JP2007268918A - ラインサーマルヘッドの断線チェック装置及び断線チェック方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】発熱体を1つ1つ選択して断線チェックするものにおいて、断線チェックに要する時間を短縮しスループットを向上する。
【解決手段】CPUはヘッドコントローラを介して断線チェック部、ラインサーマルヘッドを制御し、サーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電を行う。各発熱体への通電制御において、S18にて、通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出し、前回の電圧変化量と今回の電圧変化量の差が−aV以下、又は、+bV以上かを判定し、−aV以下でも+bV以上でもなければ、続いて、S19にて、今回の電圧変化量の絶対値がx2以上、もしくはy2以下かを判定し、x2以上でもy2以下でもなければ、発熱体は断線していないと判断して次のドットの断線チェックへ移行する。
【選択図】 図4
【解決手段】CPUはヘッドコントローラを介して断線チェック部、ラインサーマルヘッドを制御し、サーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電を行う。各発熱体への通電制御において、S18にて、通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出し、前回の電圧変化量と今回の電圧変化量の差が−aV以下、又は、+bV以上かを判定し、−aV以下でも+bV以上でもなければ、続いて、S19にて、今回の電圧変化量の絶対値がx2以上、もしくはy2以下かを判定し、x2以上でもy2以下でもなければ、発熱体は断線していないと判断して次のドットの断線チェックへ移行する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドの断線チェック装置及び断線チェック方法に関する。
ラインサーマルヘッドは、プリンタにおいて、複数、例えば、2560本という多数の発熱体をライン状に配置し、このヘッドを、用紙の搬送方向と直交する方向に発熱体が並ぶように配置されている。ラインサーマルヘッドは、常に感熱紙やインクリボンに接触しながら発熱によって、感熱紙のロイコ染料やインクリボンのインクを溶融することで印字を行っている。
このようなラインサーマルヘッドでは、物理衝撃や熱磨耗などにより発熱体部分に損傷が生じ、その結果断線が起きる。発熱体に断線が起きると、その部位の印字ができなくなるため、バーコードのような細線を印字する場合には、バーコードが切れてスキャナによる正しい読み取りができなくなる。また、用紙の搬送方向となる縦方向にスジが発生するなどして印字品質に悪影響を及ぼす。
このため、ラインサーマルヘッドでは、発熱体の断線チェックを頻繁に行ってヘッドの状態を常に確認する必要がある。
このため、ラインサーマルヘッドでは、発熱体の断線チェックを頻繁に行ってヘッドの状態を常に確認する必要がある。
ラインサーマルヘッドの断線チェックとしては、発熱体を1つ1つチェックしたのでは時間を要するので、複数の発熱体を同時に選択して断線チェックするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−67361号公報
しかしながら、複数の発熱体を同時に選択して断線チェックするものでは、発熱体を1つ1つ選択して断線チェックするものに比べて、断線チェックに要する時間を短縮できても、発熱体の抵抗値にばらつきがあると各発熱体の断線を確実に検出することができなくなる虞があった。
本発明は、発熱体を1つ1つ選択して断線チェックするものにおいて、断線チェックに要する時間を短縮できてスループットを向上できるラインサーマルヘッドの断線チェック装置及び断線チェック方法を提供する。
本発明は、複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドと、ラインサーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電制御を行う制御手段と、各発熱体への通電制御において、通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出する電圧変化量検出手段と、電圧変化量検出手段が検出した前回の電圧変化量と今回の電圧変化量の差が、設定した許容差の範囲外になっているか否かを判定する差判定手段を備え、差判定手段により、差が許容差の範囲外になっていないことを判定されると、断線が無いとして次の発熱体の断線チェックに移行するラインサーマルヘッドの断線チェック装置にある。
また、本発明は、複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電制御を行って通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出し、前回検出した電圧変化量と今回検出した電圧変化量の差が、設定した許容差の範囲外になっているか否かを判定し、差が許容差の範囲外になっていないことを判定すると、断線が無いとして次の発熱体の断線チェックに移行するラインサーマルヘッドの断線チェック方法にある。
本発明によれば、発熱体を1つ1つ選択して断線チェックするものにおいて、断線チェックに要する時間を短縮できてスループットを向上できるラインサーマルヘッドの断線チェック装置及び断線チェック方法を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は本発明をラベルプリンタに適用したものについて述べる。
図1において、1は制御部本体を構成するCPU(中央処理装置)、2は前記CPU1が各部を制御するためのプログラムデータを記憶したROM(リード・オンリー・メモリ)、3は前記CPU1が処理や制御を行うときに使用する各種メモリを形成したRAM(ランダム・アクセス・メモリ)である。
また、図1において、4はホストコンピュータ5と回線を介して通信する通信I/F(インターフェース)、6は各種のキー、7はこのキー6を制御し、キー信号を取込む操作パネル、8はラベル用紙を搬送するステッピングモータ、9はこのステッピングモータ7を駆動制御するステッピングモータドライバ、10は複数の発熱体、例えば、2560本の発熱体をライン状に配列した、前記ラベル用紙に対してバーコードや文字等を印字するラインサーマルヘッド、11はこのラインサーマルヘッド10を駆動制御するヘッドコントローラ、12は前記ラインサーマルヘッド10の各発熱体の断線をチェックする断線チェック部である。
前記操作パネル7、ステッピングモータドライバ9、ヘッドコントローラ11は、ゲート・アレー(G/A)13にそれぞれ電気的に接続されている。前記ゲート・アレー13は、操作パネル7、ステッピングモータドライバ9、ヘッドコントローラ11をそれぞれ制御する。
前記CPU1、ROM2、RAM3、通信用I/F4、ゲート・アレー13は互いにバスライン14を介して電気的に接続されている。
前記CPU1、ROM2、RAM3、通信用I/F4、ゲート・アレー13は互いにバスライン14を介して電気的に接続されている。
前記CPU1は、通信用I/F4を介してホストコンピュータ5と通信を行い、ホストコンピュータ5からコマンドを受信するとそのコマンドに応じて各部を制御するようになっている。すなわち、図2に示すように、S1にて、ホストコンピュータ5からコマンドを受信すると、S2にて、受信したコマンドが断線チェックコマンドか、他のコマンドかを判断し、断線チェックコマンドであれば、S3にて、断線チェックコマンド処理を行う。また、断線チェックコマンド以外のコマンドであれば、S4にて、コマンドに応じた他のコマンド処理を行う。
前記断線チェック部12は、図3に示すように、本来の印字に使用するヘッド電源と、内部に設けた断線チェック用電源21を切替える電源切替え部22を設けている。断線チェック用電源21は各発熱体が発熱して印字動作を行わない程度の電圧をラインサーマルヘッド10に印加する。
前記電源切替え部22の出力端子に、電圧検出用抵抗23及びライン24を直列に介して、ラインサーマルヘッド10における、発熱体HEとNPN型のトランジスタTrとの直列回路を発熱体の数だけ並列に接続した並列回路を接続している。そして、各トランジスタTrをシフトレジスタ及びオン、オフ制御部31によってオン、オフ動作するようになっている。
前記断線チェック部12は、ライン24を抵抗25及びNPN型のトランジスタ26を直列に介して接地している。すなわち、前記抵抗25とトランジスタ26の直列回路は、ラインサーマルヘッド10における発熱体HEとトランジスタTrとの直列回路を複数、並列に接続した並列回路に並列に接続されることになる。
前記断線チェック部12は、電源切替え部22から出力される断線チェック用電源21によって前記電圧検出用抵抗23に発生する電圧を、電圧検出手段を構成する電圧検出部27で検出し、検出した電圧値を増幅器28で増幅した後、前記ヘッドコントローラ11に供給している。前記トランジスタ26は前記ヘッドコントローラ11からの信号によってオン、オフ動作されるものである。前記シフトレジスタ及びオン、オフ制御部31には、制御手段を構成する前記CPU1から前記ヘッドコントローラ11を介して印字データや断線チェック用データが供給されるようになっている。
前記ヘッドコントローラ11は内部にアナログ/デジタル変換器を備え、断線チェック部12から取り込んだ電圧値を前記アナログ/デジタル変換器でデジタル変換してからCPU1に供給している。
図2の断線チェックコマンド処理(S3)は、図4に示す処理を行うようになっている。すなわち、CPU1は、S11にて、電源切替え部22を制御し、電源を断線チェック用電源21に切替えて放電処理を行う。放電処理はラインサーマルヘッド10やライン24に溜まっている電荷を放電するためにトランジスタ26を一定時間オンさせる。これにより、ライン24及びラインサーマルヘッド10の発熱体HE等に溜まっている電荷が抵抗25、トランジスタ26を介して放電される。
続いて、S12にて、RAM3に設けたカウンタのカウント値n=1とし、nドット目のデータをラインサーマルヘッド10のシフトレジスタ及びオン、オフ制御部31に出力する。すなわち、最初は1ドット目を「1」とし、他のドットを全て「0」としたチェック用データを出力する。この時データ出力のタイミングを長く取る。これはアナログ/デジタル変換器や断線チェック用電源21が立ち上がって安定化する時間を取るためである。
続いて、S13にて、1ドット目の断線判定処理を行う。すなわち、1ドット目の発熱体HEに接続したトランジスタTrをオン動作して発熱体HEへの通電を行う。このとき、電圧検出部27は抵抗23の両端間電圧を検出する。この検出電圧を増幅器28で増幅した後、前記ヘッドコントローラ11に入力しアナログ/デジタル変換器でデジタルデータに変換する。
CPU1は、発熱体HEへの通電が安定したときの検出電圧データの絶対値が、予め設定した所定の範囲外になっているか否かを判定する(断線判定手段)。すなわち、検出電圧データの絶対値が、上限値x1V以上、もしくは、下限値y1V以下になっているか否かを判定する。発熱体HEへの通電が安定するまでの時間としては、例えば、1.2msec程度になっている。
検出電圧データの絶対値が、上限値x1V以上、もしくは、下限値y1V以下になっていると断線していると判定する。また、x1V以上でも、y1V以下でもなければ断線していないと判定する。
そして、S14にて、判定結果をRAM3内の該当するメモリに記憶する。
そして、S14にて、判定結果をRAM3内の該当するメモリに記憶する。
続いて、S15にて、カウント値nが最終ドットかをチェックし、今は、最初の1ドット目なので、S16にて、カウンタをインクリメントし、カウント値nをn+1にする。そして、S17にて、2ドット目のデータをラインサーマルヘッド10のシフトレジスタ及びオン、オフ制御部31に出力する。すなわち、2ドット目を「1」とし、他のドットを全て「0」としたチェック用データを出力する。この時のデータ出力のタイミングは、既にアナログ/デジタル変換器や断線チェック用電源21が立ち上がっているので短くする。
続いて、S18にて、過渡状態における単位時間当りの電圧変化量(dV/dT)を検出する。すなわち、トランジスタTrをオンして発熱体HEへの通電を開始した直後の単位時間当りの電圧変化量(dV/dT)を検出する(電圧変化量検出手段)。なお、このときの単位時間当りの電圧変化量は、例えば、トランジスタTrをオンしてから300μsec経過後の短い時間で行われる。検出した電圧変化量(dV/dT)はメモリに記憶される。
そして、今回の電圧変化量と前回の電圧変化量との差が、予め設定した許容差の範囲外になっているか否かを判定する(差判定手段)。すなわち、差が、−aV以下、又は+bV以上になっているか否かを判定する。今回のチェックは2ドット目なので1ドット目との電圧変化量の差を判定することになる。
今回の電圧変化量と前回の電圧変化量との差が、−aV以下、又は+bV以上になっていなければ、続いて、S19にて、今回の電圧変化量の絶対値が、予め設定した許容値の範囲外になっているか否かを判定する(絶対値判定手段)。すなわち、絶対値が、x2V以上、もしくは、y2V以下になっているか否かを判定する。
今回の電圧変化量の絶対値が、x2以上、もしくはy2V以下になっていなければ、S20にて、2ドット目の発熱体HEは断線していないことを判定する。そして、S15に戻って、最終ドットでないことを判定し、S16にて、カウンタをインクリメントし、カウント値nをn+1にする。そして、S17にて、3ドット目のデータをラインサーマルヘッド10のシフトレジスタ及びオン、オフ制御部31に出力する。すなわち、3ドット目を「1」とし、他のドットを全て「0」としたチェック用データを出力する。
また、S18にて、今回の電圧変化量と前回の電圧変化量との差が、−aV以下になっているか、+bV以上になっていることを判定すると、断線の可能性ありとし、S13による断線判定処理を行う。また、S18にて、今回の電圧変化量と前回の電圧変化量との差が、−aV以下、又は+bV以上になっていないことを判定したとしても、S19にて、今回の電圧変化量の絶対値が、x2V以上、もしくは、y2V以下になっていることを判定すると、断線の可能性ありとし、S13による断線判定処理を行う。
S13における断線判定処理は上述したとおりで、トランジスタTrをオンしてから1.2msec経過後の安定時において、電圧検出部27が検出した検出電圧データの絶対値が、上限値x1V以上、もしくは、下限値y1V以下になっているか否かを判定することで行う。検出電圧データの絶対値が、x1V以上、もしくは、y1V以下になっていれば、断線していると判定し、S14にて、その判定結果をRAM3内の該当するメモリに記憶する。
以下、この処理を最終ドットの発熱体HEの断線チェックまで繰り返し、S15にて、nが最終ドット、すなわち、2,560ドット目であることを判定すると、S21にて、RAM内の該当するメモリに記憶した、2,560ドット分の発熱体HEの断線判定結果を、通信用I/F4からホストコンピュータ5へ送信して一連の断線チェック処理を終了する。
このような構成においては、ホストコンピュータ5から発熱体HEの断線チェックコマンドを受信すると、ラベルプリンタのCPU1は断線チェック処理を開始する。断線チェック処理においては、先ず、電源切替え部22を制御して電源をヘッド電源から断線チェック用電源21に切替える。
そして、最初の1ドット目の発熱体HEをチェックするチェック用データを作成してラインサーマルヘッド10のシフトレジスタ及びオン、オフ制御部31に出力する。最初の1ドット目においては断線チェック用電源21やアナログ/デジタル変換器の動作が安定するまでに時間を要するので、チェック用データを出力するタイミングを長くする。
そして、1ドット目の発熱体HEに接続したトランジスタTrをオン動作して発熱体HEへの通電を行い、抵抗23の両端間電圧を電圧検出部27で検出する。この検出電圧を増幅器28で増幅した後、前記ヘッドコントローラ11に入力しアナログ/デジタル変換器でデジタルデータに変換する。
そして、発熱体HEへの通電が安定したタイミング、すなわち、通電を開始してから1.2msec経過したタイミングで検出した電圧データの絶対値が、x1V以上になっているか、もしくは、y1V以下になっているかを判定する。
検出した電圧データの絶対値が、x1V以上でも、y1V以下でもなければ、断線していないことを判定する。しかし、電圧データの絶対値が、x1V以上であったり、y1V以下であったりすると、断線していると判定する。判定結果はメモリに記憶される。
1ドット目の断線チェックが終了すると、カウンタをインクリメントして2ドット目の断線チェックを開始する。2ドット目からは、すでに断線チェック用電源21やアナログ/デジタル変換器の動作が安定しているので、チェック用データの出力タイミングは短くなる。
2ドット目の発熱体HEに接続したトランジスタTrをオン動作して発熱体HEへの通電を行い、抵抗23の両端間電圧を電圧検出部27で検出する。この検出電圧を増幅器28で増幅した後、前記ヘッドコントローラ11に入力しアナログ/デジタル変換器でデジタルデータに変換する。
2ドット目は、発熱体HEへの通電が安定する前の過渡状態のタイミング、すなわち、通電を開始してから300μsec経過したタイミングで、電圧検出部27からの検出電圧データを取込み、単位時間の電圧変化量(dV/dT)を検出する。そして、前回の検出電圧データの単位時間の電圧変化量(dV/dT)と比較する。
前回の電圧変化量と今回の電圧変化量との差が、−aV以下でも、+bV以上でもなければ、続いて、今回の電圧変化量の絶対値がx2V以上か、もしくはy2V以下か否かを判定する。そして、今回の電圧変化量の絶対値がx2V以上でも、y2V以下でも無ければ、2ドット目の発熱体HEは断線していないと判定して次の3ドット目の断線チェックへ移行する。
3ドット目の断線チェックにおいても同様に、前回の電圧変化量と今回の電圧変化量との差が、−aV以下でも、+bV以上でもなければ、続いて、今回の電圧変化量の絶対値がx2V以上か、もしくはy2V以下か否かを判定する。そして、今回の電圧変化量の絶対値がx2V以上でも、y2V以下でも無ければ、3ドット目の発熱体HEは断線していないと判定して次の4ドット目の断線チェックへ移行する。
このようにして、発熱体HEが断線していないことが判定され続ける限りは、発熱体HEへの通電が安定する前の過渡状態のタイミングで断線チェックの発熱体HEが切替るようになる。すなわち、300μsecという早いタイミングで発熱体HEを切替えて断線チェックができる。
そして、途中で、前回の電圧変化量と今回の電圧変化量との差が−aV以下になっていること、又は、+bV以上になっていることが判定されるか、あるいは、今回の電圧変化量の絶対値がx2V以上になっていること、又は、y2V以下になっていることが判定されると、そのときには断線の可能があるとして、発熱体HEへの通電が安定する、1.2msec経過後に断線判定処理が行われる。
そして、1.2msec経過後に検出した電圧データの絶対値が、上限値x1V以上、もしくは、下限値y1V以下になっていることを判定すると、そのときにはじめて断線していると判定する。こうして、チェック対象の発熱体が断線しているときには、確実にその断線を検出することができる。
例えば、2,560個の発熱体をライン状に配置したラインサーマルヘッドの発熱体の断線をチェックする場合を考えると、大半の発熱体は断線していない。これに対しては、極めて早いタイミングで断線していないことを判定して次の断線チェックに移行できる。そして、途中で、断線の可能性がある発熱体を検出したときには、発熱体HEへの通電が安定する1.2msec経過後のタイミングで検出した電圧データの絶対値を使用して断線チェックを行う。
従って、全体として断線チェックに要する時間を短縮できてスループットを向上できる。また、発熱体を1つ1つ選択して断線チェックするとともに断線の可能性がある発熱体に対しては発熱体HEへの通電が安定したタイミングの電圧データの絶対値を使用して断線チェックを行うので、確実な断線チェックができる。
そして、発熱体の断線チェックを行った個々の結果はメモリに記憶され、全ての発熱体の断線チェックが終了したときにホストコンピュータ5に送信される。従って、ラベルプリンタを使用するときに、最初に必ずこの発熱体の断線チェックを行えば、ホストコンピュータ5はラベル発行前に常にラインサーマルヘッド10の各発熱体HEの状態を把握できるので、発行するラベルの内容と断線している発熱体との関係からラベル発行が支障なくできるか否かを判断することができる。
なお、この実施の形態では、S18にて、今回の電圧変化量と前回の電圧変化量の差を−aV、+bVと比較し、−aV以下でも、+bV以上でもないときに、S19にて、今回の電圧変化量の絶対値をx2V、y2Vと比較し、x2V以上でも、y2V以下でもないときに、断線が無いと判定したが、必ずしもこれに限定するものではなく、S18のステップとS19のステップを入れ替えても良い。また、S18のステップとS19のステップのどちらか一方のみを使用する処理であってもよい。
更には、この実施の形態では、ステップS18とステップ19の処理を、1つのドットに対して1回行っているが、これらのステップを複数回行うようにしてもよい。この場合には、2回目以降の判定値を1回目の処理時の判定値とは異なる値にする。また、複数の電圧値を取込んで、最終結果を計算によって予測することもできる。
1…CPU(中央処理装置)、10…ラインサーマルヘッド、11…ヘッドコントローラ、12…断線チェック部。
Claims (8)
- 複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドと、
前記ラインサーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電制御を行う制御手段と、
前記各発熱体への通電制御において、通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出する電圧変化量検出手段と、
前記電圧変化量検出手段が検出した前回の電圧変化量と今回の電圧変化量の差が、設定した許容差の範囲外になっているか否かを判定する差判定手段を備え、
前記差判定手段により、差が許容差の範囲外になっていないことが判定されると、断線が無いとして次の発熱体の断線チェックに移行することを特徴とするラインサーマルヘッドの断線チェック装置。 - 各発熱体への通電制御において、通電安定時の電圧を検出する電圧検出手段と、
差判定手段が許容差の範囲外になっていることを判定した状態で、前記電圧検出手段が検出した電圧値が設定した所定の範囲外になっていると、該当する発熱体の断線を判定する断線判定手段を備え、
前記断線判定手段が断線の有無を判定すると、次の発熱体の断線チェックに移行することを特徴とする請求項1記載のラインサーマルヘッドの断線チェック装置。 - 断線判定手段は、最初の発熱体の断線チェック時には、差判定手段による判定結果に関係なく、電圧検出手段が検出した電圧値により該当する発熱体の断線を判定することを特徴とする請求項2記載のラインサーマルヘッドの断線チェック装置。
- 複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドと、
前記ラインサーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電制御を行う制御手段と、
前記各発熱体への通電制御において、通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出する電圧変化量検出手段と、
前記電圧変化量検出手段が検出した電圧変化量の絶対値が、設定した許容値の範囲外になっているか否かを判定する絶対値判定手段を備え、
前記絶対値判定手段により、電圧変化量の絶対値が許容値の範囲外になっていないことが判定されると、断線が無いとして次の発熱体の断線チェックに移行することを特徴とするラインサーマルヘッドの断線チェック装置。 - 各発熱体への通電制御において、通電安定時の電圧を検出する電圧検出手段と、
絶対値判定手段が許容値の範囲外になっていることを判定した状態で、前記電圧検出手段が検出した電圧値が設定した所定の範囲外になっていると、該当する発熱体の断線を判定する断線判定手段を備え、
前記断線判定手段が断線の有無を判定すると、次の発熱体の断線チェックに移行することを特徴とする請求項4記載のラインサーマルヘッドの断線チェック装置。 - 断線判定手段は、最初の発熱体の断線チェック時には、絶対値判定手段による判定結果に関係なく、電圧検出手段が検出した電圧値により該当する発熱体の断線を判定することを特徴とする請求項5記載のラインサーマルヘッドの断線チェック装置。
- 複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電制御を行って通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出し、
前回検出した電圧変化量と今回検出した電圧変化量の差が、設定した許容差の範囲外になっているか否かを判定し、
差が許容差の範囲外になっていないことを判定すると、断線が無いとして次の発熱体の断線チェックに移行することを特徴とするラインサーマルヘッドの断線チェック方法。 - 複数の発熱体をライン状に設けたラインサーマルヘッドの各発熱体に、断線チェックのために順次通電制御を行って通電開始時の過渡状態における単位時間の電圧変化量を検出し、
この検出した電圧変化量の絶対値が、設定した許容値の範囲外になっているか否かを判定し、
絶対値が許容値の範囲外になっていないことを判定すると、断線が無いとして次の発熱体の断線チェックに移行することを特徴とするラインサーマルヘッドの断線チェック方法。
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