイト族、バーミキュライト族、雲母族が好ましい。
また、特に、ジグリセリンモノ脂肪酸エステルを添加したジ−置換ベンジリデンソルビトールを用いる場合には、ポリプロピレン100質量部に対して、ジ−置換ベンジリデンソルビトールが0.01〜0.3質量部、混合するジグリセリンモノ脂肪酸エステルが0.01〜0.2質量部とすることが好ましい。
紫外線吸収剤は、無機系、有機系のいずれでもよく、無機系紫外線吸収剤としては、平均粒径が5〜120nm程度の二酸化チタン、酸化セリウム、酸化亜鉛などを好ましく用いることができる。また、有機系紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系、具体的には、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、ポリエチレングリコールの3−[3−(ベンゾトリアゾール−2−イル)−5−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオン酸エステルなどが挙げられる。
一方、光安定剤としては、例えばヒンダードアミン系、具体的には2−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2’−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレートなどが挙げられる。
また、紫外線吸収剤や光安定剤として、分子内に(メタ)アクリロイル基などの重合性基を有する反応性の紫外線吸収剤や光安定剤を用いることもできる。
赤外線吸収剤としては、例えば、ジチオール系金属錯体、フタロシアニン系化合物、ジインモニウム化合物等が用いられる。
本発明では、(メタ)アクリル酸重合体の重量平均分子量は50,000〜80,000の範囲であることが好ましい。重量平均分子量が50,000より小さい場合は、光学フィルムを製造する際の成膜強度が弱く、膜が割れやすい。一方、重量平均分子量が80,000より大きい場合は可撓性が劣るため、取り扱いが困難となり得る。以上の観点から、(メタ)アクリル酸重合体の重量平均分子量は60,000〜75,000の範囲がより好ましい。
本発明では、(メタ)アクリル酸重合体の電離放射線硬化性組成物中での含有量は、70〜95質量%の範囲であることが好ましい。前記含有量が70質量%未満であると可撓性が劣り膜が割れやすい。一方、95質量%を超えると光学フィルムを形成する際に成膜強度が弱い。以上の観点から、(メタ)アクリル酸重合体の電離放射線硬化性組成物中での含有量は70〜90質量%の範囲がより好ましい。
具体的には、多官能モノマーである重合性モノマー、多官能オリゴマー、多官能ポリマーなどが挙げられ、電離放射線で硬化する官能基としては、(メタ)アクリロイル基、アリル基、またはエポキシ基等が挙げられる。
上記重合成モノマーとしては、分子中にラジカル重合性不飽和基を持つ多官能(メタ)アクリル酸誘導体であることが好ましく、より具体的には多官能(メタ)アクリレートが好ましい。
ここで、エポキシ(メタ)アクリレート系オリゴマーは、例えば、比較的低分子量のビスフェノール型エポキシ樹脂やノボラック型エポキシ樹脂のオキシラン環に、(メタ)アクリル酸を反応し、エステル化することにより得ることができる。また、このエポキシ(メタ)アクリレート系オリゴマーを部分的に二塩基性カルボン酸無水物で変性したカルボキシル変性型のエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーも用いることができる。
ポリエステル(メタ)アクリレート系オリゴマーは、例えば多価カルボン酸と多価アルコールの縮合によって得られる両末端に水酸基を有するポリエステルオリゴマーの水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより、あるいは、多価カルボン酸にアルキレンオキシドを付加して得られるオリゴマーの末端の水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。
ポリエーテル(メタ)アクリレート系オリゴマーは、ポリエーテルポリオールの水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。
本発明では、多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物の電離放射線硬化性樹脂組成物中の含有量は5〜30質量%の範囲であることが好ましい。多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物の含有量が5質量%より少ない場合は、偏光子保護膜を形成する際に成膜強度が弱い。一方、多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物の含有量が30質量%を超えると、可撓性が悪く膜が割れやすい。以上の観点から、多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物の含有量は10〜30質量%の範囲がより好ましい。
光重合用開始剤としては、従来慣用されているものから適宜選択することができ、特に限定されない。例えば、分子中にラジカル重合性不飽和基を有する重合性モノマーや重合性オリゴマーに対しては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、アセトフェノン、ジメチルアミノアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−2(ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、ベンゾフェノン、p−フェニルベンゾフェノン、4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン、ジクロロベンゾフェノン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリーブチルアントラキノン、2−アミノアントラキノン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、アセトフェノンジメチルケタールなどが挙げられる。
また、分子中にカチオン重合性官能基を有する重合性オリゴマー等に対しては、芳香族スルホニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等が挙げられる。また、光増感剤としては、例えばp−ジメチル安息香酸エステル、第三級アミン類、チオール系増感剤などを用いることができる。
その他にも、本発明の電離放射線硬化性組成物には、所望物性に応じて、各種添加剤を配合することができる。この添加剤としては、上記の支持基体のポリプロピレンに配合できるものが同様に挙げられる。
本発明においては、電離放射線硬化性組成物の成分を含む塗工液を、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、マイクログラビアコート法、リバースコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、コンマコート法、含浸法、などの公知の方式、さらにはカーテンコート法等を単独または組み合わせて適用して、基材に塗布する。なお、水性塗液を用いる場合には、塗液の安定性を維持する目的で若干量の有機溶剤を含ませても良い。好ましくはコンマコート法により塗工し、支持基体1上に未硬化の電離放射線硬化性組成物層3を形成させる。
ここで、電離放射線として電子線を用いる場合、その加速電圧については、用いる樹脂や層の厚みに応じて適宜選定し得るが、通常100〜1000keV、好ましくは加速電圧70〜300kV程度で未硬化の電離放射線硬化性組成物層を硬化させることが好ましい。
また、照射線量は、未硬化の電離放射線硬化性組成物層の架橋密度が飽和する量が好ましく、通常5〜300kGy(0.5〜30Mrad)、好ましくは10〜50kGy(1〜5Mrad)の範囲で選定される。照射量が5kGy以上であると、モノマーの反応が十分起こり、硬化が十分となり、一方、照射量が300kGy以下であると、未硬化の電離放射線硬化性組成物層又はポリプロピレンが、損傷を受けることがない。また、硬化の際の雰囲気は、酸素濃度500ppm以下で行うことが好ましく、さらに200ppm以下であることがより好ましい。
離型処理の方法としては、上記処理剤を用いて、公知の方法で行うことができる。例えば、上記処理剤を単独で又は溶剤などと混合し、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法などの通常の印刷法に従って基材上に塗布し、乾燥し、更に必要に応じて硬化(加熱、紫外線照射、電子線照射、放射線照射)させて、離型層を形成することができる。
易接着処理を行った面もしくは接着剤層を形成した面を介して、本発明の光学フィルムと偏光子とを貼り合せた後に、乾燥工程を施し、塗布乾燥層からなる接着剤層を形成する。接着剤層を形成した後にこれを貼り合わせることもできる。偏光子と偏光子保護膜の貼り合わせは、ロールラミネーター等により行うことができる。加熱乾燥温度、乾燥時間は接着剤の種類に応じて適宜決定される。
接着剤層の厚みは、乾燥後の厚みで厚くなりすぎると本発明の光学フィルムの接着性の点で好ましくないことから、好ましくは0.01〜10μm、さらに好ましくは0.03〜5μmである。
本発明の偏光板は、光学フィルムが、偏光子の少なくとも片面に、前記偏光子、前記光学フィルムの偏光子保護膜、及び前記光学フィルムの支持基体の順になるように貼り付けられたものである。図3に、本発明の偏光板の例を示す。図3において、(a)は光学フィルム由来の支持基体付きの偏光板8、(b)は光学フィルム由来の支持基体が途中まで剥離された偏光板8、(c)は光学フィルム由来の支持基体を完全に剥離して取り除いた偏光板9を示している。図3の(a)において、7は偏光子であり、その片面に接着剤層6を介して、偏光子保護膜2と支持基体1が積層されている。支持基体1は、偏光子保護膜2から剥離可能である。
PVA系偏光子としては、例えばPVA系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸したものが挙げられる。これらのなかでもPVA系フィルムとヨウ素などの二色性物質からなる偏光子が好適に用いられる。これら偏光子の厚さは特に制限されず、一般的に、1〜100μm程度である。
PVA系樹脂のケン化度は、通常85〜100モル%、好ましくは98〜100モル%の範囲である。このPVA系樹脂は、さらに変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性されたポリビニルホルマールやポリビニルアセタールなども使用し得る。PVA系樹脂の重合度は、通常1,000〜10,000、好ましくは1,500〜10,000の範囲である。
二色性色素としてヨウ素を用いる場合は通常、ヨウ素及びヨウ化カリウムを含有する水溶液に、PVA系フィルムを浸漬して染色する方法が採用される。この水溶液におけるヨウ素の含有量は通常、水100質量部あたり0.01〜0.5質量部程度であり、ヨウ化カリウムの含有量は通常、水100質量部あたり0.5〜10質量部程度である。この水溶液の温度は、通常20〜40℃程度であり、また、この水溶液への浸漬時間は、通常30〜300秒程度である。
二色性色素による染色後のホウ酸処理は、染色されたPVA系フィルムをホウ酸水溶液に浸漬することにより行われる。ホウ酸水溶液におけるホウ酸の含有量は通常、水100質量部あたり2〜15質量部程度、好ましくは5〜12質量部程度である。
二色性色素としてヨウ素を用いる場合には、このホウ酸水溶液はヨウ化カリウムを含有するのが好ましい。ホウ酸水溶液におけるヨウ化カリウムの含有量は通常、水100質量部あたり2〜20質量部程度、好ましくは5〜15質量部である。ホウ酸水溶液への浸漬時間は、通常100〜1,200秒程度、好ましくは150〜600秒程度、さらに好ましくは200〜400秒程度である。ホウ酸水溶液の温度は、通常50℃以上であり、好ましくは50〜85℃である。
こうして、ヨウ素又は二色性染料が吸着配向されたPVA系フィルムからなる偏光子が得られる。
接着剤層を形成する接着剤としては、PVA系接着剤、エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、不飽和カルボン酸またはその無水物をグラフトさせたポリオレフィンもしくは前記グラフトさせたポリオレフィンをブレンドしたポリオレフィン系接着剤などが挙げられる。その他、透明性を有する接着剤、例えば、ポリビニルエーテル系、ゴム系等の接着剤を使用することができる。なかでも、PVA系接着剤が好ましい。
PVA系樹脂の重合度等は特に限定されないが、接着性などが良好になることから、平均重合度100〜3000程度、好ましくは500〜3000、平均ケン化度85〜100モル%程度、好ましくは90〜100モル%程度のものを用いることが好ましい。
本発明の光学フィルムと偏光子との貼り合わせは、ロールラミネーター等により行うことができる。なお、加熱乾燥温度、乾燥時間は接着剤の種類に応じて適宜決定される。
紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型アクリルウレタン、紫外線硬化型エポキシアクリレート、紫外線硬化型(ポリ)エステルアクリレート、紫外線硬化型オキセタン等から選ばれる一種類以上の紫外線硬化樹脂が挙げられる。
ハードコート層の厚みは、0.1〜100μmが好ましく、特に好ましくは1〜50μm、さらに好ましくは2〜20μmである。また、ハードコート層の間にプライマー処理をすることもできる。
本発明の偏光板は、画像表示用の各種装置に好ましく使用することができる。
画像表示装置としては、液晶セルを含む液晶ディスプレイ、有機EL表示装置、タッチパネル等が挙げられ、偏光板を使用するものであれば、画像表示装置の種類の限定はない。また、液晶ディスプレイの場合、画像表示装置は、一般に、液晶セル、光学フィルム、及び必要に応じての照明システム等の構成部品を適宜に組立てて駆動回路を組込むことなどにより形成されるが、本発明においては、上記した偏光板を用いる点を除いて、画像表示装置の構成には特に限定はない。例えば、液晶セルの片側又は両側に偏光板を配置した画像表示装置や、照明システムとしてバックライト又は反射板を用いたものなどの適宜な画像表示装置が例示される。また、液晶セルについても、例えばTN型やSTN型、π型などの任意なタイプのものを用いうる。なお、画像表示装置を構成するに際しては、例えば、拡散板、アンチグレア層、反射防止膜、保護板、プリズムアレイ、レンズアレイシート、光拡散板、バックライトなどの適宜な部品を適宜な位置に1層又は2層以上配置することができる。
本発明の画像表示装置の例として、図4に、液晶セルを含む液晶ディスプレイの構成例を示す。図4において、11は液晶セルを示す。この液晶セル11は、例えば、薄膜トランジスタ型に代表されるアクティブマトリクス駆動型等や、ツイストネマチック型、スーパーツイストネマチック型に代表される単純マトリクス駆動型などのものが例示される。この液晶セル11の上に、粘着剤層(図示せず)を介して、位相差板10が積層され、この上に、粘着剤層(図示せず)を介して、偏光板8が積層されたものである。偏光板8は、中心に偏光子7を有し、その両側の表面に、接着剤層6を介して、光学フィルム由来の偏光子保護膜2と支持基材1が積層されている。支持基材1は、偏光子保護膜2から剥離可能である。偏光板8と位相差板10、位相差板10と液晶セル11の積層に際しては、予め偏光板8、位相差板10及び液晶セル11に粘着剤層を設けておくこともできる。
前記粘着剤には、光学的透明性、適度な濡れ性、凝集性、接着性などの粘着特性、耐候性、耐熱性などに優れることが求められる。さらに吸湿による発泡現象や剥がれ現象の防止、熱膨張差等による光学特性の低下や液晶セルの反り防止、ひいては高品質で耐久性に優れる画像表示装置の形成性などの点より、吸湿率が低くて耐熱性に優れる粘着剤層が求められる。
塗工方法は、グラビアコート、バーコート、ロールコート、リバースロールコート、コンマコート等、各種方法が可能であるが、グラビアコートが最も一般的である。
また、粘着剤層の厚さは、使用目的や接着力などに応じて適宜に決定でき、一般には1μm〜500μmであり、5μm〜200μmが好ましく、特に10μm〜100μmが好ましい。
一般に、有機EL表示装置は、透明基板上に透明電極と有機発光層と金属電極とを順に積層して発光体(有機エレクトロルミネセンス発光体)を形成している。ここで、有機発光層は、種々の有機薄膜の積層体であり、例えばトリフェニルアミン誘導体等からなる正孔注入層と、アントラセン等の蛍光性の有機固体からなる発光層との積層体や、あるいはこのような発光層とペリレン誘導体等からなる電子注入層の積層体や、これらの正孔注入層、発光層、および電子注入層の積層体等、種々の組み合わせをもった構成が知られている。
有機EL表示装置においては、有機発光層での発光を取り出すために、少なくとも一方の電極が透明でなくてはならず、通常酸化インジウムスズ(ITO)などの透明導電体で形成した透明電極を陽極として用いている。一方、電子注入を容易にして発光効率を上げるには、陰極に仕事関数の小さな物質を用いることが重要で、通常Mg−Ag、Al−Liなどの金属電極を用いている。
すなわち、この有機EL表示装置に入射する外部光は、偏光板により直線偏光成分のみが透過する。この直線偏光は、一般には複屈折層によって楕円偏光となるが、複屈折層がλ/4板でしかも偏光板との偏光方向のなす角がπ/4のときには円偏光となる。この円偏光は、透明基板、透明電極、有機薄膜を透過し、金属電極で反射して、再び有機薄膜、透明電極、透明基板を透過して、複屈折層で再び直線偏光となる。そして、この直線偏光は、偏光板の偏光方向と直交しているので、偏光板を透過できない。その結果、金属電極の鏡面を完全に遮蔽することができる。
本発明の光学フィルムと偏光子からなる偏光板とλ/4板を、λ/4板の面内の遅相軸と偏光板の偏光軸との角度が実質的に45°になるように積層すると円偏光板が得られる。実質的に45°とは、40〜50°であることを意味する。λ/4板の面内の遅相軸と偏光膜の偏光軸との角度は、41〜49°であることが好ましく、42〜48°であることがより好ましく、43〜47°であることがさらに好ましく、44〜46°であることが最も好ましい。
本発明の光学フィルムを使用した円偏光板、又は直線偏光板は、透過型・反射型どちらのタッチパネルにも使用できる。
んら限定されるものではない。
(評価方法)
1.成膜強度:支持基体から剥がした際に、偏光子保護膜が割れずに剥がれた場合は「○」、フィルムが割れた場合は「×」とした。
2.可撓性:手で光学フィルムを曲げた場合に、フィルムに割れや傷が生じなかった場合は「○」、割れや傷が生じた場合は「×」とした。
3.面内位相差の評価
入射角0度で位相差測定機(王子計測機器(株)製「KOBRA−21ADH」)を用いて測定した。
(1)支持基体の作製
メタロセン触媒により合成したポリプロピレン(第1表で「mPP−A」と記載、日本ポリプロ(株)製、商品名:ウィンテック、融点142℃)を、加工温度200℃・引取りロール温度50℃の条件で、100μmの厚みでTダイ単層押し出し成形することにより、メタロセン触媒により合成したポリプロピレンを用いた支持基体を得た。得られた支持基体の曲げ弾性率は900MPaだった。
(2)アクリル酸共重合体溶液の調製
アクリル酸重合体として、アクリル酸共重合体(三菱レイヨン(株)製「ダイヤナールBR64」、重量平均分子量65,000、ガラス転移点(以下「Tg」という。)55℃、酸化理論値2mgKOH/g)を用いて、アクリル酸重合体溶液を調製した。溶剤としてメチルエチルケトン(MEK)を用い、これに前記アクリル酸共重合体を固形分が30質量%となるように投入し、ホットスターラーで60℃にて攪拌溶解した。
(3)電離放射線硬化性組成物の調製
上記(2)で調製したアクリル酸重合体溶液90質量%と、多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物としてトリシクロデカンジメタノールジアクリレート(以下「A−DCP」という、新中村化学(株)製「NK−エステル A−DCP」)10質量%とを混合し、電離放射線硬化性組成物を調製した。
(4)光学フィルムの作製
上記(1)で作製したポリプロピレンを用いた支持基体上に、上記(3)で調製した電離放射線硬化性組成物をアプリケーターで100μmの厚みで塗布し、オーブンで溶剤を飛ばし乾燥した。乾燥は80℃の条件で2分間行った。30μm厚の電離放射線硬化層を得た。
次いで、電子線照射装置(岩崎電気(株)製、「エレクトロカーテン」)を用いて、電子線を照射し、塗膜を硬化した。測定条件としては、ラインスピード10m/min、照射エネルギー30kGy(HV=165kV、1.4mA)、酸素濃度200ppmで行った。
上記(1)から(4)によって得られた光学フィルムについて、支持基体を剥がさないで、上記評価方法にて可撓性及び面内位相差の評価を行った。
*2 BR77;アクリル酸共重合体、三菱レイヨン(株)製「ダイヤナールBR77」、重量平均分子量65,000、Tg80℃、酸化理論値18.5mgKOH/g
*3 BR60;アクリル酸共重合体、三菱レイヨン(株)製「ダイヤナールBR60」、重量平均分子量70,000、Tg75℃、酸化理論値1mgKOH/g
*4 BR83;アクリル酸共重合体、三菱レイヨン(株)製「ダイヤナールBR83」、重量平均分子量40,000、Tg105℃、酸化理論値2mgKOH/g
*5 BR73;アクリル酸共重合体、三菱レイヨン(株)製「ダイヤナールBR73」、重量平均分子量85,000、Tg100℃、酸化理論値3mgKOH/g
*6 A−DCP;トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、新中村化学(株)製「NK−エステル A−DCP」
*7 A−TMPT;トリメチロールプロパントリアクリレート、新中村化学(株)製「NK−エステル A−TMPT」
*8 A−DPH;ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、新中村化学(株)製「NK−エステル A−DPH」
2:偏光子保護膜
3:未硬化の電子放射線硬化性組成物層
4:電離放射線
5:光学フィルム
6:接着剤層
7:偏光子
8:偏光板(支持基体付き)
9:偏光板
10:位相差板(複屈折板)
11:液晶セル
Claims (5)
- 支持基体及び偏光子保護膜を備え、
前記偏光子保護膜が前記支持基体の少なくとも片面に剥離可能に設けられ、
前記支持基体がメタロセン触媒により合成されたポリプロピレンを用いており、
前記偏光子保護膜が(メタ)アクリル酸共重合体と多官能のラジカル重合性不飽和二重結合を有する化合物とを含有する電離放射線硬化性組成物を電離放射線により硬化して得られた化合物を用いていることを特徴とする偏光子保護用光学フィルム。 - 前記支持基体の曲げ弾性率が700MPa以上であることを特徴とする請求項1に記載した偏光子保護用光学フィルム。
- 前記支持基体の曲げ弾性率が900MPa以上であることを特徴とする請求項2に記載した偏光子保護用光学フィルム。
- 請求項1〜3のいずれか1つに記載された偏光子保護用光学フィルムが、偏光子の少なくとも片面に、前記偏光子、前記偏光子保護用光学フィルムの偏光子保護膜、及び前記偏光子保護用光学フィルムの支持基体の順に貼り付けられていることを特徴とする偏光板。
- 請求項4に記載された偏光板が使用されていることを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
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